WO2004006556A1 - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

Abstract

本発明は、確実、かつ、簡単に、情報交換できるようにする情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。携帯電話機１−１は、携帯電話機１−２と、電磁波による非接触インタフェースを用いて実行される通信により通信相手を一旦確認し、その後、携帯電話網２を介してお互いが所有する情報を交換する。また、携帯電話機１−１は、通信装置５と、電磁波による非接触インタフェースを用いて実行される通信により通信相手を一旦確認し、その後、ネットワーク４を介してお互いが所有する情報を交換する。これにより、確実、かつ、簡単に、情報交換することができる。本発明は、携帯電話機に適用することができる。

Description

明細書

情報処理装置および方法、 記録媒体、 並びにプログラム 技術分野

本発明は、 情報処理装置および方法、 記録媒体、 並びにプログラムに関し、 特 に、 確実、 かつ、 簡単に、 情報交換できるようにした情報処理装置おょぴ方法、 記録媒体、 並びにプログラムに関する。 背景技術

例えば、 携帯電話機同士で、 電話番号または電子メールア ドレスを交換する場 合がある。 このような場合、 従来は、 自分の電話番号または電子メールア ドレス を、 お互いに口答やメモ書きで相手に通知したり、 もしくは、 一方が、 口答ゃメ モ書きにより通知された他方の電話番号または電子メールァドレスを用いて、 他 方に電話をかけたり、 電子メールを送ることにより、 お互いの電話番号または電 子メールァ ドレスを交換していた。

しかしながら、 電話番号または電子メールァドレスを交換する場合においては、 お互いに電話番号などの情報を交換し、 登録するまでには、 必ず、 上述したよう な処理を行う必要があり、 その処理が煩雑であるという課題があった。

さらに、 口答やメモ書きにより電話番号または電子メールァドレスを通知する ため、 相手に間違った情報を伝えてしまう恐れがあるという課題があった。 発明の開示

本発明は、 このような状況に鑑みてなされたものであり、 確実、 かつ、 簡単に、 情報交換できるようにするものである。

本発明の情報処理装置は、 電子機器が近傍に配置されたことを検出する検出手 段と、 検出手段により電子機器が近傍に配置されたことが検出された場合、 電子 機器の識別情報を取得する取得手段と、 取得手段により取得された識別情報に基 づいて、 電子機器とネットワークを介して通信する通信手段と、 通信手段により 電子機器から得た情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。

検出手段は、 電磁波により通信を行うことにより電子機器を検出するようにす ることができる。

検出手段は、 赤外線により通信を行うことにより電子機器を検出するようにす ることができる。

識別情報は、 電話番号、 電子メールアドレス、 または、 コンテンツの U Rしで あるようにすることができる。

情報は、 電子機器の所有者の名前、 住所、 電話番号、 電子メールアドレス、 ま たは、 コンテンツの U R Lであるようにすることができる。

本発明の情報処理方法は、 電子機器が近傍に配置されたことを検出する検出ス テツプと、 検出ステップの処理により電子機器が近傍に配置されたことが検出さ れた場合、 電子機器の識別情報を取得する取得ステップと、 取得ステップの処理 により取得された識別情報に基づいて、 電子機器とネットワークを介して通信す る通信ステップと、 通信ステップの処理により電子機器から得た情報を記憶する 記憶ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。

本発明の記録媒体のプログラムは、 電子機器が近傍に配置されたことを検出す る検出ステップと、 検出ステップの処理により電子機器が近傍に配置されたこと が検出された場合、 電子機器の識別情報を取得する取得ステップと、 取得ステツ プの処理により取得された識別情報に基づいて、 電子機器とネットワークを介し て通信する通信ステップと、 通信ステップの処理により電子機器から得た情報を 記憶する記憶ステップとを含むことを特徴とする。

本発明のプログラムは、 電子機器が近傍に配置されたことを検出する検出ステ ップと、 検出ステップの処理により電子機器が近傍に配置されたことが検出され た場合、 電子機器の識別情報を取得する取得ステップと、 取得ステップの処理に より取得された識別情報に基づいて、 電子機器とネットワークを介して通信する 通信ステップと、 通信ステップの処理により電子機器から得た情報を記憶する記 憶ステップとコンピュータに実行させることを特徴とする。

