JP2001140797A - 送風機 - Google Patents
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- JP2001140797A JP2001140797A JP32262299A JP32262299A JP2001140797A JP 2001140797 A JP2001140797 A JP 2001140797A JP 32262299 A JP32262299 A JP 32262299A JP 32262299 A JP32262299 A JP 32262299A JP 2001140797 A JP2001140797 A JP 2001140797A
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- groove
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/068—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
- F25D2317/0681—Details thereof
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 羽根車の下流側に取り付けたガイドの傾斜面
とファンケーシングの吐出面との間の風路をディフュー
ザとして作用させる際に、ガイドから気流が剥離するの
を防ぎ、騒音性能が劣化するのを抑制する。 【解決手段】 羽根車４の下流側に、羽根車４に近接し
羽根車４の回転軸に垂直に設置され、羽根車４のハブ部
３の下流側端面の径とほぼ同一の径から下流に向けて漸
次径が拡大するガイド１０を取り付け、ガイド１０の傾
斜面に羽根車４の回転軸を中心軸とした環状の溝１３を
設け、ガイド１０傾斜面の溝が負圧となって、気流をガ
イド１０傾斜面に引きつけ、気流の剥離を抑制し、騒音
性能が劣化するのを防ぐ。
とファンケーシングの吐出面との間の風路をディフュー
ザとして作用させる際に、ガイドから気流が剥離するの
を防ぎ、騒音性能が劣化するのを抑制する。 【解決手段】 羽根車４の下流側に、羽根車４に近接し
羽根車４の回転軸に垂直に設置され、羽根車４のハブ部
３の下流側端面の径とほぼ同一の径から下流に向けて漸
次径が拡大するガイド１０を取り付け、ガイド１０の傾
斜面に羽根車４の回転軸を中心軸とした環状の溝１３を
設け、ガイド１０傾斜面の溝が負圧となって、気流をガ
イド１０傾斜面に引きつけ、気流の剥離を抑制し、騒音
性能が劣化するのを防ぐ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫や、空気調
和機器などに使用される送風機に関するものである。
和機器などに使用される送風機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、送風機は、より小型化，低騒音
化、そして更なる高性能化が要望されている。
化、そして更なる高性能化が要望されている。
【０００３】従来の送風機としては、特開昭６３−２４
３４９４号公報に示されているものがある。
３４９４号公報に示されているものがある。
【０００４】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の送風機について説明する。
の送風機について説明する。
【０００５】図８は従来の送風機の構造を示すものであ
る。図８において、１は送風機であり、羽根２とハブ部
３から成る昇圧，送風作用を行う羽根車４と、コーン状
のガイド５と、ガイド５の下流端面に設置された第一風
路部材６と、ファンケーシング７と、ファンケーシング
７の出口端外周に取り付けられた第二風路部材８で構成
されている。
る。図８において、１は送風機であり、羽根２とハブ部
３から成る昇圧，送風作用を行う羽根車４と、コーン状
のガイド５と、ガイド５の下流端面に設置された第一風
路部材６と、ファンケーシング７と、ファンケーシング
７の出口端外周に取り付けられた第二風路部材８で構成
されている。
【０００６】以上のように構成された送風機について以
下その動作を説明する。
下その動作を説明する。
【０００７】まず、モータにより回転された羽根車４の
作用により昇圧された空気がガイド５や第一風路部材６
