JP2001136505A - データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法 - Google Patents

データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法

Info

Publication number
JP2001136505A
JP2001136505A JP31488099A JP31488099A JP2001136505A JP 2001136505 A JP2001136505 A JP 2001136505A JP 31488099 A JP31488099 A JP 31488099A JP 31488099 A JP31488099 A JP 31488099A JP 2001136505 A JP2001136505 A JP 2001136505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
decoding
viewing right
information processing
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31488099A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Inoguchi
達也 猪口
Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31488099A priority Critical patent/JP2001136505A/ja
Priority to KR1020017008513A priority patent/KR20020003359A/ko
Priority to DE10083674T priority patent/DE10083674T1/de
Priority to KR1020057019036A priority patent/KR20050109620A/ko
Priority to PCT/JP2000/007728 priority patent/WO2001035388A1/ja
Priority to CNA2005100893093A priority patent/CN1737847A/zh
Priority to CN00803577A priority patent/CN1340185A/zh
Priority to KR1020077020161A priority patent/KR20070094988A/ko
Publication of JP2001136505A publication Critical patent/JP2001136505A/ja
Priority to US11/185,254 priority patent/US20050254390A1/en
Priority to US11/974,598 priority patent/US20080052540A1/en
Priority to US11/974,599 priority patent/US20080046746A1/en
Priority to US11/974,567 priority patent/US20080046370A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の課金処理条件に応じた課金処理を可能
とし、視聴権データを安全にユーザに渡すことを可能と
する。 【解決手段】 再生データが復号器11に供給され、暗
号が復号される。再生条件ラベル検出部401は、再生
条件ラベルを検出する。伸長器12では、圧縮符号化の
復号がなされる。ウォーターマーク検出部402は、再
生条件ラベルが改ざんされたか否かをチェックする。聴
取権カウンタ403においては、再生データを復号する
度に、聴取権データに対して変更を加える。メモリ部1
6には、アンテナ18と通信モジュール17とによっ
て、プリペイドデータチャージャ204から送信された
聴取権データが格納される。通信モジュール17内に
は、暗号化・復号化のモジュールが設けられている。ウ
ォーターマーク付加部404において、出力されるデー
タに対してウォーターマークが付加され、D/A変換器
13によってアナログ出力に変換され、外部へ出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば音楽配信
に適用されるデータ復号装置および方法、課金情報処理
装置および方法、並びにデータ再生装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(Compact Disc;C
