JP2001230046A - Esd素子とその製造方法 - Google Patents

Esd素子とその製造方法

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Shoichi Muramoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材2に上電極3が形成された上部に液
状の過渡電圧保護材料を付着硬化させて過渡電圧保護層
6を形成する工程を含むESD素子1の製造方法につい
て、過渡電圧保護層6が丸くドーム状に形成されること
に伴う問題点、即ち、デバイス特性のばらつきと、PC
Bへの実装効率と、耐衝撃性を改善できるようなESD
素子とその製造方法の提供。 【解決手段】 基材2と上電極3の上部に、水平面方向
で上端部の高さ位置が均一な枠状の土手部8を形成し、
その内側に液状の過渡電圧保護材料を付着硬化させて、
上面が平坦な過渡電圧保護層6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路内のIC等を
静電気等の過渡電圧から保護するためにプリント回路基
板に実装されるサージ吸収素子とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】サージ吸収素子(本明細書においてES
D素子という)は、回路内に侵入した静電気等による過
渡電圧から回路内のIC等の破壊を防止するために、プ
リント回路基板(以下、PCBという)の信号線とGN
D線の間に接続させるようにして実装するものである。
即ちESD素子は、過電圧からIC等を保護しその破壊
を防止するための砦として機能するものである。
【0003】図3はその一従来例を示す図で、ESD素
子1は、基材2の表面に凸形状の上電極3が、その裏面
に基板回路の信号線とGND線に各々接続される一対の
下電極4がそれぞれ形成されていて、これらの電極3,
4は互いに基材2の両端末に形成されているターミネー
ト電極5によって電気的に接続されている。
【0004】そして上電極3には、ギャップgを隔てて
対向する両上電極3の突部3aを覆うように過渡電圧保
護層6が形成されている。ESD素子1は、非常に大き
な絶縁抵抗を持っており信号入力側からの信号をそのま
ま信号出力側に伝えるが、静電気等の過渡電圧が基板回
路に侵入すると、この過渡電圧保護層6によって数nsの
時間内で数Ω以下の低インピーダンスに低下し、過渡電
圧を下電極4を通じて基板回路のGND線に回避させる
ようになっている。7はエポキシ樹脂等の合成樹脂を加
熱硬化させて形成した保護層で、過渡電圧保護層6はこ
の保護層7によって物理的・化学的な外乱から保護され
ている。
【0005】ところでESD素子1の重要な機能を担う
過渡電圧保護層6は、図4のように多数の上電極3が形
成されたシート状の基材2に、熱硬化性ラバーや合成樹
脂等に導電性微粉末を混入し、これを有機溶媒で溶解し
た液状の過渡電圧保護材料を、各上電極3のギャップg
を位置目標としてディスペンス又はスクリーン印刷によ
って連続的に滴下又は印刷していき、これらを乾燥硬化
することで形成される。なお、一つ一つのESD素子1
は、シート状の基材2を水平・垂直の各方向へ延びる切
断線Ch,Cvで切断して形成されるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ギャッ
プgを目掛けて滴下した過渡電圧保護材料は、その表面
張力、また基材2と上電極3とのぬれ性に応じて、図5
(b)のように丸くドーム状に盛り上がってしまうこと
がある。そのため乾燥硬化後の過渡電圧保護層6も同じ
く丸いドーム状に盛り上がり、ESD素子1をPCBへ
実装する際に次のような問題を生じさせる要因となる。
【0007】その一つは実装効率の低下という問題であ
る。ESD素子1をPCBへ実装する際には、自動実装
機の吸着ノズルでESD素子1の上面を吸着して持ち上
げてからPCBの所定位置へ移送し載置するようにして
いる。ところが、過渡電圧保護層6が丸くドーム状に形
成されていると、その上にオーバーコートした保護層7
もそれに倣って同じくドーム状に形成されてしまうた
め、吸着ノズルNの吸着口をちょうど保護層7の頂部に
位置決めさせないと、図5(b)のESD素子1のよう
にエアリークが生じて上手く吸着できないことがある。
つまり、吸着ノズルの高い位置決め精度が要求されるこ
