JP2001234487A - 未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造方法及び製造装置

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JP2001234487A
JP2001234487A JP2000046224A JP2000046224A JP2001234487A JP 2001234487 A JP2001234487 A JP 2001234487A JP 2000046224 A JP2000046224 A JP 2000046224A JP 2000046224 A JP2000046224 A JP 2000046224A JP 2001234487 A JP2001234487 A JP 2001234487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工費の大幅な低減を可能にすると共に、ス
チールワイヤの耐疲労性やワイヤとゴムとの接着性を向
上することを可能にした未加硫ゴム/スチールワイヤ複
合体の製造方法及び製造装置を提供する。 【解決手段】 スチールワイヤ1を連続的に伸線加工す
る伸線加工装置20と、スチールワイヤ1を未加硫ゴム
2でコーティングするゴム被覆装置50とを設け、伸線
加工装置20で伸線加工されたスチールワイヤ1を巻き
取ることなくゴム被覆装置50に導くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ材料等とし
て好適な未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体を製造する
方法及び装置に関し、更に詳しくは、加工費の大幅な低
減を可能にすると共に、スチールワイヤの耐疲労性やワ
イヤとゴムとの接着性を改善するようにした未加硫ゴム
/スチールワイヤ複合体の製造方法及び製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤやコンベアベルト等のゴム/スチ
ールワイヤ複合体を用いた製品は、通常、複数本のスチ
ールワイヤを並列に引き揃えて未加硫ゴムに埋設した帯
状の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体を中間材料とし
て用いている。
【0003】これら製品に用いられるスチールワイヤ
は、0.6〜1.1重量%の炭素を含む高炭素鋼線であ
り、その高い強度を発現させるためには高加工度の伸線
加工を施すことが必要である。また、スチールワイヤと
ゴムとの接着性を向上すると共に伸線加工時の潤滑性を
高めるために、伸線加工前の鋼線には真鍮又は亜鉛のメ
ッキを施すことが一般的である。
【0004】従来、上述のスチールワイヤが未加硫ゴム
との複合体に加工されるまでには多数の工程を経てい
る。即ち、伸線加工されたスチールワイヤは一旦ボビン
に巻き取られ、複数本のワイヤが撚り線機で撚り合わさ
れてスチールコードとなる。このスチールコードは所定
の長さでボビンに巻き取られ、スチールコード商品とし
て市場にて販売される。
【0005】ゴム加工業者は、複数の巻体からなるスチ
ールコードを購入し、クリールスタンドと呼ばれるコー
ド供給装置に複数の巻体をセットし、ガイド又はガイド
ロールを介して複数本のコードを整列させながらゴム被
覆装置に供給することで未加硫ゴムとスチールコードか
らなる一次複合体を作製する。このとき、帯状の一次複
合体同士が密着することを防止するために、層間にポリ
エチレン等の離型シートを挟んで複合体を巻き取るよう
にしている。
【0006】また、一次複合体を所定の寸法及び角度に
切断し、その端面同士を接合することで製品に固有の幅
とコード角度を持った二次複合体を作製する。このと
き、帯状の二次複合体同士が密着するのを防止するため
に、層間にポリエチレン等の離型シートを挟んで複合体
を巻き取るようにしている。そして、巻き取られた二次
複合体はタイヤやコンベアベルト等の成形装置に搬送さ
れ、未加硫の製品の成形に供される。
【0007】このように従来法では出発材料から未加硫
ゴム/スチールコード複合体を得るまでに多数の工程を
要するため、その加工費が著しく増大してしまうという
問題があった。この加工費を低減するための一環とし
て、スチールワイヤの伸線加工を高速化することが考え
られるが、スチールワイヤを高い伸線加工度でかつ高速
で伸線加工すると、スチールワイヤの強度や耐疲労性が
