JP2001206562A - 搬送ユニット着脱機構及び画像形成装置 - Google Patents
搬送ユニット着脱機構及び画像形成装置Info
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- JP2001206562A JP2001206562A JP2000018305A JP2000018305A JP2001206562A JP 2001206562 A JP2001206562 A JP 2001206562A JP 2000018305 A JP2000018305 A JP 2000018305A JP 2000018305 A JP2000018305 A JP 2000018305A JP 2001206562 A JP2001206562 A JP 2001206562A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型で重い定着ユニット等の搬送ユニットを
装置から取り出すための操作がスムーズに確実に行える
ようにすること。 【解決手段】 定着ユニット８を装置本体側面の開口に
向けて引き出す際に該定着ユニット８を案内するレール
19と、前記開口付近において前記定着ユニット８の下部
に設けた突起22に作用し、該定着ユニット８の引き出し
方向への移動を規制し、該定着ユニット８の脱方向への
回動支点として作用する引き出しストッパ20と、を有
し、前記開口に向けて引き出す定着ユニット８を前記レ
ール19によって案内し、前記開口付近にてユニット下部
に設けた突起22を前記引き出しストッパ20によって規制
し、その後、前記定着ユニット８を前記引き出しストッ
パ20を支点にして脱方向へ回動し、更にユニット天面に
設けたハンドル24を持って引き上げることで、前記引き
出しストッパ20による規制を解除し、装置本体から取り
出す構成であることを特徴とする。
装置から取り出すための操作がスムーズに確実に行える
ようにすること。 【解決手段】 定着ユニット８を装置本体側面の開口に
向けて引き出す際に該定着ユニット８を案内するレール
19と、前記開口付近において前記定着ユニット８の下部
に設けた突起22に作用し、該定着ユニット８の引き出し
方向への移動を規制し、該定着ユニット８の脱方向への
回動支点として作用する引き出しストッパ20と、を有
し、前記開口に向けて引き出す定着ユニット８を前記レ
ール19によって案内し、前記開口付近にてユニット下部
に設けた突起22を前記引き出しストッパ20によって規制
し、その後、前記定着ユニット８を前記引き出しストッ
パ20を支点にして脱方向へ回動し、更にユニット天面に
設けたハンドル24を持って引き上げることで、前記引き
出しストッパ20による規制を解除し、装置本体から取り
出す構成であることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材を搬送す
る搬送ユニットを着脱するための搬送ユニット着脱機構
に関し、例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置に用
いられる搬送ユニット着脱機構に関するものである。
る搬送ユニットを着脱するための搬送ユニット着脱機構
に関し、例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置に用
いられる搬送ユニット着脱機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、複写機やレーザービームプリンタ
などの画像を形成する画像形成装置では、記録紙の上面
にトナー像を形成し、該トナー像を記録紙に熱定着させ
る手段としての定着ユニットにて前記記録紙を搬送しつ
つ定着を行い、更に該定着済みの記録紙を排紙ガイドユ
ニットによって定着ユニットの上方に向かって反転させ
て搬送し、装置上部の積載部に排出積載する構成のもの
がある。
などの画像を形成する画像形成装置では、記録紙の上面
にトナー像を形成し、該トナー像を記録紙に熱定着させ
る手段としての定着ユニットにて前記記録紙を搬送しつ
つ定着を行い、更に該定着済みの記録紙を排紙ガイドユ
ニットによって定着ユニットの上方に向かって反転させ
て搬送し、装置上部の積載部に排出積載する構成のもの
がある。
【０００３】上記定着ユニットは、搬送ユニットの一形
態であり、高熱で使用されることから耐久上、交換を必
要とする。従来の定着ユニットの着脱方法としては、ま
ず上記装置側面から排紙ガイドユニットを取り除いて開