本発明の情報処理装置および方法、 記録媒体、 並びにプログラムにおいては、 電子機器が近傍に配置されたことが検出された場合、 電子機器の識別情報が取得 され、 取得された識別情報に基づいて、 電子機器とネットワークを介して通信さ れ、 電子機器から得た情報が登録される。

ネットワークとは、 少なくとも 2つの装置が接続され、 ある装置から、 他の装 置に対して、 情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。 ネットワークを介し て通信する装置は、 独立した装置どうしであってもよいし、 1つの装置を構成し ている内部ブロックどうしであってもよい。 図面の簡単な説明

図 1は、 本発明を適用した情報処理システムの構成を示す図である。

図 2は、 図 1の携帯電話機の構成例を示すプロック図である。

図 3は、 図 1の通信装置の構成を示すブロック図である。

図 4は、 図 1の携帯電話機の通信処理を説明するフローチャートである。 図 5は、 図 1の携帯電話機および通信装置の通信処理を説明するフローチヤ一 トである。

図 6は、 図 1の携帯電話機および通信装置の他の通信処理を説明するフローチ ヤートである。 発明を実施するための最良の形態

以下、 図を参照して本発明の実施の形態について説明する。

図 1は、 本発明を適用した情報処理システムの構成例を表している。 この構成 例においては、 携帯電話機 1一 1および 1一 2は、 架電することにより、 携帯電 話網 2を介して基地局 3と無線通信が行われることで、 お互いに通信を行う。 ま た、 携帯電話機 1一 1および 1 _ 2は、 電子メール機能や WE B閲覧機能等を有 しており、 携帯電話網 2を介して、 インターネットに代表されるネットワーク 4 に接続されている基地局 3と無線通信を行うことで、 ネットワーク 4を介して通 信装置 5と接続されている （なお、 以下、 携帯電話機 1 _ 1および 1— 2を個々 に区別する必要がない場合、 単に携帯電話機 1と称する） 。

通信装置 5は、 街中等に設置された街頭端末であり、 ネットワーク 4に接続さ れている。 ユーザは、 通信装置 5を用いて、 好みのコンテンツを作成する。 作成 されるコンテンツとしては、 例えば、 通信装置 5上においてネットワーク 4を介 して、 図示せぬサーバから収集した情報に対して編集作業を行ったもの （すなわ ち、 飲食店の検索結果をまとめたもの） 、 または、 通信装置 5を用いて画像が撮 影され、 それに落書きなどが編集された画像データなどがある。 通信装置 5は、 これらのコンテンツの情報 （例えば、 U R L (Uni form Resource Locator)な ど） をネットワーク 4を介して携帯電話機 1に提供する。

また、 携帯電話機 1— 1 , 1— 2および通信装置 5は、 お互いを近接させるこ とにより、 電磁波を介して各種の情報を送受信する非接触近距離通信を行う。 なお、 この例においては、 基地局 3および通信装置 5をそれぞれ 1台とし、 携 帯電話機 1を 2台としたが、 接続の台数は任意である。

図 2は、 携帯電話機 1の構成例を示すブロック図である。 図 2において、 C P U (Central Process ing Unit) 2 1は、 R OM (Read Only Memory) 2 2に 記'慮されているプログラム、 または記憶部 3 0から R AM (Random Access Memory) 2 3にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。 R A M 2 3にはまた、 C P U 2 1が各種の処理を実行する上において必要なデータな ども適宜記憶される。

C P U 2 1、 R O M 2 2、 および R AM 2 3は、 バス 2 4を介して相互に接続 されている。 このバス 2 4にはまた、 入出力インタフェース 2 5も接続されてい る。

