JP2001234875A - チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置 - Google Patents

チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置

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JP2001234875A JP2000044734A JP2000044734A JP2001234875A JP 2001234875 A JP2001234875 A JP 2001234875A JP 2000044734 A JP2000044734 A JP 2000044734A JP 2000044734 A JP2000044734 A JP 2000044734A JP 2001234875 A JP2001234875 A JP 2001234875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク液の吸引負圧や吸引流速等のポンプ性
能を損なうことなく、ポンプ負荷のみを低減させ、か
つ、長期の繰返し使用にも流速低下等の不都合を起こす
ことなく耐久性に優れ、しかも、チューブのはり付きや
異音の発生等の不都合がないチューブポンプを提供す
る。また、上記チューブポンプを搭載したインクジェッ
ト式記録装置を提供する。 【解決手段】 可撓性チューブ51と、前記可撓性チュ
ーブの外形を規制するチューブ支持面52を有するポン
プフレーム42と、可撓性チューブを加圧変形させる回
転可能に取り付けられたローラ43a、43bとを備
え、前記ローラによって可撓性チューブを加圧変形させ
て圧力を発生するチューブポンプにおいて、前記可撓性
チューブ51として、硬度が34乃至46度の付加反応
加硫ゴム物質からなるチューブを用いることを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブポンプお
よびこれを用いたインクジェット式記録装置に関し、よ
り詳細には可撓性チューブをローラによって加圧し、チ
ューブの変形を利用して圧力を発生するチューブポン
プ、およびこのチューブポンプを搭載し、チューブポン
プにより発生する負圧を利用して記録ヘッドよりインク
を排出するインク吐出能力の回復手段を備えたインクジ
ェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷時の
騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、昨今においてはカラー印刷を中心とし
た多くの印刷に使用されている。このようなインクジェ
ット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの
供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙
を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を
備え、印字信号に応じて記録ヘッドを移動させながら記
録用紙にインク滴を吐出させてドットを形成することで
記録が行われる。インクジェット式記録装置は、このよ
うにインクという液体を扱う関係上、記録ヘッドへのイ
ンクの充填や、インク溶媒の揮散によるノズル開口の目
詰まりを防止するために、記録ヘッドからインクを強制
的に吸引排出させるインク吐出能力の回復処理が実行さ
れる。このような記録ヘッドの目詰まり解消のため、ま
たは記録ヘッド内に気泡が残留している場合のためにな
されるインクの強制的な排出処理は、クリーニング操作
と呼ばれ、記録装置の長時間の休止後に印刷を再開する
場合や、ユーザが印字かすれ等の印字品質不良を認識
し、クリーニングスイッチを操作した場合に実行され
る。
【0003】このクリーニング操作においては、記録ヘ
ッドをキャッピング手段により封止して負圧を作用させ
ることで、記録ヘッドのノズル開口よりインクを排出さ
せると共に、キャッピング手段内に排出されたインクを
負圧により吸引して廃インクタンクに送り出し、その後
にゴムなどの弾性板からなるクリーニング部材により、
記録ヘッドのノズルプレートをワイピングするシーケン
スが実行される。
【0004】前記キャッピング手段内に負圧を与える手
段としては、比較的構造が簡単で小形化が図りやすく、
しかもインクの吸引および排出する機構部分で汚染を生
じさせない、いわゆるチューブポンプが用いられてい
る。このチューブポンプは例えば図7に示すような構成
とされている。
