JP2001318966A - 生コンクリート製造工場のセメント在庫管理・生産管理方法 - Google Patents

生コンクリート製造工場のセメント在庫管理・生産管理方法

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JP2001318966A
JP2001318966A JP2000136711A JP2000136711A JP2001318966A JP 2001318966 A JP2001318966 A JP 2001318966A JP 2000136711 A JP2000136711 A JP 2000136711A JP 2000136711 A JP2000136711 A JP 2000136711A JP 2001318966 A JP2001318966 A JP 2001318966A
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cement
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ready
mixed concrete
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JP2000136711A
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English (en)
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Koichi Kawakami
晃一 川上
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生コンクリート製造工場側のセメント在庫管理
の負担をなくすと共に、セメント会社側による計画的在
庫管理と生産管理を実現してコストダウンを図ることを
課題とする。 【解決手段】生コンクリート製造工場4にはセメントサ
イロ8に貯蔵されているセメントの在庫量を監視する在
庫量監視装置7を設ける。また、在庫量監視装置7を公
衆回線10を介してセメント会社1の在庫集中管理セン
ター5の在庫管理用コンピュータ6に接続する。そし
て、在庫量監視装置7によってセメントサイロ8内のセ
メント在庫量を絶えず監視させておき、セメント在庫量
が予め設定した発注在庫量を下回ると、在庫量監視装置
7は公衆回線10を介して在庫集中管理センター5の在
庫管理用コンピュータ6に発注情報を自動的に送信す
る。在庫集中管理センター5側で前記発注情報を基にセ
メントの製造・配送指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、生コンクリート製
造工場で使用されているセメントの在庫管理、及び生産
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生コンクリート製造工場内で使用
するセメントの在庫管理はその工場の担当者が行ってお
り、担当者はセメントサイロ内の在庫量を常に気を配っ
ていて在庫量が少なくなると、その都度セメント販売店
に電話等で発注するようにしていた。
【0003】一方、生コンクリート製造工場より発注を
受けたセメント販売店ではその都度配送センターにセメ
ントの在庫確認を行い、在庫がある時には配送を指示
し、在庫不足の時には直ちにセメント製造工場へ不足分
の製造及び配送を指示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、生コンクリート製造工場にはセメントの
在庫管理を行う担当者を置いておく必要がある。そし
て、その担当者は絶えずセメントの在庫量に気を配って
いなければならず、確認もれ等により急な発注をするこ
ともあり、また余裕を持ったセメントの発注を行うと在
庫ロスを生じるなど、担当者に負担を強いるものであっ
た。
【0005】また、セメント販売店では突発的な注文に
対処するために配送センターにある程度余分にセメント
の在庫を抱えておく必要があり、またセメント製造工場
も同様で、余分な在庫や、余分なセメント配送車を抱え
ておく必要もあって、これら在庫ロス、輸送ロス、更に
は突発的な注文による製造ロスがコストアップの要因と
もなっていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、生コンクリート
製造工場のセメント在庫管理を生コンクリート製造工場
側で行うのではなく、セメント会社側で行うように仕組
みを変えることによって、生コンクリート製造工場側の
セメント在庫管理の負担をなくすと共に、セメント会社
側の計画的在庫管理と生産管理を実現してコストダウン
を図るようにした生コンクリート製造工場のセメント在
庫管理・生産管理方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1記載の生コンクリート製造工場の
