JP2001195034A - アレイ基板及びその検査方法 - Google Patents

アレイ基板及びその検査方法

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JP2001195034A
JP2001195034A JP2000003616A JP2000003616A JP2001195034A JP 2001195034 A JP2001195034 A JP 2001195034A JP 2000003616 A JP2000003616 A JP 2000003616A JP 2000003616 A JP2000003616 A JP 2000003616A JP 2001195034 A JP2001195034 A JP 2001195034A
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signal
signal line
circuit
inspection
array substrate
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JP2000003616A
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Ryoichi Watanabe
良一 渡辺
Masahiro Seiki
正寛 清木
Ikuo Matsunaga
郁夫 松永
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画素の高精細化が可能な表示装置の短絡を検査
する検査方法であって、検査用回路の測定精度を低減す
ることなくコストを低減できるアレイ基板およびこのア
レイ基板に適用される検査方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】互いに隣接する第1信号線X1及び第2信
号線X2をペアとし、検査用回路900の第1プローブ
PR1を接続パッドPD1Aに接続するとともに第2プ
ローブPR2を信号線上に設けられた検査用パッドPD
1Bに接続する。選択回路170に含まれるスイッチS
W1の制御により、第1プローブPR1に接続された接
続パッドPD1Aと第1信号線X1とを電気的に接続し
た状態で、この第1信号線X1に対してアナログ信号を
書き込み、検査用パッドPD1Bに電気的に接続された
第2信号線X2からの出力信号を読み取ることにより、
ペアの信号線間の短絡を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アレイ基板及び
その検査方法に係り、特に、外部回路との接続数が低減
できる表示装置の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置、たとえば多結晶シリコンTF
Tを用いた液晶表示装置では、駆動回路としての信号線
駆動用回路の一部及びゲート線駆動用回路をアレイ基板
上に一体的に形成することができる。この場合、基板外
部にも信号線駆動回路の一部、例えばディジタル・アナ
ログ変換回路(DAC)が設けられるが、アモルファス
シリコンTFTを用いた液晶表示装置と比較して、アレ
イ基板と外部回路との接続配線の数を大幅に減少でき
る。
【0003】上述したような表示装置において、例え
ば、隣接する信号線間の短絡を検査する場合には、各信
号線に検査用のパッドを設け、両パッドに検査用回路の
プローブを接続し、抵抗値を測定することによって、信
号線間の短絡を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、信号線
間の短絡を検査するために少なくとも信号線数と同じ数
の検査用パッドが必要となるだけでなく、パッドの数に
対応した数の検査用プローブも必要となる。このため、
検査用パッドの配置スペースの確保、高精度な位置合わ
せが要求され、また高価なプローブを用意する必要があ
る。
【0005】この発明は、上述した問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、画素の高精細化が可能な
表示装置の短絡を検査する検査方法であって、検査用回
路の測定精度を低減することなくコストを低減できるア
レイ基板およびこのアレイ基板に適用される検査方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載のアレイ基板は、基板
上に互いに直交して配列された複数のゲート線及び複数
の信号線と、ゲート線と信号線とのそれぞれの交差部に
配置されたトランジスタと、各トランジスタに接続され
た画素電極と、駆動ICから出力されたアナログ信号が
入力される入力端子と、前記入力端子から入力されたア
ナログ信号を複数の隣接する信号線から順次選択して振
り分ける選択手段と、前記選択手段と前記トランジスタ
との間に配置され、前記信号線に電気的に接続された検
査用パッドと、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項5に記載のアレイ基板の検査方法
は、基板上に互いに直交して配列された複数のゲート線
及び複数の信号線と、ゲート線と信号線とのそれぞれの
交差部に配置されたトランジスタと、各トランジスタに
接続された画素電極と、駆動ICから出力されたアナロ
グ信号が入力される入力端子と、前記入力端子から入力
されたアナログ信号を複数の隣接する信号線から順次選
択して振り分ける選択手段と、前記選択手段と前記トラ
ンジスタとの間に配置され、前記信号線に電気的に接続
された検査用パッドと、を備えたアレイ基板の検査方法
において、互いに隣接する第1信号線及び第2信号線の
それぞれに配置された前記検査用パッドに検査用回路の
プローブを接続し、前記第1信号線上の第1検査用パッ
ドから前記第1信号線にアナログ信号を書き込み、前記
第2信号線から前記第2信号線上の第2検査用パッドを
介して出力される出力信号を読み取り、前記第2検査用
パッドから読み取った出力信号に基づいて、前記第1信
号線と前記第2信号線との間の短絡を検査する、ことを
特徴とする。
【0008】請求項6に記載のアレイ基板の検査方法
は、基板上に互いに直交して配列された複数のゲート線
及び複数の信号線と、ゲート線と信号線とのそれぞれの
交差部に配置されたトランジスタと、各トランジスタに
接続された画素電極と、駆動ICから出力されたアナロ
グ信号が入力される入力端子と、前記入力端子から入力
されたアナログ信号を複数の隣接する信号線から順次選
択して振り分ける選択手段と、前記選択手段と前記トラ
ンジスタとの間に配置され、前記信号線に電気的に接続
