JP2009269190A - 自動車用内装部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車用内装部品の製造方法であって、軽量化及びコストダウンを図るとともに、成形サイクルを短縮化し、かつ外観凹凸を解消することを課題とする。
【解決手段】ドアトリム10におけるドアトリム本体20は、軽量で保形性を有する発泡樹脂基材21と、その裏面側に一体化される樹脂リブ22と、発泡樹脂基材21の表面側に貼付される表皮23とから構成され、成形上下型41,42の型締めによる一次加圧処理により、加熱軟化処理した発泡樹脂シートSを所要形状に成形し、その後、一次加圧より高圧な二次加圧処理を成形上下型41,42で行ない、発泡樹脂基材21を圧縮した状態で成形下型42の溝部424内に溶融樹脂Mを射出充填する際、二次加圧時間と射出充填時間とを同一に設定し、その後、表皮23のクッション層23bが復元するだけの低圧プレス加工により、発泡樹脂基材21と樹脂リブ22との一体化を図る。
【選択図】図6

Description

この発明は、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等の自動車用内装部品の製造方法に係り、特に、軽量化を達成できるとともに、製作時間の短縮化により低コストに製作でき、しかも、外観意匠性を高めた自動車用内装部品の製造方法に関する。
通常、ドアトリム、リヤサイドトリム等の自動車用内装部品の構成としては、形状保持性並びに車体パネルへの取付剛性を備えた重量の嵩む樹脂芯材をベースとして、樹脂芯材の表面に感触及び表面外観に優れた表皮を貼付した構成が一般的である。そして、重量の嵩む樹脂芯材を使用するため、製品の重量化を招くことから、燃費効率、並びに取付作業性の低下を招くという不具合がある。更に、この種内装部品を成形する成形工法としては、成形金型内に溶融樹脂を充填することで所要形状に成形するため、金型コストも高く、かつ成形サイクル的にみても量産性に優れたものとはいえなかった。そして、これらの欠点を解決するために、最近では、発泡樹脂素材を使用することで、製品の軽量化を図るとともに、低コスト化並びに成形サイクルの短縮化を達成できる新たな内装部品の構成並びにその成形方法が提案されている。
次いで、車両のドアパネルの室内面側に装着されるドアトリムを例にとり、発泡樹脂素材を使用した具体例について説明する。図13はドアトリム1の正面図、図14は同ドアトリム1の断面図をそれぞれ示すもので、ドアトリム1は、所要形状に成形され、軽量で保形性を有する発泡樹脂基材2と、荷重が加わり変形が発生し易い箇所や、反り変形が生じ易い周縁部等の発泡樹脂基材2の裏面に一体化される樹脂リブ3と、発泡樹脂基材2の表面に貼付され、表面感触や表面外観を向上させる表皮4とから構成されている。従って、軽量な発泡樹脂基材2を使用するとともに、樹脂リブ3は、図15に示すように、剛性必要箇所等にのみ使用するため、樹脂材料が少なくて済み、構造上、軽量化を達成できる。
また、このドアトリム1の成形方法としては、図16に示すように、成形金型5は、所定ストローク上下動可能な成形上型6と、成形上型6の下方に位置する固定側の成形下型7と、樹脂リブ3の材料を供給する射出機8とから構成されている。更に詳しくは、成形上型6は、昇降シリンダ6aに連結され、所定ストローク上下駆動されるとともに、成形下型7には、射出機8からの溶融樹脂の樹脂通路であるマニホールド7aとゲート7bが設けられている。
そして、成形上下型6,7が型開き状態にある時、発泡樹脂基材2の素材である発泡樹脂シート2Aを加熱軟化処理した後、成形上下型6,7内に投入し、図17に示すように、成形上下型6,7を型締めして、発泡樹脂シート2Aを所要形状にプレス成形して、発泡樹脂基材2を成形する。更に、発泡樹脂基材2の成形と同時、あるいは若干のタイム差を設けて、発泡樹脂基材2の裏面に樹脂リブ3を一体化するために、射出機8から溶融樹脂Mをマニホールド7a、ゲート7bを通じて成形下型7の溝部7c内に射出充填させ、溶融樹脂Mを冷却固化することで、発泡樹脂基材2の裏面に樹脂リブ3を所定パターン形状に一体化することができる。尚、表皮4は、発泡樹脂シート2Aに予めラミネートしても、成形時に重ねて一体成形しても良い。発泡樹脂基材2をベースとしたドアトリム1の構造並びに成形方法は、特許文献1に詳細に示されている。
特開2005−238518号公報
