JP2001248079A - 新規な高品質壁紙及びその製造方法 - Google Patents

新規な高品質壁紙及びその製造方法

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JP2001248079A
JP2001248079A JP2000057916A JP2000057916A JP2001248079A JP 2001248079 A JP2001248079 A JP 2001248079A JP 2000057916 A JP2000057916 A JP 2000057916A JP 2000057916 A JP2000057916 A JP 2000057916A JP 2001248079 A JP2001248079 A JP 2001248079A
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Application number
JP2000057916A
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English (en)
Inventor
Yosuke Kitagawa
陽介 北川
Ryuichi Hoshikawa
隆一 星川
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
Original Assignee
Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風合、立体性、美観性の何れにおいても、優
れた特性を有する高品質壁紙とその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 ベースシート上に、発泡層次いで繊維シ
ート層の順で該2層を積層してなる高品質壁紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な高品質壁紙
及びその製造方法に関する。より詳しくは、風合、立体
性及び美観性において、優れた特性を有する壁紙とその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の構造を有した壁紙が知
られている。例えば、ベースシート上に水性樹脂エマル
ジョンを塗工した水性壁紙や、ベースシート上に塩化ビ
ニルプラスチゾルを塗工した塩ビ壁紙が存在する。これ
らの壁紙は、通常、発泡剤を含有させて立体加工が施さ
れていることが多い。
【0003】しかし、いくら発泡剤を含有させて立体加
工が施されているとは言え、ペーパーライクな触感並び
に外観を払拭することは、本来的に不可能であった。
【0004】一方、これらの壁紙に対して、表面防汚等
を目的として合成樹脂フィルムによるラミネート加工を
施すことが知られているが(実開昭59−172797
号)、この加工により表面防汚は達成されるとしても、
依然として上記の問題点、即ち、ペーパーライクな触感
並びに外観を払拭することはできず、豪華で高級感に富
んだ外観が要求される様な壁面を装飾する用途に供する
ことは不可能な現状にあった。
【0005】更に、上記した壁紙とは異なる壁紙として
布壁紙が知られているが、かかる壁紙は、ペーパーライ
クな風合こそ回避されるものの、製造上の種々の問題か
ら立体加工を施すことは極めて困難であり、意匠上の制
約が存した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を一掃するためになされたものであり、その目的とす
るところは、風合、立体性、美観性の何れにおいても、
優れた特性を有する高品質壁紙とその製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するため鋭意研究を重ねたところ、ベースシー
ト上に特定の層を順次積層すると優れた品質のものが得
られることを見出し、更に研究を重ねた結果、本発明を
完成した。
【0008】即ち、本発明は、以下の構成を有する壁紙
及びその製造方法に関する。
【0009】1.ベースシート上に、発泡層次いで繊維
シート層の順で該2層を積層してなる高品質壁紙。
【0010】2.ベースシート上に、発泡層、接着層次
いで繊維シート層の順で該3層を積層してなる高品質壁
紙。
【0011】3.発泡層が、発泡剤含有水性樹脂エマル
ジョン、発泡剤含有塩化ビニルプラスチゾル又は発泡剤
