JP2001158319A - 自動車乗員頭部の保護バッグ、保護装置及び自動車 - Google Patents
自動車乗員頭部の保護バッグ、保護装置及び自動車Info
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Abstract
に過大な応力が生じることがなく、バッグの必要強度が
低減される自動車乗員頭部の保護バッグを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 バッグ1は、シート2,3を重ね合わ
せ、線状結合部及び環状結合部によって結合することに
より、両シート2,3の間に主気道7及びクッション部
8を形成したものである。クッション部8は、主気道7
に一直線状に連なる上部小室8aと、この上部小室8a
に連なりクッション部8の後部を下方に向う側部小室8
bとこの側部小室8bに連なりバッグ下部を前方に向う
下部小室8cと、中間の小室8dとを有する。クッショ
ン部8の前後はカーテン部10,11となっている。
Description
保護バッグに係り、詳しくは自動車の側面衝突時や横転
時等にサイドドアの窓及びBピラー等に沿って膨張する
バッグに関する。さらに詳しくは、ガス導入口からガス
が主気道に導入され、該主気道から複数の小室に導入さ
れるタイプの自動車乗員頭部の保護バッグに関する。ま
た、本発明はこの保護バッグを備えた自動車乗員頭部の
保護装置と、この保護装置を備えた自動車に関する。
バッグはWO96/26087に記載されており、とく
にそのFIG1及びFIG9に示されている。この公知
のバッグの内部は、バッグの上縁に沿ってバッグの車両
前方側の端部(前端部)から車両後方側の端部(後端
部)まで延在するダクト部(主気道)と、該ダクト部に
連なり下方に向って延びる多数のセル部(小室)とから
なる。このセル部はバッグの前端から後端にまで多数配
列されている。
のバッグにあっては、ガスはダクト部の車両後端側から
ダクト部内に流入し、多数の各セル部に流入するため、
すべてのセル部がガスで充満されるまでに要する時間が
長い。即ち、バッグの展開終了までに長い時間がかか
る。この展開完了に要する時間を短縮するためにはイン
フレータのガス発生容量を大きくする必要があるが、こ
のようにするとバッグの縫目に過大な応力がかかるよう
になる。
バッグにX字形状の小室を設けることによりバッグの展
開完了に要する時間を短くしたカーテンエアバッグが記
載されているが、バッグの大部分は小さなセル部で構成
されており、バッグの展開完了時間は実際にはそれほど
短くはならないものと推察される。
ることなく、展開完了に要する時間が十分に短いものと
なる自動車乗員頭部の保護バッグと、この保護バッグを
備えた保護装置及び自動車を提供することを目的とす
る。
の保護バッグは、自動車の室内の天井部と側面部との交
叉隅部付近に配置され、ガス導入口から導入されるガス
によって該側面部に沿って下方に膨張するバッグであっ
て、該バッグは、自動車の天井部に沿って配置される上
辺部を有しており、該バッグには、該ガス導入口に連な
る主気道と、該主気道からガスが導入されて膨張する室
よりなるクッション部とが設けられている自動車乗員頭
部の保護バッグにおいて、該クッション部は、該上辺部
に沿っており、一端側が該主気道に連なり該主気道の延
長線方向に延在する上部小室と、該上部小室の他端側に
連なり下方に延在する側部小室と、一端側が該側部小室
に連なり、該バッグ下辺部に沿って延在する下部小室
と、該下部小室と上部小室との間に配置され、これらの
下部小室及び上部小室に連通し、側部小室とは隔絶され
ている中間小室とを有することを特徴とするものであ
る。
ては、導入口から主気道に導入されたガスは、主気道内
を急速に進行してクッション部内に流入し、クッション
部内部でガスの流れは拡がって上部小室及び中間小室を
急速に膨張させる。上部小室及び中間小室が膨張した
後、上部小室を通過したガスはクッション部の内壁に当
