JP2001256873A - 熱応動スイッチ - Google Patents

熱応動スイッチ

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JP2001256873A
JP2001256873A JP2000076397A JP2000076397A JP2001256873A JP 2001256873 A JP2001256873 A JP 2001256873A JP 2000076397 A JP2000076397 A JP 2000076397A JP 2000076397 A JP2000076397 A JP 2000076397A JP 2001256873 A JP2001256873 A JP 2001256873A
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Hideaki Sato
秀昭 佐藤
Masao Okita
正夫 大北
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
    • H01H37/32Thermally-sensitive members
    • H01H37/52Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element
    • H01H37/54Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
    • H01H37/04Bases; Housings; Mountings

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイメタル片を使用した熱応動スイッチの構
造で、バイメタル片をハウジング内へ組込む際に、バイ
メタル片を容易に固定端子上に位置決めできると共に、
組込み時にバイメタルの変形を防止することができる熱
応動スイッチの構造を提供する。 【解決手段】 ハウジング1と、このハウジング1の内
底面に配設された固定接点3と、この固定接点3と接離
する可動接点6が一端側に固着され、温度に応じて反転
可能な反転部5aを有するバイメタル片5と、このバイ
メタル片5の他端側が片持ち状に固着された固定端子4
とを備え、前記バイメタル片5に、前記固定端子4との
固着部から前記反転部5aの形成位置とは反対側に延出
する延出腕部5bを形成すると共に、前記ハウジング1
に、前記延出腕部5bが係合して位置決めされる係合保
持部1bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱応動スイッチに
関し、特にバイメタル片の熱応動によって可動接点を反
転させて電気接点を開閉させるスイッチの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱応動スイッチは、熱膨張係数の異なる
金属を複数枚張り合わせた熱応動素子(バイメタル)を
可動片とする可動電極と、この可動電極と共に常時閉接
点形の回路を構成する固定電極とが設けられており、電
気機器の回路に接続されてその電気機器を保護してい
る。
【0003】すなわち、電気機器の回路に接続された熱
応動スイッチは、その電気機器に過大な電流が流れた
り、周囲温度が異常に高くなった時には、バイメタルの
湾曲反転作用でスイッチ接点を開く構造になっているた
め、電気機器への給電が遮断されるようになっている。
そして、電気機器への給電が遮断されることにより周囲
温度が低下することで、バイメタルが自動復帰し、スイ
ッチ接点は再び閉じ給電を再開することから、危険防止
に役立つと共に電気機器を常に所定の温度範囲で動作さ
せることが可能となっている。
【0004】従来の熱応動スイッチの構造としては、図
7及び図8に示すものがある。図7は熱応動スイッチの
分解斜視図、図8は同じく断面図である。
【0005】図において、ハウジング11は合成樹脂な
どの絶縁材で上面が開口された箱状に形成されており、
このハウジング11の内底面には、導電性の金属からな
る固定接点12と固定端子13が一定の間隔をおいて対
向されて配設されている。
【0006】前記固定端子13には、一端側に可動接点
14が固着されたバイメタル片15が片持ち状に固着さ
れており、前記可動接点14は、前記固定接点12と接
離可能なように対向して配設されたものとなっている。
