JP2001271270A - 建築工事用メッシュシート及びその製造方法 - Google Patents

建築工事用メッシュシート及びその製造方法

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JP2001271270A
JP2001271270A JP2000082150A JP2000082150A JP2001271270A JP 2001271270 A JP2001271270 A JP 2001271270A JP 2000082150 A JP2000082150 A JP 2000082150A JP 2000082150 A JP2000082150 A JP 2000082150A JP 2001271270 A JP2001271270 A JP 2001271270A
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sheath
mesh sheet
dtex
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Reiichi Hazama
令一 波左間
Yoshinori Karato
義伯 唐渡
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Unitika Fibers Ltd
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Unitika Fibers Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピン引掛強力に優れ、軽量、低コストで耐摩
耗性、防汚性、耐候性にも優れ、ウェルダー接着性を有
し、物性面で塩ビ加工品と遜色のない商品価値の高い建
築工事用メッシュシートを提供する。 【解決手段】 単フィラメント繊度3.3〜17dte
x、フィラメント数が40本以上、強度が3.53cN
/dtex以上、弾性率60cN/dtex以上であ
り、共重合ポリエステルを成分とする芯部と芯部よりも
低い融点を有する高分子重合体を成分とする鞘部との重
量比が50/50〜90/10である芯鞘複合繊維糸条
を用いて製編織し、難燃剤液中に浸漬後、芯部の重合体
の融点と鞘部の重合体の融点の間で加熱処理をすること
を特徴とする建築工事用メッシュシートの製造方法およ
びそのメッシュシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外観品位、難燃性、
耐久性に優れ、また軽量で作業性にも優れた建築工事用
メッシュシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、工事現場において飛散防止メ
ッシュや工事用メッシュシート等のメッシュシートが工
事現場で多く用いられているが、その要因としては、タ
ーポリンと比較して通気性がよく、風圧事故を防止し、
軽量で取扱いやすく、作業現場に美観を与える機能を有
していることが挙げられる。建築工事用メッシュシート
としての必要な特性は、引張強力、引裂強力、タフネ
ス、難燃性、耐摩耗性、また作業現場の美観を保つため
に、防汚性があり、目ずれや目曲がり等の発生しにくい
ことが必要であり、また最近では、一段と軽量化したも
のが要望されてきている。
【0003】建築工事用メッシュシートとしては、合成
樹脂のモノフイラメント織物や、布帛を塩化ビニル系樹
脂で被覆したものが主として用いられている。合成樹脂
のモノフイラメント織物は、必要な引張強力を得るため
に太いモノフイラメントを用いることから、軽量である
が硬くて取扱いにくい欠点を有している。また構成する
糸条の交点強力が弱く、目ずれ、目曲がりの発生が起き
やすいもので、さらにウェルダー接着性をほとんど有し
ていないものであった。布帛を塩化ビニル系樹脂で被覆
したものとしては、合成繊維マルチフイラメント糸条を
用いて、糸条に塩化ビニル系樹脂をコーティングした
後、製織したもの及び先に製織した後、布帛に塩化ビニ
ル系樹脂を用いてディッピング、コーティング等の方法
により加工を施したものがある。塩化ビニル系樹脂は加
工性に優れるため、種々の加工方法が採用でき、任意に
柔軟性を調節できること、顔料により発色性の良好なこ
と、軟質塩化ビニル系樹脂が高周波ウェルダー融着加工
による縫製を行い得る等の利点がある。この様に塩化ビ
ニル系樹脂を被覆してなる建築工事用メッシュシートは
