JP2001224598A - 内視鏡用組織採取具 - Google Patents
内視鏡用組織採取具Info
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- JP2001224598A JP2001224598A JP2000036165A JP2000036165A JP2001224598A JP 2001224598 A JP2001224598 A JP 2001224598A JP 2000036165 A JP2000036165 A JP 2000036165A JP 2000036165 A JP2000036165 A JP 2000036165A JP 2001224598 A JP2001224598 A JP 2001224598A
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Abstract
度を有し、しかも十分な量の標本組織を採取することが
できる内視鏡用組織採取具を提供すること。 【解決手段】組織収納凹部12の断面形状が、針軸10
を略C字状の断面形状に窪ませて形成されている。
Description
挿通チャンネルに挿脱されて肝生検等を行うのに用いら
れる内視鏡用組織採取具に関する。
て用いられているいわゆるメンギーニ組織採取針の先端
部分を示しており、棒状の針軸10の先端には尖った針
先11が形成されると共に、切り取った標本組織を収納
するための組織収納凹部12が、針先11の近傍を側面
から窪ませた形状に形成されている。図7は、組織収納
凹部12における針軸10の、軸線に対して垂直な断面
の断面図である。
た外套管20の先端には、組織収納凹部12に入り込ん
だ組織を切り取るための環状の刃21が内周側に形成さ
れている。
組織採取具を用いて生検組織を採取している状態を示し
ており、図8に示されるように、組織100に突き刺し
た外套管20を少し引き戻して組織収納凹部12内に組
織100の目標部分を入れ込み、次いで図9に示される
ように、外套管20を瞬時に送り出して、組織収納凹部
12内に入り込んでいる組織100から標本組織101
を切り取るようになっている。
12部分が図7に示されるような断面形状の針軸10
は、その部分で上下方向に簡単に曲がってしまうので、
針軸10を外套管20から突出した状態で組織100に
突き刺す際や、組織100に突き刺された針軸10を軸
にして外套管20を強く送り出す際に、図10に示され
るように、針軸10が組織収納凹部12部分で折れ曲が
って使用できなくなってしまう場合がある。
組織収納凹部12部分の針軸10の肉厚を厚くすること
が考えられるが、そのようにすると、曲げに対する強度
は向上するが、組織収納凹部12の容量が小さくなって
十分な量の標本組織を採取することができない。
て針軸が優れた曲げ強度を有し、しかも十分な量の標本
組織を採取することができる内視鏡用組織採取具を提供
することを目的とする。
め、本発明の内視鏡用組織採取具は、前方に向けて針先
が形成されると共にその針先の近傍部分の側面に組織収
納凹部が形成された針軸と、上記針軸に軸線方向に進退
自在に被嵌されて上記組織収納凹部に入り込んだ組織を
切り取るための刃が先端に形成された外套管とを有する
内視鏡用組織採取具において、組織収納凹部が、針軸を
略C字状の断面形状に窪ませて形成されているものであ
る。
面形状が、少なくとも半円程度以上の円弧状であればよ
い。また、組織収納凹部における針軸の断面形状が、先
側から後方へ次第に角度の大きな円弧状に形成されてい
てもよく、その場合には、組織収納凹部における針軸の
断面形状が、最も後方部分において少なくとも半円程度
以上の円弧状であればよい。
説明する。図1は、本発明の第1の実施例の内視鏡用組
織採取具の先端部分を示しており、(A)は外套管20
の先端が所定の先端位置まで押し出された状態を示し、
(B)は、外套管20の先端が後方に引き戻された状態
を示している。
方に向けて尖った無孔の針先11が形成されており、針
先11の直後の部分には、組織を収納するための組織収
納凹部12が、針軸10を側面から窪ませた形状に形成
されている。
退自在に略全長にわたって被嵌されている。外套管20
の先端部分は先細りのテーパ状に形成されており、その
結果、外套管20の内周先端部分が環状の刃21になっ
ている。
ることにより、図1の(A)、(B)に示されるよう
に、外套管20の先端部分が組織収納凹部12を完全に
覆う状態と組織収納凹部12より後方に退避した状態と
の間を移動し、組織収納凹部12に入り込んだ組織を刃
21によって切り取ることができる。
線に対して垂直な断面の断面形状は、II−II断面を図示
する図2に示されるように、針軸10の半部が完全に切
り欠かれ、残りの半部には外周面に沿う一定の厚さの円
弧状の壁が残されて、略C字状に形成されている。
針軸10の、軸線に対して垂直な断面の断面形状は、針
軸10の元々の外周面を外面とする円弧状に形成されて
おり、少なくとも半円程度以上の円弧状であればよい。
ような断面形状に形成することにより、組織収納凹部1
2の容積をさほど減少させることなく優れた曲げ強度を
得ることができ、その結果、組織収納凹部12が折り曲
がることなく十分な量の標本組織を採取することができ
る。
組織採取具の全体構成を示しており、第1の実施例と同
様にC字状の断面形状に形成された組織収納凹部12
が、IV−IV断面を図示する図4及びV−V断面を図示す
る図5にも示されるように、先側から後方へ次第に角度
の大きな円弧状に形成されている。この場合、組織収納
凹部12の断面形状が、最も後方部分において少なくと
も半円程度以上の円弧状であればよい。
収納凹部12には後方へいくほど大きな曲げ力が作用す
るので、組織収納凹部12における針軸10の断面形状
