JP2001172261A - ピラゾールカルボン酸アミド類、およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

ピラゾールカルボン酸アミド類、およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤

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JP2001172261A
JP2001172261A JP36058899A JP36058899A JP2001172261A JP 2001172261 A JP2001172261 A JP 2001172261A JP 36058899 A JP36058899 A JP 36058899A JP 36058899 A JP36058899 A JP 36058899A JP 2001172261 A JP2001172261 A JP 2001172261A
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alkyl
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Itaru Okada
至 岡田
Yoshiya Ikeda
芳哉 池田
Yasushi Shiga
靖 志賀
Toshiki Fukuchi
俊樹 福地
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有害な昆虫、ダニ類にたいして優れた防除効果
を有する新規化合物を提供する。 【解決手段】 下記一般式 (I) 【化1】 (式中、R1は C1-C3 の非環状または環状のアルキル
基、C1-C4 のアルコキシ基またはトリフルオロメチル
基を示す。R2は C2-C5 のアシル基、C2-C10のオキ
ソアシル基、C2-C10 のアルコキシカルボニル基、置
換基を有しても良いフェノキシカルボニル基、置換基を
有しても良いベンゾイル基、C2-C5 のアルコキシメチ
ル基、置換基を有しても良いピリジルメチル基、C3-C
6 のアルコキシカルボニルメチル基、エチルオキザリル
基またはシアノメチル基を示す。R 3 は水素原子、シア
ノ基、C1-C4 のアルキルチオ基、C1-C4 のアルキル
スルフィニル基、C1-C4 のアルキルスルホニル基、C
1-C4 のハロアルキル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C
1-C4 のアルキル基、C1-C4 のアルコキシ基、C1-C
4のハロアルコキシ基または C1-C5のアシルアミノ基
を示す。R4は水素原子または C1-C4のアルキル基を
示す)で表されるピラゾールカルボン酸アミド類。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なピラゾール
カルボン酸アミド類および該ピラゾールカルボン酸アミ
ド類を有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】農園芸分野では、各種害虫の防除を目的
とした様々な殺虫剤が開発され実用に供されている。し
かしながら、従来汎用されている農園芸用殺虫剤は殺虫
効果、殺虫スペクトラム、あるいは残効性等の点におい
て必ずしも満足すべきものではない。また、施用回数や
施用薬量の低減等の要求を満足しているとは言えないも
のであった。また、従来汎用の農薬に対して抵抗性を獲
得した害虫の出現も問題となっている。例えば、野菜、
果樹、花卉、茶、ムギ類およびイネ等の栽培において、
様々な系統の農薬、例えば、カーバメート系、ピレスロ
イド系、ベンゾイルウレア系、有機塩素系、有機リン系
農薬等に抵抗性を獲得した種々の害虫が各地で出現して
おり、これらの害虫に起因する各種病害虫の防除が年々
困難になっている。従来汎用の農園芸用殺虫剤に抵抗性
を獲得した各種害虫に対しても低薬量で十分な防除効果
を示し、しかも環境への悪影響が少ない新規な殺虫剤の
開発が切望されている。殺ダニ剤についても、従来汎用
の殺ダニ剤に抵抗性を示すダニ類に対しても優れた防除
効果を示し、安全性の高い殺ダニ剤の開発が期待されて
いる。
【0003】殺虫、殺ダニ活性を有する化合物について
は、多くの提案が成されている。例えば、特開平3−6
8560号及び特開平7−112972号には、特定の
置換基を有するN-置換-N-(フェノキシベンジル)ピラ
ゾールカルボン酸アミド類が殺虫活性を有することが示
されている。しかして、これらの公報に記載のピラゾー
ルカルボン酸アミド類は、殺虫、殺ダニ剤として十分満