また、前記バイメタル片15には、中央にドーム状の反
転部15aが形成されており、この反転部15aが温度
の変化に応じて反転可能なように形成されている。
【0007】また、前記バイメタル片15は、前記固定
端子13上にスポット溶接などの方法で固着されてお
り、このスポット溶接する位置としては、前記反転部1
5aを介して前記可動接点14とは対向する他端側に形
成されるものとなっている。前記バイメタル片15が収
納されたハウジング11の開口部を覆うように板状のカ
バー16が取り付けられている。
【0008】かかる前記バイメタル片15を、前記固定
端子13上に固着する場合には、前記可動接点14が固
着された前記バイメタル片15を、別途用意した位置決
め治具を使用して所定位置に位置決めして保持させた状
態で、レーザー溶接を行い組み立てていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の熱応動スイッチの構造においては、前記バイメ
タル片15を、前記固定端子13上に固着する場合に
は、前記バイメタル片15の一端側に固着された前記可
動接点14と前記固定接点12との取り付け位置を合わ
せるために、専用の位置決め治具が必要となり、組立工
程も煩雑となることから、廉価対応が困難であるという
問題があった。
【0010】また、位置決め治具によって、前記バイメ
タル片15を挟持することから、前記反転部15aが変
形してしまう虞があり、前記バイメタル片15の反転動
作がうまく動作しなくなるという問題があった。
【0011】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、バイメタル片を使用した熱応動スイッチの構造
で、バイメタル片をハウジング内へ組込む際に、バイメ
タル片を容易に固定端子上に位置決めできると共に、組
込み時にバイメタルの変形を防止することができる熱応
動スイッチの構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、ハウジングと、このハ
ウジングの内底面に配設された固定接点と、この固定接
点と接離する可動接点が一端側に固着され、温度に応じ
て反転可能な反転部を有するバイメタル片と、このバイ
メタル片の他端側が片持ち状に固着された固定端子とを
備え、前記バイメタル片に、前記固定端子との固着部か
ら前記反転部の形成位置とは反対側に延出する延出腕部
を形成すると共に、前記ハウジングに、前記延出腕部が
係合して位置決めされる係合保持部を形成したことを特
徴とする。
【0013】また、第2の手段として、前記延出腕部
は、前記可動接点と前記固定端子との固着部とを結ぶ中
心線に対して直交する方向で且つ平面方向へそれぞれ対
向して延設され、この延出腕部の自由端側に前記係合保
持部との係合突部を形成したことを特徴とする。
【0014】また、第3の手段として、前記係合保持部
を、前記ハウジングに設けられた溝部で形成し、この溝
部の内壁面と前記係合突部とを係合させて、前記バイメ
タル片を前記固定端子上に位置決めしたことを特徴とす
る。
【0015】また、第4の手段として、前記延出腕部に
は、前記バイメタル片を前記ハウジング内に組み込む際
に挟持する、折り曲げ片を形成したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至
図6に示す。図1は熱応動スイッチのカバーを外した状
態の平面図、図2は同じく断面図、図3は固定接点及び
固定端子が配設されたハウジングの平面図、図4は同じ
く断面図、図5は可動接点を固着した状態のバイメタル
片の平面図、図6は同じく正面図である。
【0017】図において、ハウジング1は、合成樹脂等
の絶縁材で上面が開口された箱状に形成されている。こ
のハウジング1の内底部には、後述する各端子が配設さ
れており、この各端子の一端部は前記ハウジング1の両
側面側から外方へ導出されたものとなっている。また、
前記ハウジング1の内底面の中央には、この内底面から
半球状に突出した支持突起部1aが設けられている。
【0018】また、前記ハウジング1の一端側には、長
方形状の溝部1bが形成されており、この溝部1bに、
後述するバイメタル片5の延出腕部5bが係合され位置
決めされるものとなっている。
【0019】第1の端子2は、黄銅等の導電性の金属材
で平板状に形成されている。この第1の端子2の一端側
には、前記ハウジング1の内底面に表出する小円形の平