たってスムーズに流れ方向を変えて側部小室に流入す
る。一方、中間小室を通過したガスは、クッション部の
内壁に当たってスムーズに流れ方向を変えて下部小室に
流入する。その後、側部小室及び下部小室のいずれか早
く膨張が終了した小室からもう一方の小室に向かってガ
スが流入し、該一方の小室が膨張してクッション部の膨
張が完了する。なお、側部小室と下部小室とがほぼ同時
に膨張完了となることもある。
い上部小室及び中間小室が急速に膨張し、次いで該上部
小室及び中間小室を通過したガスによって側部小室及び
下部小室が膨張する。この場合、上部小室及び中間小室
は既に十分に大きく膨張しているので、ガスはスムーズ
に流れ、側部小室及び下部小室にも十分なガス圧が加え
られ、側部小室及び下部小室も迅速に膨張する。そのた
め、クッション部は全体としてきわめて短時間のうちに
膨張が完了し、保護バッグの全体の展開完了に要する時
間は、すべてのセル部を膨張させる従来例に比べて、著
しく短いものとなる。
ラーに沿って配置される前辺部と、Cピラー又はDピラ
ーに沿って配置される後辺部とを有しており、主気道は
該前辺部と上辺部とに沿って延在し、該前辺部の下部に
ガス導入口が設けられているのが好ましい。
ッション部は自動車のBピラー付近とそれに隣接したフ
ロントドアウィンド後部とに沿って配置されるようにバ
ッグの前後方向に中間付近に配置されており、該クッシ
ョン部とバッグ前辺部との間及び該クッション部とバッ
グ後辺部との間はそれぞれ膨張しないカーテン部となっ
ていることが好ましい。
部が膨張すると、その前後のカーテン部がピンと張った
状態となる。この結果、ドアウィンドが開いている場合
でもクッション部がドアウィンドから車外へ押し出され
ることがなく、乗員頭部の車外への突出も防止される。
なお、クッション部を保護バッグの前後方向の中間にの
み配置しているので、クッション部の膨張は著しく短時
間のうちに完了する。
の保護バッグと、この保護バッグのガス導入口に接続さ
れたインフレータとを備えたものである。本発明の自動
車は、この保護装置を備えたものである。
について説明する。図1〜4は本発明の実施の形態に係
る自動車乗員頭部の保護バッグ1を示すものであり、図
1はバッグ1の正面図、図2(a)〜(d)は図1のA
−A線ないしD−D線に沿う断面図、図3は保護バッグ
の膨張時の斜視図、図4は保護バッグ1の設置状態を示
す自動車内部の側面図である。また、図5は本発明の別
の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護バッグ1の正
面図である。
側シート2と室内側シート3とを重ね合わせ、これらシ
ート2,3同士を縫合することにより、両シート2,3
の間に主気道7及びクッション部8を形成したものであ
る。符号4は、このバッグ1を自動車のルーフサイドレ
ール32、Aピラー31及びCピラー33に取り付ける
ための突片、5はこの突片4に設けられたリベット等の
留付具の挿通孔を示す。34はBピラー、35はフロン
トドア、36はリヤドアを示す。
Fの下端から上辺部1Uの前部にまでバッグ1の縁部に
沿って延在しており、バッグ1の前辺部下端にはガス導
入口6が設けられ、インフレータ30が接続されてい
る。
るための線状結合部14,15,19,20と、クッシ
ョン部8の外周を形成するための線状結合部15,1
6,17,18と、シート2,3同士の結合を強固にす
るための2重環状の結合部21,22,23,24,2
5,26と、クッション部8内に上部小室8a、側部小
室8b、下部小室8c及び中間小室8dを形成するため
の線状結合部27,28,29とによって結合されてい
る。この結合は、縫合、接着、溶着などのいずれでも良
いが、シート2,3が布とくに合成樹脂コート布よりな
る場合には縫合が適切である。
9は、主気道7を形成するために前辺部1Fの下部から
該前辺部1Fに平行に延在しさらに上辺部1Uに沿って
平行に延在している。線状結合部15は、さらに該上辺
部1Uに沿ってクッション部8の後端にまで延在してい
