JPH09320207A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH09320207A
JPH09320207A JP13899096A JP13899096A JPH09320207A JP H09320207 A JPH09320207 A JP H09320207A JP 13899096 A JP13899096 A JP 13899096A JP 13899096 A JP13899096 A JP 13899096A JP H09320207 A JPH09320207 A JP H09320207A
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JP
Japan
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JP13899096A
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Inventor
Yoshihide Nakajima
島 佳 秀 中
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像や音声を記録する情報記録装置におい
て、データの信頼性を確保しつつ、データ蓄積装置の平
均データ転送レートの限界近くまで利用することを目的
とする。 【解決手段】 ライト完了通知回路12でデータの記録
終了を検出した時点でデータ蓄積装置20に記録領域の
データエラーをサンプリングして報告させる。データエ
ラーの数をエラー数判定回路16でエラー数基準値17
と比較し、データエラーの数が一定数を超えた場合に、
新たな未使用領域へ領域ごと交替させることにより、記
録データエラーを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として可換媒体
を使用したデータ蓄積装置を外部に持ち、画像・音声の
記録を行う光ディスクレコーダ等の情報記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録に使用する記録媒体は、欠陥の
成長・湧き出し、温度湿度環境下に長期間置くことによ
る経年変化、記録繰り返しに伴う記録膜の物理的変化等
により、使用経過とともに劣化が進行する。これらが原
因となり、媒体上に記録されるデータは、その信頼性が
低下してゆく。
【0003】このような問題を解決するため、従来、光
ディスク等の媒体への情報記録再生装置において、媒体
劣化をあらかじめ検出する第1の方法として、特開平1
―182974号に記載された方法が知られている。従
来の第1の方法は、媒体から再生したデータのエラー訂
正量を、あらかじめ設定した限界値を比較し、限界値を
超えた時に当該装置の後続の処理系へ警報信号を発する
ものであった。
【0004】また、従来の第2の方法として、ライト・
アンド・ベリファイが知られている。この方法は、記録
したいデータを一定単位で区切り、逐次、記録直後のベ
リファイを行うことで、記録データすべてに対してデー
タエラーなしが記録されていることを確認しながら記録
動作を進めるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来の媒体劣化検出方法においては、実際の記録デ
ータの信頼性確保のための措置は、媒体劣化検出方法の
外部処理系(上位処理系)が行う必要があった。また、
上記第2の情報記録再生装置においては、ディスク装置
を例にとれば、速く行う方法を選んだ場合であっても、
1回転記録→1周前へシークで1回転待ち→1回転ベリ
ファイと、1回転分の記録を行うために3回転分の時間
を要するため、実質の平均記録転送レートは、記録媒体
へ記録する瞬時転送レートの1/3を引き出すに留まる
という問題があった。加えて、記録しようとする領域の
劣化が進行している場合には、不良セクタの交替を行い
つつ記録するために、交替先との間の往復シークが多発
し、ますます記録転送レートが低下するという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、データ蓄積装置への記録において、記録データ
の信頼性を確保し、データ蓄積装置の持つデータ転送レ
ートを十分に引き出し、記録領域の媒体劣化が進んでい
る場合にも、転送レートの低下をわずかに留めることの
できる優れた情報記録再生装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報記録再生装置は、記録領域内を一様な
頻度で記録を行ったとき劣化の進行状態がほぼ一様であ
ることを利用して、記録を記録を行った領域の一部分の
データエラー数、または記録を行おうとする領域内の一
部分のデータエラー数を検査し、このデータエラー量が
一定の値を超えたときに、記録領域全体を新たな領域へ
交替するようにしたものである。これにより、記録デー
タの信頼性を確保し、データ蓄積装置のデータ転送レー
トに近い速いスピードで記録ができ、さらに媒体劣化進
行の有無に依存しない一定の記録スピードが確保できる
