JP2001300437A - 自動畳表清浄装置 - Google Patents

自動畳表清浄装置

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JP2001300437A
JP2001300437A JP2000166809A JP2000166809A JP2001300437A JP 2001300437 A JP2001300437 A JP 2001300437A JP 2000166809 A JP2000166809 A JP 2000166809A JP 2000166809 A JP2000166809 A JP 2000166809A JP 2001300437 A JP2001300437 A JP 2001300437A
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buff
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cleaning
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Yasuhiro Kishimoto
康広 岸本
Kenichi Nakamura
謙一 中村
Yasuaki Matsui
康明 松井
Masaki Koroyasu
雅樹 頃安
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Kyokuto Sanki Co Ltd
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06GMECHANICAL OR PRESSURE CLEANING OF CARPETS, RUGS, SACKS, HIDES, OR OTHER SKIN OR TEXTILE ARTICLES OR FABRICS; TURNING INSIDE-OUT FLEXIBLE TUBULAR OR OTHER HOLLOW ARTICLES
    • D06G1/00Beating, brushing, or otherwise mechanically cleaning or pressure cleaning carpets, rugs, sacks, hides, or other skin or textile articles or fabrics

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長い畳表の両面を人の手を煩わすことなく一
度の工程で確実に自動的に清浄され装置を提供し、省力
効果は大きく能率よくできるようにする。 【構成】 作業者の立つステップ21下にある畳表Aを
入れる原反カゴB、畳表Aを正しく搬入するためのガイ
ドバー1、畳表の搬送用の送りローラ7と該送りローラ
7の上に設置された押さえローラ8〜13、上段の筐体
19内に設置されて畳表Aの上面を清浄するブラシ2、
同じく筐体19内に設置されたバフ5、畳表Aをスムー
スに下降させてUターンさせるための送りガイドとなる
搬送ベルト22と該搬送ベルト22を巡回させるローラ
14、下段の筐体19内に設置されて畳表Aの下面を清
浄する回転ブラシ3と回転バフ6及び搬送中に畳表Aの
上面に付着した粉塵を除去する小型のブラシ4から本発
明装置は構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は畳製造分野において利用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】畳表は製造工程において、刈り取った藺
草を染め土のなかに浸し、この藺草を乾燥させて製織加
工している。この泥染め工程を経ることにより青緑の畳
表を得ることができる。この染め土は、畳製造中の変色
を抑える効果があるため、畳に仕上げたあと、人手によ
りブラシで除去したり、ブラシを回転させながら畳表の
泥を除去する方法がとられていた。比較的新しい方法と
して、筐体内部にブラシを具備し、筐体が移動しながら
畳表を清浄する装置等が用いられている。以上の技術は
畳床に畳表を張った後に畳表を清浄する方式である。
【0003】一方、畳床に張るまえに畳表の片面のみを
清浄する装置がある。ローラにより搬入された長い畳表
が固定された筐体内のブラシの回転により清浄されて搬