口を確保した後、該排紙ガイドユニットより装置内に奥
まった位置にある定着ユニットをつかんで装置内から取
り出す方法がある。
態であり、高熱で使用されることから耐久上、交換を必
要とする。従来の定着ユニットの着脱方法としては、ま
ず上記装置側面から排紙ガイドユニットを取り除いて開
口を確保した後、該排紙ガイドユニットより装置内に奥
まった位置にある定着ユニットをつかんで装置内から取
り出す方法がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、特に対応紙サイズが大きく高速の装置で
は定着ユニットが大型であり（例えば重量が10kgを超え
るような場合もある）、前述の如き奥まった位置での定
着ユニットの着脱作業は困難であった。
来の装置では、特に対応紙サイズが大きく高速の装置で
は定着ユニットが大型であり（例えば重量が10kgを超え
るような場合もある）、前述の如き奥まった位置での定
着ユニットの着脱作業は困難であった。
【０００５】これを改善するために前記定着ユニットの
引き出し方向となるユニット側面に着脱用のハンドルを
設けることが考えられるが、該ユニット側面には紙の出
口があり且つジャム処理用の機構などが設けられている
関係上、該ユニットの重さを支えられるような十分なサ
イズのハンドルを設けることが困難であった。
引き出し方向となるユニット側面に着脱用のハンドルを
設けることが考えられるが、該ユニット側面には紙の出
口があり且つジャム処理用の機構などが設けられている
関係上、該ユニットの重さを支えられるような十分なサ
イズのハンドルを設けることが困難であった。
【０００６】そこで、本発明の目的は、大型で重い定着
ユニット等の搬送ユニットを装置から取り出すための操
作がスムーズに確実に行えるようにすることである。
ユニット等の搬送ユニットを装置から取り出すための操
作がスムーズに確実に行えるようにすることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る搬送ユニット着脱機構の代表的な構成
は、搬送ユニットを装置本体側面の開口に向けて引き出
す際に該搬送ユニットを案内するレールと、前記開口付
近において前記搬送ユニットの下部に作用し、該搬送ユ
ニットの引き出し方向への移動を規制し、該搬送ユニッ
トの脱方向への回動支点として作用する引き出しストッ
パと、を有し、前記開口に向けて引き出す搬送ユニット
を前記レールによって案内し、前記開口付近にてユニッ
ト下部を前記引き出しストッパによって規制し、その
後、前記搬送ユニットを前記引き出しストッパを支点に
して脱方向へ回動し、更にユニット天面に設けたハンド
ルを持って引き上げることで、前記引き出しストッパに
よる規制を解除し、装置本体から取り出す構成であるこ
とを特徴とする。
の本発明に係る搬送ユニット着脱機構の代表的な構成
は、搬送ユニットを装置本体側面の開口に向けて引き出
す際に該搬送ユニットを案内するレールと、前記開口付
近において前記搬送ユニットの下部に作用し、該搬送ユ
ニットの引き出し方向への移動を規制し、該搬送ユニッ
トの脱方向への回動支点として作用する引き出しストッ
パと、を有し、前記開口に向けて引き出す搬送ユニット
を前記レールによって案内し、前記開口付近にてユニッ
ト下部を前記引き出しストッパによって規制し、その
後、前記搬送ユニットを前記引き出しストッパを支点に
して脱方向へ回動し、更にユニット天面に設けたハンド
ルを持って引き上げることで、前記引き出しストッパに
よる規制を解除し、装置本体から取り出す構成であるこ
とを特徴とする。
【０００８】上記構成によれば、装置本体側面の開口に
向けて引き出す搬送ユニットをレールによって案内し、
前記開口付近にてユニット下部を引き出しストッパによ
って規制し、その後、前記搬送ユニットを前記引き出し
ストッパを支点にして脱方向へ回動するので、着脱位置
においてユニット天面に設けたハンドルを装置側面から
出っ張らせることができ、更に前記ユニット天面に設け
たハンドルを持って吊り上げることで、前記引き出しス
トッパによる規制を解除し、装置本体から取り出すこと
ができるので、前記搬送ユニットを装置から取り出すた
めの操作がスムーズに確実に行える。
向けて引き出す搬送ユニットをレールによって案内し、
前記開口付近にてユニット下部を引き出しストッパによ
って規制し、その後、前記搬送ユニットを前記引き出し
ストッパを支点にして脱方向へ回動するので、着脱位置
においてユニット天面に設けたハンドルを装置側面から
出っ張らせることができ、更に前記ユニット天面に設け
