JPH0415481Y2 - - Google Patents

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JPH0415481Y2
JPH0415481Y2 JP19878285U JP19878285U JPH0415481Y2 JP H0415481 Y2 JPH0415481 Y2 JP H0415481Y2 JP 19878285 U JP19878285 U JP 19878285U JP 19878285 U JP19878285 U JP 19878285U JP H0415481 Y2 JPH0415481 Y2 JP H0415481Y2
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laminating
film
heat
postcard
laminating film
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はカード類をラミネートするために用い
られるラミネート用フイルムに係り、とりわけカ
ード類をサンドイツチ状に挟んだラミネート用フ
イルムやラミネート用フイルムを取り付けたはが
きをラミネート装置に挿入して加熱圧縮処理する
場合、ラミネート装置への挿入作業を正確かつ容
易に行うことができるラミネート用フイルムに関
する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕 透明フイルムと、この透明フイルムの表面に層
状にコーテイングした熱溶融性樹脂とからなるラ
ミネート用フイルムで、免許証等のカード類をサ
ンドイツチ状に挟みその後ラミネート加工し、保
存性の向上を図つたものが用いられている。また
上記のラミネート用フイルムをはがきの裏面一側
縁に貼着して取り付けてラミネート用フイルム付
はがきを作成し、このラミネート用フイルム付は
がきをラミネート加工し、はがきの裏面を雨水等
から保護したものが開発されている(実願昭60−
25901号)。このラミネート用フイルムに使用され
る透明フイルムは、通常、セロフアン、ポリエス
テルのような比較的熱変形しない透明の基材が用
いられ、また熱溶融性樹脂としてはポリエチレ
ン、サーリン(商標)などが用いられている。
カード類をラミネート用フイルムでラミネート
加工する方法としては、1枚のラミネート用フイ
ルムにカード類を載置しラミネート装置へ挿入し
て加熱圧縮してカード類の片面のみをラミネート
加工する方法、あるいはあらかじめ一側縁を貼着
して連結された2枚のラミネート用フイルムの間
にカード類を入れラミネート装置で加熱圧縮して
カード類の両面をラミネート加工する方法があ
る。またラミネート用フイルム付はがきをラミネ
ート加工する方法としては、はがきの表面および
裏面に所定の事項を記入しラミネート装置へラミ
ネート用フイルム付はがきを挿入して加熱圧縮
し、はがきの裏面をラミネート加工する方法があ
る。上記のいずれの場合においてもラミネート装
置へラミネートフイルム等を挿入する作業が必要
となる。
しかしながら、1枚のラミネート用フイルムで
カード類をラミネート加工する場合はラミネート
装置への挿入方向がどちらであつても問題はない
が、2枚のラミネート用フイルムでカード類をラ
ミネート加工する場合またはラミネート用フイル
ム付はがきをラミネート加工する場合のようにあ
らかじめ一側縁が貼着されている場合はラミネー
ト装置への挿入方向によつてラミネート加工に支
障が生じることがある。すなわち、貼着された一
側縁を前方に向けてラミネート装置へ挿入すれば
一側縁から順番に加熱圧縮処理され支障は生じな
いが、貼着された一側縁と逆の側(開放側)を前
方に向けてラミネート装置へ挿入すれば開放側か
ら順に加熱圧縮処理され、2枚のラミネート用フ
イルムの相互間またははがきとラミネート用フイ
ルムの相互間が、互いにずれてしまつたりラミネ
ート用フイルムにしわが寄つたりしてしまうこと
がある。
従来、このようなラミネート装置への挿入方向
については、特にラミネート用フイルムに明示さ
れておらず、初めてラミネート用フイルムを取り
扱う作業者にとつてはどちら側からラミネート装
置へ挿入するかまごつく場合が多い。また作業者
が誤つて開放側を前方に向けてラミネート装置へ
挿入して、ラミネート加工に支障が生じる場合も
ある。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点を考慮してなされたもの