により、ほとんど圧力損失を生じることなく、ほぼ半径
方向に向けられ、第一風路部材６と第二風路部材８の間
から吹き出される。このとき風路の断面積は下流に行く
ほど大きくなるので、空気が減速されて速度エネルギー
が静圧に変換される。
作用により昇圧された空気がガイド５や第一風路部材６
により、ほとんど圧力損失を生じることなく、ほぼ半径
方向に向けられ、第一風路部材６と第二風路部材８の間
から吹き出される。このとき風路の断面積は下流に行く
ほど大きくなるので、空気が減速されて速度エネルギー
が静圧に変換される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成で
は、羽根車４の直後に気流を制御するためのガイド５が
存在し、しかも気流が剥離しやすい減速流れであるた
め、各部の形状および寸法を適切に決定しなければ、送
風機の騒音性能を向上させることは困難である。
は、羽根車４の直後に気流を制御するためのガイド５が
存在し、しかも気流が剥離しやすい減速流れであるた
め、各部の形状および寸法を適切に決定しなければ、送
風機の騒音性能を向上させることは困難である。
【０００９】しかし、冷蔵庫や空気調和機では、元来製
品寸法および製品風路の構成上、風路抵抗が高い条件下
で用いられることが多い。
品寸法および製品風路の構成上、風路抵抗が高い条件下
で用いられることが多い。
【００１０】羽根車４を風路抵抗の高い条件下で軸流フ
ァンおよび斜流ファンを用いると、羽根車４から吐出し
た気流の半径方向速度成分が軸方向速度成分に対して大
きくなり、気流がガイド５から剥離しやすい。
ァンおよび斜流ファンを用いると、羽根車４から吐出し
た気流の半径方向速度成分が軸方向速度成分に対して大
きくなり、気流がガイド５から剥離しやすい。
【００１１】しかも、製品風路に組み込まれた熱交換器
の露付きなどで風路抵抗が安定しないため、ガイド４の
形状および寸法の決定が非常に困難であり、風路抵抗の
変化と共に気流がガイド４から剥離して渦が発生し、騒
音源となるという問題があった。
の露付きなどで風路抵抗が安定しないため、ガイド４の
形状および寸法の決定が非常に困難であり、風路抵抗の
変化と共に気流がガイド４から剥離して渦が発生し、騒
音源となるという問題があった。
【００１２】また、製品風路の構成上、風路出口の特定
の方向が封止あるいは絞られてしまい、送風性能が低下
するという問題があった。
の方向が封止あるいは絞られてしまい、送風性能が低下
するという問題があった。
【００１３】本発明は、送風機においてガイドから気流
が剥離するのを防ぎ、騒音性能が劣化するのを制御する
ことを目的とする。
が剥離するのを防ぎ、騒音性能が劣化するのを制御する
ことを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の送風機は、軸流ファンまたは斜流ファンの
羽根車の下流側に、羽根車に近接し羽根車の回転軸に垂
直に設置され、羽根車のハブ部の下流側端面の径とほぼ
同一の径から下流に向けて漸次径が拡大するガイドと、
ガイドの傾斜面に対向するファンケーシングの吐出面と
で風路を形成し、ガイドの傾斜面に羽根車の回転軸を中
心軸とした環状の溝を持つものである。
に、本発明の送風機は、軸流ファンまたは斜流ファンの
羽根車の下流側に、羽根車に近接し羽根車の回転軸に垂
直に設置され、羽根車のハブ部の下流側端面の径とほぼ
同一の径から下流に向けて漸次径が拡大するガイドと、
ガイドの傾斜面に対向するファンケーシングの吐出面と
で風路を形成し、ガイドの傾斜面に羽根車の回転軸を中
心軸とした環状の溝を持つものである。
【００１５】この構成により、ガイドの傾斜面の溝内部
が負圧となり気流をガイド傾斜面に引き寄せ、気流が剥
離するのを防ぎ、騒音性能が劣化するのを制御する。
が負圧となり気流をガイド傾斜面に引き寄せ、気流が剥
離するのを防ぎ、騒音性能が劣化するのを制御する。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
軸流ファンまたは斜流ファンの羽根車の下流側に、前記
羽根車に近接し前記羽根車の回転軸に垂直に設置され、
前記羽根車のハブ部の下流側端面の径とほぼ同一の径か
ら下流に向けて漸次径が拡大するガイドと、前記ガイド
の傾斜面に対向するファンケーシングの吐出面とで風路
を形成し、前記ガイドの傾斜面に前記羽根車の回転軸を