された検査用パッドと、を備えたアレイ基板の検査方法
において、前記選択手段により第1信号線を選択し、前
記入力端子、及び、前記第1信号線に隣接する第2信号
線上に配置された検査用パッドに検査用回路のプローブ
を接続し、前記入力端子から前記第1信号線にアナログ
信号を書き込み、前記第2信号線から前記検査用パッド
を介して出力される出力信号を読み取り、前記検査用パ
ッドから読み取ったアナログ信号に基づいて、前記第1
信号線と前記第2信号線との間の短絡を検査する、こと
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明のアレイ基板を備
えた表示装置、例えば多結晶シリコンTFTを画素TF
Tとして用い有効表示領域が対角15インチサイズの光
透過型液晶表示装置、及びこのアレイ基板に適用される
検査方法に係る一実施の形態について図面を参照して説
明する。
【0010】図1に示すように、この液晶表示装置1
は、アレイ基板100と、このアレイ基板100に対し
て所定の間隔をおいて対向配置された対向基板200
と、これらアレイ基板100と対向基板200との間に
挟持され配向膜(図示せず)を介して配置される液晶層
300とを備えている。アレイ基板100と対向基板2
00とは、その周辺に配置されるシール材400によっ
て貼り合わせられている。
【0011】アレイ基板100は、行方向に沿って延出
された複数のゲート線Yと、列方向に沿って延出された
複数の信号線Xと、ゲート線Yと信号線Xとの各交差部
に設けられたスイッチング素子としての画素薄膜トラン
ジスタすなわち画素TFT110と、ゲート線Yと信号
線Xとによって囲まれた各画素に対応して設けられた画
素電極120と、を備えている。
【0012】画素TFT110は、多結晶シリコン膜を
半導体層とする多結晶シリコンTFTである。画素TF
T110のゲート電極は、ゲート線Yに接続されている
とともに、ソース電極は、信号線Xに接続されている。
また、画素TFT110のドレイン電極は、画素電極1
20及びこの画素電極120と並列に補助容量素子13
0を構成する一方の電極に接続されている。
【0013】ゲート線Yを駆動するための駆動信号を出
力するゲート線駆動手段として機能するゲート線駆動回
路150は、画素TFT110と同一プロセスでアレイ
基板100上に一体的に形成されている。
【0014】信号線Xを駆動するための駆動信号を出力
する信号線駆動回路部160は、フレキシブル配線基板
上に信号線駆動用IC511が実装され、アレイ基板1
00と電気的に接続されるTCP500−1、500−
2…、500−6と、アレイ基板100上に画素TFT
110と同一プロセスで形成された選択手段として機能
する選択回路170とによって構成される。
【0015】TCP500−1〜6は、アレイ基板10
0の一辺に列設され、外部回路基板としてのPCB基板
600に接続されている。このPCB基板600には、
外部から入力される基準クロック信号及びディジタル方
式のデータ信号に基づいて、各種制御信号及び制御信号
に同期したデータ信号を出力する制御IC、電源回路な
どが実装されている。
【0016】TCP500−Nは、図2に示すように、
PCB基板600に形成された接続配線上の接続端子に
接続されるPCB側パッド513と、アレイ基板100
に形成された接続配線上の接続端子に接続されるアレイ
側パッド515と、これらのパッド間を接続する各種配
線とを備えている。これらのPCB側パッド513及び
アレイ側パッド515は、異方性導電フィルム(AC
F)を介してそれぞれPCB基板600及びアレイ基板
100に電気的に接続されている。
【0017】信号線駆動回路部160の信号線駆動用I
C511は、PCB基板600からの入力信号に基づい
て、データ信号をアナログ方式の映像信号として出力す
る。
【0018】すなわち、図3に示すように、信号線駆動
用IC511は、シフトレジスタ521、データレジス
タ523、D/Aコンバータ525などから構成されて
いる。シフトレジスタ521には、PCB基板600側
からクロック信号及び制御信号が入力される。データレ
ジスタ523には、PCB基板600側からデータ信号
が入力される。また、D/Aコンバータ525には、P
CB基板600側から基準信号が入力され、入力された
データ信号がアナログ映像信号に変換される。
【0019】TCP−Nの信号線駆動用IC511から
出力される各アナログ映像信号は、各水平走査期間毎に
2つの信号線に対応したアナログ映像信号を含み、これ
を時系列に出力し、これがアレイ基板100上に形成さ
れた信号線駆動回路部160の選択回路170に入力さ
れる。
【0020】選択回路170は、信号線駆動用IC51
1からの配線に接続され、信号線駆動用IC511から
の各シリアルアナログ映像信号が出力される出力端子O
UT1、OUT2…と、信号線X1、X2…の一端に設
けられた入力端子1A及び1B、2A及び2B…とを選
択的に接続するスイッチSW1、SW2…を備えてお
り、これにより各水平走査期間で信号線駆動用IC51
1からの2つの隣接する信号線に対応するシリアルな各
アナログ映像信号は、後述するように隣接する2つの信
号線に順次振り分けられる。
【0021】この実施の形態では、出力端子OUTの数
は、信号線Xの数の半分であり、1出力端子から2本の
信号線に対して順次駆動信号を出力している。更に接続
数を低減するのであれば、出力端子OUTの数を信号線
Xの数の1/3あるいは1/4等にもすることは可能で
ある。
【0022】そして、例えば、スイッチSW1は、スイ
ッチ信号に基づいて、1水平走査期間内に、出力端子O
UT1と、信号線X1及びX2の入力端子1A及び1B
とをそれぞれ所定のタイミングで順次接続する。スイッ
チSW1は、スイッチ信号がONのタイミングで出力端
子OUT1と入力端子1Aとを接続し、スイッチ信号が
OFFのタイミングで出力端子OUT1と入力端子1B
とを接続する。
【0023】スイッチSW2も同様に、1水平走査期間
内に、出力端子OUT2と、信号線X3及びX4の入力
端子2A及び2Bとをそれぞれ所定のタイミングで接続
する。スイッチSW2は、スイッチ信号がONのタイミ
ングで出力端子OUT2と入力端子2Bとを接続し、ス
イッチ信号がOFFのタイミングで出力端子OUT2と
入力端子2Bとを接続する。
【0024】このように、ゲート線駆動回路を基板上に
一体的に形成し、信号線駆動回路を基板上に一体的に形
成した選択回路とTCP上に実装された信号線駆動用I
Cとで構成し、1水平走査期間内に、選択回路のスイッ
チが複数の信号線に順次駆動信号を出力することによ
