JP2001256710A - 情報記録媒体ドライブの不良判別システム - Google Patents

情報記録媒体ドライブの不良判別システム

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JP2001256710A
JP2001256710A JP2000068990A JP2000068990A JP2001256710A JP 2001256710 A JP2001256710 A JP 2001256710A JP 2000068990 A JP2000068990 A JP 2000068990A JP 2000068990 A JP2000068990 A JP 2000068990A JP 2001256710 A JP2001256710 A JP 2001256710A
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Akihiko Watanabe
明彦 渡邊
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体ドライブの動作不良を動作初期
の段階で容易に判別することができる情報記録媒体ドラ
イブの不良判別システムを提供する。 【解決手段】 情報記録媒体の所定の領域に書き込まれ
ている書込情報を読み出す読出命令を発し、読出命令が
発せられてから読出終了信号が発せられるまでの読出時
間を計測して、読出時間が所定時間より長いときには読
み出し不良領域が存在すると判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体の書
込情報を読み出す情報記録媒体ドライブの不良判別シス
テム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクドライブ(以下、
HDDと称する)の不良を検査する試験は、動作試験に
おいてエラーが発生するか否か、外観検査等の検査にお
いて異常があるか否かによりHDDの不良を判断してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、HDD
は、情報記録媒体に書き込まれている情報を読み出した
り情報を情報記録媒体に書き込んだりする際において
は、HDDの内部においてエラーが発生したか否かを検
出しており、エラーが発生した場合には、再度読み出し
動作を行う等のエラーを回避するためのエラー回避処理
を行うようになされている。このために、HDDの内部
においてエラーが発生した場合であっても、HDD内部
において上述したエラー回避処理を行うことにより情報
の読み書きが可能となるような場合には、HDDの内部
において動作不良が発生しているか否かの判断が困難で
あった。また、エラー回避処理によりエラーを回避でき
たときにはHDDの内部においてエラーが発生したこと
を示す信号を発しないようなHDDを用いた場合には、
HDDの内部で動作不良が発生しているか否かの判断を
より困難なものにするという不都合も生じた。
【0004】更に、HDD内部で動作不良が発生してい
るようなHDDを使用した場合においては、HDDの使
用を開始してからしばらく経てから動作不良が進み、エ
ラー回避処理ではエラーを回避することできない致命的
なものにまで発展したときに初めて動作不良が生じてい
たことが判明するという不都合もあった。更にまた、こ
のような動作不良を予め発見するためには手間と熟練を
必要とし、容易に動作不良を発見することが困難であっ
た。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、情報記録媒体ドライ
ブの動作不良を初期の段階で容易に判別することができ
る情報記録媒体ドライブの不良判別システムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による情報記録媒
体ドライブの不良判別システムは、読出命令に応じて情
報記録媒体にアクセスして書込情報を読み出し、読み出
しが終了したときには読出終了信号を発する情報記録媒
体ドライブの不良判別システムであって、情報記録媒体
の所定の領域に書き込まれている書込情報を読み出す読
出命令を発する読出命令発生手段と、前記読出命令が発
せられてから前記読出終了信号が発せられるまでの読出
時間を計測する読出時間計測手段と、前記読出時間が所
定時間より長いときには前記情報記録媒体に読み出し不
良領域が存在すると判別する読出不良判別手段と、を有
することを特徴とする。
【0007】すなわち、本発明の特徴によれば、情報記
録媒体ドライブの動作不良を動作初期の段階で容易に判
別することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面に基づいて説明する。ハードディスクドライブの動
