JP2010236371A - 軸流送風機、空気調和機及び換気扇 - Google Patents
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Abstract
【課題】羽根の外周端縁とベルマウスとの隙間に生ずるジェット気流を低減することにより騒音及び効率を改善した軸流送風機、この軸流送風機を用いた空気調和機及び換気扇を提供する。
【解決手段】本発明の軸流送風機は、前進翼型の複数の羽根13からなる羽根車4の外周にベルマウス5が設けられている。ベルマウス5は、送風機の吸込領域と吹出領域とを仕切るように羽根車4の外周に対向して形成された絞り部52と、この絞り部52の吸込側を拡開する吸込側開口部51と、吹出側を拡開する吹出側開口部53とを有する。そして、絞り部52は、羽根13の外周端縁Rとの間に必要最小限の寸法nの隙間gを形成する第1絞り部52aと、羽根13の外周端縁Rとの間に前記必要最小限の寸法nより大きな寸法の隙間を形成する第2絞り部52bとからなり、この第2絞り部52bが第1絞り部52aの吹出側に形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の軸流送風機は、前進翼型の複数の羽根13からなる羽根車4の外周にベルマウス5が設けられている。ベルマウス5は、送風機の吸込領域と吹出領域とを仕切るように羽根車4の外周に対向して形成された絞り部52と、この絞り部52の吸込側を拡開する吸込側開口部51と、吹出側を拡開する吹出側開口部53とを有する。そして、絞り部52は、羽根13の外周端縁Rとの間に必要最小限の寸法nの隙間gを形成する第1絞り部52aと、羽根13の外周端縁Rとの間に前記必要最小限の寸法nより大きな寸法の隙間を形成する第2絞り部52bとからなり、この第2絞り部52bが第1絞り部52aの吹出側に形成されている。
【選択図】図2
Description
本願発明は、軸流送風機(プロペラファン)の構造に関するものである。
軸流送風機は、空気調和機用室外ユニットや換気扇の送風機として一般に使用されている。ここで、一般的な軸流送風機を送風装置として採用した空気調和機用室外ユニットの代表的な構成例を図7〜図10に示す。
これら各図に示すように、一般的な空気調和機用室外ユニットは、空気吸込口1a,1bを有する本体ケーシング1内に熱交換器2が配置され、熱交換器2の空気流下流側の吹出口(この従来例では前面の吹出口)に送風装置3が配設されている。この送風装置3は、羽根車4及びベルマウス5からなる軸流送風機と、軸流送風機の吹出側(前方側)に位置するファンガード6とから構成されている。
また、本体ケーシング1は、図9に示すように仕切板7によって左右に区画され、スペースの大きい側が熱交換室8とされ、スペースの狭い側が機械室9とされている。なお、熱交換室8の背面及び側面を成す本体ケーシング1の背面及び側面には、空気吸込口1a,1bが形成されている。また、熱交換器2は、L字状に形成され、空気吸込口1a,1bと対向するように熱交換室8内に配置されている。一方、機械室9には、圧縮機11及びその他の部品が配設されている。
軸流送風機を構成する羽根車4は、図10の羽根車平面図からよく分かるように、複数の羽根13がハブ14の外周に支持されるようにハブ14と一体的に形成されている。羽根13は、それぞれの前縁13aと後縁13bにおいて、外周端縁の位置がハブ側基端S(即ち内周端縁)の位置よりも回転方向Fにおける前方に位置する前進翼型に形成されている。ハブ14は、羽根車4の回転中心を成し、羽根車4を回転駆動するファンモータ12の駆動軸12aに連結固定される。なお、ファンモータ12は、熱交換器2の下流側に位置して設けられた図示しないファンモータ取付ブラケットに支持固定されている。
ベルマウス5は、羽根車4の吸込領域Xと吹出領域Yとを仕切るように羽根車4の外周に形成されている。なお、このベルマウス5と前述のファンガード6とは、本体ケーシング1の前面板に取り付けられている。
上記のように構成される軸流送風機を搭載した一般の空気調和機用室外ユニットにおいては、次のような問題がある。
