JP2001226293A - 服用補助剤 - Google Patents

服用補助剤

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JP2001226293A
JP2001226293A JP2000039421A JP2000039421A JP2001226293A JP 2001226293 A JP2001226293 A JP 2001226293A JP 2000039421 A JP2000039421 A JP 2000039421A JP 2000039421 A JP2000039421 A JP 2000039421A JP 2001226293 A JP2001226293 A JP 2001226293A
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ascorbic acid
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JP2000039421A
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Kazuko Sue
和子 須恵
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KOTARO KANPO SEIYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、医薬品や健康食品等に特異な味、
臭いがあり非常に服用しにくい薬剤または食品などに添
加することにより服用し易くする服用補助剤を提供す
る。 【解決手段】 レシチンとミルク香味料の組合せ、ゲル
化剤、およびアスコルビン酸ならびにクエン酸三ナトリ
ウムを含み、アスコルビン酸ならびにクエン酸三ナトリ
ウムが、アスコルビン酸:クエン酸三ナトリウム=3〜
5:1の割合で含まれることを特徴とする服用補助剤、
カカオ末およびチョコレート香味料をさらに含む苦味薬
のための服用補助剤またはオレンジ香味料をさらに含む
酸味薬のための服用補助剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品や健康食品
等に特異な味、臭いがあり非常に服用しにくい薬剤また
は食品などに添加することにより服用し易くする服用補
助剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】古来よ
り良薬は口に苦しと言われるように、医薬品や健康食品
の原料、製品は、本来特異な味や臭いを持っているもの
が多く、これを飲みやすくまたは食べやすくするため
に、錠剤や散剤または顆粒剤等に製剤化されている。し
かし、これらの固形剤は嚥下力が弱い高齢者や乳幼児で
は、服用が困難で食道にひっかかって炎症を起こさせる
こともある。また散剤や顆粒剤は、高齢者では、入れ歯
と歯ぐきの間に入ったりして服用しにくいし、乳幼児で
は舌や喉に付着し服用しにくい。そこで水(白湯)に溶か
して服用させようとした場合に、特異な味、臭いが強ま
って服用できないといった問題点が指摘されている。
【0003】これらの問題を解決するために種々の工夫
が行われてきた。その代表例が苦味低減方法(特許番号
第2508555号)や、医薬品等をゼリー状に加工
して服用する方法である。しかし苦味が強い物質や特異
な味、臭いの強い物質では服用時の違和感を無くすこと
はできず、より服用し易くする補助剤が求められてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々の研究
を行った結果、レシチンをマスキング剤として用い、レ
シチンの安定化剤として、pHの調整剤、酸味剤でもあ
るアスコルビン酸およびこれに対して一定割合のクエン
酸三ナトリウムを添加することによって、ゲル化剤を含
む優れた服用補助剤が得られることが判明した。
【0005】レシチンは化学的にはグリセリンに結合し
