JP2001293780A - ラミネート材 - Google Patents
ラミネート材Info
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- JP2001293780A JP2001293780A JP2000147073A JP2000147073A JP2001293780A JP 2001293780 A JP2001293780 A JP 2001293780A JP 2000147073 A JP2000147073 A JP 2000147073A JP 2000147073 A JP2000147073 A JP 2000147073A JP 2001293780 A JP2001293780 A JP 2001293780A
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- laminated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラミネート材の製造工程と方法を極力簡素化
し、製造コストの大幅な低減を計ることを目的としてい
る。 【構成】 支持体1の一方の面に感熱接着剤層2を設け
たラミネートフィルムが折り部3を介して連接されてい
る。折り部3の形態にはラミネートフィルムを貫通する
孔、ハーフスリット、折り筋等の色々なパターンを採用
することが可能である。
し、製造コストの大幅な低減を計ることを目的としてい
る。 【構成】 支持体1の一方の面に感熱接着剤層2を設け
たラミネートフィルムが折り部3を介して連接されてい
る。折り部3の形態にはラミネートフィルムを貫通する
孔、ハーフスリット、折り筋等の色々なパターンを採用
することが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は名刺をはじめ葉書、プリ
ント写真、パンフレット、メニュー等に被覆して被覆物
の保護や美観の向上を目的として使用するラミネート材
に関する。詳しくはラミネートフィルムの間に被覆物を
挟み込み、ヒートローラー等の加熱・加圧装置を通過さ
せ、被覆物の表面に感熱接着によりラミネートするため
のラミネート材に関する。
ント写真、パンフレット、メニュー等に被覆して被覆物
の保護や美観の向上を目的として使用するラミネート材
に関する。詳しくはラミネートフィルムの間に被覆物を
挟み込み、ヒートローラー等の加熱・加圧装置を通過さ
せ、被覆物の表面に感熱接着によりラミネートするため
のラミネート材に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、病院で使用されている診察券等の
カードには紙材が使用されていたが、紙材からなるカー
ドはコストは安く付く利点があるものの、耐久性に劣る
と共に表面に印刷された情報が掠れや破れにより判読出
来なくなる可能性が高い。このような欠点を回避するた
めにプラスチックでの代用が考えられるが、プラスチッ
クのカードは紙材と比較するとコストが高く付きすぎ
る。このような背景の中で、消耗しやすい紙材に耐久性
と美観を付加する手段としてラミネートがある。プラス
チックフィルムによるラミネートを施されたカード類
は、プラスチックに匹敵する耐久性と美観が付加され、
また価格面においてもプラスチックカードに比較すると
安く上がる。更に環境問題や資源保護が大きく取り上げ
られている昨今において、紙材に耐久性を持たせること
は資源の保護にも繋がるのである。
カードには紙材が使用されていたが、紙材からなるカー
ドはコストは安く付く利点があるものの、耐久性に劣る
と共に表面に印刷された情報が掠れや破れにより判読出
来なくなる可能性が高い。このような欠点を回避するた
めにプラスチックでの代用が考えられるが、プラスチッ
クのカードは紙材と比較するとコストが高く付きすぎ
る。このような背景の中で、消耗しやすい紙材に耐久性
と美観を付加する手段としてラミネートがある。プラス
チックフィルムによるラミネートを施されたカード類
は、プラスチックに匹敵する耐久性と美観が付加され、
また価格面においてもプラスチックカードに比較すると
安く上がる。更に環境問題や資源保護が大きく取り上げ
られている昨今において、紙材に耐久性を持たせること
は資源の保護にも繋がるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、カード類をラミ
ネートする方法としては、例えば名刺をラミネートする
場合、名刺サイズより周囲がやや大きめのラミネートフ
ィルム2枚の間に名刺を挟み込み、サンドイッチ状態の
ままヒートローラーで加熱・加圧し名刺とラミネートフ
ィルムを接着一体化する。そして前記2枚のラミネート
フィルムは加工中にずれないよう、一個所の縁辺に沿っ
て帯状に熱融着され、名刺を挟み込めばずれることなく
きれいに仕上がるよう工夫されている。すなわち、図5
の断面図に示すよう、2枚のラミネートフィルムF、F
が任意の縁辺に沿って帯状に熱融着された接着部分7
で、いわゆる天糊の製本状態で開閉可能に接着されてい
る。そして名刺Wをラミネートするには、Bに示す如く
ラミネートフィルムF、F間に名刺Wを挟み込み、ラミ