低下するという不都合がある。
【0008】また、伸線加工を施したスチールワイヤ
は、伸線加工直後においてはメッキ層が被覆された状態
になっているが、そのまま放置しておくと表層に酸化物
を生成し、ワイヤとゴムとの接着性が低下するという問
題もあった。従来はスチールコードの保管場所の湿度を
調整するなどして酸化物の生成を防止するようにしてい
るが、このようなストック管理も加工費を増大させてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加工
費の大幅な低減を可能にすると共に、スチールワイヤの
耐疲労性やワイヤとゴムとの接着性を向上することを可
能にした未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造方法
及び製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造方
法は、スチールワイヤを連続的に伸線加工し、該伸線加
工されたスチールワイヤを巻き取ることなくゴム被覆装
置に供給し、該スチールワイヤを未加硫ゴムでコーティ
ングすることを特徴とするものである。
【0011】このように伸線加工されたスチールワイヤ
をそのまま未加硫ゴムでコーティングすることにより、
従来法で不可避的に行われていた伸線加工後の巻き取り
工程、撚り線工程、撚り線後の巻き取り工程、梱包工
程、搬送工程、クリールへのボビン装着工程等を省略す
るので、消費エネルギーと人件費の節約が可能になり、
未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の加工費を大幅に低
減することができる。
【0012】また、伸線加工はゴムコーティングと同期
するように低速で行えば良いので、スチールワイヤが伸
線加工装置のダイス面に摺動する際の発熱を抑えること
ができる。そのため、スチールワイヤの伸線加工度を高
くしても、スチールワイヤの強度や耐疲労性を十分に確
保することができる。
【0013】更に、伸線加工を施したスチールワイヤ
は、伸線加工直後のメッキ層が活性化された状態でその
ままゴムコーティングに供されるので、表層に酸化物を
生成することを回避し、ワイヤとゴムとの接着性を向上
することができる。
【0014】一方、上記目的を達成するための本発明の
未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造装置は、スチ
ールワイヤを連続的に伸線加工する伸線加工装置と、前
記スチールワイヤを未加硫ゴムでコーティングするゴム
被覆装置とを設け、前記伸線加工装置で伸線加工された
スチールワイヤを巻き取ることなく前記ゴム被覆装置に
導くようにしたことを特徴とするものである。
【0015】本発明において、ゴム被覆装置には、複数
本のスチールワイヤ、好ましくは10〜50本のスチー
ルワイヤを並列に供給すると良い。即ち、複数本のスチ
ールワイヤを連続的かつ同時に伸線加工し、該伸線加工
された複数本のスチールワイヤを巻き取ることなく整列
させてゴム被覆装置に供給することが好ましい。この場
合、伸線加工装置として複数台の伸線機を並列に設け、
これら伸線機で伸線加工された複数本のスチールワイヤ
を巻き取ることなく整列させてゴム被覆装置に導くよう
にすれば良い。或いは、伸線加工装置として3本以上の
スチールワイヤを連続的かつ同時に伸線加工する少なく
とも1台のマルチダイス伸線機を設け、該マルチダイス
伸線機で伸線加工された複数本のスチールワイヤを巻き
取ることなく整列させてゴム被覆装置に導くようにすれ
ば良い。特に、後者のマルチダイス伸線機は、装置のコ
ンパクト化に寄与すると共に、複数本のスチールワイヤ
の供給速度の制御が容易である。
【0016】スチールワイヤの伸線速度は80m/min
以下であることが好ましい。これにより、伸線加工とゴ
ムコーティングとの同期が可能になると共に、スチール
ワイヤが伸線加工装置のダイス面に摺動する際の発熱を
抑えることができる。また、スチールワイヤの伸線加工
度は96%以上であることが好ましい。これにより、ス
チールワイヤとして0.6〜1.1重量%の炭素を含む
高炭素鋼線等を用いた場合に高い強度を発現させること
ができる。なお、伸線加工度はスチールワイヤの伸線加
工前の断面積D1 と伸線加工後の断面積D2 から求ま
り、(D1 −D2)/D1 ×100(%)で表すことが
できる。
【0017】また本発明では、伸線加工されたスチール
ワイヤを巻き取ることなく癖付け装置に供給し、該スチ