D) 、DVD(Digital Versatile Discまたは Digita
l Video Disc)等において、著作権保護のために、違法
なコピーを防止するためのコピー防止技術が種々提案さ
れ、また、実用化されている。例えばSCMS(Serial
Copy Management System) は、CDからMD(Mini Dis
c)への1世代目のコピーを許可しても、MDから他の媒
体への2世代目のコピーを禁止するものである。また、
何世代目のコピーを作成できるかを制限するコピー世代
制限の方式も知られている。
【0003】一方、最近では、インターネットを始めと
する急速なネットワークの発展の下で、ネットワークを
介して音楽コンテンツが流通するようになってきてい
る。そのような状況において、インターネット、衛星放
送等のネットワークを利用したEMD(Electronic Musi
c Distribution) が開始され、EMDにおける著作権管
理の方法が提案されている。EMDにおいては、課金に
よってユーザが音楽コンテンツを入手することができ
る。このEMDにおいても、違法コピーを防止するため
に上述したようなSCMS、コピー世代制限等の技術が
使用されようとしている。
【0004】上述したように、従来の著作権保護の方法
は、コピー防止技術を用いてコピーを制限し、著作権者
の権利を保護するものであったために、音楽コンテンツ
を広く、且つ短時間に流通させる上では、障害となって
いた。例えば従来の著作権保護のシステムの一つとし
て、賦課金制度がある。これは、DAT(Digital Audio
Taperecorder)、MDで実施されているもので、ディジ
タル録音機器の利用者が製品価格に上乗せされた補償金
を支払うものである。ネットワークが発展している今日
では、ネットワークを介して配信されたコンテンツをパ
ソコン(パーソナルコンピュータ)により受信し、再生
することが行われるように、ハードウエア(プレーヤ、
メディア)とコンテンツが1対1に対応しないことが多
く、かかる賦課金制度は、著作権の保護のシステムとし
て、適しているとは言えない。
【0005】また、メディア例えばCDに複数の曲が記
録されている場合に、ユーザは、その内の特定の1また
は数曲のみを聞きたい場合があり、メディア全体を購入
したくはない場合もある。さらに、コピー防止技術のた
めに、音楽コンテンツの宣伝・流通が阻害されることに
なる。むしろ、無料で音楽コンテンツを配信する方がそ
の音楽コンテンツの宣伝・流通を短時間に行うことが可
能となり、宣伝・流通のための費用を削減することも可
能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を考慮
すると、配信が無料で、再生時に課金がなされる配信シ
ステムが好ましい。そのようなシステムにおいて、再生
課金処理としては、種々のものがありうる。多種多様な
再生課金に応じて、課金処理をすることは、従来では、
なされていなかった。また、聴取権を生じさせるための
聴取権データをユーザに安全に渡すことができる必要が
ある。
【0007】したがって、この発明の目的は、このよう
な点に鑑み、ディジタルデータに付随する再生条件に従
って課金処理を行うことが可能で、また、視聴権データ
を安全に渡すことができ、さらに、再生条件に従ってデ
ィジタルデータを再生することが可能なデータ復号装置
および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデー
タ再生装置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、符号化または暗号化された
ディジタルデータを復号する復号装置において、符号化
または暗号化されたディジタルデータを復号する復号手
段と、視聴権データを記憶するための記憶手段と、符号
化または暗号化されたデータを復号する際に、ディジタ
ルデータに付随されている再生条件情報の指示に従って
記憶手段内の視聴権データに変更を加えることにより課
金処理を行う課金制御手段とを備えたことを特徴とする
データ復号装置である。
【0009】請求項9の発明は、符号化または暗号化さ
れたディジタルデータを復号する復号方法において、符
号化または暗号化されたディジタルデータを復号するス
テップと、符号化または暗号化されたデータを復号する
際に、ディジタルデータに付随されている再生条件情報
の指示に従って記憶されている視聴権データに変更を加
えることにより課金処理を行うステップとを備えたこと
を特徴とするデータ復号方法である。