足し得るものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の殺虫剤に抵抗性を示す各種害虫に対しても高い防除効
果を示し、殺虫剤の有効成分として有用な化学物質を提
供することにある。また、本発明の別の課題は、上記の
特徴を有し、且つ、残留毒性や環境汚染等の問題が軽減
された安全性の高い殺虫剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の課題
を解決すべく鋭意検討した結果、アミド結合の窒素原子
に炭素数2以上の置換基を有する新規なピラゾールカル
ボン酸アミド類が上記の特徴を有する化合物であること
を見出だし、本発明を完成するに至った。 即ち、本発
明の要旨は、下記一般式 (I)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 は C1-C3の非環状または環
状のアルキル基、C1-C4 のアルコキシ基またはトリフ
ルオロメチル基を示す。R2 はC2-C5 のアシル基、C
2-C10のオキソアシル基、C2-C10のアルコキシカルボ
ニル基、置換基を有しても良いフェノキシカルボニル
基、置換基を有しても良いベンゾイル基、C2-C5 のア
ルコキシメチル基、置換基を有しても良いピリジルメチ
ル基、C3-C6 のアルコキシカルボニルメチル基、エチ
ルオキザリル基またはシアノメチル基を示す。R3は水
素原子、シアノ基、C1-C4のアルキルチオ基、C1-C4
のアルキルスルフィニル基、C1-C4のアルキルスルホ
ニル基、C1-C4のハロアルキル基、ニトロ基、ハロゲ
ン原子、C1-C4のアルキル基、C1-C4 のアルコキシ
基、C1-C4のハロアルコキシ基または C1-C5のアシ
ルアミノ基を示す。R4 は水素原子またはC1-C4 のア
ルキル基を示す)で表されるピラゾールカルボン酸アミ
ド類および該ピラゾールカルボン酸アミド類を有効成分
として含有する殺虫剤に存する。上述の如く、N−置換
−N−(フェノキシベンジル)ピラゾールカルボン酸ア
ミド類が殺虫活性を有することは、既に知られている
が、何れも上記一般式(I)で示される本願発明の化合
物を示すものではない。即ち、特開平3ー68560号
に記載されているのは、ピラゾール環の3−位が水素原
子、C1-C4 のアルキル基又はC3-C6 のシクロアルキ
ル基のみであり、アルコキシ基の記載はない。またピラ
ゾール環の4−位が水素原子である化合物は、アミド基
の窒素原子にホルミル基が置換した化合物(後述の試験
例に示す化合物A)のみで、アミド基の窒素原子にC2
以上の基を有するN−置換−N−(フェノキシベンジ
ル)ピラゾールカルボン酸アミド類は示されていない。
また、特開平7ー112972号では、ピラゾール環の
3−位はtert−ブチル基のみに限定されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
一般式(I)で表される本発明化合物の置換基R1 は、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シ
クロプロピル基等のC1-C3 の非環状または環状のアル
キル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソ
プロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec-ブト
キシ基、tert-ブトキシ基等のC1-C4のアルコキシ基;
トリフルオロメチル基を示す。R1 としては、メチル
基、エチル基およびメトキシ基が好ましい。R2 はアセ
チル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル
基、シクロプロピルカルボニル基、バレリル基、イソバ
レリル基、2-メチルブチリル基、ピバロイル基等のC2-
5 のアシル基;3-オキソブチリル基、2-メチル-3-オ
キソバレリル基、2-エチル-3-オキソヘキサノイル基、3
-オキソ-2-プロピルヘプタノイル基、2-イソプロピル-5
-メチル-3-オキソヘキサノイル基、2,2,4-トリメチル-5
-オキソバレリル基等のC2-C10 、好ましくはC 4-C
10 のオキソアシル基;メトキシカルボニル基、エトキ
シカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポ
キシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキ
シカルボニル基、sec-ブトキシカルボニル基、tert-ブ
トキシカルボニル基、2-エチルヘキシルオキシカルボニ