ールワイヤを癖付け加工した後、該癖付け加工されたス
チールワイヤを巻き取ることなくゴム被覆装置に供給し
ても良い。この場合、伸線加工装置とゴム被覆装置との
間に、スチールワイヤを癖付け加工する癖付け装置を配
設すれば良い。
【0018】更に本発明では、スチールワイヤを未加硫
ゴムでコーティングした一次複合体を所定の角度で所定
の長さに切断し、これら切断片を互いに継ぎ合わせるこ
とで二次複合体を形成することが可能である。この場
合、ゴム被覆装置を経た一次複合体を所定の角度で所定
の長さに切断するカッターと、該カッターで切断された
複数枚の切断片を互いに継ぎ合わせて二次複合体を形成
するスプライサーとを備えた帯材加工装置を付設すれば
良い。
【0019】上述した未加硫ゴム/スチールワイヤ複合
体の製造装置は、タイヤやベルトコンベア等の製品の成
形工程に連結することが可能である。特に、上記製造装
置をタイヤ成形機に直結すれば、空気入りタイヤをスチ
ールワイヤや未加硫ゴムの材料レベルから一貫して成形
することが可能になるので、タイヤの製造コストを大幅
に低減することが可能になる。
【0020】
【発明の実施形態】以下、本発明を添付の図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の実施形態からなる未加硫ゴ
ム/スチールワイヤ複合体の製造装置を示す、図2〜図
5はその要部を拡大して示すものである。本実施形態の
製造装置は、ワイヤ供給装置10、伸線加工装置20、
ワイヤ送給装置30、癖付け装置40、ゴム被覆装置5
0、帯材加工装置60を備え、更にはタイヤ成形装置7
0に直結されている。
【0022】ワイヤ供給装置10は、スチールワイヤ1
を巻回させた複数のボビン11を回転自在に支持するク
リールスタンド12を備え、これらボビン11から複数
本のスチールワイヤ1を連続的に供給するようになって
いる。
【0023】伸線加工装置20は、10本以上のスチー
ルワイヤを連続的かつ同時に伸線加工する1台のマルチ
ダイス伸線機である。図2に示すように、伸線加工装置
20は外径が段階的に大きくなる一対の回転ドラム2
1,22を同軸方向に配置し、これら回転ドラム21,
22間に複数本のスチールワイヤ1を掛け回すようにな
っている。より具体的には、複数本のスチールワイヤ1
は回転ドラム21,22の細径側から太径側へ順次移行
し、その太径側から排出される。これら回転ドラム2
1,22の略中間であってスチールワイヤ1の通過位置
には、多数のダイス23が配置されている。なお、上述
した回転ドラム21,22及びダイス23は潤滑油を貯
留した不図示の浴槽内に収納されている。
【0024】図3(a),(b)に示すように、ダイス
23にはその長手方向に沿って複数のダイス孔24が穿
設されている。これらダイス孔24は入り口側から奥に
向かって徐々に内径が狭くなっており、通過するスチー
ルワイヤ1を細径化するものである。また、多段階のダ
イス23のダイス孔径は伸線加工装置20におけるスチ
ールワイヤ1の進行位置に応じて徐々に狭くなってい
る。そのため、スチールワイヤ1は多段階のダイス23
を経て伸線加工前の断面積D1 から伸線加工後の断面積
2 になるまで伸線加工される。本装置では、(D1
2 )/D1 ×100(%)からなる伸線加工度が96
%以上に設定されている。このように伸線加工度を大き
くするに際し、ダイス23の段数は加工度に応じて多数
設置することが好ましい。
【0025】上記マルチダイス伸線機からなる伸線加工
装置20は、コンパクトな構造でありながら10本以上
のスチールワイヤを連続的かつ同時に伸線加工すること
ができ、しかも高い加工度での伸線加工が可能である。
また、伸線加工装置20はスチールワイヤの伸線速度が
80m/min 以下となるように設定されている。このよ
うな低速運転は大容量のモーターを必要とせず、装置全
体の小型化に寄与する。
【0026】伸線加工装置20としては、上述のように
10本以上のスチールワイヤを伸線加工する1台のマル
チダイス伸線機を配設する以外に、3本以上のスチール
コードを伸線加工する複数台のマルチダイス伸線機を配
設したり、1本のスチールコードを伸線加工する複数台
の伸線機を配設しても良い。いずれの場合も、10本以
上のスチールワイヤを同時に伸線加工するように伸線機
の設置台数を選択すれば良い。
【0027】ワイヤ送給装置30は、一対のキャプスタ
ン31,32から構成されている。複数本のスチールワ
イヤ1は一対のキャプスタン31,32に跨がって掛け
回され、これらキャプスタン31,32の回転駆動によ
