JP2001316198A - シリコン単結晶の成長方法 - Google Patents

シリコン単結晶の成長方法

Info

Publication number
JP2001316198A
JP2001316198A JP2000136811A JP2000136811A JP2001316198A JP 2001316198 A JP2001316198 A JP 2001316198A JP 2000136811 A JP2000136811 A JP 2000136811A JP 2000136811 A JP2000136811 A JP 2000136811A JP 2001316198 A JP2001316198 A JP 2001316198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
growing
silicon single
speed
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000136811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4521933B2 (ja
Inventor
Hirotsugu Haga
博世 芳賀
Shin Kojima
慎 小島
Shigemi Saga
茂美 嵯峨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEMC Japan Ltd
Original Assignee
MEMC Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEMC Japan Ltd filed Critical MEMC Japan Ltd
Priority to JP2000136811A priority Critical patent/JP4521933B2/ja
Priority to EP01914414A priority patent/EP1259664A2/en
Priority to PCT/US2001/005379 priority patent/WO2001063022A2/en
Priority to US10/204,654 priority patent/US6869477B2/en
Priority to KR1020027010918A priority patent/KR20020081343A/ko
Priority to TW090104084A priority patent/TW500841B/zh
Publication of JP2001316198A publication Critical patent/JP2001316198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4521933B2 publication Critical patent/JP4521933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/20Controlling or regulating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/02Elements
    • C30B29/06Silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/20Controlling or regulating
    • C30B15/22Stabilisation or shape controlling of the molten zone near the pulled crystal; Controlling the section of the crystal

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太い径の絞り部を採用しながら、特殊な形状
を有する絞り部を採用する必要もなく、また、かなりの
習熟と経験が必要とされる操作をも必要としない、絞り
部の長さをできるだけ短くすることができる、CZ法は
勿論のこと、MCZ法にも適応可能なシリコン単結晶の
成長方法の提供。 【解決手段】 育成速度を通常速度から極端な低速度に
下げて一定時間保持する操作を少なくとも1回、好まし
くは、3回以上繰り返すことを特徴とするシリコン単結
晶の成長方法により上記課題を達成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、半導体デバイス
の素材として使用されるシリコンウエーハ及びそのウエ
ーハを製造するためのシリコン単結晶成長方法に関す
る。特に、本発明はチョクラルスキー法(以下CZ法と
称する。)による大口径を有するシリコン単結晶の成長
の際に、効率よくスリップ転位を除去しつつ、大口径
で、かつ、高重量の単結晶引き上げすることができる絞
り部育成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 半導体デバイスの製造に使用されるシ
リコンウエーハは、主にCZ法により成長させた単結晶
から採取される。CZ法とは、周知の如く、石英坩堝内
に収容されたシリコンの原料融液に種結晶を漬け、種結
晶及び石英坩堝を逆方向に回転させながら種結晶を引き
上げることにより、その下にシリコンの単結晶を育成す
る方法である。
【0003】 このようなCZ法による成長プロセスを
経て製造されるシリコンウエーハでは、デバイスチップ
の集積度向上に伴うチップ面積の拡大により大径化が急
速に進んでおり、現在200mm(8インチ)〜300