多くの長所を有しているが、一般に建築工事用メッシュ
シートは長期間屋外で曝露されて使用されるので、可塑
剤の表面への移行が使用中に徐々に進行し、粘着性を帯
びて大気中の汚れ物質が付着しやすく、外観が著しく悪
化する。また近年環境問題の影響から塩化ビニル系樹脂
による問題が生じている。例えば、塩化ビニル系樹脂を
焼却することで、塩素あるいは塩化水素等の有害ガスが
発生し、環境問題の元凶とされているダイオキシンの発
生源となったり、焼却炉を傷める等の問題が起きてい
る。
【0004】そのような状況の中、特開平11−200
180号には、ポリプロピレン製のマルチフィラメント
からなる芯層と、難燃剤を含有するポリプロピレン系樹
脂組成物からなる鞘層とから構成される複合ポリプロピ
レンフィラメントを経糸および/または緯糸に用いて織
編成されてなるメッシュ体であって、メッシュ体の経緯
糸交点が鞘層を形成するポリプロピレン系樹脂組成物で
溶着されて目止め加工された基材からなるメッシュシー
トが提案されているが、難燃剤としてハロゲン系のもの
を用いており、塩化ビニル系樹脂と同様に焼却時に同様
な問題があり、繊維自体の強力が弱く、JIS−A−8
952「建築工事用シート」に規定されている1類に合
格するものを得ることが難しい等の問題があった。ま
た、特開平7−289097号には、単繊維デニール1
〜100d、トータルデニール50〜500dのポリエ
ステル系樹脂を芯成分とし融点が芯成分よりも30℃低
い樹脂を鞘成分とした繊維を製織編した織編物からな
り、鞘成分により該マルチフィラメントを構成する単繊
維同士および該マルチフィラメント同士が融着している
防虫メッシュシートが提案されているが、この場合、用
途を防虫ネットとして限定しているために、その目合い
が1mm以下と小さいこと、強度的な面、難燃性の面等
で建築工事用としては問題があった。
【0005】本発明者等は、特開平5−287666号
にて難燃原着合成繊維糸状と、該合成繊維糸状より低融
点の繊維糸状を合糸もしくは合撚した糸条で、糸条の交
点を熱融着することで目ずれや曲がりが発生しにくく、
かつ軽量である建築工事用メッシュシートを提案した
が、この場合、高融点のフィラメント糸状が残ることで
強力を保ち、その周囲をカバーし、かつ単繊維間をつな
ぐ目的の低融点繊維糸条が不均一で、不十分であったた
め、耐摩耗性と防汚性に問題があった。ウェルダー接着
性も不十分なものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
現状に鑑みて行われたもので、塩化ビニル系樹脂等を付
与することなく、建築工事用メッシュシートの機能を具
備し、軽量で、目ずれやスリップ等が発生しにくく、作
業性の優れた建築工事用メッシュシートを得ることを課
題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものであり、 1)芯部にポリエステル系重合体を、鞘部に芯部のポリ
エステル系重合体よりも低い融点を有する高分子重合体
を配した、芯部と鞘部の重量比が50/50〜90/1
0であって、単フィラメント繊度が3.3〜17dte
x、フィラメント数が40本以上、引張強度が3.53
cN/dtex以上、弾性率が60cN/dtex以上
である芯鞘複合繊維糸条を用いて製編織し、難燃剤液中
に浸漬後、芯部のポリエステル系重合体の融点と鞘部の
高分子重合体の融点の間の温度で加熱処理をすることを
特徴とする建築工事用メッシュシートの製造方法 2)芯部にポリエステル系重合体を、鞘部に芯部のポリ
エステル系重合体よりも低い融点を有する高分子重合体
を配した、芯部と鞘部の重量比が50/50〜90/1
0であって、単フィラメント繊度が3.3〜17dte
x、フィラメント数が40本以上、引張強度が3.53
cN/dtex以上、弾性率が60cN/dtex以上
である芯鞘複合繊維糸条を用いて製編織した編織物であ
って、芯鞘複合繊維糸条の鞘部の融着により糸条の交点
が接着していて、引張強力が490N/3cm以上、ベ
ルト摩耗試験後の引張強力が初期の引張強力の80%以
上、ピン引掛け強力が100N以上であり、JIS A
8952に規定する防炎性能を有することを特徴とする
建築工事用メッシュシート 3)着色剤、難燃剤、耐候剤および紫外線吸収剤から選
ばれた少なくとも1種を含む芯鞘複合繊維糸条を用いた
上記の建築工事用メッシュシート を要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の建築用メッシュシートは、芯部にポリエステル
