JP2004145717A - 駐車場管理システム - Google Patents

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Noriyuki Iwamoto
岩元 則幸
Noritada Omata
尾股 宣忠
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Abstract

【課題】駐車場で入出場が円滑に行われ、建設費が低減でき、更に各駐車マス毎の管理条件の設定を可能とし、而も不正利用が防止できる等、多様な管理を可能とする駐車場管理システムを提供する。
【解決手段】車6に搭載された車載機35と、駐車マス7と、駐車マスに対して関連付けて設けられる車室端末装置14と、該車室端末装置と送受信可能であると共に前記車載機と無線通信可能な中央管理装置21とを備え、該中央管理装置は前記車載機との無線通信で得られる前記車の入場時、出場時の時刻と、前記車室端末装置から得られる駐車マスに関する車の駐車情報を基に駐車場の正規利用、不正利用を判断する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は有料駐車場の駐車場管理システム、特に不特定の利用者が駐車時間に相当した料金を支払う駐車場管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
有料駐車場の管理システムには、大別して、駐車場の入口にゲートが設けられ、ゲートで車の入出庫を管理するゲート有り管理システムと、車が駐車されるゲートマス毎に入出庫を管理し、駐車場の入口にはゲートが設けられないゲート無し管理システムがある。
【0003】
更に、ゲート有り管理システムの一例を図13を参照して略述する。
【0004】
駐車場1に入口と出口が設けられ、それぞれに入口ゲート2、出口ゲート3が設けられ、前記入口ゲート2には発券機4が設けられ、前記出口ゲート3には精算機5が設けられている。
【0005】
入庫する車6が前記入口ゲート2に到達すると、前記発券機4から駐車券(図示せず)が発券される。該駐車券には発券時の時刻が記録される。時刻の記録は印字されるか、或は磁気書込み手段(図示せず)により磁気的に記録される。利用者が前記駐車券を取ることで、前記入口ゲート2が開き入車可能となる。入場後利用者は空いている駐車マス7を適宜選択し、駐車する。
【0006】
利用者が出庫する場合は、車6′を前記出口ゲート3迄運転し、前記駐車券を前記精算機5に挿入する。該精算機5は前記駐車券に記録された入場時の記録に基づき精算金額を演算し、前記精算機5の表示部に精算金額が表示される。利用者は表示された精算金額を前記精算機5に投入すると、前記出口ゲート3が開き前記駐車場1から出場が可能となる。尚、図中12は入場口、13は出場口である。
【0007】
次に、ゲート無し管理システムの一例を図14を参照して略述する。
【0008】
図14で示すゲート無し管理システムは各駐車マス7に車6を物理的に拘束するフラップ装置8及び前記車6の存在を検出する検出器9、精算機11がそれぞれ設けられている。前記フラップ装置8は、車輪が通過し、前記検出器9が車を検出すると板状のフラップ(図示せず)が引起され、車輪が乗越せない様にするものである。
【0009】
駐車場1に入場した車6が、空いている駐車マス7に駐車すると、前記検出器9により前記車6が検出され、前記フラップ装置8が作動し、前記車6を物理的に拘束する。前記フラップ装置8が作動した時点で、作動した時刻が前記精算機11に記録される。
【0010】
利用者が出庫する場合は、前記精算機11の例えば精算ボタン等を押すと、駐車した時間と精算金額が表示される。利用者が、精算金額を前記精算機11に投入すると、前記フラップ装置8が作動し、フラップが倒され、前記車6の物理的拘束が解かれる。利用者が該車6に乗り前記駐車マス7から出て出場する。
【0011】
又、他の駐車場管理システムとして、無線により情報の授受を行い管理するものがある。例えば、特許文献1に示される様に、車両に搭載された車載機と、該車載機に着脱可能で個人認証データを記憶し、且つ駐車場管理に必要な情報や利用明細等の書込みが可能なICカードと、前記車載機と通信可能な管理制御装置とを備え、車両と管理制御装置との間で双方向通信を行う様にし、駐車場での入場、出場がスムースにでき、種々のサービス情報の提供を可能としたものがある。
