JP2001234990A - 変速装置 - Google Patents

変速装置

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JP2001234990A
JP2001234990A JP2000047310A JP2000047310A JP2001234990A JP 2001234990 A JP2001234990 A JP 2001234990A JP 2000047310 A JP2000047310 A JP 2000047310A JP 2000047310 A JP2000047310 A JP 2000047310A JP 2001234990 A JP2001234990 A JP 2001234990A
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rotation
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Hiroyuki Yokozawa
弘幸 横澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単純な構造であって、回転方向の変化を生じる
ことなく、基本的にブレーキ手段のみで変速を容易にす
る。また、変速装置の連接を容易にして部品の共通化を
図る。 【解決手段】入力歯車12とキャリア4に支承された偏
心回転子2の第一歯車21とが噛合し、偏心回転子2の
第二歯車22と出力歯車31とが噛合し、入力回転子1
の回転は偏心回転子2を経て出力歯車31に伝達され
る。キャリア4の回転速度が入力回転子1の回転速度よ
り速くならないように一方向クラッチ5と、キャリア4
の回転を制限するキャリアブレーキ43が設けられてい
る。入力歯車12、第一歯車21、第二歯車22及び出
力歯車31の歯数をそれぞれJ、K、M及びNとする
と、JM>KNである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力回転子の回転
を出力回転子に伝達し、操作により又は自動により変速
することに適した変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車の変速装置は後輪駆動軸やペダル
クランク軸に複数のスプロケット歯車を組み込まれて、
変速操作のときにはチェーンの掛け替えを行ったり、歯
車の噛合組合せ状態を変更したりしている。このため、
変速操作をするのは必ずしも容易ではない。特に、自転
車の登坂中は低速であるから、このような変速操作によ
っても自転車が不安定になり易い。また、自転車の発走
時にも強い力が必要であるが、このような変速装置は自
転車の発走前や登坂走行時に変速操作を容易にすること
ができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、単純な構造で
あって、自転車の停止中、登坂走行中等であっても、軽
い力で変速することが可能になれば、安全性や乗り心地
が向上する。
【0004】本発明の目的は、簡単な構造であって、回
転方向が反転することなく、容易な操作により又は自動
的に変速することが可能な変速装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力回転子、
出力回転子及びキャリアの回転軸が同心であって、キャ
リアに支承された偏心回転子が、入力回転子と出力回転
子に係合して、入力回転子の回転を出力回転子に伝達さ
せる。これらの回転子が回転するときに係合する係合部
の長さに一定の条件を付与し、また、キャリアの回転を
制限する回転制限手段、キャリアと入力回転子との間に
は一方向クラッチを設ける。これによって、キャリアの
回転を制限することのみをもって容易に変速可能にす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を以
下に説明する。
【0007】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、入力回転子と、入力回転子に同心の出力
回転子と、入力回転子に同心のキャリアと、キャリアに
回転自在に支承されて入力回転子に係合する第一係合部
及び出力回転子に係合する第二係合部を有して入力回転