た2分子の長鎖脂肪酸を親油基とし、別に結合するリン
酸およびこれに結合するコリンを親水基とするリン脂質
でこれらを総称してレシチンという。本発明はレシチン
がミルク様の味および舌ざわりがするので、ミルク香味
料を加えてよりミルク香味を強める一方、レシチンの安
定化剤であり、かつpHの調整剤および酸味剤でもある
アスコルビン酸、およびアスコルビン酸3〜5部に対し
てクエン酸三ナトリウムを1部の割合で加えることによ
り、ゲル化剤を含む服用補助剤としての効果が著しく改
善されるとの知見を得て完成された。
【0006】本発明はレシチンとミルク香味料の組合
せ、ゲル化剤、およびアスコルビン酸およびクエン酸三
ナトリウムを含み、アスコルビン酸:クエン酸三ナトリ
ウム=3〜5:1の割合で含まれることを特徴とする服
用補助剤を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明の服用補助剤が対象とする
製品は、医薬品あるいは健康食品で、健康維持のために
は是非とも必要な製品でありながら、特異な味、臭いの
ために服用しにくい製品、水に溶かした際に特異な味、
臭いを呈するに至った製品、無味無臭であるが口中に含
んだ際に特異な違和感を呈する製品などである。
【0008】本発明の服用補助剤は、柴胡清肝湯、柴苓
湯、小青竜湯、香蘇散、かっ香正気散、柴胡桂枝湯、柴
胡桂枝乾姜湯、黄連解毒湯、麻黄湯、人参湯、麻杏甘石
湯、苓甘姜味辛夏仁湯、参蘇飲、荊芥連翹湯、三黄瀉心
湯、葛根湯、葛根湯加辛夷川きゅう、安中散、小柴胡
湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、呉茱萸湯、九味檳ろう
湯、大柴胡湯、辛夷清肺湯、大建中湯などの漢方薬およ
びある種の抗生物質に用いることができる。
【0009】この明細書にいう「苦味薬のために」と
は、苦味やえぐみの強い医薬品、健康食品等のための服
用補助剤をいい、漢方薬としては、例えば柴胡清肝湯、
柴苓湯、およびある種の抗生物質(例えば、マクロライ
ド系、セフェム系)、また「酸味薬のために」とは、酸
味および香りの強い医薬品、健康食品等のための服用補
助剤をいい、漢方薬としては、小青竜湯、香蘇散、かっ
香正気散などを挙げることができる。
【0010】レシチンはそれ自体は若干油っぽい味が
し、臭いはほとんどないが舌ざわりがミルク様であり、
数グラムを一度に服用しようとすると服用しづらい。そ
こでレシチンにミルク香味料を添加し、レシチンをより
ミルクに類似したものにし服用を容易にする。
【0011】レシチンは市販品を用いることができる。
レシチンは本発明の服用補助剤中に4〜50重量%、好
ましくは6〜40重量%、より好ましくは、7〜30重
量%含まれる。
【0012】アスコルビン酸はレシチンの安定化剤であ
り、pHの調整剤および酸味剤でもある。さらに味を良
くするために、矯味剤としてクエン酸三ナトリウムを、
アスコルビン酸3〜5に対してクエン酸三ナトリウム1
を加える。より好ましくはアスコルビン酸4に対してク
エン酸三ナトリウム1を加える。アスコルビン酸および
クエン酸三ナトリウムは食品添加物として市販されてい
るものを使用することができる。
【0013】アスコルビン酸は本発明の服用補助剤中、
0.2〜3.0重量%、好ましくは0.6〜2.0重量%、
より好ましくは、1.0〜1.5重量%含まれる。
【0014】本発明の服用補助剤はゲル化剤を含んでお
り、水または湯に溶解するとゾル状になり、これを冷却
するとゼリー状になる。
【0015】本発明で用い得るゲル化剤としては、例え
ば、市販されている多糖類である種子由来のローカスト
ビーンガム、グアーガムなど、海藻由来のκ−カラギー
ナン、寒天、アルギン酸ナトリウムなど、タンパク質由
来のゼラチン、カゼインなど、微生物由来のキサンタン
ガム、ジェランガム、カードラン、プルランなど、根茎
由来のグルコマンナン、果実由来のペクチンなどを挙げ
ることができる。これらのゲル化剤には市販のものを用
いればよい。
【0016】好ましくは、ローカストビーンガム、κ−