【0010】請求項10の発明は、決裁センターとデー
タ復号装置との間で、視聴権データを中継するための課
金情報処理装置において、複数のデータ復号装置の間で
共用可能なように、可搬型とされたことを特徴とする課
金情報処理装置である。
【0011】請求項11の発明は、決裁センターとデー
タ復号装置との間で、視聴権データを中継するための課
金情報処理装置において、有線または無線通信手段を介
して決裁センターに直接または他の機器を中継して接続
できる通信手段と、決裁センターから安全に視聴権デー
タを得るための手段と、視聴権データを記憶する記憶手
段と、外部の機器との間で安全に視聴権データの一部ま
たは全部を転送するための手段を有するインターフェー
スとからなることを特徴とする課金情報処理装置であ
る。
【0012】請求項17の発明は、決裁センターとデー
タ復号装置との間で、視聴権データを中継するための課
金情報処理装置において、外部の機器との間で安全に視
聴権データの一部または全部を転送するための手段を有
するインターフェースと、視聴権データを記憶する記憶
手段とを備え、インターフェースは、ICカードとの間
で視聴権データの転送が可能なことを特徴とする課金情
報処理装置である。
【0013】請求項21の発明は、決裁センターとデー
タ復号装置との間で、視聴権データを中継するための課
金情報処理方法において、有線または無線通信手段を介
して決裁センターに直接または他の機器を中継して接続
するステップと、決裁センターから安全に視聴権データ
を得るステップと、視聴権データを記憶するステップ
と、外部の機器との間で安全に視聴権データの一部また
は全部を転送するステップとからなることを特徴とする
課金情報処理方法である。
【0014】請求項22の発明は、圧縮符号化および/
または暗号化されたディジタルデータを再生するデータ
再生装置において、ディジタルデータを復号する復号装
置を備え、復号装置は、符号化または暗号化されたディ
ジタルデータを復号する復号手段と、視聴権データを記
憶するための記憶手段と、符号化または暗号化されたデ
ータを復号する際に、ディジタルデータに付随されてい
る再生条件情報の指示に従って記憶手段内の視聴権デー
タに変更を加えることにより課金処理を行う課金制御手
段とを備えたことを特徴とするデータ再生装置である。
【0015】請求項23の発明は、圧縮符号化および/
または暗号化されたディジタルデータを再生するデータ
再生方法において、符号化または暗号化されたディジタ
ルデータを復号するステップと、符号化または暗号化さ
れたデータを復号する際に、ディジタルデータに付随さ
れている再生条件情報の指示に従って記憶されている視
聴権データに変更を加えることにより課金処理を行うス
テップとを備えたことを特徴とするデータ再生方法であ
る。
【0016】再生条件情報に従って視聴権データに変更
を加えることによって、多種多様な課金処理に対応する
ことができる。また、視聴権データをユーザに渡すこと
が安全に行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。最初に図1を参照してコンテンツ流通シ
ステムの概略について説明する。図1において、101
がコンテンツ供給事業者を示し、102がコンテンツサ
ーバを示す。コンテンツ供給事業者101がコンテンツ
の制作およびその配給を行う。レコード会社は、コンテ
ンツ供給事業者101の一つである。また、コンテンツ
に関しての圧縮符号化、暗号化、ウォーターマークの埋
め込みもコンテンツ供給事業者101が行う。コンテン
ツサーバ102には、コンテンツ供給事業者101が制
作したコンテンツが蓄積される。
【0018】103は、著作権管理機構を示す。例えば
JASRAC(日本音楽著作権協会)は、著作権管理機
構102の具体例である。コンテンツ供給事業者100
は、著作権管理機構103に対して権利登録を行い、著
作権管理機構103から著作権料を受け取る。
【0019】104がコンテンツの再生機能を有するユ
ーザ機器を示す。ユーザ機器104は、配信されたコン
テンツを再生する。すなわち、暗号化を復号し、また、
圧縮符号化を復号することによって、コンテンツを再生
することができる。コンテンツサーバ102とユーザ機
器104との間には、必要に応じてコンテンツ配信事業
者が介在し、ユーザに対してコンテンツサーバ102内
のコンテンツを配信する。配信事業者が使用する配信手
段としては、幾つかのものがある。その一つは、販売店
105である。例えば雑誌の付録として、コンテンツが
記録されたメディアが配付される。また、インターネッ
ト、CATV(cable television)のような有線ネットワ
ーク106がコンテンツの配信手段として使用される。
