JP2001143112A - 自動課金装置 - Google Patents

自動課金装置

Info

Publication number
JP2001143112A
JP2001143112A JP32697999A JP32697999A JP2001143112A JP 2001143112 A JP2001143112 A JP 2001143112A JP 32697999 A JP32697999 A JP 32697999A JP 32697999 A JP32697999 A JP 32697999A JP 2001143112 A JP2001143112 A JP 2001143112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
medium
loaded
charging
loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32697999A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushi Akasaka
一志 赤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP32697999A priority Critical patent/JP2001143112A/ja
Publication of JP2001143112A publication Critical patent/JP2001143112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】課金用媒体の装填状態をタイムリーに自動喚起
する「自動課金装置」を提供する。 【解決手段】ICカードを装填した状態で路上通信機と
通信し、自動的に課金処理を実行する自動課金装置1で
あって、ICカードが媒体装填部に装填されているか否
かを検出する装填状態検出手段17と、ICカードの媒
体装填部に対する装填状態を少なくとも第1の状態(た
とえばフラグOFF)と第2の状態(たとえばフラグO
N)とで記憶する状態記憶手段18と、ICカードの装
填状態を乗員に喚起する喚起手段14と、装填状態検出
手段により検出された状態が装填状態であり且つ状態記
憶手段が第1の状態であるときは、ICカードが装填さ
れた旨の指令信号を喚起手段へ出力する処理手段11と
をさらに備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路の料金所
等に適応される、いわゆるノンストップ自動料金収受シ
ステムである自動課金装置に関し、特に課金用媒体の装
填状態をタイムリーに自動喚起する自動課金装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】有料道路の料金所等における渋滞の解消
や工数削減を図るために、従来より自動課金装置が提案
されている。この種の自動課金装置では、ICカードリ
ーダライタと通信機とを車載し、個人情報や料金情報な
どが記録された課金用媒体(以下、代表的にICカード
とも称する。)をリーダライタに装填した状態で有料道
路の料金所を通過すると、料金所側に設置された路上通
信機と車載通信機との間で電波信号の送受信が行われ、
これにより料金の徴収処理が実行される。
【0003】ICカードの種類によっても相違するが、
ICカードがプリペイカードの場合は徴収料金をプリペ
イカードの残金から差し引いた残金をカードリーダライ
タにてICカードに書き込む。また、ICカードがポス
トペイカードの場合には、ポストペイ処理に必要な銀行
口座の番号等の情報をカードリーダライタを介してIC
カードから読み取ることが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした自動課金装置
では、ICカードを装填し忘れたまま課金エリアを通過
すると正常な課金処理が行われないと行った問題があ
る。
【0005】このため、ICカードの装填有無を検知
し、装填し忘れているときは装填することを乗員に喚起
するシステムの構築が検討されているが、ICカードの
装填確認は、イグニッションキーをONしたときではな
く、むしろICカードを装填したときに行いたいとの要
求がある。また、ICカードを取り外す際においてもそ
の旨を喚起した方が好ましいとされ、さらに車両を離れ
る際にはICカードの抜き忘れを警告するなど、セキュ
リティ面の配慮も必要である。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、課金用媒体の装填状態をタ
イムリーに自動喚起する自動課金装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明の第1の観点によれば、課金用媒体を
装填した状態で路上通信機と通信し、自動的に課金処理