入出力ィンタフェース 2 5には、 各種のポタンゃスィツチなどにより構成され る入力部 2 6、 ユ^"ザの音声信号を取り込むマイクロフォン 2 7、 所定の情報を 表示するための LCD (Liquid Crystal Display) 2 8、 ユーザに対して音声信 号を出力するスピーカ 2 9などが接続されている。 入出力ィンタフェース 2 5に は、 さらに、 半導体メモリなどにより構成される記憶部 3 0と、 携帯電話網 2を 介して通信を行う通信部 3 1が接続されている。 入出力インタフェース 2 5には また、 他の電子機器 （例えば、 通信装置 5の非接触インタフェース 6 3) と非接 触近距離通信を行う非接触インタフェース （ I ZF) 3 2が接続されている。 非接触インタフェース 3 2は、 例えば、 通信装置 5の非接触インタフェース 6 3 (図 3) と電磁波を介して通信し、 記憶部 3 0などに記憶されている携帯電話 機 1の識別情報を非接触インタフェース 6 3に送信する。 また、 非接触インタフ エース 3 2は、 非接触インタフェース 6 3から電磁波を介して供給された情報を、 記憶部 3 0などに記憶したり、 記憶部 3 0を構成するデータベース （例えば、 ァ ドレス帳） に登録する。

図 3は、 通信装置 5の構成例を表している。 C PU 5 1乃至入出力インタフエ ース 5 5は、 図 2の携帯電話機 1の C PU 2 1乃至入出力ィンタフェース 2 5 と 基本的に同様の機能を有するものであるので、 その説明は省略する。

通信装置 5においては、 入出力インタフェース 5 5には、 入力表示部 5 8の他、 操作方法などの音声情報を出力するスピーカ 5 9、 カメラなどにより構成され、 ユーザを撮影し、 その撮影された画像データを入力する撮影部 6 0、 半導体メモ リまたはハードディスクなどにより構成される記憶部 6 1、 モデム、 ターミナル アダプタなどより構成されるネットワークインタフェース （I ZF) 6 2が接続 されている。

入力表示部 5 8は、 ユーザの指の操作を検知する透明なタブレツトにより構成 される入力部 5 6、 並びに入力部 5 6の下側に配置され、 文字、 図形などの画像 を有する L CD 5 7が設けられている。 また、 入力表示部 5 8には、 携帯電話機 1の非接触インタフェース 3 2と同様に、 他の電子機器と非接触近距離通信を行 う非接触インタフェース ( I /¥ ) 6 3が設けられる。 ネッ トワークインタフエ ース 6 2は、 インターネットに代表されるネットワーク 4を介しての通信処理を 行う。

入出力ィンタフェース 5 5にはまた、 必要に応じてドライブ 7 0が接続され、 磁気ディスク 7 1、 光ディスク 7 2、 光磁気ディスク 7 3、 或いは半導体メモリ 7 4などが適宜装着され、 それらから読み出されたコンピュータプログラムが、 必要に応じて記憶部 6 1にインストールされる。

次に、 図 4のフローチャートを参照して、 携帯電話機 1— 1と携帯電話機 1一 2の通信処理について説明する。 携帯電話機同士において電子メールァドレスま たは電話番号などを交換する場合、 携帯電話機 1一 1を所有するユーザと携帯電 話機 1一 2を所有するユーザは、 お互いに、 携帯電話機 1— 1および 1一 2を近 づける。 - 携帯電話機 1一 1および 1一 2の非接触インタフェース 3 2は、 それぞれ充分 短い周期で定期的に電磁波を送信している。 携帯電話機 1一 1と携帯電話機 1一 2とが近づくと、 携帯電話機 1一 1の非接触インタフ ース 3 2は、 携帯電話機 1一 2の非接触インタフェース 3 2からの電磁波を受信する。 これにより、 携帯 電話機 1一 1は、 携帯電話機 1一 2が近接したことを検出する。

したがって、 ステップ S 1において、 携帯電話機 1一 1の非接触インタフエ一 ス 3 2は、 携帯電話機 1一 2からの電磁波を受信したか否力 \ すなわち、 携帯電 話機 1一 2を検出したか否かを判断し、 携帯電話機 1一 2を検出するまで待機す る。 ステップ S 1において、 携帯電話機 1一 2を検出したと判断された場合、 ス テツプ S 2において、 携帯電話機 1一 1の非接触インタフェース 3 2は、 携帯電 話機 1一 2に識別情報を要求する。