【0005】即ち、このチューブポンプ100では、ポ
ンプホイール101に軸支されたローラ102によっ
て、チューブ103、104はポンプフレーム105に
押し付けられる。前記ローラ102は、前記チューブ1
03、104を押し潰しながら回転し、これによりチュ
ーブ103、104内に圧力を発生させてキャッピング
手段106に負圧を与える。そして、記録ヘッドから前
記負圧により強制的にインクを排出させると共に、さら
にキャッピング手段106内に排出されたインクを吸引
して、廃インクタンクに送り出すように作用する。
【0006】通常、前記チューブポンプ100における
チューブとして、流路が1つ形成された1本のチューブ
が用いられているが、、チューブポンプの小型化ため、
あるいはまたインクの吸引量(送出し量)を増大させる
ため、図7に示すように流路が1つ形成されたチューブ
103、104が2本用いられることもある。
【0007】前記チューブの構成材としては、可撓性を
有し、繰返し反発弾性の持続性に優れ、容易に所望の外
径、肉厚のチューブに成形加工できる天然ゴム、合成ゴ
ム、熱可塑性エラストマー等のゴム質材料から選択され
る。これらの中でも、強度的にもある程度強く、永久圧
縮歪みが小さく、かつ耐熱、耐寒、耐候、耐オゾン、耐
溶剤性等の諸特性に優れた珪素ゴム製のチューブが最も
多く用いられている。一般に、チューブ等の成型品製造
用の珪素ゴムは、過酸化物により架橋された加硫品が用
いられる。そして、従来、上記チューブポンプに用いら
れるチューブは、通常、その硬度が60度(JIS−A
硬度)程度のものが使用されていた。これは、上記程度
の硬度のものが、チューブ押しつぶし後の復元力が良
く、所定の液流速達成の確実性が高いと考えられていた
からである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のイン
クジェット式記録装置は、益々小型軽量化と省エネルギ
ー化が要求され、しかも作動の高速化と確実性の向上も
要求されるようになってきている。そのため、インクジ
ェット式記録装置に装着されるチューブポンプもポンプ
負荷の低減が強く要求されている。インク液の吸引負圧
や吸引流速を減ずることなくポンプ負荷を下げる方策と
して、チューブ材質の硬度を低下させることが考えられ
る。しかしながら、従来のチューブ材料(過酸化物によ
り架橋された加硫品)からなる低硬度のチューブを使用
した場合、例えば、ポンプ回転途中に電源コンセントが
抜かれた等の理由により、ローラがチューブを押しつぶ
した状態で放置されると、2、3日でチューブの内壁同
士がはりつき、復帰(回復)せず、チューブポンプの故
障につながるという技術的課題があった。
【0009】本発明の目的は、上記した従来の問題点を
解決し、インク液の吸引負圧や吸引流速等のポンプ性能
を損なうことなく、ポンプ負荷のみを低減させ、かつ、
長期の繰返し使用にも流速低下等の不都合を起こすこと
なく耐久性に優れ、しかも、チューブのはりつきや異音
の発生等の不都合がないチューブポンプを提供するにあ
る。また、本発明の更に他の目的は、上記チューブポン
プを搭載したインクジェット式記録装置を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、可撓性
チューブと、前記可撓性チューブの外形を規制するチュ
ーブ支持面を有するポンプフレームと、可撓性チューブ
を加圧変形させる回転可能に取り付けられたローラとを
備え、前記ローラによって可撓性チューブを加圧変形さ
せて圧力を発生するチューブポンプにおいて、前記可撓
性チューブとして硬度が34乃至46度の付加反応加硫
ゴム物質からなるチューブを用いることを特徴とするチ
ューブポンプが提供される。
【0011】また、本発明によれば、前記可撓性チュー
ブを構成するゴム物質が付加反応加硫珪素ゴムであるこ
とを特徴とするチューブポンプが提供される。更に、本
発明によれば、前記可撓性チューブが無色透明であるこ
とを特徴とするチューブポンプが提供される。また、本
発明によれば、前記ポンプフレームに設けられたチュー
ブ支持面が円弧形状を有し、前記可撓性チューブが前記
ローラにより該円弧形状のチューブ支持面に押圧される
期間を角度で表したとき、該角度が171乃至177度
の範囲にあることを特徴とするチューブポンプが提供さ
れる。
【0012】また、本発明によれば、前記可撓性チュー
ブには複数の流路が形成されると共に、前記流路を構成
する管壁が連結部によって連結され一体化されたもので
あることを特徴とするチューブポンプが提供される。更
に本発明によれば、印刷データに対応してインク滴を吐
