JPH0222445B2 - - Google Patents

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JPH0222445B2
JPH0222445B2 JP56116228A JP11622881A JPH0222445B2 JP H0222445 B2 JPH0222445 B2 JP H0222445B2 JP 56116228 A JP56116228 A JP 56116228A JP 11622881 A JP11622881 A JP 11622881A JP H0222445 B2 JPH0222445 B2 JP H0222445B2
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JPS5819740A (ja
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Norimoto Suzuki
Seiichi Nishikawa
Toshiharu Inoe
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Priority to EP19820106692 priority patent/EP0071850B1/en
Priority to CA000407928A priority patent/CA1186003A/en
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Publication of JPH0222445B2 publication Critical patent/JPH0222445B2/ja
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    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/06187—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with magnetically detectable marking
    • G06K19/06196—Constructional details

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気カード及びその製造方法に係り、
更に詳しくはクレジツトカード、銀行カードその
他IDカード等として用いられている磁気プラス
チツクカード及びその製造方法に関する。
一般に磁気プラスチツクカードは、ポリ塩化ビ
ニル等の合成樹脂からなる不透明なコアシートの
表面に、同様にポリ塩化ビニル等の透明オーバー
シートを被覆して構成されており、且つ所要事項
の記憶用の磁気記録層を有している。この磁気記
録層はオーバーシート上に設けられ、一方可視情
報としての図柄はコアシート上に印刷されてい
る。即ち、従来の磁気プラスチツクカードにおい
ては、磁気記録層と図柄とは互いに独立して設け
られている。それであるから、磁気記録層の色が
茶褐色もしくは黒褐色に限られており、且つ磁気
記録層がオーバーシート上に設けられている関係
上、磁気記録層の下のコアシート面には図柄を設
けて磁気記録層で隠蔽されてしまうが故に、磁気
プラスチツクカードの意匠は極めて限られてしま
う欠点があつた。又、第１図に如く、図柄１の上
に磁気記録層２を設けた場合、磁気記録層２の存
在が強調され、それによつてカード３に施こした
図柄の意匠効果が損われやすい傾向がある。それ
故、カード発行者の創作したカードの図柄を磁気
記録層との調和をはかつて修正しなければならな
い場合もあつた。又、磁気記録層の茶褐色もしく
は黒褐色の色を隠蔽し、色彩豊かに磁気記録層を
着色することが行なわれているが、コアシート上
に印刷した絵柄を磁気記録層が隠蔽してしまうこ
とに変りはなかつた。
又、従来、カードに磁気記録層を設ける方法と
して、第２図ないし第４図ａ，ｂ図示の如く所望
の形状の熱金型４を用いてホツトスタンプ方式で
カード基材１０上に磁気記録層９をスタンプする
方法も採用されているが、磁気テープは箔押に用
いられている顔料箔、金属箔に比べ、膜厚が厚
く、膜強も高い為金型でスタンプされた磁気記録
層のエツジがシヤープでなく、いわゆる膜切れが
悪く、それ故、ホツトスタンプによる場合、外観
の良いものを形成することができないのみなら
ず、カードに磁気記録体を貼着した感じがエツジ
の状態によつて強調されてしまう欠点があつた。
尚、第２ないし４図において５は磁気転写シー
トの転写用基材、６は離型層、７は着色層、８は
磁性層を示す。
本発明者等は叙上の欠点を解消すべく種々研究
の結果、磁気記録層を予め、磁気転写シート上で
半抜き加工し、不要部分のかすとりを行ない、シ
ヤープなエツジを有する所望形状の磁気記録層を
得たのち、カード基材への加工を行なうことによ
り意匠性に優れているか、或いは、外観上磁気記
録層が設けられていることが感ぜられない磁気プ
ラスチツクカードを得ることが可能となることを
見い出し、かかる知見にもとづいて本発明を完成
したものである。
即ち、第１の発明の要旨はカード基材の少なく
とも片面にアイランド状に打抜き形成された磁気
記録層が設けられ、且つ該磁気記録層はその表面
がカード基材の表面と同一平面上に位置するよう
に埋設されていることを特徴とする磁気カードで
ある。
次に第２の発明の要旨はカード基材の少なくと
も片面にアイランド状に打抜き形成された磁気記
録層が設けられ、更に該磁気記録層上に文字・図
柄印刷層が設けられ、且つ前記磁気記録層及び文
字・図柄印刷層はそれらの表面がカード基材の表
面と同一平面上に位置するように埋設されている
ことを特徴とする磁気カードである。
次に第３の説明の要旨は転写用支持体上に転写
すべき磁気記録層が積層された磁気転写シートの
磁気記録層のみにループ状に半切り線を刻設し、
しかるのち、半切り線で包囲される領域外の磁気
記録層部分を転写用支持体より剥離除去してアイ
ランド状の磁気記録層を残余させた磁気転写シー
トを形成する過程と、前記のようにして得られた
アイランド状の磁気記録層を有する磁気転写シー
トの磁気記録層面をカード基材の表面にあてが
い、加熱してアイランド状の磁気記録層をカード
基材上に転写する過程と、前記磁気記録層を設け
たカード基材上に鏡面押圧板をあてがい、加熱加
圧して磁気記録層面をカード基材面と同一平面内
に位置させる過程とからなることを特徴とする磁
気カードの製造方法である。
次に第４の発明の要旨は転写用支持体上に転写
すべき磁気記録層が積層された磁気転写シートの
磁気記録層のみにループ状に半切り線を刻設し、
しかるのち、半切り線で包囲される領域外の磁気
記録層部分を転写用支持体より剥離除去してアイ
ランド状の磁気記録層を残余させた磁気転写シー
トを形成する過程と、前記のようにして得られた
アイランド状の磁気記録層を有する磁気転写シー
トの磁気記録層面をカード基材の表面にあてが
い、加熱してアイランド状の磁気記録層をカード
基材上に転写する過程と、前記磁気記録層を設け
たカード基材上に鏡面押圧板をあてがい、加熱加
圧して磁気記録層面をカード基材面と同一平面内
に位置させる過程と、前記加熱加圧処理した磁気
記録層面に文字図柄印刷層を印刷する過程と、文
字図柄印刷層の印刷後、カード基材上に鏡面押圧
板をあてがい、加熱加圧して文字図柄印刷層面カ
ード基材面と同一平面内に位置させる過程とから
なることを特徴とする磁気カードの製造方法であ
る。
次に第５の発明の要旨は、転写用支持体上に転
写すべき磁気記録層が積層された磁気転写シート
の磁気記録層のみにループ状に半切り線を刻設
し、しかるのち、半切り線で包囲される領域外の
磁気記録層部分を転写用支持体より剥離除去して
アイランド状の磁気記録層を残余させた磁気転写
シートを形成する過程と、前記のようにして得ら
れたアイランド状の磁気記録層を有する磁気転写
シートの磁気記録層面をオーバーシートの表面に
あてがい、加熱してアイランド状の磁気記録層を
オーバーシート上に転写する過程と、前記オーバ
ーシートをコアシートに対して接着もしくは仮接
着する過程と、前記オーバーシートをコアシート
に接着もしくは仮接してなるものに鏡面押圧板を
あてがい、加熱加圧して磁気記録層面をオーバー
シート面と同一平面内に位置させる過程とからな
ることを特徴とする磁気カードの製造方法であ