さらに、携帯電話網107、衛星放送、衛星通信等の衛
星ネットワーク108もコンテンツの配信手段として使
用される。
【0020】この発明では、上述したコンテンツ配信手
段として、有料で配信されるコンテンツの配信手段を利
用することを妨げるものではない。媒体例えばCDの場
合には、記録されている楽曲に対しての著作権料がCD
の価格に含まれている。配付を無料とし、復号(再生)
に課金されるコンテンツをCD上の有料コンテンツが記
録された領域とは別の領域に記録するようにしても良
い。
【0021】図1中では、販売店105が配付する媒体
の一つとしての拡張CD121が示されている。拡張C
D121の内周側の領域122は、既存のCDと同一の
フォーマットで、配付が有料で、再生が無料とされた楽
曲データが記録された領域である。また、外周側の領域
123は、この発明が適用されたコンテンツ、すなわ
ち、配付が無料で、再生が有料のコンテンツが記録され
た領域である。コンテンツは、圧縮符号化されているの
で、領域123が少なくても必要な長さの音楽データを
記録することができる。
【0022】CD以外にMD、メモリカード等の媒体の
場合にも、互いに区別できる領域として、配付が有料
で、且つ再生が無料のコンテンツと、配付が無料で、且
つ再生が有料のコンテンツとを記録することができる。
また、衛星テレビジョン放送を利用して音楽コンテンツ
を配信するサービスを利用して配付が無料で、再生が有
料のコンテンツを配信しても良い。
【0023】ユーザ機器104は、コンテンツを無料で
受け取ることができる。また、受け取ったコンテンツの
再配付も自由に行うことができる。ここで、無料という
のは、通信費、電気代等の実費を含まず、著作権料に関
して無料という意味である。ユーザ機器104が受け取
ったコンテンツを再生、より具体的には、暗号化を復号
する時に課金処理がなされる。課金処理のために、プリ
ペイドデータ109が使用される。プリペイドデータ1
09は、プリペイドカード、セキュアデコーダ内のメモ
リに格納されている。プリペイドデータ109は、プリ
ペイドデータ管理会社の管理下で、課金チャージャによ
って書き換えることが可能とされている。プリペイドデ
ータ109は、例えば再生可能な度数であり、ユーザ機
器104が課金の対象のコンテンツを再生する度に、度
数が減算される。
【0024】また、コンテンツ供給事業者101、著作
権管理機構103、ユーザ機器104と関係して代金決
裁のために、課金/決裁センター110が存在してい
る。課金/決裁センター110は、認証/課金サーバ1
11を備えている。課金/決裁センター110は、銀
行、クレジット会社等である。
【0025】ユーザ機器104が受け取ったコンテンツ
の再生を要求すると、認証/課金サーバ111に対して
ユーザ機器104の認証を要求する(A1の経路で示
す)。ユーザ機器104が正規のものであり、認証が成
立すると、認証/課金サーバ111は、ユーザ機器10
4に対して課金の要求を行う(経路A2)。また、ユー
ザ機器104は、課金/決裁センター110との間で、
代金決裁を行う(経路A3)。
【0026】課金/決裁センター110は、認証/課金
サーバ111に対して、経路A4で示すように、課金が
されたことを伝達すると共に、コンテンツサーバ102
に対してコンテンツを要求する(経路A5)。コンテン
ツサーバ102が認証/課金サーバ111に暗号化を復
号するための鍵データを渡す(経路A6)。認証/課金
サーバ111がユーザ機器104に対して、鍵データを
渡す(経路A7)。ユーザ機器104は、この鍵データ
によって、暗号を復号化し、再生することができる。復
号化がされることをもって、そのコンテンツの再生がさ
れたものと判断され、プリペイドデータ109の度数が
例えば−1される。度数が0に達すると、ユーザ機器1
09が復号化ができなくなる。
【0027】図2は、プリペイドデータ109の管理シ
ステムの一例を示す。ユーザ104に対応するものとし
て、プレーヤ201が示されている。プレーヤ201
は、セキュアデコーダ202を内蔵している。また、プ
レーヤ201は、例えば携帯形オーディオ機器である。
図2において、破線で示すように、プレーヤ201が再
生する媒体(光ディスク、メモリカード等)には、音楽
コンテンツが記録されている。音楽コンテンツの配信の
方法は、図1に示したように、種々のものが使用でき
る。
【0028】204は、プリペイドデータチャージャを
示す。プリペイドデータチャージャ204は、プレーヤ
201のセキュアデコーダ202とプリペイドデータ管
理会社205またはデータ販売機206との間に存在し
てプリペイドデータ中継器として機能する。セキュアデ