【0012】
【特許文献1】
特開2001−167297号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記したゲート有り管理システムでは、管理上入口ゲート2、出口ゲート3はそれぞれ1箇所に設けられるのが普通であり、入庫車は一台ずつ前記入口ゲート2で駐車券を受取り、前記出口ゲート3で精算する。従って、入庫車、出庫車が連続する様な場合は、前記入口ゲート2、出口ゲート3で渋滞するという不具合がある。
【0014】
又、前記駐車マス7は駐車券が発券された後に利用者が任意に選択する為、前記駐車券に記録される情報としては入庫時間程度の情報に限られていた。この為、駐車管理は画一的にならざるを得なかった。例えば、駐車場1が多層階であった場合、駐車料金としてどの階層を利用しても同一料金であり、又利用者にとっては低層階での駐車が便利であるので、高層階の利用率が低くなる等の問題もあった。
【0015】
上記したゲート無し駐車場管理システムでは、駐車マス7毎の管理が可能であり、例えば各階層毎の料金設定が可能である。然し乍ら、各駐車マス7毎にフラップ装置8、検出器9、精算機11を設けなければならないので、前記駐車マス7単位当りのコストが大きく、大規模な駐車場1では建設費が高くなる。又、全てのフラップ装置8、検出器9、精算機11に対して電力を供給し、常時稼働状態に維持しなければならないので、ランニングコストが増大する等の不具合があった。
【0016】
更に、特許文献1に示される無線による駐車場管理システムでは、不正利用に対する処理が確立されていないという問題があった。
【0017】
本発明は斯かる実情に鑑み、駐車場で入出場が円滑に行われ、建設費が低減でき、更に各駐車マス毎の管理条件の設定を可能とし、而も不正利用が防止できる等、多様な管理を可能とする駐車場管理システムを提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車に搭載された車載機と、駐車マスと、駐車マスに対して関連付けて設けられる車室端末装置と、該車室端末装置と送受信可能であると共に前記車載機と無線通信可能な中央管理装置とを備え、該中央管理装置は前記車載機との無線通信で得られる前記車の入場時、出場時の時刻と、前記車室端末装置から得られる駐車マスに関する車の駐車情報を基に駐車場の正規利用、不正利用を判断する駐車場管理システムに係るものである。
【0019】
又、識別情報を書込み可能な情報媒体を有し、該情報媒体に書込まれた情報は前記車室端末装置を介して中央管理装置と通信可能であり、前記車室端末装置が駐車情報を前記情報媒体に書込み可能である駐車場管理システムに係り、又前記情報媒体が駐車料金の決済機能を有している駐車場管理システムに係るものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0021】
先ず、図1、図2に於いて本発明の基本的な実施の形態について説明する。
【0022】
図1は駐車場1の概略配置図、図2は駐車場管理システムの概略を示す制御ブロック図である。
【0023】
前記駐車場1の入場口12には車検出器15と共に開閉駆動機(図示せず)を具備した入口ゲート2が設けられ、該入口ゲート2の近傍に入場側アンテナ16が設けられている。出場口13には開閉駆動機(図示せず)を具備した出口ゲート3が設けられ、出場口13の近傍に出場側アンテナ17が設けられている。又、出場時の案内、情報を表示する表示部18が前記出場口13の周辺の運転者から見易い位置に設けられている。
【0024】
駐車階層には駐車マス7が設けられ、各駐車マス7には固有の駐車マス番号Nが付されている。各駐車マス7について在車センサ19が設けられ、該在車センサ19により前記駐車マス7に車6が駐車されたかどうかが検出される。又、前記各駐車マス7には車室端末装置14が設けられている。該車室端末装置14は、後述する情報媒体用カード37に対するデータの読書きが可能なマス用カード読取り機31、前記駐車マス7固有のデータ、前記在車センサ19からの情報、前記マス用カード読取り機31から読込んだデータ等を記憶する記憶部32、前記在車センサ19の検出結果に連動して作動するタイマ33、後述する中央管理装置21と有線、無線等所要の手段でデータ通信が可能なマス用送受信装置34等を具備している。