ネート材からはみ出さないよう中央あたりにの位置に固
定させ、Cに示す如く接着部分7側からヒートローラー
8、8間に挿入し、加熱・加圧によりラミネートフィル
ムF、Fと名刺W間を接着しラミネートするのである。
ネートする方法としては、例えば名刺をラミネートする
場合、名刺サイズより周囲がやや大きめのラミネートフ
ィルム2枚の間に名刺を挟み込み、サンドイッチ状態の
ままヒートローラーで加熱・加圧し名刺とラミネートフ
ィルムを接着一体化する。そして前記2枚のラミネート
フィルムは加工中にずれないよう、一個所の縁辺に沿っ
て帯状に熱融着され、名刺を挟み込めばずれることなく
きれいに仕上がるよう工夫されている。すなわち、図5
の断面図に示すよう、2枚のラミネートフィルムF、F
が任意の縁辺に沿って帯状に熱融着された接着部分7
で、いわゆる天糊の製本状態で開閉可能に接着されてい
る。そして名刺Wをラミネートするには、Bに示す如く
ラミネートフィルムF、F間に名刺Wを挟み込み、ラミ
ネート材からはみ出さないよう中央あたりにの位置に固
定させ、Cに示す如く接着部分7側からヒートローラー
8、8間に挿入し、加熱・加圧によりラミネートフィル
ムF、Fと名刺W間を接着しラミネートするのである。
【0005】しかし前記構成のラミネートフィルムは、
2枚のラミネートフィルムの任意の縁辺をわずか数ミリ
の巾で予め熱融着により接着しておかなければならず、
そのような加工は非常に困難で失敗の発生率が高いと共
に、加工に要する費用も嵩むため結局ラミネート材のコ
スト自体を高める結果になってしまう。この発明は、こ
のような問題を解決し、極めて安価なラミネート材を提
供することを目的としている。
2枚のラミネートフィルムの任意の縁辺をわずか数ミリ
の巾で予め熱融着により接着しておかなければならず、
そのような加工は非常に困難で失敗の発生率が高いと共
に、加工に要する費用も嵩むため結局ラミネート材のコ
スト自体を高める結果になってしまう。この発明は、こ
のような問題を解決し、極めて安価なラミネート材を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のラミネート材は、支持体の一方の面に感熱
接着剤層を設けたラミネートフィルムが折り部を介して
連接されていることを特徴としている。なお、本発明の
ラミネート材は、従来の2枚のラミネートフィルムを縁
辺で接着するタイプではなく、1枚物のラミネートフィ
ルムを中央近傍で折り返し挟み込むもので、その技術思
想において両者は全く相違するものである。
に、本発明のラミネート材は、支持体の一方の面に感熱
接着剤層を設けたラミネートフィルムが折り部を介して
連接されていることを特徴としている。なお、本発明の
ラミネート材は、従来の2枚のラミネートフィルムを縁
辺で接着するタイプではなく、1枚物のラミネートフィ
ルムを中央近傍で折り返し挟み込むもので、その技術思
想において両者は全く相違するものである。
【0007】折り部においてラミネートフィルムをスム
ーズに且つ正確に折り返せるようにするために色々方法
が考えられる。例えば折り部にラミネートフィルムを貫
通するようにミシン目を形成しておけば、折り返しと同
時に押さえつければ自動的にミシン目に沿って折り筋が
正確に形成される。この場合ミシンの長さやピッチ及び
個数に制限はなく、極端な場合では両側に切り込みのみ
を設けただけでもよいのである。折り返す位置は切り込
みが目印になるし、両側の切り込み部分から押さえつけ
れば簡単に正確に折り筋を形成することができる。さら
に貫通したミシン目等は空気抜きの役目も果たすため極
めて有効である。また、貫通した孔の形状はミシン等の
線状に係わらず、点状やその他の形状でも構わない。
ーズに且つ正確に折り返せるようにするために色々方法
が考えられる。例えば折り部にラミネートフィルムを貫
通するようにミシン目を形成しておけば、折り返しと同
時に押さえつければ自動的にミシン目に沿って折り筋が
正確に形成される。この場合ミシンの長さやピッチ及び
個数に制限はなく、極端な場合では両側に切り込みのみ
を設けただけでもよいのである。折り返す位置は切り込
みが目印になるし、両側の切り込み部分から押さえつけ
れば簡単に正確に折り筋を形成することができる。さら
に貫通したミシン目等は空気抜きの役目も果たすため極
めて有効である。また、貫通した孔の形状はミシン等の
線状に係わらず、点状やその他の形状でも構わない。
【0008】前記貫通した孔に代えてハーフスリットを
採用することもできる。この場合折り返しの内側及び外
側の何れかにハーフスリットを形成すれば容易に折り筋
を形成することができるが、折り返し外面側に形成して
おけば折り筋の形成と共に支持体と感熱接着剤層が割れ
て断面が露出し、折り筋部分でもフラットな端縁を得る
ことができる。また、ハーフスリットの形状、深さ、個
数等に制限はなく、極端な場合では両側に一部ハーフス
リットを設けただけでもよいのである。折り返す位置は
ハーフスリットが目印になるし、両側のハーフスリット
部分から押さえつければ簡単に正確に折り筋を形成する
ことができる。
採用することもできる。この場合折り返しの内側及び外