すなわち、図10に示すような羽根構造の羽根車4は、回転すると羽根13の外周端縁R側で圧力の高い圧力面13d側から圧力の低い負圧面13e側へ回り込む空気流αが発生し、この空気流αによって、図11及び図12に図示するような翼端渦βが形成される。このような翼端渦βによる吐き出し気流の乱れは、図12及び図13に示すように、下流側に行くにしたがって積層されて次第に成長増大し、やがて羽根13の負圧面13eから離れ、隣接する羽根13の圧力面13dやベルマウス5の内周面、或いは軸流送風機の下流側の構造物であるファンガード6などと干渉するようになる。このため騒音がさらに増大する。また、羽根13の負圧面13eから離れた翼端渦βは、上記のように隣接する羽根13と干渉することによってさらに乱れが大きくなって下流側に放出されるので、より一層大きな騒音を発生することになる。
すなわち、図10に示すような羽根構造の羽根車4は、回転すると羽根13の外周端縁R側で圧力の高い圧力面13d側から圧力の低い負圧面13e側へ回り込む空気流αが発生し、この空気流αによって、図11及び図12に図示するような翼端渦βが形成される。このような翼端渦βによる吐き出し気流の乱れは、図12及び図13に示すように、下流側に行くにしたがって積層されて次第に成長増大し、やがて羽根13の負圧面13eから離れ、隣接する羽根13の圧力面13dやベルマウス5の内周面、或いは軸流送風機の下流側の構造物であるファンガード6などと干渉するようになる。このため騒音がさらに増大する。また、羽根13の負圧面13eから離れた翼端渦βは、上記のように隣接する羽根13と干渉することによってさらに乱れが大きくなって下流側に放出されるので、より一層大きな騒音を発生することになる。
また、このような現象は、羽根車4の軽量化やコスト軽減のために羽根13の翼弦長を短くした場合に特に顕著となる。すなわち、翼弦長を短くすると、図14に示すように、羽根13本来の翼列効果が小さくなり翼端渦βが負圧面13eから遠のきやすくなる。このため、翼端渦βが図13の場合よりも隣接する羽根13と早期に干渉するようになり、より一層騒音が増大しやすくなる。
そこで、上記のような翼端渦βを抑制するための手法として、図15〜図17に示すように、羽根車4において、羽根13の外周端部を半径方向の所定位置Qを起点として負圧面側に向けてV字状に折り曲げた折り曲げ部13cが形成されたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。また、この特許文献1におけるものでは、折り曲げ部13cは、前縁13a側から後縁13b側にかけて、半径方向の幅寸法Wを次第に大きくするとともに所定位置Qにおける中心側部分の接線に対する折り曲げ部13cの折り曲げ角度θ(図16参照)を大きくしている。
このような構成によると、図18に示すように、この羽根13の圧力面13d側の空気流αが折り曲げ部13cに沿って滑らかに負圧面13e内に回り込むようになって、発生する翼端渦βの渦径が小さく安定したものとなるとともに、負圧面13e側における羽根外周方向への空気流γがこの翼端渦βと干渉しなくなる。また、前縁13a側から後縁13b側にかけて増大する翼端渦βの渦径に対応して、折り曲げ部13cの幅寸法Wを大きくしているので、折り曲げ部13cによる安定化効果が前縁13aから後縁13bかけて全域にスムーズに発揮される。このため、発生した翼端渦βが負圧面13eから離れにくくなる。また、羽根13の半径方向の所定位置Qが、圧力面13d側から負圧面13e側への空気流αの漏れ始めの起点となり確実に決定されるので、空気流αの漏れ量が一定となり、生ずる翼端渦βが安定する。また、前縁13a側から後縁13b側にかけて増大する翼端渦βの渦径に対応して折り曲げ部13cの折り曲げ角度θを大きくしているので、翼端渦βの安定化を促進するとともに、翼端渦βのスケールを小さくすることができる。
