JP2001291722A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001291722A
JP2001291722A JP2000108771A JP2000108771A JP2001291722A JP 2001291722 A JP2001291722 A JP 2001291722A JP 2000108771 A JP2000108771 A JP 2000108771A JP 2000108771 A JP2000108771 A JP 2000108771A JP 2001291722 A JP2001291722 A JP 2001291722A
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Akihisa Ikuta
晃久 生田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エミッタ接着時の電流増幅率の経時変動が抑
制できしかも高耐圧のバイポーラトランジスタを実現で
きる半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 第一導電型の半導体基板1の表面に第二
導電型の半導体層2を形成する第1の工程と、半導体基
板1の表面をエピタキシャル層4にて覆い、エピタキシ
ャル層4内に第一導電型のベース領域7を形成する第2
の工程と、ベース領域7内に第二導電型のエミッタ領域
9を形成する第3の工程と、平面形状が前記エミッタ領
域9よりも大きく、深さがエミッタ領域9よりも浅く、
かつ表面濃度がベース領域7よりも高くエミッタ領域9
よりも低い第一導電型の第一の領域5をベース領域7内
に形成する第4の工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、集積回路には、比較的耐圧の
高いバイポーラトランジスタ、例えば、コレクタとエミ
ッタ間の耐圧(以下、「コレクタとエミッタ間の耐圧」
を「BVCEO」と称す)が、30〜60ボルト程度のN
PNトランジスタが使用されている。
【0003】図5は、従来のNPNトランジスタの製造
方法を示す。図5(a)に示す工程では、P型の半導体
基板1に、N型の埋め込みコレクタ領域2とP+型の第
一の素子分離領域3aとが選択的に形成される。この半
導体基板1の表面を覆うように、例えば、1×10
15(/cm3)程度の低濃度のN型不純物からなる膜厚
14μmのエピタキシャル層4が形成される。
【0004】図5(b)に示す工程では、エピタキシャ
ル層4の表面からP+型の第二の素子分離領域3bが形
成され、次いで、ボロン蒸着と酸化雰囲気中でのドライ
ブインを経て、表面濃度が約1×1018(/cm3)で
接合深さが約3μm程度のP型のベース領域7が形成さ
れる。その後、基板の表面を覆うように膜厚が約420
nmの酸化膜6が形成される。この時のシート抵抗は1
50Ω/□程度である。
【0005】図5(c)に示す工程では、通常のリソグ
ラフィーおよびエッチングにより酸化膜6に開口部が形
成された後、高濃度のリンを約10.5wt%含有する
ドープトオキサイド膜8がこの開口部を覆うように約5
00nmの厚みで形成される。
【0006】そしてドライブインが行われ、表面濃度が
約6×1019(/cm3)で接合された深さが2.6μ
m程度のエミッタ領域9が形成される。エミッタ領域9
直下のベース領域7は、“エミッタ押し出し”効果によ
って、ベースの接合深さは3.8μmまで深くなる。1
5はコレクタ領域である。
【0007】最後に、図5(d)に示すように、ドープ
トオキサイド膜8のみウエットエッチングで除去した
後、CVD膜10が形成されてコンタクト窓が開口さ
れ、この開口にエミッタ電極11とベース電極12とコ
レクタ電極13とを含めたアルミニウム配線が形成され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法にて製造したNPNトランジスタでは、エミッ
タ面積が大きくなると、エミッタ接地時の電流増幅率
(以下、「エミッタ接地時の電流増幅率」を「hFE」と
称す)が大きくなるという問題がある。
【0009】この要因の1つとして、エミッタ領域9の
側面を通過するキャリアは、エミッタ・ベース間やベー
ス領域7の表面の空乏領域およびベース領域7の比較的
に濃度の高い領域にて再結合するため、エミッタ領域9
の底面を通過するキャリアに比べコレクタ領域15に到
達しない割合が多くなることが考えられる。
【0010】このような要因により、エミッタ面積が小
さくなるとエミッタの側面積の割合が相対的に高くなっ
てhFEが低下し、エミッタ面積が大きくなるとhFEが大
きくなるという問題が生じる。
【0011】また、NPNトランジスタには、上記のよ
うにhFEが大きくなるとBVCEOが低下するという問題
がある。すなわち、通常は、エミッタ面積が最小となる
素子ではhFEが100程度になるようにエミッタ領域9
やベース領域7の不純物濃度のプロファイルが条件設定