出される装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】新しい畳も使用してい
るうちに畳表が色褪せたり、畳表の上面が傷んでくるも
のであり畳表を裏返してあらためて使うことは一般に行
われることである。この場合、畳表の新たな上面を清浄
する必要があり、畳表を張り替えた後、清浄するのが従
来の一般的な方法である。このように新しい畳を作ると
きと畳表を裏返して張り替えた時の二度にわたり清浄す
る必要が生じ手間のかかることである。何れの時も畳表
を張った後で清浄するのでブラッシング等により畳縁を
汚したり傷めることがある。畳表の片面のみが清浄され
ていると使用しているうちに畳表の裏面や織り目に詰ま
っている染め土が畳表から剥がれて、埃となって出てき
てしまうこともある。
【0005】また長い畳表の片面だけを清浄した場合、
折り畳んだり、丸巻きにして使用者のところへ運送した
りしているため、清浄していない面の染め土が清浄した
面に再び付着してしまったりするのである。
【0006】このような不具合を改善するためには、新
しく畳を製造する際に畳表の両面を予め清浄しておくこ
とが確実な方法であり、清浄作業の省力化にもなるので
ある。
【0007】しかしながら従来の技術では畳表の両面を
清浄する場合には次の課題がある。畳表を張った後で畳
表を清浄する方式では当然のことではあるが両面を清浄
することは不可能である。また畳床に張る前に畳表の片
面を清浄する装置を使う場合には、一旦片面を清浄した
のち長い畳表を裏返して再度清浄装置にセットしてあら
ためて反対面を清浄しなければならず非常に手間の掛か
る仕事である。畳表の両面を一連の動作で清浄する装置
を開発することが課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は最大長さ20数メートルの畳表の両面
を人手を煩わさず省力化された方法で確実に染土を除去
する装置を提供しようというものである。
【0009】請求項1に係る発明は、送りローラで搬送
されてくる畳表を、軸の両端を支持されたブラシとバフ
が回転して畳表の一面を清浄する。更に畳表の他の面
を、別に載置されたブラシとバフが回転して清浄する装
置である。また本発明の装置は畳表の前端が装置内にセ
ットされてから畳表の後端が送出されるまで、畳表の搬
送用の送りローラの駆動と押さえローラの上下動、ブラ
シとバフの回転及び該ブラシとバフの上下動等全ての動
作が一貫して適宜設定された自動制御により施工される
のである。
【0010】請求項2に係る発明は、表面や織り目に染
め土の付着した畳表を、送りローラと押さえローラを通
して筐体内に搬送し、筐体内に装備されたブラシの回転
により畳表の表面のみならず織り目に付着した乾いた染
め土を強く掃き出すように清浄する。更にブラシの直ぐ
後に筐体内に装備された綿バフの回転により畳表の微細
な染め土を拭き取り仕上げをする装置である。ブラシの
直後にバフを配置することにより畳表の清浄が確実にま
た丁寧に施工されるのである。
【0011】請求項3に係る発明は、畳表の搬送経路に
設置されている押さえローラと送りローラにより搬送さ
れる畳表がローラ間で強い引っ張りを受けたり、逆に緩
みが生じたりしないようにするためにブラシやバフの回
転速度を変えるとか、或いは回転の方向を変えて畳表が
常にスムーズに装置内を搬送するようにしたものであ
る。
【0012】一方畳表の装置内での搬送の状態は次の3
段階に分かれる。すなわち畳表の一端が装置に搬入され
て全ての押さえローラとブラシ及びバフを通過するまで
と、その後畳表の長さの中間部が搬送されるとき、及び
畳表の終端近くになった時である。それぞれの段階で畳
表にかかる搬送方向の負荷が変わるので、畳表前端搬入
時から終端送出まで装置の動作を一様にセットしている
と或るローラ間で畳表に強い引っ張りが生じたり、他の
ローラ間で逆に緩みが生じたりするために流れがスムー
ズでなくなる。
【0013】この課題を解決するために、畳表の搬送過
程において畳表の前端及び後端の位置を検知出来るよう
にセンサを設置して、該センサからの情報により押さえ
ローラの上下動、ブラシとバフの回転速度と上下動及び
回転方向のモード等を変えて畳表の搬送と清浄をスムー
ズに動作させる機能を有しているのである。また所定通
り動作するように指示するブログラムを具備した装置で
ある。
【0014】請求項4に係る発明は、モータを駆動源と