中心軸とした環状の溝を持つ送風機であり、ガイド傾斜
面の溝が負圧となって、気流をガイド傾斜面に引きつけ
るという作用を有する。
軸流ファンまたは斜流ファンの羽根車の下流側に、前記
羽根車に近接し前記羽根車の回転軸に垂直に設置され、
前記羽根車のハブ部の下流側端面の径とほぼ同一の径か
ら下流に向けて漸次径が拡大するガイドと、前記ガイド
の傾斜面に対向するファンケーシングの吐出面とで風路
を形成し、前記ガイドの傾斜面に前記羽根車の回転軸を
中心軸とした環状の溝を持つ送風機であり、ガイド傾斜
面の溝が負圧となって、気流をガイド傾斜面に引きつけ
るという作用を有する。
【００１７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明におけるガイドの傾斜面の溝を、ガイドの内部を通っ
て再び前記ガイドと前記ファンケーシングの吐出面との
間の風路下流側に戻る溝とした送風機であり、ガイド傾
斜面の溝が負圧となって、気流をガイド傾斜面に引きつ
けるという作用を有する。
明におけるガイドの傾斜面の溝を、ガイドの内部を通っ
て再び前記ガイドと前記ファンケーシングの吐出面との
間の風路下流側に戻る溝とした送風機であり、ガイド傾
斜面の溝が負圧となって、気流をガイド傾斜面に引きつ
けるという作用を有する。
【００１８】さらに、気流の一部が上流側の溝からガイ
ド内に入り下流側から出ていく補助的風路となるという
作用も有する。
ド内に入り下流側から出ていく補助的風路となるという
作用も有する。
【００１９】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の溝の幅を部分的に変化させた送風機であり、ガイ
ド傾斜面の溝が負圧となって、気流をガイド傾斜面に引
きつけるという作用を有する。
記載の溝の幅を部分的に変化させた送風機であり、ガイ
ド傾斜面の溝が負圧となって、気流をガイド傾斜面に引
きつけるという作用を有する。
【００２０】さらに、溝の幅の広いところでは狭いとこ
ろに比べ、より圧が低くなり、溝の狭いところの気流が
溝の広いところへ流れるという作用を有する。
ろに比べ、より圧が低くなり、溝の狭いところの気流が
溝の広いところへ流れるという作用を有する。
【００２１】
【実施例】以下、本発明の実施例について図１〜図７を
用いて説明する。
用いて説明する。
【００２２】尚、従来例と同一構成の部分については重
複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
【００２３】（実施例１）図１〜４は本発明の実施例１
の送風機を示すものである。
の送風機を示すものである。
【００２４】図１〜４において、９は送風機であり、羽
根車４の下流側に、羽根車４に近接し羽根車４の回転軸
に垂直に設置され、羽根車４のハブ部３の下流側端面の
径とほぼ同一の径から下流に向けて漸次径が拡大する円
錐台状のガイド１０と、ガイド１０の傾斜面に対向する
ファンケーシング１１の吐出面とで風路１２を形成し、
ガイド１０の傾斜面に羽根車４の回転軸を中心軸とした
環状の溝１３を設けた構造となっている。
根車４の下流側に、羽根車４に近接し羽根車４の回転軸
に垂直に設置され、羽根車４のハブ部３の下流側端面の
径とほぼ同一の径から下流に向けて漸次径が拡大する円
錐台状のガイド１０と、ガイド１０の傾斜面に対向する
ファンケーシング１１の吐出面とで風路１２を形成し、
ガイド１０の傾斜面に羽根車４の回転軸を中心軸とした
環状の溝１３を設けた構造となっている。
【００２５】この構成により、羽根車４が回転すると、
羽根車４の作用により昇圧された空気がファンケーシン
グ１１からガイド１０とファンケーシング１１の吐出面
から成る風路１２に吐出される。
羽根車４の作用により昇圧された空気がファンケーシン
グ１１からガイド１０とファンケーシング１１の吐出面
から成る風路１２に吐出される。
【００２６】このとき、吐出された空気は、ガイド１０
の溝１３内部が負圧になるために溝１３に引きつけら
れ、気流がガイド１０から剥離し騒音が増加するのを抑
制できる。
の溝１３内部が負圧になるために溝１３に引きつけら
れ、気流がガイド１０から剥離し騒音が増加するのを抑
制できる。
【００２７】尚、本実施例ではガイド１０の形状を円錐
台状としたが、図３に示すように羽根車の回転軸を含む
平面によるガイドの断面の傾斜面にあたる部分が、羽根