また、それと同時に、折り曲げ部13cの圧力面13d側には、上記起点を決定する所定位置Q以降で生じた剥離によって縦渦δが生成される。その結果、図19に示すように、ある羽根13で生じた縦渦(相殺渦)δと、この羽根13に隣接する羽根13のうち羽根車4の回転方向Fの前方側に位置するもので生じた翼端渦βとは、各羽根13の後縁13b部付近でそれぞれ羽根面から離れ、例えば図19に示すように向流状態で衝突し、相互に打ち消し合うようになる。そして、このように縦渦δと翼端渦βとが互いに打ち消し合うことで、下流方向への放出渦が効果的に抑制される。
以上のように、特許文献1に記載の従来の軸流送風機は、羽根13の外周側端部を負圧面13e側に折り曲げることにより効果的に渦の安定化が行われるとともに、下流方向への放出渦が効果的に抑制されている。
ところで、上記従来の軸流送風機は、図20に示すように、ベルマウス5が一般的な軸流送風機と同様の形状に形成されている。すなわち、ベルマウス5は、送風機の吸込領域Xと吹出領域Yとを仕切るように羽根車4の外周に対向して形成された絞り部52と、この絞り部52の吸込側を拡開する吸込側開口部51と、この絞り部52の吹出側を拡開する吹出側開口部53とを有している。そして、絞り部52は、単純な円筒状の孔部として形成されたものであって、運転中の羽根13の外周端縁Rがベルマウス5に接触しないように、羽根13の外周端縁Rとの間に必要最小限の寸法nの隙間gが形成されている。なお、この必要最小限の寸法nには、ベルマウス5や羽根13の製作誤差を見込んだ公差や、羽根車4の回転時の遠心力による羽根13の変形分などが含まれる。
しかしながら、隙間gの部分は、圧力面13dと負圧面13eとの圧力差が最大となる領域となるため、図21に示すようにこの隙間gから非常に速い漏れ気流(以下ではジェット気流Jと称する)が生ずる。そして、このジェット気流Jは、翼端渦βに合流して翼端渦βを強くするので、翼端渦βによる損失を増大させている。また、このジェット気流Jが、羽根13の外周端縁Rとベルマウス5との間の隙間gを通るときに大きな乱れをも作り出して送風機の騒音を上げる要因にもなっている。
このように従来の軸流送風機は、ベルマウス5と羽根13の外周端縁Rとの隙間gに起因する騒音を低減することについては格別の対策が講じられていなかった。したがって、従来の軸流送風機は、この点においてなお騒音改善の余地が残されていた。
本発明は、従来技術に存在するこのような問題点に着目してなされたものであって、羽根の外周端縁とベルマウスとの隙間に生ずるジェット気流を低減することにより騒音及び効率を改善した軸流送風機を提供することを目的とする。また、本発明は、このような軸流送風機を用いた空気調和機用室外ユニット及び換気扇を提供することを目的とする。
本発明に係る軸流送風機は、回転中心となるハブの外周面に複数の前進翼型の羽根が設けられた羽根車と、羽根車の外周に設けられたベルマウスとを備え、このベルマウスは、送風機の吸込領域と吹出領域とを仕切るように羽根車の外周に対向して形成された絞り部と、この絞り部の吸込側を拡開する吸込側開口部と、この絞り部の吹出側を拡開する吹出側開口部とを有し、前記絞り部は、運転中に羽根の外周端縁がベルマウスに接触しないように羽根の外周端縁との間に必要最小限の寸法の隙間を形成する第1絞り部と、羽根の外周端縁との間に前記必要最小限の寸法より大きな寸法の隙間を形成する第2絞り部とからなり、この第2絞り部が前記第1絞り部の吹出側に形成されていることを特徴とする。
このような構成上の特徴を有する本発明に係る軸流送風機によれば、ベルマウスと羽根の外周端縁との間には、運転中に羽根の外周端縁がベルマウスに接触しないようにするために、必要最小限の寸法の隙間を形成する第1絞り部が形成されているので、送風機の吹出領域と側から吸込領域とを仕切ることができる。なお、この必要最小限の寸法の隙間は、従来の軸流送風機においてベルマウスと羽根の外周端縁との間に形成される必要最小限の寸法の隙間の場合と同一の思想で設定されるものでよい。したがって、この必要最小限の寸法には、前述のように、ベルマウスや羽根の製作誤差を見込んだ公差や、羽根車の回転時の遠心力による羽根の変形分などが含まれる。また、上記構成のベルマウスの軸方向寸法を従来のベルマウスの軸方向寸法と同一とした場合は、第2絞り部を形成することにより第1絞り部の軸方向寸法を小さくすることになる。この結果、羽根の外周端縁との間に必要最小限の寸法の隙間を形成する第1絞り部とラップする羽根の外周端縁の領域が小さくなって羽根の圧力面側から負圧面側に漏れるジェット気流が遅くなり、ジェット気流による翼端渦を増大させる働きが弱くなる。このため、翼端渦が小さくなり、軸流送風機の効率が上昇する。また、ジェット気流が遅くなるため、ジェット気流による騒音が小さくなる。