作を検査する検査装置とハードディスクドライブとを図
1に示す。検査の対象であるハードディスクドライブ
(以下、HDDと称する)30は、情報の書込み及び読
込みが行われる情報記録媒体であるハードディスク(以
下、HDと称する)32を有する。HD32は、モータ
(図示せず)により回転駆動される。HD32に書き込
まれている情報はHD32の表面近傍に位置づけられて
いるヘッド34から読み出される。ヘッド34はアクチ
ュエータ36により回動動作されるようになされてい
る。ヘッド34から読み出された情報は読み出し信号と
して信号処理回路38に供給される。信号処理回路38
は、中央処理装置(以下、CPUと称する)等(図示せ
ず)の信号処理装置を有し、波形整形等の信号処理がな
される。また、信号処理回路38においては、読み出し
信号から得られる読み出しデータにエラーがあるか否か
を判別し、エラーがあると判別された場合には、ヘッド
34から情報を再度読み出す動作を行う。更に、信号処
理回路38は、読み出しが終了したときには読出終了信
号を発する。
【0009】信号処理回路38において処理された読み
出し信号は、検査装置10のインターフェイス回路12
に供給される。インターフェイス回路12は、所定の規
格、例えばIDE規格に従う回路である。インターフェ
イス回路12は入出力バス14に接続されている。入出
力バス14は、CPU16にデータ信号又はアドレス信
号が入出力されるようになされている。入出力バス14
には、ROM18やRAM20が接続されている。RO
M18は、検査装置10が起動されたときに実行される
起動用プログラムを記憶し、RAM20は、後述する図
3及び図6に示す如きHDDを検査するためのプログラ
ムやこのプログラムで使用される変数の値を記憶する。
また、入出力バス14には、表示装置22を制御する表
示制御回路24も接続されている。表示装置22は、H
DD30を検査した結果を表示する。更に、入出力バス
14には、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
(以下、FDDと称する)26にデータ信号を供給する
ためのインターフェイス回路28も接続されている。F
DD26には、フロッピーディスク(以下、FDと称す
る)(図示せず)が設けられており、FDには検査して
得られたデータが書き込まれる。また、FDには、HD
D30を検査するためのプログラムも記憶されており、
検査装置10が起動されたときには、FDに記憶されて
いるプログラムはFDから読み出されて上述した如きR
AM20に記憶されるのである。上述した如き構成とし
たことにより、検査装置10は、HD32にアクセスし
てHD32に書き込まれている情報を読み出し、HDD
30の検査をすることができるのである。
【0010】ハードディスクドライブの動作不良を判別
する判別装置を図2に示す。判別装置40を構成するイ
ンターフェイス回路42、入出力バス44、CPU4
6、ROM48、RAM50、表示装置52、表示制御
回路54、FDD56及びインターフェイス回路58
は、上述した検査装置10のものと同様の構成である。
【0011】また、HDD60は、図4及び図7に示す
如きHDD30の不良判別をするためのプログラムを記
憶するためのものであり、判別装置40が起動されたと
きに、不良判別プログラムはHDD60から読み出され
RAM50に記憶されて実行されるのである。以下の説
明においては、検査装置10、HDD30及び判別装置
40は、起動時における処理が済み、定常動作している
ものとする。
【0012】ハードディスクドライブの動作を検査する
第1の実施例のサブルーチンを図3に示す。最初に、C
PU16は、インターフェイス回路12に初期化コマン
ドを送ったり変数を初期値に設定する等の初期化処理を
行う(ステップS11)。次いで、HDD30のドライ
ブ情報、例えば最大シリンダ数、ヘッド数及びセクタ数
をHDD30から取得した後(ステップS12)、後述
する読み出し時間を得るための時間計測を、例えばタイ
マーを起動することにより開始する(ステップS1
3)。
【0013】次に、HDD30におけるヘッド34の位
置を指定すべくシリンダ番号を設定し(ステップS1
4)、設定したシリンダ番号の位置に書き込まれたデー
タを読み出すべくリードコマンドをHDDに発する(ス
テップS15)。次いで、シリンダ番号が最大シリンダ
数以上であるか否か、即ち検査可能な領域の全てについ
て検査したか否かを判断する(ステップS16)。シリ
ンダ番号が最大シリンダ数より小さいと判別した場合に
は、上述したステップS14に戻り上述したステップS
14〜S16の処理を続行する。一方、シリンダ番号が
最大シリンダ数以上であると判別した場合には時間計測
を終了し、時間計測開始から時間計測終了までの時間を