含有合成樹脂コンパウンドの中から選ばれた何れかのも
のを塗工して形成されていることを特徴とする上記1又
は2記載の高品質壁紙。
【0012】4.発泡層が、発泡剤とともに充填剤を含
有したものであることを特徴とする上記1、2又は3記
載の高品質壁紙。
【0013】5.発泡剤が、発泡カプセル及び/又は化
学発泡剤である上記1、2、3又は4記載の高品質壁
紙。
【0014】6.繊維シート層が、不織布、織物、編物
又は和紙の中から選ばれた何れかのもので構成される上
記1、2、3、4又は5記載の高品質壁紙。
【0015】7.繊維シート層表面が、防汚加工及び/
又は着色加工されたものである上記1、2、3、4、5
又は6記載の高品質壁紙。
【0016】8.ベースシート上に、発泡層次いで繊維
シート層の順で該2層を積層した後、加熱処理を施すこ
とを特徴とする上記1記載の高品質壁紙の製造方法。
【0017】9.ベースシート上に、発泡層、接着層次
いで繊維シート層の順で該3層を積層した後、加熱処理
を施すことを特徴とする上記2記載の高品質壁紙の製造
方法。
【0018】10.ベースシート上に、発泡層を形成し
たものと繊維シート裏面に接着層を形成したものとを、
発泡層と接着層が対面する様に積層した後、加熱処理を
施すことを特徴とする上記2記載の高品質壁紙の製造方
法。
【0019】11.ベースシート上に、発泡層を形成し
た後、これが未だ湿潤状態又は溶融状態にある時に、繊
維シート層をラミネートすることにより積層することを
特徴とする上記8記載の高品質壁紙の製造方法。
【0020】12.ベースシート上に、発泡層次いで接
着層の順で該2層を積層した後、接着層が未だ湿潤状態
又は溶融状態にある時に、繊維シート層をラミネートす
ることにより積層することを特徴とする上記9記載の高
品質壁紙の製造方法。
【0021】13.加熱処理後あるいは加熱処理と同時
にエンボス処理を施すことを特徴とする上記8、9、1
0、11又は12記載の高品質壁紙の製造方法。
【0022】14.ベースシート上に、発泡層を形成し
た後、加熱処理を施し、その後、発泡層が冷却固化する
前に、エンボス処理と同時に繊維シート層をラミネート
することを特徴とする上記1記載の高品質壁紙の製造方
法。
【0023】15.ベースシート上に、発泡層次いで接
着層の順で該2層を積層した後、加熱処理を施し、その
後、発泡層及び接着層が冷却固化する前に、エンボス処
理と同時に、繊維シート層をラミネートすることを特徴
とする上記2記載の高品質壁紙の製造方法。
【0024】16.繊維シート層表面に対する防汚加工
及び/又は着色加工の施行時期が、加熱処理を施す前、
加熱処理を施した後、又はエンボス処理を施した後の中
から選ばれた何れかの時期に施行されることを特徴とす
る上記8、9、10、11、12、13、14又は15
記載の高品質壁紙の製造方法。
【0025】本発明は、特定の層、即ち、発泡層及び繊
維シート層を順次積層させると、風合、立体性及び美観
性の何れにおいても、優れた特性を有する高品質壁紙が
得られるという新事実の発見に基づいてなされたもので
ある。
【0026】本発明において、このような高品質壁紙が
得られた理由は、多分、発泡層及び繊維シート層を順次
積層させたことに伴う、両層の相乗効果によるものと推
察される。
【0027】従って、後述するように、上記の両層以外
のものを積層したとしても(ただし上記両層に付加層を
設ける場合を除く)、本発明のような高品質のものを得
ることは不可能である。
【0028】本発明の特徴は、上述の通り、ベースシー
ト上に発泡層及び繊維シート層を順次積層させてなる、
全く新規な構造を採用したところにある。
【0029】本発明は、このような新規な構成の選択に
より、ペーパーライクな触感の回避と豪華で高級感に富
んだ立体的外観の実現とを両立させることが可能とな
り、本発明は、優れた品質の壁紙の入手の目的を実現し
た点において、その価値は極めて高い。
【0030】また、本発明の壁紙の製造は、特異的な材
料や方法を必要としないので、経済的にも有利である。
【0031】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0032】本発明は、ベースシート上に発泡層及び繊
維シート層を順次積層した構成を基本とするものである
から、この構成に基づき、他の要件も含めて以下説明す
る。
【0033】(1) ベースシート 本発明で使用するベースシートとしては、従来公知の壁
