JP2001251451A - センター通信装置、通信端末装置及び中継機装置 - Google Patents

センター通信装置、通信端末装置及び中継機装置

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JP2001251451A
JP2001251451A JP2000058928A JP2000058928A JP2001251451A JP 2001251451 A JP2001251451 A JP 2001251451A JP 2000058928 A JP2000058928 A JP 2000058928A JP 2000058928 A JP2000058928 A JP 2000058928A JP 2001251451 A JP2001251451 A JP 2001251451A
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communication
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relay
line
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JP2000058928A
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Hiroyasu Yoshikawa
弘康 吉川
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な中継機の電話番号を手動で選択し入力
することを必要とせず、最適な通信経路を選択すること
ができる回線選択テーブルを自動的に生成して中継機又
は通信端末装置に送信する。 【解決手段】 センター通信装置100の主制御部10
1は、中継機の電話番号及び上記中継機に接続された通
信回線の番号又はアドレスを含むデータを中継機から受
信し(図6のステップS144)、受信されたデータに
基づいてACRテーブルを生成して(ステップS14
6)中継機に送信する(ステップS150)。また、主
制御部101は、ファクシミリ中継システムに含まれる
中継機又は通信端末装置であるファクシミリ装置20に
追加、変更又は削除があったときに(ステップS14
3)、その情報に基づいてACRテーブルを生成して
(図7のステップS172)中継機及びファクシミリ装
置20に送信する(ステップS176)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信回線が
接続された中継機を介してデータを送信する中継通信シ
ステムのための中継機又は通信端末装置の回線選択テー
ブルを生成して送信するセンター通信装置、上記中継通
信システムのための通信端末装置及び中継機装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ画像などのファクシ
ミリ中継機能付きの少なくとも1つの中継機を介して画
像通信する画像中継システムが実用化されている。この
画像中継システムにおいては、発信端末のファクシミリ
装置において、操作部を用いて中継機の電話番号と最終
宛先の電話番号を入力し、これらの電話番号のデータを
例えばSUBアドレス信号に挿入して伝送することによ
り、ファクシミリ画像などの画像データを中継伝送する
ことができる。
【0003】この従来例の画像中継システムにおいて
は、遠隔の複数の相手先に送信したいときに、遠距離通
信は中継機までの1回で済むので、通信料金を節約する
ことができる。また、1回の操作で複数の宛先に送信で
きるので、同じ操作を繰り返す必要がないという利点を
有していた。
【0004】また、使用する回線は公衆電話回線(PS
TN)に限定され、発信端末装置や中継機において、例
えば、当該公衆電話回線で複数の電気通信事業者(いわ
ゆる、キャリアと呼ばれる。)の通信回線のうちの安価
なルート又は最適なルートを自動的に選択するためのL
CR(Least Cost Routing)テーブル又はACR(Auto
matic Carrier Routing)テーブルを用いて回線選択し
ていた。ここで、LCRテーブルやACRテーブルのデ
ータは、その中継機の操作部を用いて手動で入力してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例の画像中継システムにおいては、上述のように、操
作者が、安価な通信を行うために最適な中継機の電話番
号を手動で選択した後、入力しなければならず、操作が
煩雑であるという問題点があった。また、中継機におい
て回線選択するときに用いるLCRテーブルやACRテ
ーブルのデータについても、その中継機の操作部を用い
て手動で入力しなければならず、操作が煩雑であるとい
う問題点があった。
【0006】本発明の目的は以上の問題点を解決し、最
適な中継機の電話番号を手動で選択し入力することを必
要とせず、最適な通信経路を選択することができる回線
選択テーブルを自動的に生成して中継機又は通信端末装
置に送信することができるセンター通信装置を提供する
ことにある。
【0007】また、本発明の別の目的は以上の問題点を
解決し、最適な中継機の電話番号を手動で選択し入力す
ることを必要とせず、最適な通信経路を選択することが
できる回線選択テーブルをセンター通信装置から受信す
ることができる通信端末装置及び中継機装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のセンター通信装置は、複数の通信回線が接続された
中継機を介してデータを送信する中継通信システムのた
めの中継機の回線選択テーブルを生成して送信するセン
ター通信装置であって、中継機の電話番号及び上記中継
機に接続された通信回線の番号又はアドレスを含むデー
タを中継機から受信する受信手段と、受信されたデータ
に基づいて回線選択テーブルを生成して上記中継機に送
信する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載のセンター通信装置
は、請求項1記載のセンター通信装置において、上記制
御手段は、上記中継通信システムに含まれる中継機又は
通信端末装置に追加、変更又は削除があったときに、そ
の情報に基づいて回線選択テーブルを生成して上記中継
機及び通信端末装置に送信することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明に係る請求項3記載のセン
ター通信装置は、複数の通信回線が接続された中継機を
介してデータを通信端末装置間で送信する中継通信シス
テムのための通信端末装置の回線選択テーブルを生成し
て送信するセンター通信装置であって、通信端末装置の
電話番号及び最終宛先機の市外局番を含むデータを通信
端末装置から受信する受信手段と、受信されたデータ及
び上記中継通信システムの中継機情報に基づいて回線選
択テーブルを生成して上記通信端末装置に送信する制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】またさらに、本発明に係る請求項4記載の
通信端末装置は、複数の通信回線が接続された中継機を
介してデータを通信端末装置間で送信する中継通信シス
テムにおいて、通信端末装置の回線選択テーブルを生成
して送信するセンター通信装置に回線接続された通信端
末装置であって、通信端末装置の電話番号と宛先の市外
局番を含むデータを入力する入力手段と、入力されたデ
ータを回線選択テーブル生成要求信号とともにセンター
通信装置に送信する送信手段と、センター通信装置によ
って生成されて送信された回線選択テーブルのデータを
受信する受信手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の通信端末装置は、請
求項4記載の通信端末装置において、上記宛先の市外局
番は短縮ダイヤルに登録された宛先の電話番号の市外局
番であることを特徴とする。
【0013】さらに、請求項6記載の通信端末装置は、
請求項4記載の通信端末装置において、上記送信手段
は、直接ダイヤルでの宛先の電話番号を入力して通信し
た後、当該宛先の電話番号の市外局番を含むデータを回
線選択テーブル生成要求信号とともにセンター通信装置
に送信することを特徴とする。
【0014】またさらに、本発明に係る請求項7記載の
中継機装置は、複数の通信回線が接続された中継機装置
を介してデータを通信端末装置間で送信する中継通信シ
ステムにおいて、中継機装置の回線選択テーブルを生成
して送信するセンター通信装置に回線接続された中継機
装置であって、中継機装置の電話番号と中継機装置に接
続された通信回線の番号又はアドレスを入力する入力手
段と、入力されたデータを回線選択テーブル生成要求信
号とともにセンター通信装置に送信する送信手段と、セ
ンター通信装置によって生成されて送信された回線選択