り伸線加工装置20から引き出されて次工程に供給され
る。また、キャプスタン31,32の下流側には櫛歯状
のガイド33が配設され、このガイド33により複数本
のスチールワイヤ1の間隔が整えられている。
【0028】癖付け装置40は、図4に示すように、長
手方向に延長する多数の突条を外周面に設けた一対の癖
付けロール41,42を備え、これら癖付けロール4
1,42間を通過する複数本のスチールワイヤ1を同時
に癖付け加工するようになっている。また、癖付けロー
ル41,42の下流側には、スチールワイヤ1に与えら
れた癖を面方向に揃えるための圧延ロール43,44が
配設されている。上記癖付け装置40による癖の形状は
特に限定されるものではなく、製造する商品に応じて、
波形、クリンプ、矩形、螺旋等を適宜選択すれば良い。
波形、クリンプ、矩形の場合はワイヤを整列させた後に
全ワイヤを同時に癖付けするが、螺旋の場合は加工装置
をワイヤ毎に設置する必要があるので、癖付け後にワイ
ヤを整列させるようにする。
【0029】ゴム被覆装置50は、複数本のスチールワ
イヤ1を同時に通過させるヘッド51と、該ヘッド51
のスチールワイヤ1の周囲に未加硫ゴムを供給する押出
機52とを備えている。そのため、ヘッド51の吐出口
からは複数本のスチールワイヤ1と未加硫ゴム2とから
なる一次複合体3が吐き出される。この一次複合体3の
寸法はヘッド51の吐出口の寸法に基づいて設定するこ
とができる。ストリップ状の一次複合体3の幅は10〜
50mmにすると良い。また、ヘッド51には一次複合
体3を引き取るための一対の引き取りロール53,54
が配設されている。
【0030】上記ゴム被覆装置50に用いる未加硫ゴム
は、特に限定されるものではなく、例えば、天然ゴム
(NR)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SB
R)、ブタジエンゴム(BR)等の原料ゴムに、カーボ
ンブラック、加硫剤、加硫促進剤等を配合することがで
きる。特に、クレゾール樹脂、ヘキサメチロールメラミ
ンペンタメチルエーテルの部分縮合物、有機酸コバルト
塩等を配合すると、スチールワイヤとゴムとの接着性が
良好になる。
【0031】帯材加工装置60は、ゴム被覆装置50か
ら供給される一次複合体から二次複合体を形成するもの
である。この帯材加工装置60は、図5に示すように、
ゴム被覆装置50を経た一次複合体3を所定の角度で所
定の長さに切断するカッター61と、該カッター61で
切断された切断片4を定尺に移動させる搬送コンベア6
2と、複数枚の切断片4を互いに継ぎ合わせて二次複合
体5を形成するスプライサー63とを備えている。帯材
加工装置60は、一次複合体3の搬送コンベア62への
搬送角度及び搬送量を変更することにより、一次複合体
3の切断角度及び切断長さを任意に設定可能になってい
る。
【0032】タイヤ成形装置70は、帯材加工装置60
で加工されたベルト部材、ベルトカバー部材、カーカス
部材等のタイヤ構成部材を不図示の成形ドラムに巻き付
けて未加硫タイヤを成形するようになっている。
【0033】次に、上記製造装置を用いた未加硫ゴム/
スチールワイヤ複合体の製造方法について説明する。
【0034】先ず、真鍮又は亜鉛等のメッキを施したス
チールワイヤ1を巻回させた複数のボビン11をワイヤ
供給装置10にセットし、これらボビン11から引き出
した複数本のスチールワイヤ1を、伸線加工装置20、
ワイヤ送給装置30、癖付け装置40、ゴム被覆装置5
0に連続的に導くようにセットする。
【0035】次に、キャプスタン31,32を回転駆動
し、ボビン11から複数本のスチールワイヤ1を連続的
に引き出すことにより、伸線加工装置20における多段
階のダイス23で複数本のスチールワイヤ1を同時に伸
線加工し、これを巻き取ることなく癖付け装置40に供
給する。更に、癖付け装置40にて伸線加工された複数
本のスチールワイヤ1を巻き取ることなくゴム被覆装置
50に供給し、このゴム被覆装置50により複数本のス
チールワイヤ1を未加硫ゴム2でコーティングする。こ
れにより、ゴム被覆装置50からは複数本のスチールワ
イヤ1と未加硫ゴム2とからなる一次複合体3が連続的
に得られる。但し、上記伸線加工において、スチールワ
イヤ1の伸線速度を80m/min 以下とし、伸線加工度
を96%以上にする。例えば、スチールワイヤ1の伸線
加工前の外径が5mm前後である場合、伸線加工後の外
径を0.15〜0.40mmにすれば良い。
【0036】上記一次複合体3はそのままタイヤやコン