紙の基材を構成するものであれば何れのものを使用して
も差し支えなく、何等限定されるものではない。その一
例を挙げると、例えば、紙、合成紙、難燃紙、不燃紙、
無機質紙、ラミネート紙、合成樹脂フィルム、不織布等
を挙げることができるが、これらのみに限定されるもの
ではない。
【0034】上記の例示中、特に後述の発泡層の形成適
性等を考慮すれば、紙、合成紙、難燃紙、不燃紙、無機
質紙、ラミネート紙等を使用することが好ましく、更に
防火特性等を考慮すると、難燃紙、不燃紙、無機質紙等
を使用することがより好ましい。
【0035】(2) 発泡層 本発明の発泡層は、通常、上述のベースシート上に発泡
剤含有コート剤を塗工することにより形成される。
【0036】該コート剤としては、発泡剤含有水性樹脂
エマルジョン、発泡剤含有塩化ビニルプラスチゾル又は
発泡剤含有合成樹脂コンパウンドの中から選ばれた何れ
かのものを挙げることができる。
【0037】以下、これらについて説明する。
【0038】 発泡剤含有水性樹脂エマルジョン 本コート剤は、従来公知の合成樹脂エマルジョンをベー
スとし、それに発泡剤を含有させた構成を有する。合成
樹脂エマルジョンとしては、例えば、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重
合体、(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ウレタ
ン、ポリエステル等の合成樹脂からなるものが挙げら
れ、その他、天然ゴムや合成ゴム等のゴム類からなるも
のも挙げることができるが、これらのみに限定されるも
のではない。本発明では、これらを各単独で、あるいは
2種以上のものを混合して配合することができる。
【0039】一方、発泡剤としては、各種の発泡カプセ
ルや化学発泡剤等を挙げることができる。
【0040】発泡カプセルとしては、従来公知のものが
特に限定なく使用され得る。例えば、アクリル酸エステ
ル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、ウレタン等の
ホモポリマーあるいはコポリマーから構成される熱可塑
性樹脂を皮膜とする微小粒子中に、エタン、ブタン、ペ
ンタン、ネオペンタン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水
素系の揮発性膨張成分が内包されたものであり、粒径が
大略1〜50μmであって、膨張成分の沸点以上に加熱
した場合に、その体積を数倍〜数百倍程度に増大させる
性質を有しているものを使用するのがよい。
【0041】尚、これらの発泡カプセルは、後述の加熱
処理によりその体積が増大する限り、未発泡状態のもの
であっても、予備発泡状態のものであっても、何れのも
のも、本コート剤に配合することができる。
【0042】この様な発泡カプセルの配合割合は、特に
限定なく所望の発泡効果(体積膨張効果)に合わせて選
択することができるが、通常、前記した合成樹脂100
重量部に対して0.1〜100重量部程度の範囲内で任
意に選択することができる。
【0043】一方、化学発泡剤としては、これも従来公
知のものが特に限定なく使用され得、例えば、アゾジカ
ルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
パラトルエンスルホニルヒドラジド、重炭酸ナトリウ
ム、炭酸アンモニウム等を挙げることができるが、これ
らのみに限定されるものではない。
【0044】また、その配合量についても、上記発泡カ
プセルと同様の範囲内のものから任意に選択が可能であ
る。
【0045】本発明においては、上述の各発泡剤を各単
独で、あるいは2種以上のものを混合して使用すること
ができる。
【0046】尚、本コート剤は、上述の各成分以外に
も、所望により公知の添加剤を任意に配合することがで
きる。この様な添加剤としては、例えば、充填剤等を使
用することができる。
【0047】充填剤としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、沈降性硫酸バリウム、ドロマイト、酸化チタン、水
酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、カオリン、ケ
イ藻土、ベントナイト、化学石膏等、各種のフィラー類
を挙げることができるが、これらのみに限定されるもの
ではない。