カラギーナン、キサンタンガム、寒天、ゼラチン、グル
コマンナン、ペクチンであり、より好ましくは、ローカ
ストビーンガム、κ−カラギーナン、キサンタンガムで
ある。
【0017】上記のゲル化剤を1種または通常は2種以
上組合せて用いる。ゲル化剤は本発明の服用補助剤中、
4〜20重量%、好ましくは7〜17重量%、より好ま
しくは、9〜15重量%含まれる。
【0018】本発明の服用補助剤は具体的には、例えば
レシチン(7〜30重量%)とκ−カラギーナン(7〜
11重量%)、ローカストビーンガム(2〜4重量
%)、ミルク香料(1〜3重量%)を含有する混合末
に、甘味料(45〜79重量%)を加えて混合したものを
基本的なベースとするか、または上記のκ−カラギーナ
ンおよびローカストビーンガムからなるゲル化剤に代え
て、κ−カラギーナン16%、ローカストビーンガム1
4%およびキサンタンガム11%のゲル化剤およびその
他59%を含むゲル化製剤を含むもの(FG2432、
新田ゼラチン社製)(6重量%〜10重量%)を基本的な
ベースとする。
【0019】甘味料はアスパルテーム、アマルティ、砂
糖及び液糖、キシリトール系甘味料等から選ばれる。こ
れらの甘味料は、食品用として市販されているものが使
用できる。
【0020】甘味料は本発明の服用補助剤中、36〜9
0重量%、好ましくは50〜85重量%、より好ましく
は、45〜79重量%含まれる。
【0021】さらに、本発明によれば、特に苦味の強い
医薬品や健康食品等については、上記の基本的なベース
にカカオ末およびチョコレート香味料をさらに添加する
ことによって、服用補助剤としてより優れたものを得る
ことができる。カカオ末の添加量は本発明の服用補助剤
中、4〜18重量%、好ましくは8〜16重量%、より
好ましくは、12〜15重量%含まれる。
【0022】チョコレート香料は市販のものを用いるこ
とができ、チョコレート風味をつけるために適当量添加
する。
【0023】本発明による苦味薬のための服用補助剤
は、レシチン100〜1640部、アマルティ1770
〜3500部、アスパルテーム30〜60部、アスコル
ビン酸10〜90部、クエン酸三ナトリウム5〜30
部、カラギーナンSWG・JおよびカラギーナンWG−
108からなるカラギーナン 75〜540部とローカス
トビーンガム45〜150部からなるゲル化剤、カカオ
末200〜850部、チコレート香味料30〜100部
の割合で配合される。または上記のゲル化剤に代えて、
κ−カラギーナン16%、ローカストビーンガム14%
およびキサンタンガム11%のゲル化剤およびその他5
9%を含むゲル化製剤20〜70部を配合することがで
きる。
【0024】特に、酸味の強い医薬品や健康食品につい
ては、上記の基本的なベースにオレンジ香料を添加す
る。オレンジ香味料は市販のものを用いることができ、
オレンジ風味をつけるために適当量添加する。
【0025】本発明による酸味薬のための服用補助剤
は、レシチン100〜1640部、アマルティ1770
〜3500部、アスパルテーム30〜60部、アスコル
ビン酸10〜90部、クエン酸三ナトリウム5〜30
部、カラギーナンSWG・JおよびカラギーナンWG−
108からなるカラギーナン 75〜540部およびロー
カストビーンガム45〜150部からなるゲル化剤、オ
レンジ香味料30〜100部の割合で配合される。また
は上記のゲル化剤に代えて、κ−カラギーナン16%、
ローカストビーンガム14%およびキサンタンガム11
%のゲル化剤およびその他59%を含むゲル化製剤20
〜70部を配合することができる。
【0026】本発明の服用補助剤には、安定剤、保存
剤、着色剤などおよび製品として最終的な味を調整する
ためにさらに少量の調味料および香料を添加することが
できる。
【0027】上記に挙げた混合粉末はそのまま粉末剤と
して用いることもできるが、取り扱いの簡便性を考慮し
て、通常の顆粒剤の調製法により顆粒剤として用いるの
が好ましい。
【0028】本発明の服用補助剤は1回の使用量が2〜
8g、好ましくは4〜6gである。一例を挙げれば、1