ベアベルト等の製品の成形に用いることが可能である
が、その製品の構造に応じて加工することが好ましい。
そのため、帯材加工装置60に対して一次複合体3を連
続的に供給する。この帯材加工装置60では、カッター
61により一次複合体3を所定の角度で所定の長さに切
断し、スプライサー63により複数枚の切断片4を互い
に継ぎ合わせて二次複合体5を形成する。二次複合体5
の寸法及びコード角度は一次複合体3の切断角度及び切
断長さに基づいて任意に設定することができる。
【0037】例えば、図6〜図8に示すように、タイヤ
材料として、ベルト部材6、ベルトカバー部材7、カー
カス部材8を形成することができる。ベルト部材6を形
成する場合、図6に示すように、タイヤ周方向Rに対し
てコード角度が傾斜するように切断した複数枚の切断片
4を互いに継ぎ合わせれば良い。ベルトカバー部材7を
形成する場合、図7に示すように、タイヤ周方向Rに対
してコード角度が略0°となるように切断した長尺の切
断片4をそのまま用い、これをタイヤ成形ドラムの外周
にスパイラル状に巻き付ければ良い。カーカス部材8を
形成する場合、図8に示すように、タイヤ周方向Rに対
してコード角度が略90°となるように切断した複数枚
の切断片4を互いに継ぎ合わせれば良い。
【0038】上記実施形態によれば、伸線加工された複
数本のスチールワイヤ1を巻き取ることなくゴム被覆装
置50に供給し、そのまま未加硫ゴムでコーティングす
ることにより、伸線加工後の巻き取り工程、撚り線工
程、撚り線後の巻き取り工程、梱包工程、搬送工程、ク
リールへのボビン装着工程等を省略することができる。
つまり、従来は各工程を高速化することで生産効率の向
上を図っていたが、スチールワイヤの伸線工程、ワイヤ
からコードへの撚り線工程、ゴム被覆工程、複合体の形
成工程が互いに分離されているため、各工程の終了時に
材料を巻き取る必要があり、これが生産性を悪化させて
いる。そこで、本発明ではスチールワイヤ1と未加硫ゴ
ム2とからなる一次複合体3や二次複合体5の製造にお
いて、少なくとも伸線工程からゴム被覆工程までを連続
させることにより、無駄な工程を極力排除し、これら未
加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の加工費を大幅に低減
することができる。
【0039】本発明では、上記加工費の低減に加えて、
一次複合体3や二次複合体5の物性も改善することが可
能である。即ち、スチールワイヤ1の伸線加工はゴムコ
ーティングと同期するように低速で行い、その伸線速度
を80m/min 以下にするので、スチールワイヤ1が伸
線加工装置20のダイス面に摺動する際の発熱を抑える
ことができる。そのため、伸線加工度を96%以上に高
くしても、スチールワイヤ1を殆ど傷付けることがな
く、伸線加工後の強度や耐疲労性を十分に確保すること
ができる。伸線加工を低速化することなく伸線加工度を
96%以上にすると、伸線加工時に破断することもあ
る。また、ダイスの発熱によるワイヤ表面の酸化が抑制
されるので、高硬度の酸化物(酸化亜鉛等)によるダイ
スの摩滅を防止し、ダイスの寿命が延びるという利点も
ある。更に、伸線加工度を高めることが可能であるの
で、伸線加工前のワイヤ外径を大きく設定することがで
き、それにより前工程の熱処理やメッキ処理の効率が向
上するという利点もある。
【0040】また、伸線加工を施したスチールワイヤ1
は、伸線加工直後のメッキ層表面が活性化された状態で
そのままゴムコーティングに供されるので、表層に酸化
物を生成することを回避することが可能である。そのた
め、加硫後におけるワイヤとゴムとの接着性を向上する
ことができる。更に言及すれば、従来はスチールコード
の保管場所の湿度を調整するなどして酸化物の生成を防
止するようにしているが、このようなストック管理を不
要にすることができる。
【0041】通常、乗用車用空気入りタイヤの補強材と
しては2〜9本程度のスチールワイヤを撚り合わせたコ
ードを使用しているが、本発明では単独のスチールワイ
ヤをそのまま補強材に用いる。上記スチールワイヤ1は
癖付け加工を行うことなく直線状のまま用いても良い
が、タイヤ走行時の圧縮変形によるワイヤ表面の歪みを
低減するために上述の如く癖付け加工を施すと良い。こ
のよう癖付け加工を施すことにより、単独のスチールワ
イヤ1をタイヤの補強材として有効に使用することがで
きる。
【0042】
【実施例】熱処理及びブラスメッキ処理を施した炭素含
有量が0.82重量%のスチールコードを出発材料とし
て、加工条件を下記表1のように種々異ならせた実施例