側の何れかにハーフスリットを形成すれば容易に折り筋
を形成することができるが、折り返し外面側に形成して
おけば折り筋の形成と共に支持体と感熱接着剤層が割れ
て断面が露出し、折り筋部分でもフラットな端縁を得る
ことができる。また、ハーフスリットの形状、深さ、個
数等に制限はなく、極端な場合では両側に一部ハーフス
リットを設けただけでもよいのである。折り返す位置は
ハーフスリットが目印になるし、両側のハーフスリット
部分から押さえつければ簡単に正確に折り筋を形成する
ことができる。
【0009】さらに貫通孔やハーフスリットに代えて折
り筋を採用することも可能である。折り筋の形状、深
さ、個数等に制限はなく、極端な場合では両側に一部折
り筋を設けただけでもよいのである。折り返すには折り
筋が目印になるし、両側の折り筋部分から押さえつけれ
ば簡単に正確に折り部を形成することができる。
り筋を採用することも可能である。折り筋の形状、深
さ、個数等に制限はなく、極端な場合では両側に一部折
り筋を設けただけでもよいのである。折り返すには折り
筋が目印になるし、両側の折り筋部分から押さえつけれ
ば簡単に正確に折り部を形成することができる。
【0010】支持体の材質や厚さ等に制限はなく、例え
ばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、アセテート、ポリエチレン、ナイロン、ポリ
カーボネート等で厚さ10〜100μm前後の広い範囲
のものが使用できる。また感熱接着剤の材質や厚さ等に
も制限はなくEVA、EEA、EAA、ポリエチレン、
ポリエステル、アイオノマー、ポリアミド、アクリル等
の各種樹脂やそれらの混合物、及びそれらに粘着付与
剤、ワックス、離ロール剤、ブロッキング防止剤、スリ
ップ剤、酸化防止剤等の各種添加剤を加えたものを、1
0〜100μm前後の広い範囲の厚みで形成して使用で
きる。
ばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、アセテート、ポリエチレン、ナイロン、ポリ
カーボネート等で厚さ10〜100μm前後の広い範囲
のものが使用できる。また感熱接着剤の材質や厚さ等に
も制限はなくEVA、EEA、EAA、ポリエチレン、
ポリエステル、アイオノマー、ポリアミド、アクリル等
の各種樹脂やそれらの混合物、及びそれらに粘着付与
剤、ワックス、離ロール剤、ブロッキング防止剤、スリ
ップ剤、酸化防止剤等の各種添加剤を加えたものを、1
0〜100μm前後の広い範囲の厚みで形成して使用で
きる。
【0011】
【作用】折り部が正確な折り筋のガイドになるため、指
や手で押さえつければ容易にずれることなく2つ折り状
態に仕上げることができる。その後は通常のラミネート
材と変わらない方法でラミネートすることができる。
や手で押さえつければ容易にずれることなく2つ折り状
態に仕上げることができる。その後は通常のラミネート
材と変わらない方法でラミネートすることができる。
【0012】
【実施例】図1A、C、Dは本発明の製造方法を具体的
に示す断面図、Bは平面図をそれぞれ表す。図2A〜D
は本発明の折り部のバリエーションを示す平面図を表
す。図3は折り返し外面側に折り部としてハーフスリッ
トを設けた場合の様子を示す断面図を表す。図4は折り
部として折り筋を形成した場合の断面図を表す。図5
A、B、Cは従来のラミネート材の欠点を説明する断面
図を表す。以下図面に沿って本発明を名刺に適用した場
合の実施例を詳しく説明する。
に示す断面図、Bは平面図をそれぞれ表す。図2A〜D
は本発明の折り部のバリエーションを示す平面図を表
す。図3は折り返し外面側に折り部としてハーフスリッ
トを設けた場合の様子を示す断面図を表す。図4は折り
部として折り筋を形成した場合の断面図を表す。図5
A、B、Cは従来のラミネート材の欠点を説明する断面
図を表す。以下図面に沿って本発明を名刺に適用した場
合の実施例を詳しく説明する。
【0013】図1Aは本発明のラミネート材Sの断面図
である。このラミネート材Sは、厚さ45μmのポリエ
チレンテレフタレートを支持体1とし、その上面にEV
Aを主成分とする感熱接着剤層2が45μmの厚さで溶
融押出し法により形成されている。そして前記ラミネー
ト材Sは図1Bに示すよう折り部3に設けられたラミネ
ート材Sを貫通したミシン目により、各々名刺より一回
り大いサイズの左右のラミネートフィルム4、5が連接
された状態で2つ折りに折り畳み可能になっている。な
お図示するように、左右のラミネートフィルム4、5の
四隅は角がアール状に取られているが、これは折り畳ん
で重ね合わせた際に、全体として四隅が角落としされた
形に仕上げるためのもので、必ずしも必要とするもので
はない。またこのように角を落としておくと、折り部の
両端に切り込み6が形成されることになり、この切り込
み6が折り筋を形成する場合の格好のガイドになる利点
がある。
である。このラミネート材Sは、厚さ45μmのポリエ
チレンテレフタレートを支持体1とし、その上面にEV
Aを主成分とする感熱接着剤層2が45μmの厚さで溶
融押出し法により形成されている。そして前記ラミネー
ト材Sは図1Bに示すよう折り部3に設けられたラミネ