系重合体を配し、鞘部に芯部のポリエステル系重合体よ
りも低い融点を有する高分子重合体を配した芯鞘複合繊
維糸条を用いて製編織した編織物である。
【0009】本発明で用いる芯鞘複合繊維糸条の芯部の
重合体は、引張強力や使用時の寸法安定性、さらに生産
性の面から、ポリエチレンテレフタレートまたはエチレ
ンテレフタレートを主体としたポリエステル系重合体と
する。このポリエステル系重合体は、ポリエチレンテレ
フタレートを主たる成分とするものであって、ポリエチ
レンテレフタレートの特性、特に融点が240℃以上を
保持する程度に第三成分や添加剤等を共重合したポリエ
ステルであってよい。添加剤とは具体的には顔料、難燃
剤、紫外線吸収剤の他、帯電防止剤や耐熱剤等である。
【0010】本発明で用いる芯鞘複合繊維糸条の鞘部に
は、鞘部に芯部のポリエステル系重合体よりも低い融点
を有する高分子重合体を配する。芯部の重合体は、鞘部
のポリエステル系重合体と互いに接着性のあるものが好
ましい。このような重合体としては、ポリエステル系共
重合体、ポリオレフィン系重合体、アクリル系重合体等
が挙げられるが、ポリエステル系共重合体を用いること
が好ましい。
【0011】本発明で芯鞘複合繊維糸条の鞘部に用いる
ポリエステル系共重合体としては、2塩基酸またはその
誘導体の1種もしくは、2種以上とグリコール系の1種
もしくは2種以上と反応せしめて得られるポリエステル
系共重合体が挙げられる。2塩基酸の例としてはテレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、p−オキシ安息香
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸等の芳香族2塩基酸、シュウ酸、アジピン
酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン酸
等の脂肪族2塩基酸、1,2−シクロブタンジカルボン
酸等の脂環族2塩基酸があげられる。一方、グリコール
類の例としてはエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、プロパンジオール、ブ
タンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、
ネオペンタンジオール、p−キシレングリコール等やポ
リエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
等のポリアルキレングリコール類が挙げられる。この重
合体は熱的に安定性が良好であると共に、原料が比較的
安価に供給されるので工業的に有利である。
【0012】さらに鞘部の重合体としては、芳香族ポリ
エステルと脂肪族ラクトンとが共重合した結晶融点が1
00℃以上である共重合ポリエステルがより好ましい。
例えば、芳香族ポリエステルとしてはエチレンテレフタ
レート単位及び/またはブチレンテレフタレート単位の
重合体、あるいはこれらにさらにイソフタル酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、
エチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール等を共
重合したものであり、共重合される成分の総和はポリエ
ステルの構成成分の単位モル数に対し、20モル%以下
程度が好ましい。脂肪族ラクトンとしては、炭素数4〜
11のラクトンを単独で用いても2種以上を混合して用
いてもよく、特に良好なラクトンとして、ε−カプロラ
クトンやδ−バレロラクトン等があげられる。脂肪族ラ
クトンの共重合割合は、ε−カプロラクトンの場合、お
およそ3モル%以上、80モル%未満であるのが好まし
い。ε−カプロラクトン単位が3モル%に満たない場
合、接着強度が不十分で熱処理後のメッシュの交点強力
が弱くなる。ε−カプロラクトン単位が80モル%を超
える場合、得られるポリエステルの融点が低くなりす
ぎ、加工工程での不具合が生じたり、高温雰囲気下で使
用した場合に変形しやすくなり好ましくない。鞘成分の
結晶融点は100℃以上、好ましくは130℃以上であ
る。鞘成分の融点は低い方がウェルダー接着性がより有
効となるが、結晶融点が100℃未満であると、高温雰
囲気下で使用すると変形しやすくなり好ましくない。ま
た、結晶融点の上限は主体となる繊維の融点や分解点よ
り20℃以上低くするのが加工上好ましい。