ル基等の C2-C10のアルコキシカルボニル基;フェノ
キシカルボニル基、p-クロロフェノキシカルボニル基等
の置換基を有しても良いフェノキシカルボニル基;ベン
ゾイル基、o-メトキシベンゾイル基等の置換基を有して
も良いベンゾイル基;メトキシメチル基、エトキシメチ
ル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、
ブトキシメチル基、イソブトキシメチル基、sec-ブトキ
シメチル基、tert-ブトキシメチル基等の C2-C 5 のア
ルコキシメチル基;6-クロロ-3-ピリジルメチル基等の
置換基を有しても良いピリジルメチル基;メトキシカル
ボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基等のC3-
6 のアルコキシカルボニルメチル基;エチルオキザリ
ル基;シアノメチル基を示す。R2としては C2-C5
アシル基、C2-C10 のオキソアシル基およびC2-C5
アルコキシメチル基が好ましい。
【0009】R3 は水素原子;シアノ基;メチルチオ
基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ
基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec-ブチルチオ
基、tert-ブチルチオ基等のC1-C4のアルキルチオ基;
メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピ
ルスルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基、ブチ
ルスルフィニル基、イソブチルスルフィニル基、sec-ブ
チルスルフィニル基、tert-ブチルスルフィニル基等の
1-C4のアルキルスルフィニル基;メチルスルホニル
基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソ
プロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブチ
ルスルホニル基、sec-ブチルスルホニル基、tert-ブチ
ルスルホニル基等のC1-C4のアルキルスルホニル基;
トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリクロ
ロメチル基、ペンタフルオロエチル基等のC1-C4 のハ
ロアルキル基;ニトロ基;フッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、tert-ブチル基等の
1-C4のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロ
ポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキ
シ基、sec-ブトキシ基、tert-ブトキシ基等のC1-C4
アルコキシ基;トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメ
トキシ基、フルオロメトキシ基、トリクロロメトキシ
基、2-フルオロエトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキ
シ基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロポキシ基、2,2,3,
3-テトラフルオロプロポキシ基、2,2,3,3,4,4,4-ヘプタ
フルオロブトキシ基等の C1-C4のハロアルコキシ基;
ホルミルアミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルア
ミノ基、ブチリルアミノ基、イソブチリルアミノ基、バ
レリルアミノ基、イソバレリルアミノ基、2-メチルブチ
リルアミノ基、ピバロイルアミノ基等のC1-C5 のアシ
ルアミノ基を示す。R3 としては、シアノ基、メチルチ
オ基、トリフルオロメチル基およびニトロ基が好まし
く、特にシアノ基、メチルチオ基が好ましい。
【0010】R4 は水素原子;メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、
sec-ブチル基、tert-ブチル基等の C1-C4のアルキル
基を示す。R4としては水素原子が好ましい。前記一般
式(I)で示される本発明の化合物は新規化合物であ
り、例えば下記反応に従って製造することができる。
【0011】
【化3】
【0012】(上記式中、R1、R2、R3 および R4
は前記一般式(I)で定義した通りであり、Y は塩素