出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッド
のノズル形成面を封止すると共に、ポンプユニットから
の負圧を受けて記録ヘッドよりインクを吸引するキャッ
ピング手段とを備えたインクジェット式記録装置であっ
て、前記ポンプユニットとして、前記したいずれかのチ
ューブポンプを具備したことを特徴とするインクジェッ
ト式記録装置を提供される。
【0013】本発明にかかるチューブポンプは、用いら
れる可撓性チューブが付加反応加硫されたゴム状弾性体
からなる低硬度チューブであることが構成上の特徴であ
る。従来使用されてきた可撓性チューブ、例えば珪素ゴ
ム製チューブは、硬度(JIS−A硬度)が60度程度
の過酸化物加硫品が一般的であり、この程度の硬度のも
のが押しつぶした後のチューブ復元力が良く、規定され
た流速を出し易いと一般に考えられていたのである。従
来、硬度が40度程度の低硬度品を使用した場合、例え
ばポンプ回転途中に電源コンセントを抜かれた等の理由
により、ローラがチューブを押しつぶした状態で放置さ
れると、2、3日でチューブの内壁同士がはりつき、復
帰しなくなり、チューブポンプとしての機能を果たせな
くなるということが知られていた。
【0014】本発明では、付加反応架橋(加硫)された
低硬度のゴム状高分子物質、例えば珪素ゴム、からなる
チューブを使用することにより上記不都合を回避し、ポ
ンプ負荷を従来の高硬度品(60度程度)使用の場合に
比較して35%以上も低下させることに成功したもので
ある。加硫ゴムの物性、特に、耐残留歪み、耐クリープ
性等の物性は、例え、架橋密度が同一でも、架橋点の化
学構造によってかなり変化することは知られていたが、
後記の実施例、比較例からも分かるように、本発明で使
用する付加反応加硫(架橋)された加硫ゴムは低硬度で
あるにも拘わらず、反発弾性が径時的に殆ど変化せず復
元力持久性に優れている。
【0015】一方、最近では、インクジェット式記録装
置用チューブポンプ等の配管系統は、いわゆるバルブレ
スの採用によって空吸引工程が不要となり、従来に比べ
ローラによるチューブの押しつぶし回数を減少させるこ
とが可能になったこと、及び、つぶし角度(ローラによ
りチューブが支持面に押圧される円弧距離を角度で表示
したもの)が半円弧近くに短縮されかつ、2個つぶし
(チューブの2か所を2つのローラで同時に潰すこと)
をつくらないように構成されるようになってきているた
め、従来のチューブのような高耐久性は求められなくな
ってきている。
【0016】本発明にかかる低硬度チューブは、従来の
高硬度チューブのような高耐久性は有しないものの、実
使用においては十分耐久性を有するものであり、ポンプ
負荷を従来の高硬度品(60度程度)使用の場合に比較
して35%以上も低下させることができる。更に、上記
ポンプ負荷の低減効果以外に、チューブの反発弾性が小
さくなったためローラがチューブから離れる速度が落
ち、ローラがポンプホイールに衝突する際の異音を減少
させることができる。
【0017】また、付加反応加硫のゴム物質は過酸化物
加硫のものに比べて粘着性が少なく、チューブがつぶさ
れた状態で放置されるとチューブの内壁同士がはり付い
てしまうという従来の不都合を回避することができる利
点もある。また、前記可撓性チューブに複数の流路が形
成されると共に、前記流路を構成する管壁が連結部によ
って連結され一体化された態様のものは、管壁の肉厚が
通常の管チューブの肉厚と同等であれば、その流路を除
く断面積は、従来のものの断面積よりも連結部の断面積
分多くなり、その結果、ローラが可撓性チューブを押し
潰しながら回転しても、可撓性チューブは伸ばされ難
く、弛みも生じ難い。
【0018】このように可撓性チューブに弛みが生じ難
いため、可撓性チューブがポンプフレームから浮き上が
り、ポンプホイールと接触し擦れることもなく、これに
起因する破損を防止することができるという利点を有す
る。また、複数の流路が形成されているために、複数の
通常のチューブを組み付ける場合に比べて、容易に組み
つけることができる。また、本発明の上記チューブポン
プを用いたインクジェット式記録装置は、所要電力が低
減され、かつ、可撓性チューブに起因するチューブポン
プの故障を極力防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるチューブポ
ンプを用いたインクジェット式記録装置について、図に
示す実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明が適
用されたインクジェット式記録装置の全体構成を示すも
のである。図1において符号1はキャリッジであり、こ
のキャリッジ1はキャリッジモータ2により駆動される