このように、発泡樹脂基材2と、その裏面に一体化する樹脂リブ3とを備えたドアトリム1は、軽量化を達成できるとともに、低コストで製作でき、しかも、生産性に優れるという利点を備える一方、以下の問題点が指摘されている。すなわち、ドアトリム1の成形方法において、成形上型6のプレスチャート図が図18に示されており、図18中(1)で示す一次加圧工程で発泡樹脂基材2がプレス成形され、その後、発泡樹脂基材2を冷却するために成形上型6が上昇して、成形下型7側から冷却用エアが吹き付けられ、図18中(2)で示す冷却工程が行なわれる。その後、再度成形上型6が下降して、図18中(3)で示す二次加圧工程が行なわれる。具体的には、一次加圧よりも高圧な二次加圧が15〜20秒間行なわれ、二次加圧が開始されると同時に溶融樹脂Mが成形下型7の溝部7c内に射出充填される。この時、溶融樹脂Mの射出充填が終了しても、二次加圧を継続させて、発泡樹脂基材2と樹脂リブ3との接着強度を確保している。例えば、発泡樹脂基材2と樹脂リブ3とが充分接着していない状態で成形上型6を上昇させて型開きを行なえば、図19に示すように、発泡樹脂基材2に対して樹脂リブ3が剥離するという不具合があり、逆に、発泡樹脂基材2と樹脂リブ3との接着強度を強化するために、図18中(3)で示す二次加圧工程を長期間行なった場合には、製品表面に樹脂リブ3のパターン形状が拾われ、外観意匠性を著しく低下させるという不具合が指摘されている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、発泡樹脂基材とその裏面側に一体化される樹脂リブと、発泡樹脂基材の表面側に積層される表皮とから構成される自動車用内装部品の製造方法であって、軽量化を達成でき、低コストに製作できる一方、外観意匠性が良好で、かつ製作時間を短縮化でき、コストダウンを招来できる自動車用内装部品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために、鋭意研究の結果、二次加圧状態の溶融樹脂の射出充填が終了すると同時に上型を上昇させて表皮のクッション層のみが復元する程度の適度な圧着力を発泡樹脂基材と樹脂リブとの間に加える復元モード工程を採用することで、製作時間を短縮化できるとともに、製品外観に負荷が加わらないことを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面側に一体化される所定パターン形状の樹脂リブと、発泡樹脂基材の表面側に一体化され、トップ層とクッション層との積層シート材料を素材とした表皮とから構成される自動車用内装部品の製造方法において、上記発泡樹脂基材の素材である発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、表皮と重ね合わせて、成形上下型内にセットするか、あるいは表皮をラミネートした発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形上下型内にセットし、その後、成形上下型同士を型締めして、成形上下型による一次加圧処理を行ない、成形上下型のキャビティ形状に沿わせて、表皮を貼付した発泡樹脂基材を所要形状に成形する発泡樹脂基材の成形工程と、上記発泡樹脂基材の成形工程後、一次加圧よりも高圧の二次加圧処理を成形上下型により行ない、発泡樹脂基材を圧縮状態で成形上下型間に保持するとともに、成形下型の溝部内に射出機から溶融樹脂を射出充填する溶融樹脂の射出充填工程と、前記溶融樹脂の射出充填が完了すると同時に、成形上型を上昇させて表皮のクッション層を復元させる程度の成形上下型による低圧プレスで発泡樹脂基材に対して樹脂リブを一体化させる復元モード工程とからなることを特徴とする。
ここで、自動車用内装部品の用途としては、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等に適用できる。更に、保形性を有する発泡樹脂基材は、発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形金型内で所望の曲面形状に成形することで、リブ等の補強材がなくても、成形後、型から脱型しても形状を保持する程度の剛性(保形性)を有している。また、製品形状が高展開率部分を含む場合には、発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形金型に真空吸引機構を配設して成形金型の内面に沿って発泡樹脂シートに真空吸引力を作用させるようにしても良い。