原子または臭素原子を示す。) 即ち、一般式(II)で示されるピラゾールカルボン酸
アミドと一般式(III)で示されるハロゲン化物と
を、塩基の存在下または非存在下、好ましくは溶媒を用
いて、-10〜150 ℃で反応させる。溶媒としては、反応
に直接関与しないものであれば特に限定されず、例えば
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
等のケトン類;クロロホルム、ジクロロメタン等のハロ
ゲン化炭化水素類;水;酢酸エチル、酢酸メチル等のエ
ステル類;またはテトラヒドロフラン、アセトニトリ
ル、ジオキサン、N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチル
ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ピリジン等の極性
溶媒等を挙げることができる。塩基としては、例えば水
素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化物;水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物;炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩;
無機塩類;ピリジン、トリエチルアミン等のアミン類等
を挙げることができる。R2 が C2-C5のアシル基を示
す場合は、例えば下記反応に従って製造することもでき
る。
【0013】
【化4】
【0014】(上記式中、R1、R3 および R4 は前記
一般式(I)で定義した通りであり、R2 は C2-C5
アシル基を示す。) 即ち、一般式(II)で示されるピラゾールカルボン酸
アミドと一般式(VI)で示される酸無水物とを、酸触
媒の存在下または非存在下、溶媒の存在下または非存在
下、0〜150 ℃で反応させる。溶媒としては、本反応に
直接関与しないものであれば特に限定されず、例えば前
記の諸溶媒を挙げることができる。酸触媒としては特に
限定されず、例えばベンゼンスルホン酸、p-トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸等のスルホン酸類;硫酸、塩
酸、リン酸等の無機酸類を挙げることができる。反応
後、目的物である一般式 (I) で表される化合物を単離
するには、水に溶解する溶媒を用いた場合は、減圧下溶
媒を留去し、水を加えた後、水に不溶のベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素;クロロホルム、ジ
クロロメタン等のハロゲン化炭化水素;酢酸エチル等の
エステル類で抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウム、無水硫酸マグネシウム等の乾燥剤で乾燥し、
減圧下で溶媒を留去すれば良い。水に不溶の溶媒を用い
た場合は、反応混合物に水を加えた後分液し、有機層を
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム、無水硫酸マ
グネシウム等の乾燥剤で乾燥し、減圧下で溶媒を留去す
れば良い。溶媒留去後得られた残渣を、再結晶、懸濁洗
浄、カラムクロマトグラフィー等で精製すれば目的物で
ある一般式 (I) で表される化合物が得れらる。一般式
(II)で示される化合物は、例えば特開昭 64-35763
号公報に記載の方法で合成することができる。
【0015】一般式(I)で示される本発明化合物は各
種の昆虫、ダニ類に対し防除活性を有する。特に本発明
の化合物は、ハスモンヨトウ、コナガ、チャノコカクモ
ンハマキ、コブノメイガ、ニカメイチュウ等の鱗翅目;
トビイロウンカ、セジロウンカ等のウンカ類、ツマグロ
ヨコバイ、チャノミドリヒメヨコバイ等のヨコバイ類、
モモアカアブラムシ、ワタアブラムシ等のアブラムシ
類、オンシツコナジラミ等のコナジラミ類、チャバネア
オカメムシ等のカメムシ類等の半翅目;キスジノミハム
シ、ウリハムシ、アズキゾウムシ等の甲虫目;イエバ
エ、アカイエカ等の双翅目;ワモンゴキブリ等の直翅目
の昆虫の幼虫および成虫、ならびに、ナミハダニ、ミカ
ンハダニ、ミカンサビダニ、チャノホコリダニ等のダニ
目の卵、幼虫および成虫等の農園芸作物の害虫に対して
高い防除効果を有しているので、農園芸用の殺虫剤およ
び殺ダニ剤の有効成分として有用である。もっとも、本
発明の化合物の防除対象となる昆虫、ダニは上記に例示
したものに限定されることはない。式(I)で示される
本発明化合物を農園芸用の殺虫剤、殺ダニ剤として使用
する場合は、単独で用いてもよいが、好ましくは当業界