また、前記第2絞り部は、回転中心軸と平行な円筒状の面に形成されているものとしてもよい。このように構成しても、送風機の吹出側から吸込側への逆流を防止することができる。また、羽根の外周端縁との間に前記必要最小限の寸法の隙間を形成する第1絞り部とラップする羽根の外周端縁の領域が小さくなるので、羽根の圧力面側から負圧面側に漏れるジェット気流を遅くすることができる。これにより、送風機の効率を向上させることができるとともにジェット気流による騒音を小さくすることができる。
また、前記第2絞り部は、吹出側開口部に向けて円錐状に広がる面に形成されているものとしてもよい。このように構成しても、送風機の吹出側から吸込側への逆流を防止することができる。また、羽根の外周端縁との間に前記必要最小限の寸法の隙間を形成する第1絞り部とラップする羽根の外周端縁の領域が小さくなるので、羽根の圧力面側から負圧面側に漏れるジェット気流を遅くすることができる。これにより、送風機の効率を向上させることができるとともにジェット気流による騒音を小さくすることができる。
また、前記羽根車は、羽根後縁の外周端縁の軸方向の位置が、ベルマウスにおける前記第2絞り部と吹出側開口部との境界位置に略一致するように配置されていることが好ましい。このように構成すると、羽根後縁の外周側から広がるように吹き出される吹出気流がベルマウスの吹出側開口部に沿うようになり、吹出気流が滑らかに減速するようになるので送風機の静圧向上を図ることができる。
また、前記吹出側開口部は、吹出側に拡がる円錐状の面に形成されていることが好ましい、この吹出側開口部は、円弧等の曲面で吹出側に広がるように形成することも可能であるが、このように構成すると羽根後縁から吹き出される吹出気流の流れに対し曲面が突出してスムーズな気流の形成を阻害する恐れがある。この点円錐状とするとその恐れを回避することができる。したがって、吹出気流が円滑に拡散するように吹き出される。
前記羽根の外周端部には負圧面側に折り曲げられた折り曲げ部が形成され、さらに、この折り曲げ部の半径方向の幅寸法が前縁から後縁に向けて大きくなるように形成されているものとすることが好ましい。このように構成すると、折り曲げ部による翼端渦の安定化作用と下流側への放出渦抑制作用とが加えられて送風機の効率向上及び騒音抑制効果が向上する。
また、本発明に係る空気調和機及び換気扇は、上記のように構成される軸流送風機を送風装置として用いていることを特徴とする。このような軸流送風機を用いると、軸流送風機が高効率で低騒音化されているため、空気調和機及び換気扇の効率が向上するとともに低騒音化することができる。
本発明に係る軸流送風機によれば、羽根の外周端縁との間に必要最小限の寸法の隙間を形成するベルマウスの絞り部の軸方向の寸法が小さくなるので、この絞り部にラップする羽根の外周端縁の領域が小さくなる。この結果、必要最小限の寸法の隙間及びその周辺において圧力面側から負圧面側に漏れるジェット気流が遅くなり、翼端渦を小さくすることができる。これにより、送風機の効率を向上させることができるとともに、ジェット気流による騒音を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係る軸流送風機を図1〜図5に基づいて説明する。なお、以下の説明において従来の軸流送風機や空気調和機と共通する部分について述べる場合は、前述の説明における符号と同一の符合を付して説明する。また、図1〜図5において従来の軸流送風機や空気調和機と共通する部分については同一の符号を付すものとする。