携帯電話機 1一 2の非接触インタフェース 3 2は、 ステップ S 2 1において、 この携帯電話機 1一 1の要求を受信し、 ステップ S 2 2において、 記憶部 3 0に 記憶されている識別情報 （いまの場合、 電子メールア ドレス） を、 携帯電話機 1 — 1に送信する。 ステップ S 3において、 携帯電話機 1一 1の非接触インタフユース 3 2は、 携 帯電話機 1— 2からの電子メールアドレスを受信し、 ステップ S 4において、 通 信部 3 1は、 この電子メールアドレスを用いて、 記憶部 3 0に記憶されている携 帯電話機 1一 1の詳細情報 Aを、 無線通信により、 携帯電話網 2の基地局 3を介 して携帯電話機 1一 2に送信する。

この詳細情報は、 携帯電話機の所有者の名前、 電子メールアドレス、 電話番号、 住所、 生年月日、 または、 画像データなどの個人情報により構成される。

ステップ S 2 3において、 携帯電話機 1— 2の通信部 3 1は、 携帯電話機 1一 1からの詳細情報 Aを受信し、 それを C P U 2 1に供給する。 ステップ S 2 4に おいて、 携帯電話機 1一 2の C P U 2 1は、 その詳細情報 Aを記憶部 3 0に供給 し、 記憶部 3 0を構成するアドレス帳などのデータベースに登録させる。 ステツ プ S 2 5において、 携帯電話機 1— 2の通信部 3 1は、 受信した詳細情報 Aの中 から、 携帯電話機 1一 1の電子メールアドレスを用いて、 記憶部 3 0に記憶され ている携帯電話機 1一 2の詳細情報 Bを、 無線通信により、 携帯電話網 2の基地 局 3を介して携帯電話機 1一 1に送信する。

ステップ S 5において、 携帯電話機 1 _ 1の通信部 3 1は、 携帯電話機 1— 2 からの詳細情報 Bを受信し、 それを C P U 2 1に供給する。 ステップ S 6におい て、 携帯電話機 1— 1の C P U 2 1は、 その詳細情報 Bを記憶部 3 0に供給し、 記憶部 3 0を構成するァドレス帳などのデータベースに登録させる。

以上のように、 非接触インタフェースを用いて、 通信する相手を一旦確認し、 それに基づいて、 携帯電話網など別の通信方法を用いて、 詳細情報を交換し、 登 録するようにしたので、 簡単、 かつ確実に情報交換を行うことができる。

以上においては、 携帯電話機 1一 1が携帯電話機 1一 2を検出するように説明 したが、 携帯電話機 1一 2が携帯電話機 1一 1を検出するようにしてもよい。 なお、 以上において、 識別情報に電子メールアドレスを用いたが、 例えば、 電 話番号またはネットワークアドレスなど、 相手を特定できるもので、 かつ、 それ を用いて、 非接触ィンタフェース以外による通信ができるものであればよい。 上記説明において、 携帯電話網を用いた場合を説明したが、 その他のネットヮ ークとしてもよ 、。

次に、 図 5のフローチャートを参照して、 携帯電話機 1と通信装置 5の通信処 理について説明する。 通信装置 5は、 街中等に設置された街頭端末であり、 ネッ トワーク 4に接続されている。 ユーザは、 街頭端末である通信装置 5を用いて、 好みのコンテンツを作成する。 図 5の例の場合、 ユーザが、 ネットワーク 4を介 して図示せぬサーバから飲食店を検索し、 通信装置 5上でその検索結果をまとめ る。 これに対応して、 通信装置 5の L C D 5 7の検索結果画面上に、 例えば、 「ここに、 携帯電話機を近づけてください」 という表示とともに、 携帯電話機を 近づける位置が指示される。 L C D 5 7において、 指示された位置の下には、 非 接触インタフェース 6 3が配置されている。