1〜4及び比較例に基づいて未加硫ゴム/スチールワイ
ヤ複合体を製造した。
【0043】実施例1〜4:図1に示す製造装置を使用
し、複数本のスチールワイヤを連続的かつ同時に伸線加
工し、該伸線加工された複数本のスチールワイヤを巻き
取ることなく整列させてゴム被覆装置に供給し、これら
スチールワイヤを未加硫ゴムでコーティングして未加硫
ゴム/スチールワイヤ複合体を得た。なお、伸線加工度
を種々異ならせるために伸線加工前の線径を変化させる
と共に伸線速度を変化させた。また、伸線加工度を高め
るために伸線ダイスの段数を加工度に応じて変化させ
た。
【0044】比較例:従来公知のシングルダイスの伸線
機を用いてスチールワイヤを伸線加工した後、これを一
旦巻き取って保管し、1週間後に、伸線加工された複数
本のスチールワイヤを整列させてゴム被覆装置に供給
し、これらスチールワイヤをゴムでコーティングして未
加硫ゴム/スチールワイヤ複合体を得た。
【0045】上記実施例1〜4及び比較例について、ゴ
ム被覆直前のスチールワイヤをサンプルとして抽出し、
その破断強度を測定すると共に疲労寿命を評価した。疲
労寿命については、ワイヤサンプルに屈曲変形を与え、
破断を生じるまでの回数を測定した。評価結果は、破断
寿命の対数値について比較例を100とする指数にて示
した。この指数値が大きいほど耐疲労性が優れている。
【0046】また、上記実施例1〜4及び比較例につい
て、未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体を加硫し、その
加硫された複合体におけるワイヤとゴムとの接着性を評
価した。接着性については、複合体から1本のスチール
ワイヤを引き剥がすために必要な力を測定した。評価結
果は、比較例を100とする指数にて示した。この指数
値が大きいほどワイヤとゴムとの接着性が優れている。
【0047】
【表1】
【0048】この表1から判るように、実施例1〜4は
スチールワイヤの伸線加工度を高くしているにも拘ら
ず、スチールワイヤの強度や耐疲労性が優れており、し
かもワイヤとゴムとの接着性が優れていた。もちろん、
実施例1〜4は未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製
造を伸線工程からゴム被覆工程まで連続的に行っている
ので、その加工費を抑制することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
チールワイヤを連続的に伸線加工し、該伸線加工された
スチールワイヤを巻き取ることなくゴム被覆装置に供給
し、該スチールワイヤを未加硫ゴムでコーティングする
から、加工費の大幅な低減を可能にし、しかもスチール
ワイヤの耐疲労性やワイヤとゴムとの接着性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる未加硫ゴム/スチー
ルワイヤ複合体の製造装置の概略を示す側面図である。
【図2】図1における伸線加工装置を示す平面図であ
る。
【図3】図1における伸線加工装置のダイスを示し、
(a)は正面図、(b)はそのX−X矢視断面図であ
る。
【図4】図1における癖付け装置及びゴム被覆装置を示
す斜視図である。
【図5】図1における帯材加工装置を示す平面図であ
る。
【図6】本発明により得られるベルト部材の一例を示す
平面図である。
【図7】本発明により得られるベルトカバー部材の一例
を示す平面図である。
【図8】本発明により得られるカーカス部材の一例を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 スチールワイヤ 2 未加硫ゴム 3 切断片 4 一次複合体 5 二次複合体 10 ワイヤ供給装置 20 伸線加工装置 30 ワイヤ送給装置 40 癖付け装置 50 ゴム被覆装置 60 帯材加工装置 61 カッター 63 スプライサー 70 タイヤ成形装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 305:12 B29K 305:12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチールワイヤを連続的に伸線加工し、
    該伸線加工されたスチールワイヤを巻き取ることなくゴ
    ム被覆装置に供給し、該スチールワイヤを未加硫ゴムで
    コーティングする未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 複数本のスチールワイヤを連続的かつ同