mm(12インチ)径の結晶でのデバイスプロセスの実
操業化が進められている。
【0004】 このようにウエーハの大径化により、デ
バイスの歩留りは上がるが、一方では、大口径結晶や大
容量の結晶成長方法においては、絞り部における破断の
問題の解決が急務となっている。特に、大口径結晶や大
容量の結晶を得ようとするには、絞り部における破断を
回避するために絞り部の径を太くする必要がある。とこ
ろが、太い径の絞り部を用いた場合には、従来の絞り部
育成工程では、種結晶が融液に接触する際にスリップ転
位が入ってしまうという問題がある。このスリップ転位
の導入を最小限におさえるために、種結晶の先端部を円
錐形にする方法が特開平4−104988号公報で提案
されているが、特殊形状の種結晶を用いるため、その種
結晶の加工が容易ではなく、結果としてコストがかさむ
こととなるという問題がある。また、生成させた結晶を
所望とする長さの範囲内で無転位化できなかったときに
は、種結晶を交換して再度引き上げ作業を開始する必要
が生じる。この交換作業には、長時間を要し、生産性に
及ぼす影響が極めて大きいという問題がある。さらに、
種結晶のホルダー中にヒーターが配置されているため
に、種結晶と絞り部との間に温度勾配が形成されにく
く、そのために、極めてこの種の引き上げ速度として
は、遅い速度を採用している。従って、シリコン単結晶
の成長方法としては、経済的に大きな問題がある方法と
いえる。
【0005】 また、従来の方法では、絞り部育成条件
をいろいろ変更しても、無転位化するためには、絞り部
の直径を最低3〜4mmまで絞り込めば、簡単に転位を
抜くことができる。しかし、絞り部の直径があまり細い
とシリコン単結晶の引き上げ中に破断するなどの障害が
生ずるおそれがある。一方、絞り部径を太くすればする
程、転位を除去するためには、より絞り部の長さを長く
する必要が生じてくる。絞り部の長さを短縮する方法と
しては、絞り部の径を太くしたり、細くしたりする操作
を繰り返し、太い部分の径が細い径の2倍以上にするこ
とにより絞り部の長さを短縮する方法も特開平11−1
99384号公報に提案されている。しかしながら、絞
り部の径を太くしたり、細くしたりする操作を繰り返
し、絞り部の太い部分の径が細い径の2倍以上にするた
めには、拡径部の形成を繰り返す必要があり、そのため
には、絞り部の直径目標変更を頻繁に行わなければなら
ず、工程管理が複雑となるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、CZ法は
勿論のことMCZ法(マグネット印加下、横磁場、カプ
ス型)にも適応可能な、大口径結晶や大重量の結晶を成
長させる方法において、成長途中で、転位は勿論のこと
破断発生もさせること無く、成長する際に必要とされる
太い径の絞り部を採用しながら、絞り部の長さはできる
だけ長くせずにシリコン単結晶を成長させることができ
る方法を提供しようとするものである。勿論、絞り部の
長さをできるだけ短くするために、絞り部の形状を特殊
な形状とする必要もなく、また、かなりの習熟と経験が
必要とされる操作により絞り部の長さをできるだけ短く
する必要もない方法により、極めて汎用性の高い種結晶
を使用して、スリップ転位発生を除去しつつ、しかも、
破断の発生を実質的に防止できるシリコン単結晶を成長
させることができる方法を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは、上記の
課題を解決するために種々研究の結果、7mm以上の先
端径を有する種結晶を使用して、絞り部の径が5mm以
上から7mm未満という比較的太い絞り部を採用した条
件下でも、育成速度を通常速度から極端に低速度に下げ
て一定時間保持する操作を少なくとも一回、好ましくは
3回以上繰り返し、シリコン原料融液と種結晶の界面の
形を凹形と凸形とに繰り返し変化させることにより、C
Z法は勿論のこと、MCZ法においても、絞り部の長さ
を極めて短くすることができると共に、効率よくスリッ
プ転位を除去することができることを見出し、本発明を
完成させたものである。
【0008】 すなわち、本発明によれば、第1に、種
結晶をシリコン融液に接触させて絞り部育成を行う際
に、絞り部の径が5mm以上7mm未満となるように保
持しつつ、育成中に育成速度を著しい低速度に一定時間
保持する操作を少なくとも1回行うことを特徴とする、
スリップ転位発生のないシリコン単結晶の成長方法が提
供される。
【0009】 さらに、本発明によれば、前記シリコン
単結晶の育成に当たり、7mm以上の先端径を有する種
結晶を使用することを特徴とする請求項1に記載のシリ
コン単結晶の成長方法、前記の育成速度を著しい低速度
で一定時間保持する操作により、種結晶とシリコン融液
の界面形状を凹形から凸形に変化させることにより効率
的にスリップ転位を除去することを特徴とするシリコン
単結晶の成長方法、前記著しい低速度が、0.80mm
/min以下であることを特徴とするシリコン単結晶の
成長方法、前記著しい低速度が、0.50mm/min
以下であることを特徴とするシリコン単結晶の成長方
法、および前記著しい低速度の保持時間が30秒〜5分
であることを特徴とするシリコン単結晶の成長方法、が
提供される。
【0010】 また、前記通常の育成速度と前記著しい
低速度での育成速度の速度差が、1.50mm/min
以上であることを特徴とするシリコン単結晶の成長方
法、前記通常の育成速度と前記著しい低速度での育成速
度の速度差が、2.50mm/min以上であることを
特徴とするシリコン単結晶の成長方法、通常の育成速度
と前記著しい低速度での育成速度との育成速度の切り替
えを1分以内の時間で完了させることを特徴とするシリ