コーダ202とプリペイドデータチャージャ204とが
通信を行い、プリペイドデータがプリペイドデータチャ
ージャ204からセキュアデコーダ202内のメモリに
対して転送される。プリペイドデータは、例えばプレー
ヤ201の再生可能回数情報または再生可能時間に対応
している。また、プレーヤ201からプリペイドデータ
チャージャ204に対して、プレーヤ201の再生履歴
情報(再生ログ)が伝送される。再生ログは、復号した
ディジタルデータの識別子および/または復号の条件を
含む。具体的には、聴取した音楽コンテンツの種類、再
生回数、再生時間等の情報を含んでいる。セキュアデコ
ーダ202とプリペイドデータチャージャ204とは、
認証を行い、認証が成立すると、暗号化されたプリペイ
ドデータおよび再生ログの伝送がなされる。
【0029】プリペイドデータは、プリペイドデータ管
理会社205またはプリペイドデータ販売機206から
プリペイドデータチャージャ204に渡される。この場
合にも、セキュリティの確保のために、認証と暗号化と
がなされる。プリペイドデータチャージャ204に吸い
上げられた再生ログは、プリペイドデータ管理会社20
5またはプリペイドデータ販売機206に渡される。プ
リペイドデータ販売機206は、プリペイドデータ管理
会社205からプリペイドデータを受け取ると共に、再
生ログをプリペイドデータ管理会社205へ送る。さら
に、入手するプリペイドデータの代金を管理会社205
に支払う。
【0030】プリペイドデータ管理会社205とプリペ
イドデータチャージャ204との間では、例えば電話回
線207を介してプリペイドデータおよび再生ログの送
受信がなされる。この場合にも、セキュリティの確保の
ために、認証と暗号化とがなされる。プリペイドデータ
の決裁に関して、銀行、クレジット会社等の課金/決裁
センター208が存在している。課金/決裁センター2
08は、予め登録してあるユーザの銀行口座からプリペ
イドデータ管理会社205の依頼に基づいて、セキュア
デコーダ202に書き込んだプリペイドデータ相当する
金額を引き落とす。
【0031】さらに、プリペイドデータ管理会社205
は、コンテンツ供給事業者101からプリペイドデータ
に関するサービスの管理の委託を受ける。また、プリペ
イドデータ管理会社205は、コンテンツ供給事業者1
01に対してプリペイドデータに関する技術の提供を行
い、さらに、楽曲聴取料を支払う。コンテンツ供給事業
者101は、図1を参照して説明したように、著作権管
理機構103に対して著作権の登録を行うことによっ
て、著作権の管理を依頼し、著作権管理機構103から
著作権料を受け取る。
【0032】図2では省略しているが、プリペイドデー
タチャージャ204は、他のチャージャとの間で、通信
装置例えば非接触通信装置を通じて、視聴権データの一
部または全部を移動・合算・分割可能とされている。ま
た、プリペイドデータチャージャ204は、プレーヤ2
01のセキュアデコーダ202以外にICカードの構成
のプリペイドカードに対して聴取権データを転送可能と
されている。
【0033】図3は、セキュアデコーダ202を有する
プレーヤ201の全体的構成を示す。セキュアデコーダ
201は、破線で示すように、1チップのICとして構
成されたものである。また、セキュアデコーダ201
は、所謂タンパーレジスタント(tamper resistant)の構
成とされている。すなわち、外部からは、その内容が分
からないような構成とされ、改ざんができない構成とさ
れている。
【0034】媒体1には、圧縮符号化され、また、暗号
化された音楽データが記録されている。さらに、再生課
金処理に必要なデータが圧縮符号化、暗号化されたデー
タに付随している。圧縮符号化、暗号化されたデータを
コンテンツデータと称し、再生課金処理のためのデータ
を付随データと称する。但し、この発明では、圧縮符号
化と暗号化との両方が施されていることは、必ずしも必
要ではない。圧縮符号化のみでも、その復号方法が非公
開であれば、著作権保護の目的を果たすことが可能であ
る。
【0035】媒体1としては、メモリカード、記録可能
な光ディスク、読み出し専用の光ディスク等を使用でき
る。記録可能な媒体の場合では、上述したように、衛星
ネットワーク、携帯電話ネットワーク、インターネット
等のネットワークを介して配信されたデータをダウンロ
ードすることができる。媒体1に記録されているコンテ
ンツデータおよび付随データがインターフェース2を介
してセキュアデコーダ202に供給される。セキュアデ
コーダ202からは、アナログオーディオ信号が出力さ
れる。アナログオーディオ信号は、アンプ等を介してス
ピーカ、ヘッドフォン等によって再生される。