面からなる固定接点3が設けられており、この第1の端
子2の他端側には、前記ハウジング1の側面部から外方
へ導出されて他の電気機器の回路等に接続される接続端
子部2bが設けられている。
【0020】また、前記第1の端子2には、前記固定接
点3と前記接続端子部2bとの間で、前記固定接点3の
近傍に幅広状の開口部2cが設けられている。この開口
部2cは、前記第1の端子2の長手方向の、前記固定接
点3を通る中心線上に形成されており、かつ、前記第1
の端子2の幅方向に、前記開口部2cの幅が前記固定接
点3の外周幅よりも大きくなるように形成されている。
また、前記開口部2cは、前記固定接点3の外周に合わ
せて周回するように切り込み形成されたものとなってい
る。
【0021】また、前記第1の端子2には、前記開口部
2cを含む部分に傾斜部2dが設けられており、この傾
斜部2dを介して前記固定接点3と、前記接続端子部2
bとが接続された構成となっている。前記第1の端子2
が前記ハウジング1に取付けられる場合には、前記傾斜
部2d部分が前記ハウジング1の内底部に埋設されて取
付けられるものとなっている。
【0022】第2の端子4は、同じく黄銅等の導電性の
金属材で平板状に形成されている。この第2の端子4の
一端側には、プレスなどで偏肉させて突出部4aが形成
されており、この突出部4aは後述するバイメタル片の
一端部を固着する溶着部となっている。また、この第2
の端子4の他端側には、前記ハウジング1の側面部から
外方へ導出されて他の電気機器の回路等に接続される接
続端子部4bが設けられている。
【0023】また、前記第2の端子4には、後述するバ
イメタル片5を固着する前記突出部4aと前記接続端子
部4bとの間で、前記突出部4aの近傍に幅広状の開口
部4cが設けられている。この開口部4cは、前記第2
の端子4の長手方向の、前記突出部4aを通る中心線上
に形成されており、かつ、前記第2の端子4の幅方向
に、前記開口部4cの幅が前記突出部4aの幅よりも大
きくなるように形成されている。また、前記開口部4c
は、前記突出部4aの外周に合わせて周回するように切
り込み形成されたものとなっている。
【0024】また、前記第2の端子4には、前記開口部
4cを含む部分に傾斜部4dが設けられており、この傾
斜部4dを介して後述するバイメタル片が固着される突
出部4aと、前記接続端子部4bとが接続された構成と
なっている。前記第2の端子4が前記ハウジング1に取
付けられる場合には、前記傾斜部4d部分が前記ハウジ
ング1の内底部に埋設されて取付けられるものとなって
いる。
【0025】上述したように、前記第1及び第2の端子
2、4に、前記開口部2c、4cを設けたことにより、
例え、輸送時や取付け時等に、前記接続端子部2b、4
bに外力が加わり、この接続端子部2b、4bに板厚方
向に曲げられる等の応力が加わったとしても、前記開口
部2c、4cによってこの応力が遮断されることから、
後述するバイメタル片や可動接点、との固着部や、前記
固定接点3への外部応力の影響を緩和することができ、
各接点部の位置変位への影響を少なくすることができ、
温度特性の安定した熱応動スイッチが得られるものとな
る。
【0026】また、前記開口部2c、4cを含む部分に
傾斜部2d、4dを設け、この傾斜部2d、4d部分を
前記ハウジング1の内底部に埋設して取付けたことか
ら、前記第1及び第2の端子2、4の埋設部分を長くと
ることができ、前記ハウジング1の外形を大きくするこ
となしに、強固に固定できるため、小型化の対応が可能
となる。また、半田付け時の、内部へのフラックスの侵
入を防止することができる。
【0027】バイメタル片5は、例えば、電気抵抗の高
い材料からなる高膨張材と、電気抵抗の低い材料からな
る低膨張材との、熱膨張率の異なる2種類の金属材料を
平板状に積層接合して形成されている。このバイメタル
片5の自由端となる一端側には、前記固定接点3と接離
する、銀酸化錫等からなる可動接点6が電気溶接等の方
法で固着されており、一方、他端側は、前記第2の端子
4に設けられた前記突出部4aにレーザー溶接等の方法
で固着されたものとなっている。この場合、前記第2の
端子4と前記バイメタル片5の他端側との結合箇所は、
面全体ではなく、前記突出部4aでのみの部分的結合と
なることから、前記バイメタル片5が反転動作する場合
に動作特性を阻害しないようになっている。
【0028】また、前記バイメタル片5の中央部には、
反転作用を助長するための膨出したドーム状の反転部5