を実行する自動課金装置であって、前記路上通信機と交
信する通信部と、前記課金用媒体が装填される媒体装填
部と、前記通信部にて送受信された信号結果に基づいて
前記媒体装填部に装填された課金用媒体に所定の処理を
施す課金処理部とを備えた自動課金装置において、前記
課金用媒体が前記媒体装填部に装填されているか否かを
検出する装填状態検出手段と、前記課金用媒体の前記媒
体装填部に対する装填状態を少なくとも第1の状態(た
とえばフラグOFF)と第2の状態(たとえばフラグO
N)とで記憶する状態記憶手段と、前記課金用媒体の装
填状態を乗員に喚起する喚起手段と、前記装填状態検出
手段により検出された状態が装填状態であり且つ前記状
態記憶手段が第1の状態であるときは、課金用媒体が装
填された旨の指令信号を前記喚起手段へ出力する処理手
段と、をさらに備えたことを特徴とする自動課金装置が
提供される。
【0008】このとき、前記状態記憶手段は、初期状態
を第1の状態として記憶し、前記処理手段から課金用媒
体が装填された旨の指令信号が前記喚起手段へ出力され
たら、それまで記憶されていた第1の状態を第2の状態
に変更して記憶することがより好ましい。
【0009】この第1の観点による自動課金装置では、
装填状態検出手段にて課金用媒体の装填有無を検出し、
課金用媒体が装填されているときは、状態記憶手段に記
憶された装填状態が第1の状態か第2の状態かを判断す
る。そして、状態記憶手段に記憶された装填状態が第1
の状態、すなわち初期状態であるときは、初めて課金用
媒体が装填されたものであることから、喚起手段により
課金用媒体が装填された旨を出力する。
【0010】このように、使用者が課金用媒体を装填す
ると同時に装填されたことが喚起されるので、たとえば
イグニッションキーをONしたときに装填の有無を喚起
するものに生じがちな確認忘れを防止することができ
る。
【0011】(2)また、上記目的を達成するために、
本発明の第2の観点によれば、課金用媒体を装填した状
態で路上通信機と通信し、自動的に課金処理を実行する
自動課金装置であって、前記路上通信機と交信する通信
部と、前記課金用媒体が装填される媒体装填部と、前記
通信部にて送受信された信号結果に基づいて前記媒体装
填部に装填された課金用媒体に所定の処理を施す課金処
理部とを備えた自動課金装置において、前記課金用媒体
が前記媒体装填部に装填されているか否かを検出する装
填状態検出手段と、前記課金用媒体の前記媒体装填部に
対する装填状態を少なくとも第1の状態と第2の状態と
で記憶する状態記憶手段と、前記課金用媒体の装填状態
を乗員に喚起する喚起手段と、前記装填状態検出手段に
より検出された状態が非装填状態であり且つ前記状態記
憶手段が第2の状態であるときは、課金用媒体が取り外
された旨の指令信号を前記喚起手段へ出力する処理手段
と、をさらに備えたことを特徴とする自動課金装置が提
供される。
【0012】このとき、前記状態記憶手段は、前記処理
手段から課金用媒体が取り外された旨の指令信号が前記
喚起手段へ出力されたら、それまで記憶されていた第2
の状態を第1の状態に変更して記憶することがより好ま
しい。
【0013】この第2の観点による自動課金装置では、
装填状態検出手段にて課金用媒体の装填有無を検出し、
課金用媒体が装填されていないときは、状態記憶手段に
記憶された装填状態が第1の状態か第2の状態かを判断
する。そして、状態記憶手段に記憶された装填状態が第
2の状態、すなわちそれまで装填されていたときは、課
金用媒体が取り外されたものであることから、喚起手段
により課金用媒体が取り外された旨を出力する。
【0014】このように、使用者が課金用媒体を取り外
すと同時に取り外したことが喚起されるので、課金用媒
体の抜き忘れを防止することができる。
【0015】(3)上記第1および第2の観点による自
動課金装置において、前記処理手段は、前記装填状態検
出手段により検出された状態が非装填状態であり且つ前
記状態記憶手段が第1の状態であるときは、課金用媒体
の装填を要求する旨の指令信号を前記喚起手段へ出力す
ることがより好ましい。
【0016】このとき、前記状態記憶手段は、前記処理
手段から課金用媒体を要求する旨の指令信号が前記喚起
手段へ出力されたら、それまで記憶されていた第2の状
態を第1の状態に変更して記憶することがより好まし
い。
【0017】この自動課金装置では、装填状態検出手段
にて課金用媒体の装填有無を検出し、課金用媒体が装填
されていないときは、状態記憶手段に記憶された装填状
態が第1の状態か第2の状態かを判断する。そして、状
態記憶手段に記憶された装填状態が第1の状態、すなわ
ち初期状態であるときは、課金用媒体が未だ装填されて
いないものであることから、喚起手段により課金用媒体
の装填を要求する旨を出力する。
【0018】これにより、乗員が課金用媒体を装填し忘
れても即座にその旨が喚起されるので、課金エリアでの
異常処理の発生が防止される。
【0019】(4)前記媒体装填部に装填された課金用