コン単結晶の成長方法、前記育成速度の切り替えを10
秒〜20秒以内の時間で完了させることを特徴とするシ
リコン単結晶の成長方法、育成速度を著しい低速度に一
定時間保持する操作を3回以上行うことを特徴とするシ
リコン単結晶の成長方法、およびシリコン単結晶の育成
を磁場印加下で行うことを特徴とするシリコン単結晶の
成長方法が提供される。
【0011】 さらにまた、絞り部の径が5mm以上7
mm未満であって、かつ、同絞り部には、100mmの
長さを超えた箇所には、スリップ転位を有することのな
いシリコン単結晶、前記シリコン単結晶が、7mm以上
の先端径を有する種結晶を使用して製造されたことを特
徴とするシリコン単結晶、上述したシリコン単結晶の成
長方法のいずれかの方法により絞り部が育成されたこと
を特徴とする口径が200mm以上のシリコン単結晶が
提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下本発明を具体的に説明す
る。本発明は、種結晶の絞り部の太さが、5mm以上〜
7mm未満となるものを用い、絞り部の長さを著しく短
縮しつつ、効率よくスリップ転位の発生を除去するため
には、絞り部の育成期間中に、育成速度を200mmや
300mm口径シリコン単結晶の通常の育成速度よりも
少なくとも1.50mm以上、より好ましくは2.50
mm以上、さらに好ましくは3.00mm以上の速度差
が生ずるように減速して、一定時間保持した後、再び通
常の速度に戻し、一定時間保持するという操作を所望の
回数、少なくとも1回、好ましくは3回以上繰り返すこ
とが効果的であるという知見に基づくものである。
【0013】 なお、通常の速度としては、2〜5mm
/minの速度が採用されているが、この速度は必ずし
も普遍的なものではなく、操作条件などにより異なるこ
とがしばしばあるので、低速度での引き上げ速度を、通
常の速度と低速度のとの差で管理することが好ましい。
換言すれば、両者の差が、一定以上の範囲内にあれば、
通常の速度を、引き上げ条件により、変動させることを
余儀なくされても、所望の効果が達成できる。引き上げ
時の通常の速度が、2〜5mm/minの範囲内である
場合、著しい低速度としては、0.8mm/min以下
であれば、界面形状が凹形から凸形への変化に伴い無転
位化が始まるが、好ましくは、0.5mm/min以下
とすればより効率的に無転位を達成できる。
【0014】 通常の育成速度、例えば、2〜5mm/
minの範囲内の速度で結晶を引き上げる際に所望とさ
れる時間、例えば、引き上げた絞り部の長さが少なくと
も10mm、好ましくは15mm、より好ましくは20
mmとなる時点まで同速度を保持した後、結晶の引き上
げ速度を、所定の時間径の増加が生じない速度であっ
て、かつ、引き上げ開始当初に設定した通常の引き上げ
速度よりも少なくとも1.50mm/min以上、好ま
しくは、2.50mm/min以上通常速度に比較して
減速となるような速度に落として、所定の時間、例え
ば、1〜5分程度、好ましくは2〜3分間程度、同速度
に保持した後、再び通常の速度に戻す。通常速度として
設定した速度にもよるが、通常、この様な減速速度は、
0.8mm/min以下、好ましくは0.5mm/mi
n以下、より好ましくは0.3mm/min以下に設定
すればよい。なお、切り替えに要する時間は、短ければ
短い方がよく、通常は、20秒以下、好ましくは10秒
以下である。これは、あまり時間がかかると、絞り部の
外径が変動し、低速への切り替え操作により得られる効
果が減殺されるからである。
【0015】 すなわち、著しい低速度で一定時間保持
する操作を少なくとも1回、好ましくは3回以上絞り部
の育成中に行う。著しい低速度で一定時間保持する操作
が終了後は、所望とする時間内に通常の速度に戻して育
成を続ける。通常、著しい低速度での保持時間にもよる
が、著しい低速度での保持操作が1回含まれれば、所望
の効果、すなわち、絞り部の長さを比較的長くすること
なく、転位を除去でき、破断も防止できるという効果を
上げることができる。しかし、より確実とするために
は、複数回、例えば、3回以上上記の著しい低速度での
保持操作を繰り返すことが好ましい。なお、低速度での
育成操作と通常速度での育成操作とを相互に切り替えを
行う際に要する時間は、短ければ短いほど好ましいが、
通常は1分以内、より好ましくは、20秒〜10秒程
度、さらに好ましくは10秒以下である。
【0016】 この様な効果を上げることができる理由
としては、一般に育成速度を下げると結晶径は太るとい
うことは知られているが、極端に下げると、例えば、
0.80mm/min以下、好ましくは0.50mm/
min以下、より好ましくは0.30mm/min以下
にすると、短い保持時間の間では結晶融液の界面形状は
変化するが、絞り部は太りも細りもせず、同じ径で維持
することができるという現象によるものと考えられる。
この様な現象が発生するのは、上記のような著しい低速
にすることにより、生成した結晶とシリコン原料の融液
との界面形状が、凸形から凹形に変わり、絞り部の外側
に集まった転位は抜けて行くものと考えられる。
【0017】 本発明にかかる成長方法においては、上
述の如く、CZ法は勿論のことMCZ法にも適応可能で
あり、また、使用する種結晶の結晶方位に関しては、特
に制限が無く、結晶方位が<100>であっても、<1
11>であっても使用可能である。なお、種結晶の先端
部の太さが、7mm以上のものを用いることが好ましい
のは上述の如くであるが、種結晶の先端部の太さは、引
き上げ操作の開始時に7mm以上あればよく、例えば、
先端部がこれよりの細いものを使用し、融液中で先端部
を溶かしたりすることにより7mm以上とすることも可