る。
次に第６の発明の要旨は転写用支持体上に転写
すべき磁気記録層が積層された磁気転写シートの
磁気記録層のみにループ状に半切り線を刻設し、
しかるのち、半切り線で包囲される領域外の磁気
記録部分を転写用支持体より剥離除去してアイラ
ンド状の磁気記録層を残余させた磁気転写シート
を形成する過程と、前記のようにして得られたア
イランド状の磁気記録層を有する磁気転写シート
の磁気記録層面をオーバーシートの表面にあてが
い、加熱してアイランド状の磁気記録層をオーバ
ーシート上に転写する過程と、前記オーバーシー
トをコアシートに対して接着もしくは仮接着する
過程と、前記オーバーシートをコアシートに接着
もしくは仮接着してなるものに鏡面押圧板をあて
がい、加熱加圧して磁気記録層面をオーバーシー
ト面と同一平面内に位置させる過程と、前記加熱
加圧処理した磁気記録層面に文字図柄印刷層を印
刷する過程と、文字図柄印刷層の印刷後、オーバ
ーシート上に鏡面押圧板をあてがい、加熱加圧し
て文字図柄印刷層面をオーバーシート面と同一平
面内に位置させる過程とからなることを特徴とす
る磁気カードの製造方法である。
以下、本発明につき、図面を参照しながら詳細
に説明する。
第５図及び第６図は第１の発明に係る磁気カー
ドの第１の実施態様を示す。
この実施態様の磁気カード２１ａにおいてはコ
アシート１１の表裏にオーバーシート１２を積層
してなるカード基材１０の片面にアイランド状に
打抜き形成された熱接着性の磁性層１４とそれを
被覆する着色層１５の２層よりなる磁気記録層１
３ａが設けれ、且つ該磁気記録層１３ａはその表
面がオーバーシート１２の表面と同一平面内に位
置するように埋設されている。又、コアシート１
１の両表面層には印刷層１９が設けられている。
尚、２０は磁気記録層１３ａのエツジを示す。
而して、本発明の磁気カードにおいて、コアシ
ート１１として例えば骨白ポリ塩化ビニルシート
を適用し得る。
次にオーバーシート１２としては例えば透明ポ
リ塩化ビニルシートを適用し得る。
次に磁性層１４としては塩化ビニル酢酸ビニル
共重合体、セルロース樹脂、塩化ビニル樹脂等の
熱可塑性樹脂を主とするバインダー中にγ―
Fe2O3、Co―Fe3O4、CrO2等に磁性粒子粉が分散
された５〜25μ厚の磁性塗膜を適用し得る。
次に着色層１５としては塩化ビニルー酢酸ビニ
ル共重合体、アクリル樹脂、セルロース樹脂等の
熱可塑性樹脂を主とするバインダー中に所望の色
料が分散された1μないし10μ厚の塗膜を適用し得
る。この着色層の厚さは電磁変換特性を考慮すれ
ば薄い方が望ましく、一方、色相を考慮すれば厚
い方が望ましく、磁気処置装置・規格等を考慮し
て決定すべきものである。
第６図は第１の発明に係る磁気カードの第２の
実施態様を示す。
この実施態様の磁気カード２１ｂは、着色層１
６が透明な離型層１６で被覆されている点が第１
の実施態様と異なるのみでその他の構成は第１の
実施態様の場合と同様である。尚、１３ｂは離型
層１６と着色層１５と熱接着性の磁性層１４の３
層よりなる磁気記録層１３ｂを示す。
而して、本発明の磁気カードにおいて、離型層
１６としてはアクリル酸エステル樹脂、ロジン誘
導体樹脂などの樹脂を主成分とする厚さ0.2ない
し2μの塗膜を適用し得る。
第１、及び第２の実施態様の磁気カード磁気記
録層をアイランド状に打ち抜き形成したアイラン
ド状の磁気記録層をカード基材の表面と同一面に
なるように埋設しているので、カードを側面から
眺めても前記磁気記録層は全く見えないという効
果がある。また前記磁気カードは磁気記録層のエ
ツジ２０が打抜き加工によりシヤープに形成さ
れ、且つ磁性層が美麗な色の着色層で隠蔽され、
且つ又、磁気記録層がオーバーシート内に埋設さ
れているので、コアシート上に設けた印刷図柄と
磁気記録層が渾然一体化して見え、外観からは、
磁気記録層が設けられていることが全く認識され
得ない利点を有する。又、それであるから、従来
の磁気ストライプを設けた磁気カードとは異な
り、磁気ストライプの存在によるデザイン上の制
約のようなものは全くなく、自由にカード発行者
の所望する図柄を磁気カードに施こすことが出来
る利点を有する。
次に第８図は第１の発明に係る磁気カードの第
３の実施態様を示す。
この実施態様の磁気カード２１ｃは、磁気記録
層１３ｃが熱接着性の磁性層１４とその上に積層
された非磁性金属蒸着層１７と着色層１５とから
なる点が第１の実施態様と異なるものである。
而して本発明の磁気カードにおいて、コアシー
ト１１、オーバーシート１２及、及び磁性層１４
については第１の実施態様の磁気カードの構成の
説明の中でのべた通りである。
次に非磁性金属蒸着層１７としては例えば、ア
ルミニウム、錫などの500Å厚の蒸着層を適用し
得る。
次に、着色層１５としては塩化ビニル―酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル樹脂、ゼルロース樹脂等
の樹脂を主とするバインダー中に所望の色料が分
散された0.5μないし数μの膜厚の塗膜を適用し得
る。この実施態様においては磁性層１４の色が非
磁性金属蒸着層１７により完全に陰蔽されている
ので0.5μないし数μ程度の微厚の着色層で充分に
美麗な着色を行なうことができる。
次に第９図は第１の発明に係る磁気カードの第
４の実施態様を示す。
この実施態様の磁気カード２１ｄは、着色層１
５が透明な離型層１９で被覆されている点が第３
の実施態様と異なるのみでその他の構成は第３実
施態様の場合と同様である。尚、１３ｄは離型層
１６と着色層１５と非磁性金属蒸着層１７と熱接
性の磁性層１４の４層よりなる磁気記録層を示
す。
ここにおいて、離型層については第２の実施態
様の磁気カードの構成の説明の中でのべた通りで
ある。
第３及び第４の実施態様の磁気カードは第１及
び第２の実施態様の磁気カードの有する利点を有
するのみならず、磁気記録層が磁性層の色の影響
を受けない美麗な色に着色され、且つ、着色層の
厚さが薄いので出力低下率が小さい利点を有す
る。
次に第１０図ないし第１３図は第１の発明に係
る磁気シートの第５ないし第８の実施態様を示
す。
第５ないし第８の実施態様はそれぞれ磁性層１
４の下に感熱接着剤層１８が設けられている点が
第１ないし第４の実施態様と異なるもの第１ない
し第４の実施態様の奏する作用効果と同様の作用
効果を奏するものである。
即ち、第５の実施態様の磁気カード２１ｅは着
色層１５と磁性層１４と感熱接着剤層１８の３層
よりなる磁気記録層１３ｅを有するものであり、
第６の実施態様の磁気カード２１ｆは離型層１６
と着色層１５と磁性層１４と感熱接着剤層１８の
４層よりなる磁気記録層１３ｆを有するものであ
り、第７の実施態様の磁気カード２１ｇは着色層
１５と非磁性金属蒸着層１７と磁性層１４と感熱
接着剤層１８の４層よりなる磁気記録層１３ｇを
有するものであり、又、第８の実施態様の磁気カ
ード２１ｈは離型層１６と着色層１５と非磁性金
属蒸着層１７と磁性層１４と感熱接着剤層１８の
５層よりなる磁気記録層１３ｈを有するものであ
る。
第５ないし第８の実施態様において、感熱接着
剤層１８としてはアクリル樹脂、塩化ビニル酢酸
ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂を主材とする接
着剤層を適用し得る。
その他の構成については第１ないし第４の実施
態様の磁気カードの構成の説明の中でのべた通り
である。
更に第１４図ないし第１７図は第１の発明に係
る磁気カードの第９ないし第12の実施態様を示
す。
第９ないし第12の実施態様は全て着色層を有し
ないもので、第９の実施態様の磁気カード２１ｉ
は熱接着性の磁性層１４のみからなる磁気記録層
１３ｉを有するものであり、第10の実施態様の磁
気カード２１ｊは離型層１６と熱接着性の磁性層
１４の２層よりなる磁気記録層１３ｊを有するも
のであり、第11の実施態様の磁気カード２１ｋは
磁性層１４と感熱接着剤層１８の２層よりなる磁
気記録層１３ｋを有するものであり、第12の実施
態様の磁気カード２１ｌは離型層１６と磁性層１
４と感熱接着剤層１８の３層よりなる磁気記録層
１３ｌを有するものである。
第９ないし第12の実施態様の磁気カードにおい
て、コアシート１１、オーバーシート１２、離型
層１６、磁性層１４、及び感熱接着剤層１８につ
いては前述した通りである。
第９ないし第12の実施態様の磁気カードにおい
ては磁性層の色は陰蔽されていないが、磁性層の