【0048】その他、分散剤、架橋剤、難燃剤、可塑
剤、抗菌剤、防腐剤、脱臭剤等も使用することができ
る。
【0049】 発泡剤含有塩化ビニルプラスチゾル 本コート剤は、塩化ビニルプラスチゾルをベースとし、
それに発泡剤を含有させたものである。塩化ビニルプラ
スチゾルとしては、従来公知の処方のものであれば何れ
のものであっても、限定なく使用することができる。ま
た、塩化ビニルに対して、エチレン、酢酸ビニル、アク
リル酸エステル、アクリロニトリル等が共重合したもの
又はこれらの単量体の単独乃至共重合体が配合されたも
のであっても差し支えない。
【0050】一方、発泡剤としては、これも従来公知の
ものを何れも使用することができ、特に限定されるもの
ではない。例えば、上述の発泡カプセルや化学発泡剤を
使用することができる。
【0051】尚、本コート剤は、上述の各成分以外にも
所望により公知の添加剤を任意に配合することができ
る。この様な添加剤としては、例えば、上記に挙げられ
た充填剤が使用できる他、安定剤、分散剤、架橋剤、難
燃剤、可塑剤、抗菌剤、防腐剤、脱臭剤等も使用するこ
とができる。
【0052】 発泡剤含有合成樹脂コンパウンド 本コート剤は、カレンダー塗工やダイ塗工の様な加熱溶
融塗工用の合成樹脂コンパウンドをベースとし、それに
発泡剤を含有させたものである。この様な合成樹脂コン
パウンドとしては、従来公知の処方のものであれば何れ
のものであっても限定なく使用することができ、通常、
合成樹脂、可塑剤、安定剤、滑剤等により構成されるも
のである。
【0053】合成樹脂コンパウンドとしては、特に限定
されるものではないが、例えば、塩化ビニル重合体、エ
チレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル−エチレン−酢酸ビニル共重合体等
からなるものを挙げることができ、これらの重合体ある
いは共重合体に対して、アクリル酸エステル、アクリロ
ニトリル、塩化ビニリデン、ブタジエン、スチレン等が
共重合したもの又はこれらの単量体の単独乃至共重合体
が配合されたものであっても差し支えない。
【0054】一方、発泡剤としては、これも従来公知の
ものを何れも使用することができ特に限定されるもので
はないが、例えば、上記の発泡カプセルや化学発泡剤
を使用することができる。
【0055】尚、本コート剤は、上述の各成分以外にも
所望により公知の添加剤を任意に配合することができ
る。この様な添加剤としては、例えば、上記に例示し
た充填剤が挙げられる他、分散剤、難燃剤、抗菌剤、防
腐剤、脱臭剤等、各種のものを挙げることができる。
【0056】 塗工方法 本発明においては、特に限定しないが、例えばナイフコ
ーティング法、エアーナイフコーティング法、グラビア
コーティング法、リバースコーティング法、ロールコー
ティング法、スポンジロールコーティング法、リバース
ロールコーティング法、バーコーティング法、スプレー
コーティング法、フラットスクリーン法、ロータリース
クリーン法、ダイコーティング法、カレンダー法、キャ
スティング法等の公知の手法により、ベースシート上に
上記のコート剤を、通常、25〜1000g/m2、好ま
しくは50〜500g/m2の塗布量で塗工形成すること
ができる。
【0057】 作用 本発明の発泡層は、後述の加熱処理を施すことにより壁
紙自体に立体効果を付与する作用を有するものである
が、これと同時に後述の繊維シート層を接着する作用を
も兼備するものである。ただし、かかる接着作用を補強
する意味で、本発泡層上に後述の接着層を別途塗工して
も差し支えなく、本発明の要旨を逸脱するものではな
い。また本発明では、発泡層が2層以上に積層されてい
る態様とすることもできる。
【0058】(3) 繊維シート層 上述の発泡層上あるいは後述の接着層上に積層される繊
維シート層は、不織布、織物、編物又は和紙等の中から
選ばれた何れかのもので構成される。
【0059】かかる繊維シート層は、本発明の壁紙の表
面を構成するものであり、その主要作用が、ペーパーラ
イクな触感の回避と意匠性に優れた外観の提供にあるこ
とから、これらの点が満たされる限り、繊維の織り方や
編み方の相違や構成繊維の種類を問うものではない。
【0060】従って、構成繊維種としては、木綿、麻、
絹、羊毛等の天然繊維、木材パルプ、植物パルプ等のセ
ルロース類、レーヨン、アセテート、トリアセテート、
プロミックス等の再生又は半合成繊維、アクリル、ポリ
エステル、ナイロン、ウレタン等の合成繊維の中から任