回の服用量の薬剤および本発明の服用補助剤5gに、水
もしくは白湯を加えてゾル状としてそのまま服用する
か、80℃の熱水を加えて攪拌溶解後冷蔵庫で冷却しゼ
リー状として服用する。
【0029】
【実施例】以下に本発明の服用補助剤の実施例を具体的
に説明する。本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0030】実施例1 チョコレート・ミルク味顆粒服用補助剤(湿式造粒) レシチン(ベネコートBMI−40、花王(株)、食品添
加物用レシチン製剤)を410g、κ−カラギーナンと
してGENU GEL−SWG−J(ハーキュリーズ・
ジャパン(株))を296gおよびGENU GEL−WG
−108を178g、ローカストビーンガムとしてGE
NUGUM−RL−200−J(ハーキュリーズ・ジャ
パン(株))を142g、チョコレート香料としてチョコ
レートコートンD06209(小川香料(株))を95g、
ミルク香料としてミルクコートンD06214(小川香
料(株))が95g、ココア末(カカオ末100%)を71
0g、アスコルビン酸を64g、クエン酸三ナトリウム
を16g、アスパルテームを46g、アマルティを29
48g、をそれぞれ量りとり混合し、エタノール(95
%)2000mlを加えて練合した。練合物を12号ふ
るいで押し出し顆粒を得た後、乾燥しチョコレート・ミ
ルク味湿式造粒顆粒を得た。1回の使用量は2〜8g、
好ましくは4〜6gである。
【0031】実施例2 実施例1において、レシチンとして、410gのベネコ
ートBMI−40に代えて、セントロレックスF(米国
セントラルソーヤ社製、食品添加物用レシチン製剤)1
400gを用いる以外は実施例1と同様に行った。
【0032】実施例3および4 実施例1および2において、κ−カラギーナンとしてG
ENU GEL−SWG−J(ハーキュリーズ・ジャパ
ン(株))296gおよびGENU GEL−WG−108
の178gおよびローカストビーンガムとしてGENU
GUM−RL−200−J(ハーキュリーズ・ジャパン
(株))142gからなるゲル化剤に代えて、FG243
2(新田ゼラチン社製)500gを用いる以外は実施例1
および2と同様に行った。
【0033】実施例5 オレンジ・ミルク味顆粒服用補助剤(湿式造粒) レシチン(ベネコートBMI−40)を374g、κ−
カラギーナンとしてGENU GEL−SWG−Jを1
90g、GENU GEL−WG−108を115g、
ローカストビーンガムとしてGENUGUM−RL−2
00−Jを135g、オレンジ香料としてオレンジコー
トンD07439(小川香料(株))を88g、ミルク香料
としてミルクコートンD06214を88g、アスコル
ビン酸を56g、クエン酸三ナトリウムを14g、アス
パルテームを60g、アマルティを3380gをそれぞ
れ量りとり混合し、エタノール(95%)2000ml
を加えて練合したものを12号ふるいで押し出し顆粒を
得た後、乾燥しオレンジ・ミルク味湿式造粒顆粒を得
た。1回使用量は2〜8g、好ましくは4〜6gであ
る。
【0034】実施例6 実施例5において、レシチンとして、374gのベネコ
ートBMI−40に代えて、セントロレックスF(米国
セントラルソーヤ社製、食品添加物用レシチン製剤)1
200gを用いる以外は実施例5と同様に行った。
【0035】実施例7および8 実施例5および6において、κ−カラギーナンとしてG
ENU GEL−SWG−Jを190g、GENU G
EL−WG−108を115g、ローカストビーンガム
としてGENUGUM−RL−200−Jを135gか
らなるゲル化剤に代えて、FG2432(新田ゼラチン
社製)500gを用いる以外は実施例5および6と同様
に行った。
【0036】実施例9〜12 チョコレート・ミルク味顆粒服用補助剤(乾式造粒) 実施例1〜4に示したレシチン以下アマルティまでをそ
れぞれ量りとり混合し、圧縮成型機で圧縮成形後、粉砕
機で粉砕し、12号ふるいを通してチョコレート・ミル