色をデザインを構成する色彩として積極的に活用
して、コアシート上に設けた印刷図柄と磁気記録
層が渾然一体化して見え、外観からは、磁気記録
層が設けられていることを全く認識することがで
きない磁気カードを形成することができる。
以上は第１の発明に関する説明である。
次に第２の発明について説明する。
第１８図及び第１９図は第２の発明に係る磁気
カードの第１実施態様を示す。
この実施態様の磁気カード２３ａにおいては、
コアシート１１の表裏にオーバーシート１２を積
層してなるカード基材１０の片面にアイランド状
に打抜き形成された熱接着性の磁性層１４とそれ
を被覆する着色層１５の２層よりなる磁気記録層
１３ａが設けられ、更に該磁気記録層１３ａ上に
文字・図柄印刷層２２が設けられ、且つ前記磁気
記録層１３ａ及文字・図柄印刷層２２はそれぞれ
の表面がオーバーシート１２の表面と同一平面内
に位置するように埋設されている。
而して、本発明の磁気カードにおいて、コアシ
ート１１、オーバーシート１２、磁性層１４、及
び着色層１５については第１の発明の磁気カード
の構成の説明の中でのべた通りである。
次に文字・図柄印刷層２２としてはシルクスク
リン印刷法により印刷形成した厚さ１〜20μの印
刷層を適用することができる。
文字図柄印刷層が厚すぎると、電磁変換特性に
影響を及ぼし、出力低下率が大きくなるので薄い
方が望ましい。
第２０図は第２の発明に係る磁気カードの第２
の実施態様を示す。
この実施態様の磁気カード２３ｂは着色層１５
上に透明な離型層１６が設けられ、その上に文字
図柄印刷層２２が設けられている点が第１の実施
態様と異なるのみでその他の構成は第１の実施態
様の場合と同様である。
而して、本発明の磁気カードにおいて、離型層
については第１の発明の磁気カードの構成の説明
の中でのべた通りである。
第１及び第２の実施態様の磁気カードは磁気記
録層のエツジ２０が打抜き加工によりシヤープに
形成され、且つ磁性層が美麗な色の着色層で隠蔽
され、磁気記録層上に印刷図柄層が設けられ、且
つ又、磁気記録層及び文字図柄印刷層はそれらの
表面がオーバーシートの表面と同一平面内に位置
するように埋設されているので、コアシート上に
設けた印刷図柄並びに磁気記録層上に設けた印刷
図柄と磁気記録層が渾然一体化して見え、外観か
らは、磁気記録層が設けられていることが全く認
識され得ない利点を有する。又、それであるか
ら、従来の磁気ストライプを設けた磁気ストライ
プとは異なり、磁気ストライプの存在によるデザ
イン上の制約のようなものは全くなく、自由にカ
ード発行者の所望する図柄を磁気カードに施こす
ことが出来る利点を有する。
更に第２１図ないし第３０図は第２の発明に係
る磁気カードの第３ないし第12の実施態様を示
す。
第３の実施態様の磁気カード２３ｃは着色層１
５と非磁性金属蒸着層１７と熱接着性を有する磁
気層１４の３層よりなる磁気記録層１３ｃを、第
４の実施態様の磁気カード２３ｄは離型層１６と
着色層１５と非磁性金属蒸着層１７と熱接着性の
接着層１３ｄを、第５の実施態様の磁気カード２
３ｅは着色層１５と磁性層１４と感熱接着剤層１
８の３層よりなる磁気記録層１３ｅを、第６の実
施態様の磁気カード２３ｆは離型層１６と着色層
１５と磁性層１４と感熱接着剤層１８の４層より
なる磁気記録層１３ｆを、第７の実施態様の磁気
カード２３ｇは着色層１５と非磁性金属蒸着層１
７と磁性層１４と感熱接着剤層１８の４層よりな
る磁気記録層１３ｇを、第８の実施態様の磁気カ
ード２３ｈは離型層１６と着色層１５と非磁性金
属蒸着層１７と磁性層１４と感熱接着剤層１８の
５層よりなる磁気記録層１３ｈを、第９の実施態
様の磁気カード２３ｉは熱接着性の磁性層１４の
みよりなる磁気記録層１３を、第10の実施態様の
磁気カード２３ｊは離型層と熱接着性の磁性層１
４の２層よりなる磁気記録層１３ｊを、第11の実
施態様の磁気カード２３ｋは磁性層１４と感熱接
着剤層１８の２層よりなる磁気記録層１３ｋを、
又、第12の実施態様の磁気カード２３ｌは離型層
１６と磁性層１４と感熱接着剤層１８の３層より
なる磁気記録層１３ｌをそれぞれ有する。
而して、第３ないし第12の実施態様の磁気カー
ドにおいて、非磁性金属蒸着層１７、非磁性金属
蒸着層を設ける着色層１５、及び感熱接着剤層１
８については第１の発明の磁気カードの構成の説
明の中でのべた通りである。
第３及び第４の実施態様の磁気カードは第１及
び第２の実施態様の磁気カードの有する利点を有
するのみならず、磁気記録層が磁性層の色の影響
を受けない美麗な色に着色され、且つ、着色層の
厚さが薄いので出力低下率が小さい利点を有す
る。
第５ないし第８の実施態様はそれぞれ磁性層１
４の下に感熱接着剤層１８が設けられている点が
第１ないし第４の実施態様と異なるもので、第１
ないし第４の実施態様奏する作用効果と同様の作
用効果を奏するものである。
第９ないし第12の実施態様は全て着色層を有し
ないものである。
第９ないし第12の実施態様の磁気カードにおい
ては磁性層の色は陰蔽されていないが、磁性層の
色をデザインを構成する色彩として積極的に活用
して、コアシートに設けた印刷図柄並びに磁気記
録層上に設けた印刷図柄と磁気記録層が渾然一体
化して見え、外観からは、磁気記録層が設けられ
ていることを全く認識することができない磁気カ
ードを形成することができる。
以上は第２の発明についての説明である。
以上のべた第１及び第２の発明に係る磁気カー
ドにおいて、アイランド状の磁気記録層はカード
基材の片面のみならず、両面に設けても良い。
次に第１及び第２の発明に係る磁気カードには
第３１図に例示する如く、アイランド状磁気記録
層のみならず、通常の磁気ストライプ２４をも設
けても良い。
次に第１の発明の磁気カードの製造方法につい
て説明する。
第３２図示のようなポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリカーボネートなどより
なる転写用支持体２５に離型層６と着色層１５と
磁気層１４を順次積層してなる磁気転写シート２
６を用意し、それに対して、所望の形状の抜型
（図示せず）を用いて、第３３〜３４図示の如く、
磁気転写シートの磁気記録層側から転写用支持体
２５は抜き切らないように半抜き加工を行う。図
において２７はループ状に刻設された半切り線を
示す。
次に第３５〜３６図示の如く、所望するイラン
ド形状の磁気記録層以外の不要の磁気記録層部分
を剥離除去してアイランド状の磁気記録層を残余
させた磁気転写シート２８を形成する。
次いで前記転写シート２８をカード基材１０の
面にあてがい、加熱し、次いで転写用支持体を剥
離して、第３８図示の如くアイランド状の磁気記
録層をカード基材１０のオーバーシート１２上に
転写する。次いで磁気記録層１０を転写したカー
ド基材１０上に鏡面押圧板（図示せず）をあてが
い、加熱加圧して、第３９図示の如く磁気記録層
をカード基材面と同一平面内に位置させる。
次いで所定のカードの大きさに断才することに
より第７図示のような磁気カードを得ることがで
きる。
而して本発明の製造方法において第３２図示の
磁気転写シートの代りに第４０図示のような転写
用支持体２５に着色層１５、及び磁性層１４を順
次積層した磁気転写シート２９、第４１図示のよ
うな、転写用支持体２５に着色層１５、非磁性金
属蒸着層１７、及び磁性層１４を順次積層した磁
気転写シート３０、第４２図示のような転写用支
持体２５に離型層１６、着色層１５、非磁性金属
蒸着層１７、及び磁性層１４を順次積層した磁気
転写シート３１、第４３図示のような転写用支持
体２５に着色層１５、磁性層１４、及び感熱接着
剤層１８を順次積層した磁気転写シート３２、第
４４図示のような転写用支持体２５に離型層１
６、着色層１５、磁性層１４、及び感熱接着剤層
１８を順次積層した磁気転写シート３３、第４５
図示のような転写用支持体２５に着色層１５、非
磁性金属蒸着層１７、磁性層１４、及び感熱接着
剤層１８を順次積層した磁気転写シート３４、第
４６図示のような転写用支持体２５に離型層１
６、着色層１５、非磁性金属蒸着層１７、磁性層
１４、及び感熱接着剤層１８を順次積層した磁気
転写シート３５、第４７図示のような転写用支持
体２５に磁性層１４を積層した磁気転写シート３
６、第４８図示のような転写用支持体２５に離型
層１６及び磁性層１４を順次積層した磁気転写シ
ート３７、第４９図示のような転写用支持体２５
に磁性層１４、及び感熱接着剤層１８を順次積層
した磁気転写シート３８、及び第５０図示のよう