とになる。ところが吸着ノズルNの位置決めが上手くで
きた場合でも、過渡電圧保護材料の滴下が上手くいか
ず、ESD素子1′のように過渡電圧保護層6がギャッ
プgからずれて形成されていると、やはり吸着するのは
不可能である。そして吸着不可能であると、ESD素子
1のPCBへの実装効率が低下する。
【0008】また、製造時に良品であっても実装時に不
良品化する、という問題もある。上述のようにESD素
子1の吸着時には吸着ノズルNの吸着口がちょうど保護
層7の頂部に位置決めされればよいが、その何れかが少
しでも位置ずれしていると吸着が難しいため、吸着ノズ
ルNの先端を保護層7の頂部よりも若干下方に位置決め
させるようにして、頂部の下側であっても吸着できるよ
うな吸着余裕を持たせることがある。しかしながら、こ
の場合には、吸着ノズルNを位置決めさせた際にその先
端が保護層7と衝突して、その衝撃によって過渡電圧保
護層6にクラックが生じてしまうことがある。すると、
製造時に良品であるESD素子1が実装時に不良品化し
てしまうという問題が生じる。
【0009】そして更にはデバイス特性に個体差が生じ
てしまう、という問題が生じる。つまり、図5(b)で
示すように過渡電圧保護層6が丸くドーム状に形成され
ていると、上電極3の表面からの厚みが不均一となるた
め、電界分布が変化して過渡電圧が印加された際に低イ
ンピーダンスに変化するときの電圧も変化してしまう。
この場合、図4で示す全てのESD素子1について過渡
電圧保護層6の丸みが同じであれば素子毎の個体差が生
じることはない。しかし実際には、過渡電圧保護材料を
ディスペンスしたときの液量を寸分違わず制御するのは
困難であり、また上電極3ごとのぬれ性を同じにするの
も不可能である。したがって、ESD素子1ごとにドー
ム状の丸みにも個体差が見られることがあるため、その
結果デバイス特性に個体差が生じることになる。このこ
とは、過渡電圧保護層6がギャップgに対してずれてい
るようなESD素子1′であれば余計に個体差が著し
い。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような、従来のE
SD素子の問題を解消するためになされたのが本発明で
ある。即ち、本発明は、デバイス特性のばらつきと、P
CBへの実装効率と、耐衝撃性とを改善できるようなE
SD素子とその製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0011】そしてこれらの目的を達成すべく本発明が
提供するESD素子の製造方法は、基材に電極が形成さ
れた上部に液状の過渡電圧保護材料を付着硬化させて過
渡電圧保護層を形成する工程を含む構成を基本とし、前
記上部に、水平面方向で上端部の高さ位置が均一な枠状
の土手部を形成し、この土手部の内側に液状の過渡電圧
保護材料を付着硬化させて、上面が平坦な過渡電圧保護
層を形成するようにしたことを特徴としている。
【0012】また、本発明が提供するESD素子は、シ
ート状の基材の一方面にプリント回路基板の信号線と接
地線に各々接続される一対の下電極を、前記基材の他方
面に該一対の下電極と各々電気的に接続されている一対
の上電極を備え、さらに該一対の上電極と前記基材の上
部に過渡電圧保護層と保護層を積層形成した素子構造を
基本構成としており、前記上部に、上端部の高さ位置が
過渡電圧保護層の上面の高さ位置と同じか又はそれより
も高く、且つ、過渡電圧保護層を包囲可能な枠形状の土
手部を備えており、この土手部の内側に過渡電圧保護層
が、そしてこの過渡電圧保護層の上に保護層が、各上面
を平坦として各々形成されていることを特徴とするもの
である。
【0013】上記特徴をもつESD素子とその製造方法
では、過渡電圧保護層の上面が平坦化されるため、過渡
電圧保護層に積層形成される保護層も下層の過渡電圧保
護層の上面形状に倣って平坦化されることになる。した
がって、実装効率の改善の観点からは、吸着箇所が平坦
面であるため、吸着ノズルの位置決め精度が不要で且つ
エアリークを生じることなく確実に吸着可能となる。そ
して、デバイス特性の均質化の観点からは、過渡電圧保
護層が平坦化されることでその電極上の厚みも均一化さ
れるため、過渡電圧が印加された際に低インピーダンス
に変化するときの電圧にESD素子ごとの個体差が生じ
ることがなくなる。
【0014】また、過渡電圧保護層の耐衝撃性向上の観
点からは、土手部の上端部の高さ位置が過渡電圧保護層
の上面の高さ位置と同じか又はそれよりも高くなってい