aが形成されており、この反転部5aを形成すること
で、前記バイメタル片5の、温度特性、すなわち、温度
に応じた反転動作を確実に行えるようにしている。
【0029】また、前記バイメタル片5の他端側で、前
記第2の端子4との固着位置より外方には、前記反転部
5aの形成位置とは反対側に延出する延出腕部5bが形
成されている。この延出腕部5bは、前記可動接点6と
前記第2の端子4との固着部とを結ぶ中心線に対して直
交する方向で、且つ平面方向へそれぞれ対向して一対延
出した状態で形成されている。また、前記延出腕部5b
の自由端側には、対向する両側面側に弧状に膨出する係
合突部5cが形成されており、この係合突部5cが前記
ハウジング1の前記溝部1bの内壁部と係合されること
により、前記バイメタル片5が前記ハウジング1に位置
決め保持されるものとなっている。
【0030】この場合、前記延出腕部5bは、前記第2
の端子4との固着部を介して、前記反転部5aの形成位
置とは反対側に延設されていることから、前記バイメタ
ル片5を前記ハウジング1に組込む際に、前記バイメタ
ル片5の反転部5aの変形を防止することができ、組立
を容易に行うことが可能となっている。また、前記延出
腕部5bの自由端側には、対向する両側面側に弧状に膨
出する係合突部5cが形成されており、この係合突部5
cが前記ハウジング1の前記溝部1bの内壁部と係合さ
れることから、前記バイメタル片5の回転方向の動きを
効果的に抑制することが可能となり、位置決め精度が向
上されるものとなる。
【0031】また、前記延出腕部5bには、前記ハウジ
ング1の上面の開口方向へ向けて突出する折り曲げ片5
dが形成されている。この折り曲げ片5dを形成するこ
とにより、前記バイメタル片5を前記ハウジング1内に
組み込む際に、組込み治具などで前記折り曲げ片5dを
挟持することができることから、前記バイメタル片5を
変形させることなく組み込むことが可能となり、組立を
容易に行うことができる。
【0032】カバー7は、合成樹脂などの絶縁材から略
板状に形成されており、前記ハウジング1の開口部上に
取り付けられ、前記ハウジング1の内部に配設された前
記第1、第2の端子2、4、前記バイメタル片5、及び
前記可動接点6、前記固定接点3等への塵埃やガスなど
の影響を防止している。
【0033】次に、上述した本発明の熱応動スイッチの
動作について説明する。常温及び通常の使用温度におい
ては、お互いに対向されて配置されている前記可動接点
6と前記固定接点3は、お互いに接触して接点がオン状
態となっている。この状態から何らかの原因で温度が上
昇すると、前記可動接点6が固着されている前記バイメ
タル片5に設けられた前記反転部5aが、温度の上昇に
応じて反転動作を行う。この時、前記バイメタル片5に
固着されている前記可動接点6は、前記バイメタル片5
と共に駆動され、前記固定接点3から離間することとな
り、接点がオフ状態となる。この場合、反転した前記バ
イメタル片5の前記反転部5aは、その膨出部が反転
し、前記固定接点3の方向、即ち、前記ハウジング1の
内底面の方向へ突出する。
【0034】更に、この状態から温度が下降して元の常
温に戻ると、前記バイメタル片5の前記反転部5aは温
度の下降に応じて反転復帰し、前記固定接点3の方向と
は反対の方向へ突出することから、前記可動接点6が前
記固定接点3に接触して接点がオン状態となり、初期の
状態に復帰するものとなる。
【0035】上述した、本発明の熱応動スイッチの構造
においては、前記バイメタル片5の中央部に、温度に応
じて反転する際の、反転作用を助長するための膨出した
ドーム状の反転部5aが形成されていることから、反転
動作が確実に行われるものである。尚、前記ハウジング
1の内底面には前記支持突起部1aを設けている。その
ため、温度の下降時に、万が一、前記反転部5aが徐々
に温度が変化した(徐冷された)ことにより反転されず
に復帰した場合には、前記反転部5aがこの支持突起部
1aに当接することから、前記可動接点6と前記固定接
点3との接触が離間状態に保たれ、温度上昇時に再度反
転する場合の可動接点6と固定接点3との接点のチャタ
リングの発生防止が図れるものとなっている。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱応動ス
イッチは、固定接点と接離する可動接点が一端側に固着
され、温度に応じて反転可能な反転部を有するバイメタ
ル片に、固定端子との固着部から反転部の形成位置とは
