JP2001293741A - ビーズ発泡成形体の成形方法並びにビーズ成形用金型 - Google Patents

ビーズ発泡成形体の成形方法並びにビーズ成形用金型

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビーズ発泡成形体の成形方法並びにそれに使
用するビーズ成形用金型において、ビーズ発泡成形体に
ベント孔等のバリが生じることがなく、金型加工も簡素
化できるビーズ発泡成形体の成形方法並びにビーズ成形
用金型を提供する。 【解決手段】 分割金型30,40のキャビティCの型
面に沿って孔開きステンレス鋼板等の多孔質ライナー3
5,45を積層するか、あるいは上下型30,40にお
ける金型ブロック36,46のパーティング面にスチー
ム供給系51を設けることにより、製品表面にベント孔
の痕跡が形成されることを回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用サンバイ
ザにおけるサンバイザコア等に好適なビーズ発泡成形体
の成形方法並びにそれに使用するビーズ成形用金型に関
するもので、特に、ビーズ発泡成形体の表面にベント孔
等の痕跡が残らず、表皮材を貼着した際の見栄えが良
く、また、金型のコンパクト化が図れるビーズ発泡成形
体の成形方法並びにビーズ成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、運転席及び補助席の乗員の斜め上
方には、図12に示すように、日除け機能をもつ自動車
用サンバイザ1が設置されており、この自動車用サンバ
イザ1は、所望の遮光面積を備えたサンバイザ本体2を
回動用シャフト1aにより回動可能に支承するととも
に、この回動用シャフト1aを取り付けたブラケット1
bを天井側に固定してブラケット1bに対して回動用シ
ャフト1aを軸廻りに回動操作することにより、サンバ
イザ本体2は上下方向及び左右方向に回動可能となるよ
うに支持されている。
【0003】ところで、サンバイザ本体2は、サンバイ
ザコア3の外表面をサンバイザ表皮4により被包して構
成されており、特に、サンバイザコア3の使用材料とし
て、軽量でかつ耐衝撃性に優れたビーズ発泡成形体が多
用される傾向にある。
【0004】図13はポリプロピレンビーズを使用材料
としたサンバイザコア3の成形に使用するビーズ成形用
金型5を示すもので、ビーズ成形用金型5は、相互に型
開き及び型締め可能な分割金型5a,5bとから構成さ
れ、両金型5a,5bで画成されるキャビティC内にビ
ーズ供給フィーダ6から発泡性ビーズ材料Pが充填さ
れ、充填後、金型5a,5bにスチーム供給管7からス
チームが供給され、金型5a,5bに埋設されているベ
ントピース8のスリット孔8aを通じてキャビティC内
に所定温度に加熱されたスチームが供給されることによ
り、発泡性ビーズ材料Pの発泡反応が誘起され、キャビ
ティC形状に沿ったサンバイザコア3が成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビーズ成形用金型5においては、分割金型5a,5bに
埋設されるベントピース8の先端面と分割金型5a,5
bのキャビティ側型面とが面一状に設定されているた
め、図14に示すように、このビーズ成形用金型5を使
用して成形したサンバイザコア3の表面には、ベントピ
ース8のスリット孔8aに対応するバリが凸部3aとな
って残存し、図15に示すように、サンバイザコア3の
表面にサンバイザ表皮4を貼付する際、ベントピース8
の設定箇所が凸部aとなって突出し、外観見栄えや手触
り感の低下を招くという欠点があった。
【0006】また、ビーズ成形用金型5の構成上、各分
割金型5a,5bにベントピース8の収容孔を開設し、
各収容孔にベントピース8を打ち込みにより埋設固定す
るため、ベントピース8の設置作業が繁雑で、金型の加
工工数の長期化を招くという不具合がある。更に、サン
バイザコア3の湾曲面は表皮材を貼付する際、表皮材が
引き伸ばされ、サンバイザコア3表面の凹凸が顕著に表
面に現れるため、ベントピース8の設置箇所に制約を受
け、ビーズ発泡成形時におけるスチームの供給効率を低
下させる要因となっていた。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、自動車用サンバイザのサンバイザコアのよ
うに、表皮材に被包されるビーズ発泡成形体を所要形状
に成形できるビーズ発泡成形体の成形方法並びにビーズ
成形用金型において、製品の外観見栄えや手触り感が良