ート材Sを貫通したミシン目により、各々名刺より一回
り大いサイズの左右のラミネートフィルム4、5が連接
された状態で2つ折りに折り畳み可能になっている。な
お図示するように、左右のラミネートフィルム4、5の
四隅は角がアール状に取られているが、これは折り畳ん
で重ね合わせた際に、全体として四隅が角落としされた
形に仕上げるためのもので、必ずしも必要とするもので
はない。またこのように角を落としておくと、折り部の
両端に切り込み6が形成されることになり、この切り込
み6が折り筋を形成する場合の格好のガイドになる利点
がある。
【0014】本発明のラミネート材を使用するには、ま
ず図1Cの如くラミネート材Sの中央に設けられた折り
部3が背になるよう折り畳み、指等で折り筋を形成する
ことにより2つ折りの状態に仕上げる。続いて折り畳ま
れた左右ラミネートフィルム4、5の間に名刺Wを挟み
込み、ほぼ中央に位置する場所に押さえて、折り部3の
方からヒートローラー間(図5C参照)に挿入する。ヒ
ートローラーを通過中、中にある空気は押し出され密着
されると共に、加熱されて接着性を発揮し出した感熱接
着剤層2により、名刺Wの表裏面と左右のラミネートフ
ィルム4、5同士は完全接着され図1Dに示すよう完成
品として仕上がる。
ず図1Cの如くラミネート材Sの中央に設けられた折り
部3が背になるよう折り畳み、指等で折り筋を形成する
ことにより2つ折りの状態に仕上げる。続いて折り畳ま
れた左右ラミネートフィルム4、5の間に名刺Wを挟み
込み、ほぼ中央に位置する場所に押さえて、折り部3の
方からヒートローラー間(図5C参照)に挿入する。ヒ
ートローラーを通過中、中にある空気は押し出され密着
されると共に、加熱されて接着性を発揮し出した感熱接
着剤層2により、名刺Wの表裏面と左右のラミネートフ
ィルム4、5同士は完全接着され図1Dに示すよう完成
品として仕上がる。
【0015】折り部3については前記実施例のミシン目
に限らず、例えば図2Aの様に任意の長さの切り込みが
随所に形成されたり、BやCの様に連続する円孔や角孔
が打ち抜かれていてもよい。また、貫通するミシン目等
に代えて、ハーフスリットにすることも可能で、例えば
折り部3の折り返し外面側にハーフスリットを一直線状
に設けた場合、図3に示すよう折り畳みの途中から支持
体1や感熱接着剤層2に亀裂が入り、折り畳んだ後には
他の周囲の断面と同じになる。なお、ハーフスリットも
その数やピッチ及び形状に制限はない。さらに、図4に
示す如く折り筋を設けて前記折り部に代えることも可能
で、この場合においてもそに数や数量及び形状に制限は
ない。
に限らず、例えば図2Aの様に任意の長さの切り込みが
随所に形成されたり、BやCの様に連続する円孔や角孔
が打ち抜かれていてもよい。また、貫通するミシン目等
に代えて、ハーフスリットにすることも可能で、例えば
折り部3の折り返し外面側にハーフスリットを一直線状
に設けた場合、図3に示すよう折り畳みの途中から支持
体1や感熱接着剤層2に亀裂が入り、折り畳んだ後には
他の周囲の断面と同じになる。なお、ハーフスリットも
その数やピッチ及び形状に制限はない。さらに、図4に
示す如く折り筋を設けて前記折り部に代えることも可能
で、この場合においてもそに数や数量及び形状に制限は
ない。
【0016】本発明は前記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、本件発明の折り部3については、極端な
場合では両側に一部切り込み、ハーフスリット、折り筋
等を設けただけでもよい。その場合図1Bの様にアール
の形状の切り込みでも、図2Dの様に楔型でも構わず、
折り畳んだ際に全体としてバランスが取れる形状で形成
するのが好ましい。
ない。例えば、本件発明の折り部3については、極端な
場合では両側に一部切り込み、ハーフスリット、折り筋
等を設けただけでもよい。その場合図1Bの様にアール
の形状の切り込みでも、図2Dの様に楔型でも構わず、
折り畳んだ際に全体としてバランスが取れる形状で形成
するのが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明のラミネート材によれば、従来の
ように2枚のラミネート材を重ね合わせ、任意の1縁辺
を僅か数ミリ巾で精密に点糊状態に仕上げる必要がな
い。従って、加工が単純になると共に不良品の発生が極
端に減少できコストの大幅な低減を実現することができ
る。
ように2枚のラミネート材を重ね合わせ、任意の1縁辺
を僅か数ミリ巾で精密に点糊状態に仕上げる必要がな
い。従って、加工が単純になると共に不良品の発生が極
端に減少できコストの大幅な低減を実現することができ
る。
【0018】
【図1】A、C、Dは本発明の製造方法を具体的に示す
断面図を、Bは平面図をそれぞれ表す。
断面図を、Bは平面図をそれぞれ表す。
【図2】A〜Dは本発明の折り部のバリエーションを示
す平面図を表す。
す平面図を表す。
【図3】折り返し外面側に折り部としてハーフスリット
を設けた場合の様子を示す断面図を表す。
を設けた場合の様子を示す断面図を表す。
【図4】折り部として折り筋を形成した場合の断面図を
表す。
表す。
【図5】A、B、Cは従来のラミネート材の欠点を説明