【0013】以上のように芯鞘共にポリエステル系の樹
脂組成物で構成するのが好ましいいのは、芯鞘同士で接
着性が良いことのみならず、難燃効果として同系である
ことから、異系の構成よりも難燃効果の点でもより有効
だからである。
【0014】本発明で用いる芯鞘複合繊維糸条の芯部と
鞘部との重量比は、50/50〜90/10とする。芯
部の重量割合が50%未満となると、鞘成分の比率が大
きくなり、糸条の交点の接着強力はより強固となるが、
メッシュシートの引張強力が小さくなりこのましくな
い。また、芯部の重量割合が90%を越えると、鞘部の
割合が小さすぎるため、十分な交点強力が得られなくな
る。
【0015】本発明の建築工事用メッシュシートに用い
る芯鞘複合繊維糸条は、メッシュシートの引張強力、引
裂強力、タフネス、耐摩耗性、難燃性等の基本的物性を
得るために、強度を3.53cN/dtex以上、弾性
率を60cN/dtex以上とする。また、本発明では
後加工にて繊維の保護や交点強力を得ることを目的とす
る樹脂を塗布しないことを前提にしているので、鞘成分
が加熱処理により、繊維糸条を十分被覆し、かつ強度を
維持するために、単フィラメント繊度を3.3〜17d
texとし、フィラメント数を40本以上とする。単フ
ィラメント繊度が3.3dtex以下であると、製織性
の困難、強度の不足等が生じ好ましくない。また単フィ
ラメント繊度が17dtexを越えると、単繊維間同士
の接着性が不十分となり、かつ耐摩耗性等に問題を生じ
好ましくない。さらにフィラメント数が40本未満であ
れば、強度、単繊維間同士の接着等に問題を生じ好まし
くない。
【0016】なお本発明の建築工事用メッシュシート
は、上記の芯鞘複合繊維糸条を用いて製布した粗目の布
帛に、難燃剤を含有する処理液を付与した後、芯部の重
合体の融点と鞘部の重合体の融点の間の温度で加熱処理
をすることにより鞘部の重合体を軟化または溶融させ、
各繊維糸条の鞘部の重合体により糸条の交点を融着させ
て得ることができる。粗目の布帛としては粗目の織物、
経緯糸挿入ラッセル編地等が挙げられる。粗目の織物と
しては、密度の小さい平織物、模紗組織織物や捩り組織
織物等があり、これらの場合には上記の芯鞘複合繊維糸
条を用いて製織して得る。経緯糸挿入ラッセル編地の場
合には、経緯糸及びこれらを結節する絡み糸として上記
の芯鞘複合繊維糸条を用いて製編すればよく、経緯糸の
接着が十分であれば、絡み糸として他の糸条を用いても
よい。
【0017】難燃剤の付与と加熱処理は、上記のように
難燃剤の付与後加熱処理してもよいが、これらの処理は
順序を逆にしてもよい。布帛の加熱処理は、製布機上で
捲き取るまでに加熱ゾーンを設けて行うのが合理的で、
コストも軽減できる。勿論、捲き取り後、別工程で熱処
理を行っても何ら差し支えない。建築工事用メッシュシ
ートは防炎性を必要とする。本発明では難燃剤を含有す
る処理液で処理する後加工で防炎性を付与する。防炎性
能としては、JIS A8952に規定されているJI
S L1091のA−1法の区分3及びD法の区分2に
適合するものであるのが好ましい。本発明にて用いる難
燃剤については特に限定しないが、本発明の主旨から、
非ハロゲン系の難燃剤が好ましい。例えば、リン系、ホ
ウ素系、シリコン系、金属水酸化物系等があげられる。
これらの難燃剤の付着量については要求される難燃性に
合わせればよいが、加工中に目ずれや目曲がりが発生し
ない粘度、熱処理の際に織物交点間に薬剤が進入し、交
点の接着を妨げない濃度にする。また難燃性をより安定
して得るために本発明では、芯鞘複合繊維糸条を構成す
る重合体を重合する際、あるいは紡糸工程にて難燃剤を
添加する製造法を採用してもよい。ただし、難燃剤の添
加は、繊維の強度や伸度を低下させるため、着色剤の添
加量とともに好適な範囲の添加量を選択する必要があ
る。難燃剤が少ないと効果が十分ではなく、多くなると
建築工事用メッシュシートの強力、伸度を低下させるの
で、添加量は0.2〜1.0重量%程度とするのが好ま
しい。
【0018】さらに、工事現場で使用されるメッシュシ
ートは汚れの付着が激しく、また工事現場付近の美観保
持のためカラフル化のニーズが強いので着色したシート
が望まれている。そこで本発明の芯鞘複合繊維糸条は原
着合成繊維糸条を用いることができる。この際添加する
着色剤として一般に用いられているシアニン系、スチレ
ン系、フタロシアニン系、アントラキノン系、ペリノン
系、イソインドリノン系、キノフタロン系、テオインデ