好であり、かつ、金型のコンパクト化を図ることができ
るビーズ発泡成形体の成形方法並びにビーズ成形用金型
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、分割金型の型締め
により形成されるキャビティ内に発泡性ビーズ材料を供
給して、キャビティ内にスチームを供給してキャビティ
の型面に沿って形成されるビーズ発泡成形体の成形方法
において、分割金型のキャビティ面に沿って設けられた
多孔質ライナーを通じてスチームのキャビティ内への供
給を行なうことにより、ビーズ発泡成形体の製品表面に
ベント孔の痕跡が形成されることを回避したことを特徴
とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、分割金型
の型締めにより形成されるキャビティ内に発泡性ビーズ
材料、並びにスチームを供給し、キャビティの型面に沿
って形成されるビーズ発泡成形体の成形方法において、
分割金型のパーティング面にスチーム供給系を設けるこ
とにより、ビーズ発泡成形体の製品表面にベント孔の痕
跡が形成されることを回避したことを特徴とする。
【0010】そして、請求項3に記載の発明は、所望形
状のキャビティを形成できる相互に型開き及び型締め可
能な分割金型と、キャビティ内に発泡性ビーズ材料を供
給するビーズ供給フィーダと、発泡性ビーズ材料の発泡
反応を行なわせるために、キャビティ内にスチームを供
給するスチーム供給系を備えたビーズ成形用金型におい
て、前記分割金型は、内部にチャンバーを有し、該チャ
ンバーと連通する通気孔を穿設したチャンバーブロック
を備え、上記チャンバーには、スチーム供給系からスチ
ームが供給されるとともに、チャンバーブロックのキャ
ビティ対向面には、上記通気孔と連通する多孔質ライナ
ーが積層形成されていることを特徴とする。
【0011】更に、請求項4に記載の発明は、所望形状
のキャビティを形成できる相互に型開き及び型締め可能
な分割金型と、キャビティ内に発泡性ビーズ材料を供給
するビーズ供給フィーダと、発泡性ビーズ材料の発泡反
応を行なわせるために、キャビティ内にスチームを供給
するスチーム供給系を備えたビーズ成形用金型におい
て、前記スチーム供給系は、前記分割金型における金型
ブロックの接合面に設けられていることを特徴とする。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、前記スチ
ーム供給系は、キャビティ内に突出するスチーム供給用
ノズルに多数の蒸気孔が開設されていることを特徴とす
る。
【0013】ここで、ビーズ成形用金型は、相互に型開
き、型締め可能な分割金型から構成され、各分割金型
は、外部からのスチームが供給されるチャンバーを内部
に備えたチャンバーブロックをそれぞれ備えているとと
もに、チャンバーブロックには、キャビティ内に発泡性
ビーズ材料を供給できるビーズ供給フィーダが分割金型
の一方側に設けられており、チャンバーブロックを冷却
する冷却系並びにキャビティ内の発泡性ビーズ材料を発
泡反応させるためのスチーム供給手段が設けられてい
る。
【0014】上記発泡性ビーズ材料としては、ポリプロ
ピレン(PP)ビーズ材料、ポリエチレン(PE)ビー
ズ材料、ポリスチレン(PS)ビーズ材料等から適宜選
択されて良いが、成形性、コストを考慮して、ポリプロ
ピレン(PP)ビーズ材料が好ましい。
【0015】また、チャンバーブロックのキャビティ面
に積層される多孔質ライナーとしては、ステンレス鋼板
に孔径が20〜100μm程度の孔を複数、例えば25
mmピッチ間隔等に開設した通気性材料や、焼結金属材
料等が使用できる。
【0016】以上の構成から明らかなように、請求項
1,3に記載の発明によれば、ビーズ成形用分割金型の
チャンバーブロックの型面には、通気性金属を素材とし
た多孔質ライナーが積層一体化されているため、ビーズ
発泡成形時にビーズ発泡成形体表面にベント孔の痕跡等
が形成されることがない。
【0017】更に、多孔質ライナーをチャンバーブロッ
クの型面に積層一体化する加工作業は、従来の分割金型
に複数のベントピースを打ち込み固定する作業に比べ、
作業を簡素化できる。
【0018】次に、請求項2,4,5記載の発明によれ
ば、スチーム供給系は、分割金型を構成する上下の金型
ブロックのパーティング面に設けられているため、ビー
ズ発泡成形体表面にベント孔の痕跡が残ることがない。
【0019】更に、金型ブロックにベント機構や通気孔
を形成する必要がないため、金型ブロックの厚みを低減