【0025】
前記中央管理装置21は主制御部22、主記憶部23、前記入場側アンテナ16、出場側アンテナ17を介して信号の授受を行う無線部27、送受信装置41、表示部42を具備している。該主記憶部23は前記各駐車マス7の駐車情報を一時的に記憶する駐車データ記憶部24と、所要の演算プログラム、シーケンスを実行するシーケンスプログラム、駐車の正規、不正を判断する判断プログラム等のプログラムを格納するプログラム格納部25と、駐車料金を演算する為に必要なデータ、例えば時間当りの駐車料金、駐車マス7毎の駐車料金、或は駐車の正規、不正の判断基準、例えば精算時刻と出場時刻との時間差が所定時間内であるかどうかの判断基準を含むデータベースを格納するデータベース格納部26等を有し、前記送受信装置41は、前記車室端末装置14のマス用送受信装置34との間で情報の送受信を行い、前記表示部42は管理人に駐車場の利用状況、或は駐車の正規利用、不正利用等の情報を表示する。又、前記駐車データ記憶部24内には各駐車マス7に対応する情報が記録される利用者情報43が設けられている。
【0026】
前記駐車場1には利用者専用の出入口28が設けられ、入出場する車6の出入口と区分し、利用者の利便性が考慮され、前記出入口28の近傍には駐車情報を示す表示装置29、或は利用者に情報を音声で伝達する為のスピーカ30等が設置される。
【0027】
前記駐車場1を利用する車6には車載機35が搭載され、該車載機35は前記入場側アンテナ16、出場側アンテナ17、更に無線部27を介して前記中央管理装置21と信号の授受を行う。又、前記車載機35には車載機用カード読取り機36が設けられ、ICチップ、磁気記録部等の書換え可能なデータ記録部を有する情報媒体用カード37へのデータの書込み、該情報媒体用カード37からのデータの読込みが可能となっている。
【0028】
図4〜図12を参照して説明する。
【0029】
入場する車6が前記入口ゲート2に進入すると、前記車検出器15が入場する車6を検出し、前記入口ゲート2に入場信号を発する。該入口ゲート2は前記車検出器15の入場信号に基づき開かれる。即ち、前記入口ゲート2は自由に入場はできるが、逆方向からの出場は制限される。
【0030】
前記車6が前記入場口12を通過する際に、前記入場側アンテナ16を介して前記車載機35と中央管理装置21間で無線通信が行われる。
【0031】
前記車載機35が有するID番号が前記中央管理装置21に送信され、前記駐車データ記憶部24に前記車6の識別情報として記録され、又前記ID番号に関連付けられて入場時刻も記録される。前記中央管理装置21からは前記無線部27、前記入場側アンテナ16を介して前記車載機35に入場時刻が送信され、該車載機35は前記車載機用カード読取り機36により前記情報媒体用カード37に入場時刻、前記ID番号を記録する。
【0032】
尚、前記車載機用カード読取り機36に前記情報媒体用カード37が挿入されていない場合は、前記車載機35から前記情報媒体用カード37が挿入されてないという情報が前記中央管理装置21に送信され、該中央管理装置21は前記無線部27、前記入場側アンテナ16を介して前記車載機用カード読取り機36の表示部(図示せず)等を利用して運転者に前記情報媒体用カード37を前記車載機用カード読取り機36に挿入する様に告知する。
【0033】
利用者が駐車マス7を選択し、駐車する。前記車6が所要の駐車マス7、例えば駐車マス7cに入庫されると、前記在車センサ19cは前記車6が駐車されたことを検出し、在車検出信号を車室端末装置14cに送出する。該車室端末装置14cは在車検出信号が入力されると、前記駐車マス7cの番号、駐車時刻Tを前記マス用送受信装置34を介して前記中央管理装置21に送信する。前記主制御部22は受信された前記駐車マス7cの駐車データとして、駐車時刻Tを前記駐車マス7cのマス番号Nに関連付け前記駐車データ記憶部24に記録する。
【0034】
尚、前記車室端末装置14cは在車検出信号が入力されると、前記駐車マス7cの番号、前記在車センサ19cの在車検出信号を前記マス用送受信装置34を介して前記中央管理装置21に送信する。前記主制御部22は、受信された時刻を駐車時刻Tとして、受信された駐車マス7cの駐車データとして、該駐車マス7cのマス番号Nに関連付けて前記駐車データ記憶部24に記録する様にしてもよい。
【0035】