たハンドルを持って吊り上げることで、前記引き出しス
トッパによる規制を解除し、装置本体から取り出すこと
ができるので、前記搬送ユニットを装置から取り出すた
めの操作がスムーズに確実に行える。
【０００９】また、前記引き出しストッパを支点にした
搬送ユニットの回動を規制する回転ストッパを設け、該
回転ストッパを支点にした搬送ユニットの回動を可能に
構成したことを特徴とする。
搬送ユニットの回動を規制する回転ストッパを設け、該
回転ストッパを支点にした搬送ユニットの回動を可能に
構成したことを特徴とする。
【００１０】上記構成によれば、着脱位置での搬送ユニ
ットの姿勢を制御し、ユニット天面に設けたハンドルで
該ユニットを吊り上げる際に、前記回転ストッパを支点
にして前記ユニットが回動して前記引き出しストッパに
よる規制が解除される。
ットの姿勢を制御し、ユニット天面に設けたハンドルで
該ユニットを吊り上げる際に、前記回転ストッパを支点
にして前記ユニットが回動して前記引き出しストッパに
よる規制が解除される。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用した搬送ユニット着脱機構の一実施形態について詳
しく説明する。尚、以下の実施形態では、本発明を適用
した搬送ユニット着脱機構を備える画像形成装置を例示
して説明する。
適用した搬送ユニット着脱機構の一実施形態について詳
しく説明する。尚、以下の実施形態では、本発明を適用
した搬送ユニット着脱機構を備える画像形成装置を例示
して説明する。
【００１２】〔第１実施形態〕図２及び図３は本発明を
適用した第１実施形態に係る画像形成装置の全体構成を
模式的に示す断面図、図２は排紙ガイドユニットを閉じ
た状態を示す図であり、図３は排紙ガイドユニットを開
いた状態を示す図である。図１は前記画像形成装置にお
ける搬送ユニット着脱機構部分を模式的に示す構成断面
図である。
適用した第１実施形態に係る画像形成装置の全体構成を
模式的に示す断面図、図２は排紙ガイドユニットを閉じ
た状態を示す図であり、図３は排紙ガイドユニットを開
いた状態を示す図である。図１は前記画像形成装置にお
ける搬送ユニット着脱機構部分を模式的に示す構成断面
図である。
【００１３】図２に示すように、給紙ローラ２によって
給紙されたシート材としての用紙１は、搬送ローラ３に
よって画像形成部に搬送される。画像形成部を構成する
プロセスカートリッジ４の感光体ドラム９に形成された
画像（トナー像）は転写ローラ６とによって用紙表面に
転写される。尚、５はレーザーを発光させて感光体ドラ
ム９の表面に潜像形成するスキャナユニットである。前
述の如くしてトナー像が転写された用紙１は、搬送ガイ
ド７によって搬送ユニットであるところの定着ユニット
８に案内される。定着ユニット８には、ヒートローラ1
0、加圧ローラ11、定着排紙ローラ対12が備えられてい
て、用紙表面のトナー像を熱定着した後に該用紙１をユ
ニットから排出する。排出された用紙１は排紙ガイドユ
ニット13によって上方に導かれ、排紙ローラ対15，16に
よって排紙トレイ17上に排紙される。尚、排紙ガイドユ
ニット13は、図２及び図３に示すように、支点14を中心
に開閉可能に構成されている。
給紙されたシート材としての用紙１は、搬送ローラ３に
よって画像形成部に搬送される。画像形成部を構成する
プロセスカートリッジ４の感光体ドラム９に形成された
画像（トナー像）は転写ローラ６とによって用紙表面に
転写される。尚、５はレーザーを発光させて感光体ドラ
ム９の表面に潜像形成するスキャナユニットである。前
述の如くしてトナー像が転写された用紙１は、搬送ガイ
ド７によって搬送ユニットであるところの定着ユニット
８に案内される。定着ユニット８には、ヒートローラ1
0、加圧ローラ11、定着排紙ローラ対12が備えられてい
て、用紙表面のトナー像を熱定着した後に該用紙１をユ
ニットから排出する。排出された用紙１は排紙ガイドユ
ニット13によって上方に導かれ、排紙ローラ対15，16に
よって排紙トレイ17上に排紙される。尚、排紙ガイドユ
ニット13は、図２及び図３に示すように、支点14を中心
に開閉可能に構成されている。
【００１４】図１及び図３において、19は定着ユニット
着脱用のレールであり、装置本体内の両内側壁に略水平
方向に設けられている。定着ユニット８は、前記レール
19に対応してユニット両側壁に設けられた突起18の部分
が前記レール19に支持されて、排紙ガイドユニット13が
開かれ開放された装置本体側面の開口に向けてスライド
する。