本実施の形態に係る軸流送風機は、空気調和機、換気扇などの送風装置として使用することができるものであるが、この実施の形態においては前記図7〜10に示したような構造の空気調和機用室外ユニットに利用されるものとする。すなわち、空気調和機用室外ユニットは、本体ケーシング1が仕切板7により左右に区画され、一方が熱交換室8で他方が機械室9とされたものであって、熱交換室8の背面及び側面である本体ケーシング1の背面及び側面に空気吸込口1a,1bが形成され、熱交換室8の前面側の吹出口に送風装置3が設置されたものである。
また、送風装置3は、上記空気調和機に採用されているものと同様、羽根車4及びベルマウス5からなる軸流送風機と、軸流送風機の吹出側(前方側)に位置するファンガード6とから構成されているものとする。
そして、軸流送風機は、図1に示すような、羽根車4とベルマウス5とから構成されている。
羽根車4は、図1〜図5に示されるものであって、従来一般のものと同様、複数の羽根13が円筒状のハブ14の外周面に支持されるようにハブ14と樹脂一体成形により形成されている。また、羽根13は、それぞれの前縁13aと後縁13bにおいて、外周端縁の位置がハブ側基端S(即ち内周端縁)の位置よりも回転方向Fにおける前方に位置する前進翼型である(図3〜図5参照)。
羽根車4は、図1〜図5に示されるものであって、従来一般のものと同様、複数の羽根13が円筒状のハブ14の外周面に支持されるようにハブ14と樹脂一体成形により形成されている。また、羽根13は、それぞれの前縁13aと後縁13bにおいて、外周端縁の位置がハブ側基端S(即ち内周端縁)の位置よりも回転方向Fにおける前方に位置する前進翼型である(図3〜図5参照)。
この羽根13は、図15〜図19に示した前述の従来のものと比較すると、具体的な寸法、形状の点において若干の相違はあるが、半径方向の所定位置Qを起点として外周端部を負圧面側に向けてV字状に折り曲げた折り曲げ部13cを備えている点では同様である。また、この折り曲げ部13cは、前縁13a側から後縁13b側にかけて、半径方向の幅寸法Wを次第に大きくするとともに所定位置Qにおける中心側部分の接線に対する折り曲げ部13cの折り曲げ角度θを大きくしている点おいても従来一般のものと同様である。
一方、ベルマウス5は、図1に示すように従来一般のものと同様、羽根車4の吸込領域Xと吹出領域Yとを仕切るように羽根車4の外周に形成されている。また、ベルマウス5は、送風機の吸込領域Xと吹出領域Yとを仕切るように羽根車4の外周に対向して形成された絞り部52と、この絞り部52の吸込側を拡開する吸込側開口部51と、この絞り部52の吹出側を拡開する吹出側開口部53とを有している。
そして、本実施の形態においては、絞り部52は、運転中に羽根13の外周端縁Rがベルマウス5に接触しないように羽根13の外周端縁Rとの間に必要最小限の寸法nの隙間gを形成する第1絞り部52aと、羽根13の外周端縁Rとの間に前記必要最小限の寸法nより大きな寸法の隙間を形成する第2絞り部52bとから構成されている。ここで、必要最小限の寸法nの隙間gは、従来一般の軸流送風機においてベルマウス5と羽根13の外周端縁Rとの間に形成される必要最小限の寸法nの隙間gの場合と同一の思想で設定されるものである。すなわち、必要最小限の寸法nには、ベルマウス5や羽根13の製作誤差を見込んだ公差や、羽根車4の回転時の遠心力による羽根13の変形分などが含まれる。
また、この第2絞り部52bは、回転中心軸Oと平行な円筒状の面に形成されたものであって、第1絞り部52aの吹出側に形成されている。一方、第1絞り部52aも回転中心軸Oと平行な円筒状の面に形成されているが、第2絞り部52bより軸方向寸法が短く形成されている。
なお、吸込側開口部51は、この実施の形態においては縦断面形状が曲線となる曲面で第1絞り部52aに連続し、第1絞り部52aを吸込側に拡開するように形成されている。また、吹出側開口部53は、縦断面形状が吹出側に向けてテーパ状に拡がる面、すなわち円錐状に拡がる面で第2絞り部52bに連続し、第2絞り部52bを吹出側に拡開するように形成されている。また、第2絞り部52bと第1絞り部52aとの境界部は、小さな曲面で連続するように形成されている。