ィゴ系等の有機顔料及び無機顔料のうち1種または2種
以上を、混合して着色チップを得て、ベースポリマーと
該着色チップとを適宜混合し、溶融紡糸して原着糸を得
る。
【0019】さらに建築工事用メッシュシートは、過酷
な条件下、長期屋外で使用されるために耐候性が要求さ
れる。そこで本発明で用いる芯鞘複合繊維糸条には、無
機物等の耐候剤や紫外線吸収剤を添加し、耐候性を向上
することができる。無機物としては酸化チタンが最も好
ましい。酸化チタンはコスト面、紫外線を乱反射させる
性能面で非常に優れている。また色相にもよるがカーボ
ンブラックも紫外線吸収性の面で有効である。また紫外
線吸収剤は特に限定しないが、一般に使用される、ベン
ゾフェノン系、サリチル酸エステル系、ベンゾトリアゾ
ール系等のものを用いればよい。なお添加量に関しては
メッシュシート本来の強力、伸度を低下させない0.1
〜0.5重量%程度が好ましい。
【0020】本発明の建築工事用メッシュシートは、J
IS A8952「建築工事用シート」に適合するもの
として用いるために、引張強力が490N/3cm以上
であるのが好ましい。 本発明の建築工事用メッシュシ
ートは、ピン引掛強力(JIS L1096に準じて測
定)が少なくとも100N以上、ベルト摩耗試験後の強
力が初期の強力に対し80%以上、ウェルダー縫製部剥
離強力が200N/3cm以上である。建築工事用メッ
シュシートは、目ずれや目曲がりのないことが要求さ
れ、工事現場等の作業中においても目ずれせず、ハード
な取り扱いをしても変化しないものが要求される。本発
明の建築工事用メッシュシートは、目ずれのしづらさを
評価できるピン引掛強力が100N以上であり、ピン引
掛強力が100N未満であると、施工中あるいは使用中
に目ずれの発生するおそれがある。本発明の建築工事用
メッシュシートは、屋外での過酷な条件下で使用される
ため優れた耐摩耗性を有していることが必要であり、こ
の点の指標となるベルト摩耗試験後の強力が初期の強力
に対し80%以上であることが必要である。また、建築
工事用メッシュシートは、縫製や補修の際に高周波ウェ
ルダーによる縫着の必要な場合が多く、この点からウェ
ルダー縫製部剥離強力が200N/3cm以上であるこ
とが必要である。
【0021】
【作用】本発明の建築工事用メッシュシートのごとく、
単フィラメント繊度3.3〜17dtex、フィラメン
ト数が40本以上、強度が3.53cN/dtex以
上、弾性率60cN/dtex以上であり、共重合ポリ
エステルを成分とする芯部と芯部よりも低い融点を有す
る高分子重合体を成分とする鞘部との重量比が50/5
0〜90/10である芯鞘複合繊維糸条を用いて製編織
し、難燃剤液中に浸漬後、芯部の重合体の融点と鞘部の
重合体の融点の間で加熱処理をすることで、目ずれの発
生を防止でき、カラフルな外観を有するものとすること
もでき、また交点が強固に接着しているので、工事現場
等で物を落としても、目合いがほとんど変化しないもの
となり、樹脂加工等を行い交点を接合する工程を省略で
きるので、コスト低減と軽量化を図ることができ、取扱
いやすい建築工事用メッシュシートとすることができ
る。
【0022】
〔汚れコンパウンド組成〕
・ピートモス 38重量% ・セメント 17重量% ・カオリンクレー 17重量% ・シリカゲル 17重量% ・カーボンブラック 1.75重量% ・酸化鉄 0.5重量% ・鉱油 8.75重量% (9)ウェルダー接着性 高周波ウェルダー接着機にLW−4000A(クイーン
ライト電子精工株式会社製)を用い、出力4kW、電流
値0.3アンペア圧力2kgf/m2、高周波発信時間
3秒、融着時間3秒、冷却時間3秒の条件で3cm×1
0cmの金属バーを使用してウェルダー接着加工を行
い、ウェルダー接合部(3cm長)を含む3cm幅の試
料を用い、JIS K6854のT型剥離試験法に準
じ、接着部の剥離強力(N/3cm)を測定した。 (10)耐候性 試料をデューパネルウェザーメーター(63℃)に96
時間照射させた後、試料の引張強力を測定し、照射前の
引張強力との強力保持率(%)を評価した。
【0023】実施例1 芯部にポリエチレンテレフタレート(融点260℃)、
鞘部にポリエチレンテレフタレートとポリブチレンテレ
フタレート(モル比1/1)にこのアルキレンテレフタ
レート単位全体とε−カプロラクトンの総モル数に対し
ε−カプロラクトンを12モル%との共重合ポリエステ
ル(融点161℃)を用いた。なお重合時に芯部鞘部共
に、着色剤としてシアニン系ブルーとカーボンを2.