テーブルのデータを受信する受信手段とを備えたことを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0016】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、ファクシミリ中継機能及びACRテーブル受
信機能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブロ
ック図であり、図2は、図1のファクシミリ装置20に
公衆電話回線を介して回線接続されるセンター通信装置
100の構成を示すブロック図である。
【0017】図1のファクシミリ装置20は、公衆電話
回線や専用線又はインターネットなどの複数の通信回線
が接続された中継機を介してファクシミリ装置間でデー
タを送信するファクシミリ中継システムにおいて、発信
端末や着信端末(最終宛先端末)、並びに、中継機とし
て用いられる通信端末装置である。
【0018】図2のセンター通信装置100において
は、主制御部101は、中継機の電話番号及び上記中継
機に接続された通信回線の番号又はアドレスを含むデー
タを中継機から受信し(図6のステップS144)、受
信されたデータに基づいてACRテーブルを生成して
(ステップS146)上記中継機に送信する(ステップ
S150)ことを特徴としている。ここで、主制御部1
01は、ファクシミリ中継システムに含まれる中継機又
は通信端末装置であるファクシミリ装置20に追加、変
更又は削除があったときに(ステップS143)、その
情報に基づいてACRテーブルを生成して(図7のステ
ップS172)上記中継機及びファクシミリ装置20に
送信する(ステップS176)ことを特徴としている。
【0019】また、センター通信装置100において
は、主制御部101は、ファクシミリ装置20の電話番
号及び最終宛先機の市外局番を含むデータをファクシミ
リ装置20から受信し(図6のステップS161)、受
信されたデータ及び上記中継通信システムの中継機情報
に基づいてACRテーブルを生成して(ステップS16
2)ファクシミリ装置20に送信する(ステップS16
7)ことを特徴としている。
【0020】図1に図示された端末機のファクシミリ装
置20においては、ファクシミリ装置20の電話番号と
宛先の市外局番を含むデータが操作部5を用いて入力さ
れ(図5のステップS124)、主制御部1は、入力さ
れたデータをACRテーブル生成要求信号とともに公衆
電話回線L1を介してセンター通信装置100に送信し
(ステップS128−S130)、センター通信装置1
00によって生成されて送信されたACRテーブルのデ
ータを受信することを特徴としている。ここで、上記宛
先の市外局番は、好ましくは、短縮ダイヤルテーブル7
bに登録された宛先の電話番号の市外局番である(ステ
ップS125,S130)。また、主制御部1は、直接
ダイヤルでの宛先の電話番号を入力して通信したとき
(ステップS123,S134−S135)、好ましく
は、当該宛先の電話番号の市外局番を含むデータをAC
Rテーブル生成要求信号とともにセンター通信装置10
0に送信する(ステップS130)。
【0021】図1に図示された中継機のファクシミリ装
置20においては、中継機の電話番号と中継機に接続さ
れた通信回線の番号又はアドレスが操作部5を用いて入
力され(図4のステップS101,S103,S10
5)、主制御部1は、入力されたデータをACRテーブ
ル生成要求信号とともにセンター通信装置100に送信
し(ステップS108−S110)、センター通信装置
100によって生成されて送信されたACRテーブルの
データを受信することを特徴としている。
【0022】専用線やインターネットは、一定の使用料
金は必要であるが、それ以外については、いくら使って
も使用料金は同じである。送信時に料金がかかるのは、
公衆電話回線(PSTN)を使用したときである。詳細
後述するACRテーブル生成処理では、専用線又はイン
ターネットでの料金を0円(無料)と仮定したときのP
STNの料金比較に基づき、当該ファクシミリ装置20
から接続すべき中継機を選択する。この実施形態におい
ては、専用線又はインターネットをより多く使用しなが
ら、完全従量制の回線経路である公衆電話回線(PST
N)をより少なく使用しながら、最終宛先にファクシミ
リの画像データを送信する。この実施形態における操作
及び処理の簡単な流れは以下のようになる。 (1)発信者Aが受信者Zの電話番号(ZZZZZ)を
入力して送信を行う。操作方法はいつもと同じである。 (2)専用線又はインターネットを経由して、受信者Z
に一番近い公衆電話回線(PSTN)の中継機Yに送信
する。 (3)公衆電話回線(PSTN)の中継機Yから受信者
ZにPSTN経由で送信する。
【0023】このために、センター通信装置100の主
制御部101は、中継機又は端末機であるファクシミリ
装置20からのACRテーブル生成要求信号(具体的に
は、ファクシミリの通信手順のNSS信号に「中継機用
ACRテーブル生成要求」又は「端末機用ACRテーブ
ル生成要求」の要求信号が含まれる。)に応答して、発
信端末および中継機において公衆電話回線(PST
N)、専用線又はインターネットを選択するための各フ
ァクシミリ装置20用ACRテーブル7aを図8のAC
Rテーブル生成処理を用いて自動的に生成して各ファク
シミリ装置20に対して公衆電話回線を介して送信す
る。これに応答して、各ファクシミリ装置20はACR
テーブルのデータを受信してRAM7内にACRテーブ
ル7aとして格納する。
【0024】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、ファクシミリ中継機能及びACRテーブル受信機
能を備えている。主制御部1は具体的にはCPUで構成
されており、バス13を介して以下のハードウェア各部
と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々
のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部2は、C
CD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値
に変換したドットイメージデータを出力する。画像記録
部3は電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファ
クシミリ装置からファクシミリ通信により受信したイメ
ージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記
録する。表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCR
Tディスプレイ等の表示装置であり、当該ファクシミリ
装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイ
メージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行
う。
【0025】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。
【0026】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、少なくと
も、図4の中継機のACRテーブル生成要求処理と、図
5の端末機のACRテーブル生成要求処理とを含む。ま
た、RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構
成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用され
てプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶
する。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用し
た場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断さ
れた場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモ
リ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデー
タ又は受信したイメージデータを記憶する。なお、RA
M7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成し
てもよい。
【0027】ここで、RAM7は、表1に示す形式で、
最終宛先の市外局番毎に最適な中継機への通信回線及び
中継機の宛先を格納したACRテーブル7aを備える。
なお、ACRテーブル7aに格納されていない市外局番
の最終宛先には、公衆電話回線(PSTN)L1を用い
て直接に、すなわち中継機を介することなく、画像デー
タを送信する。
【0028】
