JP2001297943A - チップ形電子部品とその製造方法ならびにこれを実装するプリント基板 - Google Patents

チップ形電子部品とその製造方法ならびにこれを実装するプリント基板

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板に実装後、外部から加わる負荷
に対して強い強度を有するチップ形電子部品とその製造
方法ならびにこれを実装するプリント基板を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 ケース2に装着された座板4に設けられ
た溝に沿って折り曲げられたリード線3を座板4に固着
した構成とすることにより、プリント基板5に実装後外
部から負荷が加わった場合、リード線3と座板4とが強
固に結合しているためにリード線3が一気に半田付け部
から剥離するようになり、このためにリード線3と半田
付け部との接合面全体が剥離強度に寄与することから極
めて高い剥離強度を有するチップ形電子部品を提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板等に実
装して使用されるチップ形電子部品とその製造方法なら
びにこれを実装するプリント基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のチップ形電子部品につい
て、面実装形のチップ形のコンデンサを例にして図面を
用いて説明する。
【0003】図11(a)〜(c)は従来のチップ形の
コンデンサをプリント基板に実装した状態と、この状態
でコンデンサに負荷を加えて剥離する状態を示した部分
断面図であり、図11において、40は図示しないコン
デンサ素子が内部に収納されたコンデンサ、41はこの
コンデンサ40の開口部側に装着された座板、42はこ
のコンデンサ40の開口部を封止した図示しない封口部
材ならびに上記座板41を挿通して導出された外部引き
出し用のリード線であり、このリード線42は上記座板
41を挿通した後、座板41に設けられた溝部に沿って
直角に折り曲げられることにより、この折り曲げられた
部分が電極端子となってプリント基板に半田付けにより
接続されるものである。また、43は上記コンデンサ4
0が実装されるプリント基板、44はこのプリント基板
43上に設けられた接続部、45はこの接続部44と上
記リード線42を接続するための半田である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成のチップ形のコンデンサ40では、図11(b)
に示すように、プリント基板43に実装後、コンデンサ
40にプリント基板43の実装面と平行な方向(図中の
矢印方向)に外部から負荷Fが加わった場合、リード線
42の根元部分(コンデンサ側)が変形しながらリード
線42が接続部44から剥離を始め、あたかもテープを
引き剥がすかのように剥離が進行し、この結果、図11
(c)に示すように弱い負荷であっても剥離してしまう
という課題を有していた。
【0005】なお、この時の最終的な剥離強度は、リー
ド線42と半田45、または半田45と接続部44、ま
たは接続部44とプリント基板43の接合強度の中で最
も弱い部分が剥離強度となって現れるものである。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決し、
プリント基板に実装後、外部から加わる負荷に対して強
い強度を有するチップ形電子部品とその製造方法ならび
にこれを実装するプリント基板を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、リード線を有した
素子を収納したケースと、このケースの開口部を封止し
た封口部材と、この封口部材側に装着された座板からな
るチップ形電子部品において、上記封口部材を挿通して
設けられた溝に沿って折り曲げられたリード線の少なく
とも一部を上記座板に固着した構成としたものであり、
この構成により、プリント基板に実装後、外部から負荷
が加わった場合、リード線と座板とが強固に結合してい
るためにリード線が一気に半田付け部から剥離するよう
になり、このためにリード線と半田付け部との接合面全
体が剥離強度に寄与することから極めて高い剥離強度を
有するチップ形電子部品を提供することができるという
作用効果が得られる。
【0008】請求項2に記載の発明は、座板に設けられ
たリード線がはまり込む溝に連結する固定溝を座板の周
面に設け、上記溝に沿って折り曲げられたリード線の先
端部をさらに上記固定溝に沿って折り曲げることにより
固着するようにした構成のものであり、この構成によ