されている。しかし、エミッタ面積が大きい素子では、
上述のようにhFEが大きくなり、また、一般的に、BV
CEOはhFEの1/4乗の反比例することから、hF Eが大
きくなるとBVCEOが低下してしまう。
【0012】このような問題を解決するためには、エミ
ッタ領域9の側面積を少なくする、つまりエミッタ領域
9の接合深さを小さくする必要があり、更に、hFEを1
00程度に維持するためには、ベース領域7のP型不純
物の総量を低減する必要がある。
【0013】ベース領域7の不純物の濃度を低減した不
純物プロファイルは、ベース領域7の形成にイオン注入
を用いれば容易に実現できるが、ベース電極7の下に
は、オーミック・コンタクト用の高濃度のP型拡散領域
を形成することが必要になる。
【0014】しかし、このような解決手段を用いても、
上記従来のNPNトランジスタでは、hFEの経時変動が
不安定になるという新たな問題が生じる。本発明者らの
経験では、例えば、表面濃度が約1×1016(/c
3)で接合深さが5μmのベース領域7と、表面濃度
が約1×1020(/cm3)で接合深さが約1μmのエ
ミッタ領域9と、1×1015(/cm3)程度の濃度の
エピタキシャル層4を形成したNPNトランジスタで
は、hFEの初期特性は100程度得られ、エミッタ面積
の増加によるhFEの増加を抑制できる。
【0015】しかし、hFEの経時変動の評価として一般
的によく用いられる高温バイアス印加試験(以下、高温
バイアス印加試験を「BT試験」と称す)では、168
時間で40%程度もhFEが減少することがある。
【0016】本発明は前記問題点を解決し、hFEの経時
変動が抑制できしかも高耐圧のバイポーラトランジスタ
を実現できる半導体装置およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
ベース領域内に特殊な構成とした第1の領域を設けたこ
とを特徴とする。
【0018】この本発明によると、hFEの経時変動を抑
制し、かつ高耐圧の半導体装置が得られる。本発明の半
導体装置の製造方法は、ベース領域に第1の領域を形成
する工程を設けたことを特徴とする。
【0019】この本発明によると、本発明の半導体装置
が容易に実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の半導体装
置の製造方法は、第一導電型の半導体基板の表面に第二
導電型の半導体層を形成する第1の工程と、前記半導体
基板の表面をエピタキシャル層にて覆い、前記エピタキ
シャル層内に第一導電型のベース領域を形成する第2の
工程と、前記ベース領域内に第二導電型のエミッタ領域
を形成する第3の工程と、平面形状が前記エミッタ領域
よりも大きく、深さが前記エミッタ領域よりも浅く、か
つ表面濃度が前記ベース領域よりも高く前記エミッタ領
域よりも低い第一導電型の第一の領域を前記ベース領域
内に形成する第4の工程とを有することを特徴とする。
【0021】この構成によると、エミッタの接合深さを
小さくして耐圧性を高めることができ、また、表面に高
濃度の第一の領域を形成することでhFEの経時変動を抑
制できる。
【0022】本発明の請求項2記載の半導体装置の製造
方法は、請求項1において、第2の工程では、エピタキ
シャル層にベース領域を2μm以上4μm以下の深さで
形成し、第3の工程では、ベース幅が1μm以上となる
ようにエミッタ領域を前記ベース領域内に浅く形成する
ことを特徴とする。
【0023】本発明の請求項3記載の半導体装置の製造
方法は、請求項1または請求項2において、第3の工程
では、ベース領域に第二導電型イオンを注入してエミッ
タ領域を形成し、第4の工程では、ベース領域に第一導
電型イオンを注入して第一の領域を形成し、次いで、前
記エミッタ領域と前記第一の領域とをドライブインで同
時に拡散することを特徴とする。
【0024】本発明の請求項4記載の半導体装置は、第
二導電型の半導体層が形成された第一導電型の半導体基
板に、前記第二導電型の半導体層を覆うエピタキシャル
層と、前記エピタキシャル層内に形成された第一導電型
のベース領域と、前記ベース領域内に形成された第二導
電型のエミッタ領域と、前記ベース領域内に、前記エミ
ッタ領域よりも平面形状が大きくて深さが前記エミッタ
領域よりも浅く、かつ表面濃度が前記ベース領域よりも
高く前記エミッタ領域よりも低い第一導電型の第一の領
域とが形成されたことを特徴とする。
【0025】この構成によると、第一の領域によってベ
ース領域の不純物の表面濃度が高くなり、酸化膜中の電
荷によって誘起される空乏領域の広がりを小さくでき
る。また、電荷の経時変動に対しても空乏領域の広がり
の変動が少なくなるため、空乏領域でのキャリアの再結
合の変動が小さくなり、hFEの変動を抑制できる。
【0026】以下、本発明の半導体装置およびその製造
方法を図1〜図4を用いて具体的な実施の形態に基づい
て説明する。なお、上記従来例を示す図5と同様をなす
ものについては、同一の符号を付けて説明する。