着脱用のレールであり、装置本体内の両内側壁に略水平
方向に設けられている。定着ユニット８は、前記レール
19に対応してユニット両側壁に設けられた突起18の部分
が前記レール19に支持されて、排紙ガイドユニット13が
開かれ開放された装置本体側面の開口に向けてスライド
する。
【００１５】20は引き出しストッパであり、前記開口付
近において前記定着ユニット８の下部に作用し、該定着
ユニット８の引き出し方向への移動を規制し、該定着ユ
ニット８の脱方向への回動支点として作用する。一方、
定着ユニット８の下部には、前記引き出しストッパ20に
相対する位置に突起22が設けられている。
近において前記定着ユニット８の下部に作用し、該定着
ユニット８の引き出し方向への移動を規制し、該定着ユ
ニット８の脱方向への回動支点として作用する。一方、
定着ユニット８の下部には、前記引き出しストッパ20に
相対する位置に突起22が設けられている。
【００１６】定着ユニット８の天面には、支点27を中心
に回動可能な可倒式のハンドル24が設けられている。こ
れにより、ユニットの重さを支えられる十分なサイズの
ハンドルを設けることができる。また定着ユニット８の
引き出し側のユニット下部には、該ユニット８を引き出
す際の手掛け部21が形成されている。これにより、ユニ
ットの引き出し操作が容易に行える。
に回動可能な可倒式のハンドル24が設けられている。こ
れにより、ユニットの重さを支えられる十分なサイズの
ハンドルを設けることができる。また定着ユニット８の
引き出し側のユニット下部には、該ユニット８を引き出
す際の手掛け部21が形成されている。これにより、ユニ
ットの引き出し操作が容易に行える。
【００１７】次に、図４を用いて、定着ユニット８をレ
ール19上をスライドさせて引き出した様子について説明
する。図４に示すように、突起18が支持されてレール19
上を案内されてきた定着ユニット８は、該定着ユニット
８の突起22がストッパ20に接して引き出し方向（レール
と平行な方向）への移動が規制される。この定着ユニッ
ト８の突起22がストッパ20に接した状態で、定着ユニッ
ト８の重心23はレール19の端部を越えている。このた
め、手掛け部21を持ったまま定着ユニット８を更に引き
出そうとすると、該定着ユニット８は引き出しストッパ
20を支点にして脱方向である矢印ａ方向に回転を始め、
図１に示すように突起22が回転ストッパ26に接して停止
する。この状態では、定着ユニット８は装置側面からせ
り出していて、ユニット天面に設けたハンドル24が掴み
やすくなっている。このハンドル24を上方に引くと支点
27を中心に（図中二点鎖線位置から実線位置に）回転し
て、定着ユニット８を取り出す方向に準備される。
ール19上をスライドさせて引き出した様子について説明
する。図４に示すように、突起18が支持されてレール19
上を案内されてきた定着ユニット８は、該定着ユニット
８の突起22がストッパ20に接して引き出し方向（レール
と平行な方向）への移動が規制される。この定着ユニッ
ト８の突起22がストッパ20に接した状態で、定着ユニッ
ト８の重心23はレール19の端部を越えている。このた
め、手掛け部21を持ったまま定着ユニット８を更に引き
出そうとすると、該定着ユニット８は引き出しストッパ
20を支点にして脱方向である矢印ａ方向に回転を始め、
図１に示すように突起22が回転ストッパ26に接して停止
する。この状態では、定着ユニット８は装置側面からせ
り出していて、ユニット天面に設けたハンドル24が掴み
やすくなっている。このハンドル24を上方に引くと支点
27を中心に（図中二点鎖線位置から実線位置に）回転し
て、定着ユニット８を取り出す方向に準備される。
【００１８】前記ハンドル24を上方に引き上げると、定
着ユニット８は、回転ストッパ26を支点にして矢印ｂ方
向に回転し、図５に示すように引き出しストッパ20によ
る突起22の規制が解除され、該突起22が引き出しストッ
パ20を乗り越える。そして、図６に示すように、ハンド
ル24と手掛け部21とで定着ユニット８をしっかり掴んで
装置から取り出すことができる。
着ユニット８は、回転ストッパ26を支点にして矢印ｂ方
向に回転し、図５に示すように引き出しストッパ20によ
る突起22の規制が解除され、該突起22が引き出しストッ
パ20を乗り越える。そして、図６に示すように、ハンド
ル24と手掛け部21とで定着ユニット８をしっかり掴んで
装置から取り出すことができる。
【００１９】一方、定着ユニット８を装置本体に装着す
る際には、上述した操作手順とは逆の操作手順で行えば