【表1】 ACRテーブル7aの格納項目 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 最終宛先の市外局番,中継機への通信回線、中継機の宛先 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0029】また、RAM7にはさらに、短縮ダイヤル
用の短縮番号と、それに対応する宛先の電話番号とが対
のテーブル形式で格納された短縮ダイヤルテーブル7b
を備える。
【0030】主制御部1は、最終宛先のファクシミリ装
置に対して、発信端末としてファクシミリ送信すると
き、もしくは中継機としてファクシミリ中継送信すると
きに、ACRテーブル7aを参照して次の中継機にダイ
ヤルして、もしくは最終宛先に直接にダイヤルして画像
データを送信する。
【0031】ファックスモデム10は、NCU11aを
介して公衆電話回線L1に接続され、もしくはNCU1
1bを介して専用回線L2の専用線(LC)に接続さ
れ、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機
能を有するモデムであり、FSK信号として受信される
発信電話番号情報のデータを復調して主制御部1に出力
する。NCU(ネットワーク制御回路:Network Contro
l Unit)11aは例えばアナログの公衆電話回線L1の
直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダ
イヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応
じてファックスモデム10を公衆電話回線L1に接続す
る。ここで、NCU11aは、発信電話番号通知サービ
スにおけるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号
の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知
サービスにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信
することができる。
【0032】また、NCU11bは、例えばアナログの
専用回線L2の直流ループなどの閉結及び開放の動作を
行う専用線用ネットワーク接続機能を有するハードウェ
ア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を専
用回線L2に接続する。なお、NCU11aや11bを
所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装
置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝
送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続
するようにしてもよい。
【0033】LANインターフェース12は、当該ファ
クシミリ装置20を、例えばイーサネット(登録商標)
などのローカル・エリア・ネットワーク30に接続する
ために、信号やデータの信号変換やプロトコル変換を行
うインターフェース回路であり、LAN30にはメール
サーバ装置31とルータ装置32が接続される。さら
に、ルータ装置30は、専用回線L3、及び所定のイン
ターネットのプロバイダのルータ装置41を介してイン
ターネット網40に接続されている。当該ファクシミリ
装置20から画像データをメール本文に添付してメール
送信するときは、LANインターフェース12からLA
N30を介して一旦メールサーバ装置31に送信した
後、メールサーバ装置31が当該インターネットメール
を、LAN30、ルータ装置32、専用回線L3、イン
ターネットプロバイダのルータ装置41、インターネッ
ト網40、及び相手先のメールサーバ装置(図示せ
ず。)を介して最終宛先又は中継機である相手先のファ
クシミリ装置にメール送信する。なお、インターネット
網40への回線接続は、専用回線L3に限らず、公衆電
話回線L1を用いたダイヤルアップ接続でもよい。
【0034】さらに、発信端末のファクシミリ装置や中
継機のファクシミリ装置において、公衆電話回線が接続
されているが、専用線又はインターネットが接続されて
いない場合もある。
【0035】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、ファクシミリ中継機能及びACRテ
ーブル受信機能を有している。ファクシミリ通信機能に
おいて、画像読取部2により読み取られたドットイメー
ジデータはファクシミリ通信の規格で定められているM
H,MR,MMR等の符号化方式に従ってソフトウェア
により符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送
信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信
した符号化データもソフトウェアによりイメージデータ
に復号化されて画像記録部3からハードコピーとして出
力される。なお、画像メモリ8はイメージデータを必要
に応じて記憶し、また逆に記憶しているイメージデータ
を必要に応じて出力する。
【0036】次いで、センター通信装置100の構成に
ついて図2を参照して説明する。
【0037】図2において、センター通信装置100
は、ACRテーブル生成機能及び送信機能を備えてい
る。主制御部101は具体的にはCPUで構成されてお
り、バス113を介して以下のハードウェア各部と接続
されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフ
トウェアの機能を実行する。表示部104は、液晶表示
装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置で
あり、当該センター通信装置100の動作状態を表示し
たり、入力又は出力されるデータの表示を行う。また、
操作部105は、当該センター通信装置100を操作す
るために必要な文字キー、テンキー、及び各種のファン
クションキー等を備える。なお、上述の表示部104を
タッチパネル方式とすることにより、この操作部105
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。
【0038】ROM106は、当該センター通信装置1
00の動作に必要であって主制御部1によって実行され
る種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、少な
くとも、図6乃至図13のセンター通信装置のACRテ
ーブル生成送信処理を含む。また、RAM107は、S
RAM又はフラッシュメモリ等で構成され、主制御部1
01のワーキングエリアとして使用されてプログラムの
実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、R
AM107としてフラッシュメモリを使用した場合に
は、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合
にもそのデータの内容が失われない。
【0039】ここで、RAM107は、ACRテーブル
107aと、情報テーブル107bと、料金テーブル1
07cとを備える。ここで、ACRテーブル107a
は、図8乃至図13のACRテーブル生成処理で生成さ
れ各ファクシミリ装置20(中継機や端末装置)毎に区
分されて格納される。また、情報テーブル107bは、
図6のセンター通信装置のACRテーブル生成送信処理
のステップS144又はS161で受信された、(a)
相手機の電話番号、専用線の番号又はインターネットの
アドレス(メール送信のときは電子メールのアドレス)
及び最終宛先の市外局番を含む相手機情報(ファクシミ
リ装置20が中継機のとき)、もしくは(b)相手機の
電話番号、及び最終宛先の市外局番を含む相手機情報
(ファクシミリ装置20が端末機のとき)を格納する。
さらに、料金テーブル107cには、各市外局番間の公
衆電話回線を利用時の料金がテーブルの形式で予め格納
される。
【0040】ファックスモデム110は、NCU111
を介して公衆電話回線L11に接続され、通常のファク
シミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデム
であり、FSK信号として受信される発信電話番号情報
のデータを復調して主制御部101に出力する。NCU
(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11
1は例えばアナログの公衆電話回線L11の直流ループ
などの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能
を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファッ
クスモデム110を公衆電話回線L11に接続する。こ
こで、NCU111は、発信電話番号通知サービスにお
けるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出
を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービ
スにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信するこ
とができる。なお、NCU111を所定のターミナルア
ダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Servic
eUnit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回
線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0041】バス113には、信号変換などのインター
フェース処理を行うドライブ装置インターフェース11
2を介してCD−ROMドライブ装置114が接続さ
れ、種々のプログラムやデータを格納したCD−ROM
114aをCD−ROMドライブ装置114に挿入した
とき、CD−ROM114aに格納されたプログラムや
データをドライブ装置インターフェース112を介して
RAM107などに取り込むことができる。
【0042】図4は、図1のファクシミリ装置20が中
継機であるときに、主制御部1によって実行される中継
機のACRテーブル生成要求処理を示すフローチャート
である。
【0043】図4において、まず、ステップS101に
おいて自機の電話番号を操作部5を用いて入力し、ステ
ップS102において専用線に接続されているか否かが
判断され、YESのときはステップS103に進む一
方、NOのときはステップS104に進む。ステップS
103では、自機の専用線の番号を入力してステップS
104に進む。ステップS104では、インターネット
に接続されているか否かが判断され、YESのときはス
テップS105に進む一方、NOのときはステップS1
06に進む。ステップS105において自機のインター
ネットのアドレス(メール送信のときは、電子メールの
メールアドレス)を入力してステップS106に進む。
ステップS106では、センター通信装置100に公衆
電話回線(PSTN)L1を介してダイヤルし、ステッ
プS107においてNSF信号を検出し、ステップS1
08においてNSS信号に「中継機のACRテーブル生
成要求」を設定して送出する。さらに、ステップS10
9において自機の電話番号、専用線番号又はインターネ
ットアドレスをセンター通信装置100に送出し、ステ
ップS110において短縮ダイヤルテーブル7bに登録
された宛先の市外局番を最終宛先の市外局番としてセン
ター通信装置100に送出した後、ステップS111に
おいて回線開放し、当該中継機のACRテーブル生成要
求処理を終了する。
【0044】図5は、図1のファクシミリ装置20が端
末機であるときに、主制御部1によって実行される端末
機のACRテーブル生成要求処理を示すフローチャート
である。図5において、まず、ステップS121におい
て端末機の新規設置か否かが判断され、NOであるとき
は、ステップS122において短縮ダイヤルの通過登録
か否かが判断され、NOであるときは、ステップS12
3において直接に電話番号を指定したファクシミリ送信
か否かが判断され、NOであるときは当該端末機のAC
Rテーブル生成要求処理を終了する。
【0045】ステップS121でYESであるときは、
ステップS124において自機の電話番号を操作部5を
用いて入力し、ステップS125において宛先の電話番
号と短縮番号を、短縮ダイヤル番号テーブル7bに短縮
ダイヤル先として登録する。次いで、S126において
センター通信装置100に公衆電話回線(PSTN)L
1を介してダイヤルし、ステップS127においてNS
F信号を検出し、ステップS128においてNSS信号
に端末機用「ACRテーブル生成要求」を設定して送出
する。さらに、ステップS129において自機の電話番
号をセンター通信装置100に送出し、ステップS13
0において短縮ダイヤル番号テーブル7bに登録された
電話番号の市外局番を最終宛先の市外局番としてセンタ
ー通信装置100に送出した後、ステップS131にお
いて回線開放して当該端末機のACRテーブル生成要求
処理を終了する。
【0046】また、ステップS122でYESのとき
は、ステップS132において宛先の電話番号と短縮番
号を短縮ダイヤルテーブル7bに短縮ダイヤル先として
を追加し、ステップS133において追加した宛先の電
話番号の市外局番は既にACRテーブル7aにあるか否
かが判断され、YESのときは当該ACRテーブル生成
要求処理を終了する一方、NOのときはステップS12
6に進み、それ以降のセンター通信装置100への端末
機用ACRテーブル生成要求の処理を実行する。
【0047】さらに、ステップS123でYESのとき
は、ステップS134において直接ダイヤルの宛先の電
話番号を操作部5を用いて入力し、ステップS135に
おいて通常のファクシミリ送信処理を実行した後、ステ
ップS136において回線開放する。次いで、ステップ
S137において発呼した宛先の市外局番はACRテー
ブル7aに登録済みか否かが判断され、YESのときは
当該ACRテーブル生成要求処理を終了する一方、NO
のときはステップS138に進む。ステップS138で
は、当該宛先の市外局番を追加の市外局番とし、ステッ
プS126に進み、それ以降のセンター通信装置100
への端末機用ACRテーブル生成要求の処理を実行す
る。
【0048】図6及び図7は、図2のセンター通信装置
100の主制御部101によって実行されるセンター通
信装置のACRテーブル生成送信処理を示すフローチャ
ートである。図6において、まず、ステップS141に
おいて着呼したか否かが判断され、YESとなったと
き、ステップS142においてNSF信号を送出し、ス
テップS143においてNSS信号に「中継機用ACR
テーブル生成要求」が指定されているか否かが判断さ
れ、YESのときはステップS144に進む一方、NO
であるときは、「端末機用ACRテーブル生成要求」が
指定されているので、ステップS161に進む。
【0049】ステップS161では、相手機の電話番
号、及び最終宛先の市外局番を含む相手機情報を受信し
た後、ステップS162において回線開放する。次い
で、ステップS163において図8乃至図13のACR
テーブル作成処理を実行した後、ステップS164にお
いて相手機に対して公衆電話回線(PSTN)L1を介
して発呼し、ステップS165においてNSF信号を送
出し、ステップS166においてACRビットをオンに
したNSS信号を送出する。さらに、ステップS167
において、RAM107内のACRテーブル107aか
ら当該機のACRテーブルのデータを読み出して、EC
Mの画像フレーム内に格納して相手機に対して送出した
後、ステップS168において回線開放して当該センタ
ー通信装置のACRテーブル生成送信処理を終了する。
【0050】また、ステップS144では、相手機の電
話番号、専用線番号又はインターネットアドレス、及び
最終宛先の市外局番を含む相手機情報を受信した後、ス
テップS145において回線開放する。次いで、ステッ
プS146において図8乃至図13のACRテーブル作
成処理を実行した後、ステップS147において相手機
に公衆電話回線(PSTN)L1を介して発呼し、ステ
ップS148においてNSF信号を送出し、ステップS
149においてACRビットをオンにしたNSS信号を
送出する。さらに、ステップS150においてRAM1
07内のACRテーブル107aから当該機のACRテ
ーブルのデータを読み出して、ECMの画像フレーム内
に格納して相手機に対して送出した後、ステップS15
1において回線開放する。そして、当該ファクシミリ中
継システム内の中継機及び端末機内のACRテーブルを
更新するために、図7のステップS171に進む。
【0051】図7のステップS171において情報テー
ブル107bに基づいて1つの中継機又は端末機を選択
し、ステップS172において図8乃至図13のACR
テーブル生成処理を実行した後、ステップS173にお
いて当該選択された中継機又は端末機に発呼し、ステッ
プS174においてNSF信号を送出し、ステップS1
75においてACRビットがオンされたNSS信号を送
出する。さらに、ステップS176においてRAM10
7内のACRテーブル107aから当該機のACRテー
ブルのデータを読み出して、ECMの画像フレーム内に
格納して相手機に対して送出し、ステップS177にお
いてすべての中継機及び端末について処理を終了したか
否かが判断される。ステップS177でNOであるとき
は、ステップS178において情報テーブル107bに
基づいて別の1つの中継機又は端末機を選択してステッ
プS172に戻り上記の処理を繰り返す。一方、ステッ
プS177でYESのときは当該センター通信装置のA
CRテーブル生成送信処理を終了する。