子の回転を出力回転子に伝達する一又は二以上の偏心回
転子と、入力回転子とキャリアとの間に介在する一方向
クラッチ手段と、キャリアの回転を制限する回転制限手
段と、を備えている。
【0008】また、入力回転子及び偏心回転子が回転す
るときに互いに係合する係合部の長さをそれぞれJ及び
K、偏心回転子及び出力回転子が回転するときに互いに
係合する係合部の長さをそれぞれM、Nであるとする
と、JM>KNである。
【0009】ここで、キャリアの回転を禁止した場合に
は、各係合部の長さで決まり、出力回転子の回転速度
は、入力回転子の回転速度のJ/K×M/N倍となる。
また、キャリアの回転を許可した場合には、入力回転
子、出力回転子及びキャリアの回転の回転速度をそれぞ
れ、A、B及びCとすると、 JM(A−C)=KN(B−C)
【0010】従って、C>Aにならなければ、B<Aと
なることはない。そこで、キャリアの回転速度が入力回
転子の回転速度より速くならないよう一方向クラッチを
設けることによって、偏心回転子が空転することなく、
入力回転子の回転を出力回転子の伝達することができ
る。
【0011】これらの回転の伝達は、歯車同士の噛合、
摩擦ローラー同士の係合、電磁力作用等の回転力伝達手
段によって行うことができる。
【0012】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、入力回転子及び出力回転子はそれぞれ入
力歯車及び出力歯車を有し、第一係合部及び第二係合部
はそれぞれ第一歯車及び第二歯車であって、入力歯車と
第一歯車とが噛合し、第二歯車と出力歯車とが噛合し
て、第一歯車と第二歯車は一体となって回転する。
【0013】このように各回転子が歯車である場合に
は、エネルギー損失の少なく応答性のよい歯車機構を構
成することができ、最適な効果を発揮する。
【0014】この場合においても、入力回転子の歯車の
歯数J、偏心回転子の第一歯車の歯数K、偏心回転子の
第二歯車の歯数M、出力回転子の歯車の歯数Nの間に、
JM>KNなる関係があれば、キャリアの回転を禁止し
ないときの出力歯車の回転速度は、キャリアの回転が一
方向クラッチによって入力歯車の回転速度を超えること
ができないから、入力歯車の回転速度に等しくなる。
【0015】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、入力歯車及び出力歯車はそれぞれ内歯歯
車及び外歯歯車であって、偏心回転子は環状歯車であっ
て、第一歯車及び第二歯車はそれぞれ外歯歯車及び内歯
歯車である。
【0016】これによって、入力回転子の内歯歯車と偏
心回転子の第一歯車、偏心回転子の第二歯車と出力回転
子の外歯歯車とがそれぞれ互いに噛合するため、部品数
が少なく、容積も小さくすることに適している。
【0017】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、偏心回転子は遊星歯車であって、第一歯
車及び第二歯車は一体に形成された外歯歯車である。
【0018】このように、偏心回転子が一体となった二
つの外歯歯車を備えた一つの遊星歯車又は二つ以上の遊
星歯車である場合には、全体の容積を小さく、簡単な構
造にすることが容易である。また、遊星歯車を二つ以上
組み付けることによって、回転時の騒音や振動を低減す
ることに適している。
【0019】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、回転制限手段は、キャリアの回転速度を
制限する。前述のキャリアの回転を許可した場合の関係
式 JM(A−C)=KN(B−C) より、入力回転
子の回転速度Aが一定のとき、出力回転子の回転速度B
は、キャリアの回転速度Cに応じて変速される。
【0020】また、キャリアが高速回転中にこれを急に
停止させたり、停止中のキャリアを急に回転許可する
と、入力回転子の回転駆動トルクが急変して、入力側に
衝撃を与える可能性があるが、このような衝撃を緩和す
るため、キャリアの回転速度の変化は摩擦、電磁力等に
よって徐々に変化させて制動することによって、変速を
一層容易にして好適な効果を奏する。
【0021】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、回転制限手段は、キャリアの回転角度を
制限する。
【0022】このようにすることによって、キャリアの