な転写用支持体２５に離型層１６、磁性層１４、
及び感熱接着剤層１８を順次積層した磁気転写シ
ート３９を適用することができる。
次に本発明の製造方法において、離型層１６の
形成は転写用支持体の表面にアクリル酸エステル
樹脂、ロジン誘導体樹脂からなる塗料を0.2〜2μ
厚に塗布することによつて行なうことができる。
次に着色層１５の形成は転写用支持体の表面あ
るいは転写用支持体上に設けた離型層の表面に塩
化ビニル酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、セ
ルロース樹脂を主バインダーとし、所望の色料を
分散してなる着色塗料をグラビアコート法、又は
ロールコート法などの方法により0.5〜10μ厚に塗
布することによつて行なうことができる。
次に非磁性金属蒸着層１７の形成は転写用支持
体上に設けた着色層の表面にアルミニウム、錫な
どを蒸着することによつて行なうことができる。
次に磁性層１４の形成は転写用支持体の表面あ
るいは転写用支持体上に設けた離型層の表面、あ
るいは転写用支持体上に設けた着色層、あるいは
転写用支持体上に設けた非磁性金属蒸着の表面に
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、セルロース樹
脂、塩化ビニル樹脂を主バインダーとγ―
Fe2O3、Co―Fe3O4、CrO2などの磁性粒子粉を分
散してなる磁気塗料ををロールコート法によつて
15μ厚に塗布することによつて行なうことができ
る。
次にカード基材としてはプレスによつてコアシ
ートの両面にオーバーシートを熱融着したもの或
いはコアシートにオーバーシートを仕上り外の部
分で接着剤で仮止め積層したものを適用し得る。
次にアイランド状の磁気記録層の転写はアイラ
ンド状の磁気記録層よりもひと回り大きい寸法の
熱型を用いて加熱温度150〜200℃、圧力50〜250
Kg／cm2、時間0.5〜２秒の条件で加熱圧着するこ
とによつて行なうことができる。
次に鏡面押圧板としては0.5mm厚鏡面仕上げス
テンレス板を適用し得る。
加熱加圧条件は加熱温度120〜180℃、圧力10〜
50Kg／cm2、時間５〜30分である。
以上、詳記した通り、本発明の方法によれば、
カード基材上にエツジのシヤープなアイランド状
磁気記録層を設けることができるので、コアシー
ト上に設けた印刷図柄と磁気記録層が渾然一体化
して見え、外観からは、磁気記録層が設けられて
いることが全く認識され得ない磁気カードを作製
することができる。
次に第２の発明の磁気カードの製造方法につい
て説明する。
先ず、第１の発明の方法によつてカード基材の
片面にアイランド状に打抜き形成された磁気記録
層が設けられ、且つ該磁気記録層はその表面がカ
ード基材の表面と同一平面内に位置するように埋
設されたものを形成する。
次いで第５１図示の如く磁気記録層上にシルク
スクリン印刷法により文字図柄等を印刷して文字
図柄印刷層２２を形成する。
次いで鏡面押圧板（図示せず）で加熱加圧し
て、第５２図示の如く磁気記録層面をカード基材
と同一平面内に位置させる。
以上、詳記した通り、本発明の方法によれば、
カード基材上にエツジのシヤープなアイランド状
磁気記録層を設けることができるのみならず文字
図柄印刷層を磁気記録層内に埋設させた状態で設
けることができるので、外観からは磁気記録層が
設けられていることが全く認識され得られない磁
気カードを作製することができる。
次に第３の発明の製造方法について説明する。
第１の発明の方法と同様にして第５３図示の如
く、オーバーシート１２にアイランド状の磁気記
録層のみを残した磁気転写シート２８をあてが
い、加熱し次いで転写用支持体２５を剥離して第
５４図示の如くアイランド状の磁気記録層を転写
する。
次いで第５５図示の如く前記オーバーシート１
２をコアシート１１に接着もしくは仮接着し、鏡
面仕上げ押圧板で加熱加圧して、第５６図示の如
く文字図柄印刷層面をカード基材面と同一平面内
に位置させると共に仮接着されたオーバーシート
をコアシートに熱融着させる。
この第３の発明の方法により第１の発明の方法
により得られるものと同様なものを作製すること
ができる。
次に第４の発明の製造方法について説明する。
先ず、第３の発明の方法によつて、カード基材の
片面にアイランド状に打抜き形成された磁気記録
層が設けられ、且つ該磁気記録層はそれの表面が
カード基材の表面と同一平面内に位置するように
埋設されたものを形成する。
次いで第２の発明の方法と同様に磁気記録層上
にシルクスクリン印刷法により文字図柄等を印刷
し、次いで加熱加圧して磁気記録層面をカード基
材と同一平面内に位置させる。
この第４の発明の方法により、第２の発明の方
法により得られるものと同様なものを作製するこ
とができる。
次に実施例をあげる。
実施例 １ 50μ厚のポリエステルフイルムからなる転写用
支持体面にグラビアコート法によつて0.5μ厚にア
クリル酸エステル樹脂からなる塗料を塗布して離
型層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重体を
主バインダーとし、所望の色料を分散してなる着
色塗料をグラビアコート法によつて2μ厚に塗布
して着色層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、γ―Fe2O3の磁性粒子粉を
分散してなる磁気塗料をロールコート法によつて
15μ厚に塗布して磁性層を形成した。
次にシール印刷抜き加工機を使用し、且つ所望
する形状の抜型を用いて、磁気記録層側から転写
用支持体は抜き切らないように半抜き加工を行な
い、次いで、所望するアイラインド状の磁気記録
層部分以外の不要な磁気記録層部分を剥離し、か
す取りしてアイランド状の磁気記録層を残余させ
た磁気転写シートを形成した。
次いで表裏をオフセツト印刷で絵柄を印刷した
青白ポリ塩化ビニルコアシート0.56mm厚表裏に
0.1mm厚の透明ポリ塩化ビニルオーバーシートが
積層されたカード基材へ前記磁気転写シートを所
望の位置へ当てがい、アイランド状磁気記録層の
形状よりひと回り大きい寸法の熱型で180℃、100
Kg／cm2、0.5secの条件で加熱圧着し、カード基材
へ転写した。
次に前記のように形成されたものを0.5mm厚鏡
面仕上げされたステンレス板に挾み込み、150℃、
25Kg／cm2、20分の条件で加熱加圧し、冷却後オー
バーシートとコアシートが熱融着積層されたカー
ド体を得、アイランド状の磁気記録体がカード基
材に埋設され最表面がカード基材と同一平面とな
つた所望のアイランド状の磁気記録層を有する磁
気プラスチツクカードを得た。
実施例 ２ 50μ厚のポリエステルフイルムからなる転写用
支持体面にグラビアコート法によつて0.5μ厚にア
クリル酸エステル樹脂からなる塗料を塗布して離
型層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、所望の色料を分散してなる
着色塗料をグラビアコート法によつて2μ厚に塗
布して着色層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、γ―Fe2O3の磁性粒子粉を
分散してなる磁気塗料をロールコート法によつて
15μ厚に塗布して磁性層を形成した。
次に磁性層上にアクリルを樹脂を主材とするニ
スを10μ厚でロールコート法で接着剤層を塗布形
成することにより磁気転写シートを得た。
前記の磁気転写シートを用いて、実施例１と同
様にして、半抜き加工、不要な磁気記録層の除
去、かす取り、磁気記録層の転写、加熱加圧を行
なつて、アイランド状の磁気記録層がカード基材
内に埋設され、最表面がカード基材と同一平面と
なつた所望のアイランド状の磁気記録層を有する
磁気プラスチツクカードを得た。
実施例 ３ 実施例１、２で得られた磁気プラスチツクカー
ドに対し、所望の色料のシルクスクリーンインキ
でシルクスクリーン印刷により文字・模様等をア
イランド状の磁気記録層上に厚さ3μの文字・図
柄印刷層を設けた。
次いで、再度前記カード基材を0.5mm厚鏡面仕
上ステンレス板に挾み込み、150℃、25Kg／cm2、
20分の条件で加熱加圧し冷却することにより文
字・図柄印刷層が磁気記録層へ埋設されてカード
基材最表面と磁気記録層と文字図柄印刷層とが同
一平面となつた所望の文字・模様入りアイランド
状磁気記録層を有する磁気プラスチツクカードを
得た。