また、ベルマウス5と羽根車4との軸方向の相対位置関係は、図2に示すように、羽根車4における後縁13bの外周端縁Rbがベルマウス5における第2絞り部52bと吹出側開口部53との境界部と一致するように設定されている。
次に、この実施の形態に係る軸流送風機の動作について説明する。
上記構成の軸流送風機は、モータの駆動により羽根車4が回転されると、羽根車4の吸込領域Xと吹出領域Yとで圧力差が生じ、吸込領域Xから吹出領域Yに向けて空気が送り出される。
上記構成の軸流送風機は、モータの駆動により羽根車4が回転されると、羽根車4の吸込領域Xと吹出領域Yとで圧力差が生じ、吸込領域Xから吹出領域Yに向けて空気が送り出される。
そして、このとき羽根13の外周端縁R側において圧力面13d側から負圧面13e側へ回り込む空気流αにより発生する翼端渦βは、従来のものと同様に、羽根13の外周端部を半径方向の所定位置Qを起点として負圧面側に向けてV字状に折り曲げた折り曲げ部13cにより、空気流αの漏れ量が一定化されて、渦径の小型化及び安定化が行われる。また、翼端渦βは、回転方向後方の折り曲げ部13cの圧力面13d側において、所定位置Q以降で生じた剥離によって生じる縦渦δとの衝突により相互に打ち消し合うように作用する。
一方、ベルマウス5と羽根車4と間においては、図2に矢印で示すように、羽根車4の外周側から吸い込まれる空気は、ベルマウス5の吸込側開口部51が大きな曲率半径の曲面で形成されていることにより、吸込側開口部51の曲面に沿って流れて吸い込まれる。
また、ベルマウス5の第1絞り部52aと羽根13の外周端縁Rとの間に形成されている必要最小限の寸法nの隙間gでは、図3に示すように、圧力面13dと負圧面13eとの圧力差が最大となる領域となるため非常に速い漏れ気流(ジェット気流J)が生じている。しながら、第2絞り部52bが形成されていることにより第1絞り部52aの軸方向寸法が従来のものに比し小さく形成されているので、第1絞り部52aと羽根13の外周端縁Rとのオーバラップ寸法が小さくなり、そこに生ずるジェット気流Jが従来のものより弱いものとなっている。このため、ジェット気流Jによる翼端渦βへの影響が少なくなって翼端渦βが小さくなり、軸流送風機の効率が上昇する。また、ジェット気流Jが遅くなるため、ジェット気流Jによる騒音が小さくなる。
また、ベルマウス5と羽根車4と間における吹出側開口部53においては、吹出側開口部53が断面円錐状に広がるように構成されているので、羽根車4から径方向へ吹き出される空気が円錐状の吹出側開口部53に沿って流れ、スムーズな流れを実現している。
以上のごとく、本実施の形態に係る軸流送風機によれば次のような効果を奏することができる。
(1)ベルマウス5と羽根13の外周端縁Rとの間には、運転中に羽根13の外周端縁Rがベルマウス5に接触しないようにするために、必要最小限の寸法nの隙間gを形成する第1絞り部52aが形成されているので、送風機の吹出領域Yと吸込領域Xとの仕切りを行うことができる。
(1)ベルマウス5と羽根13の外周端縁Rとの間には、運転中に羽根13の外周端縁Rがベルマウス5に接触しないようにするために、必要最小限の寸法nの隙間gを形成する第1絞り部52aが形成されているので、送風機の吹出領域Yと吸込領域Xとの仕切りを行うことができる。
(2)必要最小限の寸法nの隙間gを形成する第1絞り部52aと羽根13の外周端縁Rとのオーバラップ寸法が小さくなるため、隙間gに生じるジェット気流Jは従来のものより弱くなり、翼端渦βへの影響が少なくなる。この結果、軸流送風機の効率が向上するとともにジェット気流Jによる騒音が小さくなる。
(3)ベルマウス5の吹出側開口部53は断面円錐状に広がるように構成されているので、羽根車4からの径方向への吹き出しが円滑に行われる。
(4)羽根車4は、羽根13における後縁13bの外周端縁Rbの軸方向の位置が、ベルマウス5における第2絞り部52bと吹出側開口部53との境界位置に略一致するように配置されている。したがって、羽根車4から外周側に広がるように吹き出される吹出気流がベルマウス5の吹出側開口部53に沿うようになり、吹出気流が滑らかに減速するようになるので送風機の静圧向上を図ることができる。