回転が許可されているときには、キャリアが入力回転子
と共に回転して、入力回転子と出力回転子の回転速度は
同じになるが、入力回転子が回転を始めてからキャリア
が一定の角度だけ回転したときに、キャリアの回転を禁
止することによって、自動的に変速することができる。
【0023】例えば、一端を固定し、他端をキャリアの
外周縁部に掛着した発条を備え、キャリアが一定の角度
だけ回転したときに、発条の弾発力によってキャリアの
回転を徐々に制動し、入力回転子が回転を停止したと
き、キャリアが自動的に元の回転角度に復帰するように
してもよい。例えば、自転車でペダルを回転させている
ときはキャリアの回転が禁止され、乗り手がペダルを止
めたときに自動的にキャリアが元の位置に戻って回転が
禁止されていない状態にすると、自転車の発走時や登坂
で足を休めた後には低速が得られる。
【0024】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、回転制限手段は、キャリアから回転制限
手段へ伝達されるトルクを制限するトルクリミッターを
有する。
【0025】変速操作時に入力回転子が受ける衝撃はキ
ャリアの回転速度の変化を小さくすることによって緩和
することが可能であるから、高価でエネルギー損失の大
きな流体継手を用いないでも、回転制限手段に備えたト
ルクリミッターは、変速過渡時に回転制限手段がキャリ
アから受けるトルクが一定の大きさを超えないようにす
ることによって、入力回転子が受ける衝撃を緩和するこ
とができる。
【0026】本発明の変速装置は、その好ましい実施の
形態において、二つ以上の変速装置を並列に連接した場
合においては、それらの変速装置のうちの少なくともい
ずれか一つを除いて一方向クラッチを省略することがで
きる。
【0027】このような並列の連接の場合には、各変速
装置の入力回転子はそれぞれに外部から駆動され、各変
速装置の出力回転子の回転軸を共通化する。いずれのキ
ャリアも回転が許可しているとき、出力回転子の回転速
度は一方向クラッチを設置した変速装置の歯車の歯数比
で確定されて、他の変速装置の影響は受けない。
【0028】キャリアの回転を禁止しているとき、各変
速装置のキャリアの回転を選択的に禁止することによっ
て、各変速装置ごとの変速比のいずれか一つを選択し
て、共通化された出力軸から出力を取り出すことも容易
である。
【0029】また、二つ以上の変速装置を、直列に連接
して、前段変速装置の出力軸と次段変速装置の入力軸を
結合した場合には、連接後の変速比は各段変速装置の変
速比の積となる。更に、変速装置を直列及び/又は並列
に連接することによって多段変速装置を容易に構成する
ことができる。
【0030】
【実施例】以上に説明した本発明の好ましい実施の形態
を更に明確化するために、図面を参照して本発明の実施
例を以下に説明する。
【0031】[実施例1]本実施例は、本発明による変
速装置を自転車の後輪駆動軸部に適用した場合の一実施
例であり、図1及び図2を用いて説明する。
【0032】本発明による変速装置が自転車の後輪軸に
装置されて、入力回転子1はスプロケット歯車11と入
力歯車12を有し、キャリア4に回転自在に支承された
偏心回転子2は環状歯車であって第一歯車21と第二歯
車22を有し、出力回転子3は出力歯車31を有してい
る。チェーン81で駆動された入力回転子1の回転は偏
心回転子2を経て出力回転子3に伝達されるよう各歯車
が噛合して構成されている。キャリア4と入力回転子1
の間には、キャリア4の回転速度が入力回転子1の回転
速度より速くならないように一方向クラッチ5が介在し
ている。また、キャリア4には円板42が設けられ、円
板42の回転を制限するソレノイドによって電磁気力で
作動するキャリアブレーキ43(回転制限手段)が設け
られている。
【0033】自転車を発走させるとき、キャリアブレー
キ43内部のソレノイドが無励磁であるため、円板42
の回転が許可されており、入力回転子1とキャリア4と
は一緒になって回転するから、出力回転子3及び入力回
転子1の回転速度は同じになる。これによって、乗り手
が軽い力ペダルを踏むと、後輪のハブ32が回転し、容
易に走り出すことができる。
【0034】乗り手が図示されていないボタンを操作す
ると、電池からの電流がワイヤ83に流れてソレノイド
が励磁され、キャリアブレーキ43と円板42との摩擦