優れた情報記録再生装置が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録動作終了後に、記録を行った領域の一部分のデ
ータエラー数を検査し、エラーセクタを訂正するもので
あり、記録済領域のデータの信頼性を検査することによ
り、記録データの信頼性を確保し、データ蓄積装置のデ
ータ転送レートに近い速いスピードで記録ができ、さら
に媒体劣化進行の有無に依存しない一定の記録スピード
が確保できる優れた情報記録再生装置が得られるという
作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、記録動
作完了を通知する手段と、記録終了点と記録開始点との
間の記録済領域内の指定点シークを指示する手段と、シ
ークした現在位置から一部分のデータ読み出しを指示す
る手段と、読み出したデータのエラー訂正で発生した訂
正不能エラーのバイト数が基準値を超えたか否かを判定
する手段と、エラーセクタを他のセクタのデータから訂
正する手段とを有するものであり、記録済領域のデータ
の信頼性を検査することにより、記録データの信頼性を
確保し、データ蓄積装置のデータ転送レートに近い速い
スピードで記録ができ、さらに媒体劣化進行の有無に依
存しない一定の記録スピードが確保できる優れた情報記
録再生装置が得られるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、記録開
始点シーク動作終了後に、記録を行おうとする領域内の
一部分のデータエラー数を検査し、エラーセクタを訂正
するものであり、記録に先立って記録領域のデータの信
頼性を検査することにより、記録データの信頼性を確保
し、データ蓄積装置のデータ転送レートに近い速いスピ
ードで記録ができ、さらに媒体劣化進行の有無に依存し
ない一定の記録スピードが確保できる優れた情報記録再
生装置が得られるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、記録開
始点のシークを指示する手段と、シーク完了を通知する
手段と、記録開始点から記録予定領域内の一部分のデー
タ読み出しを指示する手段と、読み出したデータのエラ
ー訂正で発生した訂正不能エラーのバイト数が基準値を
超えたか否かを判定する手段と、エラーセクタを他のセ
クタのデータから訂正する手段とを有するものであり、
記録に先立って記録領域のデータの信頼性を検査するこ
とにより、記録データの信頼性を確保し、データ蓄積装
置のデータ転送レートに近い速いスピードで記録がで
き、さらに媒体劣化進行の有無に依存しない一定の記録
スピードが確保できる優れた情報記録再生装置が得られ
るという作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、記録領
域内の一部分のデータエラー数が一定の値を超えたとき
に、記録領域全体を新たな領域へ交替するものであり、
記録領域にデータエラーの兆候が見られる場合にその記
録領域を使用せず、別の新たな記録領域を代わりとして
使用可能にすることにより、記録データの信頼性を確保
し、データ蓄積装置のデータ転送レートに近い速いスピ
ードで記録ができ、さらに媒体劣化進行の有無に依存し
ない一定の記録スピードが確保できる優れた情報記録再
生装置が得られるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、あるデ
ータに対するデータエラー数が一定の基準値を超えたこ
とを示す信号を入力する手段と、領域の使用状態を管理
する手段と、エラーのあったデータを含む記録領域全体
の予約解除を指示する手段と、その記録領域を含まない
データ蓄積装置内の新たな領域の予約割り当てを指示す
る手段とを有するものであり、記録領域にデータエラー
の兆候が見られる場合にその記録領域を使用せず、別の
新たな記録領域を代わりとして使用可能にすることによ
り、記録データの信頼性を確保し、データ蓄積装置のデ
ータ転送レートに近い速いスピードで記録ができ、さら
に媒体劣化進行の有無に依存しない一定の記録スピード
が確保できる優れた情報記録再生装置が得られるという
作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2、図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施形態におけ
る情報蓄積装置のブロック図を示す。図1において、1
1は記録の起動を行う手段としてのライト指示回路であ
り、データ蓄積装置20へ記録を行うコマンドを発行す
る。12は記録動作完了を通知する手段としてのライト
完了通知回路であり、データ蓄積装置20から記録完了
通知を受信・判定する。13は記録終了点と記録開始点
との間の記録済領域内の指定点シークを指示する手段と
してのシーク指示回路であり、データ蓄積装置20へシ
ークを行うコマンドを発行する。14はシーク完了を通
知する手段としてのシーク完了通知回路であり、データ
蓄積装置20からシーク完了通知を受信・判定する。1
5はシークした現在位置から一部分のデータ読み出しを
指示する手段としてのリード指示回路であり、データ蓄
積装置20へ読み出しを行うコマンドを発行する。16