タイミングベルト3を介し、ガイド部材4に案内されて
プラテン5の軸方向に往復移動されるように構成されて
いる。キャリッジ1の記録用紙6に対向する側には、図
には現れていないがインクジェット式記録ヘッドが搭載
され、またその上部には前記記録ヘッドにインクを供給
するブラックインクカートリッジ7、およびカラーイン
クカートリッジ8が着脱可能に装填されている。
【0020】図中符号9は、非印字領域(ホームポジシ
ョン)に配置されたキャッピング手段であって、キャリ
ッジ1に搭載された記録ヘッドが直上に移動した時に上
昇し、記録ヘッドのノズル形成面を封止できるように構
成されている。そしてキャッピング手段9の下方には、
キャッピング手段9の内部空間に負圧を与えるためのポ
ンプユニットとしての後述するチューブポンプ10が配
置されている。前記キャッピング手段9は記録装置の休
止期間中における記録ヘッドのノズル開口の乾燥を防止
する蓋体として機能する他、記録ヘッドに印刷とは関係
のない駆動信号を印加してインク滴を空吐出させるフラ
ッシング動作時のインク受けとして機能し、さらに前記
チューブポンプ10からの負圧を記録ヘッドに作用させ
て、インクを吸引するクリーニング手段としての機能も
兼ね備えている。
【0021】そして、キャッピング手段9における印字
領域側の近傍には、ゴムなどの弾性板を備えたワイピン
グ手段11が、水平方向に進退可能となるように配置さ
れていて、キャリッジ1がキャッピング手段9側に往復
移動する際に、記録ヘッドの移動経路上にワイピング部
材が進出できるように構成されている。
【0022】図2は前記した記録装置に装備された記録
用紙の給排紙機構およびチューブポンプに対する駆動力
伝達機構の一例を示したものである。符号21は紙送り
ローラを示しており、この紙送りローラ21の一端には
歯車22が配置され、紙送りモータ23の軸上に配置さ
れたピニオン24からアイドラ25を介して駆動される
ように構成されている。また給紙ローラ駆動軸26の一
端には歯車27が配置され、クラッチ機構を構成する移
動歯車28を介して前記歯車22と係合して図示せぬカ
ットシートフィーダに動力を伝達し、記録用紙の給紙
(ローディング)が行われるように構成されている。ク
ラッチ機構を構成する前記移動歯車28は、常時は図示
しないバネにより図2に示すように両歯車22,27か
ら離れた位置を保持し、またホームポジションと対向す
る端部に移動するキャリッジ1に押圧されて軸方向に移
動し、前記歯車22,27に介在して両者の噛み合いが
接続されるように構成されている。
【0023】一方、チューブポンプ10は、紙送りモー
タ23に配置された前記ピニオン24からアイドラ2
9、および排紙ローラ歯車30を介して、排紙ローラ3
1の他端に装着された歯車32によって駆動される。チ
ューブポンプ10の駆動軸33には、排紙ローラ31の
他端に装着された歯車32からアイドラ34を介して噛
み合う歯車35が装着されている。この歯車35が装着
された軸33には、その背面に配置されたバネ36に押
されて摩擦回転するアーム37を備えたクリーナカム3
8が遊転自在に取り付けられていて、アーム37の回転
によりゴム等の弾性部材により形成されたワイピング部
材39が水平方向に移動できるように構成されている。
これにより、モータ23の一方向への回転により、ワイ
ピング部材39は記録ヘッドの移動軌跡に進出して、そ
のノズル形成面が払拭できるようになされ、またモータ
23の他方向への回転により、ワイピング部材39は記
録ヘッドの移動軌跡から退避されるように作用する。
【0024】また、チューブポンプ10の駆動軸33に
は、ラチェットホイール40、中間伝達ホイール41、
およびポンプホイール42が積層して装着されている。
ラチェットホイール40の中間伝達ホイール41と対向
する面には突起40aが形成されており、また中間伝達
ホイール41には、両面にそれぞれ突起41a,41b
が形成され、さらにポンプホイール42には、中間伝達
ホイール41と対向する面に突起42aが形成されてい
る。これにより、ラチェットホイール40が回転して、
その突起40aが中間伝達ホイール41の突起41aに
当接することで、中間伝達ホイール41に回転力が伝達
され、さらに中間伝達ホイール41の突起41bが、ポ
ンプホイール42の突起42cに当接することで、ポン
プホイール42に回転力が伝達されるように構成されて
いる。したがって、紙送りモータ23の回転方向が切り
替わると、ラチェットホイール41とポンプホイール4
2との間には、最大で2回転近くの回転伝達に遅れを発
生させる回転遅延機構が構成されている。
【0025】ポンプホイール42には、ポンプホイール