実施例 ４ 50μ厚のポリエステルフイルムからなる転写用
支持体面にグラビアコート法によつて0.5μ厚にア
クリル酸エステル樹脂からなる塗料を塗布して離
型層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、所望の色料を分散してなる
着色塗料をグラビアコート法によつて2μ厚に塗
布して着色層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、γ―Fe2O3の磁性粒子粉を
分散してなる磁気塗料をロールコート法によつて
15μ厚に塗布して磁性層を形成した。
次にシール印刷抜き加工機を使用し、且つ所望
する形状の抜型を用いて、磁気記録層側から転写
用支持体は抜き切らないように半抜き加工を行な
い、次いで、所望するアイラインド状の磁気記録
層部分以外の不要な磁気記録層を剥離し、かす取
りしてアイランド状の磁気記録層を残余させた磁
気転写シートを形成した。
尚、アイランド状に半抜きするピツチはコアシ
ート上に多面付けで印刷されたカード１片に対す
る絵柄の多面付けピツチと同一とした。
次いで前記磁気転写シートを表面用オーバーシ
ートへあてがい、加熱温度：180℃、速度：5m／
分、圧力：10Kg／30cmの条件で熱転写を行なつ
た。
次いでオフセツト印刷されたコアシートの絵柄
に対して所望の位置に合わせて前記オーバーシー
トを仮接着（仕上り外の部分で接着剤で仮止め）
し、裏面にも同様にして透明なオーバーシートを
仮接着した。
前記のようにして形成されたものを0.5mm厚鏡
面仕上げされたステンレス板に挾み込み、150℃、
25Kg／cm2、20分の条件で加熱加圧し、冷却後、オ
ーバーシートとコアシートが熱融着積層されたカ
ード体を得、アイランド状の磁気記録層がカード
基材に埋設され、最表面がカード基材と同一平面
となつた所望のアイランド状の磁気記録層を有す
る磁気プララスチツクカードを得た。
実施例 ５ 50μ厚のポリエステルフイルムからなる転写用
支持体面にグラビアコート法によつて0.5μ厚にア
クリル酸エステル樹脂からなる塗料を塗布して離
型層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、所望の色料を分散してなる
着色塗料をグラビアコート法によつて2μ厚に塗
布して着色層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、γ―Fe2O3の磁性粒子粉を
分散してなる磁気塗料をロールコート法によつて
15μ厚に塗布して磁性層を形成した。
以後、実施例４と同様にして半抜きし、不要の
磁気記録層部分を除去し、かす取りし、アイラン
ド状の磁気記録層をオーバーシート上に熱転写
し、コアシートと仮接着し、加熱加圧して磁気プ
ラスチツクカードを得た。
実施例 ６ 実施例４、５で得られた磁気プラスチツクカー
ドに対し所望の色料のシルクスクリーンインキで
シルクスクリーン印刷により、文字模様等をアイ
ランド状の磁気記録層上に厚さ3μの文字・図柄
印刷層を設けた。
次いで再度前記カード基材を0.5mm厚鏡面仕上
ステンレス板に挾みこみ、150℃、25Kg／cm2、20
分の条件で加熱加圧し冷却することにより文字・
図柄印刷層が磁気記録層へ埋設されてカード基材
最表面と磁気記録層と文字図柄印刷層とが同一平
面となつた所望の文字模様入りアイランド状磁気
記録層を有する磁気プラスチツクカードを得た。
実施例 ７ 50μ厚のポリエステルフイルムからなる転写用
支持体面にグラビアコート法によつて0.5μ厚にア
クリル酸エステル樹脂からなる塗料を塗布して離
型層を形成した。
次いでその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
を主バインダーとし、所望の色料を分散してなる
着色塗料をグラビアコート法によつて0.5μ厚に塗
布して着色層を形成した。
次いでその上にアルミニウムを500Å厚に真空
蒸着した。
更にその上に塩化ビニル酢酸ビニル共重合体を
主バインダーとし、γ―Fe2O3の磁性粒子粉を分
散してなる磁気塗料をロールコート法によつて
15μ厚に塗布して磁性層を形成することにより磁
気転写シートを得た。
前記の磁気転写シートを用いて、実施例１、実
施例３、実施例４、及び実施例６、の方法に従つ
て加工して模様入りアイランド状磁気記録層を有
する磁気プラスチツクカードを得た。
実施例１ないし８で得られたカードの電磁変換
特性における文字・図柄印刷層の影響による出力
低下率は磁気書込密度210FRPIの時10％以内であ
り充分許容し得る程度のものであつた。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来の磁気カードの斜視図、第２図な
いし第４図ａは磁気記録層のホツトスタンプ加工
の過程を示し、第２図ないし第４図ａは断面図、
第４図ｂは斜視図、第５図及び第６図は第１の発
明の第１の実施態様を示し、第５図は斜視図、第
６図は第５図示のＡ―Ａ線矢視断面図、第７図な
いし第１７図は第１の発明の第２ないし第12の実
施態様の斜視図、第１８図及び第１９図は第２の
発明の第１の実施態様を示し、第１８図は斜視
図、第１９図は第１８図示のＢ―Ｂ線矢視断面
図、第２０図ないし第３１図は第２の発明の第２
ないし第12の実施態様を示す断面図、第３２図は
磁気転写シートの断面図、第３３図及び第３４図
は半抜き加工した前記磁気転写シートを示し、第
３３図は平面図、第３４図は第３３図のＣ―Ｃ線
矢視断面図、第３５図及び第３６図はアイランド
状磁気記録層のみを残余させた磁気転写シートを
示し、第３５図は平面図、第３６図は第３５図示
のＤ―Ｄ線矢視断面図、第３７図は前記磁気転写
シートをカード基材にあてがつた状態の断面図、
第３８図は磁気記録層が転写されたカード基材の
断面図、第３９図は加熱加圧して磁気記録層をカ
ード基材内に埋設した状態の断面図、第４０図な
いし第５０図は他の磁気転写シートの断面図、第
５１図は第３９図示の磁気カードの磁気記録層上
に印刷した状態を示す断面図、第５２図は加熱加
圧して磁気記録層内に文字図柄印刷層を埋設した
状態の断面図、第５３図はオーバーシートに磁気
転写シートをあてがつた状態の断面図、第５４図
はオーバーシートに磁気記録層を転写した状態の
断面図、第５５図は第５４図示のオーバーシート
をコアシートに積層した状態の断面図、第５６図
は磁気記録層をカード基材内に埋設した状態の断
面図である。 １１……コアシート、１２……オーバーシー
ト、１０……カード基材、１３ａ，１３ｂ…１３
ｌ……磁気記録層、１４……磁性層、１５……着
色層、１９……コアシートへの印刷層、１６……
離型層、１７……非磁性金属蒸着層、１８……感
熱接着剤層、２１ａ，２１ｂ…２１ｌ……磁気カ
ード、２２……文字図柄印刷層、２３ａ，２３ｂ
…２３ｌ……磁気カード、２６……磁気転写シー
ト、２７……半抜き線、２８……アイランド状磁
気記録層のみを残余させた磁気転写シート、２９
〜３９……磁気転写シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ カード基材の少なくとも片面にアイランド状
    に打抜き形成された磁気記録層が設けられ、且つ
    該磁気記録層はその表面がカード基材の表面と同
    一平面内に位置するように埋設されていることを
    特徴とする磁気カード。 ２ 前記磁気記録層が着色層と熱接着性の磁性層
    の２層よりなることを特徴とする特許請求の範囲
    第１項記載の磁気カード。 ３ 前記磁気記録層が離型層と着色層と熱接着性
    の磁性層の３層よりなることを特徴とする特許請
    求の範囲第１項記載の磁気カード。 ４ 前記磁気記録層が着色層と非磁性金属蒸着層
    と熱接着性の磁性層の３層よりなることを特徴と
    する特許請求の範囲第１項記載の磁気カード。 ５ 前記磁気記録層が離型層と着色層と非磁性金
    属蒸着層と熱接着性の磁性層の４層よりなること
    を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気カ
    ード。 ６ 前記磁気記録層が着色層と磁性層と感熱接着
    剤層の３層よりなることを特徴とする特許請求の
    範囲第１項記載の磁気カード。 ７ 前記磁気記録層が離型層と着色層と磁性層と
    感熱接着剤層の４層よりなることを特徴とする特