によってキャリア4の回転が制動される。これによっ
て、入力回転子1に対して出力回転子3の回転速度は増
速されて、自転車を高速で走らせることができる。
【0035】[実施例2]本実施例は、本発明による変
速装置を自転車のペダルクランク軸部に適用した場合の
実施例であり、図3を用いて説明する。
【0036】本発明による変速装置が自転車のペダルク
ランク軸に装置されて、入力回転子1及び出力回転子3
には、それぞれペダルクランク84及びスプロケット歯
車11が取り付けられている。偏心回転子2はキャリア
4に回転自在に支承されて、その第一歯車21は入力歯
車12と噛合し、第二歯車22は出力歯車31と噛合し
ている。キャリア4と入力回転子1の間には、キャリア
4の回転速度が入力回転子1の回転速度より速くならな
いように一方向クラッチ5が介在している。また、キャ
リア4の外周を囲むようにベルト状のキャリアブレーキ
43が設けられて、これを緊張させることによって、キ
ャリア4とキャリアブレーキ43との間の摩擦力が発生
してキャリア4の回転を制動することができる。
【0037】これによって、キャリア4の回転を許可し
ているときは、スプロケット歯車11はペダルクランク
84と同じ回転速度で回転する。また、キャリアブレー
キ43によってキャリアの回転を制動したときは、スプ
ロケット歯車11の回転はペダルクランク84の回転に
対して増速される。
【0038】[実施例3]本実施例は、本発明による変
速装置を偏心回転子に遊星歯車を用いた場合の実施例で
あり、図4を用いて説明する。
【0039】入力回転子1の回転軸10の回転が出力回
転子3の回転軸30に伝達されるように構成され、キャ
リア4に回転自在に支承された偏心回転子2は3つの遊
星歯車が入力回転子1と出力回転子3の周囲を取り囲む
ようにして回転する。各遊星歯車の第一歯車21は入力
歯車12と噛合し、第二歯車22は出力歯車31と噛合
している。キャリア4と入力回転子1のクラッチ係合板
13との間には、キャリア4の回転速度が入力回転子1
の回転速度より速くならないように一方向クラッチ5が
介在している。また、キャリア4の外周を囲むようにベ
ルト状のキャリアブレーキ43が設けられて、これを緊
張させることによって、キャリア4のドラム状の外周部
とキャリアブレーキ43との間の摩擦力が発生してキャ
リア4の回転を制動することができる。
【0040】[実施例4]本実施例は、本発明による二
つ以上連接した変速装置の実施例であり、図5を用いて
説明する。
【0041】第一段及び第二段変速装置は並列に、第三
段変速装置はこれらに対して直列に連接されている。駆
動軸60の二つの駆動歯車61は第一段及び第二段変速
装置の環状の入力歯車12に噛合し、第一段及び第二段
変速装置の出力軸並びに第三段変速装置の入力軸10は
一体に結合されている。また、第二段変速装置の一方向
クラッチは省略されている。各段変速装置の偏心回転子
3には遊星歯車を用いている。
【0042】第一段及び第二段変速装置のキャリア4の
回転が共に許可されているときには、第一段変速装置の
一方向クラッチ5の作用によって第三段変速装置の入力
回転軸10の回転速度は第一段変速装置の入力回転歯車
12と同じになる。第一段又は第二段変速装置のいずれ
か一方のキャリア4の回転を禁止したときには、第三段
変速装置の入力回転軸10の回転速度はキャリア4の回
転を禁止した側の変速装置で決まる。
【0043】一方、第三段変速装置の入力回転軸10に
対する出力回転軸30の回転速度の比は第三段変速装置
のキャリアブレーキの作動状態によって決定される。
【0044】
【発明の効果】入力回転子と出力回転子の回転方向は変
速操作の前後で変化することなく、全ての歯車は常に噛
合した状態が維持されて、変速操作又は自動変速は基本
的にキャリアのブレーキ手段のみですることができる。
また、部品数が少なく、簡単な構造にすることが可能で
あるから、構成が単純、小型化されて、軽量でかつ製造
コストも低減する。特に、自転車に装置することによっ
て、乗り手がレバーや電気的スイッチを操作し、又は、
自転車の走行状態に応じて自動的に変速させて、好適に
効果を奏する。
【0045】このような変速装置は連接して組み合わせ
ることによって容易に多段変速装置に構成することがで