で汎用される農薬補助剤を用いて製造した組成物の形態
で用いられる。農園芸用殺虫剤、殺ダニ剤の形態は特に
限定されないが、例えば乳剤、水和剤、水溶剤、粉剤、
フロアブル剤、細粒剤、粒剤、錠剤、油剤、噴霧剤、煙
霧剤等の形態とすることが好適である。本発明の化合物
の一種または二種以上を有効成分として配合することが
できる。
【0016】農園芸用の殺虫剤、殺ダニ剤を製造するた
めに用いられる農薬補助剤は、農園芸用の殺虫剤、殺ダ
ニ剤の効果の向上、安定化、分散性の向上等の目的で、
例えば、担体 (希釈剤)、展着剤、乳化剤、湿展剤、分
散剤、崩壊剤等を用いることができる。液体担体として
は、水、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、メタ
ノール、ブタノール、グリコール等のアルコール類、ア
セトン等のケトン類、ジメチルホルムアミド等のアミド
類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、メチル
ナフタレン、シクロヘキサン、動植物油、脂肪酸等を挙
げることができる。また、固体担体としてはクレー、カ
オリン、タルク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モ
ンモリロナイト、ベントナイト、長石、石英、アルミ
ナ、鋸屑、ニトロセルロース、デンプン、アラビアゴム
等を用いることができる。乳化剤、分散剤としては通常
の界面活性剤を使用することができ、例えば、高級アル
コール硫酸ナトリウム、ステアリルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ラウリルベタイン等の陰イオン系界面活性
剤、陽イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両
性イオン系界面活性剤等を用いることができる。また、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンラウリルフェニルエーテル等の展着剤;ジア
ルキルスルホサクシネート等の湿展剤;カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール等の固着剤;リグ
ニンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等
の崩壊剤を用いることができる。
【0017】本発明の農園芸用殺虫剤、殺ダニ剤におけ
る有効成分の含有量は0.1〜99.5%の範囲から選
ばれ、製剤形態、施用方法等の種々の条件により適宜決
定すればよいが、例えば、粉剤では約0.5〜20重量
%程度、好ましくは1〜10重量%、水和剤では約1〜
90重量%程度、好ましくは10〜80重量%、乳剤で
は約1〜90重量%程度、好ましくは10〜40重量%
の有効成分を含有するように製造することが好適であ
る。例えば、乳剤の場合、有効成分である一般式(I)
の化合物に対して溶剤および界面活性剤等を混合して原
液の乳剤を製造することができ、更にこの原液を使用に
際して所定濃度に水で希釈して施用することができる。
水和剤の場合、有効成分の上記化合物、固形担体、およ
び界面活性剤等を混合して原体を製造し、さらにこの原
体を使用に際して所定濃度に水で希釈して施用すること
ができる。粉剤の場合、有効成分の上記化合物、固形担
体等を混合してそのまま施用することができ、粒剤の場
合には、有効成分の上記化合物、固形担体、および界面
活性剤等を混合して造粒することにより製造し、そのま
ま施用することができる。もっとも、上記の各製剤形態
の製造方法は上記のものに限定されることはなく、有効
成分の種類や施用目的等に応じて当業者が適宜選択する
ことができるものである。
【0018】本発明の農園芸用殺虫剤、殺ダニ剤には、
有効成分である本発明の化合物以外に、他の殺菌剤、殺
虫剤、殺ダニ剤、除草剤、昆虫生育調整剤、肥料、土壌
改良剤等の任意の有効成分を配合してもよい。本発明の
農園芸用殺虫剤、および/または殺ダニ剤の施用方法は
特に限定されるものではなく、茎葉散布、水面施用、土
壌処理、種子処理等のいずれの方法でも施用することが
できる。例えば、茎葉散布の場合、5〜1000pp
m、好ましくは10〜500ppmの濃度範囲の溶液を
10アール当たり100〜200リットル程度の施用量
で用いることができる。水面施用の場合の施用量は通
常、有効成分が 5〜15% の粒剤では10アール当た
り1〜10kgである。土壌処理の場合、5〜1000
ppmの濃度範囲の溶液を1m2当たり1〜10リット
ル程度の施用量で用いることができる。種子処理の場
合、種子重量 1 kg 当たり10〜1000ppmの濃度