り、画素を高精細化してもアレイ基板上に形成される接
続配線の数を信号線の本数分に対応して形成する必要が
なくなり、接続配線間のピッチを十分に確保できる。
【0025】また、ゲート線駆動回路及び信号線駆動回
路をすべて基板上に形成する場合と比較して、配線長が
長くなることを防止することができ、データ信号、ある
いは映像信号の劣化を防止できるとともに、製造コスト
の増大を防止できる。
【0026】次に、各信号線Xの駆動方法、すなわち各
信号線から各画素へのアナログ映像信号の書き込み方法
の一例について説明する。
【0027】ここで、たとえば1水平走査期間の前半に
入力端子1A、後半に入力端子1Bにそれぞれ接続され
た信号線X1及びX2に映像信号の書き込みを行う場合
について説明する。
【0028】まず、1水平走査期間の前半に、スイッチ
SW1が入力端子1Aに接続され、信号線X1にアナロ
グ映像信号が書き込まれる。信号線X1にアナログ映像
信号が保持されている状態で、1水平周期の後半に、ス
イッチSW1が入力端子1Bに接続され、信号線X2に
アナログ映像信号が書き込まれる。
【0029】この際、信号線X1は、信号線X2の電位
変化に伴い、信号線同士の結合容量によって、電位の変
化が生じてしまう。その結果、信号線X1では、本来、
書き込まれるべきアナログ映像信号に基づく電位と異な
る電位に変動し、表示上、問題が生じる恐れがある。
【0030】たとえば、1垂直走査期間毎に信号線に書
き込まれる映像信号の極性すなわち正負を切り替え、ま
た隣接する信号線に正負が反転する映像信号が書き込ま
れるVライン反転駆動の場合、一様画面を表示させる、
たとえば電圧を印加して黒表示をする場合、コモン電位
を5Vとすれば、正側は9V、負側は1Vの電圧を印加
することとなる。
【0031】先の問題が生じた場合、信号線X1が9V
の電位を書き込まれた後、隣接する信号線X2に1Vを
書き込むが、信号線X1の電位が信号線X2の電位変動
により9Vの電位が5Vに近づく方向に変化することに
なる。すなわち、黒のレベルが変化し、変動が大きい場
合には、縦に階調の異なる縞が見えてしまうことにつな
がり、表示装置としての機能に重大な支障が生じる。
【0032】そこで、この実施の形態では、信号線への
書き込み順序を所定の垂直走査期間及び水平走査期間の
少なくとも一方毎に変えることにより、電位変動を生じ
た画素を時間的あるいは空間的に分散し、これによっ
て、表示画面の階調変動を視認しづらくする。
【0033】すなわち、図4に示すように、nフレーム
において、スイッチSW1には、1水平走査期間の前半
でONとなり、後半でOFFとなるスイッチ信号が入力
される。これにより、出力端子OUT1は、1水平走査
期間の前半に入力端子1Aに接続され、後半に入力端子
1Bに接続される。また、スイッチSW2には、1水平
走査期間の前半でOFFとなり、後半でONとなるスイ
ッチ信号が入力される。これにより、出力端子OUT2
は、1水平走査期間の前半に入力端子2Bに接続され、
後半に入力端子2Aに接続される。
【0034】出力端子OUT1から出力される出力信号
は、1水平走査期間の前半及び後半で反転し、前半に
は、接続された入力端子1Aを介して信号線X1に正の
映像信号を書き込み、後半には、接続された入力端子1
Bを介して信号線X2に負の映像信号を書き込む。
【0035】出力端子OUT2から出力される出力信号
は、1水平走査期間の前半及び後半で反転し、前半に
は、接続された入力端子2Bを介して信号線X4に負の
映像信号を書き込み、後半には、接続された入力端子2
Aを介して信号線X3に正の映像信号を書き込む。
【0036】これにより、画素1には、1水平走査期間
の前半から正の映像信号が書き込まれ、画素2には、後
半から負の映像信号が書き込まれることになる。また、
画素3には、1水平走査期間の後半から正の映像信号が
書き込まれ、画素4には、前半から負の映像信号が書き
込まれることになる。
【0037】このとき、隣接する画素の書き込み電位の
影響により、1水平走査期間の前半に書き込まれた電位
が変動する。すなわち、画素1では、画素2に電位が書
き込まれた影響により、書き込み時の9Vからわずかに
低下し、また、画素4では、画素3に電位が書き込まれ
た影響により、書き込み時の1Vからわずかに上昇す
る。
【0038】続いて、図5に示すように、(n+1)フ
レームにおいて、スイッチSW1には、1水平走査期間
の前半でOFFとなり、後半でONとなるスイッチ信号
が入力される。これにより、出力端子OUT1は、1水
平走査期間の前半に入力端子1Bに接続され、後半に入
力端子1Aに接続される。また、スイッチSW2には、
1水平走査期間の前半でONとなり、後半でOFFとな
るスイッチ信号が入力される。これにより、出力端子O
UT2は、1水平走査期間の前半に入力端子2Aに接続
され、後半に入力端子2Bに接続される。
【0039】出力端子OUT1から出力される出力信号
は、1水平走査期間の前半及び後半で反転し、前半に
は、接続された入力端子1Bを介して信号線X2に正の
映像信号を書き込み、後半には、接続された入力端子1
Aを介して信号線X1に負の映像信号を書き込む。
【0040】出力端子OUT2から出力される出力信号
は、1水平走査期間の前半及び後半で反転し、前半に
は、接続された入力端子2Aを介して信号線X3に負の
映像信号を書き込み、後半には、接続された入力端子2
Bを介して信号線X4に正の映像信号を書き込む。
【0041】これにより、画素1には、1水平走査期間
の後半から負の映像信号が書き込まれ、画素2には、前
半から正の映像信号が書き込まれることになる。また、
画素3には、1水平走査期間の前半から負の映像信号が
書き込まれ、画素4には、後半から正の映像信号が書き
込まれることになる。
【0042】このとき、画素2では、画素1に電位が書
き込まれた影響により、書き込み時の9Vからわずかに
低下し、また、画素3では、画素4に電位が書き込まれ
た影響により、書き込み時の1Vからわずかに上昇す
る。
【0043】このように、nフレームにおいて、画素1
及び画素4の電位がそれぞれコモン電位に近い方向にず
れ、画素2及び画素3と比較して、黒レベルが薄くな
る。また、(n+1)フレームにおいて、画素2及び画
素3の電位がそれぞれコモン電位に近い方向にずれ、画
素1及び画素4と比較して、黒レベルが薄くなる。
【0044】表示画面上の他の部分についても同様に動
作するため、この場合、信号線X1に接続された画素列
及び信号線X2に接続された画素列、あるいは、信号線
X3に接続された画素列及び信号線X4に接続された画
素列の黒レベルが交互に薄くなる。この結果、表示画面
全体として、表示が薄くなる部分が平均化されることに