きる。これに伴って、部品を共通標準化して製作コスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る変速装置を説明するた
めの図であって、要部の正面断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る変速装置を説明するた
めの図であって、要部の側面図である。
【図3】本発明の実施例2に係る変速装置を説明するた
めの図であって、要部の正面断面図である。
【図4】本発明の実施例3に係る変速装置を説明するた
めの図であって、要部の正面断面図である。
【図5】本発明の実施例4に係る変速装置を説明するた
めの図であって、スケルトン図である。
【符号の説明】
1…入力回転子、10…入力回転軸、11…スプロケッ
ト歯車、12…入力歯車、13…クラッチ係合板 2…偏心回転子、20…偏心回転軸、21…偏心第一歯
車、22…偏心第二歯車 3…出力回転子、30…出力回転軸、31…出力歯車、
32…ハブ 4…キャリア、41…スリーブ、42…円板、43…キ
ャリアブレーキ 5…一方向クラッチ 60…駆動軸、61…駆動歯車 7…ハウジング 81…チェーン、82…フレーム、83…ワイヤ、84
…ペダルクランク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力回転子と、該入力回転子に同心の出力
    回転子と、該入力回転子に同心のキャリアと、該キャリ
    アに回転自在に支承されて該入力回転子に係合する第一
    係合部及び該出力回転子に係合する第二係合部を有して
    該入力回転子の回転を該出力回転子に伝達する一又は二
    以上の偏心回転子と、該入力回転子と該キャリアとの間
    に介在する一方向クラッチ手段と、該キャリアの回転を
    制限する回転制限手段と、を備え、 該入力回転子及び該偏心回転子が回転するときに互いに
    係合する係合部の長さをそれぞれJ及びK、該偏心回転
    子及び該出力回転子が回転するときに互いに係合する係
    合部の長さをそれぞれM、Nであるとすると、JM>K
    Nであること、を特徴とする変速装置。
  2. 【請求項2】前記入力回転子及び前記出力回転子はそれ
    ぞれ入力歯車及び出力歯車を有し、前記第一係合部及び
    前記第二係合部はそれぞれ第一歯車及び第二歯車であっ
    て、該入力歯車と該第一歯車とが噛合し、該第二歯車と
    該出力歯車とが噛合し、 前記の入力回転子及び偏心回転子が回転するときに互い
    に係合する係合部の長さはそれぞれ該入力歯車及び該第
    一歯車の歯数であり、前記の偏心回転子及び出力回転子
    が回転するときに互いに係合する係合部の長さはそれぞ
    れ該第二歯車及び該出力歯車の歯数であること、 を特徴とする請求項1記載の変速装置。
  3. 【請求項3】前記入力歯車及び前記出力歯車はそれぞれ
    内歯歯車及び外歯歯車であって、前記偏心回転子は環状
    歯車であって、前記第一歯車及び前記第二歯車はそれぞ
    れ外歯歯車及び内歯歯車であること、を特徴とする請求
    項2記載の変速装置。
  4. 【請求項4】前記偏心回転子は遊星歯車であって、前記
    第一歯車及び前記第二歯車は一体に形成された外歯歯車
    であること、を特徴とする請求項2又は3記載の変速装
    置。
  5. 【請求項5】前記回転制限手段は、前記キャリアの回転
    速度を制限すること、を特徴とする請求項1〜4のいず
    れか一記載の変速装置。
  6. 【請求項6】前記回転制限手段は、前記キャリアの回転
    角度を制限すること、を特徴とする請求項1〜5のいず
    れか一記載の変速装置。
  7. 【請求項7】前記回転制限手段は、前記キャリアから該
    回転制限手段へ伝達されるトルクを制限するトルクリミ
    ッターを有すること、を特徴とする請求項1〜6のいず
    れか一記載の変速装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7記載のいずれか一又は二以上
    の変速装置を並列に二以上連接し、該変速装置のうちの
    少なくともいずれか一を除いて前記一方向クラッチを省
    略したこと、を特徴とする変速装置。
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