範囲の溶液を10〜100ml程度施用処理することが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例、製剤例、試験例によ
りさらに具体的に説明するが、本発明はその要旨を越え
ない限りこれらの例に限定されるものではない。 実施例1 <N-アセチル-N-[4-(4-トリフルオロメチル
フェノキシ)ベンジル]-3-エチル-1-メチルピラゾール-5
-カルボン酸アミドの合成> N-[4-(4-トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]-3-
エチル-1-メチルピラゾール-5-カルボン酸アミド1.0
gの N-メチルピロリドン5mlの溶液に、60%水素
化ナトリウム 0.2gを加え、室温で30分攪拌した
後、塩化アセチル0.6mlを加え、室温で30分間攪
拌した。この混合液を、氷冷下塩化アンモニウム飽和水
溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および
飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製して、表−1記載の化合物 (No.22)を0.51g得
た。 nD 24 1.5448。
【0020】実施例2 <N-メトキシメチル-N-[4-(4-
シアノフェノキシ)ベンジル]-3-エチル-1-メチルピラゾ
ール-5-カルボン酸アミドの合成> N-[4-(4-シアノフェノキシ)ベンジル]-3-エチル-1-メチ
ルピラゾール-5-カルボン酸アミド0.5gの N-メチル
ピロリドン5mlの溶液に、60%水素化ナトリウム
0.1gを加え、室温で30分攪拌した後、クロロメチ
ルメチルエーテル0.18gを加え、室温で30分間攪
拌した。この混合液を、氷冷下1規定水酸化ナトリウム
水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水およ
び飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製して、表−1記載の化合物 (No.67)を0.42g得
た。 nD 25 1.5795。
【0021】実施例3 実施例1または2記載の方法に準じて、表−1記載の化
合物を合成した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】 *) 1H NMR (CDCl3): d 1.12 (3H, s), 1.16-1.27 (9H,
m), 1.39 (3H, s), 2.62(2H, q), 2.69 (1H, sept), 3.
98 (3H, s), 4.52 (1H, d), 4.82 (1H, d), 6.37 (1H,
s), 6.95 (2H, d), 6.96 (2H, d), 7.17 (2H, d), 7.49
(2H, d)
【0026】以下、本発明の化合物を有効成分として含
む農園芸用殺虫、殺ダニ剤の製剤例を示すが、本発明の
使用形態は下記のものに限定されるものではない。 製剤例1:水和剤 本発明の化合物20重量部、カープレックス#80(ホ
ワイトカーボン、塩野義製薬株式会社、商品名)20重
量部、STカオリンクレー(カオリナイト、土屋カオリ
ン社、商品名)52重量部、ソルポール9047K(ア
ニオン性界面活性剤、東邦化学株式会社、商品名)5重
量部、ルノックスP65L(アニオン性界面活性剤、東
邦化学株式会社、商品名)3重量部を配合し、均一に混
合粉砕して、有効成分20重量%の水和剤を得た。
【0027】製剤例2:粉剤 本発明の化合物2重量部、クレー(日本タルク社製)9
3重量部、カープレックス#80(ホワイトカーボン、
塩野義製薬株式会社、商品名)5重量部を均一に混合粉
砕して、有効成分2重量%の粉剤を製造した。 製剤例3:乳剤 本発明の化合物20重量部をキシレン35重量部および
ジメチルホルムアミド30重量部からなる混合溶媒に溶
解し、これにソルポール3005X(非イオン性界面活
性剤とアニオン性界面活性剤の混合物、東邦化学株式会
社、商品名)15重量部を加えて、有効成分20重量%
の乳剤を得た。
【0028】製剤例4:フロアブル剤 本発明の化合物30重量部とソルポール9047K 5
重量部、ソルボンT−20(非イオン性界面活性剤、東
邦化学株式会社、商品名)3重量部、エチレングリコー
ル8重量部および水44重量部をダイノミル(シンマル
エンタープライゼス社製)で湿式粉砕し、このスラリー
状混合物に1重量%キサンタンガム(天然高分子)水溶
液10重量部を加え、よく混合粉砕して、有効成分20
重量%のフロアブル剤を得た。
【0029】以下、本発明の化合物を有効成分として含