なり、電位変動の影響による表示の変動を視認しづらく
することが可能となる。
【0045】したがって、信号線駆動用ICの出力端子
数が信号線の本数より少ないため、信号線駆動用ICの
個数を低減することが可能となり、コストを低減できる
とともに、信号線駆動用ICの個数を低減しても、画面
の表示品位を低下させることなく表示させることが可能
となる。
【0046】上述した実施の形態では、信号線の選択周
期を1垂直走査期間毎としたが、1水平走査期間毎でも
同様の作用が生じ、電位が変動する画素を市松状に分散
することができる。また、1水平走査期間毎且つ1垂直
走査期間毎に信号線の選択周期を変更しても良い。この
場合、市松状の配列が垂直走査期間毎に入れ替わること
になり、一層電位変動を生じた画素を平均化できる。
【0047】同様に、信号線の選択周期を1水平走査期
間や1垂直走査期間に限らず、複数周期で実行しても良
い。例えば、信号線の選択周期を1水平走査期間毎且つ
2垂直走査期間毎に変更しても良い。すなわち、上述し
た実施の形態では、ある画素に注目した場合、電位変動
が特定の極性の映像信号を書き込む際に生じるという偏
りがあったが、この場合には、極性に関しても順に入れ
替わるため、偏りの発生を抑制できる。
【0048】上述した実施の形態では、図1に示したT
CP500−1〜6は、すべて同一であり、図2に示し
たように構成されている。すなわち、各TCP500−
NのPCBパッド513及びアレイパッド515に対応
したPCB基板600上及びアレイ基板100上の接続
配線数及び接続配線間のピッチは、それぞれ同一であ
る。
【0049】このTCP500−Nは、信号線駆動用I
C511にPCB基板600からの入力信号に対応して
設けられた入力信号用配線群531、信号線駆動用IC
511からの出力信号に対応して設けられた出力信号用
配線群533、液晶表示装置用の電源配線、選択回路1
70のスイッチSW用の電源配線及びスイッチ信号(制
御信号)用配線などの各種配線群535および537を
備えている。
【0050】図2に示すように、信号線駆動用IC51
1への入力信号用配線群531及び出力信号用配線群5
33は、略等しい本数に分配された各種配線群535と
537との間に配置されている。
【0051】アレイ基板100の両端に配置されたTC
P500−1及び500−6は、アレイ基板100の両
端に設けられたゲート線駆動回路150に対応して、各
種配線群535及び537に、ゲート線駆動回路150
用の電源配線及び制御信号用配線を備えている。もちろ
ん、ゲート線駆動回路150がアレイ基板の一端のみに
設けられた場合には、これに対応して一方のTCP50
0−1または500−6のみに、ゲート線駆動回路15
0用の電源配線及び制御信号用配線を備えればよい。
【0052】このように、TCP上にゲート線駆動回路
用の電源配線及び制御信号用配線や、選択回路のスイッ
チ用の電源配線及びスイッチ信号用配線、液晶表示装置
用の電源配線などを、信号線駆動用ICの入出力信号用
配線とともに形成することにより、別途の配線部材を用
意する必要がなくなり、コストを低減することが可能と
なる。
【0053】なお、上述した実施の形態では、TCP5
00−1〜6をすべて同一としたが、TCP500−1
及び500−6と、TCP500−2〜500−5とを
異なる構成としてもよい。すなわち、TCP500−2
〜500−5のアレイパッド515に対応したアレイ基
板100上の接続配線数は、TCP500−1及び50
0−6に比べて少ない。このため、TCP500−2〜
500−5は、接続配線間のピッチをより拡大できる。
【0054】より具体的には、TCP500−1及び5
00−6は、図2に示すような構造であって、信号線駆
動用IC511にPCB基板600からの入力信号に対
応して設けられた入力信号用配線群531、信号線駆動
用IC511からの出力信号に対応して設けられた出力
信号用配線群533、液晶表示装置用の電源配線、選択
回路170のスイッチSW用の電源配線及びスイッチ信
号(制御信号)用配線、ゲート線駆動回路150用の電
源配線及び制御信号用配線などの各種配線群535およ
び537を備えている。
【0055】図2に示すように、信号線駆動用IC51
1への入力信号用配線群531及び出力信号用配線群5
33は、略等しい本数に分配された各種配線群535と
537との間に配置されている。
【0056】TCP500−2〜500−5は、図6に
示すような構造であって、信号線駆動用IC511にP
CB基板600からの入力信号に対応して設けられた入
力信号用配線群531、信号線駆動用IC511からの
出力信号に対応して設けられた出力信号用配線群53
3、液晶表示装置用の電源配線、選択回路170のスイ
ッチSW用の電源配線及びスイッチ信号(制御信号)用
配線などの各種配線群541および543を備えてい
る。
【0057】図6に示すように、信号線駆動用IC51
1への入力信号用配線群531及び出力信号用配線群5
33は、略等しい本数に分配された各種配線群541と
543との間に配置されている。
【0058】図2に示したTCPにおける各種配線群5
35及び537の本数は、20〜40本程度であるのに
対して、図6に示したTCPにおける各種配線群541
及び543の本数は、5〜20本程度である。
【0059】図7に示すように、アレイ基板100の一
端側に、TCP500−1が接続される。アレイ基板1
00は、その一辺に沿って、TCP500−1のアレイ
パッド515が接続される接続パッド群PDを備えてい
る。これらの接続パッド群PDの中央部には、信号線駆
動用IC511からの出力信号、スイッチ信号、スイッ
チの電源を選択回路170に入力するためのパッドが設
けられている。
【0060】接続パッド群PDの一端側には、主にゲー
ト線駆動回路150に電源及び制御信号を入力するため
のパッドが設けられている。これらのパッドから供給さ
れる制御信号としては、例えば、ゲート線駆動回路15
0がシフトレジスタで構成されている場合、クロック信
号やスタート信号、リセット信号などである。また、こ
れらのパッドからは、必要に応じて液晶表示装置の電源
が供給されても良い。
【0061】図8に示すように、アレイ基板100の一
辺に沿った中央部には、TCP500−2〜500−5
が接続される。アレイ基板100は、その一辺に沿っ
て、TCP500−2〜500−5のアレイパッド51
5が接続される接続パッド群PDを備えている。これら
の接続パッド群PDには、信号線駆動用IC511から
の出力信号、スイッチ信号、スイッチの電源を選択回路
170に入力するためのパッドが設けられている。
【0062】図9に示すように、アレイ基板100の他