意のものを広範囲にわたって選択することができ、これ
らのものを各単独で、あるいは2種以上のものを混合し
て構成することができる。
【0061】この様な本繊維シート層を構成する不織
布、織物、編物又は和紙等は、前述の発泡層による立体
効果が反映されるように、大略数μm〜数mm、好まし
くは数10μm〜数百μmの厚みを有するものを用いる
ことが好適であり、また染色等により予め着色されたも
のを用いることもできる。
【0062】尚、本繊維シート層の積層方法も特に限定
されることはなく、何れの方法が採用されていても差し
支えない。
【0063】しかしながら、作業効率等を考慮すれば、
前記の発泡層あるいは後述の接着層が塗工後未だ湿潤状
態又は溶融状態にある時にウェットラミネートする方
法、あるいは発泡層(後述の接着層が設けられる場合は
それを含む)が加熱処理により体積膨張せしめられた
後、冷却固化する前に、エンボス加工と同時にラミネー
トする方法等を採用することが好適である。
【0064】(4) 接着層 本接着層は、前述の通り、発泡層による繊維シート層に
対する接着作用が不十分な場合にこれを補強する意味で
設けられるものであり、通常、発泡層を塗工するのと同
様の方法で発泡層上に塗工形成されるものである。
【0065】この様な接着層としては、発泡層を形成す
るのに用いられる各コート剤において発泡剤を含有しな
い構成のもの、即ち、水性樹脂エマルジョンや塩化ビニ
ルプラスチゾルあるいは合成樹脂コンパウンドをそれぞ
れ用いることができる他、でんぷん、ゼラチン、カルボ
キシメチルセルロース等の如き天然糊料や合成糊料等の
水性又は油性組成物やホットメルト接着剤を用いること
もできる。
【0066】一方、これらの接着層は、上述の様に発泡
層上に塗工形成されるばかりでなく、前記した繊維シー
ト層の裏面に塗工する態様とすることもできる。この場
合、発泡層と接着層が対面する様な積層状態でラミネー
トされることとなる。
【0067】(5) 製造方法 本発明の壁紙は、上述の通りの積層構造を有するもので
あるが、次の様な処理を最終的に施すことにより製造す
ることができる。
【0068】即ち、上述のように積層された積層物を、
大略100〜300℃、好ましくは120〜250℃程
度の温度で数秒〜数分、好ましくは10秒〜1分間程
度、加熱処理を施すことによって、前記発泡層を発泡
(体積膨張)させることにより、本発明の壁紙に立体効
果が付与される。
【0069】そして更に好ましくは、この加熱処理後あ
るいは加熱処理と同時に、エンボスローラー等を用いて
エンボス処理を施すことにより、極めて立体効果に優れ
た本発明の壁紙を得ることができる。
【0070】また一方、上述の様に発泡層(接着層が設
けられる場合はそれを含む)をベースシート上に塗工形
成した後、上記と同条件の加熱処理を施すことによって
該発泡層を発泡(体積膨張)させた後、これが冷却固化
する前に、エンボス処理と同時に繊維シート層をラミネ
ートすることにより、立体効果に優れた本発明の壁紙を
得ることもできる。
【0071】尚、上記の各態様において、上記の加熱処
理に先立って、予め前記発泡層が予備的に乾燥処理され
ていても差し支えなく、本発明の要旨を逸脱するもので
はない。
【0072】(6) 表面処理加工 本発明においては、前記繊維シート層表面に対して種々
の加工を施すことができる。
【0073】例えば、防汚成分や撥水成分等を含んでな
る防汚処理剤を表面に塗工形成することにより、優れた
表面防汚効果を付与することができる。この様な防汚成
分あるいは撥水成分としては、例えば、フッ素樹脂、シ
リコーン樹脂、水溶性ポリマー、各種ワックス類等を挙
げることができる他、酸化チタン等の光触媒を併用すれ
ば、汚れに対する自浄作用が付与されるとともに、抗菌
作用や消臭作用等をも付与することができ、特に好まし
い態様として挙げることができる。
【0074】一方、染料や顔料等の着色成分を含んでな
る着色剤をその表面に塗工形成することにより、優れた
装飾効果を付与することもできる。かかる着色加工は、
全面着色されたものであっても、また部分着色により図
柄模様が形成されたものであっても良く、例えば、グラ
ビアコーティング法やロータリースクリーン法等により
施行することができる。尚、着色剤(インキ)の転移性
を高めるため、合成樹脂等を配合したアンダーコート層
を繊維シート層上に設けておき、その上に着色剤を塗工
する態様とすることも勿論可能である。