(4)羽根車4は、羽根13における後縁13bの外周端縁Rbの軸方向の位置が、ベルマウス5における第2絞り部52bと吹出側開口部53との境界位置に略一致するように配置されている。したがって、羽根車4から外周側に広がるように吹き出される吹出気流がベルマウス5の吹出側開口部53に沿うようになり、吹出気流が滑らかに減速するようになるので送風機の静圧向上を図ることができる。
(5)羽根13の外周端部には負圧面側に折り曲げられた折り曲げ部13cが形成され、さらに、この折り曲げ部13cの半径方向の幅寸法Wが前縁13aから後縁13bに向け大きくなるように形成されているので、折り曲げ部13cによる翼端渦βの安定化作用と下流側への放出渦抑制作用とが加えられて送風機の効率向上及び低騒音化が行われる。
(6)また、本発明に係る空気調和機及び換気扇は、上記のように構成された軸流送風機を送風装置として用いるので、軸流送風機の効率向上及び低騒音化にしたがって空気調和機及び換気扇の効率向上及び低騒音化が行われる。
(変形例)
上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
・第2絞り部52bは、回転中心軸Oと平行な円筒状の面に形成されているが、図6に示すように、吹出側開口部53に向けて円錐状に広がる面に形成されているものとしてもよい。このように構成しても、送風機の吹出側から吸込側への逆流を防止することができる。また、羽根13の外周端縁Rとの間に必要最小限の寸法の隙間gを形成する第1絞り部52aとラップする羽根13の外周端縁Rの領域が小さくなるので、羽根13の圧力面13d側から負圧面13e側に漏れるジェット気流Jを遅くすることができる。これにより、送風機の効率を向上させることができるとともにジェット気流Jによる騒音を小さくすることができる。
上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
・第2絞り部52bは、回転中心軸Oと平行な円筒状の面に形成されているが、図6に示すように、吹出側開口部53に向けて円錐状に広がる面に形成されているものとしてもよい。このように構成しても、送風機の吹出側から吸込側への逆流を防止することができる。また、羽根13の外周端縁Rとの間に必要最小限の寸法の隙間gを形成する第1絞り部52aとラップする羽根13の外周端縁Rの領域が小さくなるので、羽根13の圧力面13d側から負圧面13e側に漏れるジェット気流Jを遅くすることができる。これにより、送風機の効率を向上させることができるとともにジェット気流Jによる騒音を小さくすることができる。
・前述の実施の形態において、吸込側開口部51は、大きな曲率半径の曲面に形成されているが、これを円錐状の面にしてもよい。
・吹出側開口部53は、前記実施の形態においては円錐状に形成されているが、これを円弧等の曲面で吹出側に広がるように形成することも可能である。ただしこのように構成した場合は、羽根13の後縁13bから吹き出される吹出気流の流れに対し曲面が突出してスムーズな気流の形成を阻害する恐れがある。この点円錐状とするとその恐れを回避することができる。
・吹出側開口部53は、前記実施の形態においては円錐状に形成されているが、これを円弧等の曲面で吹出側に広がるように形成することも可能である。ただしこのように構成した場合は、羽根13の後縁13bから吹き出される吹出気流の流れに対し曲面が突出してスムーズな気流の形成を阻害する恐れがある。この点円錐状とするとその恐れを回避することができる。