上記発泡樹脂シートとしては、熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した素材を使用する。尚、熱可塑性樹脂は、1種類の熱可塑性樹脂でも2種類以上の熱可塑性樹脂からなっても良い。好ましくは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、発泡剤としては、アゾ化合物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド化合物等の有機発泡剤、あるいは重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤の使用が可能である。上記発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に成形して得た発泡樹脂基材は、製品の重量と強度とのバランスを考慮した場合、2〜10倍の発泡倍率が好ましい。その時の発泡樹脂基材のセル径は、0.1μm〜2.0mmの範囲であることが好ましく、厚みは0.5〜30mm、好ましくは1〜10mmの範囲のものが良い。
そして、外観意匠性を高めるために、発泡樹脂基材の表面側に表皮が一体化されている。この表皮としては、材料は限定しないが、表面外観を高めるトップ層と、クッション性能を付与するクッション層の積層シート材料とから構成され、トップ層としては、サーモプラスチックオレフィン(TPO)シート、サーモプラスチックウレタン(TPU)シート、塩ビシート等の合成樹脂シート、あるいは織布、不織布、編布等の布地シート等を使用することができ、クッション層としては、ポリプロピレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリウレタンフォーム等を使用することができる。
一方、樹脂リブとして使用する熱可塑性樹脂は、広範な熱可塑性樹脂から適宜選択することができる。通常好ましく使用できるものとして、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等がある。また、これら熱可塑性樹脂中に各種充填剤を混入しても良い。使用できる充填剤としては、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等がある。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤、低収縮剤等の各種の添加剤が配合されても良い。更に、上記樹脂リブは、発泡樹脂基材の裏面に所定パターン形状に沿って配置される。樹脂リブの配置箇所としては、反り変形等が生じ易い周縁部及び荷重が加わり易いウエスト部やアームレスト部等、荷重が集中する部位に部分的に配置される。
そして、本発明に係る自動車用内装部品の製造方法は、成形上下型による一次加圧処理により発泡樹脂基材を成形する発泡樹脂基材の成形工程と、一次加圧よりも高圧の二次加圧処理を行ない、発泡樹脂基材を圧縮した状態でその裏面側に溶融樹脂を射出充填する溶融樹脂の射出充填工程と、溶融樹脂の射出充填が完了すると同時に成形上型を上昇させて表皮のクッション層を元の状態に復元させるモードであって、成形上下型の適切なプレス圧で発泡樹脂基材の裏面に樹脂リブを一体化させる復元モード工程とから構成されている。
また、成形上下型の一次加圧処理による発泡樹脂基材の成形工程と、溶融樹脂の射出充填工程との間に成形上型の型面に発泡樹脂基材を保持した状態で型開放し、発泡樹脂基材と成形下型との間のスペースに成形下型から冷却用エアを吹き付けることで発泡樹脂基材の冷却時間を短縮化しても良い。
すなわち、本発明は、成形上下型による二次加圧処理の時間と溶融樹脂の射出充填時間を同一に設定するとともに、その後の復元モードによる低圧加工工程を採用することを特徴としている。
ここで、自動車用内装部品の製造方法に使用する成形金型は、上下動可能な成形上型と、成形上型の下方側に位置する固定側の成形下型と、成形下型に連結される射出機とから大略構成され、射出機から供給される溶融樹脂は、成形下型に設けられたマニホールド、ゲート等の樹脂通路を通じて、成形下型の型面に穿設加工されている樹脂リブのパターン形状に即した溝部内に供給される。更に、成形上型には、真空吸引機構が付設されており、発泡樹脂基材のプレス成形時、発泡樹脂基材の表面に積層される表皮の賦形性を高めるとともに、表皮の表面に絞模様等を転写することができる。また、成形上型に付設された真空吸引機構は、発泡樹脂基材を冷却するために成形上型を上昇させて、発泡樹脂基材の裏面と成形下型との間に冷却用エアを供給するスペースを形成する時に、成形上型に発泡樹脂基材を保持する際に使用される。一方、成形下型には、エアブロー機構が付設されており、このエアブロー機構は、発泡樹脂基材の成形時に冷却用エアを吹き付けることで、冷却サイクルを短縮化することができる。