車の回転軸に向かって凸の曲率半径をもった曲線となっ
たガイドにおいても同様の効果が得られる。
台状としたが、図３に示すように羽根車の回転軸を含む
平面によるガイドの断面の傾斜面にあたる部分が、羽根
車の回転軸に向かって凸の曲率半径をもった曲線となっ
たガイドにおいても同様の効果が得られる。
【００２８】また尚、本実施例では溝１３を羽根車４の
回転軸に垂直に設けたが、図４に示すように、ガイド１
０の傾斜面にほぼ垂直に溝を設けても同様の効果が得ら
れる。
回転軸に垂直に設けたが、図４に示すように、ガイド１
０の傾斜面にほぼ垂直に溝を設けても同様の効果が得ら
れる。
【００２９】（実施例２）図５は本発明の実施例２の送
風機を示すものである。
風機を示すものである。
【００３０】図５において、１４は送風機であり、ガイ
ド１５の傾斜面に羽根車４の回転軸を中心軸とした環状
の溝１８を持ち、溝１８がガイド１５の内部を通って再
びガイド１５とファンケーシング１６の吐出面との間の
風路１７下流側に戻る構造となっている。
ド１５の傾斜面に羽根車４の回転軸を中心軸とした環状
の溝１８を持ち、溝１８がガイド１５の内部を通って再
びガイド１５とファンケーシング１６の吐出面との間の
風路１７下流側に戻る構造となっている。
【００３１】この構成により、羽根車４が回転すると、
羽根車４の作用により昇圧された空気がファンケーシン
グ１６からガイド１５とファンケーシング１６の吐出面
から成る風路１７に吐出される。
羽根車４の作用により昇圧された空気がファンケーシン
グ１６からガイド１５とファンケーシング１６の吐出面
から成る風路１７に吐出される。
【００３２】このとき、吐出された空気の一部が、ガイ
ド１５の上流側の溝１８からガイド１５内に入り込み、
下流側の溝１８より風路１７に戻るため、上流側の溝１
８が負圧になり、気流の主流が溝１８に引きつけられ、
気流がガイド１５から剥離して、騒音が増加するのを抑
制できる。
ド１５の上流側の溝１８からガイド１５内に入り込み、
下流側の溝１８より風路１７に戻るため、上流側の溝１
８が負圧になり、気流の主流が溝１８に引きつけられ、
気流がガイド１５から剥離して、騒音が増加するのを抑
制できる。
【００３３】さらに、ガイド１５の上流側の溝１８から
ガイド１５内に入った気流が下流側から再び風路１７に
戻るために、溝が上流と下流でつなっがていないガイド
の送風機と全体の風量を同じにした場合でも、ガイド１
５とファンケーシング１６との間の風路１７を通る風量
が減少する。
ガイド１５内に入った気流が下流側から再び風路１７に
戻るために、溝が上流と下流でつなっがていないガイド
の送風機と全体の風量を同じにした場合でも、ガイド１
５とファンケーシング１６との間の風路１７を通る風量
が減少する。
【００３４】そのため、気流の流速が減少し、ディフュ
ーザとして作用するガイド１５とファンケーシング１６
との間の風路１７の幅を狭めることができ、送風機を小
型化できる。また、風路１７の幅を同等とすれば、送風
性能の向上が図れる。
ーザとして作用するガイド１５とファンケーシング１６
との間の風路１７の幅を狭めることができ、送風機を小
型化できる。また、風路１７の幅を同等とすれば、送風
性能の向上が図れる。
【００３５】（実施例３）図６〜７は本発明の実施例３
の送風機を示すものである。
の送風機を示すものである。
【００３６】図６〜７において、１９は送風機であり、
風路２２の吐出口が特定の方向で風路部材２３により封
止されており、ガイド２０の傾斜面に溝２４を持ち、溝
２４の幅が風路２２の吐出口が開放されているところで
広く、それに対して封止されているところで狭くなるよ
うに溝の幅をなめらかに変化させた構造となっている。
風路２２の吐出口が特定の方向で風路部材２３により封
止されており、ガイド２０の傾斜面に溝２４を持ち、溝
２４の幅が風路２２の吐出口が開放されているところで
広く、それに対して封止されているところで狭くなるよ
うに溝の幅をなめらかに変化させた構造となっている。
【００３７】この構成により、羽根車４が回転すると、
羽根車４の作用により昇圧された空気がファンケーシン
グ２１からガイド２０とファンケーシング２１の吐出面
から成る風路２２に吐出される。
羽根車４の作用により昇圧された空気がファンケーシン
グ２１からガイド２０とファンケーシング２１の吐出面
から成る風路２２に吐出される。