反対側に延出する延出腕部を形成すると共に、ハウジン
グに、延出腕部が係合して位置決めされる係合保持部を
形成したことから、バイメタル片をハウジングに組込む
際に、バイメタル片の反転部の変形を防止することがで
き、組立を容易に行うことが可能となる。
【0037】また、延出腕部は、可動接点と固定端子と
の固着部とを結ぶ中心線に対して直交する方向で且つ平
面方向へそれぞれ対向して延設され、この延出腕部の自
由端側に係合保持部との係合突部を形成したことから、
バイメタル片の回転方向の動きを効果的に抑制すること
が可能となり、位置決め精度が向上される。
【0038】また、係合保持部を、ハウジングに設けら
れた溝部で形成し、この溝部の内壁面と係合突部とを係
合させて、バイメタル片を固定端子上に位置決めしたこ
とから、確実に位置決めができ、組立を容易に行うこと
ができる。
【0039】また、延出腕部には、バイメタル片をハウ
ジング内に組み込む際に挟持する、折り曲げ片を形成し
たことから、バイメタル片を変形させることなく組み込
むことが可能となり、組立を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である熱応動スイッチのカバ
ーを外した状態を示す平面図である。
【図2】本発明の同じく熱応動スイッチのカバーを外し
た状態を示す断面図である。
【図3】本発明の同じく固定接点及び固定端子が配設さ
れたハウジングを示す平面図である。
【図4】本発明の同じく固定接点及び固定端子が配設さ
れたハウジングを示す断面図である。
【図5】本発明の同じく可動接点を固着した状態のバイ
メタル片を示す平面図である。
【図6】本発明の同じく可動接点を固着した状態のバイ
メタル片を示す正面図である。
【図7】従来の熱応動スイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図8】従来の熱応動スイッチを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 支持突起部 1b 溝部(係合保持部) 2 第1の端子 2b 接続端子部 2c 開口部 2d 傾斜部 3 固定接点 4 第2の端子(固定端子) 4a 突出部 4b 接続端子部 4c 開口部 4d 傾斜部 5 バイメタル片 5a 反転部 5b 延出腕部 5c 係合突部 5d 折り曲げ片 6 可動接点 7 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの内底面
    に配設された固定接点と、この固定接点と接離する可動
    接点が一端側に固着され、温度に応じて反転可能な反転
    部を有するバイメタル片と、このバイメタル片の他端側
    が片持ち状に固着された固定端子とを備え、前記バイメ
    タル片に、前記固定端子との固着部から前記反転部の形
    成位置とは反対側に延出する延出腕部を形成すると共
    に、前記ハウジングに、前記延出腕部が係合して位置決
    めされる係合保持部を形成したことを特徴とする熱応動
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記延出腕部は、前記可動接点と前記固
    定端子との固着部とを結ぶ中心線に対して直交する方向
    で且つ平面方向へそれぞれ対向して延設され、この延出
    腕部の自由端側に前記係合保持部との係合突部を形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の熱応動スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記係合保持部を、前記ハウジングに設
    けられた溝部で形成し、この溝部の内壁面と前記係合突
    部とを係合させて、前記バイメタル片を前記固定端子上
    に位置決めしたことを特徴とする請求項2記載の熱応動
    スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記延出腕部には、前記バイメタル片を
    前記ハウジング内に組み込む際に挟持する、折り曲げ片
    を形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに
    記載の熱応動スイッチ。
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