また、本発明方法においては、一次加圧処理と二次加圧処理において、成形上下型の型クリアランスを可変させるために、型クリアランス調整機構が設けられている。例えば、成形金型周縁のガイドポスト間にガイドシムを進退自在に介挿させ、ガイドシムを介挿させた状態では型クリアランスが大きく、一次加圧時の状態である。また、ガイドシムを後退させてガイドポストを直接接触させた状態では、型クリアランスが非常に小さく、二次加圧時の状態である。尚、ガイドシムを使用せずに成形上型の下降ストローク量をプログラミングにより制御することもできる。
従って、本発明方法によれば、軽量な発泡樹脂基材と投影面積の少ない樹脂リブを使用しているため、投影面積の広い樹脂芯材を製品全面に亘り使用する構造に比べ、樹脂リブだけを成形すれば良いため、射出圧力を従来に比べて低く設定できることにより、成形上型の負荷が少なくて済むとともに、樹脂量も少なく、材料費も節約でき、従来の樹脂芯材に比べ冷却時間も少ないため、成形サイクルを大幅に短縮化できる。
更に、本発明方法においては、発泡樹脂基材を成形した後、一次加圧よりも高圧な二次加圧状態で溶融樹脂を射出充填する際、二次加圧の時間と溶融樹脂の射出充填時間を同一に設定することで時間の短縮化を図るとともに、溶融樹脂の射出充填が終了したらすぐに成形上型を上昇させて表皮のクッション層のみを復元させる低圧プレスで発泡樹脂基材の裏面に樹脂リブを一体化するという復元モード工程を採用したため、製品表面に樹脂リブのパターン形状の痕跡が現れることがなく、外観不良が生じない。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品の製造方法は、成形上下型の一次加圧処理により発泡樹脂基材を所要形状に成形した後、一次加圧よりも高圧な成形上下型の二次加圧処理により、発泡樹脂基材を圧縮した状態で成形下型の溝部内に溶融樹脂を射出充填する際、二次加圧時間と溶融樹脂の射出充填時間を同一に設定するとともに、溶融樹脂の射出充填が終了すればすぐに成形上型を上昇させて、表皮のクッション層の厚みが復元する程度の低圧プレスで発泡樹脂基材と樹脂リブとを一体化させるというものであるから、二次加圧時間を従来に比べ大幅に短縮化できるとともに、樹脂リブを冷却する際は、成形上下型によるプレス圧は低圧であるため、製品表面にリブ痕跡を拾うことがなく、外観意匠性を良好に維持できる。よって、時間短縮によるコストダウンを招来できるとともに、外観意匠性を良好に維持できるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品の製造方法の好適な実施例について、自動車用ドアトリムの製造方法を例示して説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
図1乃至図12は本発明の一実施例を示すもので、図1は本発明方法により製作された自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ドアトリムの構成を示す縦断面図、図3は同自動車用ドアトリムにおける樹脂リブのパターン形状を示す説明図、図4,図5は同自動車用ドアトリムの製造方法に使用する成形金型を示し、図4は成形金型の全体構成を示す説明図、図5は同成形金型に付設される真空吸引機構、エアブロー機構を示す構成説明図、図6は同自動車用ドアトリムの製造方法における成形金型のプレスチャート図、図7乃至図12は同自動車用ドアトリムの製造方法における各工程を示し、図7は発泡樹脂シートの予熱工程、図8は発泡樹脂シートのセット工程、図9は成形上下型の一次加圧処理による発泡樹脂基材の成形工程、図10は発泡樹脂基材の冷却工程、図11は溶融樹脂の射出充填工程、図12は表皮の復元モード工程をそれぞれ示す説明図である。