【００３８】このとき、吐出された空気は、ガイド２０
の溝２４が負圧になるために溝２４に引きつけられ、気
流がガイド２０から剥離して騒音が増加するのを抑制す
ることができる。
の溝２４が負圧になるために溝２４に引きつけられ、気
流がガイド２０から剥離して騒音が増加するのを抑制す
ることができる。
【００３９】さらに、風路が開放されたところの溝が、
封止されたところの溝よりも広くなっているため、より
負圧となって気流を引きつけるため、封止されていると
ころへ向いた気流を開放された方へ向け、送風性能を向
上させることができる。
封止されたところの溝よりも広くなっているため、より
負圧となって気流を引きつけるため、封止されていると
ころへ向いた気流を開放された方へ向け、送風性能を向
上させることができる。
【００４０】尚、本実施例では風路の特定の方向が完全
に封止された風路としたが、風路の一部が絞られてお
り、風路からの吐出が困難な風路においても同様の効果
が得られる。
に封止された風路としたが、風路の一部が絞られてお
り、風路からの吐出が困難な風路においても同様の効果
が得られる。
【００４１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軸流ファ
ンまたは斜流ファンの羽根車の下流側に、羽根車に近接
し羽根車の回転軸に垂直に設置され、羽根車のハブ部の
下流側端面の径とほぼ同一の径から下流に向けて漸次径
が拡大するガイドと、ガイドの傾斜面に対向するファン
ケーシングの吐出面とで風路を形成し、ガイドの傾斜面
に羽根車の回転軸を中心軸とした環状の溝を持つという
構成にすることにより、風路抵抗が変化して気流がガイ
ドから剥離するような流れとなっても、ガイドの溝が負
圧となり気流を引きつけるため剥離を抑制して、騒音の
増加を抑制するという効果が得られる。
ンまたは斜流ファンの羽根車の下流側に、羽根車に近接
し羽根車の回転軸に垂直に設置され、羽根車のハブ部の
下流側端面の径とほぼ同一の径から下流に向けて漸次径
が拡大するガイドと、ガイドの傾斜面に対向するファン
ケーシングの吐出面とで風路を形成し、ガイドの傾斜面
に羽根車の回転軸を中心軸とした環状の溝を持つという
構成にすることにより、風路抵抗が変化して気流がガイ
ドから剥離するような流れとなっても、ガイドの溝が負
圧となり気流を引きつけるため剥離を抑制して、騒音の
増加を抑制するという効果が得られる。
【００４２】また、ガイド傾斜面に羽根車の回転軸を中
心軸とした環状の溝を持ち、溝がガイドの内部を通って
再びガイドとファンケーシングの吐出面との間の風路下
流側に戻るという構成にすることにより、風路抵抗が変
化して気流がガイドから剥離するような流れとなって
も、吐出された空気の一部が、ガイドの上流側の溝から
ガイド内に入り込み、下流側の溝より風路に戻るため、
溝が負圧となり気流を引きつけるため剥離を抑制して、
騒音の増加を抑制するという効果が得られる。
心軸とした環状の溝を持ち、溝がガイドの内部を通って
再びガイドとファンケーシングの吐出面との間の風路下
流側に戻るという構成にすることにより、風路抵抗が変
化して気流がガイドから剥離するような流れとなって
も、吐出された空気の一部が、ガイドの上流側の溝から
ガイド内に入り込み、下流側の溝より風路に戻るため、
溝が負圧となり気流を引きつけるため剥離を抑制して、
騒音の増加を抑制するという効果が得られる。
【００４３】しかも、ガイドの上流側の溝からガイド内
に入った気流が下流側から再び風路に戻るために、送風
性能が向上するという効果が得られる。
に入った気流が下流側から再び風路に戻るために、送風
性能が向上するという効果が得られる。
【００４４】また、ガイド傾斜面に羽根車の回転軸を中
心軸とする溝を持ち、溝の幅が部分的に変化していると
いう構成にすることで、風路抵抗が変化して気流がガイ
ドから剥離するような流れとなっても、ガイドの溝が負
圧となり気流を引きつけるため剥離を抑制して、騒音の
増加を抑制するという効果が得られる。
心軸とする溝を持ち、溝の幅が部分的に変化していると
いう構成にすることで、風路抵抗が変化して気流がガイ
ドから剥離するような流れとなっても、ガイドの溝が負
圧となり気流を引きつけるため剥離を抑制して、騒音の
増加を抑制するという効果が得られる。
【００４５】しかも、風路が開放されたところの溝が、
封止されたところの溝よりも広くなっているため、より