でき、金型ブロックのコンパクト化が図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るビーズ発泡成
形体の成形方法並びにビーズ成形用金型の実施形態につ
いて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1は本発明に係るビーズ発泡成形体の成
形方法を使用して製作したサンバイザコアを用いた自動
車用サンバイザを示す正面図、図2は同自動車用サンバ
イザの構成を示す断面図、図3は本発明に係るビーズ成
形用金型の第1実施形態の概略構成を示す説明図、図
4,図5は図3に示すビーズ成形用金型を使用したビー
ズ発泡成形体の成形方法を示す各工程図である。
【0022】また、図6は本発明に係るビーズ成形用金
型の第2実施形態の概略構成を示す説明図であり、図
7,図8は図6に示すビーズ成形用金型を使用したビー
ズ発泡成形体の成形方法を示す各工程図、図9は図6に
示すビーズ成形用金型に使用するスチーム供給系におけ
るノズル部分の構成を示す説明図、図10はビーズ発泡
成形体の端末処理を示す説明図である。更に、図11は
本発明に係るビーズ成形用金型の第3実施形態の概略構
成を示す説明図である。
【0023】図1,図2において、自動車用サンバイザ
10は、運転席の斜め上方に設置され、日除け機能を持
つサンバイザ本体11が回動用シャフト12により回動
可能に支承されており、この回動用シャフト12を挿通
保持するブラケット13が天井面14に固定される。ま
た、回動用シャフト12の反対他端に設けた補助ノブ1
5が天井面14に取り付けたホルダ16に係着され、サ
ンバイザ本体11は回動用シャフト12と補助ノブ15
の2点により支持される。
【0024】更に、上記サンバイザ本体11は、軽量で
かつ適度の保形性と、衝突時乗員の頭部がぶつかった際
に優れた衝撃吸収機能を備えることが望ましいことか
ら、軽量で、耐衝撃性に優れたビーズ発泡成形体からな
るサンバイザコア11aの外表面を塩ビシート等からな
るサンバイザ表皮11bにより被包して構成されてい
る。
【0025】尚、ビーズ発泡成形体としては、本実施形
態では20倍発泡のPPビーズ発泡成形体を使用する
が、発泡倍率を可変調整するか、あるいは、ポリエチレ
ンビーズ発泡成形体に代替しても良く、また、サンバイ
ザ表皮11bとして、塩ビシートの他に、不織布裏面に
塩ビシートをラミネートしたものやクロスを使用するこ
とも可能である。
【0026】本発明は、上記自動車用サンバイザ10に
おけるサンバイザコア11aを成形する際に使用するビ
ーズ成形用金型の構造に係り、サンバイザ10の製品表
面が平滑で外観見栄えに優れ、かつ手触り感も良く、し
かも、サンバイザコア11aの表面にサンバイザ表皮1
1bを適度なテンションをかけて貼付する際、サンバイ
ザ表皮11bの貼付作業が円滑に行なえるようにしたも
のである。
【0027】図3は、本発明に係るビーズ成形用金型の
第1実施形態を示すもので、本実施形態において、ビー
ズ成形用金型20は、ビーズ成形用分割金型(下型3
0,上型40として以下説明する)が型締め、型開き可
能に設けられており、更に詳細に説明すると、下型30
は、下側テーブル31の上面にチャンバー32を有する
チャンバーブロック33が取り付けられており、このチ
ャンバーブロック33には、通気孔34が所定ピッチ間
隔(本実施形態では25mmピッチ間隔)で設定されて
おり、チャンバーブロック33のキャビティ型面に沿っ
て通気性金属を素材とした多孔質ライナー35が積層一
体化されている。
【0028】この多孔質ライナー35は、その板厚が5
mm以上で所望の強度を有し、耐錆性を備えることが好
ましいことから、ステンレス鋼板に孔径が20〜100
μm程度の孔を複数に開設した孔開きステンレス鋼板が
使用されているが、燒結金属材料等を使用することもで
きる。
【0029】一方、上型40の構成も下型30の構成を
準用したものであり、上型40は、図示しない昇降用シ
リンダに連結し、所定ストローク上下動可能な可動テー
ブル41の下面にチャンバー42を有するチャンバーブ
ロック43が取り付けられており、このチャンバーブロ
ック43に開設されている通気孔44を通じてチャンバ
ー42と連通する多孔質ライナー45がキャビティ型面
に積層一体化されている。
【0030】更に、分割金型である上下型30,40間
に形成されるキャビティ(図4中符号Cで示す)内に発
泡性ビーズ材料が供給された後、発泡性ビーズ材料の発
泡反応を誘起させるために、キャビティC内にスチーム
を供給するスチーム供給系50が上下型30,40に配