HD32からデータを読み出すのに要した時間、即ち読
出時間としてフロッピーディスクに読出時間データを書
き込み(ステップS17)、本サブルーチンを終了す
る。
【0014】上述したステップS15において、指定し
たシリンダ番号に対してリードコマンドを発したとき
に、指定されたシリンダ番号において動作不良が生じて
いる場合には、その読出時間は、エラー回避処理を行う
が故に動作不良が生じていないときにおける読出時間よ
りも長くなるのである。また、1つのシリンダ番号にお
けるエラー回避処理が短時間で行われるような場合に
は、動作不良が生じているときにおける1つのシリンダ
番号についての読出時間と動作不良が生じていないとき
における1つのシリンダ番号についての読出時間との差
が明確にならない場合もある。このため、上述した如
く、検査可能な全ての領域についてリードコマンドを発
して検査をして読み出しに要した時間の総和を読出時間
として得ることにより、エラー回避処理に要した時間の
総和を読出時間に含めることができ、動作不良が生じて
いるときの読出時間と動作不良が生じていないときの読
出時間との差を明確にすることができるのである。
【0015】また、上述したステップS14において
は、シリンダ番号を指定してヘッドを移動させる際にお
けるシークタイムによる影響を少なくするために、前回
指定したシリンダ番号に対して常に隣接するシリンダ番
号を指定することとしてもよい。ハードディスクドライ
ブの動作不良を判別する第1の実施例のサブルーチンを
図4に示す。
【0016】尚、本サブルーチンを実行する前に、上述
した図3に示したサブルーチンを実行して得られた読出
時間のデータが書き込まれたFDをFDD56に設けて
データを読み出すことができる状態にしておくものとす
る。最初に、これまでに検査して蓄えられている読出時
間のデータをHDD60から読み出し(ステップS2
1)、FDD56から読出時間のデータを読み出す(ス
テップS22)。次いで、ステップS21で読み出した
データとステップS22で読み出したデータとから図5
(a)及び(b)に示す如きヒストグラムを作成し表示
する(ステップS23)。このヒストグラムは、所定の
台数、例えば1ロット分の台数のHDD群を検査したと
きにHDDの各々の読出時間がどのように分布するかを
示すものである。図5(a)は、正常と判別されたHD
D群の読出時間の分布を示すヒストグラムである。図5
(a)に示した読出時間は全て所定時間より小さい値を
示す。この所定時間は、予め正常と判別されたHDD群
の読出時間のヒストグラムから定めることができる。こ
れに対して、図5(b)は、正常と判別されたHDD群
と不良と判別されたHDD群とを含む読出時間の分布を
示すヒストグラムである。このような場合には、読出時
間は所定時間よりも大きくなるHDD群も含まれてお
り、読出時間が所定時間よりも大きいHDD群は不良と
判別することができるのである。
【0017】上述したステップS23の処理の後、読出
時間が所定時間よりも大きいか否かを判断する(ステッ
プS24)。読出時間が所定時間以下であると判別され
た場合には、検査したHDDは正常と判別され(ステッ
プS25)、本サブルーチンを終了する。一方、読出時
間が所定時間より大きいと判別された場合には、検査し
たHDDは不良と判別され(ステップS26)、本サブ
ルーチンを終了する。
【0018】上述した如く、予め正常と認められたHD
D群の読出時間のヒストグラムから所定時間を定めてお
き、検査したHDDの読出時間が所定時間より大きいか
否かで検査したHDDが不良であるか否かを判別するこ
とができるのである。また、所定の台数、例えば1ロッ
ト分の台数のHDD群について検査をして図5(b)に
示した如きヒストグラムを作成した場合には、ロット単
位での不良を判別することができるのである。
【0019】尚、上述した第1の実施例においては、図
3のステップS15に示した如く、HDDに対してリー
ドコマンドを発することによりHDDを検査する場合を
示したが、リードコマンドの代わりにベリファイコマン
ドを発し、読み出しと照合とに要する時間を計測するこ
ととしてもよい。ハードディスクドライブの動作を検査
する第2の実施例のサブルーチンを図6に示す。
【0020】最初に、CPU16は、インターフェイス
回路12に初期化コマンドを送ったり変数を初期値に設
定する等の初期化処理を行う(ステップS31)。次い
で、HDD30のドライブ情報、例えば最大シリンダ
数、ヘッド数及びセクタ数をHDD30から取得した後
(ステップS32)、次に、後述する読出照合時間を得
るための時間計測を、例えばタイマーを起動することに
より開始する(ステップS33)。次いで、HD32に
おけるヘッド34の位置を指定すべくシリンダ番号を指
定し(ステップS34)、設定したシリンダ番号の位置