セメント在庫管理・生産管理方法にあっては、少なくと
も1つ以上の生コンクリート製造工場にはセメントサイ
ロに貯蔵されているセメントの在庫量を監視する在庫量
監視装置を設けると共に、該在庫量監視装置を公衆回線
を介してセメント会社の在庫集中管理センターの在庫管
理用コンピュータに接続し、前記在庫量監視装置によっ
てセメントサイロ内のセメント在庫量を絶えず監視させ
ておき、セメント在庫量が予め設定した発注在庫量を下
回ると、在庫量監視装置は公衆回線を介して在庫集中管
理センターの在庫管理用コンピュータに発注情報を自動
的に送信すると共に、在庫管理用コンピュータ側の表示
装置には送信されてくる生コンクリート製造工場の発注
情報を逐次出力するようにしたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法にあっては、少
なくとも1つ以上の生コンクリート製造工場にはセメン
トサイロに貯蔵されているセメントの在庫量を監視する
在庫量監視装置を設けると共に、該在庫量監視装置を公
衆回線を介してセメント会社の在庫管理用コンピュータ
に接続し、前記在庫量監視装置によってセメントサイロ
内のセメント在庫量を定期的に取り込み、取り込んだ在
庫情報を公衆回線を介して在庫集中管理センターの在庫
管理用コンピュータに自動的に送信すると共に、在庫管
理用コンピュータ側の表示装置には送信されてくる生コ
ンクリート製造工場のセメントの在庫情報を逐次出力す
るようにしたことを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法にあっては、前
記在庫管理用コンピュータでは生コンクリート製造工場
より送信されてくる在庫情報を分析して在庫切れの予定
日を推測し、その発注予定情報を出力するようにしたこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項4記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法にあっては、前
記在庫管理用コンピュータから出力される発注情報又は
在庫情報又は発注予定情報を基に作成した製造・配送情
報をセメント製造工場の出荷管理用コンピュータに送信
し、セメント製造工場ではその情報に基づいてセメント
の製造計画と配送計画を立て、該計画に基づいてセメン
トを製造、配送するようにしたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1記載の生コ
ンクリート製造工場のセメント在庫管理・生産管理方法
によれば、生コンクリート製造工場にはセメントサイロ
のセメント在庫量を監視する在庫量監視装置を設けてお
き、該在庫量監視装置によってセメントサイロ内のセメ
ント在庫量を絶えず監視しておく。そして、セメント在
庫量が予め設定した発注在庫量を下回ると、在庫量監視
装置は公衆回線を介してセメント会社に設けた在庫集中
管理センターの在庫管理用コンピュータに発注情報を自
動的に送信する。この発注情報は在庫集中管理センター
の在庫管理用コンピュータの表示画面に直ちに出力され
る。在庫集中管理センターではこの発注情報を見て製造
・配送手配を行う。
【0012】このように、生コンクリート製造工場に設
置した在庫量監視装置がセメントの発注を公衆回線を介
して在庫集中管理センターに自動発信するので、生コン
クリート製造工場側ではセメントの在庫管理を行う担当
者を必要とせずに省人化が図れる。また、セメント会社
側は生コンクリート製造工場からの急な発注も少なくな
って余分なセメント在庫を抱え込むこともなく、また、
製造、配送を計画的に行うことができ、在庫ロス、配送
ロス、製造ロスを低減できてコストダウンを図ることが
できる。また、セメント会社は生コンクリート製造工場
のセメント在庫管理をセメント会社側で行うことを条件
にセメントの拡販を行っていくという新たなビジネスを
展開していくことができる。
【0013】また、請求項2記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法によれば、生コ
ンクリート製造工場のセメント在庫量を在庫量監視装置
によって定期的に取り込み、取り込んだ在庫情報を公衆
回線を介してセメント会社に設けた在庫集中管理センタ
ーの在庫管理用コンピュータに自動的に送信する。在庫
管理用コンピュータの表示装置には送信されてくる在庫
情報が逐次出力され、在庫集中管理センターでは生コン
クリート製造工場のセメントの在庫量と使用状況を把握
できる。この在庫量と使用状況から在庫切れとなる時期
がある程度予測され、これによって先行手配が可能とな
り、製造、配送手配を余裕を持って行える。
【0014】このように、生コンクリート製造工場に設
置した在庫量監視装置がセメント在庫量を公衆回線を介
して在庫集中管理センターに定期的に自動発信するの