【0052】図8は、図6及び図7のサブルーチンであ
るACRテーブル生成処理(ステップS146,S16
3,S172)を示すフローチャートである。なお、料
金Pa,Pb,Pc,Pdの初期値として、例えば、き
わめて大きな値=10,000円が設定される。これ
は、当該回線がないときに設定されないようにし、ま
た、図9のステップS24,S28、図11のステップ
S44,S48、及び図12のステップS52,S56
で最初に計算された料金を最も安い料金として格納する
ためである。
【0053】図8において、ステップS11において受
信された相手機情報に基づいて、いずれかの中継機が専
用線及びインターネットに接続されているか否かが判断
され、YESであるときは、ステップS12において図
9及び図10の第1のACRテーブル生成処理を実行し
た後、元のメインルーチンに戻る。一方、ステップS1
1でNOであるときは、ステップS13において図11
乃至図13の第2のACRテーブル生成処理を実行した
後、元のメインルーチンに戻る。
【0054】図9及び図10は、図8のサブルーチンで
ある第1のACRテーブル生成処理(ステップS12)
を示すフローチャートである。
【0055】図9のステップS21において受信された
相手機情報から最終宛先機の市外局番を入力し、次い
で、ステップS22において料金テーブル107cに基
づいて自機と最終宛先機間の公衆電話回線(PSTN)
の料金Pzを計算し、さらに、ステップS23において
料金テーブル107cに基づいて自機と、専用線又はイ
ンターネットで接続された発呼側中継機との間の公衆電
話回線(PSTN)の料金Paを計算する。そして、ス
テップS24において計算された料金Paは、RAM1
07内の一時テーブルに先に格納された料金Paより安
く、いままでで最も安い料金か否かが判断され、YES
のときは、ステップS25において発呼側中継機の電話
番号又はインターネットアドレスと発呼側料金PaをR
AM107内の一時テーブルに記憶した後、ステップS
26に進む。一方、ステップS24でNOであれば、直
接にステップS26に進む。ステップS26では、すべ
ての中継機について料金Paを計算したか否かが判断さ
れ、NOのときはステップS23に戻る一方、YESの
ときはステップS27に進む。
【0056】次いで、ステップS27において料金テー
ブル107cに基づいて最終宛先機と専用線又はインタ
ーネットで接続された着呼側中継機との間の公衆電話回
線(PSTN)の料金Pbを計算し、ステップS28に
おいて計算された料金Pbは、RAM107内の一時テ
ーブルに先に格納された料金Pbより安く、いままでで
最も安い料金か否かが判断され、YESのときは、ステ
ップS29において着呼側中継機の電話番号又はインタ
ーネットアドレスと着呼側料金PbをRAM107内の
一時テーブルに記憶した後、ステップS30に進む。一
方、ステップS28でNOであれば、ステップS30に
おいてすべての電話番号について料金Pbを計算したか
否かが判断され、NOのときはステップS27に戻る一
方、YESのときは図10のステップS31に進む。
【0057】図10のステップS31において、料金P
z>(Pa+Pb)であるか否かが判断され、YESの
ときは、ステップS32において着呼側中継機の局番は
自機の市外局番と同じか否かが判断され、NOであると
き、ステップS33において中継機は専用線とインター
ネットの両方に接続されているか否かが判断され、NO
であるとき、ステップS34において中継機は専用線に
接続されず、インターネットに接続されているか否かが
判断される。ここで、ステップS31でNO又はステッ
プS32でYESであるときは、ステップS35におい
て最終宛先機の市外局番と、経路情報(公衆電話回線
(PSTN))と、中継機情報(中継機なし)とをAC
Rテーブル7aに格納し、元のルーチンに戻る。また、
ステップS33でYES又はステップS34でNOであ
るときは、ステップS36において最終宛先機の市外局
番と、経路情報(専用線)と、発呼側中継機の番号をA
CRテーブル7aに格納して元のルーチンに戻る。さら
に、ステップS34でNOであるときは、ステップS3
7において最終宛先機の市外局番と、経路情報(インタ
ーネット)と、発呼側中継機のネットワークアドレス
(電子メールで画像データを送信するときは、インター
ネットの電子メールのアドレス)をACRテーブル7a
に格納して元のルーチンに戻る。
【0058】図11乃至図13は、図8のサブルーチン
である第2のACRテーブル生成処理(ステップS1
3)を示すフローチャートである。
【0059】図11のステップS41において受信され
た相手機情報から最終宛先機の市外局番を入力し、次い
で、ステップS42において料金テーブル107cに基
づいて自機と最終宛先機間の公衆電話回線(PSTN)
の料金Pzを計算し、さらに、ステップS43において
料金テーブル107cに基づいて自機と専用線で接続さ
れた発呼側中継機との間の公衆電話回線(PSTN)の
料金Paを計算する。そして、ステップS44において
計算された料金Paは最も安い料金か否かが判断され、
YESであるときは、ステップS45において発呼側中
継機の電話番号と発呼側料金PaをRAM107内の一
時テーブルに記憶してステップS46に進む。一方、ス
テップS44でNOであるときは、直接にステップS4
6に進む。そして、ステップS46においてすべての中
継機について料金Paを計算したか否かが判断され、N
OのときはステップS43に戻る一方、YESのときは
ステップS47に進む。
【0060】次いで、ステップS47において料金テー
ブル107cに基づいて最終宛先機と専用線で接続され
た着呼側中継機との間の公衆電話回線(PSTN)の料
金Pbを計算し、ステップS48において計算された料
金Pbは最も安い料金か否かが判断され、ステップS4
9において着呼側中継機の電話番号と、着呼側料金Pb
をRAM107内の一時テーブルに記憶してステップS
50に進む。一方、ステップS48でNOであるとき
は、直接にステップS50に進む。そして、ステップS
50においてすべての電話番号について料金Pbを計算
したか否かが判断され、NOのときはステップS47に
戻る一方、YESのときは図12のステップS51に進
む。
【0061】さらに、図12のステップS51において
料金テーブル107cに基づいて自機とインターネット
で接続された発呼側中継機との間の公衆電話回線(PS
TN)の料金Pcを計算し、ステップS52において計
算された料金Pcは最も安い料金か否かが判断され、Y
ESであるときは、ステップS53において発呼側中継
機のインターネットアドレスと発呼側料金PcをRAM
107内の一時テーブルに記憶してステップS54に進
む。一方、ステップS52でNOであるときは、直接に
ステップS54に進む。そして、ステップS54におい
てすべての中継機について料金Pcを計算したか否かが
判断され、NOのときはステップS51に戻る一方、Y
ESのときはステップS55に進む。
【0062】次いで、ステップS55において料金テー
ブル107cに基づいて最終宛先機とインターネットで
接続された着呼側中継機との間の公衆電話回線(PST
N)の料金Pdを計算し、ステップS56において計算
された料金Pdは最も安い料金か否かが判断され、YE
Sであるときは、ステップS57において着呼側中継機
のインターネットアドレス(電子メールで画像データを
送信するときは、インターネットの電子メールのアドレ
ス)と着呼側料金PdをRAM107内の一時テーブル
に記憶してステップS58に進む。一方、ステップS5
6でNOであるときは、直接にステップS58に進む。
そして、ステップS58においてすべての電話番号につ
いて料金Pdを計算したか否かが判断され、NOのとき
はステップS55に戻る一方、YESのときは図13の
ステップS61に進む。
【0063】さらに、図13のステップS61におい
て、料金Pz>(Pa+Pb)であるか否かが判断さ
れ、NOであるときは、ステップS62において料金P
z>(Pc+Pd)であるか否かが判断される。ステッ
プS61でYESであるときは、ステップS63におい
て、料金(Pa+Pb)>(Pc+Pd)であるか否か
が判断される。ここで、ステップS63でNOであると
きは、自機から専用線に接続された発呼側中継機、専用
線、専用線に接続された着呼側中継機を介して最終宛先
機まで画像データを伝送する回線経路が最も安価である
と判断して、ステップS64において最終宛先機の市外
局番と、経路情報(専用線)と、発呼側中継機の番号を
ACRテーブル7aに格納して元のルーチンに戻る。ま
た、ステップS63でNO又はステップS62でYES
であるときは、自機からインターネットに接続された発
呼側中継機、インターネット網40、インターネット網
40に接続された着呼側中継機を介して最終宛先機まで
画像データを伝送する回線経路が最も安価であると判断
して、ステップS65において最終宛先機の市外局番
と、経路情報(インターネット)と、発呼側中継機のイ