るため、吸着ノズルの先端が保護層に衝突してもその衝
撃を土手部で止めることができ、過渡電圧保護層にクラ
ック等の不具合が起こることはない。従って、PCBへ
の実装時にESD素子が不良品化する問題を未然防止す
ることができる。しかもこの土手部は、過渡電圧保護層
を包囲するような枠状として形成されているので、過渡
電圧保護層の側面からの物理的な外乱の作用に対して
も、確実に保護することができる。
【0015】上記ESD素子とその製造方法について
は、耐衝撃性が過渡電圧保護層よりも相対的に高いよう
な硬質材料で土手部が形成されるようになっていると、
耐衝撃性能をより高めることができて好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のESD素子とその製法の
一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、
前述の従来例と同一の構成要素については同じ符号を使
用して重複する説明を省略する。
【0017】図1は、一実施形態によるESD素子1の
製造工程を示す図で、各分図において左側にESD素子
1の平面図を、右側に該平面図で示すESD素子1の長
手方向における断面図(A−A′線断面図)をそれぞれ
示してある。本発明によるESD素子1には、基材2に
上電極3と下電極4を形成した分図(a)の状態から、
分図(b)で示すような枠状の土手部8を基材2と上電
極3の上部に形成することを特徴としている。この土手
部8は、その材料として機械的強度及び化学的安定性に
優れると共に、成形性にも優れるガラスを利用してお
り、土手部8の印刷パターンが複数形成されたマスクを
使ってスクリーン印刷で形成するようになっている。こ
うして形成される土手部8は、その上端部8aが水平面
方向で高さ位置が均一となっている。
【0018】次に、枠状の土手部8の内側に液状の過渡
電圧保護材料をディスペンスすると、液状の過渡電圧保
護材料はその表面張力や基材2と上電極3のぬれ性に拘
わらず土手部8の内側に均質に広がる。つまり、土手部
8を利用することによって液状の過渡電圧保護材料の滲
みや流出を抑制することができるため、過渡電圧保護材
料の表面張力や基材2と上電極3のぬれ性等に拘わら
ず、単に過渡電圧保護材料のディスペンス量を制御する
だけの簡単な液量制御によって、分図(c)で示すよう
に上面が平坦な過渡電圧保護層6を形成することができ
る。そして、分図(d)で示すように、過渡電圧保護層
6と土手部8を覆うようなエポキシ樹脂からなる保護層
7を、土手部8を形成したときと同様の方法でスクリー
ン印刷によって形成してから、シート状の基材2を一つ
一つのESD素子1に切断し、各ESD素子1にターミ
ネート電極5を形成することでESD素子1が完成され
る。
【0019】図2は、このようにして製造されたESD
素子1の部分断面を含む外観斜視図である。このESD
素子1によれば、過渡電圧保護層6の平坦な上面形状に
応じて保護層7の上面も平坦化されているため、自動実
装機の吸着ノズルで吸着する際にもエアリークの発生が
大幅に低減されて、PCBへの実装効率を格段に向上す
ることができる。また、上面が平坦な過渡電圧保護層6
は上電極3上の厚みが均一であるため、過渡電圧が印加
された際に低インピーダンスに変化するときの電圧にE
SD素子1ごとの個体差が生じることはない。そして、
土手部8は上端部8aの高さ位置が過渡電圧保護層6の
上面の高さ位置と同じであるため、吸着ノズルの先端が
保護層7に衝突してもその衝撃を土手部8で止めること
が可能で、過渡電圧保護層6にクラック等の不具合が起
こることはない。特に、土手部8はガラス材質で過渡電
圧保護層6よりも耐衝撃性が高いものであるから、確実
に保護することができる。しかも土手部8は、過渡電圧
保護層6を包囲するような枠状として形成されているの
で、過渡電圧保護層6の側面に対する物理的な外乱の作
用に対しても保護を与えることができる。
【0020】以上の実施形態では、土手部8の材質とし
てガラスを使用した例を示したが、これ以外にも合成樹
脂やセラミック、或いはガラスとこれらの複合材を使用
してもよい。また、保護層7の材質としてもエポキシ樹
脂以外の合成樹脂や、ガラス、セラミック、或いはこれ
らの複合材を使用できるが、上記実施形態の過渡電圧保
護材料は250℃程度で硬化するので、250℃程度で
硬化する材質のものを選択する必要がある。