ユーザは、 その検索結果がまとめられたコンテンッを携帯電話機 1において閲 覧するために、 携帯電話機 1を、 L C D 5 7により指示された位置 （L C D 5 7 の非接触インタフェース 6 3がある位置） に近づける。 携帯電話機 1の非接触ィ ンタフェース 3 2および通信装置 5の非接触インタフェース 6 3は、 それぞれ充 分短い周期で定期的に電磁波を送信している。 そこで、 ステップ S 4 1において、 通信装置 5の非接触インタフユース 6 3は、 携帯電話機 1からの電磁波を受信し たか否か、 すなわち、 携帯電話機 1を検出したか否かを判断し、 携帯電話機 1を 検出するまで待機している。 ステップ S 4 1において、 携帯電話機 1を検出した と判断された場合、 ステップ S 4 2において、 通信装置 5の非接触インタフエ一 ス 6 3は、 携帯電話機 1に識別情報を要求する。

携帯電話機 1の非接触インタフェース 3 2は、 ステップ S 6 1において、 この 通信装置 5の要求を受信し、 ステップ S 6 2において、 記憶部 3 0に記憶されて いる識別情報 （いまの場合、 電子メールアドレス） を、 通信装置 5に送信する。 ステップ S 4 3において、 通信装置 5の非接触インタフェース 6 3は、 携帯電 話機 1からの電子メールア ドレスを受信する。 ステップ S 4 4において、 ネット ワークインタフェース 6 2は、 この電子メールアドレスを用いて、 このユーザに より希望されたコンテンツの情報 （いまの場合、 例えば、 コンテンツの U R L ) を、 ネットワーク 4を介して携帯電話機 1に送信する。 実際には、 通信装置 5か らのコンテンツの情報は、 ネットワーク 4に接続された基地局 3により、 携帯電 話網 2を介して、 無線通信で携帯電話機 1に送信される。

ステップ S 6 3において、 携帯電話機 1の通信部 3 1は、 通信装置 5からのコ ンテンッの情報を受信し、 それを C P U 2 1に供給する。 ステップ S 6 4におい て、 携帯電話機 1の C P U 2 1は、 そのコンテンツの情報を記憶部 3 0に供給し、 記憶部 3 0に記憶させる。 ステップ S 6 5において、 通信部 3 1は、 その U R L を用いて、 携帯電話網 2を介してネットワーク 4のサーバにアクセスする。 実際 には、 携帯電話機 1は、 携帯電話網 2を介して無線通信により基地局 3と通信し、 その基地局 3を介してネットワーク 4に接続されたサーバにアクセスすることに より、 希望するコンテンツを取得できる。

以上により、 携帯電話機 1において、 通信装置 5で検索した結果を閲覧したり、 それらの情報をダウンロードすることができる。

このコンテンツ情報は、 飲食店の検索結果をまとめたコンテンツの U R Lとし たが、 例えば、 その検索された飲食店の U R Lの一覧としてもよい。

以上のように、 非接触インタフェースを用いて、 通信する相手をー且確認し、 それに基づいて、 携帯電話網またはインターネットなどの別の通信方法を用いて、 詳細情報を交換し、 記憶するようにしたので、 簡単、 かつ確実に情報交換を行う ことができる。

次に、 図 6のフローチャートを参照して、 携帯電話機 1と通信装置 5の他の通 信処理について説明する。 ユーザは、 街頭端末である通信装置 5を用いて、 好み のコンテンツ情報を作成する。 図 6の例の場合、 ユーザが、 通信装置 5を用いて 自分を撮影し、 撮影された画像データに落書きなどの画像編集を行う。 これに対 応して、 通信装置 5の L C D 5 7上に、 例えば、 「ここに、 携帯電話機を近づけ てください」 という表示とともに、 携帯電話機を近づける位置が指示される。 L C D 5 7において、 指示された位置の下には、 非接触インタフェース 6 3が配置 されている。 .

ユーザは、 その画像データを携帯電話機 1に取得するために、 携帯電話機 1を、 L C D 5 7により指示された位置 （L C D 5 7の非接触インタフェース 6 3があ る位置） に近づける。 携帯電話機 1の非接触インタフェース 3 2および通信装置 5の非接触インタフェース 6 3は、 それぞれ充分短い周期で定期的に電磁波を送 信している。 そこで、 ステップ S 8 1において、 携帯電話機 1の非接触インタフ ース 3 2は、 通信装置 5からの電磁波を受信したか否か、 すなわち、 通信装置 5を検出したか否かを判断し、 通信装置 5を検出するまで待機している。 ステツ プ S 8 1において、 通信装置 5を検出したと判断された場合、 ステップ S 8 2に おいて、 携帯電話機 1の非接触インタフェース 3 2は、 通信装置 5に識別情報を 要求する。