ンターネットアドレス(電子メールで画像データを送信
するときは、インターネットの電子メールのアドレス)
をACRテーブル7aに格納して元のルーチンに戻る。
さらに、ステップS62でNOであるときは、ステップ
S66において最終宛先機の市外局番と経路情報(公衆
電話回線(PSTN))と、発呼側中継機の情報をAC
Rテーブル7aに格納して元のルーチンに戻る。
【0064】なお、図10のステップS33、及び図1
3のステップS63の処理においては、専用線の回線速
度がインターネットの回線速度よりも速いとした場合
に、最終宛先に対して、専用線に接続された中継機を優
先して選択している。これにより、専用線を選択したと
きは、即時性や信頼性、セキュリティなどが特に優れた
専用線を介して画像データを伝送できるという利点があ
る。
【0065】上述の第1のACRテーブル生成処理で
は、(a)当該ファクシミリ装置20から公衆電話回線
を介して直接に最終宛先のファクシミリ装置までデータ
を伝送するときの通信料金(Pz)と、(b)当該ファ
クシミリ装置20から公衆電話回線を介して通信料金が
最も安価でデータを伝送することができる第1の中継機
までの通信料金(Pa)と、(c)上記第1の中継機か
ら専用線又はインターネットを介して接続された第2の
中継機から、公衆電話回線を介して最終宛先の通信端末
装置までの通信料金が最も安価でデータを伝送すること
ができるときの通信料金(Pb)とに基づいて、最終宛
先毎に、データを最も安価で最終宛先までに伝送するこ
とができる第1の中継機を選択して(図10のステップ
S31)格納してなるACRテーブルを生成している。
従って、公衆電話回線や専用線又はインターネットなど
の複数の通信回線を備えたファクシミリ中継システムな
どの中継通信システムにおいて、自動的に有効でかつ最
適なACRテーブルを生成することができる。これによ
り、中継機情報やACRテーブルのデータを入力する必
要がないので、人件費を大幅に削減できる。
【0066】また、第2のACRテーブル生成処理で
は、(a)当該ファクシミリ装置20から公衆電話回線
を介して直接に最終宛先のファクシミリ装置までデータ
を伝送するときの通信料金(Pz)と、(b)当該ファ
クシミリ装置20から公衆電話回線を介して通信料金が
最も安価でデータを伝送することができる、専用線に接
続された第1の中継機群のうちの1つの中継機までの通
信料金(Pa)と、(c)第1の中継機群のうちの別の
1つの中継機から公衆電話回線を介して最終宛先のファ
クシミリ装置までの通信料金が最も安価でデータを伝送
することができるときの通信料金(Pb)と、(d)当
該ファクシミリ装置から公衆電話回線を介して通信料金
が最も安価でデータを伝送することができる、インター
ネットに接続された第2の中継機群のうちの1つの中継
機までの通信料金(Pc)と、(e)第2の中継機群の
うちの別の1つの中継機から公衆電話回線を介して最終
宛先のファクシミリ装置までの通信料金が最も安価でデ
ータを伝送することができるときの通信料金(Pd)と
に基づいて、最終宛先毎に、データを最も安価で最終宛
先までに伝送することができる、当該ファクシミリ装置
から接続される中継機を選択して(図13のステップS
61,S62,S63)格納してなるACRテーブルを
生成している。従って、公衆電話回線以外に、専用線や
インターネットなどの複数種の通信回線を備えたファク
シミリ中継システムなどの中継通信システムにおいて、
自動的に有効でかつ最適なACRテーブルを生成するこ
とができる。これにより、中継機情報やACRテーブル
のデータを入力する必要がないので、人件費を大幅に削
減できる。
【0067】
【実施例】図3は、実施例に係るファクシミリ中継シス
テムの回線構成の一例を示すブロック図である。当該実
施例のファクシミリ中継システムにおいて、図3に示す
ように、大阪(市外局番06)に置かれたファクシミリ
装置20Bと、名古屋(市外局番052)に置かれたフ
ァクシミリ装置20Cとの間に専用線が設けられ、そし
て、中継機のファクシミリ装置20Aを京都(市外局番
075)に設置する場合について考える。最終宛先を松
本(市外局番0263)とした場合には、京都(市外局
番075)の中継機のファクシミリ装置20Aで計算さ
れる料金の一例は以下の通りである。
【0068】
【表2】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 経路A:075→0263のPSTN経由料金=90円 経路B:075→06のPSTN経由料金=20円 経路C:075→052のPSTN料金=30円 経路D:06→052は専用線経由なので無料 経路E:052→0263のPSTN経由料金=40円 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (注)PSTN経由料金は3分間昼間の通信料の一例である。
【0069】この実施例においては、図11乃至図13
の第2のACRテーブル生成処理が実行され、各料金は
以下のように計算される。
【数1】Pz=90円
【数2】Pa=20円(075→06)
【数3】Pb=40円(052→0263)
【数4】Pa+Pb=60円
【0070】従って、この実施例のACRテーブル生成
処理の一例では、(a)京都(075)から大阪(0
6)までPSTNを用い、(b)大阪(06)から名古
屋(052)まで専用線を用い、(c)名古屋(05
2)から松本(0263)までPSTNを用いる回線経
路が最も安い回線経路である。ただし、専用線の費用を
無料としている。すなわち、京都(075)から松本
(0263)に対して直接にPSTN経由で送信するよ
りも、専用線を活用して大阪、名古屋経由で中継すると
きの発呼側中継機(大阪)までの料金Paと、着呼側中
継機(名古屋)から最終宛先(松本)までの料金Pbと
の加算料金が安くなるという例である。
【0071】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、センター通信装置100の主制御部101は、中継
機の電話番号及び上記中継機に接続された通信回線の番
号又はアドレスを含むデータを中継機から受信し(図6
のステップS144)、受信されたデータに基づいてA
CRテーブルを生成して(ステップS146)上記中継
機に送信する(ステップS150)。従って、複数の通
信回線を備えたファクシミリ中継システムなどの中継通
信システムにおいて、中継機からのACRテーブル生成
要求信号に応答して、自動的に有効でかつ最適なACR
テーブルを生成して中継機に送信して格納することがで
きる。これにより、各中継機でACRテーブルの生成機
能を備える必要がなく、各中継機の製造コストを低減で
きる。また、中継機情報やACRテーブルのデータを入
力する必要がないので、人件費を大幅に削減できる。
【0072】ここで、主制御部101は、ファクシミリ
中継システムに含まれる中継機又は通信端末装置である
ファクシミリ装置20に追加、変更又は削除があったと
きに(ステップS143)、その情報に基づいてACR
テーブルを生成して(図7のステップS172)上記中
継機及びファクシミリ装置20に送信する(ステップS
176)。従って、中継機や端末機に変更があったとき
に、自動的に有効でかつ最適なACRテーブルを生成し
て中継機に送信して格納することができ、ACRテーブ
ルの変更更新が自動的に行われ、操作者が手動で操作す
る必要がない。
【0073】また、センター通信装置100において
は、主制御部101は、ファクシミリ装置20の電話番
号及び最終宛先機の市外局番を含むデータをファクシミ
リ装置20から受信し(図6のステップS161)、受
信されたデータ及び上記中継通信システムの中継機情報
に基づいてACRテーブルを生成して(ステップS16
2)ファクシミリ装置20に送信する(ステップS16
7)。従って、複数の通信回線を備えたファクシミリ中
継システムなどの中継通信システムにおいて、端末機か
らのACRテーブル生成要求信号に応答して、自動的に
有効でかつ最適なACRテーブルを生成して端末機に送
信して格納することができる。これにより、各端末機で
ACRテーブルの生成機能を備える必要がなく、各端末
機の製造コストを低減できる。また、中継機情報やAC
Rテーブルのデータを入力する必要がないので、人件費
を大幅に削減できる。
【0074】図1に図示された端末機のファクシミリ装
置20においては、ファクシミリ装置20の電話番号と
宛先の市外局番を含むデータが操作部5を用いて入力さ
れ(図5のステップS124)、主制御部1は、入力さ
れたデータをACRテーブル生成要求信号とともに公衆
電話回線L1を介してセンター通信装置100に送信し
(ステップS128−S130)、センター通信装置1
00によって生成されて送信されたACRテーブルのデ
ータを受信する。従って、端末機において宛先の市外局
番を入力したときに、端末機からのセンター通信装置1
00に対してACRテーブル生成要求信号を送信し、こ