る。線状結合部16は、この線状結合部15に連なり、
バッグ1の下部にまで延在している。線状結合部17
は、この線状結合部16に連なり、バッグ1の下辺に沿
って延在している。線状結合部18は、この線状結合部
17に連なり、バッグ1の上方に向かって延在し、前記
線状結合部19に連なっている。
9の接続部付近に配置されている。線状結合部27,2
8は線状結合部16とほぼ平行に設けられている。この
線状結合部27の上部は線状結合部15から主気道7の
幅とほぼ等距離だけ離隔している。線状結合部27,2
8は略一直線状に延在しており、線状結合部28の下端
は線状結合部17から所要距離だけ上方に位置してい
る。
の上端に位置し、環状結合部26は線状結合部28の下
端に位置し、環状結合部24は環状結合部23,26の
中間に位置している。この環状結合部24から前方斜め
下方に向って線状結合部29が延在しており、線状結合
部29の前端(下端)に環状結合部25が位置してい
る。この線状結合部29の前端(下端)は、線状結合部
17,18のいずれからも所要距離離隔している。
23の中間付近に位置している。環状結合部21,2
2,23よりも上方が上部小室8aとなっており、線状
結合部27,28と線状結合部16との間が側部小室8
bとなっており、線状結合部28,29と線状結合部1
7との間が下部小室8cとなっており、線状結合部2
7,29,18と環状結合部21,22,23との間が
中間小室8dとなっている。
室8aとを区画すると共に、中間小室8dが過度に厚く
膨張することを防止している。
ン部8以外には膨張部は有しておらず、クッション部8
の前後はそれぞれ膨張しないカーテン部10,11とな
っている。このカーテン部10,11はシート2,3を
重ね合わせた構成となっているが、一方のシート2又は
3を省略しても良い。カーテン部10,11において
は、シート2,3同士を接着してもよい。また、クッシ
ョン部8は、車種に合わせて乗員の頭部の側方にクッシ
ョン部8が位置するように設置される。なお、乗員の身
長や体型は種々様々であるが、どのような身長、体型の
乗員がシートに座った場合でも該乗員の頭部の側方にク
ッション部8が位置するようにクッション部8の位置や
大きさが設定される。
31に沿って折り畳まれた状態で設置され、上辺部がル
ーフサイドレール32に沿って、また、後辺部がCピラ
ー33に沿って折り畳まれた状態で設置される。
で覆われる。このカバーは、バッグ1が膨張するときに
裂けるよう構成されている。
フレータ30が作動し、ガス導入口6から主気道7にガ
スが流入する。このガスは、主気道7からクッション部
8内に流入し、各小室8a〜8dを以下の通り膨張させ
る。
0,101の通り、まず主気道7を膨張させ、次いで、
クッション部8に入ってきたところで、ガスの流れは矢
印102及び105のように拡がり、上部小室8a及び
中間小室8dを膨張させる。
向に流れてきたガスは矢印106のように線状結合部1
7,18のコーナー部に当たって向きを変え、下部小室
8cを膨張させる。下部小室8cの膨張が完了した後、
さらにガスは矢印107のように線状結合部16,17
のコーナー部に当たって向きを変え、側部小室8bを膨
張させる。
02方向に流れてきたガスは矢印103のように線状結
合部15,16のコーナー部に当たって向きを変え、側
部小室8bを膨張させる。
下部小室8cの両方から流入するガスによって膨張し、
バッグ1の膨張が終了する。
い上部小室8a及び中間小室8dが急速に膨張し、次い
で該上部小室8a及び中間小室8dを通過したガスによ
って下部小室8c及び側部小室8bが膨張する。この場
合、上部小室8a及び中間小室8dは既に十分に大きく
膨張しているので、ガスはスムーズに流れ、下部小室8
c及び側部小室8bにも十分なガス圧が加えられ、下部
小室8c及び側部小室8bも迅速に膨張する。また、ガ
スはカーテン部には流入せずにクッション部のみに流入
し、クッション部は線状結合部27〜29及び環状結合
部21〜26によりクッション部が必要以上に拡がらな