の軸芯方向と外周方向との間に径方向に勾配を持って形
成された一対のローラ支持溝が設けられていて、ポンプ
ホイール42の一方向への回転によって、これらの軸孔
に軸支したローラ43a,43bが外周方向に偏ってチ
ューブをポンプフレーム44に形成されたチューブ支持
面との間で加圧して吸引作用を生じさせるポンプ作用
と、ポンプホイール42の他方向への回転によって、ロ
ーラ43a,43bがホイール42の軸芯方向に偏って
チューブを加圧しないレリース作用とが切り換えられる
ように構成されている。なお、前記したラチェットホイ
ール40、中間伝達ホイール41、およびポンプホイー
ル42との間で形成された回転遅延機構は、記録用紙を
前記カットシートフィーダからローディングするに際し
て、用紙先端の位置決めとバックラッシュ取りを実行す
るために、紙送りモータ23を多少正転および逆転駆動
させる必要があり、この場合において前記吸引ポンプ1
0には動力を伝達させないように作用する。
【0026】更に、図3、図4に基づいてチューブポン
プについて詳述すると、このチューブポンプには、可撓
性チューブ51の外形を円弧状に規制するチューブ支持
面52を有するポンプフレーム44と、駆動手段として
の例えば紙送りモータからの動力により回動するポンプ
ホイール42と、このポンプホイール42の軸芯方向と
外周方向との間に径方向に勾配を持って形成された一対
のローラ支持溝42a,42bに、当該支持溝42a,
42bの長手方向に移動可能に、かつ回転可能にそれぞ
れ取り付けられたローラ43a,43bとが具備されて
いる。
【0027】このようなチューブポンプにおいては、図
3に示すようにポンプホイール42を正方向(矢印A方
向)に回転させることにより、各ローラ43a,43b
はローラ支持溝42a,42bの外周方向に移動して、
チューブ51を順次押し潰しながら回転し、これにより
チューブ内に圧力を発生させてキャッピング手段に負圧
を与えるようになされる。そして、記録ヘッドから負圧
により強制的にインクを排出させると共に、さらにキャ
ッピング手段内に排出されたインクを吸引して、廃イン
クタンクに送り出すように作用する。
【0028】また、ポンプフレーム44に形成されたチ
ューブ支持面52と対向する位置に、ポンプホイール4
2の軸芯方向に突出させた弾性素材による一対のガイド
部材53a,53bを配置している。即ち、ポンプフレ
ーム44にL字状の係止溝44a,44bが形成され、
この各係止溝44a,44bにそれぞれガイド部材53
a,53bを植設させた構成とされている。この構成に
よると、前記一対のガイド部材53a,53bは、ポン
プホイールの回動に伴い前記各ローラを支持溝の回転後
退方向へ案内するように作用する。図3に示すようにホ
イール42が正転駆動されると、ローラ43a,43b
は可撓性素材によるガイド部材53a,53bによって
押し戻される作用を受け、これによってローラ43a,
43bはローラ支持溝42a,42bの外周方向に移動
して、チューブ51を順次押しつぶすようになされる。
これによりポンプの駆動作用の信頼性を向上させること
ができる。
【0029】また、図4に示すようにポンプホイール4
2を逆方向(矢印B方向)に回転させることにより、各
ローラ43a,43bはローラ支持溝42a,42bの
内周方向に移動し、これによりローラはチューブに少し
だけ接するレリース状態を保ち、チューブのはり付きな
どの故障が発生するのが防止できるように構成されてい
る。
【0030】本発明では上記のように構成されたチュー
ブポンプ10に用いるインク液流通用の可撓性チューブ
として硬度(JIS−A硬度)が34乃至46度、より
好ましくは37乃至46度、の付加反応加硫ゴムからな
るチューブを用いる。本発明においてチューブ材として
用いることのできる加硫ゴム物質は、上記範囲の硬度を
有しインクジェット式記録装置のチューブポンプ用のチ
ューブ形状、サイズに成形加工が可能で、かつ、使用イ
ンク液に対し耐性を有する加硫ゴム物質であれば特に限
定されることなく使用することができる。このようなゴ
ム材として、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ニト
リルゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、エピクロル
ヒドリン・エチレンオキシドゴム、シリコーンゴム(珪
素ゴム)、フッ素ゴム、ウレタンゴム等からなる加硫ゴ
ム材を例示することができる。
【0031】これらの内でも耐熱耐寒性、耐候性に優
れ、圧縮永久歪みの少ない珪素ゴム(シリコーンゴム)
の付加反応加硫物が好ましい。より具体的には、メチル