図1,図2において、自動車用ドアトリム10は、所望の曲面形状に成形されたドアトリム本体20に各種機能部品を取り付けて構成されている。具体的には、ドアトリム本体20の中接部分にインサイドハンドルエスカッション30が取り付けられており、ドアトリム本体20のほぼ中央部に、室内側に膨出する乗員が肘を掛けて休めるアームレスト31が膨出形成されており、このアームレスト31の上面にプルハンドルユニット32やパワーウインドウスイッチエスカッション33が取り付けられており、アームレスト31の下方には、備品を収容できるドアポケット34が設けられており、そのフロント側にドアトリム本体20と一体、あるいは別体にスピーカグリル35が取り付けられている。
そして、ドアトリム本体20は、図2に示すように、所望の曲面形状に成形され、保形性を有する発泡樹脂基材21と、この発泡樹脂基材21の裏面側に一体化される樹脂リブ22と、発泡樹脂基材21の表面側に積層される加飾機能をもつ表皮23とから大略構成されている。上記発泡樹脂基材21は、保形性を有するように発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に熱成形、例えば、所望の型面を有する成形金型でコールドプレス成形されるが、高展開率部分については、真空成形を併用して発泡樹脂基材21を賦形しても良い。
上記発泡樹脂シートは、汎用の熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した構成であり、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用でき、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等の有機発泡剤や重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤が使用できる。この実施例では、ポリプロピレン系樹脂に発泡剤として重炭酸ナトリウムを適宜添加した発泡樹脂シートを使用している。また、この発泡樹脂シートから成形される発泡樹脂基材21の発泡倍率は、2〜10倍に設定され、厚みは0.5〜30mm、特に1〜10mmの範囲に設定されている。
次いで、樹脂リブ22は、発泡樹脂基材21の裏面側に配設され、特に、図3に示すように、交差状に延びる所定パターンに設定されている。尚、このパターンは、縦横方向、斜め方向、あるいはその組み合わせ等、交差状であれば任意のパターン形状が選択されて良い。この樹脂リブ22は、汎用の合成樹脂成形体からなり、通常好ましく使用できる合成樹脂として、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等から適宜選択されて良く、本実施例では、環境面、リサイクル面を考慮してポリプロピレン系樹脂が使用されている。また、この樹脂リブ22には、上記熱可塑性樹脂中に適宜フィラー、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維や、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等の充填材が混入されていても良い。
このように、図1乃至図3に示すドアトリム10におけるドアトリム本体20は、保形性を有する発泡樹脂基材21と、発泡樹脂基材21の裏面に一体化される樹脂リブ22と、加飾性を有する表皮23とから構成されているため、従来のように製品の全面に亘り占有していた樹脂芯材を廃止でき、かつ軽量な発泡樹脂基材21を使用することに加えて、樹脂リブ22は骨状であり、荷重が加わる部位、例えば、クリップ座、ウエスト部上面、アームレスト部上面等を除いた部位は、肉抜き構造となっているので、製品の重量について、従来例に比し40%以上の軽量化を図ることができるとともに、樹脂材料も大幅に節約でき、コストダウンにも貢献できる。
そして、表皮23は、サーモプラスチックオレフィン(TPO)シート、軟質塩化ビニル(PVC)シート等のトップ層23aの裏面にポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ポリウレタンフォーム等のクッション層23bを裏打ちした積層シート材料が使用されている。
次いで、ドアトリム10の製造方法に使用する成形金型40の構成について説明する。尚、実際には、ドアトリム本体20が成形金型40により成形されるけれども、便宜上ドアトリム10の製造方法として以下説明する。上記成形金型40は、所定ストローク上下動可能な成形上型41と、成形上型41と対をなす固定側の成形下型42と、成形下型42に接続される射出機43とから大略構成されている。
