JPH04163365A - ジュウタン洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はジュウタンの洗浄を自動的に行わしめるジュウ
タン洗浄機に関する。

［従来の技術］ 従来、ジュウタンの洗浄は、ジュウタンの表面を上向き
にして床トに展開し、人手作業により、まず洗剤を供給
しながら回転ブラシで表面を洗い、次に清水を表面に散
布しながらバキュームノズルで洗剤と清水を同時に吸い
込んでジュウタンから除去するものであった。

［発明が解決しようとする課８］ 上記従来の洗浄方法では、自動作業ができず、しかもジ
ュウタン表面を上向きにして作業を行うため、散布した
水がジュウタンの下布にまで含浸し、乾燥が容易でなく
、かつジュウタンの起毛の奥に入り込んだゴミ等を充分
に除去できないという問題点があった。

本発明の目的は、乾燥時間が短く、刺着したゴミを充分
に除去し、かつ作業を自動化してジュウタン表面の洗浄
を均一に行わしめるジュウタン洗浄機を提供することに
ある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的は、ｉ開されたジュウタンをその表面を下向き
にして移送する移送装置と、移送されるジュウタンの表
面をその下方から洗浄する作業手段を備え構成により達
成される。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。

ｌは形鋼を組んでなる脚で、よく使用されているジュウ
タンを洗憧するに充分な幅広の間口を備えている。２は
脚１の前面に設けられたエプロン、３はエプロン２に沿
って脚１の幅方向にそれぞれ平行に多数設けられたジュ
ウタン送り込み用の移送ベルトで、脚１の幅方向に貫通
して該脚１に回転可能に支持されＡ互いに平行な２木の
回転軸４．５に多数固定されたプーリ６．７に掛は合わ
されている。回転軸４は脚１に支持されたモータ８によ
り通常のベルト伝動装置により駆動されて回転し、回転
軸４によって移送ベルト３が周回移動する。回転軸４．
５の間には、脚１に支持された移送ベルト３の案内板９
が設けてあり、案内板９の上方には、脚１の幅方向に脚
１の両端部から所定間隔で直動のローラアクチュエータ
を備えた検出スイッチｌＯが多数備えられている。また
回転軸４の直上には、エアシリンダ１１によって懸垂支
持され昇降可能な押えローラ軸１２が設けられている。

脚ｌの背面側には、やはり脚１の幅方向に沿って」−板
１５が設けられ、この上板１５に沿って脚ｌの幅方向に
貫通して脚ｌに回転可能に支持されると共にモータ８に
より通常のベルト伝動装置により駆動されて回転する移
送ローラ１６が備えられている。そして、移送ローラ１
６の直上には、エアシリンダ１７によって懸垂支持され
昇降可能な押えローラ軸１８が設けられている。

回転軸４と移送ローラ１６の間の空間には、脚ｌに固定
されたワイヤ２０が懸は合わされている。ワイヤ２０は
、回転軸４、移送ローラ１６の軸方向に対し一定の傾斜
角を持って張られている。このワイヤ２０の上方には、
エアシリンダ２１によって懸垂支持された押え板２２が
設けられており、またワイヤ２０の下方には、移動架台
２３に付設された清水を噴射する噴射ノズル２４と、圧
縮空気を噴射するエアノズル２５が備えである。前記移
動架台２３は、移送ローラ１６の下方に脚１に固定され
て設けられた２木の平行レール２６．２７にガイドロー
ラ２８．２９及び３０．３１を介して跨架され、脚１に
設けられたモータ３２によって回転駆動させるスプロケ
ット３３を周回するチェーン３４に連結され、チェーン
３４の周回移動によって脚１の幅方向の両端部の間を移
動することができる。

４０は脚ｌに設けられた近接センサ４０で、移動架台２
３に固定された検出片４１の通過を検知する。そして、
近接センサ４０は、検出スイッチ１０の取付は位置に対
応する位置に多数設【すられている。