【0075】そして、この様な防汚加工や着色加工の施
行時期は、前述の積層がされる前に予め施工されていて
も良く、又は該積層後、加熱処理が施される前や加熱処
理後又はエンボス処理後に施すこともできる。
【0076】(7) 用途 本発明の壁紙は、室内の壁面や天井面あるいは床面を装
飾する用途に用いられることは勿論のこと、襖紙をはじ
め、各種の装飾シートや乗物の内装材としての用途にも
供することができる。
【0077】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0078】以下の実施例において、「部」、「%」と
あるのは、特に断りのない限り、「重量部」、「重量
%」を意味する。
【0079】
【実施例1】ベースシート(120g/m2の難燃紙)上
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(共重
合体を50重量%含む水性エマルジョン)100部、発
泡カプセル(マツモトマイクロスフェアー F−85、
松本油脂製薬製)10部、炭酸カルシウム80部、水酸
化アルミニウム20部、シリコーン系消泡剤2部、及び
プロピレングリコール5部からなる発泡剤含有水性樹脂
エマルジョンを、アプリケーターにより200g/m2
なる様に全面塗工することにより発泡層を形成した。そ
の後、この発泡層が未だ湿潤状態にある間に、繊維シー
ト層(30g/m2のポリエステル不織布)をウェットラ
ミネートすることにより、発泡層上に繊維シート層を形
成した。
【0080】その後、120℃で2分間の予備乾燥を施
した後、180℃で45秒間の加熱処理を施すことによ
り、上記発泡層の体積膨張を誘起せしめるとともに、凹
凸エンボス加工を施すことにより、本発明の壁紙を得
た。
【0081】得られた壁紙は、極めて柔軟な風合を有す
るとともに、高級感に富んだ立体的外観を呈するもので
あった。
【0082】
【実施例2】実施例1において、発泡剤含有水性樹脂エ
マルジョンに代えて、ペースト用塩化ビニル樹脂100
部、ジオクチルフタレート50部、亜鉛系安定剤5部、
ミネラルスピリット3部、及び化学発泡剤(アゾジカル
ボンアミド)3部からなる発泡剤含有塩化ビニルプラス
チゾルを用いることを除き、他は全て実施例1と同様に
して、ベースシート上に発泡層及び繊維シート層を積層
した。
【0083】その後、120℃で2分間の予備乾燥を施
した後、220℃で45秒間の加熱処理を施すことによ
り発泡層の体積膨張を誘起せしめた後、凹凸エンボス加
工を施すことにより、本発明の壁紙を得た。
【0084】得られた壁紙は、極めて柔軟な風合を有す
るとともに、高級感に富んだ立体的外観を呈するもので
あった。
【0085】
【実施例3】実施例1において、繊維シート層を構成す
るポリエステル不織布(30g/m2)を綿ニット布(1
80g/m2)に代えることを除き、他は全て実施例1と
同様にして、本発明の壁紙を得た。
【0086】得られた壁紙は、実施例1のものと同様、
極めて柔軟な風合を有するとともに、高級感に富んだ立
体的外観を呈するものであった。
【0087】
【実施例4】実施例1において、繊維シート層を構成す
るポリエステル不織布(30g/m2)を和紙(すだれ
柄、40g/m2)に代えることを除き、他は全て実施例
1と同様にして、本発明の壁紙を得た。
【0088】得られた壁紙は、実施例1のものと同様、
極めて柔軟な風合を有するとともに、高級感に富んだ立
体的外観を呈するものであった。
【0089】
【実施例5】実施例1において、繊維シート層を構成す
るポリエステル不織布(30g/m2)を青色に着色した
綿/ポリエステル混織布(200g/m2)に代えること
を除き、他は全て実施例1と同様にして、本発明の壁紙
を得た。
【0090】得られた壁紙は、実施例1のものと同様、
極めて柔軟な風合を有するとともに、高級感に富んだ立
体的外観を呈するものであった。
【0091】
【実施例6】実施例1と同様にして、ベースシート上に
発泡層及び繊維シート層を積層した後、自然乾燥させ
た。
【0092】その後、当該繊維シート層上にグラビアイ
ンキによる任意の図柄模様を印刷した後、シリコーン変
性アクリル樹脂エマルジョン70部、防汚成分としてシ
リコーン樹脂(ポリメチルシロキサンの50%水性エマ
ルジョン)10部、ポリアクリル酸ソーダ10部、ブロ
ックイソシアネート系架橋剤2部、酸化チタン光触媒5
部、カルボキシメチルセルロース0.5部、及び水11.