ビニルシリコン、メチルフェニルシリコン、フルオロシ
リコン等を付加反応加硫したものが好ましい。付加反応
加硫を形成させる方法としては、ビニル化合物、ジビニ
ル化合物等の架橋剤モノマーを用い、これを熱、または
熱と触媒等の助けにより付加結合させる方法、あるいは
光、放射線等の照射により架橋結合を形成させる方法を
例示できる。
【0032】加硫ゴムの物性の内、耐残留歪み、耐クリ
ープ性等の径時耐久特性は、例え架橋密度が同一でも、
架橋点の化学構造によってかなり異なることが知られて
いる。しかし、後記の実施例、比較例から分かるように
本発明で使用する付加反応加硫(架橋)ゴムは低硬度で
あるにも拘わらず、反発弾性が径時的に殆ど変化せず復
元力持久性に優れている。
【0033】本発明のチューブポンプでは、可撓性チュ
ーブの硬度が比較的低硬度のものを使用するため、その
配管系統をバルブレスに形成すること、つぶし角度(ロ
ーラによりチューブが支持面に押圧される円弧距離を角
度で表示したもの)を半円弧近く(173度程度)に長
くすること、及び2個つぶしをつくらないように形成す
ること等の補完処置を講じて、ローラによりチューブを
押しつぶす回数を15万回以下に設定することが前記チ
ューブの復元力の長期持続性の観点から特に好ましい。
上記のように構成されたチューブポンプに於いて、ゴム
材硬度40度のチューブを用いた場合は硬度60度程度
の従来品チューブの場合に比べて約35%のポンプ負荷
低減を達成することができる。
【0034】本発明の可撓性チューブは、通常の円管形
状に形成されて一向に差し支えなく有効にその機能を発
揮できるが、例えば、図5に示すように、チューブ内に
複数の流路51aを形成すると共に、前記流路51aを
構成する管壁51bが連結部51cによって連結され一
体化された形状に形成することもできる。この場合管壁
51b同士を連結する連結部51cは、連結する管壁5
1bの中心を結ぶ中心線上に形成されることが好まし
い。すなわち、前記した可撓性チューブ51は、あたか
も従来2本であった可撓性チューブの管壁の中心を結ぶ
中心線上に連結部を設け、該連結部によって一体化した
ものといえる。しかも、図6に示すように、ローラ43
a,43bによって押し潰す際、前記連結部51cが邪
魔になることはなく、ローラ43a,43bによって押
し潰すことができる。
【0035】このように形成された可撓性チューブ51
は、複数の流路51aが形成されると共に、前記流路5
1aを構成する管壁51bが連結部51cによって連結
され一体化されているため、管壁51bの肉厚が従来の
チューブポンプに用いられる可撓性チューブの肉厚と同
等であれば、前記可撓性チューブ51の流路を除く断面
積は、従来のものの断面積よりも、連結部51cの断面
積分多くなる。
【0036】その結果、ローラ43a,43bが可撓性
チューブ51を押し潰しながら回転しても、可撓性チュ
ーブ51は伸ばされ難く、弛みも生じ難い。また可撓性
チューブ51が押し付けられるチューブ支持面52から
浮き上がり、ポンプホイール42と接触し、擦れによっ
て生ずる破損を防止することができる。また、可撓性チ
ューブ51には複数の流路51aが形成されているため
に、前記可撓性チューブ51を組み付けるのみで、複数
の流路51aを形成することができ、作業が容易であ
る。
【0037】また、以上の述べたチューブポンプを用い
たインクジェット式記録装置にあっては、容易に組み立
て作業を行うことができると共に、可撓性チューブに起
因するチューブポンプの故障を極力防止することができ
る。
【0038】
【実施例】夫々表1に示した各硬度(JIS−A硬度)
を有する付加反応加硫及び過酸化物加硫シリコンゴムか
らなるチューブ(内径2mm、肉厚1mm)を用意し、
これらを図3、4に示したチューブポンプに夫々装着し
た。更に、これらの各チューブポンプを夫々搭載したイ
ンクジェット式記録装置を用意し、これらを同時に稼働
させて、各装置の性能を、表1に示した各項目に付いて
相対比較評価した。その結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】上記表1において、 耐久性:◎は○に対して約2倍 負荷:○は◎に対して約1.2倍、△は◎に対して約
1.5倍 チューブはり付き:◎は△に対して4倍以上、○は△に
対して2倍以上、×は容易にはり付く 異音:○は異音なし、△は異音あり を意味する。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、本発明に
よれば、ポンプ負荷が大幅に低減されるだけでなく、長
期繰返し使用にも流速低下等を起こすことなく耐久性に