いようにしていることから、クッション部の膨張に要す
るガス量は少なくて済む。このため、バッグ1の膨張完
了に要する時間が短くなる。また、インフレータ30の
発生ガス圧が小さくてもバッグ1は十分に速く膨張する
ので、ガスからシート2,3同士の結合部(例えば、縫
合部)に加えられる応力が小さくなる。従って、バッグ
1に要求される強度が小さくて済むようになり、縫合等
の結合が簡単になると共に、シート2,3として薄手で
強度が低い素材のものを用いることが可能となる。シー
ト2,3が薄くなると、バッグ1の折り畳んだ収納ボリ
ュームも小さくなる。
図1の実施の形態に係る保護バッグ1と同様に、窓側シ
ート2と室内側シート3とを重ね合わせ、これらシート
2,3同士を縫合することにより、両シート2,3の間
に主気道7及びクッション部8を形成したものである。
Fの下端から上辺部1Uの前部にまでバッグ1’の縁部
に沿って延在しており、バッグ1’の前辺部下端にはガ
ス導入口6が設けられ、インフレータ30が接続されて
いる。
るための線状結合部14,15,19,20と、クッシ
ョン部8の外周を形成するための線状結合部15,1
6,17,18と、シート2,3同士の結合を強固にす
るための2重環状の結合部41,42,43,44,4
5と、クッション部8内に上部小室8a、側部小室8
b、下部小室8c及び中間小室8dを形成するための線
状結合部46,47,48とによって結合されている。
この結合は、縫合、接着、溶着などのいずれでも良い
が、シート2,3が布とくに合成樹脂コート布よりなる
場合には縫合が適切である。
9は、主気道7を形成するために前辺部1Fの下部から
該前辺部1Fに平行に延在しさらに上辺部1Uに沿って
平行に延在している。線状結合部15は、さらに該上辺
部1Uに沿ってクッション部8の後端にまで延在してい
る。線状結合部16は、この線状結合部15に連なり、
バッグ1’の下部にまで延在している。線状結合部17
は、この線状結合部16に連なり、バッグ1’の下辺に
沿って延在している。線状結合部18は、この線状結合
部17に連なり、バッグ1’の上方に向かって延在し、
前記線状結合部19に連なっている。
9の接続部付近に配置されている。
行に、略一直線状に設けられている。この線状結合部4
6の上端は線状結合部15から主気道7の幅とほぼ等距
離だけ離隔しており、下端は線状結合部17から所要距
離だけ上方に位置している。この線状結合部46の上端
の上側付近に環状結合部42が、線状結合部46の下端
の下側付近に環状結合部45が各々配置されている。
のいずれからも所要距離離隔したところに配置されてい
る。
ら線状結合部46と平行に設けられ、途中で湾曲して環
状結合部44付近まで延在している。
ら線状結合部46に沿って設けられ、その途中から湾曲
して線状結合部47に沿うようにして環状結合部44付
近まで延在している。
気道7の幅とほぼ等距離だけ離隔し、また線状結合部1
6から所要距離離隔したところに配置されている。
厚く膨張することを防止している。
ー31に沿って折り畳まれた状態で設置され、上辺部が
ルーフサイドレール32に沿って、また、後辺部がCピ
ラー33に沿って折り畳まれた状態で設置される。折り
畳まれたバッグ1’はカバー(図示略)で覆われる。こ
のカバーは、バッグ1’が膨張するときに裂けるよう構
成されている。
5個であり、前記実施の形態の場合の6個よりも1個少
ないことから、クッション部8の縫製がより簡単とな
る。また、クッション部8を各個室に分離するための線
状結合部46,47,48を上記のような形状に縫製す
ることにより、各小室の膨張径が前記実施の形態の場合
より均等なものとなる。この縫製方法によると、周辺室
の膨張径(厚さ)がより均等になり、又膨張時に縫製部
にかかる荷重もより均等になる。
フレータ30が作動し、ガス導入口6から主気道7にガ
スが流入する。このガスは、主気道7からクッション部
8内に流入し、各小室8a〜8dを膨張させる。
を膨張させ、次いで上部小室8a及び中間小室8dを膨