媒体を施錠する施錠手段と、前記施錠手段の施錠および
開錠状態を検出する施錠状態検出手段とをさらに備え、
前記処理手段は、イグニッションキーからの信号がON
からOFFへ変わり、前記状態記憶手段が第2の状態に
あり、かつ前記施錠手段が開錠状態にあるときは、課金
用媒体を抜き忘れている旨の指令信号を前記喚起手段へ
出力することがより好ましい。
【0020】この自動課金装置では、乗員がエンジンを
止めて自動車を離れるときに課金用媒体が媒体装填部に
装填されたままであって、且つ施錠手段により施錠され
ていないときは、課金用媒体を抜き忘れていることを乗
員に知らせる。これにより、課金用媒体の盗難を防止す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の自動課金装置の実施
形態を示すブロック図、図2は本発明の自動課金装置の
制御フローを示すフローチャートである。
【0022】まず、図1に示すように本実施形態の自動
課金装置1は、マイクロコンピュータなどで構成される
処理手段(課金処理部を含む。)11、ICカードのイ
ンターフェースとしての媒体装填部13、表示部15、
音声回路16、アンテナを備え電波通信インターフェー
スとしての通信部12とを備える。
【0023】ICカード(図示を省略する。)は本発明
の課金用媒体の一例に相当するが、このICカードのイ
ンターフェースとしての媒体装填部13は、装填される
ICカードに対してデータの読み書きを行うためのイン
ターフェースであって課金に関するデータ処理は処理手
段11にて実行される。
【0024】表示部15は、使用者(乗員)へ視覚的な
出力を行うためのインターフェースであって、たとえば
液晶表示装置、セグメント式LED、LCD又は蛍光表
示管などで構成することができる。これに対して音声回
路16は、使用者(乗員)へ聴覚的な出力を行うための
インターフェースであって、たとえばブザーやスピーカ
などで構成することができる。なお、これら表示部15
および音声回路16への信号出力はマイクロコンピュー
タで構成される処理手段11によって実行される。
【0025】通信部12を構成する電波通信インターフ
ェースは、アンテナを介して路上通信機(図示を省略す
る。)との間で電波信号をやり取りするために信号の変
調および復調を行うインターフェースである。
【0026】本実施形態の自動課金装置1では、処理手
段11,媒体装填部13,喚起手段14,表示部15,
音声回路16,装填状態検出手段17,状態記憶手段1
8,施錠状態検出手段19およびACC状態検出手段2
0が処理ユニットとしてハード的に一体化され、通信部
12と分離されている。そして、処理ユニットが室内の
インストルメントパネルの前面などの適宜箇所に設けら
れる一方で、通信部12は路上通信機との交信に支障の
ない、たとえばフロントガラスの内面あるいはルームミ
ラーの背面、あるいはインストルメントパネルの内部な
どに取り付けられている。
【0027】本実施形態の自動課金装置1は、ICカー
ドが媒体装填部13に装填されているか否かを検出する
装填状態検出手段17と、ICカードの媒体装填部13
に対する装填状態を、たとえばフラグのON/OFF
(本発明の第1の状態と第2の状態に相当する)で記憶
する状態記憶手段18と、ICカードの装填状態を乗員
に喚起するために表示、音声、電子音などの適宜の手段
で構成される喚起手段14と、媒体装填部13に装填さ
れたICカードを抜き取りができないように施錠する施
錠手段(図示を省略する。)と、この施錠手段の施錠お
よび開錠状態を検出する施錠状態検出手段19と、自動
車のイグニッションキーのON/OFFを検出するAC
C状態検出手段20と、をさらに備える。
【0028】装填状態検出手段17は、たとえばICカ
ードの在席を物理的に検出する光学センサなどで構成す
ることができるが、特にこれにのみ限定されず、ICカ
ードの有無が検出できるものであれば全て含まれる。
【0029】状態記憶手段18は、フラグのON/OF
Fで構成することができるが、これについても特に限定
されず、ICカードの媒体装填部13に対する装填状態
を記憶できるものであれば全て含まれる趣旨である。
【0030】喚起手段14は、上述した視覚的表示、音
声、電子音などで構成することができ、自動課金装置1
に本来的に使用されている表示部15や音声回路16を
共用しても良い。
【0031】施錠手段は、たとえばICカードの着脱用
エジェクトボタンをロック/アンロックするもの、IC
カードの挿入口に蓋体を設け、この蓋体の開閉をロック
/アンロックするもの、処理ユニット自体を室内のコン
ソールボックスに収納し、このコンソールボックスの開
閉をロック/アンロックするもの等々、種々の形態が考
えられ、全てを含む趣旨である。また、施錠状態検出手
段19は、こうしたロック/アンロックの状態を機械的
又は電気的に検出するセンサである。
【0032】自動車のイグニッションキーのON/OF