であり、2枚のラミネート用フイルムでカード類
をラミネート加工したり、ラミネート用フイルム
付はがきをラミネート加工する場合のようにあら
かじめラミネート用フイルムの一側縁が貼着され
ている場合、ラミネート用フイルム等のラミネー
ト装置への挿入作業が正確かつ容易にできるラミ
ネート用フイルムを提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、熱変化しない透明基材に熱溶融性樹
脂を層状にコーテイングしてなるラミネート用フ
イルムであつて、前記熱溶融性樹脂層にはラミネ
ート装置への挿入方向を示す矢印を構成するよう
に凹部または凸部が形成されていることを特徴と
している。
本考案によれば、熱溶融性樹脂層に凹部または
凸部を形成することによつてラミネート装置への
挿入方向を示す矢印が構成されているので、あら
かじめ一側縁が貼着されたラミネート用フイルム
等をラミネート装置へ挿入する作業が正確かつ容
易にできる。また、矢印を構成する凹部または凸
部は加熱圧縮処理によつて溶融消滅してしまうの
で、仕上げの美しいラミネート製品を作ることが
できる。
〔考案の実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図は本考案によるラミネート用フイルムの
一実施例を示す斜視図であり、第2図は第1図
−線断面図である。ラミネート用フイルム10
は、熱変化しない透明フイルム11内側全面に熱
溶融性樹脂13を層状にコーテイングしたものか
らなつており、同じくラミネート用フイルム14
は熱変化しない透明フイルム15の表側全面に熱
溶融性樹脂17を層状にコーテイングしたものか
らなつている。この2枚のラミネート用フイルム
10,12は互いに熱溶融性樹脂層13,17が
面するように、一側縁12全域にわたつて糊付け
などによつて貼着され、一対のラミネート用フイ
ルム10,14を形成している。第1図において
一対のラミネート用フイルム10,14の互いに
面する側の表面には、ラミネート装置への挿入方
向を示す矢印19,20が複数設けられている。
矢印19,20のうち矢印19について第3図で
更に詳細に述べる。第3図は第2図A部拡大断面
図であり、矢印19は熱変形しない透明フイルム
11に対して層状にコーテイングされた熱溶融性
樹脂層13に凹部16を形成することによつて構
成されている。矢印20についても矢印19と同
様、凹部を形成することにより構成されている。
このような一対のラミネート用フイルムを使用
するには、まず第1図に示すような一側縁12全
域にわたつて貼着された一対のラミネート用フイ
ルム10,14の間にカード類(図示していな
い)を入れる。その後この一対のラミネート用フ
イルム10,14をラミネート装置(図示してい
ない)に挿入して加熱圧縮処理をする。一対のラ
ミネートフイルム10,14をラミネート装置に
挿入する場合、一対のラミネート用フイルム1
0,14の互いに面する側の表面にラミネート装
置への挿入方向を示す矢印19,20が設けられ
ているので、ラミネート装置への挿入作業を正確
かつ容易に行うことができる。
一対のラミネート用フイルム10,14をラミ
ネート装置で加熱圧縮処理をすると、熱溶融性樹
脂13,17が溶融してカード類の両面に透明フ
イルム11,15が熱溶着し、カード類と透明フ
イルム11,15とは互いに密着しあう。この熱
溶融性樹脂13,17が溶融する際、矢印19,
20も溶融されて消失し、一対のラミネート用フ
イルム10,14の加熱圧縮処理が終了した時点
においては全く目立たない。
このように本考案によれば、一対のラミネート
用フイルム10,14にラミネート装置への挿入
用矢印19,21が設けられているので、ラミネ
ート装置への挿入作業が正確かつ容易に行なわれ
るとともに、ラミネート装置での加熱圧縮作業終
了後は矢印の設けられていないフイルムと同様
に、良好な透明性を得ることができる。
ラミネート用フイルムの熱溶融性樹脂装置に凹
部を形成する方法としては、ラミネート用フイル
ムの製造過程において、エンボス加工することに
より容易に行うことができる。すなわち、ラミネ
ート用フイルムは、通常、押出しラミネーシヨン
と呼ばれる溶融押出製膜法によつて製造される
が、この押出しラミネーシヨンの際、ラミネート
フイルムは半溶融状態にあり、この状態の時、熱
溶融性樹脂層に所定の凹部が刻設されたロールを
押付けて転写し、冷却することにより、凹部を形
成することができる。
第4図は本考案によるラミネート用フイルムの
第2の実施例を示す斜視図であり、第5図は第4