【0027】NPNトランジスタは、図1(a)〜
(d)の工程を経て製造される。図1(a)の工程で
は、P型の半導体基板1に、N型の埋め込みコレクタ領
域2とP+の第一の素子分離領域3aが選択的に形成さ
れる。
【0028】そして、この半導体基板1を覆うように、
例えば、1×1015(/cm3)程度の低濃度のN型不
純物にて、膜厚が14μmのエピタキシャル層4が形成
される。
【0029】図1(b)の工程では、エピタキシャル層
4の表面からP+型の第二の素子分離領域3bが形成さ
れ、基板の表面を覆うように厚さ120nmの第一の酸
化膜6aが形成される。
【0030】次いで、通常のリソグラフィーを行い、形
成したレジストマスクの開口領域にボロンを用いて3×
1013(ions/cm2)のドーズ量、50KeVの
加速エネルギーでイオン打ち込みを行う。
【0031】レジストを除去した後、酸化雰囲気中で1
200℃、90分のドライブインが行われ、厚さ3μm
のP型のベース領域7が形成される。この時のシート抵
抗は1200Ω/□で、酸化膜厚は約200nmであ
る。
【0032】ここでは、ベース領域7の厚みを3μmと
したが、このベース領域7は、ベース幅を広くして大き
な耐圧(BVCEO)を確保する点から2μm以上4μm
以下であることが好ましい。
【0033】いくつかの工程を経た後、図1(c)の工
程では、基板の表面に厚さ約60nmの第二の酸化膜6
bが形成され、リソグラフィーにより開口されたレジス
トマスクを介してエミッタ領域9およびコレクタ領域1
5に、ドーズ量2.4×10 15(ions/cm2)、
加速エネルギー100KeVの条件でリンのイオン打ち
込みが行われる。
【0034】更に、レジスト除去とリソグラフィーを用
いたレジストマスクの開口が行なわれ、第一の領域5
に、ボロンを7×1013(ions/cm2)のドーズ
量、50KeVの加速エネルギーでイオン打ち込みを行
う。この第一の領域5は、ほぼベース領域7の全面、も
しくはエミッタ領域9を除いた領域に形成される。
【0035】続いてエミッタ領域9と第一の領域5のド
ライブインが同時に行われ、表面濃度が約1×10
20(/cm3)で拡散深さが約1μmのエミッタ領域9
と、表面濃度が約2×1018(/cm3)で拡散深さが
約0.5μmの第一の領域5とが形成される。
【0036】なお、エミッタ領域9の深さは、ベース幅
Wbが1μm以上となるように浅く形成することが、耐
圧を確保する点から好ましい。また、第1の領域5の拡
散深さは、hFEの低下やバラツキを小さくする点からエ
ミッタ領域9の深さの約半分にするのが好ましい。
【0037】図2は、図1(c)に示すA−B断面の各
領域の不純物分布を示す。第一の領域5の表面濃度は、
エミッタ領域9よりも2桁程度低く、また、拡散深さも
半分程度になるため、エミッタ領域9の不純物濃度に影
響を与えることはない。
【0038】第一の領域5の深さが、エミッタ領域9の
接合深さと同程度もしくはそれよりも大きくなると、h
FEの低下やバラツキが大きくなるといった影響を及ぼす
ため、第一の領域5の拡散深さは小さくする必要があ
る。この影響を皆無にするためには、図3に示すよう
に、第一の領域5を、エミッタ領域9を除くベース領域
7の表面に設定すると良い。
【0039】最後に、図1(d)に示すように、CVD
法により第三の酸化膜6cを形成した後コンタクト窓を
開口し、この開口にエミッタ電極11、ベース電極1
2、コレクタ電極13を含めたアルミニウム配線が形成
される。
【0040】上記のように製造されたNPNトランジス
タは、BVCEOの低下を防ぐためにエミッタ領域9の接
合深さを小さくしてベース領域7の不純物濃度を低減し
ても、表面に高濃度の第一の領域を形成することで、h
FEの経時変動を抑制できる。
【0041】また、NPNトランジスタのBT試験にお
いてhFEが低下する原因の1つとして、印加される電圧
によって酸化膜中を移動した可動イオン電荷がベース領
域7の表面において空乏領域を広げ、キャリアの再結合
を増加させていることが考えられる。そのため、高耐圧
のデバイスほど印加電圧が高くなり、可動イオンが移動
しやすくなってhFEの変動量が大きくなる傾向があ
る。
【0042】しかし、この実施の形態では、ベース領域
7に第一の領域5を設けることで、ベース領域7の表面
のみ不純物濃度を高くでき、酸化膜中の電荷によって誘
起される空乏領域の広がりを小さくすることができる。
また、電荷の経時変動に対しても空乏領域の広がりの変
動も少なくなるため、空乏領域でのキャリアの再結合の
変動も小さくなり、よってhFEの変動も抑制できる。
【0043】この実施の形態では、具体的には、第一の
領域5によってベース領域7の表面のみ不純物濃度を約
2×1018(/cm3)まで高くすることができ、それ
に伴なってhFEの変動を5%程度まで抑制できた。
【0044】なお、上記説明ではNPNトランジスタの
製造方法の具体例を挙げて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、第一の領域5とエミッタ領域