Fを検出するACC状態検出手段20は、特に限定はさ
れないが、車載コントローラから出力されるイグニッシ
ョン信号を共用することができる。
【0033】処理手段11は、ICカードを媒体装填部
13に装填した状態で走行し、路上通信機と通信するこ
とで自動的に課金処理を実行する他、下記のデータ処理
を実行する。これについて図2を参照しながら説明す
る。
【0034】まず、ステップ1にてイグニッションキー
がONされると、ステップ2において、状態記憶手段1
8に記憶されるICフラグを「0」(本発明の第1の状
態に相当する。)にする。また、タイマーに関するフラ
グも「0」にする。
【0035】ステップ3にて、イグニッションキーのO
N状態に変更がなければステップ4へ進み、装填状態検
出手段17で検出されたICカードの装填状態を判断す
る。ここで、媒体装填部13にICカードが装填されて
いるとステップ5へ進んで、状態記憶手段18に記憶さ
れたICフラグを調べる。ステップ5において、ICフ
ラグが「0」のときはステップ6へ進んで、喚起手段1
4から「ICカードが装填されました」といった音声喚
起、あるいはビープ音等々を発する。ビープ音などを用
いる場合は、タイマーを併用して一定時間だけ鳴らし続
ける。
【0036】ステップ6の処理を終了したら、ステップ
7にて状態記憶手段18に記憶されたICフラグとタイ
マーフラグとをそれぞれ「1」(本発明の第2の状態に
相当する。)に変更する。これにより、乗員が車に乗っ
てICカードを媒体装填部13へ差し込めば、差し込ん
だ際にその確認音が発せられる。したがって、イグニッ
ションキーを廻したときにICカードの在席を知らせる
ものに比べ、ICカードの装填確認が確実に行えるとい
った利点がある。
【0037】ステップ8では、路上通信機との間で交信
することで課金処理が実行されるが、その後、ステップ
3へ戻り上述したステップ3からステップ7の処理を実
行する場合には、状態記憶手段18に記憶されたICフ
ラグが「1」に変更されているので、ステップ5からス
テップ6へは進まず、ステップ8へ直接ジャンプするこ
とになる。すなわち、ICカードを装填した瞬間だけ確
認音が発せられ、その後に変化がなければ何らの確認音
も発せられない。
【0038】さて、ICカードを媒体装填部13に装填
した状態で走行すると、通常の課金処理が実行される
が、ICカードを抜くと以下の処理が実行される。
【0039】すなわち、ICカードが媒体装填部13か
ら抜かれると、ステップ4において装填状態検出手段1
7により検出される状態が非装填状態となり、これによ
りステップ9へ進む。このステップ9では、状態記憶手
段18に記憶されたICフラグを確認するが、現在のI
Cフラグは「1」であることからステップ10へ進み、
喚起手段14から「ICカードが取り外されました」と
いった音声喚起、あるいはビープ音等々を発する。ビー
プ音などを用いる場合は、タイマーを併用して一定時間
だけ鳴らし続ける。
【0040】ステップ10の処理を終了したら、ステッ
プ11にて状態記憶手段18に記憶されたICフラグを
「0」に変更する。これにより、乗員が車に乗ってIC
カードを媒体装填部13から抜き取れば、この抜き取る
際にその確認音が発せられ、ICカードの非装填確認が
確実に行えるといった利点がある。
【0041】なお、ステップ11にてICフラグを
「0」に戻すので、再びICカードを差し込むと、ステ
ップ4→5→6の処理が実行され、新たに装填確認音が
発せられることになる。
【0042】ところで、乗員が乗車し、イグニッション
キーをONさせたにも拘わらず、ICカードが媒体装填
部13に装填されないときは、以下の処理が実行され
る。
【0043】すなわち、ステップ4においてICカード
は非装填状態であることからステップ9へ進み、このス
テップ9ではICフラグがステップ2における初期状態
の「0」のままであることからステップ12へ進む。ま
た、ステップ12ではタイマーフラグも初期状態の
「0」のままであることからステップ13へ進み、喚起
手段14から「ICカードを装填して下さい」といった
音声喚起、あるいはビープ音等々を発する。ビープ音な
どを用いる場合は、タイマーを併用して一定時間だけ鳴
らし続ける。この処理を終了したらステップ14にてI
Cフラグを「0」とする。これにより、ICカードの装
填し忘れを防止することができる。
【0044】一方、エンジンを止めて車から離れるとき
は、防犯上、ICカードを抜き取って携帯するか、ある
いは施錠手段を用いてICカードが抜き取られないよう
にすることが望ましい。本実施形態の自動課金装置1で
は、施錠手段による施錠し忘れをも喚起することとして
いる。
【0045】すなわち、ステップ3にてイグニッション
キーがそれまでのONからOFFになると(つまりエン
ジンが停止すると)、ステップ15へ進み、状態記憶手
段18に記憶されたICフラグを確認する。ここでIC
カードが抜き取られれば、上述したステップ4→9→1