に書き込まれたデータを読み出すべくベリファイコマン
ドをHDD30に発する(ステップS35)。指定した
シリンダ番号において書き込まれたデータを読み出しデ
ータの照合をした後、時間計測を終了し時間計測開始か
ら時間計測終了までの時間を読出照合時間としてシリン
ダ番号とともにRAM50に記憶する(ステップS3
6)。次いで、シリンダ番号がステップS32に取得し
た最大シリンダ数以上であるか否か、即ち検査可能な領
域の全てについて検査したか否かを判断する(ステップ
S37)。シリンダ番号が最大シリンダ数より小さいと
判別した場合には、上述したステップS33に戻り上述
したステップS33〜S37の処理を続行する。一方、
シリンダ番号が最大シリンダ数以上であると判別した場
合にはRAM50に記憶されているシリンダ番号とこの
シリンダ番号に対応する読出照合時間とをFDに書き込
み(ステップS38)、本サブルーチンを終了する。
【0021】ハードディスクドライブの動作不良を判別
する第2の実施例のサブルーチンを図7に示す。尚、本
サブルーチンを実行する前に、上述した図6に示したサ
ブルーチンを実行して得られたシリンダ番号と読出照合
時間とのデータが書き込まれたFDをFDD56に設け
て読み出すことができる状態にしておくものとする。
【0022】最初に、上述した図6に示したサブルーチ
ンを実行して得られたデータが書き込まれたFDから読
出照合時間とシリンダ番号とを読み出し(ステップS4
1)、図8に示す如くシリンダ番号と読出照合時間との
関係の散布図を表示装置52に表示する(ステップS4
2)。図8の散布図に示した「×」印は、1つのシリン
ダ番号において要した読出照合時間を示す。この図8
は、正常と認められるHDDについてのシリンダ番号と
読出照合時間との関係の例を示すものであり、正常と判
別されたHDDは、散布図の全体が示す傾向として図中
の点線で示す如く、シリンダ番号が増加するに従って読
出照合時間も増加する傾向を示す。
【0023】これに対して、不良と判別されたHDDに
ついてのシリンダ番号と読出照合時間との関係の例を、
図9(a)及び(b)に示す。上述した如く、正常と判
別されたHDDは、シリンダ番号が増加するに従って読
出照合時間も増加する傾向(以下、正常傾向と称する)
を示すのに対して、図9(a)及び(b)に示した散布
図には、点線で示す如く上述した傾向を示さない読出照
合時間が含まれている。この点線により囲まれた領域に
おける読出照合時間は、正常傾向の読出照合時間よりも
大きくなっており、この点線領域におけるシリンダ番号
に対応する位置に書込まれたデータを読出して照合する
際において長い時間を要したことを示すものである。従
って、図6に示したサブルーチンを実行してHDDを検
査することにより得られた散布図を正常と判別された散
布図と比較することにより、検査したHDDが正常であ
るか否かを判別することができるのである。
【0024】図7に示したフローチャートのステップS
42の処理を行った後、シリンダ番号に対する読出照合
時間が所定時間より大きいか否かを判断する(ステップ
S43)。読出照合時間が所定時間以下であると判別し
た場合には、検査したHDDは正常と判別され(ステッ
プS44)、本サブルーチンを終了する。一方、読出照
合時間が所定時間より大きいと判別した場合には、検査
したHDDは不良と判別され(ステップS45)、本サ
ブルーチンを終了する。
【0025】上述した第2の実施例に示した検査及び判
別処理を実行することにより、不良と判別されたシリン
ダ番号が特定の番号に集中して存在するような場合に
は、記録媒体自体の不良によるものか、HDDの輸送中
に衝撃を受けたことにより生じた不良によるものか等の
不良の原因を調べることが容易となるのである。また、
上述したステップS43において、読出照合時間を所定
時間と比較する際においては、図10に示す如きフィル
タにより処理をすることで判別することとしてもよい。
図10(a)に示した斜線の領域がフィルタ領域であ
り、図8に示した正常と認められたHDDの散布図から
作成したものである。検査して得られたシリンダ番号と
読出照合時間との関係のデータの全てがこのフィルタ領
域に含まれる場合には、検査したHDDは正常と判別す
ることができるのである。これに対して、図10(b)
の散布図に示す如く、検査して得られたデータのうち一
部でもフィルタ領域に含まれないものがあった場合に
は、そのHDDは不良と判別することができるのであ
る。
【0026】更に、上述した第2の実施例においては、
1シリンダ毎に読出照合時間を計測する場合を示した
が、所定の大きさの領域毎について読出照合時間を計測
することとしてもよい。上述した第1実施例に示した不
良判別を行うことにより、検査するHDDが不良である
か否かを短時間に判別することができ、第2実施例に示