よい。
る際には、上述した操作手順とは逆の操作手順で行えば
よい。
【００２０】上述したように、本実施形態によれば、例
えば大型で重い定着ユニットを取り出すための操作がス
ムーズに確実に行うことができ、且つ一連の操作中に掴
む部分が同じであって、途中で掴み直す必要がなく、操
作性に優れている。
えば大型で重い定着ユニットを取り出すための操作がス
ムーズに確実に行うことができ、且つ一連の操作中に掴
む部分が同じであって、途中で掴み直す必要がなく、操
作性に優れている。
【００２１】〔第２実施形態〕図７は本発明を適用した
第２実施形態に係る画像形成装置における搬送ユニット
着脱機構部分を模式的に示す構成断面図である。尚、装
置全体の概略構成は前述した実施形態と略同等であるの
で、同一機能を有する部材には同一符号を付し、詳しい
説明は省略する。
第２実施形態に係る画像形成装置における搬送ユニット
着脱機構部分を模式的に示す構成断面図である。尚、装
置全体の概略構成は前述した実施形態と略同等であるの
で、同一機能を有する部材には同一符号を付し、詳しい
説明は省略する。
【００２２】本実施形態に係る搬送ユニット着脱機構
は、図７に示すように、搬送ユニットであるところの定
着ユニット８の下部に設けられた突起30によって、定着
ユニット８は装置本体側に設けられたレール31上をスラ
イドし、突起30が引き出しストッパ32に接した位置で停
止する。このとき、定着ユニット８の重心23は、およそ
引き出しストッパ32上に位置しており、手掛け部21を持
ったまま定着ユニット８を更に引くと、該定着ユニット
８が引き出しストッパ32を支点に脱方向である矢印ａ方
向にゆっくりと回転し始める関係になっている。
は、図７に示すように、搬送ユニットであるところの定
着ユニット８の下部に設けられた突起30によって、定着
ユニット８は装置本体側に設けられたレール31上をスラ
イドし、突起30が引き出しストッパ32に接した位置で停
止する。このとき、定着ユニット８の重心23は、およそ
引き出しストッパ32上に位置しており、手掛け部21を持
ったまま定着ユニット８を更に引くと、該定着ユニット
８が引き出しストッパ32を支点に脱方向である矢印ａ方
向にゆっくりと回転し始める関係になっている。
【００２３】前述した第１実施形態で示したような回転
止めはないが、重心位置で支えて、つり合いの位置で操
作することによって、支えながら回転させることが可能
であり、スムーズに天面のハンドル24を掴むことができ
る。
止めはないが、重心位置で支えて、つり合いの位置で操
作することによって、支えながら回転させることが可能
であり、スムーズに天面のハンドル24を掴むことができ
る。
【００２４】本実施形態によっても、前述した実施形態
と同様に、例えば大型で重い定着ユニットを取り出すた
めの操作がスムーズに確実に行うことができ、且つ一連
の操作中に掴む部分が同じであって、途中で掴み直す必
要がなく、操作性に優れている。
と同様に、例えば大型で重い定着ユニットを取り出すた
めの操作がスムーズに確実に行うことができ、且つ一連
の操作中に掴む部分が同じであって、途中で掴み直す必
要がなく、操作性に優れている。
【００２５】〔第３実施形態〕図８は本発明を適用した
第３実施形態に係る画像形成装置における搬送ユニット
着脱機構部分を模式的に示す構成断面図である。尚、装
置全体の概略構成は前述した実施形態と略同等であるの
で、同一機能を有する部材には同一符号を付し、詳しい
説明は省略する。
第３実施形態に係る画像形成装置における搬送ユニット
着脱機構部分を模式的に示す構成断面図である。尚、装
置全体の概略構成は前述した実施形態と略同等であるの
で、同一機能を有する部材には同一符号を付し、詳しい
説明は省略する。
【００２６】本実施形態に係る搬送ユニット着脱機構
は、図８に示すように、定着ユニット８の天面に固定式
のハンドル41が形成されていて、握りやすいようにハン
ドル周囲にへこみ42が形成されている。尚、図におい
て、定着ユニット８の下部に設けた突起30、装置本体側
に設けたレール31、該レール31端部に設けた引き出しス
トッパ32は、前述した実施形態と同等のものである。
は、図８に示すように、定着ユニット８の天面に固定式
のハンドル41が形成されていて、握りやすいようにハン
ドル周囲にへこみ42が形成されている。尚、図におい
て、定着ユニット８の下部に設けた突起30、装置本体側
に設けたレール31、該レール31端部に設けた引き出しス
トッパ32は、前述した実施形態と同等のものである。
【００２７】本実施形態のように、握りスペースが確保