り、請求項1に記載の発明により得られる作用効果をよ
り一層高めることができるという作用効果が得られる。
【0009】請求項3に記載の発明は、リード線の先端
部を扁平に加工することにより座板の周面に設けた固定
溝の幅よりも広幅の係合部を設け、このリード線に設け
た係合部を上記座板の固定溝の終端に係合するようにし
た構成のものであり、この構成により、請求項1に記載
の発明により得られる作用効果をより一層高めることが
できるという作用効果が得られる。
【0010】請求項4に記載の発明は、座板に設けられ
たリード線がはまり込む溝に沿って折り曲げられたリー
ド線の少なくとも半田付け面に凹凸を設けた構成のもの
であり、この構成により、半田付け面積が増加するため
にリード線と半田付け部との半田付け強度を向上させる
ことができるという作用効果が得られる。
【0011】請求項5に記載の発明は、リード線を有し
た素子をケース内に収納してケースの開口部を封口部材
により封止し、続いてこの封口部材に設けられた孔から
挿通した上記リード線を直角方向に折り曲げた後、この
折り曲げられたリード線を含むケースを射出成形用の金
型内に配置してケースの開口部側に樹脂製の座板を射出
成形するようにしたチップ形電子部品の製造方法という
ものであり、この製造方法により、座板がケースと一体
化されるために極めて高い耐振動性を発揮することがで
きるという作用効果が得られる。
【0012】請求項6に記載の発明は、チップ形電子部
品のリード線が接続される接続部を有したプリント基板
において、上記接続部がランドパターンとこの上に設け
られた開口部を有するレジスト部により構成され、この
レジスト部に設けられた開口部の幅がリード線の幅にリ
ード線の厚みの2倍を加えた寸法以上に、かつランドパ
ターンの幅がレジスト部の開口部の幅よりも広くチップ
形電子部品の外径寸法より狭い寸法に形成された構成の
ものであり、この構成により、プリント基板とランドパ
ターンの剥離強度が向上すると共に半田フィレットが最
適な状態に形成されるため、チップ形電子部品のリード
線と接続部の半田付けによる接合強度を大きく向上させ
ることができるという作用効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1を用いて、本発明の請求項1,2に記載の発明につ
いて説明する。
【0014】図1(a)は本発明の実施の形態1による
チップ形電子部品をプリント基板に実装した状態の部分
断面正面図であり、同図において、1はチップ形電子部
品としてのコンデンサであり、このコンデンサ1はリー
ド線を有する素子(図示せず)を有底筒状のケース2の
内部に収納し、このケース2の開口部を封口部材(図示
せず)により封止することによって構成されている。3
は上記コンデンサ1から導出された一対のリード線、4
は上記コンデンサ1の開口部側に設けられた座板であ
り、上記一対のリード線3はこの座板4に設けられた溝
に沿って折り曲げられると共に、その先端部はさらに座
板4の周面から上記溝の反対面側に回り込むように折り
曲げられてフック部3aを形成している。5はプリント
基板、6はこのプリント基板5上に設けられた接続部と
してのランドパターン、7はこのランドパターン6と上
記リード線3を接続した半田である。
【0015】このように構成された本実施の形態による
コンデンサ1は、図1(b)に示すように、外部からプ
リント基板5に実装されたコンデンサ1を剥離するよう
な負荷Fが加わった場合、座板4を介して先端部にフッ
ク部3aを設けたリード線3は変形し難くなってリード
線3と半田7の接触面全体が一気に剥がれるため、接触
面全体が剥離強度に寄与するようになることから従来品
の1.5〜2倍の剥離強度を発揮するようになるもので
ある。
【0016】なお、本実施の形態1ではリード線3の先
端部を座板4の周面から溝の反対面側に回り込むように
折り曲げてフック部3aを形成した構成のもので説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、リード
線3を座板4に溶着、接着、圧入等の手段により固定し
たり、あるいは座板4に設けた溝に連結する固定溝を座
板4の周面に設け、この固定溝にリード線3の先端部を
固定するようにしても同様の効果が得られるものであ
る。
【0017】(実施の形態2)以下、実施の形態2を用
いて、本発明の請求項3に記載の発明について説明す
る。
【0018】図2(a),(b)は本発明の実施の形態
2によるチップ形電子部品を示した正面図と側面図であ
り、同図において、8はチップ形電子部品としてのコン
デンサであり、このコンデンサ8はリード線を有する素
子(図示せず)を有底筒状のケース9の内部に収納し、