5部からなる塗料組成物を全面塗工することにより、着
色加工及び防汚加工を施した。
【0093】その後、180℃で45秒間の加熱処理を
施すことにより上記発泡層の体積膨張を誘起せしめると
ともに、凹凸エンボス加工を施すことにより、本発明の
壁紙を得た。
【0094】得られた壁紙は、極めて柔軟な風合を有
し、高級感に富んだ立体的装飾効果を呈するとともに、
優れた表面防汚効果を示すものであった。
【0095】
【実施例7】ベースシート(150g/m2の不燃紙)上
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(共重
合体を50重量%含む水性エマルジョン)70部、アク
リル酸エチル−アクリル酸−アクリロニトリル共重合体
エマルジョン(共重合体を40重量%含むエマルジョ
ン)30部、発泡カプセル(マツモトマイクロスフェア
ー F−85、松本油脂製薬製)10部、ブロックイソ
シアネート系架橋剤2部、シリコーン系消泡剤2部、及
びカルボキシメチルセルロース1部からなる発泡剤含有
水性樹脂エマルジョンを、ロールコーターにより180
g/m2となるように全面塗工することにより発泡層を形
成した。その後、この発泡層上に、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体エマルジョン(同上)のみを50g/m2とな
るようにロールコーターにて全面塗工することにより接
着層を形成した。引き続き、この接着層が未だ湿潤状態
にある間に、繊維シート層(図柄模様を有する40g/
2のレーヨン不織布)をウェットラミネートすること
により、接着層上に繊維シート層を形成した。
【0096】その後、120℃で2分間の予備乾燥を施
した後、180℃で45秒間の加熱処理を施すことによ
り上記発泡層の体積膨張を誘起せしめるとともに、凹凸
エンボス加工を施すことにより、本発明の壁紙を得た。
【0097】得られた壁紙は、極めて柔軟な風合を有す
るとともに、高級感に富んだ立体的外観を呈するもので
あった。
【0098】
【実施例8】ベースシート(90g/m2の難燃紙)上
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体ペレット100部、
炭酸カルシウム80部、水酸化アルミニウム20部、パ
ラフィンワックス2部、ステアリン酸アルミニウム2部
及び化学発泡剤(アゾジカルボンアミド)4部からなる
発泡剤含有合成樹脂コンパウンドを、150℃の熱ロー
ルで溶融混練した後、カレンダー塗工することにより発
泡層を形成した。その後、この発泡層が未だ冷却固化せ
ず溶融状態にある時に、80g/m2のポリエステル不織
布をラミネートすることにより繊維シート層を形成し
た。
【0099】引き続き、220℃で45秒間の加熱処理
を施すことにより発泡層の体積膨張を誘起せしめた後、
凹凸エンボス処理を施すことにより、本発明の壁紙を得
た。
【0100】得られた壁紙は、極めて柔軟な風合を有す
るとともに、高級感に富んだ立体的外観を呈するもので
あった。
【0101】
【実施例9】実施例8において、発泡層を形成するとこ
ろまでは全て同様にして、ベースシート上に発泡層を形
成した。
【0102】その後、220℃で45秒間の加熱処理を
施すことにより発泡層の体積膨張を誘起せしめた後、発
泡層が未だ冷却固化せず溶融状態にある時に、実施例8
と同じポリエステル不織布をエンボスロールによりエン
ボス処理と同時にラミネートし、繊維シート層を形成す
ることにより、本発明の壁紙を得た。
【0103】得られた壁紙は、実施例8と同様の風合並
びに外観を有していた。
【0104】
【比較例1】実施例1において、繊維シート層を設けな
いことを除き、他は全て実施例1と同様にして、壁紙を
得た。
【0105】得られた壁紙は、風合、立体性、美観性の
何れにおいても、実施例1のような良好性はなかった。
【0106】
【比較例2】実施例1において、繊維シート層に代えて
合成樹脂フィルム(エバール(エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物)フィルム)を用いることを除き、他は
全て実施例1と同様にして、壁紙を得た。
【0107】得られた壁紙は、風合、立体性、美観性の
何れにおいても、実施例1のような良好性はなかった。
【0108】
【比較例3】実施例1において、発泡層に代えてエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(実施例1と同じ
もの)100部のみからなる非発泡層を設けることを除
き、他は全て実施例1と同様にして壁紙を得た。
【0109】得られた壁紙は、風合、立体性、美観性の
何れにおいても、実施例1のような良好性はなかった。
【0110】以下、上記の各実施例及び比較例の性能評
価をまとめると、以下の表1に示す通りである。
【0111】
【表1】 以上の表1の結果から、本発明の特定の層を積層するこ
とにより、初めて、風合、立体性及び美観性の何れにお
いても、優れた特性を有する高品質壁紙を得ることが可
能であることが分かる。
【0112】
【発明の効果】本発明の壁紙は、風合、立体性及び美観
性の何れにおいても、従来にない優れた特性を有してい
る。
【0113】本発明の壁紙は、上述したように、従来品