できる場合は、先の実施形態で示したように可倒式のハ
ンドルでなく、固定式のハンドルを設ければよい。
できる場合は、先の実施形態で示したように可倒式のハ
ンドルでなく、固定式のハンドルを設ければよい。
【００２８】本実施形態によっても、前述した実施形態
と同様に、例えば大型で重い定着ユニットを取り出すた
めの操作がスムーズに確実に行うことができ、且つ一連
の操作中に掴む部分が同じであって、途中で掴み直す必
要がなく、操作性に優れている。
と同様に、例えば大型で重い定着ユニットを取り出すた
めの操作がスムーズに確実に行うことができ、且つ一連
の操作中に掴む部分が同じであって、途中で掴み直す必
要がなく、操作性に優れている。
【００２９】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えばスキャナ、複写
機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置であっても
良く、該画像形成装置に用いられる搬送ユニット着脱機
構に本発明を適用することにより同様の効果を得ること
ができる。
画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えばスキャナ、複写
機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置であっても
良く、該画像形成装置に用いられる搬送ユニット着脱機
構に本発明を適用することにより同様の効果を得ること
ができる。
【００３０】また前述した実施形態では、画像形成装置
に対して着脱自在な搬送ユニットとして定着ユニットを
例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えばシート材を分離給送する分離給送ユニットなどの
他の搬送ユニットであってもよく、該搬送ユニットを着
脱するための着脱機構に本発明を適用することにより同
様の効果を得ることができる。
に対して着脱自在な搬送ユニットとして定着ユニットを
例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えばシート材を分離給送する分離給送ユニットなどの
他の搬送ユニットであってもよく、該搬送ユニットを着
脱するための着脱機構に本発明を適用することにより同
様の効果を得ることができる。
【００３１】また前述した実施形態では、記録対象とし
ての記録紙等のシート材を搬送する搬送ユニット（定着
ユニット）を例示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、読取対象としての原稿等のシート
材を搬送する搬送ユニットの着脱機構に適用しても同様
の効果を得ることができる。
ての記録紙等のシート材を搬送する搬送ユニット（定着
ユニット）を例示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、読取対象としての原稿等のシート
材を搬送する搬送ユニットの着脱機構に適用しても同様
の効果を得ることができる。
【００３２】また前述した実施形態では、記録方式とし
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば大型で重い定着ユニットなどの搬送ユニットを取
り出すための操作がスムーズに確実に行うことができ、
且つ一連の操作中に掴む部分が同じであって、途中で掴
み直す必要がなく、操作性に優れている。
例えば大型で重い定着ユニットなどの搬送ユニットを取
り出すための操作がスムーズに確実に行うことができ、
且つ一連の操作中に掴む部分が同じであって、途中で掴
み直す必要がなく、操作性に優れている。
【図１】本発明を適用した第１実施形態に係る画像形成
装置における定着ユニット着脱機構部分を模式的に示す
構成断面図
装置における定着ユニット着脱機構部分を模式的に示す
構成断面図
【図２】本発明を適用した第１実施形態に係る画像形成
装置の全体構成を模式的に示す断面図（排紙ガイドユニ
ットを閉じた状態を示す図）
装置の全体構成を模式的に示す断面図（排紙ガイドユニ
ットを閉じた状態を示す図）
【図３】本発明を適用した第１実施形態に係る画像形成
装置の全体構成を模式的に示す断面図（排紙ガイドユニ
ットを開いた状態を示す図）
装置の全体構成を模式的に示す断面図（排紙ガイドユニ
ットを開いた状態を示す図）
【図４】第１実施形態に係る定着ユニットの着脱操作を
示す説明図
示す説明図
【図５】第１実施形態に係る定着ユニットの着脱操作を