このケース9の開口部を封口部材(図示せず)により封
止することによって構成されている。10は上記素子に
接続されてコンデンサ8から導出された一対のリード
線、11は上記コンデンサ8の開口部側に設けられた座
板であり、この座板11の底面には上記リード線10が
折り曲げられて収納される溝と、この溝に繋がる固定溝
11aが周面に設けられている。10aは上記リード線
10の先端部を扁平に加工して上記座板11の固定溝1
1aよりも広幅に形成した係合部であり、この係合部1
0aを座板11の固定溝11aの終端に係合することに
よってリード線10を座板11に固着するようにしてい
るものである。
【0019】このように構成された本実施の形態2によ
るコンデンサ8は、上記実施の形態1と同様に、プリン
ト基板に実装されたコンデンサ8を剥離するような負荷
Fが外部から加わった場合、座板11に設けた固定溝1
1aの終端に係合するように先端部に係合部10aを設
けたリード線10は変形し難くなってリード線10と半
田の接触面全体が一気に剥がれるため、接触面全体が剥
離強度に寄与するようになることから従来品の1.5〜
2倍の剥離強度を発揮するようになるものである。
【0020】(実施の形態3)以下、実施の形態3を用
いて、本発明の請求項4に記載の発明について説明す
る。
【0021】図3(a),(b)は本発明の実施の形態
3によるチップ形電子部品のリード線を示した正面図と
下面図であり、同図において、12はチップ形電子部品
としてのコンデンサから導出されたリード線であり、1
2aはこのリード線12を折り曲げ加工して形成された
半田付け面、12bはこの半田付け面12aに設けられ
た凹凸部であり、この凹凸部12bはエンボス加工、エ
ッチング加工、プレス加工等により形成されることによ
って半田付け面12aの実効表面積を拡大しているもの
である。
【0022】このように構成された本実施の形態3によ
るコンデンサは、リード線12の半田付け面12aに凹
凸部12bを設けて実効表面積を拡大した構成としたこ
とにより、上記実施の形態1ならびに2と同様に、プリ
ント基板に実装されたコンデンサを剥離するような負荷
Fが外部から加わった場合、半田付け強度が向上したリ
ード線12は変形し難くなってリード線12と半田の接
触面全体が一気に剥がれるため、接触面全体が剥離強度
に寄与するようになることから従来品の1.5〜2倍の
剥離強度を発揮するようになるものである。
【0023】(実施の形態4)以下、実施の形態4を用
いて、本発明の請求項5に記載の発明について説明す
る。
【0024】図4〜図9は本発明の実施の形態4による
チップ形電子部品の製造方法を示したものであり、ま
ず、図4(a),(b)に示すようなコンデンサを作製
する。なお、同図において、13はチップ形電子部品と
してのコンデンサであり、このコンデンサ13はリード
線を有する素子(図示せず)を有底筒状のケース14の
内部に収納し、このケース14の開口部を封口部材(図
示せず)により封止することによって構成されている。
15は上記コンデンサ13から導出された一対のリード
線、15aはこのリード線15の一部を扁平に加工する
ことによって形成された係合部15bを有する端子部で
あり、プリント基板に実装される際に半田付けされる接
続部分となる箇所である。
【0025】次に、図5に示すように、上記コンデンサ
13から導出された一対のリード線15の端子部15a
を夫々外方に向かって対称になるように直角に折り曲
げ、続いて図6に示すように、一対のリード線15の端
子部15aを夫々外方に向かって直角に折り曲げたコン
デンサ13を上型16と下型17から構成される成形金
型内に入れ、同金型に設けられた注入口18より金型内
に溶融樹脂19を充填することにより座板20を射出成
形する。
【0026】次に、図7に示すように、座板20が形成
されたコンデンサ13を成形金型内から取り出して切断
ダイ21の上に搭載し、カッター22により一対のリー
ド線15の端子部15aと係合部15bを残して先端部
分を切断した後、続いて、図8に示すように、一対のリ
ード線15の係合部15bをフォーミング金型23によ
り折り曲げることにより、図9(a),(b)に示すよ
うに上記係合部15bを座板20に設けられた固定溝2
4の終端に係合するようにしてコンデンサ13を製造す
るようにしたものである。
【0027】このように本実施の形態4によるコンデン
サの製造方法は、コンデンサ13から導出された一対の
リード線15の係合部15bを折り曲げてから座板20
を射出成形するようにしたため、リード線15を座板2
0に確実に固定することができるようになり、上記実施
の形態1〜3と同様にプリント基板に実装されたコンデ