で、在庫集中管理センターでは生コンクリート製造工場
のセメントの在庫が切れる時期が予測でき、セメント会
社では生産、配送計画をよりきめ細かく立てることがで
き、効率も更に良くなってコストダウンを図れる。
【0015】また、請求項3記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法によれば、在庫
集中管理センターの在庫管理用コンピュータは各生コン
クリート製造工場より送信されてくる在庫情報を基にコ
ンピュータ内で分析して在庫切れの予定日を推測し、そ
の発注予定情報を表示装置等に出力する。在庫集中管理
センターではこの出力された発注予定情報を基づいて製
造・配送の手配を行う。
【0016】このように、生コンクリート製造工場より
送信されてくる在庫情報を在庫集中管理センターの在庫
管理用コンピュータ内で分析して在庫切れの予定日を推
測し、これを基に製造、配送の先行手配を行うので、セ
メント会社ではセメントの製造、配送を計画的に行うこ
とができる。
【0017】また、請求項4記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法によれば、在庫
集中管理センターの在庫管理用コンピュータから出力さ
れる製造・配送情報をセメント製造工場のセメント出荷
管理用コンピュータに送信する。そして、セメント製造
工場ではその情報に基づいてセメントの効率の良い製造
計画と配送計画を立て、この製造、配送計画に基づいて
工場内でセメントを製造し、配送する。
【0018】このように、在庫集中管理センターの在庫
管理用コンピュータから出力されるセメントの製造・配
送情報がセメント製造工場に送信されるので、セメント
製造工場ではその製造・配送情報を基づいてセメントの
製造、配送を計画的に行うことができ、セメントの製
造、配送を効率良く行えてコストダウンを図れる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】第1図は本発明の一実施例である生コンク
リート製造工場のセメントの在庫管理・生産管理を行う
方法を説明するための概念図であり、図中の1はセメン
トを生産、販売するセメント会社であって、顧客からの
セメント注文をセメント販売店2にて受け付け、セメン
ト販売店2がセメント製造工場(またはセメント配送セ
ンター)3にセメントの製造、配送の指示を行い、この
製造、配送指示に基づいてセメント製造工場3では在庫
確認を行い、在庫がないときには製造して注文先まで配
送している。
【0021】前記セメント販売店2には生コンクリート
製造工場4のセメントの在庫量を管理する在庫集中管理
センター5を設置し、該在庫集中管理センター5には在
庫管理用コンピュータ6を設け、少なくとも一つ以上の
生コンクリート製造工場4から送信されてくる発注情
報、在庫情報を受信して顧客のセメント在庫の集中管理
を行うようにしている。なお、在庫集中管理センター5
の設置場所はセメント販売店2ではなく、セメント会社
1内、例えば、セメント製造工場3内に設置することも
できる。
【0022】一方、在庫集中管理センター5によってセ
メント在庫管理が行われる生コンクリート製造工場4に
はセメントの在庫量を監視する在庫量監視装置7を設置
しており、セメントサイロ8に取り付けたセメント在庫
量検出用のレベル計9の信号を取り込んで在庫量を絶え
ず監視している。このレベル計9の取り付け位置はセメ
ントサイロ8の空満位置に加えて空満位置の間の適宜位
置で、セメントを追加補充するために発注をかける在庫
量レベルの位置にも取り付ける。また、レベル計9がセ
メントの在庫量レベルを連続的に検出できる種類のもの
を採用するときには、在庫量監視装置7のコンピュータ
にはセメントの追加補充のための発注を行う在庫量(以
下、「発注在庫量」という)を予め入力設定しておく。
【0023】在庫量監視装置7は在庫集中管理センター
5の在庫管理用コンピュータ6に公衆回線10によって
接続されている。そして在庫量監視装置7はレベル計9
によってセメントサイロ8内の在庫量を常に検出し、該
検出値が発注在庫量を下回ると、公衆回線10を介して
在庫集中管理センター5の在庫管理用コンピュータ6に
発注情報を自動的に送信するようにプログラミングされ
ている。なお、携帯端末、インターネット利用による送
信も可能である。
【0024】送信する発注情報としては、在庫量監視装
置7に予め設定されているセメントの発注量、セメント
種類、及び生コンクリート製造工場名の他、配送期限等
の適宜の情報が含まれる。なお、在庫量監視装置7から
の発注方式としては、例えば、単なる発注信号だけでも
良く、この場合には在庫集中管理センター5の在庫管理
用コンピュータ6側に客先毎に対応できる発注情報のデ
ータベースを持っておき、このデータベースから必要事
項を抽出するようにしても良い。
【0025】また、在庫量監視装置7はレベル計9によ
って検出するセメントサイロ8内の在庫量が発注在庫量