端側に、TCP500−6が接続される。アレイ基板1
00は、その一辺に沿って、TCP500−6のアレイ
パッド515が接続される接続パッド群PDを備えてい
る。これらの接続パッド群PDの中央部には、信号線駆
動用IC511からの出力信号、スイッチ信号、スイッ
チの電源を選択回路170に入力するためのパッドが設
けられている。
【0063】接続パッド群PDの他端側には、主にゲー
ト線駆動回路150に電源及び制御信号を入力するため
のパッドが設けられている。また、これらのパッドから
は、必要に応じて液晶表示装置の電源が供給されても良
い。
【0064】以上の構成により、TCP500−2〜5
00−5は、信号線駆動ICからの出力信号が入力され
る配線の他、選択回路170のスイッチSW用の電源及
びスイッチ信号を入力するための配線のみで良く、TC
P500−1及び500−6と比べて接続すべき配線の
数を削減することができる。このため、各配線の一端に
設けられたパッドのピッチを拡大することができる。こ
れにより、信頼性を損なうことなく、高精細化を図るこ
とが可能である。
【0065】次に、上述したような表示装置において、
アレイ基板100の信号線X(1、2、3…)の短絡を
検査する第1の検査方法について説明する。
【0066】図10に示すように、まず、アレイ基板1
00に検査用回路900を接続する。この検査用回路9
00は、内部の各回路やスイッチを制御するCPU90
1と、信号線にアナログ信号を書き込む書込回路902
と、信号線から出力される信号を読み取る読取回路90
3と、接続パッドPD(1、2、3…)にそれぞれ接続
されるプローブPR(1、2)とを備えている。
【0067】検査用回路900のCPU901は、書込
回路902、読取回路903、及びアレイ基板100の
選択回路170に対してそれぞれ所定のタイミングで制
御信号を出力する。
【0068】一方、アレイ基板100側は、信号線上に
おいて、選択回路170のスイッチSW(1、2、…)
と、このスイッチに最も近い画素トランジスタ110N
との間に配置された検査用パッドPD1B(2B、3
B、…)を備えている。すなわち、この検査用パッドP
D1Bは、信号線X2に電気的に接続されているととも
に、選択回路170に含まれるスイッチSW1の入力端
子1Bと、画素トランジスタ110Nとの間に配置され
ている。
【0069】同様に、他の検査用パッドPD2B…も、
例えば偶数番目の信号線X2n(n=1、2、…)上に
おける選択回路170のスイッチと、このスイッチに最
も近い画素トランジスタとの間に配置されている。
【0070】まず、互いに隣接する第1信号線X1と第
2信号線X2との短絡を検査する検査方法について説明
する。これら第1信号線X1及び第2信号線X2は、選
択回路170の同一スイッチSW1によって選択され、
同一の接続パッドPD1を介してアナログ信号の書き込
み及び読み取りを行う。
【0071】すなわち、図10に示すように、第1プロ
−ブPR1を接続パッドPD1Aに接続し、第2プロー
ブPR2を検査用パッドPD1Bに接続する。
【0072】そして、検査用回路900のCPU901
は、選択回路170に対して、スイッチSW1の出力端
子OUT1を第1信号線X1の入力端子1Aに接続する
ような制御信号を出力する。
【0073】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第1信号線X
1に所定のアナログ信号を書き込む。
【0074】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第2プローブPR2を介して第2信号線X
2からの出力信号を読み取る。
【0075】CPU901は、第2信号線X2から所定
のアナログ信号を検出した場合に、第1信号線X1と第
2信号線X2とが短絡していると判断し、第2信号線X
2から信号を検出しなかった場合に、第1信号線X1と
第2信号線X2との間に短絡が生じていないものと判断
する。
【0076】次に、互いに隣接する第2信号線X2と第
3信号線X3との短絡を検査する検査方法について説明
する。これら第2信号線X2及び第3信号線X3は、そ
れぞれ選択回路170の異なるスイッチ、すなわちスイ
ッチSW1及びSW2によって選択され、それぞれのス
イッチSW1及びSW2に接続された接続パッドPD1
A及びPD2Aを介してアナログ信号の書き込み及び読
み取りを行う。
【0077】このとき、第1プローブPR1は、接続パ
ッドPD2Aに接続されている。
【0078】すなわち、CPU901は、選択回路17
0に対して、スイッチSW2の出力端子OUT2を第3
信号線X3の入力端子2Aに接続するような制御信号を
出力する。
【0079】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第3信号線X
3に所定のアナログ信号を書き込む。
【0080】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第2プローブPR2を介して第2信号線X
2からの出力信号を読み取る。
【0081】CPU901は、第2信号線X2から所定
のアナログ信号を検出した場合に、第2信号線X2と第
3信号線X3とが短絡していると判断し、第2信号線X
2から信号を検出しなかった場合に、第2信号線X2と
第3信号線X3との間に短絡が生じていないものと判断
する。
【0082】以下、同様にして、互いに隣接する2本の
信号線をペアとし、検査用回路の一方のプローブを接続
パッドに接続するとともに他方のプローブを信号線上に
設けられた検査用パッドに接続し、一方のプローブに接
続された接続パッドと一方の信号線とを電気的に接続し
た状態で、この一方の信号線に対してアナログ信号を書
き込み、検査用パッドに電気的に接続された他方の信号
線からの出力信号を読み取ることにより、ペアの信号線
間の短絡を検出することが可能となる。
【0083】このように、接続パッドの一部またはすべ
てを検査用パッドとして利用することで、検査用のパッ
ドの数の増大を抑えることが可能となり、画素を高精細
化した場合であってもパッドを配置するスペースの確保
が容易となるとともに、多結晶シリコンTFTを用いた
利点を有効に活用することが可能となる。
【0084】また、プローブの数の増大も抑えることが
でき、あるいはプローブの間隔を十分に広くとることが
できるため、コストアップすることなくメンテナンスが
容易な検査用回路を提供することが可能となる。
【0085】次に、上述したような表示装置において、
アレイ基板100の信号線X(1、2、3…)の短絡を
検査する第2の検査方法について説明する。