0:0.1重量比の割合で混合し、ポリマーに対して
0.2重量%添加した。これら2種のポリマーを芯鞘の
重量比50/50とした同心型芯鞘複合繊維1100デ
シテックス192フィラメント(単フィラメント繊度
5.73dtex)をエクストルーダー型複合紡糸機を
用いて製糸した。この芯鞘複合繊維を用い、経糸及び緯
糸に用いてレピア織機で経糸密度、緯糸密度共に31本
/2.54cmの模紗組織のメッシュシートを製織し
た。このシートをK−19−A(リン酸エステル系難燃
剤、明成化学工業株式会社製)の10%水溶液に浸漬後
マングルで絞り(ウェットピックアップ、100%)、
ピンテンターにて120℃×2分で乾燥し、さらに18
0℃×1分の熱処理により熱溶融接着して実施例1の建
築工事用メッシュシートを得た。
【0024】実施例2 重合時に芯部鞘部共に、難燃剤として〔2−(β−ヒド
ロキシエトキシカルボニル)エチル〕メチルスルフォン
酸0.5部と三酸化アンチモン0.03部添加した以外
は実施例1と同様に行い、実施例2の建築工事用メッシ
ュシートを得た。
【0025】実施例3 実施例2において、芯鞘の重量比50/50に替えて、
80/20とした芯鞘複合繊維を用いた以外は、実施例
2と同様にして、実施例3の建築工事用メッシュシート
を得た。
【0026】実施例4 実施例3において、着色剤添加時、さらに酸化チタン
0.1部、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤0.2部を添
加した以外は実施例3と同様にして実施例4の建築工事
用メッシュシートを得た。
【0027】比較例1 実施例2において、芯鞘の重量比50/50に替えて、
95/5とした芯鞘複合繊維を用いた以外は実施例1と
同様にして、比較例1の建築工事用メッシュシートを得
た。
【0028】比較例2 実施例2において、芯鞘の重量比50/50に替えて、
30/70とした芯鞘複合繊維を用いた以外は実施例1
と同様にして、比較例2の建築工事用メッシュシートを
得た。
【0029】比較例3 実施例2において、芯鞘複合繊維を1100dtex/
192フィラメントに替えて、1100dtex/48
フィラメント(単フィラメント繊度22.9dtex)
としたものを用いた以外は実施例1と同様にして、比較
例3の建築工事用メッシュシートを得た。
【0030】比較例4 実施例2において、芯鞘複合繊維を1100dtex/
192フィラメントに替えて、1100dtex/40
0フィラメント(単フィラメント繊度2.75dte
x)としたものを用いた以外は実施例1と同様にして、
比較例4の建築工事用メッシュシートを得た。
【0031】比較例5 ポリエステルフィラメントヤーン1100デシテックス
192フィラメントを経糸と緯糸に用い、レピア織機に
て密度33×33(本/吋)の織物を得て、下記組成よ
りなる塩化ビニルペーストを両面にコーティング加工
し、130℃で乾燥した後、170℃にて熱処理を行
い、比較例3の建築工事用メッシュシ−トを得た。〔塩
化ビニルペースト組成〕 ・ゼオン121 50部 (日本ゼオン株式会社製塩化ビニル樹脂ペースト) ・フタル酸ジオクチル 15部 (三菱サンモント株式会社製、可塑剤) ・フタル酸ジイソノイル 15部 (三菱サンモント株式会社製、可塑剤) ・アデ力−O−130P 3部 (アデカ・アーガス化学株式会社製、エポキシ系可塑
剤) ・KV−62B−4 3部 (共同薬品株式会社製、バリウム・亜鉛紛系安定剤) ・三酸化アンチモン(難燃剤) 7部 ・炭酸カルシウム(充填剤) 7部
【0032】
【表1】
【0033】表1および2から明らかなように、本発明
の実施例1、2、3、4は、ピン引掛強力に優れ、軽量
で耐摩耗性、防汚性にも優れたメッシュシートである。
特に実施例4の場合、酸化チタン及び紫外線吸収剤を添
加することで耐候性が大きく向上している。現行の塩化