ク味乾式造粒顆粒を得た。
【0037】実施例13〜16 オレンジ・ミルク味顆粒服用補助剤(乾式造粒) 実施例5〜8に示したレシチン以下アマルティまでを其
々量りとり混合し、圧縮成型機で圧縮成形後、粉砕機で
粉砕し、12号ふるいを通してオレンジ・ミルク味乾式
造粒顆粒を得た。
【0038】官能試験 官能試験は本発明の服用補助剤(I)、比較試験の対象と
して、苦味低減方法(特許番号 第2508555号)
に記載の服用補助剤(II)、ならびに文献報告例(文献
名:漢方製剤における剤型の検討−第5報−;薬局、第
44巻(第7号)971−977頁、1993年)記載の
服用補助剤(III)を用い、対照(C)には被検薬剤を水あ
るいは湯で溶かして用いた。なお、官能試験のパネルは
8名(男性6名、女性2名)であり、評価は++(非常
に服用し易い)、+(服用し易い)、±(変わらな
い)、−(服用しにくい)、−−(非常に服用しにく
い)で表わした。
【0039】官能試験1 小児を対象としているが非常に苦味の強い漢方薬である
柴胡清肝湯エキス細粒(小太郎漢方製薬(株))3gに実
施例1〜4の服用補助剤顆粒5gを加え、80℃の熱水
50mlを加え良く撹拌した後、冷蔵庫で冷却しゼリー
化した。コントロール(C)は、柴胡清肝湯エキス細粒3
gに80℃の熱水50mlを加えよく攪拌溶解後、冷却
した。
【0040】苦味低減方法に記載の服用補助剤(II)につ
いては、特許第2508555号の記載に基づいて、チ
ョコレート味付剤(下記参照)10.44gおよびκ−カ
ラギーナン0.76gに、柴胡清肝湯エキス細粒3.0g
を加え、これに80℃の熱水50mlを加えて攪拌溶解
した後、冷却しゼリー化した。 チョコレート味付剤 グラニュー糖 186.6g パウダーチョコレート8004(香料) 3.0g SRチョコレート色素 No.2(色素) 3.0g ネッスルココアPMT 16.0g 合計 208.6g/40個
【0041】文献報告例記載の服用補助剤(III)につい
ては、文献の記載に基づいて、柴胡清肝湯エキス細粒
3.0gに単シロップ8mlと熱水3mlを加え、加温
しながら溶解する。製菓用ゼライス0.55gを2ml
の水に膨潤させ湯煎で溶解した。上記にミルクココア粉
末(森永製菓(株))2.5gと湯3mlを加えて加温しな
がら溶解し、冷却してゼリー化する。
【0042】比較官能試験を実施した結果を表1に示
す。 表1 C:対照(柴胡清肝湯エキス細粒3gを熱水50mlに溶
解) I−1:本発明の実施例1の服用補助剤 I−2:本発明の実施例2の服用補助剤 I−3:本発明の実施例3の服用補助剤 I−4:本発明の実施例4の服用補助剤 II:苦味低減方法に記載の服用補助剤 III:文献報告例記載の服用補助剤
【0043】本発明の服用補助剤は対照および比較のた
めの文献報告例の服用補助剤に比較して明らかに優れた
結果が得られた。服用補助剤としてチョコレート・ミル
ク味についてレシチンの種類およびゲル化剤の種類に関
係なく良好な効果が得られることも判明した。
【0044】官能試験2 えぐみを伴う酸味を持ち、加えて特有の臭いを持つ漢方
薬である小青竜湯煎液(マオウ3g、シャクヤク3g、
カンキョウ3g、カンゾウ3g、ケイヒ3g、サイシン
3g、ゴミシ3g及びハンゲ6gを其々量りとり混合
し、水540mlを加え、弱火で2時間、煎出し、茶こ
しにガーゼを重ねてろ過した後50℃程度まで冷却して
得た煎液)45mlに実施例5〜8の顆粒4.5gを加
え良く撹拌した後、冷却しゾル状の溶液とした(本発明
の服用補助剤:I)。
【0045】対照(C)は小青竜湯煎液をさましたもの4
5mlを用いた。官能試験を実施した結果を表2に示
す。
【0046】表2 C:対照(小青竜湯煎液45ml) I−5:本発明の実施例5の服用補助剤 I−6:本発明の実施例6の服用補助剤 I−7:本発明の実施例7の服用補助剤 I−8:本発明の実施例8の服用補助剤
【0047】オレンジ・ミルク味の服用補助剤について
も対照と比較して明らかに優れていた。またレシチンお
よびゲル化剤を変えても同様の結果が得られることが判