更に詳しくは、成形上型41は、製品形状に合致したキャビティ部411が形成されており、成形上型41の上面に連結された昇降シリンダ412により所定ストローク上下駆動される。また、成形上型41の4隅部にはガイドポスト413が設けられている。
一方、成形下型42には、成形上型41のキャビティ部411に対応するコア部421が設けられている。また、このコア部421の型面に溶融樹脂Mを供給するために、マニホールド422、ゲート423が設けられており、このマニホールド422、ゲート423の樹脂通路を経て、射出機43から供給される溶融樹脂Mがコア部421の上面に穿設された溝部424に供給される。また、成形下型42の4隅部には、ガイド機構となるガイドポスト425が突設され、このガイドポスト425は、成形上下型41,42が型締めされる際、成形上型41のガイドポスト413のガイド軸414がガイドポスト425のガイド孔425a内に案内させることで成形上型41のプレス姿勢を適正に維持できる。そして、本発明方法においては、成形上下型41,42の型クリアランスを一次加圧状態と二次加圧状態で可変させるために、ガイドポスト413,425に型クリアランス調整機構44が付設されている。この型クリアランス調整機構44の一実施例としては、ガイドポスト413,425間に介挿できるように、ガイドシム441がシム駆動用シリンダ442のピストンロッドに取り付けられており、シム駆動用シリンダ442の伸縮動作により、ガイドシム441がガイドポスト413,425間に挿入、あるいは退避を行なう。
従って、ガイドポスト413,425間にガイドシム441を介挿させて成形上下型41,42を型締めした場合、型クリアランスを大きく設定でき、本発明方法の一次加圧状態である。逆に、ガイドポスト413,425からガイドシム441を退避させて直接ガイドポスト413,425を接触させた場合には、型クリアランスを小さく設定でき、二次加圧状態である。
更に、本発明方法に使用する成形金型40は、図5に示すように、成形上型41に真空吸引機構45が付設されている。すなわち、真空吸引ポンプ451に接続する真空吸引管452が成形上型41の空気室415と連通しており、真空吸引管452に設けられている開閉バルブ453の開閉操作により、空気室415内の空気を抜気することができ、成形上型41の型面には、所定ピッチ間隔で真空孔416が開設されている。また、成形下型42には、エアブロー機構46が付設されている。すなわち、圧空ブロワ461に接続するエアブロー管462は、成形下型42の空気室426と連通しており、成形下型42の型面には、孔径が10φ程度のエアブロー孔427が適宜ピッチ間隔で多数開設されている。そして、エアブロー管462に設けられている開閉バルブ463の開閉操作により、空気室426からエアブロー孔427を通じてエアを吹き付けることができる。
以上のように成形金型40が構成されており、この成形金型40を使用して、図1乃至図3に示すドアトリム10の製造方法について説明する。その前に、図6に基づいて、成形上型41のプレスチャートについて簡単に説明する。まず、成形金型40内に材料をセットした後、成形上型41は上限位置から下限位置の手前である一次加圧地点(ガイドシム441のイン位置)まで下降して、この一次加圧地点で10秒間一次加圧処理が行なわれ、発泡樹脂基材21が成形される(図6のチャート図中(1)のエリア)。
そして、一次加圧処理による発泡樹脂基材21の成形後、成形上型41が上昇し、成形下型42に設けられているエアブロー機構46から冷却用エアが発泡樹脂基材21の裏面側に吹き付けられ、約10秒間強制冷却が行なわれる。この時、型クリアランス調整機構44の駆動により、ガイドシム441は型外に退避している(図6のチャート図中(2)のエリア)。
更に、発泡樹脂基材21の冷却工程が完了すれば、成形上型41は再度下降する。この時、成形上下型41,42のガイドポスト413,425が直接接触する位置まで、すなわち二次加圧地点(ガイドシム441のアウト位置)まで成形上型41が下降し、それぞれ一次加圧時の加圧力に比べ大きな加圧力(約200t)が9秒間加わる二次加圧処理が行なわれ、この二次加圧時に溶融樹脂Mが成形下型42の溝部424内に射出充填される(図6のチャート図中(3)のエリア)。尚、この時の溶融樹脂Mの射出充填時間は二次加圧時間と同じで9秒間である。