【0086】図11に示すように、まず、アレイ基板1
00に検査用回路900を接続する。この検査用回路9
00は、内部の各回路やスイッチを制御するCPU90
1と、信号線にアナログ信号を書き込む書込回路902
と、信号線から出力される信号を読み取る読取回路90
3と、接続パッドPD(1、2、3…)にそれぞれ接続
されるプローブPR(1、2、3)と、第2プローブP
R2または第3プローブPR3を切り換える切換回路9
04とを備えている。
【0087】検査用回路900のCPU901は、書込
回路902、読取回路903、切換回路904、及びア
レイ基板100の選択回路170に対してそれぞれ所定
のタイミングで制御信号を出力する。
【0088】一方、アレイ基板100側においては、選
択回路170のスイッチSW(1、2、…)は、1つの
出力端子OUT1に対して、3本の信号線X1、X2、
X3にそれぞれ対応する入力端子1A、1B、1Cを選
択可能に形成されている。また、アレイ基板100は、
信号線上において、選択回路170のスイッチSW
(1、2、…)と、このスイッチに最も近い画素トラン
ジスタ110Nとの間に配置された検査用パッドPD1
B、PD1C(PD2B、PD2C、…)を備えてい
る。
【0089】まず、互いに隣接する第1信号線X1と第
2信号線X2との短絡を検査する検査方法について説明
する。これら第1信号線X1及び第2信号線X2は、選
択回路170の同一スイッチSW1によって選択され、
同一の接続パッドPD1Aを介してアナログ信号の書き
込み及び読み取りを行う。
【0090】すなわち、図11に示すように、第1プロ
−ブPR1を接続パッドPD1Aに接続し、第2プロー
ブPR2を検査用パッドPD1Cに接続する。また、第
3プローブPR3を接続パッドPD1Bに接続する。
【0091】そして、検査用回路900のCPU901
は、選択回路170に対して、スイッチSW1の出力端
子OUT1を第1信号線X1の入力端子1Aに接続する
ような制御信号を出力する。また、CPU901は、切
換回路904に対して第3プローブPR3を選択するよ
うな制御信号を出力する。
【0092】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第1信号線X
1に所定のアナログ信号を書き込む。
【0093】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第3プローブPR3を介して第2信号線X
2からの出力信号を読み取る。
【0094】CPU901は、第2信号線X2から所定
のアナログ信号を検出した場合に、第1信号線X1と第
2信号線X2とが短絡していると判断し、第2信号線X
2から信号を検出しなかった場合に、第1信号線X1と
第2信号線X2との間に短絡が生じていないものと判断
する。
【0095】次に、互いに隣接する第2信号線X2と第
3信号線X3との短絡を検査する検査方法について説明
する。これら第2信号線X2及び第3信号線X3は、選
択回路170の同一スイッチSW1によって選択され、
同一の接続パッドPD1Aを介してアナログ信号の書き
込み及び読み取りを行う。
【0096】すなわち、CPU901は、選択回路17
0に対して、スイッチSW1の出力端子OUT1を第2
信号線X2の入力端子1Bに接続するような制御信号を
出力する。また、CPU901は、切換回路904に対
して第2プローブPR2を選択するような制御信号を出
力する。
【0097】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第2信号線X
2に所定のアナログ信号を書き込む。
【0098】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第2プローブPR2を介して第3信号線X
3からの出力信号を読み取る。
【0099】CPU901は、第3信号線X3から所定
のアナログ信号を検出した場合に、第2信号線X2と第
3信号線X3とが短絡していると判断し、第3信号線X
3から信号を検出しなかった場合に、第2信号線X2と
第3信号線X3との間に短絡が生じていないものと判断
する。
【0100】次に、互いに隣接する第3信号線X3と第
4信号線X4との短絡を検査する検査方法について説明
する。これら第3信号線X3及び第4信号線X4は、そ
れぞれ選択回路170の異なるスイッチ、すなわちスイ
ッチSW1及びSW2によって選択され、それぞれのス
イッチSW1及びSW2に接続された接続パッドPD1
A及びPD2Aを介してアナログ信号の書き込み及び読
み取りを行う。
【0101】このとき、第1プローブPR1は、接続パ
ッドPD2Aに接続されている。
【0102】すなわち、CPU901は、選択回路17
0に対して、スイッチSW2の出力端子OUT2を第4
信号線X4の入力端子2Aに接続するような制御信号を
出力する。また、CPU901は、切換回路904に対
して第2プローブPR2を選択するような制御信号を出
力する。
【0103】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第4信号線X
4に所定のアナログ信号を書き込む。
【0104】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第2プローブPR2を介して第3信号線X
3からの出力信号を読み取る。
【0105】CPU901は、第3信号線X3から所定
のアナログ信号を検出した場合に、第3信号線X3と第
4信号線X4とが短絡していると判断し、第3信号線X
3から信号を検出しなかった場合に、第3信号線X3と
第4信号線X4との間に短絡が生じていないものと判断
する。
【0106】以下、同様にして、互いに隣接する2本の
信号線をペアとし、検査用回路の一方のプローブを接続
パッドに接続するとともに他方のプローブを信号線上に
設けられた検査用パッドに接続し、一方のプローブに接
続された接続パッドと一方の信号線とを電気的に接続し
た状態で、この一方の信号線に対してアナログ信号を書
き込み、検査用パッドに電気的に接続された他方の信号
線からの出力信号を読み取ることにより、ペアの信号線
間の短絡を検出することが可能となる。
【0107】これにより、上述した第1の検査方法と同
様の作用効果を得ることが可能となる。
【0108】次に、上述したような表示装置において、
アレイ基板100の信号線X(1、2、3…)の短絡を
検査する第3の検査方法について説明する。この第3の
検査方法では、各信号線上に検査用パッドを設け、互い
に隣接する信号線間の短絡を検査するとともに、選択回
路に含まれるスイッチの動作も同時に検査する。