・先の実施の形態においては、羽根13の後縁13bの外周端縁Rbの軸方向の位置が、ベルマウス5における第2絞り部52bと吹出側開口部53の境界位置に略一致するように配置されているが、本発明はこのような位置に配置されていないものも包含する。ただし、後縁13bの外周端縁Rbの軸方向の位置が第2絞り部52bと吹出側開口部53の境界位置より吸込側になる場合は、後縁13bの外周端縁Rbから吹き出される半径方向に広がる気流が、第2絞り部52bと干渉して乱れを発生し送風音が上昇する恐れがある。また、後縁13bの外周端縁Rbの軸方向の位置が第2絞り部52bと吹出側開口部53の境界位置より吹出側になる場合は、後縁13bの外周端縁Rbから吹き出されて半径方向外方に広がる気流が、メインの吹出気流により誘発されて生じる誘発気流と干渉して送風音が上昇する恐れがある。
・本発明は、羽根13の外周端部に折り曲げ部13cを形成しないものにも適用することができるが、送風機の騒音低下及び効率向上の観点からは折り曲げ部13cの形成されているものの方が好ましい。
本発明に係る軸流送風機は、広い範囲の流量域において、ジェット気流による騒音及び動力の増加が軽減されるので、空気調和機の室外ユニットのみならず換気装置、空気清浄機などの各種機器に広く用いられる。
g…隙間、n…寸法、β…翼端渦、J…ジェット気流、O…回転中心軸、Q…(半径方向の)所定位置、R…外周端縁、Rb…(後縁の)外周端縁、W…幅寸法、X…吸込領域、Y…吹出領域、3…送風装置、4…羽根車、5…ベルマウス、13…羽根、13a…前縁、13b…後縁、13c…折り曲げ部、13d…圧力面、13e…負圧面、14…ハブ、51…吸込側開口部、52…絞り部、52a…第1絞り部、52b…第2絞り部、53…吹出側開口部。
Claims (8)
- 回転中心となるハブの外周面に複数の前進翼型の羽根が設けられた羽根車と、羽根車の外周に設けられたベルマウスとを備え、
このベルマウスは、送風機の吸込領域と吹出領域とを仕切るように羽根車の外周に対向して形成された絞り部と、この絞り部の吸込側を拡開する吸込側開口部と、この絞り部の吹出側を拡開する吹出側開口部とを有し、
前記絞り部は、運転中に羽根の外周端縁がベルマウスに接触しないように羽根の外周端縁との間に必要最小限の寸法の隙間を形成する第1絞り部と、羽根の外周端縁との間に前記必要最小限の寸法より大きな寸法の隙間を形成する第2絞り部とからなり、この第2絞り部が前記第1絞り部の吹出側に形成されている
ことを特徴とする軸流送風機。 - 前記第2絞り部は、回転中心軸と平行な円筒状の面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の軸流送風機。
- 前記第2絞り部は、吹出側開口部に向けて円錐状に広がる面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の軸流送風機。
- 前記羽根車は、羽根後縁の外周端縁の軸方向の位置が、ベルマウスにおける前記第2絞り部と吹出側開口部との境界位置に略一致するように配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の軸流送風機。
- 前記吹出側開口部は、吹出側に拡がる円錐状の面に形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の軸流送風機。
- 前記羽根の外周端部には負圧面側に折り曲げられた折り曲げ部が形成され、さらに、この折り曲げ部の半径方向の幅寸法が前縁から後縁に向けて大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の軸流送風機。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の軸流送風機を室外ユニットの送風装置として用いた空気調和機。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の軸流送風機を送風装置として用いた換気扇。
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2009
- 2009-03-30 JP JP2009082647A patent/JP2010236371A/ja active Pending
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