にない高品質のものであるから、その利用の拡大の期待
は大である。
【0114】また、本発明の壁紙の製造は、特異的な材
料や方法を必要としないので、経済的な面においても有
利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F055 AA17 BA14 CA18 EA22 EA24 EA26 FA08 FA38 GA32 HA06 4F100 AA08 AA19 AH06 AJ01 AK01B AK15B AK24 AK42 AK68 AK71 AL05B AT00A BA03 BA07 BA10A BA10C CA01B CA23B CA30 DE04B DG01 DG01C DG10C DG12C DG13C DG15C DJ01B EC18 EH13 EJ02 EJ39 EJ64C GB08 HB31 JB05B JJ07 JL06C JL10C JM01B

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースシート上に、発泡層次いで繊維シ
    ート層の順で該2層を積層してなる高品質壁紙。
  2. 【請求項2】 ベースシート上に、発泡層、接着層次い
    で繊維シート層の順で該3層を積層してなる高品質壁
    紙。
  3. 【請求項3】 発泡層が、発泡剤含有水性樹脂エマルジ
    ョン、発泡剤含有塩化ビニルプラスチゾル又は発泡剤含
    有合成樹脂コンパウンドの中から選ばれた何れかのもの
    を塗工して形成されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の高品質壁紙。
  4. 【請求項4】 発泡層が、発泡剤とともに充填剤を含有
    したものであることを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の高品質壁紙。
  5. 【請求項5】 発泡剤が、発泡カプセル及び/又は化学
    発泡剤である請求項1、2、3又は4記載の高品質壁
    紙。
  6. 【請求項6】 繊維シート層が、不織布、織物、編物又
    は和紙の中から選ばれた何れかのもので構成される請求
    項1、2、3、4又は5記載の高品質壁紙。
  7. 【請求項7】 繊維シート層表面が、防汚加工及び/又
    は着色加工されたものである請求項1、2、3、4、5
    又は6記載の高品質壁紙。
  8. 【請求項8】 ベースシート上に、発泡層次いで繊維シ
    ート層の順で該2層を積層した後、加熱処理を施すこと
    を特徴とする請求項1記載の高品質壁紙の製造方法。
  9. 【請求項9】 ベースシート上に、発泡層、接着層次い
    で繊維シート層の順で該3層を積層した後、加熱処理を
    施すことを特徴とする請求項2記載の高品質壁紙の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 ベースシート上に、発泡層を形成した
    ものと繊維シート裏面に接着層を形成したものとを、発
    泡層と接着層が対面する様に積層した後、加熱処理を施
    すことを特徴とする請求項2記載の高品質壁紙の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 ベースシート上に、発泡層を形成した
    後、これが未だ湿潤状態又は溶融状態にある時に、繊維
    シート層をラミネートすることにより積層することを特
    徴とする請求項8記載の高品質壁紙の製造方法。
  12. 【請求項12】 ベースシート上に、発泡層次いで接着
    層の順で該2層を積層した後、接着層が未だ湿潤状態又
    は溶融状態にある時に、繊維シート層をラミネートする
    ことにより積層することを特徴とする請求項9記載の高
    品質壁紙の製造方法。
  13. 【請求項13】 加熱処理後あるいは加熱処理と同時に
    エンボス処理を施すことを特徴とする請求項8、9、1
    0、11又は12記載の高品質壁紙の製造方法。
  14. 【請求項14】 ベースシート上に、発泡層を形成した
    後、加熱処理を施し、その後、発泡層が冷却固化する前
    に、エンボス処理と同時に繊維シート層をラミネートす
    ることを特徴とする請求項1記載の高品質壁紙の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 ベースシート上に、発泡層次いで接着
    層の順で該2層を積層した後、加熱処理を施し、その
    後、発泡層及び接着層が冷却固化する前に、エンボス処
    理と同時に、繊維シート層をラミネートすることを特徴
    とする請求項2記載の高品質壁紙の製造方法。
  16. 【請求項16】 繊維シート層表面に対する防汚加工及
    び/又は着色加工の施行時期が、加熱処理を施す前、加
    熱処理を施した後、又はエンボス処理を施した後の中か
    ら選ばれた何れかの時期に施行されることを特徴とする
    請求項8、9、10、11、12、13、14又は15
    記載の高品質壁紙の製造方法。
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