【0109】図12に示すように、まず、アレイ基板1
00に検査用回路900を接続する。この検査用回路9
00は、内部の各回路やスイッチを制御するCPU90
1と、信号線にアナログ信号を書き込む書込回路902
と、信号線から出力される信号を読み取る読取回路90
3と、接続パッドPD(1、2、3…)にそれぞれ接続
されるプローブPR(1、2、3)と、第2プローブP
R2または第3プローブPR3を切り換える切換回路9
04とを備えている。
【0110】検査用回路900のCPU901は、書込
回路902、読取回路903、切換回路904、及びア
レイ基板100の選択回路170に対してそれぞれ所定
のタイミングで制御信号を出力する。
【0111】一方、アレイ基板100側においては、選
択回路170のスイッチSW(1、2、…)は、1つの
出力端子OUT1に対して、2本の信号線X1、X2に
それぞれ対応する入力端子1A、1Bを選択可能に形成
されている。また、アレイ基板100は、信号線上にお
いて、選択回路170のスイッチSW(1、2、…)
と、このスイッチに最も近い画素トランジスタ110N
との間に配置された検査用パッドPD1B、PD1C
(PD2B、PD2C、…)を備えている。この検査用
パッドPD1B、PD1Cは、各信号線にそれぞれ電気
的に接続されている。
【0112】まず、互いに隣接する第1信号線X1と第
2信号線X2とを選択可能なスイッチSW1の動作を検
査する検査方法について説明する。これら第1信号線X
1及び第2信号線X2は、選択回路170の同一スイッ
チSW1によって選択され、同一の接続パッドPD1A
を介してアナログ信号の書き込み及び読み取りを行う。
【0113】すなわち、図12に示すように、第1プロ
−ブPR1を接続パッドPD1Aに接続し、第2プロー
ブPR2を検査用パッドPD1Cに接続する。また、第
3プローブPR3を接続パッドPD1Bに接続する。
【0114】そして、検査用回路900のCPU901
は、選択回路170に対して、スイッチSW1の出力端
子OUT1を第1信号線X1の入力端子1Aに接続する
ような制御信号を出力する。また、CPU901は、切
換回路904に対して第3プローブPR3を選択するよ
うな制御信号を出力する。
【0115】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第1信号線X
1に接続された接続パッドPD1Aから所定のアナログ
信号を書き込む。
【0116】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第3プローブPR3を介して第1信号線X
1上の検査用パッドPD1Bからの出力信号を読み取
る。
【0117】CPU901は、検査用パッドPD1Bか
ら所定のアナログ信号を検出した場合に、選択回路17
0におけるスイッチSW1が正常に動作していると判断
し、検査用パッドPD1Bから信号を検出しなかった場
合に、スイッチSW1が異常であると判断する。
【0118】次に、互いに隣接する第1信号線X1と第
2信号線X2との短絡を検査する検査方法について説明
する。
【0119】すなわち、検査用回路900のCPU90
1は、選択回路170に対して、スイッチSW1の出力
端子OUT1を第1信号線X1の入力端子1Aに接続す
るような制御信号を出力する。また、CPU901は、
切換回路904に対して第2プローブPR2を選択する
ような制御信号を出力する。
【0120】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第1信号線X
1に所定のアナログ信号を書き込む。
【0121】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第2プローブPR2を介して第2信号線X
2からの出力信号を読み取る。
【0122】CPU901は、第2信号線X2から所定
のアナログ信号を検出した場合に、第1信号線X1と第
2信号線X2とが短絡していると判断し、第2信号線X
2から信号を検出しなかった場合に、第1信号線X1と
第2信号線X2との間に短絡が生じていないものと判断
する。
【0123】次に、互いに隣接する第2信号線X2と第
3信号線X3との短絡を検査する検査方法について説明
する。これら第2信号線X2及び第3信号線X3は、そ
れぞれ選択回路170の異なるスイッチ、すなわちスイ
ッチSW1及びSW2によって選択され、それぞれのス
イッチSW1及びSW2に接続された接続パッドPD1
A及びPD2Aを介してアナログ信号の書き込み及び読
み取りを行う。
【0124】このとき、第1プローブPR1は、接続パ
ッドPD2Aに接続されている。
【0125】すなわち、CPU901は、選択回路17
0に対して、スイッチSW2の出力端子OUT2を第3
信号線X3の入力端子2Aに接続するような制御信号を
出力する。また、CPU901は、切換回路904に対
して第2プローブPR2を選択するような制御信号を出
力する。
【0126】そして、CPU901は、書込回路902
を制御して、第1プローブPR1を介して第3信号線X
3に所定のアナログ信号を書き込む。
【0127】続いて、CPU901は、読取回路903
を制御して、第2プローブPR2を介して第2信号線X
2からの出力信号を読み取る。
【0128】CPU901は、第2信号線X2から所定
のアナログ信号を検出した場合に、第2信号線X2と第
3信号線X3とが短絡していると判断し、第2信号線X
2から信号を検出しなかった場合に、第2信号線X2と
第3信号線X3との間に短絡が生じていないものと判断
する。
【0129】以下、同様にして、互いに隣接する2本の
信号線をペアとし、検査用回路の一方のプローブを接続
パッドに接続するとともに他方のプローブを信号線上に
設けられた検査用パッドに接続し、一方のプローブに接
続された接続パッドと一方の信号線とを電気的に接続し
た状態で、この一方の信号線に対してアナログ信号を書
き込み、検査用パッドに電気的に接続された他方の信号
線からの出力信号を読み取ることにより、ペアの信号線
間の短絡を検出することが可能となる。
【0130】また、同様にして、選択回路に含まれるス
イッチを動作させ、このスイッチを挟む接続パッドと検
査用パッドとの間で信号の書き込み及び読み取りを行う
ことにより、新たにパッドを用意すること無しに、スイ
ッチの動作を検査することが可能となる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画素の高精細化が可能な表示装置の短絡を検査する
検査方法であって、検査用回路の測定精度を低減するこ
となくコストを低減できるアレイ基板およびこのアレイ