そして、溶融樹脂Mの射出充填工程後、すぐに成形上型41が上昇して、表皮23のクッション層23bが基の厚みに復元するとともに、成形上下型41,42の低圧プレス加工が行なわれ、発泡樹脂基材21の裏面に樹脂リブ22が一体化される復元モード工程が実施される(図6のチャート図中(4)のエリア)。尚、この復元モード工程は、10秒間である。
以下、本発明方法の各工程について図面を参照して詳細に説明する。まず、図7に示すように、ヒーター装置50により発泡樹脂シートSの一方面に表皮23をラミネートしたものを所定温度に加熱軟化させる。この実施例では、発泡樹脂シートSとして、ポリプロピレン製発泡シート(住化プラステック製、商品名:スミセラー発泡PPシート、発泡倍率=3倍、厚み3mm)が使用されている。
次いで、図8に示すように、加熱軟化処理した発泡樹脂シートS(表皮23をラミネートしている)を型開きしている成形上下型41,42の型内にセットする。そして、発泡樹脂シートSをセットした後、成形上型41の昇降シリンダ412が動作して、成形上型41が所定ストローク下降して、図9に示すように、成形上下型41,42が型締めされて発泡樹脂シートSが所望の型面形状に沿って賦形される一次加圧処理が行なわれる。この時、シム駆動用シリンダ442の駆動により、成形上下型41,42におけるガイドポスト413,425間にガイドシム441が挿入されているため、型クリアランスが6mmに調整されている。尚、一次加圧時間は10秒間程度である。
次いで、一次加圧処理が行なわれた後、図10に示す冷却工程で発泡樹脂基材21の冷却が行なわれる。この時、成形上型41は上昇するが、型クリアランス調整機構44によるガイドシム441はシム駆動用シリンダ442の収縮作用により型外に退避するシムアウト状態となっており、成形上型41の上昇動作に伴ない、真空吸引機構45の駆動により、成形上型41の型面に発泡樹脂基材21が保持されている。
そして、この成形上型41の上昇時間は10秒間程度で、この上昇時に成形下型42に付設されているエアブロー機構46から冷却用エアが成形下型42の空気室426からエアブロー孔427を通じて発泡樹脂基材21の裏面に吹き付けられ、このエアブロー作用により、発泡樹脂基材21の成形に伴なう冷却時間を短縮化できる。その後、図11に示すように、成形上型41が再度下降し、この時、ガイドシム441は型外に退避しており、成形上下型41,42におけるガイドポスト413,425が直接接触するまで成形上型41が下降する。この時の型クリアランスは3〜5mmのように、一次加圧時のクリアランスよりも狭めた状態で二次加圧処理が行なわれる。
更に、本発明では、この二次加圧時間と溶融樹脂Mの射出充填時間を同一に設定している。本実施例では9秒間のように短時間に設定することで、サイクル時間の大幅な短縮を可能としている。この二次加圧時に射出機43からマニホールド422、ゲート423を通じて成形下型42の溝部424内に溶融樹脂Mが射出充填される。この溶融樹脂Mとしては、住友ノーブレンBUE81E6(住友化学工業製ポリプロピレン、メルトインデックス=80g/10分)でタルクが適宜割り合いで混入されているものを使用する。
また、本発明方法は、溶融樹脂Mの射出充填工程が終了すれば、図12に示す表皮23のクッション層23bが復元する程度まで成形上型41が上昇し、この時点で成形上下型41,42による低圧プレスが行なわれる。この復元モード工程では、表皮23におけるクッション層23bの厚みが復元するだけであり、過度の応力が加わることがなく、製品表面に樹脂リブ22の痕跡を拾うことがない。
このように、本発明方法によれば、成形上下型41,42による二次加圧処理の時間と、溶融樹脂Mの射出充填時間とを同一に設定し、その後、復元モード工程を採用することにより、二次加圧時間を大幅に短縮化できることで、製造時間の短縮化が図れ、製品表面には過度の応力が加わることがないため、製品表面への悪影響も排除でき、外観意匠性を高めることができる。
以上説明した実施例は、自動車用ドアトリム10の製造方法についてのものであるが、ドアトリム以外の内装部品、例えば、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、ルーフトリム、リヤサイドトリム等、内装トリム全般に本発明方法を適用することができる。