ビニル系樹脂加工品である比較例5と比べて、全ての項
目で同等もしくはそれ以上の結果で、120g程度軽い
ものとなっている。一方、比較例1は芯部の比率が大き
いために引張強力は強いが、品位が悪く、引裂強力やピ
ン引掛強力といった交点に関する強力、耐摩耗性、耐候
性等で良くないものとなっている。また比較例2では、
鞘の比率が大きいために交点強力は強くなったが、引張
強力が弱く、風合いが硬いので耐摩耗性では切断してい
る。また、比較例3は単フィラメント繊度が大きいため
に、繊維糸条の接着力が弱く、品位が悪く、引裂強力や
ピン引掛強力といった交点に関する強力、耐摩耗性、耐
候性等で良くないものとなっている。さらに比較例4は
単フィラメント繊度が細すぎるために、繊維糸条の接着
力は非常に良いものの、引張強力がやや弱く、風合いが
硬いために耐摩耗性試験では切断している。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、ピン引掛強力に優れ、
軽量、低コストで耐摩耗性、防汚性、耐候性にも優れ、
ウェルダー接着性を有し、物性面で塩ビ加工品と遜色の
ない商品価値の高い建築工事用メッシュシートを提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // D01F 8/14 D01F 8/14 B Fターム(参考) 4L033 AA07 AB04 AC05 BA35 BA95 BA98 4L041 AA07 BA02 BA05 BA21 BC20 BD03 BD14 BD20 CA06 CA10 CB02 CB15 CB19 CB21 CB28 DD01 DD05 DD22 4L048 AA21 AA28 AA44 AC18 CA06 CA11 DA31 EB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯部にポリエステル系重合体を、鞘部に
    芯部のポリエステル系重合体よりも低い融点を有する高
    分子重合体を配した、芯部と鞘部の重量比が50/50
    〜90/10であって、単フィラメント繊度が3.3〜
    17dtex、フィラメント数が40本以上、引張強度
    が3.53cN/dtex以上、弾性率が60cN/d
    tex以上である芯鞘複合繊維糸条を用いて製編織し、
    難燃剤液中に浸漬後、芯部のポリエステル系重合体の融
    点と鞘部の高分子重合体の融点の間の温度で加熱処理を
    することを特徴とする建築工事用メッシュシートの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 芯部にポリエステル系重合体を、鞘部に
    芯部のポリエステル系重合体よりも低い融点を有する高
    分子重合体を配した、芯部と鞘部の重量比が50/50
    〜90/10であって、単フィラメント繊度が3.3〜
    17dtex、フィラメント数が40本以上、引張強度
    が3.53cN/dtex以上、弾性率が60cN/d
    tex以上である芯鞘複合繊維糸条を用いて製編織した
    編織物であって、芯鞘複合繊維糸条の鞘部の融着により
    糸条の交点が接着していて、引張強力が490N/3c
    m以上、ベルト摩耗試験後の引張強力が初期の引張強力
    の80%以上、ピン引掛け強力が100N以上であり、
    JIS A8952に規定する防炎性能を有することを
    特徴とする建築工事用メッシュシート。
  3. 【請求項3】 着色剤、難燃剤、耐候剤および紫外線吸
    収剤から選ばれた少なくとも1種を含む芯鞘複合繊維糸
    条を用いたことを特徴とする請求項2記載の建築工事用
    メッシュシート。
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