次にかかる構成よりなるジュウタン洗浄機の作用につい
て説明する。洗浄するジュウタンを床上で展開し、これ
に洗剤を塗布して回転ブラシ等で汚れを落した後、その
表面を下向きにしてエプロン２に七−２トする。ここで
、モータ８を起動すると、移送ベルト３が移動を始めて
ジュウタンを移送し始めるので、これに補助を加えてジ
ュウタンを押えローラ軸１２の下方まで送り込むと、エ
アシリンダｔｉが動作して押えローラ軸１２が下降し、
ジュウタンを移送ベルト３との間に挟持し、これによっ
て移送ベルト３の移動により自動的にジュウタンが移送
を開始する。この時、ジュウタンは検出スイッチ１０の
下方を通過する際に検出スイッチ１０を動作させるので
、この多数設置された検出スイッチ１０の０Ｎ−ＯＦＦ
の状態によりジュウタンの幅方向のサイズが確認される
。

移送されるジュウタンは、ワイヤ２０の上部に送り込ま
れる。すると、モータ８は一旦回転を停止し、この結果
、ジュウタンの移送も停止する。

しかる後、エアシリンダ２１が動作して押え板２２が下
降してジュウタンをワイヤ２０に押え付けると、次に噴
射ノズル２４から清水を噴射すると同時にモータ３２が
起動して移動架台２３が移動を始める。この移動範囲は
、検出スイッチ１０によって確認されたジュウタンの幅
方向のサイズに合わせて近接センサ４０の０Ｎ−ＯＦＦ
信号によって自動的に決定され、通常、モータ３２を正
逆転し、その移動範囲を１往復する。この動作によりジ
ュウタン表面の洗浄が清水によって洗い流される。

そして、この後、エアシリンダ２１を動作させて押え板
２２を上昇させ、再びモータ８を移動してジュウタンを
一定量移送すると、前と同様にジュウタンを押え板２２
で押し込み、今度は噴射ノズル２４から清水を噴射する
と同時にエアノズル２５から圧縮空気を噴射して移動架
台２３を移動させる。これによって清水は洗剤を洗い流
すと同時にエアノズル２５からの圧縮空気によって清水
及びジュウタンに付着したゴミ、砂等が吹き飛ばされて
除去される。以下、この動作を繰返すと、ジュウタンは
移送ローラ１６とエアシリンダ１７の下降によってこれ
に押し付けられる押えローラ軸１８によって挟持され、
モータ８の回転に合わせてジュウタンを間欠的に移送し
て背面側の上板１５にジュウタンは送り出されていく。

こうしてジュウタンは、清水と圧縮空気により自動的に
洗浄されていくが、洗浄部のワイヤ２０が傾斜して張ら
れているため、ジュウタンの移送に際してジュウタンの
起毛が多条に筋目が付くことがない。

本実施例では、洗浄部を単に清水と圧縮空気の噴射だけ
としたが、ここに洗剤の噴射及び回転ブラシによる汚れ
落しの装置を付けることにより、ジュウタン洗浄の完全
自動化が可能なことは言うまでもない。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、自動
化が可能で、しかもジュウタンの表面を下向きにして作
業することで、洗浄水の含浸が少なく、従って乾燥時間
の短い、かつ付着したゴミ、砂等の除去が容易なジュウ
タン洗浄機を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明によるジュウタン洗浄機の一実施例を示し、
第１図は正面図、第２図は平面図、第３図は左側面図、
第４図は第２図の矢印Ａ−Ａで示した部分の断面図であ
る。 １：脚、　　　　　　　　３：移送ベルト、１０：検出
スイッチ、　　１６：移送ローラ、２０：ワイヤ、　　
　　　２２：押え板、２３：移動架台、　　　２４：噴
射ノズル、２５：エアノズルｔ５゜ 代理人　弁理士　１）辺　良　徳 一４１８− １：８部 １６：（汐送ローラ ↓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）展開されたジュウタンをその表面を下向きにして
   移送する移送装置と、移送されるジュウタンの表面をそ
   の下方から洗浄する作業手段を備えたジュウタン洗浄機
   。