明した。
【0048】官能試験2で煎液を得た直後に本発明の服
用補助剤を加え、冷蔵庫で冷却するとゼリー状となる。
このものについても官能試験を行った結果も表2と同様
であった。
【0049】一般に漢方薬は特異な味や臭いをもってい
ることから、先の柴胡清肝湯エキス細粒および小青竜湯
煎液以外に、本発明の服用補助剤を用いて、柴胡桂枝
湯、柴胡桂枝乾姜湯、黄連解毒湯、麻黄湯、人参湯、麻
杏甘石湯、香蘇散、苓甘姜味辛夏仁湯、参蘇飲、荊芥連
翹湯、かっ香正気散、三黄瀉心湯、葛根湯、葛根湯加辛
夷川きゅう、安中散、小柴胡湯、当帰四逆加呉茱萸生姜
湯、呉茱萸湯、九味檳ろう湯、大柴胡湯、辛夷清肺湯、
大建中湯等の処方について同様の官能試験を行った結
果、いずれの処方においても特異な味、臭いを感じさせ
ることなく服用可能となった。
【0050】官能試験3 ドライシロップ製剤ではあるが、顆粒状であるために乳
幼児には服用困難であるため、水に溶かして服用させよ
うとすると特有のえぐみを伴う苦味が出てくるマクロラ
イド系抗生物質のクラリスロマイシン(大日本製薬
(株)、クラリシッド小児用ドライシロップ)0.5gに
実施例9〜12の顆粒4gを加え、80℃の熱水40m
lを加え良く撹拌した後、冷蔵庫で冷却しゼリー化し
た。対照(C)はクラリスロマイシンドライシロップ0.
5gに水40mlを加え良く攪拌し溶解させ服用する。
【0051】苦味低減方法に記載の服用補助剤(II)は、
官能試験1で調製したチョコレート味付剤5.22gお
よびκ−カラギーナン0.38gに、クラリスロマイシ
ンドライシロップ0.5gを加え、80℃の熱水25m
lに攪拌溶解した後、冷却しゼリー化する。
【0052】文献報告例記載の服用補助剤(III)は、ク
ラリスロマイシンドライシロップ0.5gに単シロップ
8mlと熱水3mlを加え、加温しながら溶解する。製
菓用ゼライス0.55gを2mlの水に膨潤させ湯煎で
溶解した。上記にミルクココア粉末(森永製菓(株))2.
5gと湯3mlを加えて加温しながら溶解し、冷却して
ゼリー化する。比較官能試験を実施した結果を表3に示
す。
【0053】表3 C:対照(クラリスロマイシンドライシロップ0.5
g) I−9:本発明の実施例9の服用補助剤 I−10:本発明の実施例10の服用補助剤 I−11:本発明の実施例11の服用補助剤 I−12:本発明の実施例12の服用補助剤 II:苦味低減方法に記載の服用補助剤 III:文献報告例記載の服用補助剤
【0054】本発明の服用補助剤は対照および文献報告
例の服用補助剤と比較して明らかに優れた結果を示し
た。
【0055】本発明の服用補助剤を用いて、マクロライ
ド系抗生物質以外にセフェム系抗生物質である塩酸セフ
カペンピボキシル(塩野義製薬(株)、フロモックス小児
用細粒)や、セフジトレンピボキシル(明治製菓(株)、
メイアクト小児用顆粒)についても同様に官能試験を行
った結果、いずれの抗生物質でも苦味を感じさせること
なく服用可能となった。
【0056】官能試験4 配合剤であるレシチンは苦味マスキング剤ではあるが、
脳の健康維持のための補助食品としても利用されてお
り、1回に数グラム服用されている。レシチン自体は若
干油っぽい味がするのみで、臭いはほとんど無いのであ
るが、数グラムも一度に服用しようとすると口中に違和
感を感じ服用しづらい物である。そこでレシチン3gに
実施例13〜16の顆粒4gを加え、80℃の熱水50
mlを加え良く撹拌した後、冷蔵庫で冷却しゼリー化し
た。対照(C)は市販の顆粒状レシチン3gをそのまま口
に含み服用する。官能試験を実施した結果を表4に示
す。
【0057】表4 C:対照(レシチン3g) I−13:本発明の実施例13の服用補助剤 I−14:本発明の実施例14の服用補助剤 I−15:本発明の実施例15の服用補助剤 I−16:本発明の実施例16の服用補助剤
【0058】本発明の服用補助剤4gにはレシチンが
1.6g含まれており、最終的にレシチン4.6gを服用
することになるにもかかわらず、対照と比較すると本発