設されており、更に、上型40には、発泡性ビーズ材料
をキャビティ内に供給するためのビーズ供給フィーダ6
0が設けられている。また、ビーズ発泡成形体の成形
後、ビーズ発泡成形体を冷却固化するために、チャンバ
ーブロック33,43の型温を成形時の150℃から7
0〜80℃に下げるための冷却系61が上下型30,4
0にそれぞれ付設されている。
【0031】次いで、図4,図5に基づいて、上記ビー
ズ成形用金型20を使用して、サンバイザコア11aの
成形方法について説明すると、まず、上型40が図示し
ない昇降用シリンダの駆動により、下死点まで下降し
て、上下型30,40が型締めされ、その後、図4に示
すように、ビーズ供給フィーダ60を通じて、発泡性P
Pビーズ材料PをキャビティC内に充填する。そして、
このとき、スチーム供給系50を通じて上下型30,4
0の各チャンバー32,42内にスチームが注入され、
更に、各チャンバー32,42内のスチームは、通気孔
34,44を通じて多孔質ライナー35,45からキャ
ビティC内に供給され、発泡性PPビーズ材料Pの発泡
反応が誘起される。
【0032】そして、図5に示すように、発泡性PPビ
ーズ材料Pの発泡反応により、キャビティC内に発泡性
PPビーズ材料Pが充填された後、スチーム供給系50
が停止し、冷却系61が駆動して、チャンバーブロック
33,43の型温を70〜80℃まで低下させて、サン
バイザコア11aの成形を完了する。
【0033】このように、図3に示すビーズ成形用金型
20を使用してサンバイザコア11aを成形すれば、製
品表面を形成するチャンバーブロック33,43の型面
には、多孔質ライナー35,45が配置されているた
め、従来のようにベントピースのベント孔が痕跡として
残ることがなく、多孔質ライナー35,45の通気孔が
非常に微細であることから、バリの発生がない優れた平
滑面を有するサンバイザコア11aの成形が完了する。
また、多孔質ライナー35,45は、均一な温度に保た
れているため、成形ムラを防止できるという付随的な利
点がある。
【0034】更に、サンバイザコア11aの成形性に優
れるという作用効果に加えて、ビーズ成形用金型20の
構造についても、従来のベントピースを打ち込み固定す
る作業に比べ、多孔質ライナー35,45をチャンバー
ブロック33,43の型面に一体化するだけであり、金
型加工の簡素化も図ることができる。
【0035】次に、図6は本発明の第2実施形態に使用
するビーズ成形用金型200の構成を示すもので、第1
実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
【0036】この第2実施形態においては、多孔質ライ
ナー35,45を廃止するとともに、スチーム供給系5
0を変更した。すなわち、第2実施形態におけるビーズ
成形用金型200において、下型30は、下側テーブル
31の上面に金型ブロック36が取り付けられており、
これと対応するように、上型40は可動テーブル41の
下面に金型ブロック46が取り付けられている。そし
て、上下の金型ブロック36,46のパーティング面に
スチーム供給系51が設けられている。
【0037】上記スチーム供給系51は、下型30にお
ける金型ブロック36の上面にスチーム供給用ノズル5
2が取り付けられており、このスチーム供給用ノズル5
2と接続するスチーム供給管53並びに開閉バルブ54
が設けられている。そして、本実施形態においては、こ
のスチーム供給用ノズル52の先端部分がキャビティC
内に入り込み、この部位に蒸気孔55が多数開設されて
いる(図9参照)。
【0038】従って、図7に示すように、上下型30,
40を型締めした後、ビーズ供給フィーダ60を通じて
発泡性PPビーズ材料PをキャビティC内に供給すると
ともに、スチーム供給系51における開閉バルブ54を
開放操作し、スチーム供給用ノズル52の蒸気孔55を
通じてキャビティC内にスチームを供給して、発泡性P
Pビーズ材料Pの発泡反応を誘起させる。
【0039】次いで、スチーム供給系51が停止して、
上下型30,40における金型ブロック36,46が冷
却系61により冷却されて、図8に示すように、サンバ
イザコア11aの成形が完了する。
【0040】そして、特に、第2実施形態におけるビー
ズ成形用金型200を使用した場合には、図10(a)
に示すように、スチーム供給系51におけるスチーム供
給用ノズル52の先端部分により、サンバイザコア11
aにはV溝11cが形成されるが、このV溝11cは表
面形状の反発力により、図10(b)に示すように、V
溝11cが塞がり、図10(c)に示すように、サンバ