図−線断面図である。ラミネート用フイルム
24は熱変化しない透明フイルム25全面に熱溶
融性樹脂27を層状にコーテイングしたものであ
る。このラミネート用フイルム24ははがき21
の裏面一側縁22全域に、はがき21側に熱溶融
性樹脂層27が面するようにして、糊付けによつ
て貼着されている。第4図において、ラミネート
用フイルム24のはがき21側の表面に、ラミネ
ート装置への挿入方向を示す矢印29が複数設け
られている。次に矢印29を第6図で更に詳述す
る。第6図は第5図B部拡大断面図であり、矢印
29は熱溶融性樹脂層27に凹部26を形成する
ことにより構成されている。
このようなラミネート用フイルム付はがきを使
用するには、まずはがき21の表面および裏面に
必要な事項を書き、その後このラミネート用フイ
ルム付はがきをラミネート装置に挿入して加熱圧
縮処理をする。この挿入作業の際、ラミネート用
フイルム24のはがき21側の表面に、ラミネー
ト装置への挿入方向を示す矢印29が設けられて
いるので、ラミネート装置への挿入作業を正確か
つ容易に行うことができる。またラミネート用フ
イルム付はがきを加熱圧縮処理すると熱溶融性樹
脂27が溶融してはがき21の裏面に透明フイル
ム25が熱溶着するが、この場合、矢印29も溶
融して消失し加熱圧縮処理が終了した時点におい
ては全く目立つことはない。
なお、以上説明した各実施例においては、ラミ
ネート装置への挿入用の矢印を凹部により形成す
る例を示したが、この矢印を凸部によつて形成し
てもよい。
さらに、矢印を形成する凹部は第3図、第6図
に示すように深い溝によつて構成される例を示し
たが、これに限らず浅い溝によつて構成してもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、熱溶融性
樹脂層に凹部または凸部を形成することによつて
ラミネート装置への挿入方向を示す矢印が構成さ
れているので、2枚のラミネート用フイルムでカ
ード類をラミネート加工したり、ラミネート用フ
イルム付はがきをラミネート加工するようにあら
かじめラミネート用フイルムの一側縁が貼着され
ている場合、これらのラミネート用フイルム等の
ラミネート装置への挿入作業を正確かつ容易に行
うことができる。また、矢印を構成する凹部また
は凸部は加熱圧縮処理によつて溶融消滅してしま
うので、仕上げの美しいラミネート製品を作るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるラミネート用フイルムの
第1の実施例を示す斜視図、第2図は第1図−
線断面図、第3図は第2図A部拡大断面図、第
4図は本考案によるラミネート用フイルムの第2
の実施例を示す斜視図、第5図は第4図−線
断面図、第6図は第5図B部拡大断面図である。 10……ラミネート用フイルム、11……透明
フイルム、12……一側縁、13……熱溶融性樹
脂、14……ラミネート用フイルム、15……透
明フイルム、16……凹部、17……熱溶融性樹
脂、19,20……矢印、21……はがき、22
……一側縁、24……ラミネート用フイルム、2
5……透明フイルム、26……凹部、27……熱
溶融性樹脂、29……矢印。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱変化しない透明基材に熱溶融性樹脂を層状
    にコーテイングしてなるラミネート用フイルム
    において、前記熱溶融性樹脂層にはラミネート
    装置への挿入方向を示す矢印を構成するように
    凹部または凸部が形成されていることを特徴と
    するラミネート用フイルム。 2 ラミネート用フイルムは互いに熱溶融性樹脂
    層が面するように2枚のラミネート用フイルム
    の一側縁が互いに貼着されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のラミ
    ネート用フイルム。 3 ラミネート用フイルムははがきの裏面一側縁
    に、はがき側に熱溶融性樹脂層が面するように
    貼着されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のラミネート用フイル
    ム。
JP19878285U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0415481Y2 (ja)

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