通信装置 5の非接触インタフェース 6 3は、 ステップ S 1 0 1において、 この 携帯電話機 1の要求を受信し、 ステップ S 1 0 2において、 記憶部 6 1に記憶さ れている識別情報 （いまの場合、 電子メールアドレス） を、 携帯電話機 1に送信 する。

ステップ S 8 3において、 携帯電話機 1の非接触インタフェース 3 2は、 通信 装置 5からの電子メールアドレスを受信し、 ステップ S 8 4において、 通信部 3 1は、 この電子メールアドレスを用いて、 記憶部 3 0に記憶されている詳細情報 をネットワーク 4を介して通信装置 5に送信する。 実際には、 携帯電話機 1から の詳細情報は、 携帯電話網 2を介して基地局 3と無線通信され、 基地局 3により ネットワーク 4を介して通信装置 5に送信される。

この詳細情報は、 携帯電話機の所有者の名前、 電子メールア ドレス、 電話番号、 住所、 生年月日、 または、 画像データなどの個人情報により構成されるが、 取得 したい情報を、 通信装置 5にて制限するようにしてもよいし、 公開したくない情 報を、 携帯電話機 1にて制限するようにしてもよい。 ^ ステップ S 1 0 3において、 通信装置 5のネットワークインタフェース 6 2は、 携帯電話機 1からの詳細情報を受信し、 それを C P U 5 1に供給する。 ステップ S 1 0 4において、 通信装置 5の C P U 5 1は、 その詳細情報を記憶部 6 1に供 給し、 記憶部 6 1を構成するデータベースに記憶させる。 ステップ S 1 0 5にお いて、 通信装置 5のネットワークインタフェース 6 2は、 受信した詳細情報の中 から、 携帯電話機 1の電子メールアドレスを用いて、 編集された画像データを、 ネットワーク 4を介して携帯電話機 1に送信する。 実際には、 ネットワークイン タフエース 6 2は、 ネットワーク 4を介して基地局 3と通信し、 基地局 3により、 携帯電話網 2を介して無線通信で携帯電話機 1に送信される。

ステップ S 8 5において、 携帯電話機 1の通信部 3 1は、 通信装置 5からの画 像データを受信し、 それを C P U 2 1に供給する。 ステップ S 8 6において、 携 帯電話機 1一 1の C P U 2 1は、 その画像データを記憶部 3 0に供給し、 記憶部 3 0に記憶させる。

これにより、 ユーザは、 通信装置 5で撮影された画像データを自分の携帯電話 機 1に取得し、 記憶することができる。

以上のように、 ユーザは、 希望する画像データを無料で取得できるかわりに詳 細情報を提供するので、 通信装置 5においては、 詳細情報、 すなわち、 個人情報 をデータベース化することができ、 その結果、 統計に用いたり、 ビジネスユース に役立つ情報とすることができる。

さらに、 この場合、 ユーザは、 詳細情報を提供するために、 煩わしい入力作業 をする必要がなくなり、 これにより、 通信装置 5のユーザによる占有時間も短縮 される。

以上においては、 識別情報としては、 電子メールアドレスを用いたが、 ネット ワークアドレスとしてもよい。

以上のように、 非接触インタフェースを用いて、 通信する相手を特定し、 それ に基づいて、 携帯電話網などの別の通信方法を用いて、 詳細情報を交換し、 登録 するようにしたので、 簡単、 かつ確実に情報交換を行うことができる。 上記説明においては、 半導体メモリなどによる記憶部に記憶されている情報を 取得するようにしたが、 固定的な情報であれば、 I Cカードなどにより構成され るようにしてもよい。 その場合、 非接近インタフェースは、 I Cカードのリーダ ライタを含むように構成してもよい。

また、 上記説明においては、 非接触インタフェースを用いて、 通信することに より、 通信相手を特定するようにしたが、 非接触インタフェースの代わりに、 O B E X (Object Exchange protoco l) プロ トコノレによる赤外,锒インタフェース を用いるようにしてもよい。