ンサを剥離するような負荷Fが外部から加わった場合、
リード線15は変形し難くなってリード線15と半田の
接触面全体が一気に剥がれるため、接触面全体が剥離強
度に寄与するようになることから従来品の1.5〜2倍
の剥離強度を発揮することができるようになるものであ
る。
【0028】なお、本実施の形態4ではリード線15の
先端部に係合部15bを設け、この係合部15bを座板
20の周面に設けた固定溝24の終端に係合する構成の
もので説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、リード線15を座板20に固定したり、あるいは
座板20に設けた溝に連結する固定溝を座板20の周面
に設け、この固定溝にリード線15の先端部を固定する
ようにしても同様の効果が得られるものである。
【0029】(実施の形態5)以下、実施の形態5を用
いて、本発明の請求項6に記載の発明について説明す
る。
【0030】図10(a),(b)は本発明の実施の形
態5によるチップ形電子部品をプリント基板に実装した
状態を示した部分断面正面図と同プリント基板の要部平
面図であり、同図において、25はチップ形電子部品と
してのコンデンサ、26はこのコンデンサ25から導出
された一対のリード線、27は上記コンデンサ25の開
口部側に装着された座板である。28は上記コンデンサ
25のリード線26が接続される接続部を有したプリン
ト基板、29はこのプリント基板28上に形成されたラ
ンドパターン、30はこのランドパターン29上に形成
されたレジスト部、31はこのレジスト部30に設けら
れた開口部であり、この開口部31の幅W2はリード線
26の幅W1にリード線26の厚みHの2倍を加えた寸
法以上に、かつランドパターン29の幅W3はレジスト
部30の開口部31の幅W2よりも広く、コンデンサ2
5の外径寸法より狭い寸法に形成されたものである。
【0031】このように構成された本実施の形態5によ
るプリント基板28は、プリント基板28とランドパタ
ーン29の接触面積が増すことから剥離強度が向上する
と共に半田フィレットが最適な状態に形成されるため、
コンデンサ25のリード線26とレジスト部30の開口
部31との半田付けによる接合強度を大きく向上させる
ことができるようになり、上記実施の形態1〜4と同様
に、プリント基板28に実装されたコンデンサ25を剥
離するような負荷Fが外部から加わった場合、リード線
26は変形し難くなってリード線26と半田の接触面全
体が一気に剥がれるため、接触面全体が剥離強度に寄与
するようになることから従来品の1.5〜2倍の剥離強
度を発揮するようになるものである。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プリント
基板に実装されたチップ形電子部品を剥離するような負
荷が外部から加わった場合でも、座板に設けられた溝に
沿って折り曲げられたリード線が変形し難いという優れ
た信頼性のチップ形電子部品を提供することができるも
のである。また、本発明のプリント基板を用いることに
より、上記効果をさらに大きく引き出すことができ、そ
の貢献度は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1によるチップ形の
コンデンサをプリント基板に実装した状態の部分断面正
面図 (b)同プリント基板に実装されたチップ形のコンデン
サを外部から剥離するような負荷が加わった場合の状態
を示す部分断面正面図
【図2】(a)本発明の実施の形態2によるチップ形の
コンデンサを示す正面図 (b)同側面図
【図3】(a)本発明の実施の形態3によるチップ形の
コンデンサのリード線を示す正面図 (b)同下面図
【図4】(a)本発明の実施の形態4によるチップ形の
コンデンサの製造方法を示す正面図 (b)同側面図
【図5】同製造方法によりリード線を折り曲げた状態を
示す正面図
【図6】同製造方法により座板を射出成形した状態を示
す正面図
【図7】同製造方法によりリード線の不要部分を切断す
る状態を示す正面図
【図8】同製造方法によりリード線をフォーミング加工
する状態を示す正面図
【図9】(a)製造方法により作製されたチップ形のコ
ンデンサを示す正面図 (b)同側面図
【図10】(a)本発明の実施の形態5によるチップ形
のコンデンサをプリント基板に実装した状態の部分断面
正面図 (b)同プリント基板の要部平面図
【図11】(a)従来のチップ形のコンデンサをプリン
ト基板に実装した状態の部分断面正面図 (b)同プリント基板に実装されたチップ形のコンデン
サを外部から剥離するような負荷が加わった場合の状態