を下回ると、自動的に公衆回線10を介して在庫集中管
理センター3に発注情報を送信するようにしたが、レベ
ル計9によって定期的に検出するセメント在庫量をその
都度、在庫情報として自動的に公衆回線10を介して在
庫集中管理センター5に送信するようにプログラミング
しておいても良い。この場合には、在庫集中管理センタ
ー5では、送信されてくる在庫情報より現在の在庫量と
使用状況が把握でき、この在庫量と使用状況から在庫切
れとなる時期がある程度予測され、これによって、セメ
ントの先行手配が可能となり、製造、配送手配を余裕を
持って行うことができる。
【0026】在庫集中管理センター5の在庫管理用コン
ピュータ6は、生コンクリート製造工場4の在庫量監視
装置7から送信されてくる発注情報または在庫情報を自
動受信し、表示画面等に逐次出力させるようしておく。
なお、受信した情報が特に発注情報であれば音を鳴らし
て知らせるようにしておくと良い。
【0027】また、受信した情報が在庫情報であれば、
この在庫情報を顧客毎に在庫管理用コンピュータ6に逐
次記憶させておき、いつでも在庫量の推移を見られるよ
うにしたり、また、その在庫情報の推移を基に在庫管理
用コンピュータ4内で分析処理して在庫切れの予定日を
推測し、その発注予定情報を表示画面等に適宜出力でき
るようにプログラミングしておく。
【0028】また、在庫集中管理センター5の在庫管理
用コンピュータ6は、セメント製造工場(または配送セ
ンター)3の出荷管理用コンピュータ11と通信ネット
ワーク12にて接続されており、在庫管理用コンピュー
タ6にて受信した発注情報又は在庫情報又は発注予定情
報を基に作成した製造・配送情報をセメント製造工場3
の出荷管理用コンピュータ11に送信している。
【0029】セメント製造工場3では出荷管理用コンピ
ュータ11にて受信した製造・配送情報に基づいてセメ
ントの製造計画と配送計画を立て、効率の良い製造及び
配送を行っている。
【0030】次に、生コンクリート製造工場のセメント
在庫管理・生産管理方法を図2のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0031】生コンクリート製造工場3の在庫量監視装
置7は、セメントサイロ8に設けたレベル計9の検出値
を絶えず取り込み(S1)、検出した在庫量が予め設定
した発注在庫量を下回ったかどうか判断し(S2)、在
庫量が発注在庫量を下回れば、セメント会社にセメント
の補充を連絡するための発注情報送信ファイルを発注デ
ータベースを参照して作成する(S3)。発注データベ
ースにはセメントサイロ8に貯蔵しているセメントの種
類、補充するセメント量等のセメント発注に必要なデー
タが格納されており、このデータベースから在庫切れを
おこしているセメントサイロ8のセメント発注に必要な
データを取り込み、これに顧客名を付して発注情報送信
ファイルを作成する。
【0032】発注情報ファイルが作成されると、在庫量
監視装置7は公衆回線10を介して発注情報送信ファイ
ルを在庫集中管理センター5に向けて自動送信する(S
4)。送信された発注情報送信ファイルは在庫集中管理
センター5の在庫管理用コンピュータ6に受信され(S
5)、在庫管理用コンピュータ6の表示画面等に出力さ
れる(S6)。この受信時に音を鳴らして知らせるよう
にしておくと、在庫集中管理センター5の事務員は発注
情報の着信に気がつき、確認後、直ちに製造、配送手配
を行うことができる。
【0033】また、セメント製造工場(または配送セン
タ)3へのセメントの製造又は配送指示をオンラインで
行う場合には、顧客の発注情報に基づいてセメント製造
工場にセメントの製造又は配送指示を行うために、顧客
データベースを参照しながら手動又は自動にて製造・配
送情報送信ファイルを作成する(S7)。また、作成さ
れた製造・配送情報は顧客データベースに記憶蓄積され
る。
【0034】前記作成された製造・配送情報送信ファイ
ルは、通信ネットワーク網12を介してセメント製造工
場(または配送センター)3の出荷管理用コンピュータ
11に向けて送信される(S8)。
【0035】セメント製造工場3の出荷管理用コンピュ
ータ11は、前記在庫集中管理センター5より送信され
てくる製造・配送情報送信ファイルを受信(S9)し、
表示画面等に出力する。セメント製造工場3では逐次送
信されてくる製造・配送情報を整理し(S12)、在庫
をチェックしながら効率の良い製造計画を立て(S1
1)、また配送計画も立てる(S12)。そして、前記
製造計画に基づいてセメントを製造し、また配送計画に
基づいて生コンクリート製造工場4へとセメントを配送
するのである(S13)。
【0036】次に、在庫量監視装置7によってセメント
サイロ8内のセメント在庫量を定期的に取り込む場合に
ついて説明する。セメントサイロ8の貯蔵レベルを表す
レベル計9の出力を在庫量監視装置7に定期的、例えば
一日又は一時間数回取り込み、この貯蔵レベルを在庫情