【0036】セキュアデコーダ202は、暗号化の復号
器11と、圧縮符号化の伸長器12と、D/A変換器1
3とを有している。暗号化としては、DES(Data Encr
yption Standard)を使用できる。DESは、平文をブロ
ック化し、ブロック毎に暗号変換を行うブロック暗号の
一つである。DESは、64ビットの入力に対して64
ビット(56ビットの鍵と8ビットのパリティ)のキー
を用いて暗号変換を行い、64ビットを出力する。DE
S以外の暗号化を使用しても良い。例えばDESは、暗
号化と復号化に同一の鍵データを使う共通鍵方式である
が、暗号化と復号化に異なる鍵データを使う公開鍵暗号
の一例であるRSA暗号を採用しても良い。鍵データ
は、上述したように、認証が成立したユーザ機器104
に対して渡される。
【0037】セキュアデコーダ202には、CPUを含
む制御部14と、制御部14と外部のCPUとの通信を
行うためのCPUインターフェース15と、メモリ部1
6と、プリペイドデータをプリペイドチャージャから受
信し、再生ログをプリペイドチャージャに伝送するため
の通信部17およびアンテナ18とが設けられている。
制御部14は、復号器11における復号の前段で分離さ
れた付随データを受け取り、復号化、伸長化を行うため
の制御を行う。
【0038】また、通信部17およびアンテナ18は、
非接触でプリペイドデータチャージャとの間で通信を行
うためのものである。この通信は、認証がされることを
条件として、暗号化されたプロトコルを使用してなされ
る。データのみならず、電力をチャージャから受信可能
とされているので、プレーヤ201全体の電源がオフで
あっても、プリペイドデータの受信と、再生ログの送信
とを行うことができる。受け取ったプリペイドデータ
は、メモリ部16に格納される。さらに、プレーヤ20
1の再生ログもメモリ部16に記憶される。メモリ部1
6は、電源オフとされても、その記憶内容が保持される
不揮発性メモリである。
【0039】なお、コピー出力が復号器11からセキュ
アデコーダ202の外部に出力することが可能とされて
いる。出力するか否かは、制御部14により制御され
る。出力されるコピー出力は、付随情報とコンテンツデ
ータである。さらに、復号器11および伸長器12は、
制御部14の指示に基づいて、復号処理および伸長処理
をそれぞれ省略する機能を有している。それによって、
暗号化されていないオーディオデータ、並びに圧縮符号
化されていないオーディオデータ(リニアPCM)を再
生することが可能とされている。
【0040】プレーヤ201の全体の動作を制御するた
めに、21で示すシステムコントローラが備えられてい
る。システムコントローラ21は、CPUで構成され、
セキュアデコーダ202内の制御部14と通信を行うこ
とによって、セキュアデコーダ202の動作を制御す
る。また,システムコントローラ21とバスを介して操
作部22、ディスプレイ23、メモリ部24、モデム2
5が接続されている。さらに、システムコントローラ2
1が媒体1の再生動作、並びに媒体インターフェース2
の動作を制御する。
【0041】操作部22は、ユーザが操作するスイッ
チ、キー等であり、プレーヤ201の動作を制御する指
示を発生する。ディスプレイ23は、例えば液晶からな
るもので、プレーヤ201の動作を制御するためのメニ
ューを表示したり、動作状態を表示するために使用され
る。メモリ部24は、システムコントローラ21内のメ
モリの容量が少ないために設けられた外部メモリであ
る。モデム25は、公衆回線と接続され、外部とのデー
タの通信に使用される。例えば、セキュアデコーダ20
2のメモリ部16内の再生ログをメモリ部24に転送す
ることによって、残りの再生可能回数または再生可能時
間をディスプレイ23に表示したり、再生ログをモデム
25を介して送信することが可能とされている。さら
に、プリペイドデータをモデム25を介して受信するこ
とも可能である。
【0042】ユーザが操作部22を操作することによっ
て、媒体1内の所望のコンテンツの再生を指示する。そ
のコンテンツが再生に関して無料のものであれば、セキ
ュアデコーダ202を通ってアナログ出力が発生して
も、メモリ部16に格納されているプリペイドデータが
変更されない。若し、再生したコンテンツが再生課金の
対象である場合には、メモリ部16内のプリペイドデー
タが変更される。
【0043】課金処理としては、種々のタイプが可能で
ある。課金処理としては、大きく分けて、買取型と、グ
ロスに視聴料金をとるタイプと、セキュアデコーダで暗
号の復号化を行うごとに視聴料金を課する度数タイプと
がある。買取型は、一旦買い取った後では、再生処理に
対して課金されないタイプである。グロスに視聴料金を