してプーリとベルトを介して回転するブラシ、バフより
なる駆動系においてベルトに常に一定の引っ張り力が掛
かるように、自動制御により動作するベルト押し装置を
具備したものである。すなわちブラシ及びバフは畳表を
清浄する時は初期位置から畳表面を軽く押し付ける程度
になるまで下向きに移動する(本発明の実施例ではブラ
シとバフはいずれもモータに近づく方向に移動する)た
めに、このままではベルトに緩みが生じてモータの回転
がブラシやバフに正常に伝達されないのである。
【0015】この課題を解決するために、ブラシやバフ
の上下方向の移動を検知すると同時に自動制御によりベ
ルト押し装置がエアシリンダにより所定の距離を移動し
て、ベルトに常に一定の張力を与えてブラシやバフが正
常に回転するようにした装置である。ブラシやバフは使
用期間が長くなると畳表との接触繰り返しのために先端
が摩耗し短くなるので、ブラシとバフの移動量が変化す
るが請求項4の発明はこれも補完できる装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の自動畳表清浄装置の構成
について図1と図2に従って説明する。畳表の清浄機器
は上下2段に分かれた支持台20上にそれぞれ1セット
づつ載置され、上段で畳表の1面を下段でもう一方の面
を清浄する装置となっている。この結果、本発明の装置
はコンパクトになり設置スペースを小さくできる。
【0017】作業者の立つステップ21下にある畳表A
を入れる原反カゴB、畳表Aを正しく搬入するためのガ
イドバー1、畳表の搬送用の送りローラ7と該送りロー
ラ7の上に設置された押さえローラ8〜13、上段の筐
体19内に設置されて畳表Aの上面を清浄するブラシ
2、同じく筐体19内に設置されたバフ5、畳表Aをス
ムースに下降させてUターンさせるための送りガイドと
なる搬送ベルト22と該搬送ベルト22を巡回させるロ
ーラ14、下段の筐体19内に設置されて畳表Aの下面
を清浄する回転ブラシ3と回転バフ6及び搬送中に畳表
Aの上面に付着した粉塵を除去する小型のブラシ4から
本発明装置は構成されている。なお、ブラシ2,3は図
5(a)に示すように、外径は185mm程度、幅方向
の全周にわたって馬毛、豚毛またはナイロン等の毛を軸
に螺旋状に取りつけた回転ブラシである。またバフ5,
6は図5(b)に示すようにバイヤスカットした綿布を
ヒダが付くように絞り込んで剛性を高め中央を金具で固
定した外径160mm程度、厚さ12〜16mm程度で
あり軸の幅方向に密に取りつけた回転バフである。
【0018】駆動源としてブラシ2とバフ6用にモータ
17aを,ブラシ3とバフ5用にモータ17bを、送り
ローラ7用にモータ18を、小型回転ブラシ4用にモー
タ27を装備している。
【0019】駆動の伝達はモータ17aとブラシ2、バ
フ6のプーリーを結ぶベルト28aにより行われる。同
様にモーター17bとブラシ3,バフ5がベルト28b
により結ばれている。送り駆動モーター18と送りロー
ラ7、送りローラ7同士間の伝達はベルト26によって
いる。
【0020】ブラシ2,3とバフ5,6は畳表を清浄す
る時には初期位置から畳表Aの上面を押し付ける程度ま
で下降し、清浄しないときには上昇するが、この動作を
検知して伝達ベルト28a,28bに常に一定の引っ張
り力を保持させるように、ベルトを押すまたは戻すため
のテンションローラ24を設けている。
【0021】ブラシ2、3、バフ5,6及び押さえロー
ラ8〜13の上下動の駆動はそれぞれの機器に装備され
たエアシリンダ15によっている。
【0022】また畳表Aの長手方向の前端と終端の通過
を検知するためににセンサ16が装備されている。取り
つけ位置は上段ではセンサ16aはガイドバー1の直下
近くに、センサ16bはバフ5の筐体19の後面(図1
では右)に、下段ではブラシ3とバフ6の筐体19の前
面(図1では左)のセンサ16c、16dである。この
他、筐体19内の染め土の粉塵を排除する集塵機や両面
清浄された畳表Aを入れるカゴBと該カゴBにすべり込
ませるための斜板Cがある。
【0023】本発明の装置で長い畳表の両面を清浄する
手順は次のようなものである。各ステツプについては図
6に示す。
【0024】染め土の付いた長い畳表Aの一端を原反入
れのカゴBから取り出しガイドバー1で幅方向の位置決
めを行い押さえローラ8の下に手で差し入れる。この時
センサ16aが畳表の前端が通過したことを検知する。
【0025】ステップ(1)押さえローラ用フットスイ