する断面図を表す。
する断面図を表す。
S ラミネート材 W 名刺 F ラミネートフィルム 1 支持体 2 感熱接着剤層 3 折り部 4、5 左右のラミネートフィルム 6 切り込み 7 接着部分 8 ヒートローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E086 AB01 AC06 AC12 AC13 AC22 AC31 AD28 BA04 BA15 CA34 CA35 4F211 AD06 AD08 AG03 AH53 TA04 TC05 TH18 TH19 TH20 TN09 TN49 TQ03
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体の一方の面に感熱接着材層を設け
たラミネートフィルムが折り部を介して連接されている
ことを特徴としたラミネート材。 - 【請求項2】 折り部がラミネートフィルムを貫通する
切れ目であることを特徴とした請求項1に記載のラミネ
ート材。 - 【請求項3】 折り部がラミネートフィルムを貫通しな
いハーフスリット状であることを特徴とした請求項1に
記載のラミネート材。 - 【請求項4】 折り部が折り筋であることを特徴とした
請求項1に記載のラミネート材。 - 【請求項5】 ラミネートフィルムの少なくとも一方の
端縁に切り込みによる折り部が設けられたことを特徴と
した請求項1に記載のラミネート材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147073A JP2001293780A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | ラミネート材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147073A JP2001293780A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | ラミネート材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001293780A true JP2001293780A (ja) | 2001-10-23 |
Family
ID=18653306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147073A Pending JP2001293780A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | ラミネート材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001293780A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005285506A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Toyota Motor Corp | ラミネート型電池の製造方法およびラミネート型電池 |
JP2012023219A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Nec Tokin Corp | 電気二重層コンデンサおよびその製造方法 |
JP2012192649A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Tsuzuki:Kk | 二つ折りが可能なシートからなる熱可塑性樹脂成型品 |
JP2014183948A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Jms Co Ltd | 消泡材とその製造方法及び貯血槽 |
JP2015074479A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-20 | 凸版印刷株式会社 | 紙容器およびその製造方法 |
CN108773149A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-09 | 爱丽思欧雅玛株式会社 | 层压机、被压合片材、配置方法、辅助片材和层压膜套件 |
-
2000
- 2000-04-11 JP JP2000147073A patent/JP2001293780A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018183921A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | アイリスオーヤマ株式会社 | ラミネータ、被圧着シート、配置方法、補助シート及びラミネートフィルムセット |
CN108773149B (zh) * | 2017-04-25 | 2020-11-24 | 爱丽思欧雅玛株式会社 | 层压机、被压合片材、配置方法、辅助片材和层压膜套件 |
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