0→11というルーチンでICカードの抜き取り確認が
行われ、ICフラグも「0」に変更されるが、エンジン
を止めてもICカードが抜き取られない場合には、IC
フラグは「1」のままである。したがって、ステップ1
6へ進み、施錠手段が施錠状態にあるか、開錠状態にあ
るかを確認し、もし開錠状態にある場合にはステップ1
7へ進み、喚起手段14から「ICカードを抜き忘れて
います」といった音声喚起、あるいはビープ音等々を発
する。ビープ音などを用いる場合は、タイマーを併用し
て一定時間だけ鳴らし続ける。これにより、ICカード
の抜き忘れを防止することができる。
【0046】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、使用
者が課金用媒体を装填すると同時に装填されたことが喚
起されるので、たとえばイグニッションキーをONした
ときに装填の有無を喚起するものに生じがちな確認忘れ
を防止することができる。
【0048】また、使用者が課金用媒体を取り外すと同
時に取り外したことが喚起されるので、課金用媒体の抜
き忘れを防止することができる。
【0049】さらに、乗員が課金用媒体を装填し忘れて
も即座にその旨が喚起されるので、課金エリアでの異常
処理の発生が防止される。
【0050】また、乗員がエンジンを止めて自動車を離
れるときに課金用媒体を抜き忘れていることを乗員に知
らせるので、課金用媒体の盗難を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動課金装置の実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の自動課金装置の制御フローを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…自動課金装置 11…処理手段 12…通信部 13…媒体装填部 14…喚起手段 15…表示部 16…音声回路 17…装填状態検出手段 18…状態記憶手段 19…施錠状態検出手段 20…ACC状態検出手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】課金用媒体を装填した状態で路上通信機と
    通信し、自動的に課金処理を実行する自動課金装置であ
    って、 前記路上通信機と交信する通信部と、前記課金用媒体が
    装填される媒体装填部と、前記通信部にて送受信された
    信号結果に基づいて前記媒体装填部に装填された課金用
    媒体に所定の処理を施す課金処理部とを備えた自動課金
    装置において、 前記課金用媒体が前記媒体装填部に装填されているか否
    かを検出する装填状態検出手段と、 前記課金用媒体の前記媒体装填部に対する装填状態を少
    なくとも第1の状態と第2の状態とで記憶する状態記憶
    手段と、 前記課金用媒体の装填状態を乗員に喚起する喚起手段
    と、 前記装填状態検出手段により検出された状態が装填状態
    であり且つ前記状態記憶手段が第1の状態であるとき
    は、課金用媒体が装填された旨の指令信号を前記喚起手
    段へ出力する処理手段と、をさらに備えたことを特徴と
    する自動課金装置。
  2. 【請求項2】前記状態記憶手段は、初期状態を第1の状
    態として記憶し、前記処理手段から課金用媒体が装填さ
    れた旨の指令信号が前記喚起手段へ出力されたら、それ
    まで記憶されていた第1の状態を第2の状態に変更して
    記憶する請求項1記載の自動課金装置。
  3. 【請求項3】課金用媒体を装填した状態で路上通信機と
    通信し、自動的に課金処理を実行する自動課金装置であ
    って、 前記路上通信機と交信する通信部と、前記課金用媒体が
    装填される媒体装填部と、前記通信部にて送受信された
    信号結果に基づいて前記媒体装填部に装填された課金用
    媒体に所定の処理を施す課金処理部とを備えた自動課金
    装置において、 前記課金用媒体が前記媒体装填部に装填されているか否
    かを検出する装填状態検出手段と、 前記課金用媒体の前記媒体装填部に対する装填状態を少
    なくとも第1の状態と第2の状態とで記憶する状態記憶
    手段と、 前記課金用媒体の装填状態を乗員に喚起する喚起手段
    と、 前記装填状態検出手段により検出された状態が非装填状
    態であり且つ前記状態記憶手段が第2の状態であるとき
    は、課金用媒体が取り外された旨の指令信号を前記喚起
    手段へ出力する処理手段と、をさらに備えたことを特徴
    とする自動課金装置。
  4. 【請求項4】前記状態記憶手段は、前記処理手段から課
    金用媒体が取り外された旨の指令信号が前記喚起手段へ
    出力されたら、それまで記憶されていた第2の状態を第
    1の状態に変更して記憶する請求項3記載の自動課金装
    置。