利用者が前記車6を前記駐車マス7cに駐車し、前記情報媒体用カード37を前記車載機35から取る。前記情報媒体用カード37を前記車室端末装置14cのマス用カード読取り機31にセットする。尚、前記情報媒体用カード37のマス用カード読取り機31に対するセットの態様としては、挿入、マス用カード読取り機31に載置し、或は所要の位置迄近接させる等がある。又、利用者が前記車6を前記駐車マス7cに駐車すると、駐車確認動作が行われる。該駐車確認動作は前記在車センサ19cが所定時間以上前記車6の存在を検出した場合、或は利用者が前記情報媒体用カード37を前記車室端末装置14cのマス用カード読取り機31に挿入、載置或は所要の位置に近接させた場合に駐車が確定する。又、前記車室端末装置14cには前記在車センサ19cからの在庫検出信号が継続して入力されることで、入庫状態であると判断し、前記記憶部32に記録する。
【0036】
駐車が確定すると、前記マス用カード読取り機31が前記情報媒体用カード37からID番号を読取り、又マス番号N、駐車確定時刻を前記情報媒体用カード37に書込む。前記マス番号Nに関連付けられ、ID番号、駐車確定時刻が前記マス用送受信装置34を介して前記中央管理装置21に駐車情報として送信される。該駐車情報は後述する様に駐車が正規か不正かが判断される情報の1つとされる。
【0037】
利用者は前記情報媒体用カード37を所持して前記駐車場1より出場する。前記中央管理装置21は前記車室端末装置14cからの駐車情報と前記駐車データ記憶部24に記録された情報と前記データベース格納部26に格納されたデータベースとを比較し、駐車が正規か不正かを判断し、駐車が不正であった場合は、前記送受信装置41を介して前記表示装置29に不正情報を表示し、又は不正情報が前記スピーカ30によりアナウンスされ、或は不正情報が表示されるのと同時に不正情報がアナウンスされる。駐車が不正の場合、利用者は前記駐車マス7cに戻り不正を訂正する。
【0038】
尚、駐車の不正とは、例えば前記情報媒体用カード37の情報が前記マス用カード読取り機31にセットされなかった場合、或は前記駐車マス7cに駐車し、前記在車センサ19cからの在車検出信号の送信があった時点から所定時間以上経過し、前記情報媒体用カード37が前記マス用カード読取り機31にセットされた場合等である。
【0039】
所要時間経過後、利用者が出庫の為に前記駐車場1に戻り、前記情報媒体用カード37を前記車室端末装置14cのマス用カード読取り機31にセットする。該マス用カード読取り機31は前記情報媒体用カード37がセットされたことを確認し、セットされた時刻(精算時刻)を該情報媒体用カード37に記録する。該情報媒体用カード37に記録されているマス番号N、ID番号、精算時刻、及び前記車室端末装置14cの記憶部32が記憶しているマス番号Nが前記マス用送受信装置34を介して前記中央管理装置21に送信される。
【0040】
前記情報媒体用カード37を前記車載機35の車載機用カード読取り機36にセットし、出庫する。前記在車センサ19cが前記車6の出庫を検出し、マス番号Nと共に出庫したこと、出庫時刻が前記マス用送受信装置34を介して前記中央管理装置21に送信され、前記利用者情報43に書込まれる。前記車室端末装置14cは前記記憶部32の入庫状態という記憶をリセットし、前記中央管理装置21に前記マス用送受信装置34を介して入庫状態でないという情報を送信する。
【0041】
前記中央管理装置21は前記マス用送受信装置34を介して前記車室端末装置14cから送信される情報を前記駐車データ記憶部24の利用者情報43に記録する。
【0042】
利用者が前記車6を運転し、前記出場口13に到達すると、前記出場側アンテナ17を介して前記車載機35と前記中央管理装置21間で無線通信が行われる。該中央管理装置21は前記車載機35から送信されたID番号、駐車確定時刻等の情報と前記利用者情報43に記録された情報、前記データベース格納部26に格納されたデータベースとを参照することで、正規利用、不正利用の判断がなされると共に駐車料金の算出が行われる。
【0043】
正規利用、不正利用の判断としては例として下記に示すもの等がある。
【0044】
1.前記入場口12を通過した時刻と前記在車センサ19cが検出した駐車確定時刻が所定時間内であること。
【0045】
2.該在車センサ19cが検出した駐車確定時刻と前記車室端末装置14cに前記情報媒体用カード37がセットされた時刻とが所定時間内であること。