張させる。上部小室8aを膨張させたガスは、線状結合
部15,16のコーナー部に当って向きを変え、側部小
室8bを膨張させる。その後、ガスは側部小室8bから
下部小室8cに流入し、下部小室8cを膨張させる。
線状結合部17,18のコーナー部に当たってスムーズ
に向きを変え、下部小室8cを膨張させる。このように
して、下部小室8cは側部小室8b及び中間小室8dの
両方から流入するガスによって膨張し、バッグ1の膨張
が終了する。
態と同様に、バッグ1’の膨張完了に要する時間は十分
に短い。また、インフレータ30の発生ガス圧が小さく
てもバッグ1’は十分に速く膨張するので、ガスからシ
ート2,3同士の結合部(例えば、縫合部)に加えられ
る応力が小さくなる。従って、バッグ1’に要求される
強度が小さくて済むようになり、縫合等の結合が簡単に
なると共に、シート2,3として薄手で強度が低い素材
のものを用いることが可能となる。シート2,3が薄く
なると、バッグ1’の折り畳んだ収納ボリュームも小さ
くなる。
Cピラーに沿って配置しているが、後辺部1RをDピラ
ーに沿って配置しても良い。
入口及びインフレータを車両の後部側例えばBピラー、
Cピラー又はDピラーに配置しても良い。
保護バッグは、従来のものに比べ全体として急速に膨張
する。また、このため、インフレータとして小容量のも
のを用いることも可能となる。本発明によると、バッグ
に加えられる応力を緩和し、バッグの縫合部等の結合部
や構成材料の必要強度を低減することも可能である。
の正面図である。
沿う断面図である。
部の側面図である。
ッグの正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 自動車の室内の天井部と側面部との交叉
隅部付近に配置され、ガス導入口から導入されるガスに
よって該側面部に沿って下方に膨張するバッグであっ
て、 該バッグは、自動車の天井部に沿って配置される上辺部
を有しており、 該バッグには、該ガス導入口に連なる主気道と、該主気
道からガスが導入されて膨張する室よりなるクッション
部とが設けられている自動車乗員頭部の保護バッグにお
いて、 該クッション部は、該上辺部に沿っており、一端側が該
主気道に連なり該主気道の延長線方向に延在する上部小
室と、 該上部小室の他端側に連なり下方に延在する側部小室
と、 一端側が該側部小室に連なり、該バッグ下辺部に沿って
延在する下部小室と、 該下部小室と上部小室との間に配置され、これらの下部
小室及び上部小室に連通し、側部小室とは隔絶されてい
る中間小室とを有することを特徴とする自動車乗員頭部
の保護バッグ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記バッグは自動車
のAピラーに沿って配置される前辺部と、Cピラー又は
Dピラーに沿って配置される後辺部とを有しており、前
記主気道は該前辺部と前記上辺部の前部とに沿って延在
し、該前辺部の下部に前記ガス導入口が設けられている
ことを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。 - 【請求項3】 請求項2において、前記クッション部は
自動車のBピラー付近とそれに隣接したフロントドアウ
ィンド後部とに沿って配置されるようにバッグの前後方
向の中間付近に配置されており、 該クッション部とバッグ前辺部との間及び該クッション
部とバッグ後辺部との間はそれぞれ膨張しないカーテン
部となっていることを特徴とする自動車乗員頭部の保護
バッグ。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項の自動
車乗員頭部の保護バッグと、該保護バッグのガス導入口
に接続されたインフレータとを備えた自動車乗員頭部の
保護装置。 - 【請求項5】 請求項4の自動車乗員頭部の保護装置を
備えた自動車。
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