明の服用補助剤を用いるときレシチンを容易に服用でき
ることがわかった。また、実施例1〜12の服用補助剤
についても同様の官能試験を行った結果、レシチンをき
わめて容易に服用することができた。
【0059】表1〜表4の官能試験結果にも示されるよ
うに、非常に服用し難かった医薬品等に本発明の服用補
助剤を加え、温湯あるいは熱湯に溶かした後、冷却しゾ
ル状あるいはゼリー状とすることにより、全員が違和感
を感ずることなく服用可能となった。本発明は苦味低減
方法や文献報告例のようにゼリー状として口中への広が
りを抑制する効果のみでは抑えきれなかった味、臭い、
ならびに苦味低減剤のレシチンのみでは抑えられなかっ
た苦味以外の他の酸味、えぐみを、ゲル化剤にミルク香
味料を含む基本ベース、またはさらにこれにカカオ末と
チョコレート香料もしくはオレンジという香料を組合わ
せることにより、相乗的な抑制効果が現れたものと考え
られる。
【0060】
【発明の効果】本発明は、乳幼児などに服用困難であっ
た医薬品、介護が必要な老人などに服用させにくかった
医薬品、あるいは健康維持のためには必要と理解してい
ても服用困難であった健康食品等を違和感なく服用でき
るようにするという効果を持つ。
【0061】また本発明は、温湯で溶かすことによりゾ
ル状、熱湯に溶かして冷蔵庫で冷却することによりゼリ
ー状になるというように、服用者の状態、ニーズに合っ
た服用法の選択枝を増やす効果も持つ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 C 47/22 47/22 47/36 47/36 47/44 47/44 47/46 47/46 Fターム(参考) 4B018 LE04 MD09 MD25 MD37 MD46 MD57 MD94 ME14 4B035 LC01 LE04 LG06 LG13 LG16 LG23 LG25 LG27 LG33 LK02 4C076 AA31 AA99 BB01 DD43 DD59 DD63 EE30 EE41 EE58 FF52 4C086 AA01 CC10 CC12 EA13 MA52 NA09 ZB35 4C088 AB04 AB11 AB12 AB32 AB33 AB60 AB65 BA37 MA52 NA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシチンとミルク香味料の組合せ、ゲル
    化剤、およびアスコルビン酸ならびにクエン酸三ナトリ
    ウムを含み、アスコルビン酸ならびにクエン酸三ナトリ
    ウムが、アスコルビン酸:クエン酸三ナトリウム=3〜
    5:1の割合で含まれることを特徴とする服用補助剤。
  2. 【請求項2】 上記割合がアスコルビン酸:クエン酸三
    ナトリウム=4:1である、請求項1記載の服用補助
    剤。
  3. 【請求項3】 ゾル状またはゼリー状で服用される、請
    求項1または2記載の服用補助剤。
  4. 【請求項4】 ゲル化剤がκ−カラギーナンおよびロー
    カストビーンガムである、請求項1〜3のいずれか1項
    記載の服用補助剤。
  5. 【請求項5】 ゲル化剤がκ−カラギーナン、ローカス
    トビーンガムおよびキサンタンガムである、請求項1〜
    3のいずれか1項記載の服用補助剤。
  6. 【請求項6】 苦味薬のための、カカオ末およびチョコ
    レート香味料をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1
    項記載の服用補助剤。
  7. 【請求項7】 酸味薬のための、オレンジ香味料をさら
    に含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の服用補助
    剤。
  8. 【請求項8】 レシチンおよび請求項1〜7に記載の服
    用補助剤からなるレシチン製剤。
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