イザ表皮11bにより被包するという構成であるため、
スチーム供給用ノズル52における蒸気孔55の痕跡は
サンバイザ10の製品表面に影響を与えない。よって、
図9に示す蒸気孔55の孔径を大きく設定して、スチー
ムの供給効率を高めることができる。
【0041】そして、図6に示す発泡性ビーズ成形用金
型200を使用すれば、スチームを供給するスチーム供
給系51を上下の金型ブロック36,46のパーティン
グ面に設けることにより、製品表面にベント部分が配設
されず、平滑な製品表面が形成されるとともに、特に、
上下型30,40にチャンバーを設ける必要がないた
め、上下型30,40の金型構造を簡素化でき、成形金
型のコンパクト化に貢献できる。
【0042】次いで、図11は、図6に示すビーズ成形
用金型200の変形態様を示すもので、このビーズ成形
用金型201におけるスチーム供給系51は、上下の金
型ブロック36,46のパーティング面にスチーム供給
用ノズル52を配設するという点では図6に示す実施形
態と同一であるが、この実施形態では、スチーム供給用
ノズル52と連通するスチーム配管56は下型の金型ブ
ロック36内のチャンバー57と繋がっており、このチ
ャンバー57と接続する外部配管58、開閉バルブ59
が設けられている。
【0043】そして、このビーズ成形用金型201を使
用した場合においては、製品表面にベント孔等の痕跡が
残らず、製品面を円滑に成形できるという利点を備える
一方、下型30の構造としてチャンバーブロック33を
使用するため、上型40の型構造を簡素化できるもの
の、下型30はチャンバースペースを必要とする。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るビーズ
発泡成形体の成形方法並びにビーズ成形用金型は、成形
用上下型として通気性を有するチャンバーブロックを使
用するとともに、キャビティ面に多孔質ライナーを配設
するか、あるいは分割金型のパーティング面にスチーム
供給系を設置するというビーズ成形用金型を使用すると
いうものであり、ビーズ発泡成形体の製品表面にベント
孔の痕跡が残らず、ビーズ発泡成形体の表面は平滑感を
強調でき、ビーズ発泡成形体表面を表皮材により被包し
て構成した製品は、美麗な外観意匠性を確保できるとい
う効果を有する。
【0045】更に、従来のようにベントピース設置箇所
と非設置箇所との間の加熱ムラがなく、キャビティの型
面に沿って発泡性ビーズ材料に均一な加熱が施せるた
め、ビーズ発泡成形体表面に加熱ムラが原因となる成形
ムラが生じることがなく、ビーズ発泡成形体の表面を表
皮材により被包して構成した製品は美麗な外観意匠性が
確保できるという効果を有する。
【0046】加えて、従来の金型構造では、複数のベン
トピースをチャンバーブロックに配設するという複雑な
作業を必要としたが、本発明では、チャンバーブロック
のキャビティ面に多孔質ライナーを積層一体化するか、
あるいは上下の金型ブロックのパーティング面にスチー
ム供給系を配設するという構成であるため、金型の加工
工数を大幅に簡素化でき、特に、チャンバーブロックを
廃止する構成では、金型の加工工数をより簡素化できる
とともに、金型のコンパクト化を図ることができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を使用して成形したサンバイザコア
を用いた自動車用サンバイザを示す正面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】本発明に係るビーズ成形用金型の第1実施形態
の構成を示す概要図である。
【図4】図3に示すビーズ成形用金型を使用するビーズ
発泡成形体の成形方法におけるビーズ材料の供給工程を
示す説明図である。
【図5】図3に示すビーズ成形用金型を使用するビーズ
発泡成形体の成形方法におけるビーズ材料の発泡成形工
程を示す説明図である。
【図6】本発明に係るビーズ成形用金型の第2実施形態
の構成を示す概要図である。
【図7】図6に示すビーズ成形用金型を使用するビーズ
発泡成形体の成形方法におけるビーズ材料の供給工程を
示す説明図である。
【図8】図6に示すビーズ成形用金型を使用するビーズ
発泡成形体の成形方法におけるビーズ材料の成形工程を
示す説明図である。
【図9】図6に示すビーズ成形用金型におけるスチーム
供給用ノズルを示す説明図である。
【図10】図6に示すビーズ成形用金型を使用して成形
したサンバイザコアの端末処理工程を示す説明図であ
る。
【図11】本発明に係るビーズ成形用金型の第3実施形