れに応答してセンター通信装置100は自動的に有効で
かつ最適なACRテーブルを生成して端末機に送信して
格納することができる。これにより、各端末機でACR
テーブルの生成機能を備える必要がなく、各端末機の製
造コストを低減できる。また、中継機情報やACRテー
ブルのデータを入力する必要がないので、人件費を大幅
に削減できる。
【0075】ここで、上記宛先の市外局番は、好ましく
は、短縮ダイヤルテーブル7bに登録された宛先の電話
番号の市外局番である(ステップS125,S13
0)。従って、特別に市外局番を入力する必要がなく、
人件費を削減できる。
【0076】また、主制御部1は、直接ダイヤルでの宛
先の電話番号を入力して通信したとき(ステップS12
3,S134−S135)、好ましくは、当該宛先の電
話番号の市外局番を含むデータをACRテーブル生成要
求信号とともにセンター通信装置100に送信する(ス
テップS130)。従って、直接ダイヤルでの宛先の電
話番号を入力して通信したとき、自動的に有効でかつ最
適なACRテーブルを生成して端末機に送信して格納す
ることができる。
【0077】図1に図示された中継機のファクシミリ装
置20においては、中継機の電話番号と中継機に接続さ
れた通信回線の番号又はアドレスが操作部5を用いて入
力され(図4のステップS101,S103,S10
5)、主制御部1は、入力されたデータをACRテーブ
ル生成要求信号とともにセンター通信装置100に送信
し(ステップS108−S110)、センター通信装置
100によって生成されて送信されたACRテーブルの
データを受信する。従って、中継機において中継機の電
話番号と中継機に接続された通信回線の番号又はアドレ
スを入力したとき、中継機からのセンター通信装置10
0に対してACRテーブル生成要求信号を送信し、これ
に応答してセンター通信装置100は自動的に有効でか
つ最適なACRテーブルを生成して中継機に送信して格
納することができる。これにより、各中継機でACRテ
ーブルの生成機能を備える必要がなく、各中継機の製造
コストを低減できる。また、中継機情報やACRテーブ
ルのデータを入力する必要がないので、人件費を大幅に
削減できる。
【0078】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網、専用回線、及び/又はインターネットに接
続された、例えばデータ通信装置などを含む通信端末装
置に適用することができる。
【0079】以上の実施形態においては、ファクシミリ
中継システムの例について説明しているが、本発明はこ
れに限らず、画像データのみならず、種々のデータを伝
送する中継通信システムに適用することができる。
【0080】以上の実施形態においては、公衆電話回線
と、専用線と、インターネットに接続されたファクシミ
リ装置20について説明しているが、少なくとも1つ又
は複数種の通信回線に接続するように構成してもよい。
専用線については、アナログ電話回線に限定されず、例
えば、デジタル回線、ATM通信回線やフレームリレー
通信回線などの種々の通信回線に適用可能である。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載のセンター通信装置によれば、複数の通信回線が
接続された中継機を介してデータを送信する中継通信シ
ステムのための中継機の回線選択テーブルを生成して送
信するセンター通信装置であって、中継機の電話番号及
び上記中継機に接続された通信回線の番号又はアドレス
を含むデータを中継機から受信する受信手段と、受信さ
れたデータに基づいて回線選択テーブルを生成して上記
中継機に送信する制御手段とを備える。従って、複数の
通信回線を備えたファクシミリ中継システムなどの中継
通信システムにおいて、中継機からの回線選択テーブル
生成要求信号に応答して、自動的に有効でかつ最適な回
線選択テーブルを生成して中継機に送信して格納するこ
とができる。これにより、各中継機で回線選択テーブル
の生成機能を備える必要がなく、各中継機の製造コスト
を低減できる。また、中継機情報や回線選択テーブルの
データを入力する必要がないので、人件費を大幅に削減
できる。
【0082】また、請求項2記載のセンター通信装置に
よれば、請求項1記載のセンター通信装置において、上
記制御手段は、上記中継通信システムに含まれる中継機
又は通信端末装置に追加、変更又は削除があったとき
に、その情報に基づいて回線選択テーブルを生成して上
記中継機及び通信端末装置に送信する。従って、中継機
や端末機に変更があったときに、自動的に有効でかつ最
適な回線選択テーブルを生成して中継機に送信して格納
することができ、回線選択テーブルの変更更新が自動的
に行われ、操作者が手動で操作する必要がない。
【0083】さらに、本発明に係る請求項3記載のセン
ター通信装置によれば、複数の通信回線が接続された中
継機を介してデータを通信端末装置間で送信する中継通
信システムのための通信端末装置の回線選択テーブルを
生成して送信するセンター通信装置であって、通信端末
装置の電話番号及び最終宛先機の市外局番を含むデータ
を通信端末装置から受信する受信手段と、受信されたデ
ータ及び上記中継通信システムの中継機情報に基づいて
回線選択テーブルを生成して上記通信端末装置に送信す
る制御手段とを備える。従って、複数の通信回線を備え
たファクシミリ中継システムなどの中継通信システムに
おいて、端末機からの回線選択テーブル生成要求信号に
応答して、自動的に有効でかつ最適な回線選択テーブル
を生成して端末機に送信して格納することができる。こ
れにより、各端末機で回線選択テーブルの生成機能を備
える必要がなく、各端末機の製造コストを低減できる。
また、中継機情報や回線選択テーブルのデータを入力す
る必要がないので、人件費を大幅に削減できる。
【0084】またさらに、本発明に係る請求項4記載の
通信端末装置によれば、複数の通信回線が接続された中
継機を介してデータを通信端末装置間で送信する中継通
信システムにおいて、通信端末装置の回線選択テーブル
を生成して送信するセンター通信装置に回線接続された
通信端末装置であって、通信端末装置の電話番号と宛先
の市外局番を含むデータを入力する入力手段と、入力さ
れたデータを回線選択テーブル生成要求信号とともにセ
ンター通信装置に送信する送信手段と、センター通信装
置によって生成されて送信された回線選択テーブルのデ
ータを受信する受信手段とを備える。従って、端末機に
おいて宛先の市外局番を入力したときに、端末機からの
センター通信装置に対して回線選択テーブル生成要求信
号を送信し、これに応答してセンター通信装置は自動的
に有効でかつ最適な回線選択テーブルを生成して端末機
に送信して格納することができる。これにより、各端末
機で回線選択テーブルの生成機能を備える必要がなく、
各端末機の製造コストを低減できる。また、中継機情報
や回線選択テーブルのデータを入力する必要がないの
で、人件費を大幅に削減できる。
【0085】また、請求項5記載の通信端末装置によれ
ば、請求項4記載の通信端末装置において、上記宛先の
市外局番は短縮ダイヤルに登録された宛先の電話番号の
市外局番である。従って、特別に市外局番を入力する必
要がなく、人件費を削減できる。
【0086】さらに、請求項6記載の通信端末装置によ
れば、請求項4記載の通信端末装置において、上記送信
手段は、直接ダイヤルでの宛先の電話番号を入力して通
信した後、当該宛先の電話番号の市外局番を含むデータ
を回線選択テーブル生成要求信号とともにセンター通信
装置に送信する。従って、直接ダイヤルでの宛先の電話
番号を入力して通信したとき、自動的に有効でかつ最適
な回線選択テーブルを生成して端末機に送信して格納す
ることができる。
【0087】またさらに、本発明に係る請求項7記載の
中継機装置によれば、複数の通信回線が接続された中継
機装置を介してデータを通信端末装置間で送信する中継
通信システムにおいて、中継機装置の回線選択テーブル
を生成して送信するセンター通信装置に回線接続された
中継機装置であって、中継機装置の電話番号と中継機装
置に接続された通信回線の番号又はアドレスを入力する
入力手段と、入力されたデータを回線選択テーブル生成
要求信号とともにセンター通信装置に送信する送信手段
と、センター通信装置によって生成されて送信された回
線選択テーブルのデータを受信する受信手段とを備え
る。従って、中継機装置において中継機装置の電話番号
と中継機装置に接続された通信回線の番号又はアドレス
を入力したとき、中継機装置からのセンター通信装置に
対して回線選択テーブル生成要求信号を送信し、これに
応答してセンター通信装置は自動的に有効でかつ最適な
回線選択テーブルを生成して中継機装置に送信して格納
することができる。これにより、各中継機装置で回線選
択テーブルの生成機能を備える必要がなく、各中継機装
置の製造コストを低減できる。また、中継機情報や回線
選択テーブルのデータを入力する必要がないので、人件
費を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、ファクシミリ