9のイオン打ち込み工程の順番やドライブインの方法に
ついては、用いる不純物原子によって多少変更しても良
い。
【0045】また、エミッタ電極11や第一の領域5を
形成する際に、図4に示すように、P+型のオーミック
コンタクト領域14やここでは図示されていないグラフ
トベース領域を形成する工程を追加しても良い。
【0046】さらに、NPNトランジスタだけでなく、
その他PNPトランジスタについても適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体装置の製造
方法によると、第一導電型の半導体基板の表面に第二導
電型の半導体層を形成する第1の工程と、前記半導体基
板の表面をエピタキシャル層にて覆い、前記エピタキシ
ャル層内に第一導電型のベース領域を形成する第2の工
程と、前記ベース領域内に第二導電型のエミッタ領域を
形成する第3の工程と、平面形状が前記エミッタ領域よ
りも大きく、深さが前記エミッタ領域よりも浅く、かつ
表面濃度が前記ベース領域よりも高く前記エミッタ領域
よりも低い第一導電型の第一の領域を前記ベース領域内
に形成する第4の工程とを有することで、エミッタ領域
の接合深さを小さくして、エミッタ面積の増加によるエ
ミッタ接地時の電流増幅率の増加を抑制するとともに、
ベース領域表面に高濃度の第一の領域を設けることによ
り、エミッタ接地時の電流増幅率の経時変動を抑制でき
る。
【0048】本発明の半導体装置によると、第二導電型
の半導体層が形成された第一導電型の半導体基板に、前
記第二導電型の半導体層を覆うエピタキシャル層と、前
記エピタキシャル層内に形成された第一導電型のベース
領域と、前記ベース領域内に形成された第二導電型のエ
ミッタ領域と、前記ベース領域内に、前記エミッタ領域
よりも平面形状が大きくて深さが前記エミッタ領域より
も浅く、かつ表面濃度が前記ベース領域よりも高く前記
エミッタ領域よりも低い第一導電型の第一の領域とが形
成されることで、エミッタ接地時の電流増幅率の経時変
動が抑制でき、かつ高耐圧の半導体装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるNPNトランジス
タの製造工程を示す図
【図2】本発明の実施の形態におけるNPNトランジス
タの不純物濃度分布を示す図
【図3】本発明の別の実施の形態におけるNPNトラン
ジスタの断面図
【図4】本発明の別の実施の形態におけるNPNトラン
ジスタの断面図
【図5】従来のNPNトランジスタの製造工程を示す図
【符号の説明】
1 半導体基板 4 エピタキシャル層 5 第一の領域 7 ベース領域 9 エミッタ領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一導電型の半導体基板の表面に第二導電
    型の半導体層を形成する第1の工程と、 前記半導体基板の表面をエピタキシャル層にて覆い、前
    記エピタキシャル層内に第一導電型のベース領域を形成
    する第2の工程と、 前記ベース領域内に第二導電型のエミッタ領域を形成す
    る第3の工程と、 平面形状が前記エミッタ領域よりも大きく、深さが前記
    エミッタ領域よりも浅く、かつ表面濃度が前記ベース領
    域よりも高く前記エミッタ領域よりも低い第一導電型の
    第一の領域を前記ベース領域内に形成する第4の工程と
    を有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】第2の工程では、エピタキシャル層にベー
    ス領域を2μm以上4μm以下の深さで形成し、 第3の工程では、ベース幅が1μm以上となるようにエ
    ミッタ領域を前記ベース領域内に浅く形成する請求項1
    記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】第3の工程では、ベース領域に第二導電型
    イオンを注入してエミッタ領域を形成し、 第4の工程では、ベース領域に第一導電型イオンを注入
    して第一の領域を形成し、 次いで、前記エミッタ領域と前記第一の領域とをドライ
    ブインで同時に拡散する請求項1または請求項2記載の
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】第二導電型の半導体層が形成された第一導
    電型の半導体基板に、前記第二導電型の半導体層を覆う
    エピタキシャル層と、前記エピタキシャル層内に形成さ
    れた第一導電型のベース領域と、 前記ベース領域内に形成された第二導電型のエミッタ領
    域と、 前記ベース領域内に、前記エミッタ領域よりも平面形状
    が大きくて深さが前記エミッタ領域よりも浅く、かつ表
    面濃度が前記ベース領域よりも高く前記エミッタ領域よ
    りも低い第一導電型の第一の領域とが形成された半導体
    装置。
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