態の構成を示す概要図である。
【図12】従来の自動車用サンバイザを示す一部破断正
面図である。
【図13】従来のサンバイザコアの成形に使用するビー
ズ成形用金型の構成を示す概要図である。
【図14】図13に示す従来のビーズ成形用金型を使用
して成形したサンバイザコアを示す部分断面図である。
【図15】従来のサンバイザコアにおけるサンバイザ表
皮の貼付作業を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動車用サンバイザ 11 サンバイザ本体 11a サンバイザコア(ビーズ発泡成形体) 11b サンバイザ表皮 11c V溝 20,200,201 ビーズ成形用金型 30 下型 31 下側テーブル 32,42 チャンバー 33,43 チャンバーブロック 34,44 通気孔 35,45 多孔質ライナー 36,46 金型ブロック 40 上型 41 可動テーブル 50,51 スチーム供給系 52 スチーム供給用ノズル 53 スチーム管 54 開閉バルブ 55 蒸気孔 60 ビーズ供給フィーダ 61 冷却系 P 発泡性PPビーズ材料 C キャビティ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割金型(30,40)の型締めにより
    形成されるキャビティ(C)内に発泡性ビーズ材料
    (P)を供給して、キャビティ(C)内にスチームを供
    給してキャビティ(C)の型面に沿って形成されるビー
    ズ発泡成形体の成形方法において、 分割金型(30,40)のキャビティ(C)面に沿って
    設けられた多孔質ライナー(35,45)を通じてスチ
    ームのキャビティ(C)内への供給を行なうことによ
    り、ビーズ発泡成形体(11a)の製品表面にベント孔
    の痕跡が形成されることを回避したことを特徴とするビ
    ーズ発泡成形体の成形方法。
  2. 【請求項2】 分割金型(30,40)の型締めにより
    形成されるキャビティ(C)内に発泡性ビーズ材料
    (P)、並びにスチームを供給し、キャビティ(C)の
    型面に沿って形成されるビーズ発泡成形体の成形方法に
    おいて、 分割金型(30,40)のパーティング面にスチーム供
    給系(51)を設けることにより、ビーズ発泡成形体
    (11a)の製品表面にベント孔の痕跡が形成されるこ
    とを回避したことを特徴とするビーズ発泡成形体の成形
    方法。
  3. 【請求項3】 所望形状のキャビティ(C)を形成でき
    る相互に型開き及び型締め可能な分割金型(30,4
    0)と、キャビティ(C)内に発泡性ビーズ材料(P)
    を供給するビーズ供給フィーダ(60)と、発泡性ビー
    ズ材料(P)の発泡反応を行なわせるために、キャビテ
    ィ(C)内にスチームを供給するスチーム供給系(5
    0)を備えたビーズ成形用金型において、 前記分割金型(30,40)は、内部にチャンバー(3
    2,42)を有し、該チャンバー(32,42)と連通
    する通気孔(34,44)を穿設したチャンバーブロッ
    ク(33,43)を備え、上記チャンバー(32,4
    2)には、スチーム供給系(50)からスチームが供給
    されるとともに、チャンバーブロック(33,43)の
    キャビティ(C)対向面には、上記通気孔(34,4
    4)と連通する多孔質ライナー(35,45)が積層形
    成されていることを特徴とするビーズ成形用金型。
  4. 【請求項4】 所望形状のキャビティ(C)を形成でき
    る相互に型開き及び型締め可能な分割金型(30,4
    0)と、キャビティ(C)内に発泡性ビーズ材料(P)
    を供給するビーズ供給フィーダ(60)と、発泡性ビー
    ズ材料(P)の発泡反応を行なわせるために、キャビテ
    ィ(C)内にスチームを供給するスチーム供給系(5
    1)を備えたビーズ成形用金型において、 前記スチーム供給系(51)は、前記分割金型(30,
    40)における金型ブロック(36,46)の接合面に
    設けられていることを特徴とするビーズ成形用金型。
  5. 【請求項5】 前記スチーム供給系(51)は、キャビ
    ティ(C)内に突出するスチーム供給用ノズル(52)
    に多数の蒸気孔(55)が開設されていることを特徴と
    する請求項4に記載のビーズ成形用金型。
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