示す説明図
示す説明図
【図６】第１実施形態に係る定着ユニットの着脱操作を
示す説明図
示す説明図
【図７】本発明を適用した第２実施形態に係る画像形成
装置における定着ユニット着脱機構部分を模式的に示す
構成断面図
装置における定着ユニット着脱機構部分を模式的に示す
構成断面図
【図８】本発明を適用した第３実施形態に係る画像形成
装置における定着ユニット着脱機構部分を模式的に示す
構成断面図
装置における定着ユニット着脱機構部分を模式的に示す
構成断面図
１ …用紙 ２ …給紙ローラ ３ …搬送ローラ ４ …プロセスカートリッジ ５ …スキャナユニット ６ …転写ローラ ７ …搬送ガイド ８ …定着ユニット ９ …感光体ドラム 10 …ヒートローラ 11 …加圧ローラ 12 …定着排紙ローラ対 13 …排紙ガイドユニット 14 …支点 15，16 …排紙ローラ対 17 …排紙トレイ 18 …突起 19 …レール 20 …引き出しストッパ 21 …手掛け部 22 …突起 23 …重心 24 …ハンドル 26 …回転ストッパ 27 …支点 30 …突起 31 …レール 32 …引き出しストッパ 41 …ハンドル 42 …へこみ
Claims (7)
- 【請求項１】 搬送ユニットを装置本体側面の開口に向
けて引き出す際に該搬送ユニットを案内するレールと、 前記開口付近において前記搬送ユニットの下部に作用
し、該搬送ユニットの引き出し方向への移動を規制し、
該搬送ユニットの脱方向への回動支点として作用する引
き出しストッパと、を有し、 前記開口に向けて引き出す搬送ユニットを前記レールに
よって案内し、前記開口付近にてユニット下部を前記引
き出しストッパによって規制し、その後、前記搬送ユニ
ットを前記引き出しストッパを支点にして脱方向へ回動
し、更にユニット天面に設けたハンドルを持って引き上
げることで、前記引き出しストッパによる規制を解除
し、装置本体から取り出す構成であることを特徴とする
搬送ユニット着脱機構。 - 【請求項２】 前記引き出しストッパを支点にした搬送
ユニットの回動を規制する回転ストッパを設け、該回転
ストッパを支点にした搬送ユニットの回動を可能に構成
したことを特徴とする請求項１に記載の搬送ユニット着
脱機構。 - 【請求項３】 前記搬送ユニットは、引き出し側のユニ
ット下部に手掛け部を有することを特徴とする請求項１
又は請求項２に記載の搬送ユニット着脱機構。 - 【請求項４】 前記ハンドルは、可倒式のハンドルある
ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載に記載の
搬送ユニット着脱機構。 - 【請求項５】 前記ハンドルは、周囲にへこみが形成さ
れた固定式のハンドルであることを特徴とする請求項１
又は請求項２に記載の搬送ユニット着脱機構。 - 【請求項６】 前記搬送ユニットは、シート材に画像を
定着する定着手段であることを特徴とする請求項１〜請
求項５のいずれか１項に記載の搬送ユニット着脱機構。 - 【請求項７】 シート材に画像を形成する画像形成装置
において、シート材を搬送する搬送ユニットを着脱する
ための機構として、請求項１〜請求項６のいずれか１項
に記載の搬送ユニット着脱機構を備えていることを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000018305A JP2001206562A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 搬送ユニット着脱機構及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001206562A true JP2001206562A (ja) | 2001-07-31 |
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ID=18545169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000018305A Pending JP2001206562A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 搬送ユニット着脱機構及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001206562A (ja) |
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