【0046】
3.出庫時に前記情報媒体用カード37が前記車室端末装置14cにセットされた時刻と前記在車センサ19cが検出した出庫時刻とが所定時間内であること。
【0047】
4.該在車センサ19が検出した出庫時刻と前記車6が前記出場口13に到達した時間が所定時間内であること。
【0048】
5.出庫時に前記情報媒体用カード37が前記車室端末装置14cにセットされた場合に、前記情報媒体用カード37に記録されたマス番号Nと前記車室端末装置14cの記憶部32に記憶されたマス番号Nとが一致していること。
【0049】
上記判断がなされ、全て正規とされた場合に、前記情報媒体用カード37に書込まれた駐車確定時刻から出庫時刻迄の時間に各駐車マス7に設定された駐車料金を乗算して駐車料金が算出される。尚、駐車マス7に設定された駐車料金は、一階或は出入口に近い等利便性の高い駐車マス7について高い駐車料金、上層階等利便性の低い駐車マス7については安い駐車料金等状況に合わせて適宜設定される。
【0050】
又、不正利用と判断された場合の処置の一例としては、前記情報媒体用カード37に書込まれた駐車確定時刻から出庫時刻迄の時間に対する正規の駐車料金の他に、入場時刻から出場時刻迄の時間から、前記情報媒体用カード37に書込まれた駐車確定時刻から出庫時刻迄の時間を引いた時間に割増しの駐車料金を乗算して得た不正駐車料金を前記正規の駐車料金に加算する。
【0051】
或は、不正利用と判断された場合の処置の他の例としては、前記情報媒体用カード37を前記車室端末装置14cにセットしたという情報が欠けていた場合、或は出場時に前記車6から前記出場側アンテナ17を介して出場する車6の駐車に関する情報が得られない場合等は、前記出口ゲート3が開かれず出場が拒否される等である。尚、出場が拒否された場合には、表示装置29に拒否された理由、解消の方法等が表示され、或はブザー等の警告音が鳴らされる。
【0052】
駐車料金の精算について、前記情報媒体用カード37が決済機能を有するカード、例えばプリペイド機能を持っているカードの場合は、該情報媒体用カード37の残額から前記駐車料金が差引かれる。尚、駐車料金に満たない額しか残っていない場合には、やはり不正利用とされ、出場が拒否される。
【0053】
次に、前記情報媒体用カード37が金融機関との間で決済機能を有するカード、例えばクレジットカード等の場合は、前記中央管理装置21が金融機関との情報通信を可能とし、料金決済情報を金融機関に送信し、オンラインで駐車料金の精算を行うことができる。又、決済情報は前記情報媒体用カード37に記録し、前記車載機35の表示部により何時でも確認できる様にする。
【0054】
又、クレジットカード等では、カード自体にID番号が記録されているのが一般的であり、上記した車載機35の持つID番号の他に、或は車載機35のID番号の代りに前記カードのID番号を利用することができる。
【0055】
又、駐車場1が不特定多数の利用者でなく、会員制等の利用者で利用される場合は、前記情報媒体用カード37に契約情報、利用者情報、駐車場利用明細情報等を書込む様にし、各利用者毎の駐車料金等を設定してもよい。
【0056】
上記した駐車場管理システムに於いて、前記入口ゲート2で駐車券を取る必要がなく、又前記出場口13で料金の精算をする必要がないので、入場、出場時に車6が停滞することなく、円滑な入出場が行える。更に、前記各駐車マス7の駐車管理を中央管理装置21で集中して行っているので、前記駐車マス7毎にフラップ装置8等の自動車拘束装置が必要なく、前記駐車場1の建設コストを抑えられる。更に、前記主制御部22のデータベース格納部26の料金精算データとして、例えば各階層毎に駐車時間に対する料金が異なる様に設定することも可能であり、各階の利用状況、利便性に合致した料金設定が可能である。
【0057】
尚、各階層毎に駐車マス制御ボックス(図示せず)を設け、各階層の駐車マス7の車室端末装置14を前記駐車マス制御ボックスに接続し、前記車室端末装置14からの信号を前記駐車マス制御ボックスを介して前記中央管理装置21に送信する様にしてもよく、この場合、前記駐車マス制御ボックスに各階層の利用者情報43を格納する様にすれば、前記中央管理装置21の機能が分散され、該中央管理装置21が簡略化される。
【0058】