【0021】なお、以上の実施形態では、過渡電圧保護
層6の上面が土手部8の上端部8aの高さ位置と同位置
となっている例を示したが、本例の過渡電圧保護材料に
は有機溶媒が含まれており乾燥すると揮発する。そのた
め、その後に硬化して形成される過渡電圧保護層6の上
面は、土手部8の上端部8aの高さ位置よりも僅かに低
くなる。こうした有機溶媒の揮発による過渡電圧保護層
6の上面位置の低下だけでなく、始めから過渡電圧保護
材料を少な目に土手部8内に充填するように液量を制御
して、土手部の上端部より一段低い位置に過渡電圧保護
層の上面を形成するようにして、吸着ノズルで吸着され
る際の衝撃によるクラック発生等の危険性をさらに少な
くするようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明のESD素子及びその製造方法に
よれば、デバイス特性が均質なESD素子とすることが
できると共に、自動実装機の真空吸着によるPCBへの
実装効率を大幅に向上することが可能となる。また、こ
の真空吸着時の衝撃や他の物理的な外乱の作用に対する
耐衝撃性を向上することができ、製造後の不良化の生じ
ないESD素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるESD素子の平面と
そのA−A′線断面とを示す製造工程説明図。
【図2】本発明の一実施形態によるESD素子の部分断
面を含む外観斜視図。
【図3】一従来例によるESD素子の外観斜視図。
【図4】シート状の基材に上電極を形成した状態を模式
的に示す平面図。
【図5】分図(a)は、シート状の基材と上電極に過渡
電圧保護層と保護層を積層形成状態を示す拡大平面図、
分図(b)は分図(a)のB−B′線断面図。
【符号の説明】
1 ESD素子 2 基材 3 上電極 3a 突部 4 下電極 5 ターミネート電極 6 過渡電圧保護層 7 保護層 8 土手部 8a 上端部 g ギャップ N 吸着ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 彰夫 神奈川県川崎市高津区北見方2−35−8 イリソ電子工業株式会社内 (72)発明者 長洲 勝 神奈川県川崎市高津区北見方2−35−8 イリソ電子工業株式会社内 (72)発明者 村本 昭一 富山県富山市月岡町3丁目6番地 立山科 学工業株式会社内 (72)発明者 柳川 新 富山県富山市月岡町3丁目6番地 立山科 学工業株式会社内 (72)発明者 猪田 明宏 富山県富山市月岡町3丁目6番地 立山科 学工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に電極が形成された上部に液状の過
    渡電圧保護材料を付着硬化させて過渡電圧保護層を形成
    する工程を含むESD素子の製造方法において、 前記上部に、水平面方向で上端部の高さ位置が均一な枠
    状の土手部を形成し、この土手部の内側に液状の過渡電
    圧保護材料を付着硬化させて、上面が平坦な過渡電圧保
    護層を形成するようにしたことを特徴とするESD素子
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 過渡電圧保護層よりも相対的に耐衝撃性
    の高い硬質材料で土手部が形成される請求項1に記載の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 シート状の基材の一方面にプリント回路
    基板の信号線と接地線に各々接続される一対の下電極
    を、前記基材の他方面に該一対の下電極と各々電気的に
    接続されている一対の上電極を備え、さらに該一対の上
    電極と前記基材の上部に過渡電圧保護層と保護層を積層
    形成してあるESD素子において、 前記上部に、上端部の高さ位置が過渡電圧保護層の上面
    の高さ位置と同じか又はそれよりも高く、且つ、過渡電
    圧保護層を包囲可能な枠形状の土手部を備えており、こ
    の土手部の内側に過渡電圧保護層が、そしてこの過渡電
    圧保護層の上に保護層が、各上面を平坦として各々形成
    されていることを特徴とするESD素子。
  4. 【請求項4】 土手部の耐衝撃性が過渡電圧保護層より
    も相対的に高くなっている請求項3に記載のESD素
    子。
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