  5. 【請求項5】前記処理手段は、前記装填状態検出手段に
    より検出された状態が非装填状態であり且つ前記状態記
    憶手段が第1の状態であるときは、課金用媒体の装填を
    要求する旨の指令信号を前記喚起手段へ出力する請求項
    1〜4記載の自動課金装置。
  6. 【請求項6】前記状態記憶手段は、前記処理手段から課
    金用媒体を要求する旨の指令信号が前記喚起手段へ出力
    されたら、それまで記憶されていた第2の状態を第1の
    状態に変更して記憶する請求項5記載の自動課金装置。
  7. 【請求項7】前記媒体装填部に装填された課金用媒体を
    施錠する施錠手段と、前記施錠手段の施錠状態を検出す
    る施錠状態検出手段とをさらに備え、 前記処理手段は、イグニッションキーからの信号がON
    からOFFへ変わり、前記状態記憶手段が第2の状態に
    あり、かつ前記施錠手段が開錠状態にあるときは、課金
    用媒体を抜き忘れている旨の指令信号を前記喚起手段へ
    出力する請求項1〜6記載の自動課金装置。
JP32697999A 1999-11-17 1999-11-17 自動課金装置 Pending JP2001143112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32697999A JP2001143112A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 自動課金装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32697999A JP2001143112A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 自動課金装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001143112A true JP2001143112A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18193951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32697999A Pending JP2001143112A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 自動課金装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001143112A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055132A (ja) * 2008-07-31 2010-03-11 Kenwood Corp 車載器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055132A (ja) * 2008-07-31 2010-03-11 Kenwood Corp 車載器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4587032B2 (ja) Etc車載器
JPH10278865A (ja) 鞍乗型車両用の車載通信装置
JP2002123685A (ja) 情報端末装置
JP3628061B2 (ja) 課金システム
JP2001143112A (ja) 自動課金装置
JP3644202B2 (ja) 移動体用情報処理装置
JP2005316954A (ja) 車載器
JP2000311260A (ja) 自動料金収受システム用車載機器
JP3261104B2 (ja) 対車両用課金状態報知装置、課金状態監視装置及び携帯用課金状態監視装置
JP2001143113A (ja) 自動課金装置
JP4493837B2 (ja) 自動料金収受方法及び自動料金収受車載器
JP2002074433A (ja) 車載器
JP4107127B2 (ja) 料金収受用車載装置
JP2004145717A (ja) 駐車場管理システム
JP3066450B2 (ja) 路車間通信用車載器
JP2004334284A (ja) 車載決済装置
JP4036109B2 (ja) 給油所システム
JPH07205759A (ja) 車両盗難防止装置
JP2003141588A (ja) 自動料金収受システム、自動料金収受方法、車載器および自動料金収受プログラム
JP2003099828A (ja) 自動料金収受車載器
JP6648397B2 (ja) 自動料金支払い車載器
JP2011248684A (ja) 車両用ドライブレコーダおよび記録情報管理方法
JP3277267B2 (ja) 有料道路自動課金システム
JP2001297348A (ja) Etc車載システム
JP3341529B2 (ja) 自動料金収受装置用車載機器