した不良判別を行うことにより、動作不良が発生したと
判断されるシリンダ番号を短時間に判別することができ
るのである。
【0027】また、上述した第1の実施例及び第2の実
施例においては、検査対象のハードディスクドライブの
インターフェイスがIDE規格である場合を示したが、
SCSI規格のインターフェイスを用いてSCSI規格
に対応するハードディスクドライブを検査対象とするこ
ととしてもよい。更に、その他のインターフェイスを有
するドライブ装置を検査対象としてもよい。
【0028】更に、上述した第1の実施例及び第2の実
施例においては、検査対象をハードディスクドライブで
ある場合を示したが、同様のコマンドを有し、同様のア
クセスによりデータの書込み及び読み出しを行う装置、
例えば、光磁気ディスクドライブや相変化ディスクドラ
イブを検査対象としてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明による情報記
録媒体ドライブの不良判別システムによれば、情報記録
媒体ドライブの動作不良を動作初期の段階で容易に判別
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードディスクドライブの動作を検査する検査
装置とハードディスクドライブとを示すブロック図であ
る。
【図2】ハードディスクドライブの動作不良を判別する
判別装置を示すブロック図である。
【図3】ハードディスクドライブの動作を検査する第1
の実施例のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】ハードディスクドライブの動作不良を判別する
第1の実施例のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図5】正常と判別されたHDD群の読出時間の分布を
示すヒストグラム(a)と、不良と判別されたHDD群
を含む読出時間の分布を示すヒストグラム(b)とであ
る。
【図6】ハードディスクドライブの動作を検査する第2
の実施例のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】ハードディスクドライブの動作不良を判別する
第2の実施例のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図8】正常と判断されたHDDについてのシリンダ番
号と読出照合時間との関係の例を示す散布図である。
【図9】不良と判断されたHDDについてのシリンダ番
号と読出照合時間との関係の例を示す散布図である。
【図10】フィルタを示す領域(a)と、フィルタを用
いて処理されて不良と判別されたシリンダ番号に対応す
る読出照合時間を示す散布図(b)である。
【符号の説明】
10 検査装置(読出命令発生手段、読出時間計測手
段) 30 ハードディスクドライブ(情報記録媒体ドライ
ブ) 32 ハードディスク(情報記録媒体) 40 判別装置(読出不良判別手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 5/00 G11B 5/00 D 20/18 501 20/18 501A 572 572F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読出命令に応じて情報記録媒体にアクセ
    スして書込情報を読み出し、読み出しが終了したときに
    は読出終了信号を発する情報記録媒体ドライブの不良判
    別システムであって、 情報記録媒体の所定の領域に書き込まれている書込情報
    を読み出す読出命令を発する読出命令発生手段と、 前記読出命令が発せられてから前記読出終了信号が発せ
    られるまでの読出時間を計測する読出時間計測手段と、 前記読出時間が所定時間より長いときには前記情報記録
    媒体に読み出し不良領域が存在すると判別する読出不良
    判別手段と、を有することを特徴とする情報記録媒体不
    良判別システム。
  2. 【請求項2】 前記読出不良判別手段は、前記読出時間
    を所定時間より長く要した領域の位置と前記読出時間と
    から前記読み出し不良領域が存在すると判別することを
    特徴とする請求項1記載の情報記録媒体不良判別システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051258A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP2011051258A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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