優れ、かつ、チューブのはり付きや異音の発生等の不都
合を生じないチューブポンプを得ることができる。ま
た、これを用いたインクジェット式記録装置は、電力消
費量が低減できると共に可撓性チューブに起因するチュ
ーブポンプの故障を極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたインクジェット式記録装置
の構成を示した斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に具備された駆動力伝達機
構の例を示した平面図である。
【図3】本発明にかかる実施形態のチューブポンプを正
転駆動させてポンプ作用を実行させた状態を示す透視図
である。
【図4】図3に示すチューブポンプを逆転駆動させてレ
リース状態とした場合を示す透視図である。
【図5】本発明で用いる可撓性チューブの一態様を示す
断面図である。
【図6】図5に示した可撓性チューブの押し潰し状態を
示す断面図である。
【図7】従来のチューブポンプを示す概略図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 キャリッジモータ 6 記録用紙 7,8 インクカートリッジ 9 キャッピング手段 10 ポンプユニット(チューブポンプ) 11 ワイピング手段 21 紙送りローラ 23 紙送りモータ 26 給紙ローラ駆動軸 31 排紙ローラ 42 ポンプホイール 42a,42b ローラ支持溝 43a,43b ローラ 44 ポンプフレーム 44a,44b 係止溝 51 可撓性チューブ 51a 流路 51b 管壁 51c 連結部 52 チューブ支持面 53a,53b ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 43/12 Fターム(参考) 2C056 EA21 FA10 HA56 JA13 JC08 JC20 JC23 3H077 AA06 BB10 CC04 CC10 DD02 EE22 EE23 FF08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性チューブと、前記可撓性チューブ
    の外形を規制するチューブ支持面を有するポンプフレー
    ムと、可撓性チューブを加圧変形させる回転可能に取り
    付けられたローラとを備え、前記ローラによって可撓性
    チューブを加圧変形させて圧力を発生するチューブポン
    プにおいて、 前記可撓性チューブとして、硬度が34乃至46度の付
    加反応加硫ゴム物質からなるチューブを用いることを特
    徴とするチューブポンプ。
  2. 【請求項2】 前記可撓性チューブを構成するゴム物質
    が付加反応加硫珪素ゴムであることを特徴とする請求項
    1記載のチューブポンプ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性チューブが無色透明であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のチューブ
    ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記ポンプフレームに設けられたチュー
    ブ支持面が円弧形状を有し、前記可撓性チューブが前記
    ローラにより該円弧形状のチューブ支持面に押圧される
    期間を角度で表したとき、該角度が171乃至177度
    の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載のチューブポンプ。
  5. 【請求項5】 前記可撓性チューブには複数の流路が形
    成されると共に、前記流路を構成する管壁が連結部によ
    って連結され一体化されたものであることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のチューブポン
    プ。
  6. 【請求項6】 印刷データに対応してインク滴を吐出す
    るインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノ
    ズル形成面を封止すると共に、ポンプユニットからの負
    圧を受けて記録ヘッドよりインクを吸引するキャッピン
    グ手段とを備えたインクジェット式記録装置であって、 前記ポンプユニットとして、請求項1乃至請求項5のい
    ずれかに記載のチューブポンプを具備したことを特徴と
    するインクジェット式記録装置。
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