又、該中央管理装置21と前記車載機35間の通信は、マイクロ波、例えば5.8GHZのマイクロ波を利用した狭域通信としてもよく、或は通信媒体として赤外光等を利用した光通信としてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、車に搭載された車載機と、駐車マスと、駐車マスに対して関連付けて設けられる車室端末装置と、該車室端末装置と送受信可能であると共に前記車載機と無線通信可能な中央管理装置とを備え、該中央管理装置は前記車載機との無線通信で得られる前記車の入場時、出場時の時刻と、前記車室端末装置から得られる駐車マスに関する車の駐車情報を基に駐車場の正規利用、不正利用を判断する様にしたので、駐車場利用者は入場時に手続する必要が無くなり、駐車場の円滑な利用が可能となる。
【0060】
又、前記情報媒体が駐車料金の決済機能を有しているので、出場時にも駐車料金の精算を行う必要が無くなり、迅速な出場が可能となる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略配置図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に於ける車室端末装置のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に於ける入場口、出場口での説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に於ける駐車マスの説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に於ける入場口でのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に於ける利用者のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に於ける駐車マスのフローチャート(1)である。
【図9】本発明の実施の形態に於ける駐車マスのフローチャート(2)である。
【図10】本発明の実施の形態に於ける出場口のフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に於ける中央管理装置のフローチャート(1)である。
【図12】本発明の実施の形態に於ける中央管理装置のフローチャート(2)である。
【図13】従来例を示す概略配置図である。
【図14】他の従来例を示す概略配置図である。
【符号の説明】
1     駐車場
2     入口ゲート
3     出口ゲート
6     車
7     駐車マス
12    入場口
13    出場口
14    車室端末装置
16    入場側アンテナ
17    出場側アンテナ
19    在車センサ
21    中央管理装置
22    主制御部
23    主記憶部
24    駐車データ記憶部
25    プログラム格納部
26    データベース格納部
27    無線部
31    マス用カード読取り機
32    記憶部
35    車載機
36    車載機用カード読取り機
37    情報媒体用カード
43    利用者情報

Claims (3)

  1. 車に搭載された車載機と、駐車マスと、駐車マスに対して関連付けて設けられる車室端末装置と、該車室端末装置と送受信可能であると共に前記車載機と無線通信可能な中央管理装置とを備え、該中央管理装置は前記車載機との無線通信で得られる前記車の入場時、出場時の時刻と、前記車室端末装置から得られる駐車マスに関する車の駐車情報を基に駐車場の正規利用、不正利用を判断することを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 識別情報を書込み可能な情報媒体を有し、該情報媒体に書込まれた情報は前記車室端末装置を介して中央管理装置と通信可能であり、前記車室端末装置が駐車情報を前記情報媒体に書込み可能である請求項1の駐車場管理システム。
  3. 前記情報媒体が駐車料金の決済機能を有している請求項2の駐車場管理システム。
JP2002311121A 2002-10-25 2002-10-25 駐車場管理システム Pending JP2004145717A (ja)

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