は読み出したデータのエラー訂正で発生した訂正不能エ
ラーのバイト数が基準値を超えたか否かを判定する手段
としてのエラー数判定回路であり、読み出しデータのセ
クタ内のエラー数を基準値と比較する。17は数値の読
み出し専用メモリとしてのエラー数基準値であり、エラ
ー数判定の閾値を出力する。18はデータのエラー訂正
を行う手段としてのエラーセクタ訂正回路であり、エラ
ーのあるセクタを冗長な他のセクタの内容を用いて訂正
する。19は動作順序の制御を行う手段としての順序制
御回路であり、各ブロックを機能させるタイミング信号
を出力する。
【0015】以上のように構成された情報蓄積装置につ
いて、図1を用いてその動作を説明する。まず、順序制
御回路19が、現在予約されている領域への記録開始信
号をライト指示回路11へ送る。ライト指示回路11
は、データ蓄積装置20へ記録コマンド発行し、あわせ
て記録すべきデータを送る。記録が終了すると、ライト
完了通知回路12がデータ蓄積装置20からのライト完
了ステータスを受信し、順序制御回路19へ通知する。
順序制御回路19は、シーク指示回路13を起動し、シ
ーク指示回路13は、記録終端位置から記録始端位置に
向かって、記録終端位置からシーク完了位置に囲まれる
範囲が一定のデータ量に相当する距離になるシークコマ
ンドをデータ蓄積装置20へ発行する。シークが完了す
ると、シーク完了通知回路14がデータ蓄積装置20か
らシーク完了ステータスを受信し、順序制御回路19へ
通知する。順序制御回路19は、リード指示回路15を
起動し、シーク完了位置から記録終端までのデータリー
ドをするリードコマンドをデータ蓄積装置20へ発行す
る。データ蓄積装置20がリード実行終了時に発行する
ステータスをエラー数判定回路16が受信し、ステータ
スに含まれるデータエラー数をエラー数基準値17と比
較する。エラー数判定回路16でエラー数基準値以上の
エラーが認められた場合には、エラー表示信号を出力す
る。ここで記録した領域には、データエラーが含まれて
いることになるが、記録すべきデータにあらかじめ複数
のセクタ(記録最小単位)にまたがるエラー訂正符号を
付加しておく。再生時には、エラーセクタ訂正回路18
が、記録時に付加したエラー訂正符号を利用して、一定
のエラーセクタ数の範囲でエラーセクタを復元する。
【0016】以上のように、本発明の第1の実施の形態
によれば、ライト完了通知回路12がデータの記録終了
を検出した時点で、データ蓄積装置20に記録領域のデ
ータエラーをサンプリングして報告させることで、記録
済領域のデータの信頼性を検査することができる。さら
に、エラーセクタ訂正回路18による再生時のエラー訂
正によって、データエラーを抑えることができる。記録
領域内の一部分だけの検査でよいので、データ蓄積装置
20のデータ転送レートに近い、速い記録スピードが確
保できる。
【0017】なお、以上の説明では、データ蓄積装置2
0から通知されるデータエラー数を基準値と比較判定す
る例で説明したが、データ蓄積装置20から通知させる
リードコマンド実行エラーという事象を、そのままエラ
ー表示信号として使用する場合にも同様に実施可能であ
る。また、以上の説明では、回路を手段として用いる例
で説明したが、ソフトウエアによっても、同様に実施可
能である。
【0018】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施形態における情報蓄積装置のブロック図を示す。図2
において、21は記録開始点のシークを指示する手段と
してのシーク指示回路であり、データ蓄積装置28へシ
ークを行うコマンドを発行する。22はシーク完了を通
知する手段としてのシーク完了通知回路であり、データ
蓄積装置28からシーク完了通知を受信・判定する。2
3は記録開始点から記録予定領域内の一部分のデータ読
み出しを指示する手段としてのリード指示回路であり、
データ蓄積装置28へ読み出しを行うコマンドを発行す
る。24は読み出したデータのエラー訂正で発生した訂
正不能エラーのバイト数が基準値を超えたか否かを判定
する手段としてのエラー数判定回路であり、読み出しデ
ータのセクタ内のエラー数を基準値と比較する。25は
数値の読み出し専用メモリとしてのエラー数基準値であ
り、エラー数判定の閾値を出力する。26はデータのエ
ラー訂正を行う手段としてのエラーセクタ訂正回路であ
り、エラーのあるセクタを、冗長な他のセクタの内容を
用いて訂正するという作用を行う。27は動作順序の制
御を行う手段としての順序制御回路であり、各ブロック
を機能させるタイミング信号を出力する。
【0019】以上のように構成された情報蓄積装置につ
いて、図2を用いてその動作を説明する。まず、順序制
御回路27が、記録領域の始端位置へのシーク開始信号
を、シーク指示回路21へ送る。シーク指示回路21
は、データ蓄積装置28に対しシークコマンドを発行す
る。シークが完了すると、シーク完了通知回路22がデ
ータ蓄積装置28からシーク完了ステータスを受信し、
順序制御回路27へ通知する。順序制御回路27は、リ
ード指示回路23を起動し、リード指示回路23は、シ
ーク完了位置すなわち記録始端位置から記録領域の終端