能である。即ち、本発明においては、引き上げ操作の開
始時に、種結晶の先端部の太さが7mm以上あればよ
く、種結晶をチャックに装着するときに、種結晶の先端
部の太さが7mm以上あることを要するものではないこ
とは勿論である。上記以外の操作条件は、通常の結晶成
長方法と同じ条件を採用すればよい。
【0018】 つぎに、本発明に係る方法により絞り部
を育成した場合の転位除去効果について説明する。先
ず、磁場を印加しない条件下での単結晶の育成例につい
て説明することとする。なお、この例においては、単結
晶の引き上げ成長は、140kgチャージ可能な直径6
00mm(24インチ)の坩堝を使用して行った。底部
が12mm角の種結晶を使用して、絞り部の育成を以下
のようなスケジュールで行った。すなわち、種結晶の先
端部に形成される絞り部の径が5mm以上となるに充分
な速度である4mm/minで200mm口径のシリコ
ン単結晶を引き上げ、絞り部の引き上げの長さが20m
mに達する毎に、育成速度を0.20mm/minに落
とし、この速度を1分間保持する操作を、計10回繰り
返した。この結果得られた絞り部は、図1のX線トポグ
ラフに示してあるように、1回目の低育成速度での引き
上げ操作時には、ほぼ転位は抜けていることが認められ
る。
【0019】 従って、本発明に係る方法に基づき、育
成速度を切り替えることにより、少なくとも1回、好ま
しくは3回で転位を除去することができることが判る。
一方、比較例として行った、絞り部の太さが同じ5mm
の種結晶を用いて、引き上げ速度を4.00mm/mi
nとした通常の絞り工程による場合には、図3に示した
絞り部のX線トポグラフから明らかなように、スリップ
転位を完全に除去できる絞り部の長さは、150mmか
ら200mmが必要なことが判る。
【0020】 次に、磁場を印加した条件下での単結晶
の育成例について、磁場を印加しない条件下での単結晶
の育成例、並びに磁場を印加した条件下および磁場を印
加しない条件下での通常の育成速度を育成操作終了まで
保持した場合との比較において説明することとする。な
お、この例においては、単結晶の引き上げ成長は、14
0kgチャージ可能な直径600mm(24インチ)の
坩堝を使用して行った。坩堝の側面から印加した磁場の
強さは、3000ガウスである。
【0021】 底部が12mm角の種結晶を使用して、
絞り部の育成を以下のようなスケジュールで行った。す
なわち、種結晶の先端部に形成される絞り部の径が約
6.5mmとなるに充分な通常の育成速度である2.0
0mm/min〜5.00mm/minで200mm口
径のシリコン単結晶を引き上げ、絞り部の引き上げの長
さが20mmに達する毎に、育成速度を低育成速度とし
ての0.20mm/minに落とし、この速度を2分間
保持する操作を、計5回繰り返した。なお、このときの
通常育成速度と低育成速度との切り替え操作は、15秒
以内に完了させた。この例においては、次のような結果
が得られた。磁場印加例での本発明に係るシリコン単結
晶は、100mm以内の絞り部に転位が認められたもの
は、僅かに3%であり、また、比較のための磁場を印加
しなかった場合では、本発明に係る育成方法によるシリ
コン単結晶の場合には、100mm以内の絞り部では転
位が認められたものは、その割合は僅かに2%であっ
た。
【0022】 しかるに、引き上げ速度を育成操作終了
まで通常育成速度である2.00mm/min〜5.0
0mm/minに保持し、かつ、3000ガウスの磁場
を横から印加した場合においては、100mm以内の絞
り部には100%の高頻度で、また、100mmを超え
200mm以内の絞り部でも依然として100%の頻度
で転位が認められた。磁場を印加せず、引き上げ速度を
2.00mm/min〜5.00mm/minの範囲内
に育成操作終了まで保持したものの場合には、100m
m以内の絞り部には89%の高頻度で転位が認められた
が、100mmを超え200mm以内の絞り部では、4
%の頻度で転位が認められた。以上から明らかな通り、
特に磁場を印加する条件下でのシリコン単結晶育成に
は、本発明に係るシリコン単結晶の育成方法は、極めて
優れた方法と言える。
【0023】
【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発
明に係るシリコン単結晶の育成方法、特に磁場印加下の
シリコン単結晶の育成方法によれば、少なくとも200
mmの口径単結晶シリコンを成長させるに際して、先端
径が7mm以上の種結晶を使用し、かつ、5mm以上〜
7mm未満の絞り部を形成する場合でも、スリップ転位
を100mm以内で除去できるという効果が発揮される
こととなる。しかも、引き上げ操作中での破断も実質的
に生じないため極めて経済的な方法といえる。かくし
て、端径が7mm以上の種結晶を使用して育成した、5
mm以上〜7mm未満の絞り部を有し、かつ、絞り部上
のスリップ転位が100mmの長さを超えては形成され
ない口径が200mm(8インチ)以上、更には300
mm(12インチ)の大口径のシリコン単結晶が提供さ
れることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る絞り部の育成方法により育成し
た絞り部のX線トポグラフによる写真である。
【図2】 本発明に係る絞り部の育成方法における通常
速度−著しい低速度での操作の切り替えスケジュール
と、経時的な絞り部の口径の変動を示すグラフである。
【図3】 従来の絞り部の育成方法により育成した絞り
部のX線トポグラフによる写真である。
【図4】 従来の絞り部の育成方法により育成したとき
の引き上げ速度の変動経過と絞り部の経時的な口径の変