負圧となって気流を引きつけるため、封止されていると
ころへ向いた気流が開放された方へ向き、送風性能が向
上するという効果も得られる。
封止されたところの溝よりも広くなっているため、より
負圧となって気流を引きつけるため、封止されていると
ころへ向いた気流が開放された方へ向き、送風性能が向
上するという効果も得られる。
【図１】本発明の実施例１による送風機の断面図
【図２】図１のＡ−Ａ断面図
【図３】本発明の実施例１によるその他の送風機の断面
図
図
【図４】本発明の実施例１によるその他の送風機の断面
図
図
【図５】本発明の実施例２による送風機の断面図
【図６】本発明の実施例３による送風機の断面図
【図７】図６のＡ−Ａ断面図
【図８】従来の送風機の断面図
３ ハブ部 ４ 羽根車 ９，１４，１９ 送風機 １０，１５，２０ ガイド １１，１６，２１ ファンケーシング １２，１７，２２ 風路 １３，１８，２４ 溝 ２３ 風路部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 賢一 大阪府東大阪市高井田本通４丁目２番５号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 谷口 光▲のり▼ 大阪府東大阪市高井田本通４丁目２番５号 松下冷機株式会社内 Ｆターム(参考） 3H034 AA02 AA18 BB02 BB07 BB08 CC03 DD12 DD28 EE06 EE08
Claims (3)
- 【請求項１】 軸流式または斜流式の羽根車の下流側
に、前記羽根車に近接し前記羽根車の回転軸に垂直に設
置され、前記羽根車のハブ部の下流側端面の径とほぼ同
一の径から下流に向けて漸次径が拡大するガイドと、前
記ガイドの傾斜面に対向するファンケーシングの吐出面
とで風路を形成し、前記ガイドの傾斜面に前記羽根車の
回転軸を中心軸とした環状の溝を持つことを特徴とする
送風機。 - 【請求項２】 ガイド傾斜面の溝を、前記ガイドの内部
を通って再び前記ガイドとファンケーシングの吐出面と
の間の風路下流側に戻る溝としたことを特徴とする請求
項１記載の送風機。 - 【請求項３】 ガイドの傾斜面の溝の幅が部分的に変化
していることを特徴とする請求項１または２記載の送風
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32262299A JP2001140797A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32262299A JP2001140797A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001140797A true JP2001140797A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18145781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32262299A Pending JP2001140797A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 送風機 |
Country Status (1)
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| KR101348136B1 (ko) | 2012-12-13 | 2014-01-06 | 안세진 | 냉각팬용 소음저감장치 |
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| WO2017211821A1 (en) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | Arcelik Anonim Sirketi | A refrigerator comprising a fan assembly |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32262299A patent/JP2001140797A/ja active Pending
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