をこのように先側から後方へ次第に角度の大きな円弧状
に形成すればよく、組織収納凹部12の容量を最大限に
確保することができる。
は、針軸10の組織収納凹部12より後方部分がパイプ
状に形成されていて、その内孔部分が手元側から組織収
納凹部12に通じる吸引路13になっている。したがっ
て、標本組織を組織収納凹部12内に吸い付けた状態に
してから外套管20の刃21で切断することができる。
指掛け14,22が形成され、針軸10の手元側端部に
は、吸引具50を接続するための口金16が吸引路13
に連通して形成されている。
込み量を目視するための目盛り15が針軸10の外周面
に形成されており、針軸10に対して外套管20を任意
の位置で固定するための手動固定ネジ23が外套管20
側に取り付けられている。
を略C字状の断面形状に窪ませて形成されていることに
より、組織収納凹部において針軸が優れた曲げ強度を有
するので、使用時に針軸が折れ曲がって使用できなくな
ってしまうようなケースが大幅に減少し、しかも十分な
量の標本組織を組織収納凹部内に採取することができ
る。
先端部分の側面断面図である。
全体構成を示す側面断面図である。
面図である。
先端部分の側面断面図である。
先端部分の側面断面図である。
凹部で曲がってしまった状態を示す側面断面図である。
例を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】前方に向けて針先が形成されると共にその
針先の近傍部分の側面に組織収納凹部が形成された針軸
と、上記針軸に軸線方向に進退自在に被嵌されて上記組
織収納凹部に入り込んだ組織を切り取るための刃が先端
に形成された外套管とを有する内視鏡用組織採取具にお
いて、 上記組織収納凹部が、上記針軸を略C字状の断面形状に
窪ませて形成されていることを特徴とする内視鏡用組織
採取具。 - 【請求項2】上記組織収納凹部における上記針軸の断面
形状が、少なくとも半円程度以上の円弧状である請求項
1記載の内視鏡用組織採取具。 - 【請求項3】上記組織収納凹部における上記針軸の断面
形状が、先側から後方へ次第に角度の大きな円弧状に形
成されている請求項1記載の内視鏡用組織採取具。 - 【請求項4】上記組織収納凹部における上記針軸の断面
形状が、最も後方部分において少なくとも半円程度以上
の円弧状である請求項3記載の内視鏡用組織採取具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036165A JP4554750B2 (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 内視鏡用組織採取具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000036165A JP4554750B2 (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 内視鏡用組織採取具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001224598A true JP2001224598A (ja) | 2001-08-21 |
JP4554750B2 JP4554750B2 (ja) | 2010-09-29 |
Family
ID=18560246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000036165A Expired - Fee Related JP4554750B2 (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 内視鏡用組織採取具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4554750B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101481732B1 (ko) | 2013-04-17 | 2015-01-12 | 전북대학교산학협력단 | 생체 조직 검사용 바늘 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09504979A (ja) * | 1994-03-14 | 1997-05-20 | ジョン アール ハーガ, | 生検針の改良された切開チップ |
JPH10507952A (ja) * | 1994-10-31 | 1998-08-04 | ボストン・サイエンティフィック・コーポレーション | バイオプシー針 |
-
2000
- 2000-02-15 JP JP2000036165A patent/JP4554750B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPH09504979A (ja) * | 1994-03-14 | 1997-05-20 | ジョン アール ハーガ, | 生検針の改良された切開チップ |
JPH10507952A (ja) * | 1994-10-31 | 1998-08-04 | ボストン・サイエンティフィック・コーポレーション | バイオプシー針 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101481732B1 (ko) | 2013-04-17 | 2015-01-12 | 전북대학교산학협력단 | 생체 조직 검사용 바늘 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4554750B2 (ja) | 2010-09-29 |
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