動を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嵯峨 茂美 栃木県宇都宮市清原工業団地11番2 エ ム・イー・エム・シー株式会社内 Fターム(参考) 4G077 AA02 AB10 BA04 CF10 EH09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種結晶をシリコン融液に接触させて絞り
    部育成を行う際に、絞り部の径が5mm以上7mm未満
    となるように保持しつつ、育成中に育成速度を著しい低
    速度に一定時間保持する操作を少なくとも1回行うこと
    を特徴とする、スリップ転位発生のないシリコン単結晶
    の成長方法。
  2. 【請求項2】 前記シリコン単結晶の育成に当たり、7
    mm以上の先端径を有する種結晶を使用することを特徴
    とする請求項1に記載のシリコン単結晶の成長方法。
  3. 【請求項3】 前記の育成速度を著しい低速度で一定時
    間保持する操作により、種結晶とシリコン融液の界面形
    状を凹形から凸形に変化させることにより効率的にスリ
    ップ転位を除去することを特徴とする請求項1または2
    に記載のシリコン単結晶の成長方法。
  4. 【請求項4】 前記著しい低速度が、0.80mm/m
    in以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載のシリコン単結晶の成長方法。
  5. 【請求項5】 前記著しい低速度が、0.50mm/m
    in以下であることを特徴とする請求項4に記載のシリ
    コン単結晶の成長方法。
  6. 【請求項6】 前記著しい低速度の保持時間が30秒〜
    5分であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載のシリコン単結晶の成長方法。
  7. 【請求項7】 前記通常の育成速度と前記著しい低速度
    での育成速度の速度差が、1.50mm/min以上で
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
    載のシリコン単結晶の成長方法。
  8. 【請求項8】 前記通常の育成速度と前記著しい低速度
    での育成速度の速度差が、2.50mm/min以上で
    あることを特徴とする請求項7に記載のシリコン単結晶
    の成長方法。
  9. 【請求項9】 通常の育成速度と前記著しい低速度での
    育成速度との育成速度の切り替えを1分以内の時間で完
    了させることを特徴とする請求項7に記載のシリコン単
    結晶の成長方法。
  10. 【請求項10】 前記育成速度の切り替えを10秒〜2
    0秒以内の時間で完了させることを特徴とする請求項9
    に記載のシリコン単結晶の成長方法。
  11. 【請求項11】 育成速度を著しい低速度に一定時間保
    持する操作を3回以上行うことを特徴とする請求項1〜
    10のいずれか1項に記載のシリコン単結晶の成長方
    法。
  12. 【請求項12】 シリコン単結晶の育成を磁場印加下で
    行うことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に
    記載のシリコン単結晶の成長方法。
  13. 【請求項13】 絞り部の径が5mm以上7mm未満で
    あって、かつ、同絞り部には、100mmの長さを超え
    た箇所には、スリップ転位を有することのないシリコン
    単結晶。
  14. 【請求項14】 前記シリコン単結晶が、7mm以上の
    先端径を有する種結晶を使用して製造されたことを特徴
    とする請求項13に記載のシリコン単結晶。
  15. 【請求項15】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の方法により絞り部が育成されたことを特徴とする口径
    が200mm以上のシリコン単結晶。
JP2000136811A 2000-02-22 2000-05-10 シリコン単結晶の成長方法 Expired - Lifetime JP4521933B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000136811A JP4521933B2 (ja) 2000-02-22 2000-05-10 シリコン単結晶の成長方法
EP01914414A EP1259664A2 (en) 2000-02-22 2001-02-20 Controlled neck growth process for single crystal silicon
PCT/US2001/005379 WO2001063022A2 (en) 2000-02-22 2001-02-20 Controlled neck growth process for single crystal silicon
US10/204,654 US6869477B2 (en) 2000-02-22 2001-02-20 Controlled neck growth process for single crystal silicon
KR1020027010918A KR20020081343A (ko) 2000-02-22 2001-02-20 단결정 실리콘을 위한 제어된 네크 성장 공정
TW090104084A TW500841B (en) 2000-02-22 2001-04-18 Controlled neck growth process for single crystal silicon