ッチ(図示せず)を踏むと押さえローラ8が下降する。
【0026】ステップ(2)運転ボタンを押すと集塵機
が起動し、押さえローラ9とブラシ2及びバフ5が下降
する。
【0027】ステップ(3)約2秒後、送りローラ7が
回転し始め、ブラシ2、バフ5が正転(図1において畳
表を矢印の方向へ送る回転)して畳表A上面の前端部か
ら清浄し始める。
【0028】ステップ(4)上部後側のセンサ16bが
畳表Aの通過を検知すると上部押さえローラ10が下降
する。
【0029】ステップ(5)上部押さえローラ8、9が
上昇してブラシ2、バフ5の回転は停止する。送り駆動
も停止する。
【0030】ステップ(6)約2秒後、ブラシ2は逆転
(図1において畳表Aを矢印の逆方向へ送る回転)、バ
フ5は正転する。そしてブラシ3は正転しながら下降す
る。この間に畳表Aは押えローラ10および搬送ベルト
22によって搬送され、ブラシ3で端部から清浄され
る。この時点では畳表の前端は下部後側センサ16cの
手前まで進んでいるのである。ここでブラシ2を逆転さ
せているのは、ブラシ5と正転させるとブラシ2とバフ
5の間で畳表に緩みが生じてしまうため、この緩みを防
ぐためである。
【0031】ステップ(7)下部後側センサ16cが畳
表Aの前端通過を検知するとブラシ、バフの回転は停
止、送り駆動も停止する。押さえローラ8が下降、押さ
えローラ10が上昇、押さえローラ11、12、13が
下降、バフ6が下降する。
【0032】ステップ(8)約2秒後、ブラシ2、3、
バフ5、6は正転し、送り駆動は前進になり畳表の両面
を清浄する。(この時点では畳表Aの前端は下部前側の
センサ16dの直前にある。)
【0033】ステップ(9)下部前側センサ16dが畳
表A前端の通過を検知するとブラシ、バフは停止する。
上部押さえローラ8、下部押さえローラ12上昇し、送
り駆動は停止する。
【0034】ステップ(10)約2秒後、ブラシ2逆
転、バフ5正転、ブラシ3正転、バフ6逆転、ブラシ4
は正転する。(畳表Aはしばらくこの状態で送られ清浄
される。)このステップ間では長い畳表の大部分が搬送
されるのであるが押えローラ11、13で畳表を引き込
み、ブラシ2とバフ5の間や丸管22の範囲で緩みが生
じないようにするためブラシ2とバフ6は逆転してい
る。
【0035】ステップ(11)畳表Aの終端を上部前側
センサ16aが検知するとブラシ、バフは回転停止し、
送り駆動は停止する。下部押さえローラ11は上昇す
る。
【0036】ステップ(12)ブラシ2、バフ5、ブラ
シ3、バフ6は逆転、ブラシ4は正転する。(この時畳
表Aの終端は上部後ろ側センサ16b直前にある)この
ステップでは畳表の後端が間近かになり搬送の力は小さ
くても良く、押さえローラ11の他は必要としなくな
る。ブラシ2、3とバフ5、6を全て逆回転させて緩み
発生を防止している。
【0037】ステップ(13)畳表Aの終端を上部後側
センサ16bが検知、下部押さえローラ11、12が下
降、ブラシ2上昇、バフ5が上昇する。
【0038】ステップ(14)下部後側センサ16cが
畳表A終端通過を検知するとブラシ3は上昇する。
【0039】ステップ(15)下部前側センサ16dが
畳表Aの終端通過を確認するとバフ6は上昇して畳表A
の両面清浄は終了。ブラシ2、バフ5、ブラシ3、バフ
6は回転停止、ブラシ3上昇。約2秒後ブラシ4停止。
送り駆動ローラ7は停止する。
【0040】以上が本発明の装置の動作の手順であるが
ブラシとバフの回転は必ずしも同時正転ではない。例え
ばステップ(6)、(10)のように互いに逆向きに回
転したりステップ(12)のように全てが逆回転の場合
もある。このような回転モードは実際に畳表Aを搬送し
て、清浄しながら畳表Aに異常な引っ張りが生じたり、
逆に緩みが出たりしないように実機で確認しながら決め
たものである。しかし、動作の限定するものではないこ
とはいうまでもない。ブラシ2、3とバフ5、6の回転
による周速は約7000〜7500mm/秒であるが畳
表Aの送り速度の約85mm/秒にくらべると遙かに早
いので回転の方向の違いによる清浄効果の差は殆どない
のである。
【0041】テンションローラ24の動作は例えばステ
ップ2においては、ブラシ2,バフ5は初期状態(上昇
した状態)から下降する(図2の矢印X)がこの移動の
方向と量を検知してテンションローラ24はブラシ2,
バフ5の駆動伝達ベルト28a,28bを図2に示す方
向(矢印Y)に所要量だけ移動してベルト28a,28