を示す部分断面正面図 (c)同チップ形のコンデンサが剥離する状態を示す部
分断面正面図
【符号の説明】
1,8,13,25 コンデンサ 2,9,14 ケース 3,10,12,15,26 リード線 3a フック部 4,11,20,27 座板 5 プリント基板 6 ランドパターン 7 半田 10a,15b 係合部 11a,24 固定溝 12a 半田付け面 12b 凹凸部 15a 端子部 16 上型 17 下型 18 注入口 19 溶融樹脂 21 切断ダイ 22 カッター 23 フォーミング金型 28 プリント基板 29 ランドパターン 30 レジスト部 31 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園田 哲夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E319 AA03 AC01 AC11 BB05 CC22 GG20 5E336 AA04 BB01 CC02 CC06 CC32 CC43 CC53 DD22 DD26 EE01 GG14 GG16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部引き出し用のリード線を有した素子
    と、この素子を収納した有底筒状のケースと、上記外部
    引き出し用のリード線が挿通する孔を備えて上記ケース
    の開口部を封止した封口部材と、上記外部引き出し用の
    リード線が挿通する孔ならびにこの孔を挿通して直角方
    向に折り曲げられるリード線がはまり込む溝を備えて上
    記封口部材側に装着された座板からなるチップ形電子部
    品において、上記折り曲げられたリード線の少なくとも
    一部を上記座板に固着してなるチップ形電子部品。
  2. 【請求項2】 座板に設けられたリード線がはまり込む
    溝に連結する固定溝を座板の周面に設け、上記溝に沿っ
    て折り曲げられたリード線の先端部をさらに上記固定溝
    に沿って折り曲げられることにより固着するようにした
    請求項1に記載のチップ形電子部品。
  3. 【請求項3】 リード線の先端部を扁平に加工すること
    により座板の周面に設けた固定溝の幅よりも広幅の係合
    部を設け、このリード線に設けた係合部を上記座板の固
    定溝の終端に係合するようにした請求項2に記載のチッ
    プ形電子部品。
  4. 【請求項4】 座板に設けられたリード線がはまり込む
    溝に沿って折り曲げられたリード線の少なくとも半田付
    け面に凹凸を設けた請求項1に記載のチップ形電子部
    品。
  5. 【請求項5】 外部引き出し用のリード線を有した素子
    を有底筒状のケース内に収納し、続いて上記ケースの開
    口部を封口部材により封止し、続いてこの封口板に設け
    られた孔から挿通した上記外部引き出し用のリード線を
    直角方向に折り曲げた後、この折り曲げられたリード線
    を含む上記ケースを射出成形用の金型内に配置してケー
    スの開口部側に樹脂製の座板を射出成形するようにした
    チップ形電子部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 チップ形電子部品の電極端子となる外部
    引き出し用のリード線が接続される複数の接続部を有し
    たプリント基板において、上記接続部がランドパターン
    とこの上に設けられた開口部を有するレジスト部により
    構成され、このレジスト部に設けられた開口部の幅が上
    記リード線の幅にリード線の厚みの2倍を加えた寸法以
    上に、かつランドパターンの幅が上記レジスト部の開口
    部の幅よりも広くチップ形電子部品の外径寸法より狭い
    寸法に形成されたチップ形電子部品を実装するためのプ
    リント基板。
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JP2007317919A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Aisin Seiki Co Ltd 電子部品及び電子部品の実装体
JP2018125465A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 サン電子工業株式会社 電解コンデンサ
WO2022030210A1 (ja) * 2020-08-04 2022-02-10 日本ケミコン株式会社 コンデンサおよびその製造方法

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