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-44369 2000-02-22
JP2000044369 2000-02-22
JP2000136811A JP4521933B2 (ja) 2000-02-22 2000-05-10 シリコン単結晶の成長方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001316198A true JP2001316198A (ja) 2001-11-13
JP4521933B2 JP4521933B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=26585834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000136811A Expired - Lifetime JP4521933B2 (ja) 2000-02-22 2000-05-10 シリコン単結晶の成長方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1259664A2 (ja)
JP (1) JP4521933B2 (ja)
KR (1) KR20020081343A (ja)
TW (1) TW500841B (ja)
WO (1) WO2001063022A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326736A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Sumco Corp シリコン単結晶の製造方法
JP2016183072A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社Sumco シリコン単結晶の製造方法
JP2022540167A (ja) * 2019-07-11 2022-09-14 ジルトロニック アクチエンゲゼルシャフト シリコン単結晶をチョクラルスキー法によって引き上げる方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10137856B4 (de) * 2001-08-02 2007-12-13 Siltronic Ag Durch tiegelloses Zonenziehen hergestellter Einkristall aus Silicium
EP1974077A2 (en) 2006-01-20 2008-10-01 BP Corporation North America Inc. Methods and apparatuses for manufacturing monocrystalline cast silicon and monocrystalline cast silicon bodies for photovoltaics
US8440157B2 (en) 2007-07-20 2013-05-14 Amg Idealcast Solar Corporation Methods and apparatuses for manufacturing cast silicon from seed crystals
WO2009015168A1 (en) 2007-07-25 2009-01-29 Bp Corporation North America Inc. Methods for manufacturing geometric multi-crystalline cast materials
US8709154B2 (en) 2007-07-25 2014-04-29 Amg Idealcast Solar Corporation Methods for manufacturing monocrystalline or near-monocrystalline cast materials
KR101515373B1 (ko) * 2014-10-22 2015-04-28 하나머티리얼즈(주) 높은 내구성을 갖는 플라즈마 처리 장치용 단결정 실리콘 부품의 제조 방법
KR101665827B1 (ko) * 2014-12-30 2016-10-12 주식회사 엘지실트론 잉곳 계면의 형상을 제어할 수 있는 단결정 성장 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130995A (ja) * 1999-10-29 2001-05-15 Sumitomo Metal Ind Ltd シリコン単結晶の引上げ方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04104988A (ja) * 1990-08-20 1992-04-07 Fujitsu Ltd 単結晶成長方法
US5501172A (en) * 1994-03-11 1996-03-26 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Method of growing silicon single crystals
US5487355A (en) * 1995-03-03 1996-01-30 Motorola, Inc. Semiconductor crystal growth method
US5578284A (en) * 1995-06-07 1996-11-26 Memc Electronic Materials, Inc. Silicon single crystal having eliminated dislocation in its neck