報とし在庫集中管理センター5に送信する。在庫集中管
理センター5の在庫管理用コンピュータ6は各生コンク
リート製造工場より送信されてくる在庫情報を逐次顧客
データベースに記憶しておくと共に、在庫集中管理セン
ター5では必要に応じて顧客のセメントの使用状況を表
示するなどして在庫切れの予定日を確認することができ
る。
【0037】また、コンピュータにて在庫量、使用状況
を分析して在庫切れの予定日を推測し、その発注予定情
報を表示装置等に出力して確認することもできる。この
ようにして生コンクリート製造工場4のセメントの在庫
切れの予定日が早めにわかれば、製造・配送情報として
セメント製造工場3に送信すれば、これによってセメン
ト製造工場では余裕を持って製造計画を詳細に立てるこ
とができ、より効率の良い製造、配送が可能となるメリ
ットがある。
【0038】このように、在庫集中管理センター5に
は、生コンクリート製造工場4の在庫量監視装置7から
セメント発注情報や在庫情報が自動的に送信されてくる
ので、生コンクリート製造工場4ではセメントの在庫管
理を行う担当者を必要とせずに省人化が図れる。また、
セメント会社1では在庫集中管理センター5にて生コン
クリート製造工場4のセメント在庫を集中管理すること
によって急な発注もなくて余分な在庫を抱え込む必要も
なく、また、製造、配送を計画的に行うことができて効
率が良くなり、コストダウンを図ることができる。ま
た、セメント会社1は生コンクリート製造工場4のセメ
ント在庫管理をセメント会社側で行うことを条件にセメ
ントの拡販を行っていくという新たなビジネスを展開し
て行くことができる。
【0039】また、生コンクリート製造工場4ではセメ
ント使用量は必ずしも毎日一定ではなく、仕事量によっ
て大きく変動を余儀なくされる。このとき、セメントの
使用量が前もって分かっておれば在庫量監視用コンピュ
ータ7に予めこれらのデータを入力しておき、在庫情報
と共に在庫集中管理センター5の在庫管理用コンピュー
タ6に送信したり、また、在庫管理用コンピュータ6側
からのアクセスによりこれら情報を見れるようにしてお
けば、セメント補充日の予測の際にこれらのデータを加
味した上で行うようにすればより実情に即した予測を行
うことができる。
【0040】なお、上記実施例では、セメントサイロ8
の在庫量はレベル計9にて検出するようにしたが、セメ
ントの使用量から在庫量を演算するようにしても良い。
また、在庫集中管理センター5の在庫管理用コンピュー
タ6側から在庫量監視用コンピュータ7にアクセスする
ことによっていつでも顧客のセメント在庫量を確認する
ことができるようにしておけば、セメントの製造・配送
計画を効率良く行うのに更に好都合となる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明に係る請求項1記載
の生コンクリート製造工場のセメント在庫管理・生産管
理方法によれば、少なくとも1つ以上の生コンクリート
製造工場にはセメントサイロに貯蔵されているセメント
の在庫量を監視する在庫量監視装置を設けると共に、該
在庫量監視装置を公衆回線を介してセメント会社の在庫
集中管理センターの在庫管理用コンピュータに接続し、
前記在庫量監視装置によってセメントサイロ内のセメン
ト在庫量を絶えず監視させておき、セメント在庫量が予
め設定した発注在庫量を下回ると、在庫量監視装置は公
衆回線を介して在庫集中管理センターの在庫管理用コン
ピュータに発注情報を自動的に送信すると共に、在庫管
理用コンピュータ側の表示装置には送信されてくる生コ
ンクリート製造工場の発注情報を逐次出力するようにし
たので、生コンクリート製造工場側ではセメントの在庫
管理を行う担当者を必要とせずに省人化が図れる。ま
た、セメント会社側は急な発注もなくて余分な在庫を抱
え込む必要もなく、また、製造、配送を計画的に行うこ
とができて在庫ロス、配送ロス、製造ロスを低減できて
コストダウンを図ることができる。また、セメント会社
は生コンクリート製造工場のセメント在庫管理をセメン
ト会社側で行うことを条件にセメントの拡販を行ってい
くという新たなビジネスを展開していくことができる。
【0042】また、請求項2記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法によれば、少な
くとも1つ以上の生コンクリート製造工場にはセメント
サイロに貯蔵されているセメントの在庫量を監視する在
庫量監視装置を設けると共に、該在庫量監視装置を公衆
回線を介してセメント会社の在庫集中管理センターの在
庫管理用コンピュータに接続し、前記在庫量監視装置に
よってセメントサイロ内のセメント在庫量を定期的に取
り込み、取り込んだ在庫情報を公衆回線を介して在庫集
中管理センターの在庫管理用コンピュータに自動的に送
信すると共に、在庫管理用コンピュータ側の表示装置に
は送信されてくる生コンクリート製造工場のセメントの
在庫情報を逐次出力するようにしたので、在庫集中管理