    許請求の範囲第１項記載の磁気カード。 ８ 前記磁気記録層が着色層と非磁性金属蒸着層
    と磁性層と感熱接着剤層の４層よりなることを特
    徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気カー
    ド。 ９ 前記磁気記録層が離型層と着色層と非磁性金
    属蒸着層と磁性層と感熱接着剤層の５層よりなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁
    気カード。 １０ 前記磁気記録層が熱接着性の磁性層よりな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
    磁気カード。 １１ 前記磁気記録層が離型層と熱接着性の磁性
    層の２層よりなることを特徴とする特許請求の範
    囲第１項記載の磁気カード。 １２ 前記磁気記録層が磁性層と感熱接着剤層の
    ２層よりなることを特徴とする特許請求の範囲第
    １項記載の磁気カード。 １３ 前記磁気記録層が離型層と磁性層と感熱接
    着剤層の３層よりなることを特徴とする特許請求
    の範囲第１項記載の磁気カード。 １４ カード基材の少なくとも片面にアイランド
    状に打抜き形成された磁気記録層が設けられ、更
    に該磁気記録層上に文字・図柄印刷層が設けら
    れ、且つ前記磁気記録層及び文字・図柄印刷層は
    それらの表面がカード基材の表面と同一平面内に
    位置するように埋設されていることを特徴とする
    磁気カード。 １５ 前記磁気記録層が着色層と熱接着性の磁性
    層の２層よりなることを特徴とする特許請求の範
    囲第１４項記載の磁気カード。 １６ 前記磁気記録層が離型層と着色層と熱接着
    性の磁性層の３層よりなることを特徴とする特許
    請求の範囲第１４項記載の磁気カード。 １７ 前記磁気記録層が着色層と非磁性金属蒸着
    層と熱接着性の磁性層の３層よりなることを特徴
    とする特許請求の範囲第１４項記載の磁気カー
    ド。 １８ 前記磁気記録層が離型層と着色層と非磁性
    金属蒸着層と熱接着性の磁性層の４層よりなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第１４項記載の磁
    気カード。 １９ 前記磁気記録層が着色層と磁性層と感熱接
    着剤層の３層よりなることを特徴とする特許請求
    の範囲第１４項記載の磁気カード。 ２０ 前記磁気記録層が離型層と着色層と磁性層
    と感熱接着剤層の４層よりなることを特徴とする
    特許請求の範囲第１４項記載の磁気カード。 ２１ 前記磁気記録層が着色層と非磁性金属蒸着
    層と磁性層と感熱接着剤層の４層よりなることを
    特徴とする特許請求の範囲第１４項記載の磁気カ
    ード。 ２２ 前記磁気記録層が離型層と着色層と非磁性
    金属蒸着層と磁性層と感熱接着剤層の５層よりな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第１４項記載
    の磁気カード。 ２３ 前記磁気記録層が熱接着性の磁性層よりな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第１４項記載
    の磁気カード。 ２４ 前記磁気記録層が離型層と熱接着性の磁性
    層の２層よりなることを特徴とする特許請求の範
    囲第１４項記載の磁気カード。 ２５ 前記磁気記録層が磁性層と感熱接着剤層の
    ２層よりなることを特徴とする特許請求の範囲第
    １４項記載の磁気カード。 ２６ 前記磁気記録層が離型層と磁性層と感熱接
    着剤層の３層よりなることを特徴とする特許請求
    の範囲第１４項記載の磁気カード。 ２７ 転写用支持体上に転写すべき磁気記録層が
    積層された磁気転写シートの磁気記録層のみにル
    ープ状に半切り線を刻設し、しかるのち、半切り
    線で包囲される領域外の磁気記録層部分を転写用
    支持体より剥離除去してアイランド状の磁気記録
    層を残余させた磁気転写シートを形成する過程
    と、前記のようにして得られたアイランド状の磁
    気記録層を有する磁気転写シートの磁気記録層面
    をカード基材の表面にあてがい、加熱してアイラ
    ンド状の磁気記録層をカード基材上に転写する過
    程と、前記磁気記録層を設けたカード基材上に鏡
    面押圧板をあてがい、加熱加圧して磁気記録層面
    をカード基材面と同一平面内に位置させる過程と
    からなることを特徴とする磁気カードの製造方
    法。 ２８ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と熱接着性の磁性層の２層よりなる磁気
    記録層が積層された磁気転写シートを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第２７項記載の磁気
    カードの製造方法。 ２９ 前記磁気転写シートとして転写支持体上に
    離型層と着色層と熱接着性の磁性層の３層よりな
    る磁気記録層が積層された磁気転写シートを用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第２７項記載
    の磁気カードの製造方法。 ３０ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性の磁性層
    の３層よりなる磁気記録層が積層された磁気転写
    シートを用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第２７項記載の磁気カードの製造方法。 ３１ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性
    の磁性層の４層よりなる磁気記録層が積層された
    磁気転写シートを用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第２７項記載の磁気カードの製造方法。 ３２ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第２７項記載の
    磁気カードの製造方法。 ３３ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と磁性層と感熱接着剤層の４層
    よりなる磁気記録層が積層された磁気転写シート
    を用いることを特徴とする特許請求の範囲第２７
    項記載の磁気カードの製造方法。 ３４ 前記磁気転写シートとして転写用基材上に
    着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感熱接着剤
    層の４層よりなる磁気記録層が積層された磁気転
    写シートを用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第２７項記載の磁気カードの製造方法。 ３５ 前記磁性転写シートとして転写用基材上に
    離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感
    熱接着剤層の５層よりなる磁気記録層が積層され
    た磁気転写シートを用いることを特徴とする特許
    請求の範囲第２７項記載の磁気カードの製造方
    法。 ３６ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に熱接着性の磁性層よりなる磁気記録層が積層さ
    れた磁気転写シートを用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第２７項記載の磁気カードの製造方
    法。 ３７ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と熱接着性磁性層の２層よりなる磁気記
    録層が積層された磁気転写シートを用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第２７項記載の磁気カ
    ードの製造方法。 ３８ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に磁性層と感熱接着剤層の２層よりなる磁気記録