JP2973917B2 (ja) * 1996-03-15 1999-11-08 住友金属工業株式会社 単結晶引き上げ方法
US5885344A (en) * 1997-08-08 1999-03-23 Memc Electronic Materials, Inc. Non-dash neck method for single crystal silicon growth
JPH11199384A (ja) * 1997-12-27 1999-07-27 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコン単結晶の成長方法
JP3440819B2 (ja) * 1998-04-07 2003-08-25 信越半導体株式会社 シリコン単結晶の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130995A (ja) * 1999-10-29 2001-05-15 Sumitomo Metal Ind Ltd シリコン単結晶の引上げ方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326736A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Sumco Corp シリコン単結晶の製造方法
JP2016183072A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社Sumco シリコン単結晶の製造方法
JP2022540167A (ja) * 2019-07-11 2022-09-14 ジルトロニック アクチエンゲゼルシャフト シリコン単結晶をチョクラルスキー法によって引き上げる方法
JP7255011B2 (ja) 2019-07-11 2023-04-10 ジルトロニック アクチエンゲゼルシャフト シリコン単結晶をチョクラルスキー法によって引き上げる方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4521933B2 (ja) 2010-08-11
WO2001063022A3 (en) 2002-07-25
TW500841B (en) 2002-09-01
KR20020081343A (ko) 2002-10-26
WO2001063022A2 (en) 2001-08-30
EP1259664A2 (en) 2002-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5911822A (en) Method of manufacturing silicon monocrystal, and seed crystal used in the method
US6869477B2 (en) Controlled neck growth process for single crystal silicon
JP2008184374A (ja) シリコン結晶素材及びその製造方法
JP2001316198A (ja) シリコン単結晶の成長方法
JP2003313089A (ja) 単結晶シリコンの製造方法、単結晶シリコンウェーハの製造方法、単結晶シリコン製造用種結晶、単結晶シリコンインゴットおよび単結晶シリコンウェーハ
JPH09255485A (ja) シリコン単結晶の製造方法および種結晶
JP3684769B2 (ja) シリコン単結晶の製造方法および保持する方法
JP2848067B2 (ja) シリコン単結晶の種結晶
KR100582237B1 (ko) 실리콘 단결정 제조방법
JP2525300B2 (ja) シリコン単結晶の製造方法
JP4407188B2 (ja) シリコンウェーハの製造方法およびシリコンウェーハ
JPH11199384A (ja) シリコン単結晶の成長方法
JPH09235186A (ja) 単結晶引き上げ用種結晶及び該種結晶を用いた単結晶の引き上げ方法
US6267815B1 (en) Method for pulling a single crystal
JP4224906B2 (ja) シリコン単結晶の引上げ方法
JP3440819B2 (ja) シリコン単結晶の製造方法
JP4215249B2 (ja) シリコン種結晶およびシリコン単結晶の製造方法
JPH10324594A (ja) シリコン種結晶およびその製造方法、並びにこれらの種結晶を用いてシリコン単結晶を製造する方法
JPH11209197A (ja) シリコン単結晶の製造方法
JPH11240793A (ja) シリコン単結晶の製造方法
JP2007084358A (ja) シリコン単結晶の製造方法
JPH11199389A (ja) シリコン単結晶の製造方法および種結晶
JPH09249493A (ja) 単結晶引き上げ用種結晶及び該種結晶を用いた単結晶引き上げ方法
JPH09249495A (ja) 単結晶引き上げ用種結晶及び該種結晶を用いた単結晶引き上げ方法
JPH0753294A (ja) シリコン単結晶の成長方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091116

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4521933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316304

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term