位置に向かって、記録始端位置からリード完了位置に囲
まれる範囲が一定のデータ量に相当する距離になるリー
ドコマンドをデータ蓄積装置28へ発行する。データ蓄
積装置20がリード実行終了時に発行するステータスを
エラー数判定回路24が受信し、ステータスに含まれる
データエラー数をエラー数基準値25と比較する。エラ
ー数判定回路24でエラー数基準値以上のエラーが認め
られた場合には、エラー表示信号を出力する。ここで記
録した領域には、データエラーが含まれていることにな
るが、記録すべきデータにあらかじめ複数のセクタ(記
録最小単位)にまたがるエラー訂正符号を付加してお
く。再生時には、エラーセクタ訂正回路26が、記録時
に付加したエラー訂正符号を利用して、一定のエラーセ
クタ数の範囲でエラーセクタを復元する。
【0020】以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、シーク完了通知回路22が記録領域の頭出し
完了を検出した時点で、データ蓄積装置28に記録予定
領域のデータエラーをサンプリングして報告させること
で、記録に先立って記録領域のデータの信頼性を検査す
ることができる。さらに、エラーセクタ訂正回路26に
よる再生時のエラー訂正によって、データエラーを抑え
ることができる。記録領域内の一部分だけの検査でよい
ので、データ蓄積装置28のデータ転送レートに近い、
速い記録スピードが確保できる。
【0021】なお、以上の説明では、データ蓄積装置2
8から通知されるデータエラー数を基準値と比較判定す
る例で説明したが、データ蓄積装置28から通知させる
リードコマンド実行エラーという事象を、そのままエラ
ー表示信号として使用する場合にも同様に実施可能であ
る。また、以上の説明では、回路を手段として用いる例
で説明したが、ソフトウエアによっても、同様に実施可
能である。
【0022】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施形態における情報蓄積装置のブロック図を示す。図3
において、31はあるデータに対するデータエラー数が
一定の基準値を超えたことを示す信号を入力する手段と
してのエラー判定値入力回路であり、リードデータのエ
ラー判定結果を入力する。32は記録領域の予約状態の
解除を指示する手段としての領域解除回路であり、予約
テーブル内の指定された予約マークを無効にする。33
は記録領域の予約割り当てを指示する手段としての領域
予約回路であり、予約テーブル内の指定された未使用部
分に予約マークを付す。34はデータ蓄積装置36の媒
体領域の使用状態を管理する手段としての予約テーブル
であり、データ蓄積装置36の媒体の使用部分・未使用
部分の割り当て状態を一時記憶する。予約テーブル34
では、データ蓄積装置36の媒体を記録単位に分割した
各々の管理情報として、未使用マーク・予約マーク・使
用禁止マークのいずれかを付して、割り当て状態を管理
する。35は記録の起動を行う手段としてのライト指示
回路であり、データ蓄積装置36へ記録を行うコマンド
を発行する。
【0023】以上のように構成された情報蓄積装置につ
いて、図3を用いてその動作を説明する。まず、エラー
判定値入力回路31がエラー表示信号を入力する。エラ
ー判定値入力回路31によってエラー表示信号が検出さ
れた場合、領域解除回路32が予約テーブル34の媒体
管理情報の中で、現在予約されている記録領域に対応す
るテーブルデータを、予約マークから使用禁止マークへ
書き換える。また領域予約回路33は、予約テーブル3
4媒体管理情報の中で、記録領域長以上の長さの連続し
た未使用領域の中から、記録領域の長さだけのテーブル
データを未使用マークから予約マークへ書き換える。デ
ータ蓄積装置36に記録すべきデータをライトする際に
は、ライト指示回路35が更新された予約テーブル34
の内容で示される予約領域へ記録を行うことによって、
エラー表示信号が発生した記録領域を未使用の領域へ交
替したうえで記録するが可能となる。なお、エラー判定
値入力回路31によってエラー表示信号が検出されなか
った場合には、領域解除回路32および領域予約回路3
3は動作せず、予約テーブル34の内容は変化しないの
で、記録は現在予約されている記録領域に対して行う。
【0024】以上のように、本発明の第3の実施形態に
よれば、記録領域の一部を検査した結果、データエラー
数が一定の値を超えたとき、記録領域全体を新たな領域
へ交替するものであり、記録領域にデータエラーの兆候
が見られる場合に、その記録領域を使用せず、別の新た
な記録領域を代わりとして使用可能にすることによっ
て、記録領域のデータの信頼性を確保することができ
る。さらに、領域単位で交替するために、媒体劣化進行
の有無に依存しない一定の記録スピードが確保できる。
【0025】なお、以上の説明では、回路を手段として
用いる例で説明したが、ソフトウエアによっても、同様
に実施可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、記録領域内を
一様な頻度で記録を行ったときに劣化の進行状態がほぼ
一様であることを利用して、記録を記録を行った領域の