センターでは生コンクリート製造工場のセメントの在庫
が切れる時期が予測でき、生産、配送計画もよりきめ細
かく立てることができ、効率も更に良くなってコストダ
ウンを図れる。
【0043】また、請求項3記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法によれば、前記
在庫管理用コンピュータでは生コンクリート製造工場よ
り送信されてくる在庫情報を分析して在庫切れの予定日
を推測し、その発注予定情報を出力するようにしたの
で、製造・配送の先行手配によってセメント会社でのセ
メントの製造、配送を計画的に行うことができてコスト
ダウンが図れる。
【0044】また、請求項4記載の生コンクリート製造
工場のセメント在庫管理・生産管理方法によれば、前記
在庫管理用コンピュータから出力される発注情報又は在
庫情報又は発注予定情報を基に作成した製造・配送情報
をセメント製造工場の出荷管理用コンピュータに送信
し、セメント製造工場ではその情報に基づいてセメント
の製造計画と配送計画を立て、該計画に基づいてセメン
トを製造、配送するようにしたので、セメント製造工場
では出荷管理用コンピュータにて受信した発注情報又は
在庫情報又は発注予定情報を基に製造、配送を計画的に
行うことができるので、セメントの製造、配送を効率良
く行えてコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生コンクリート製造工場のセメン
ト在庫管理・生産管理方法の一実施例を示す概念図であ
る。
【図2】図1の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…セメント会社 2…セメント販売店 3…セメント製造工場 4…生コンクリート製
造工場 5…在庫集中管理センター 6…在庫管理用コンピ
ュータ 7…在庫量監視装置 8…セメントサイロ 9…レベル計 10…公衆回線 11…出荷管理用コンピュータ 12…通信ネットワー
ク網

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つ以上の生コンクリート製造
    工場にはセメントサイロに貯蔵されているセメントの在
    庫量を監視する在庫量監視装置を設けると共に、該在庫
    量監視装置を公衆回線を介してセメント会社の在庫集中
    管理センターの在庫管理用コンピュータに接続し、前記
    在庫量監視装置によってセメントサイロ内のセメント在
    庫量を絶えず監視させておき、セメント在庫量が予め設
    定した発注在庫量を下回ると、在庫量監視装置は公衆回
    線を介して在庫集中管理センターの在庫管理用コンピュ
    ータに発注情報を自動的に送信すると共に、在庫管理用
    コンピュータ側の表示装置には送信されてくる生コンク
    リート製造工場の発注情報を逐次出力するようにしたこ
    とを特徴とする生コンクリート製造工場のセメント在庫
    管理・生産管理方法。
  2. 【請求項2】少なくとも1つ以上の生コンクリート製造
    工場にはセメントサイロに貯蔵されているセメントの在
    庫量を監視する在庫量監視装置を設けると共に、該在庫
    量監視装置を公衆回線を介してセメント会社の在庫集中
    管理センターの在庫管理用コンピュータに接続し、前記
    在庫量監視装置によってセメントサイロ内のセメント在
    庫量を定期的に取り込み、取り込んだ在庫情報を公衆回
    線を介して在庫集中管理センターの在庫管理用コンピュ
    ータに自動的に送信すると共に、在庫管理用コンピュー
    タ側の表示装置には送信されてくる生コンクリート製造
    工場のセメントの在庫情報を逐次出力するようにしたこ
    とを特徴とする生コンクリート製造工場のセメント在庫
    管理・生産管理方法。
  3. 【請求項3】前記在庫管理用コンピュータでは生コンク
    リート製造工場より送信されてくる在庫情報を分析して
    在庫切れの予定日を推測し、その発注予定情報を出力す
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の生コンク
    リート製造工場のセメント在庫管理・生産管理方法。
  4. 【請求項4】前記在庫管理用コンピュータから出力され
    る発注情報又は在庫情報又は発注予定情報を基に作成し
    た製造・配送情報をセメント製造工場の出荷管理用コン
    ピュータに送信し、セメント製造工場ではその情報に基
    づいてセメントの製造計画と配送計画を立て、該計画に
    基づいてセメントを製造、配送するようにしたことを特
    徴とする請求項1又は2又は3記載の生コンクリート製
    造工場のセメント在庫管理・生産管理方法。
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