上述した一連の処理は、 ハードウェアにより実行させることもできるが、 ソフ トウエアにより実行させることもできる。 一連の処理をソフトウェアにより実行 させる場合には、 そのソフトウェアを構成するプログラムが、 専用のハードゥエ ァに組み込まれているコンピュータ、 または、 各種のプログラムをインス トール することで、 各種の機能を実行することが可能な、 例えば汎用のパーソナルコン ピュータなどに、 プログラム格納媒体からインストールされる。

コンピュータにインス トールされ、 コンピュータによって実行可能な状態とさ れるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、 図 3に示されるように、 磁気 ディスク 7 1 (フレキシブルディスクを含む） 、 光ディスク 7 2 (CD- ROM (Compact Di sc-Read Only Memory) _N DVD (Di gi tal Versat i l e Di sc)を含 む） 、 光磁気ディスク 7 3 (MD (Mini-Di sc) (商標） を含む） 、 もしくは半導体 メモリ 7 4などよりなるパッケージメディア、 または、 プログラムが一時的もし くは永続的に格納される R O M 5 2や、 記憶部 6 1などにより構成される。 なお、 本明細書において、 記録媒体に記録されるプログラムを記述するステツ プは、 記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、 必ずしも時 系列的に処理されなく とも、 並列的あるいは個別に実行される処理をも含むもの である。

なお、 本明細書において、 システムとは、 複数の装置により構成される装置全 体を表すものである。 00謂 455

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産業上の利用可能性

以上の如く、 本発明によれば、 正しい相手と確実に情報交換できる。 また、 本 発明によれば、 簡単に情報交換できる。

Claims

請求の範囲

1 . 電子機器が近傍に配置されたことを検出する検出手段と、

前記検出手段により前記電子機器が近傍に配置されたことが検出された場合、 前記電子機器の識別情報を取得する取得手段と、

前記取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、 前記電子機器とネッ トワークを介して通信する通信手段と、

前記通信手段により前記電子機器から得た情報を記憶する記憶手段と を備えることを特徴とする情報処理装置。

2 . 前記検出手段は、 電磁波により通信を行うことにより前記電子機器を検出 する

ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の情報処理装置。

3 . 前記検出手段は、 赤外線により通信を行うことにより前記電子機器を検出 する

ことを特微とする請求の範囲第 1項に記載の情報処理装置。

4 . 前記識別情報は、 電話番号、 電子メールアドレス、 または、 コンテンツの U R Lである

ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の情報処理装置。

5 . 前記情報は、 前記電子機器の所有者の名前、 住所、 電話番号、 電子メール アドレス、 または、 コンテンツの U R Lである

ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の情報処理装置。

6 . 電子機器が近傍に配置されたことを検出する検出ステップと、

前記検出ステップの処理により前記電子機器が近傍に配置されたことが検出さ れた場合、 前記電子機器の識別情報を取得する取得ステップと、

前記取得ステップの処理により取得された前記識別情報に基づいて、 前記電子 機器とネットワークを介して通信する通信ステップと、

前記通信ステップの処理により前記電子機器から得た情報を記憶する記憶ステ ップと を含むことを特徴とする情報処理方法。

7 . 電子機器が近傍に配置されたことを検出する検出ステップと、

前記検出ステップの処理により前記電子機器が近傍に配置されたことが検出さ れた場合、 前記電子機器の識別情報を取得する取得ステツプと、

前記取得ステップの処理により取得された前記識別情報に基づいて、 前記電子 機器とネットワークを介して通信する通信ステップと、

前記通信ステップの処理により前記電子機器から得た情報を記憶する記憶ステ ップと

を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され ている記録媒体。

8 . 電子機器が近傍に配置されたことを検出する検出ステップと、

前記検出ステップの処理により前記電子機器が近傍に配置されたことが検出さ れた場合、 前記電子機器の識別情報を取得する取得ステツプと、

前記取得ステップの処理により取得された前記識別情報に基づいて、 前記電子 機器とネットワークを介して通信する通信ステップと、

前記通信ステップの処理により前記電子機器から得た情報を記憶する記憶ステ ップと

をコンピュータに実行させるプログラム。