bに常に一定の引っ張り力が働いてブラシ2,バフ5が
正常に回転するように機能する。
【0042】(発明の他の実施の形態)畳表Aの両面を
清浄する他の形態としてはブラシ2,3とバフ5,6を
畳表Aが対称面となるように畳表Aの両面に装備した装
置である。ブラシ2,3とバフ5,6のグループに分け
それぞれに駆動用モータ(図示せず)がある。該形態の
装置では畳表Aの搬送経路を本発明の装置での約半分に
することが可能でよりコンパクトにできる。また、畳表
Aの搬送のために必要な送りローラ7、押さえローラ
8、9、10、エアシリンダ15、位置センサ(図示せ
ず)等が上記の例に比べて減少する。装置全体の模式図
を図7に示す。畳表の清浄動作としては、畳表前端が押
さえローラ10を通過するまでは押さえローラ8,9,
10は下降した状態でブラシ2,3、バフ5,6は正転
(図7中畳表の進行方向を示す矢印の向きと同じ向きの
回転)し、押さえローラ10を通過後はブラシ2,3は
逆転(正転の逆向きの回転)バフ5,6は正転し、押さ
えローラ8,9は上昇にする。こうすることによりブラ
シ2,3とバフ5,6間に畳表の緩みが生じるのを防
ぐ。また畳表の後端が押さえローラ8近くになった時に
はブラシ2,3,バフ5,6ともに逆転して畳表の後端
の清浄をし易くするのである。以上述べたブラシ2、
3、バフ5,6、押さえローラ8、9,10の動作の向
きの組み合わせは一例であり、実機に置いて試運転の際
に最適な組み合わせを確認し、そのように動作するよう
に自動制御の設定をすることができる。
【0043】
【発明の効果】長い畳表を本発明の自動畳表清浄装置を
使うことにより、畳表の両面が人の手を煩わすことなく
一度の工程で確実に自動的に清浄されるのであり、その
省力効果は大きく能率よくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の主な部品配置を模式化した側面図
【図2】本発明装置の駆動経路を示す図(側面図)
【図3】本発明装置の全体組立図(正面図)
【図4】送りローラと押さえローラの正面図
【図5】回転ブラシと回転バフの全体正面図
【図6】本発明装置の動作の模式図
【図7】発明の他の形態の模式図(側面図)
【符号の説明】
1 送入ガイド 2 回転ブラシ 3 回転ブラシ 4 回転ブラシ 5 回転バフ 6 回転バフ 7 送りローラ 8 押さえローラ 9 押さえローラ 10 押さえローラ 11 押さえローラ 12 押さえローラ 13 押さえローラ 14 ガイドローラ 15 エアシリンダ 16a,b,c,d センサ 17a,b モータ 18 モータ 19 筐体 20 台 21 ステップ 22 搬送ベルト 24 テンションローラ 25 プーリ 26 ベルト 27 モータ 28 ベルト A 畳表 B 原反入れカゴ C 斜板
フロントページの続き (72)発明者 頃安 雅樹 兵庫県龍野市龍野町日飼190番地極東産機 株式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA04 AA08 BA02 BA08 BA14 CD42 CD43 3J103 AA02 AA72 FA15 FA30 GA02 GA32 GA52 GA64

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】畳表に付着している汚れを清浄する畳表清
    浄装置において数メートルから20数メートル長さの畳
    表をローラにより搬送しながら畳表の表裏両面を一工程
    の動作で清浄することを特徴とする自動畳表清浄装置。
  2. 【請求項2】清浄効果を高めるためにブラシとバフを兼
    備していることを特徴とする請求項1の自動畳表清浄装
    置。
  3. 【請求項3】畳表の清浄中にブラシやバフの回転の速度
    を変更すること、もしくは回転の方向を変更することに
    より畳表の搬送及び清浄がスムーズに施工できる機能を
    有することを特徴とする請求項1の自動畳表清浄装置。
  4. 【請求項4】モータ駆動により伝達ベルトを介して回転
    するブラシとバフの回転軸の上下の移動量を検知して、
    伝達ベルトに常に一様な引張り力を与えるテンション装
    置を具備していることを特徴とする請求項1の自動畳表
    清浄装置。
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