    時に伸線加工し、該伸線加工された複数本のスチールワ
    イヤを巻き取ることなく整列させてゴム被覆装置に供給
    する請求項1に記載の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合
    体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記スチールワイヤの伸線速度が80m
    /min 以下である請求項1又は請求項2に記載の未加硫
    ゴム/スチールワイヤ複合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記スチールワイヤの伸線加工度が96
    %以上である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記伸線加工されたスチールワイヤを巻
    き取ることなく癖付け装置に供給し、該スチールワイヤ
    を癖付け加工した後、該癖付け加工されたスチールワイ
    ヤを巻き取ることなくゴム被覆装置に供給する請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の未加硫ゴム/スチール
    ワイヤ複合体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記スチールワイヤを未加硫ゴムでコー
    ティングした一次複合体を所定の角度で所定の長さに切
    断し、これら切断片を互いに継ぎ合わせることで二次複
    合体を形成する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造方法。
  7. 【請求項7】 スチールワイヤを連続的に伸線加工する
    伸線加工装置と、前記スチールワイヤを未加硫ゴムでコ
    ーティングするゴム被覆装置とを設け、前記伸線加工装
    置で伸線加工されたスチールワイヤを巻き取ることなく
    前記ゴム被覆装置に導くようにした未加硫ゴム/スチー
    ルワイヤ複合体の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記伸線加工装置として複数台の伸線機
    を並列に設け、これら伸線機で伸線加工された複数本の
    スチールワイヤを巻き取ることなく整列させて前記ゴム
    被覆装置に導くようにした請求項7に記載の未加硫ゴム
    /スチールワイヤ複合体の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記伸線加工装置として3本以上のスチ
    ールワイヤを連続的かつ同時に伸線加工する少なくとも
    1台のマルチダイス伸線機を設け、該マルチダイス伸線
    機で伸線加工された複数本のスチールワイヤを巻き取る
    ことなく整列させて前記ゴム被覆装置に導くようにした
    請求項7に記載の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の
    製造装置。
  10. 【請求項10】 前記スチールワイヤの伸線速度が80
    m/min 以下である請求項7乃至請求項9のいずれかに
    記載の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記スチールワイヤの伸線加工度が9
    6%以上である請求項7乃至請求項10のいずれかに記
    載の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造装置。
  12. 【請求項12】 前記伸線加工装置と前記ゴム被覆装置
    との間に、前記スチールワイヤを癖付け加工する癖付け
    装置を配設した請求項7乃至請求項11のいずれかに記
    載の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記ゴム被覆装置を経た一次複合体を
    所定の角度で所定の長さに切断するカッターと、該カッ
    ターで切断された複数枚の切断片を互いに継ぎ合わせて
    二次複合体を形成するスプライサーとを備えた帯材加工
    装置を付設した請求項7乃至請求項12のいずれかに記
    載の未加硫ゴム/スチールワイヤ複合体の製造装置。
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