む農園芸用殺虫、殺ダニ剤の試験例を示すが、本発明の
使用形態は下記のものに限定されるものではない。ま
た、対照化合物として特開平 3-68560 号公報に記載の
化合物Aおよび特開平7-112972 号公報に記載の化合物
Bを同様の試験に供した。
【0030】
【化5】
【0031】試験例1:ハスモンヨトウの幼虫に対する
殺虫効果 製剤例1の処方にしたがって製造した本発明殺虫剤の水
希釈液中に、キャベツ切葉(直径6cm)を1分間浸漬
した。浸漬後風乾しプラスチックカップ(内径7cm)
に入れ、このカップ内にハスモンヨトウの3令虫を5頭
放虫した(1濃度、2反復)。25℃の恒温室内に保持
し、放虫5日後に幼虫の生死および苦悶を調査し、苦悶
虫を1/2頭死として殺虫活性(%)を求めた。結果を
表−2に示した(以下の表中、化合物No.は表−1に
対応している)。
【0032】
【表5】
【0033】試験例2:ナミハダニの成虫に対する殺ダ
ニ効果 水を入れた試験管 (容量 : 50ml) に、初生葉1枚
を残したいんげん苗の茎部を挿し、ナミハダニの雌成虫
を1葉あたり15頭接種した。接種1日後にハダニの寄
生した葉を製剤例 3 の処方に従って製造した本発明殺
ダニ剤の水希釈液に浸漬処理 (約5秒間) した (1濃
度、2反復)。25℃の恒温室内に保持し、薬剤処理後
5日目にいんげん葉上のハダニ雌成虫数を調査し、その
結果に基づき殺成虫率(%)を求めた。結果を表−3に
示した。
【0034】
【表6】
【0035】
【表7】
【0036】
【表8】
【0037】
【表9】
【0038】
【発明の効果】本発明のピラゾールカルボン酸アミド類
は、有害な昆虫、ダニ類に対して優れた防除効果を有す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 靖 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 福地 俊樹 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 Fターム(参考) 4H011 AC01 AC04 BA01 BA05 BB09 BC01 BC06 BC18 BC20 DA02 DA15 DA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式 (I) 【化1】 (式中、R1は C1-C3 の非環状または環状のアルキル
    基、C1-C4 のアルコキシ基またはトリフルオロメチル
    基を示す。R2は C2-C5 のアシル基、C2-C10のオキ
    ソアシル基、C2-C10 のアルコキシカルボニル基、置
    換基を有しても良いフェノキシカルボニル基、置換基を
    有しても良いベンゾイル基、C2-C5 のアルコキシメチ
    ル基、置換基を有しても良いピリジルメチル基、C3-C
    6 のアルコキシカルボニルメチル基、エチルオキザリル
    基またはシアノメチル基を示す。R 3 は水素原子、シア
    ノ基、C1-C4 のアルキルチオ基、C1-C4 のアルキル
    スルフィニル基、C1-C4 のアルキルスルホニル基、C
    1-C4 のハロアルキル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C
    1-C4 のアルキル基、C1-C4 のアルコキシ基、C1-C
    4のハロアルコキシ基または C1-C5のアシルアミノ基
    を示す。R4は水素原子または C1-C4のアルキル基を
    示す)で表されるピラゾールカルボン酸アミド類。
  2. 【請求項 2】 一般式(I)において R1 がメチル
    基、エチル基またはメトキシ基であることを特徴とする
    請求項 1に記載のピラゾールカルボン酸アミド類。
  3. 【請求項 3】 一般式(I)において R2がC2-C5
    アシル基、C2-C10のオキソアシル基または C2-C5
    アルコキシメチル基であることを特徴とする請求項 1
    または2に記載のピラゾールカルボン酸アミド類。
  4. 【請求項 4】 一般式(I)において R4 が水素原子
    であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    のピラゾールカルボン酸アミド類。
  5. 【請求項 5】 請求項1乃至4の何れかに記載のピラ
    ゾールカルボン酸アミド類を有効成分として含有する殺
    虫、殺ダニ剤。
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