    層が積層された磁気転写シートを用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第２７項記載の磁気カー
    ドの製造方法。 ３９ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第２７項記載の
    磁気カードの製造方法。 ４０ 転写用支持体上に転写すべき磁気記録層が
    積層された磁気転写シートの磁気記録層のみにル
    ープ状に半切り線を刻設し、しかるのち、半切り
    線で包囲される領域外の磁気記録層部分を転写用
    支持体より剥離除去してアイランド状の磁気記録
    層を残余させた磁気転写シートを形成する過程
    と、前記のようにして得られたアイランド状の磁
    気記録層を有する磁気転写シートの磁気記録層面
    をカード基材の表面にあてがい、加熱してアイラ
    ンド状の磁気記録層をカード基材上に転写する過
    程と、前記磁気記録層を設けたカード基材上に鏡
    面押圧板をあてがい、加熱加圧して磁気記録層面
    をカード基材面と同一平面内に位置させる過程
    と、前記加熱加圧処理した磁気記録層面に文字図
    柄印刷層を印刷する過程と、文字図柄印刷層の印
    刷後、カード基材上に鏡面押圧板をあてがい、加
    熱加圧して文字図柄印刷層面をカード基材面と同
    一平面内に位置させる過程とからなることを特徴
    とする磁気カードの製造方法。 ４１ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と熱接着性の磁性層の２層よりなる磁気
    記録層が積層された磁気転写シートを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第４０項記載の磁気
    カードの製造方法。 ４２ 前記磁気転写シートとして転写支持体上に
    離型層と着色層と熱接着性の磁性層の３層よりな
    る磁気記録層が積層された磁気転写シートを用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第４０項記載
    の磁気カードの製造方法。 ４３ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性の磁性層
    の３層よりなる磁気記録層が積層された磁気転写
    シートを用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第４０項記載の磁気カードの製造方法。 ４４ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性
    の磁性層の４層よりなる磁気記録層が積層された
    磁気転写シートを用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第４０項記載の磁気カードの製造方法。 ４５ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第４０項記載の
    磁気カードの製造方法。 ４６ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と磁性層と感熱接着剤層の４層
    よりなる磁気記録層が積層された磁気転写シート
    を用いることを特徴とする特許請求の範囲第４０
    項記載の磁気カードの製造方法。 ４７ 前記磁気転写シートとして転写用基材上に
    着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感熱接着剤
    層の４層よりなる磁気記録層が積層された磁気転
    写シートを用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第４０項記載の磁気カードの製造方法。 ４８ 前記磁気転写シートとして転写用基材上に
    離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感
    熱接着剤層の５層よりなる磁気記録層が積層され
    た磁気転写シートを用いることを特徴とする特許
    請求の範囲第４０項記載の磁気カードの製造方
    法。 ４９ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に熱接着性の磁性層よりなる磁気記録層が積層さ
    れた磁気転写シートを用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第４０項記載の磁気カードの製造方
    法。 ５０ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と熱接着性磁性層の２層よりなる磁気記
    録層が積層された磁気転写シートを用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第４０項記載の磁気カ
    ードの製造方法。 ５１ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に磁性層と感熱接着剤層の２層よりなる磁気記録
    層が積層された磁気転写シートを用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第４０項記載の磁気カー
    ドの製造方法。 ５２ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第４０項記載の
    磁気カードの製造方法。 ５３ 転写用支持体上に転写すべき磁気記録層が
    積層された磁気転写シートの磁気記録層のみにル
    ープ状に半切り線を刻設し、しかるのち、半切り
    線で包囲される領域外の磁気記録層部分を転写用
    支持体より剥離除去してアイランド状の磁気記録
    層を残余させた磁気転写シートを形成する過程
    と、前記のようにして得られたアイランド状の磁
    気記録層を有する磁気転写シートの磁気記録層面
    をオーバーシートの表面にあてがい、加熱してア
    イランド状の磁気記録層をオーバーシート上に転
    写する過程と、前記オーバーシートをコアシート
    に対して接着もしくは仮接着する過程と、前記オ
    ーバーシートをコアシートに仮接着もしくは接着
    してなるものに鏡面押圧板をあてがい、加熱加圧
    して磁気記録層面をオーバーシート面と同一平面
    内に位置させる過程とからなることを特徴とする
    磁気カードの製造方法。 ５４ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と熱接着性の磁性層の２層よりなる磁気
    記録層が積層された磁気転写シートを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第５３項記載の磁気
    カードの製造方法。 ５５ 前記磁気転写シートとして転写支持体上に
    離型層と着色層と熱接着性の磁性層の３層よりな
    る磁気記録層が積層された磁気転写シートを用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第５３項記載
    の磁気カードの製造方法。 ５６ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性の磁性層
    の３層よりなる磁気記録層が積層された磁気転写
    シートを用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第５３項記載の磁気カードの製造方法。 ５７ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性
    の磁性層の４層よりなる磁気記録層が積層された
    磁気転写シートを用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第５３項記載の磁気カードの製造方法。 ５８ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第５３項記載の