一部分のデータエラー数、または記録を行おうとする領
域内の一部分のデータエラー数を検査し、このデータエ
ラー量が一定の値を超えたとき、記録領域全体を新たな
領域へ交替するようにしたものであり、記録データの信
頼性を確保し、データ蓄積装置のデータ転送レートに近
い速いスピードで記録ができ、さらに媒体劣化進行の有
無に依存しない一定の記録スピードが確保できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における情報記録再生
装置をデータ蓄積装置とともに示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施形態における情報記録再生
装置をデータ蓄積装置とともに示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施形態における情報記録再生
装置をデータ蓄積装置とともに示すブロック図
【符号の説明】
11 ライト指示回路 12 ライト完了通知回路 13 シーク指示回路 14 シーク完了通知回路 15 リード指示回路 16 エラー数判定回路 17 エラー数基準値 18 エラーセクタ訂正回路 19 順序制御回路 20 データ蓄積装置 21 シーク指示回路 22 シーク完了通知回路 23 リード指示回路 24 エラー数判定回路 25 エラー数基準値 26 エラーセクタ訂正回路 27 順序制御回路 28 データ蓄積装置 31 エラー判定値入力回路 32 領域解除回路 33 領域予約回路 34 予約テーブル 35 ライト指示回路 36 データ蓄積装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F 7/00 9464−5D 7/00 H 20/12 9295−5D 20/12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録動作終了後に、記録を行った領域の
    一部分のデータエラー数を検査し、エラーセクタを訂正
    する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録動作完了を通知する手段と、記録終
    了点と記録開始点との間の記録済領域内の指定点シーク
    を指示する手段と、シークした現在位置から一部分のデ
    ータ読み出しを指示する手段と、読み出したデータのエ
    ラー訂正で発生した訂正不能エラーのバイト数が基準値
    を超えたか否かを判定する手段と、エラーセクタを他の
    セクタのデータを用いて訂正する手段とを有する請求項
    1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 記録開始点シーク動作終了後に、記録を
    行おうとする領域内の一部分のデータエラー数を検査
    し、エラーセクタを訂正する情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 記録開始点のシークを指示する手段と、
    シーク完了を通知する手段と、記録開始点から記録予定
    領域内の一部分のデータ読み出しを指示する手段と、読
    み出したデータのエラー訂正で発生した訂正不能エラー
    のバイト数が基準値を超えたか否かを判定する手段と、
    エラーセクタを他のセクタのデータを用いて訂正する手
    段とを有する請求項3記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 記録領域内の一部分のデータエラー数が
    一定の値を超えたときに、記録領域全体を新たな領域へ
    交替する情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 あるデータに対するデータエラー数が一
    定の基準値を超えたことを示す信号を入力する手段と、
    領域の使用状態を管理する手段と、エラーのあったデー
    タを含む記録領域全体の予約解除を指示する手段と、そ
    の記録領域を含まないデータ蓄積装置内の新たな領域の
    予約割り当てを指示する手段とを有する請求項5記載の
    情報記録再生装置。
JP13899096A 1996-05-31 1996-05-31 情報記録再生装置 Pending JPH09320207A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283441B2 (en) 2003-02-14 2007-10-16 Ricoh Company, Ltd. Information recording and reproducing apparatus, disc apparatus and defect area replacement method
JP2008210457A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sony Corp ディスク記録装置およびディスク記録装置の制御方法

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