中継機能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 図1のファクシミリ装置20に回線接続され
るセンター通信装置100の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 実施例に係るファクシミリ中継システムの回
線構成の一例を示すブロック図である。
【図4】 図1のファクシミリ装置20が中継機である
ときに、主制御部1によって実行される中継機のACR
テーブル生成要求処理を示すフローチャートである。
【図5】 図1のファクシミリ装置20が端末機である
ときに、主制御部1によって実行される端末機のACR
テーブル生成要求処理を示すフローチャートである。
【図6】 図2のセンター通信装置100の主制御部1
01によって実行されるセンター通信装置のACRテー
ブル生成送信処理の第1の部分を示すフローチャートで
ある。
【図7】 図2のセンター通信装置100の主制御部1
01によって実行されるセンター通信装置のACRテー
ブル生成送信処理の第2の部分を示すフローチャートで
ある。
【図8】 図6及び図7のサブルーチンであるACRテ
ーブル生成処理(ステップS146,S163、S17
2)を示すフローチャートである。
【図9】 図8のサブルーチンである第1のACRテー
ブル生成処理の第1の部分を示すフローチャートであ
る。
【図10】 図8のサブルーチンである第1のACRテ
ーブル生成処理の第2の部分を示すフローチャートであ
る。
【図11】 図8のサブルーチンである第2のACRテ
ーブル生成処理の第1の部分を示すフローチャートであ
る。
【図12】 図8のサブルーチンである第2のACRテ
ーブル生成処理の第2の部分を示すフローチャートであ
る。
【図13】 図8のサブルーチンである第2のACRテ
ーブル生成処理の第3の部分を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…画像読取部、 3…画像記録部、 4…表示部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…ACRテーブル、 7b…短縮ダイヤルテーブル、 8…画像メモリ、 10…ファックスモデム、 11a,11b…NCU、 12…LANインターフェース、 13…バス、 20,20A,20B,20C,20Z…ファクシミリ
装置、 30…ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、 31…メールサーバ装置、 32…ルータ装置、 40…インターネット網、 41…インターネットのプロバイダのルータ装置、 100…センター通信装置、 101…主制御部、 104…表示部、 105…操作部、 106…ROM、 107…RAM、 107a…ACRテーブル、 107b…情報テーブル、 107c…料金テーブル、 110…ファックスモデム、 111…NCU、 112…ドライブ装置インターフェース、 113…バス、 114…CD−ROMドライブ装置、 114a…CD−ROM、 L1,L11…公衆電話回線、 L2,L3…専用回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA20 AB38 AB42 AB44 AC40 AC43 AF03 5K025 AA08 BB05 KK08 5K030 GA17 GA20 HB04 HC02 HC04 HC13 HD03 HD06 JA09 JT05 KA01 KA02 KA13 LB05 5K101 KK01 KK02 NN21 NN48 PP03 QQ07 RR19 9A001 CC07 HH23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信回線が接続された中継機を介
    してデータを送信する中継通信システムのための中継機
    の回線選択テーブルを生成して送信するセンター通信装
    置であって、中継機の電話番号及び上記中継機に接続さ
    れた通信回線の番号又はアドレスを含むデータを中継機
    から受信する受信手段と、受信されたデータに基づいて
    回線選択テーブルを生成して上記中継機に送信する制御
    手段とを備えたことを特徴とするセンター通信装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記中継通信システム
    に含まれる中継機又は通信端末装置に追加、変更又は削
    除があったときに、その情報に基づいて回線選択テーブ
    ルを生成して上記中継機及び通信端末装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載のセンター通信装置。
  3. 【請求項3】 複数の通信回線が接続された中継機を介
    してデータを通信端末装置間で送信する中継通信システ
    ムのための通信端末装置の回線選択テーブルを生成して
    送信するセンター通信装置であって、通信端末装置の電
    話番号及び最終宛先機の市外局番を含むデータを通信端
    末装置から受信する受信手段と、受信されたデータ及び
    上記中継通信システムの中継機情報に基づいて回線選択
    テーブルを生成して上記通信端末装置に送信する制御手
    段とを備えたことを特徴とするセンター通信装置。
  4. 【請求項4】 複数の通信回線が接続された中継機を介
    してデータを通信端末装置間で送信する中継通信システ
    ムにおいて、通信端末装置の回線選択テーブルを生成し
    て送信するセンター通信装置に回線接続された通信端末
    装置であって、通信端末装置の電話番号と宛先の市外局
    番を含むデータを入力する入力手段と、入力されたデー
    タを回線選択テーブル生成要求信号とともにセンター通
    信装置に送信する送信手段と、センター通信装置によっ
    て生成されて送信された回線選択テーブルのデータを受
    信する受信手段とを備えたことを特徴とする通信端末装
    置。
  5. 【請求項5】 上記宛先の市外局番は短縮ダイヤルに登
    録された宛先の電話番号の市外局番であることを特徴と
    する請求項4記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 上記送信手段は、直接ダイヤルでの宛先
    の電話番号を入力して通信した後、当該宛先の電話番号
    の市外局番を含むデータを回線選択テーブル生成要求信
    号とともにセンター通信装置に送信することを特徴とす
    る請求項4記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 複数の通信回線が接続された中継機装置
    を介してデータを通信端末装置間で送信する中継通信シ
    ステムにおいて、中継機装置の回線選択テーブルを生成
    して送信するセンター通信装置に回線接続された中継機
    装置であって、中継機装置の電話番号と中継機装置に接
    続された通信回線の番号又はアドレスを入力する入力手
    段と、入力されたデータを回線選択テーブル生成要求信
    号とともにセンター通信装置に送信する送信手段と、セ
    ンター通信装置によって生成されて送信された回線選択
    テーブルのデータを受信する受信手段とを備えたことを
    特徴とする中継機装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008508981A (ja) * 2004-08-09 2008-03-27 カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド 埋込型機器に関する動的な遠隔測定リンク選択
US8494647B2 (en) 2004-08-09 2013-07-23 Cardiac Pacemakers, Inc. Secure remote access for an implantable medical device
US8538528B2 (en) 2002-02-07 2013-09-17 Cardiac Pacemakers, Inc. Methods and apparatuses for implantable medical device telemetry power management

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JP2008508981A (ja) * 2004-08-09 2008-03-27 カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド 埋込型機器に関する動的な遠隔測定リンク選択
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