    磁気カードの製造方法。 ５９ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と磁性層と感熱接着剤層の４層
    よりなる磁気記録層が積層された磁気転写シート
    を用いることを特徴とする特許請求の範囲第５３
    項記載の磁気カードの製造方法。 ６０ 前記磁気転写シートとして転写用基材上に
    着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感熱接着剤
    層の４層よりなる磁気記録層が積層された磁気転
    写シートを用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第５３項記載の磁気カードの製造方法。 ６１ 前記磁気転写シートとして転写用基材上に
    離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感
    熱接着剤層の５層よりなる磁気記録層が積層され
    た磁気転写シートを用いることを特徴とする特許
    請求の範囲第５３項記載の磁気カードの製造方
    法。 ６２ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に熱接着性の磁性層よりなる磁気記録層が積層さ
    れた磁気転写シートを用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第５３項記載の磁気カードの製造方
    法。 ６３ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と熱接着性磁性層の２層よりなる磁気記
    録層が積層された磁気転写シートを用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第５３項記載の磁気カ
    ードの製造方法。 ６４ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に磁性層と感熱接着剤層の２層よりなる磁気記録
    層が積層された磁気転写シートを用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第５３項記載の磁気カー
    ドの製造方法。 ６５ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第５３項記載の
    磁気カードの製造方法。 ６６ 転写用支持体上に転写すべき磁気記録層が
    積層された磁気転写シートの磁気記録層のみにル
    ープ状に半切り線を刻設し、しかるのち、半切り
    線で包囲される領域外の磁気記録層部分を転写用
    支持体より剥離除去してアイランド状の磁気記録
    層を残余させた磁気転写シートを形成する過程
    と、前記のようにして得られたアイランド状の磁
    気記録層を有する磁気転写シートの磁気記録層面
    をオーバーシートの表面にあてがい、加熱してア
    イランド状の磁気記録層をオーバーシート上に転
    写する過程と、前記オーバーシートをコアシート
    に対して接着もしくは仮接着する過程と、前記オ
    ーバーシートをコアシートに接着もしくは仮接着
    してなるものに鏡面押圧板をあてがい、加熱加圧
    して磁気記録磁気記録層面をオーバーシート面と
    同一平面内に位置させる過程と、前記加熱加圧処
    理した磁気記録層面に文字図柄印刷層を印刷する
    過程と、文字図柄印刷層の印刷後、オーバーシー
    ト上に鏡面押圧板をあてがい、加熱加圧して文字
    図柄印刷層面をオーバーシート面と同一平面内に
    位置させる過程とからなることを特徴とする磁気
    カードの製造方法。 ６７ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と熱接着性の磁性層の２層よりなる磁気
    記録層が積層された磁気転写シートを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第６６項記載の磁気
    カードの製造方法。 ６８ 前記磁気転写シートとして転写支持体上に
    離型層と着色層と熱接着性の磁性層の３層よりな
    る磁気記録層が積層された磁気転写シートを用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第６６項記載
    の磁気カードの製造方法。 ６９ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性の磁性層
    の３層よりなる磁気記録層が積層された磁気転写
    シートを用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第６６項記載の磁気カードの製造方法。 ７０ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と熱接着性
    の磁性層の４層よりなる磁気記録層が積層された
    磁気転写シートを用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第６６項記載の磁気カードの製造方法。 ７１ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に着色層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第６６項記載の
    磁気カードの製造方法。 ７２ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と着色層と磁性層と感熱接着剤層の４層
    よりなる磁気記録層が積層された磁気転写シート
    を用いることを特徴とする特許請求の範囲第６６
    項記載の磁気カードの製造方法。 ７３ 前記磁気転写シートとして転写用基材上に
    着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感熱接着剤
    層の４層よりなる磁気記録層が積層された磁気転
    写シートを用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第６６項記載の磁気カードの製造方法。 ７４ 前記磁気転写シートとして転写用基材上に
    離型層と着色層と非磁性金属蒸着層と磁性層と感
    熱接着剤層の５層よりなる磁気記録層が積層され
    た磁気転写シートを用いることを特徴とする特許
    請求の範囲第６６項記載の磁気カードの製造方
    法。 ７５ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に熱接着性の磁性層よりなる磁気記録層が積層さ
    れた磁気転写シートを用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第６６項記載の磁気カードの製造方
    法。 ７６ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と熱接着性磁性層の２層よりなる磁気記
    録層が積層された磁気転写シートを用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第６６項記載の磁気カ
    ードの製造方法。 ７７ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に磁性層と感熱接着剤層の２層よりなる磁気記録
    層が積層された磁気転写シートを用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第６６項記載の磁気カー
    ドの製造方法。 ７８ 前記磁気転写シートとして転写用支持体上
    に離型層と磁性層と感熱接着剤層の３層よりなる
    磁気記録層が積層された磁気転写シートを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第６６項記載の
    磁気カードの製造方法。
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