基板に適用される検査方法を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のアレイ基板を備えた表示装
置の一実施の形態に係る液晶表示装置の構成を概略的に
示す図である。
【図2】図2は、図1に示した液晶表示装置の一辺に設
けられるTCPの構成を概略的に示す図である。
【図3】図3は、図1に示した液晶表示装置の信号線駆
動回路の構成を概略的に示す図である。
【図4】図4は、図1に示した液晶表示装置の各画素に
データ信号を書き込む際のタイミングチャートを示す図
である。
【図5】図5は、図1に示した液晶表示装置の各画素に
データ信号を書き込む際のタイミングチャートを示す図
である。
【図6】図6は、図1に示した液晶表示装置の一辺に設
けられるTCPの構成を概略的に示す図である。
【図7】図7は、図1に示した液晶表示装置のアレイ基
板の一端側に設けられた配線パッドの構成を概略的に示
す図である。
【図8】図8は、図1に示した液晶表示装置のアレイ基
板の中央部に設けられた配線パッドの構成を概略的に示
す図である。
【図9】図9は、図1に示した液晶表示装置のアレイ基
板の他端側に設けられた配線パッドの構成を概略的に示
す図である。
【図10】図10は、この発明のアレイ基板の検査方法
における2信号線間の短絡を検査する第1の検査方法を
説明するための回路構成を概略的に示す図である。
【図11】図11は、この発明のアレイ基板の検査方法
における2信号線間の短絡を検査する第2の検査方法を
説明するための回路構成を概略的に示す図である。
【図12】図12は、この発明のアレイ基板の検査方法
における2信号線間の短絡を検査する第3の検査方法を
説明するための回路構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1…液晶表示装置 100…アレイ基板 110…多結晶シリコン薄膜トランジスタ 150…ゲート線駆動回路 160…信号線駆動回路 170…選択回路 200…対向基板 300…液晶層 511…信号線駆動用IC 900…検査用回路 901…CPU 902…書込回路 903…読取回路 904…切換回路 X(1、2、…)…信号線 PD(1A、2A、…)…接続パッド PD(1B、2B、…)…検査用パッド PD(1C、2C、…)…検査用パッド PR(1、2、3…)…プローブ SW(1、2、…)…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 352 G09G 3/36 G09G 3/36 G02F 1/136 500

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に互いに直交して配列された複数の
    ゲート線及び複数の信号線と、 ゲート線と信号線とのそれぞれの交差部に配置されたト
    ランジスタと、 各トランジスタに接続された画素電極と、 駆動ICから出力されたアナログ信号が入力される入力
    端子と、 前記入力端子から入力されたアナログ信号を複数の隣接
    する信号線から順次選択して振り分ける選択手段と、 前記選択手段と前記トランジスタとの間に配置され、前
    記信号線に電気的に接続された検査用パッドと、 を備えたことを特徴とするアレイ基板。
  2. 【請求項2】1つの前記選択手段によって選択される前
    記信号線の数をNとしたとき、前記検査用パッドの数
    は、(N−1)であることを特徴とする請求項1に記載
    のアレイ基板。
  3. 【請求項3】前記選択手段は、前記信号線を所定数の信
    号線から成る複数の信号線群に区分し、各前記信号線群
    毎に対応するアナログ信号を入力し、前記アナログ信号
    を各前記信号線群の対応する信号線に順次振り分ける、 ことを特徴とする請求項1に記載のアレイ基板。
  4. 【請求項4】前記アレイ基板は、前記ゲート線に駆動信
    号を供給するゲート線駆動手段を一体的に含むことを特
    徴とする請求項1に記載のアレイ基板。
  5. 【請求項5】基板上に互いに直交して配列された複数の
    ゲート線及び複数の信号線と、 ゲート線と信号線とのそれぞれの交差部に配置されたト
    ランジスタと、 各トランジスタに接続された画素電極と、 駆動ICから出力されたアナログ信号が入力される入力
    端子と、 前記入力端子から入力されたアナログ信号を複数の隣接
    する信号線から順次選択して振り分ける選択手段と、 前記選択手段と前記トランジスタとの間に配置され、前
    記信号線に電気的に接続された検査用パッドと、 を備えたアレイ基板の検査方法において、 互いに隣接する第1信号線及び第2信号線のそれぞれに
    配置された前記検査用パッドに検査用回路のプローブを
    接続し、 前記第1信号線上の第1検査用パッドから前記第1信号
    線にアナログ信号を書き込み、 前記第2信号線から前記第2信号線上の第2検査用パッ
    ドを介して出力される出力信号を読み取り、 前記第2検査用パッドから読み取った出力信号に基づい
    て、前記第1信号線と前記第2信号線との間の短絡を検
    査する、 ことを特徴とする検査方法。
  6. 【請求項6】基板上に互いに直交して配列された複数の
    ゲート線及び複数の信号線と、 ゲート線と信号線とのそれぞれの交差部に配置されたト
    ランジスタと、 各トランジスタに接続された画素電極と、 駆動ICから出力されたアナログ信号が入力される入力
    端子と、 前記入力端子から入力されたアナログ信号を複数の隣接
    する信号線から順次選択して振り分ける選択手段と、 前記選択手段と前記トランジスタとの間に配置され、前
    記信号線に電気的に接続された検査用パッドと、 を備えたアレイ基板の検査方法において、 前記選択手段により第1信号線を選択し、 前記入力端子、及び、前記第1信号線に隣接する第2信
    号線上に配置された検査用パッドに検査用回路のプロー
    ブを接続し、 前記入力端子から前記第1信号線にアナログ信号を書き
    込み、 前記第2信号線から前記検査用パッドを介して出力され
    る出力信号を読み取り、 前記検査用パッドから読み取ったアナログ信号に基づい
    て、前記第1信号線と前記第2信号線との間の短絡を検
    査する、 ことを特徴とする検査方法。
  7. 【請求項7】前記検査用回路は、前記選択手段に対して
    前記第1信号線を選択する選択信号を出力することを特
    徴とする請求項6に記載のアレイ基板の検査方法。
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