本発明方法を適用して製作した自動車用ドアトリムを示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムにおける発泡樹脂基材を取り外した後の樹脂リブのパターン形状を示す正面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法に使用する成形金型の全体構成を示す説明図である。 図4中V −V 線断面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における成形上型のプレスチャート図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における発泡樹脂シートの予熱工程を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における発泡樹脂シートのセット工程を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における発泡樹脂基材の成形工程を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における発泡樹脂基材の冷却工程を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における溶融樹脂の射出充填工程を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における表皮の復元モード工程を示す説明図である。 従来の自動車用ドアトリムを示す正面図である。 図13中XIV −XIV 線断面図である。 従来の自動車用ドアトリムにおける樹脂リブのパターン形状を示す説明図である。 従来の自動車用ドアトリムを成形するために使用する成形金型の構成を示す断面図である。 従来の自動車用ドアトリムの成形方法を示す説明図である。 従来の自動車用ドアトリムの成形方法における成形上型のプレスチャート図である。 従来の自動車用ドアトリムにおける不具合点を示す説明図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリム本体
21 発泡樹脂基材
22 樹脂リブ
23 表皮
23a トップ層
23b クッション層
40 成形金型
41 成形上型
413 ガイドポスト
42 成形下型
424 溝部
425 ガイドポスト
43 射出機
44 型クリアランス調整機構
441 ガイドシム
442 シム駆動用シリンダ
45 真空吸引機構
46 エアブロー機構
50 ヒーター装置
S 発泡樹脂シート
M 溶融樹脂

Claims (1)

  1. 所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材(21)と、この発泡樹脂基材(21)の裏面側に一体化される所定パターン形状の樹脂リブ(22)と、発泡樹脂基材(21)の表面側に一体化され、トップ層(23a)とクッション層(23b)との積層シート材料を素材とした表皮(23)とから構成される自動車用内装部品(20)の製造方法において、
    上記発泡樹脂基材(21)の素材である発泡樹脂シート(S)を加熱軟化処理した後、表皮(23)と重ね合わせて、成形上下型(41,42)内にセットするか、あるいは表皮(23)をラミネートした発泡樹脂シート(S)を加熱軟化処理した後、成形上下型(41,42)内にセットし、その後、成形上下型(41,42)同士を型締めして、成形上下型(41,42)による一次加圧処理を行ない、成形上下型(41,42)のキャビティ形状に沿わせて、表皮(23)を貼付した発泡樹脂基材(21)を所要形状に成形する発泡樹脂基材(21)の成形工程と、
    上記発泡樹脂基材(21)の成形工程後、一次加圧よりも高圧の二次加圧処理を成形上下型(41,42)により行ない、発泡樹脂基材(21)を圧縮状態で成形上下型(41,42)間に保持するとともに、成形下型(42)の溝部(424)内に射出機(43)から溶融樹脂(M)を射出充填する溶融樹脂(M)の射出充填工程と、
    前記溶融樹脂(M)の射出充填が完了すると同時に、成形上型(41)を上昇させて表皮(23)のクッション層(23b)を復元させる程度の成形上下型(41,42)による低圧プレスで発泡樹脂基材(21)に対して樹脂リブ(22)を一体化させる復元モード工程と、
    からなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
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