とるタイプは、視聴料金をまとめて支払う月極めタイ
プ、視聴期間、視聴時間を限定するタイプ等である。
【0044】セキュアデコーダで暗号の復号化を行うご
とに視聴料金を課す度数タイプとして、幾つかの形態が
可能である。第1の形態は、予め設定された金額(プリ
ペイドカード、電子マネー)または度数からコンテンツ
の再生処理の度に、金額または度数を減算するものであ
る。残高または残り度数が不足する場合には、再生がで
きなくなる。第2の形態は、コンテンツの再生処理の度
に、金額または度数が加算されるものである。予め設定
した金額または度数に累積金額または累積度数が達する
と、再生ができなくなる。第3の形態は、コンテンツの
再生時間に応じて、度数または金額が加算または減算さ
れるものである。
【0045】金額または度数は、一定のものであっても
良く、また、コンテンツに応じて重み付けされたもので
も良い。また、課金処理は、コンテンツの1タイトル
(音楽の例では、1曲)またはコンテンツの複数タイト
ル(音楽の例では、アルバム)と対応して行われる。
【0046】また、コンテンツの再生処理の定義の方法
としては、コンテンツ全体を再生した場合に、再生を行
ったものとしても良いし、また、コンテンツの再生時間
が所定時間以上の場合を再生を行ったものとしても良
い。さらに、普及・流通を促進するためのプロモーショ
ン用のコンテンツの再生に対しては課金されない。ま
た、課金の対象となるコンテンツであっても、例えばコ
ンテンツの先頭部分例えば先頭から10秒間の再生を無
料としたり、コンテンツのハイライト部分のみの再生を
無料としても良い。このように、再生処理に対して課金
されるコンテンツと、再生処理が無料のコンテンツとが
混在する場合に、付随情報によって課金/無料が識別さ
れる。
【0047】付随情報は、コンテンツデータ(圧縮符号
化および暗号化されたコンテンツ例えばオーディオデー
タ)の前に付加されたデータである。付随情報は、必要
に応じて暗号化される。また、記録可能な媒体には、コ
ンテンツデータの前に付加されて記録されるか、または
媒体1のデータ管理用領域に記録される。読み出し専用
の媒体の場合には、データ管理領域に付随情報が記録さ
れる。光ディスクの場合では、一般的にディスクの最内
周側の領域に管理領域が設けられる。メモリカードの場
合には、例えば音楽データの1曲を1ファイルとして扱
うようにしたファイル管理データが規定される。
【0048】付随データには、課金されるコンテンツ
か、無料のコンテンツかを指示する課金識別子、並びに
上述したような買取型、グロス型、度数型等の課金タイ
プを区別し、各課金タイプにおける課金条件を指示する
再生条件ラベルが含まれる。一例として、買取型の場合
では、買取価格のデータが再生条件ラベルに記述され、
グロス型の再生回数を制限する場合では、再生回数のデ
ータが再生条件ラベルに記述され、グロス型の再生期間
を制限する場合では、再生期間のデータ(1日、1週
間、1ヵ月等)が再生条件ラベルとして記述され、度数
型の場合では、度数のデータ(1円/2分、1円/1
分、1円/30秒、・・・)が再生条件ラベルとして記
述される。さらに、課金を前提としているコンテンツで
あっても、無料で視聴できる場合の条件を再生条件ラベ
ルに記述することもできる。
【0049】また、付随情報中に、コンテンツデータの
圧縮符号化の種類を示すための情報、暗号の種類および
暗号のパラメータを示すための情報、チャンネル数の情
報、ビットレートの情報等を記録しても良い。
【0050】さらに、付随情報中には、CD、MD、記
録可能な光ディスク、不揮発性メモリを含むメモリカー
ド等の媒体を一意に識別可能とするためのメディアID
例えばシリアル番号が含まれる。さらに、付随情報中に
は、デコーダIDが配置される。デコーダIDは、ユー
ザの端末、ユーザのプレーヤ等に内蔵されているセキュ
アデコーダを一意に識別可能とするためのID例えばシ
リアル番号である。
【0051】次に、図4のフローチャートを参照してプ
レーヤ201(図3参照)においてなされる課金処理の
一例について説明する。この処理は、セキュアデコーダ
202内の制御部14およびシステムコントローラ21
によってなされるものである。最初のステップS1は、
媒体1に再生しようとするコンテンツが存在しているよ
うな再生スタンバイ状態である。具体的には、EMDに
より配信されたコンテンツが媒体1に格納されている場
合、媒体1に既にコンテンツが記録されている場合等が
再生スタンバイに該当する。ステップS2では、ユーザ
が操作部22の再生ボタンを押すことによって再生指示
がされたかどうかが決定される。
【0052】ステップS2の結果が否定であることは、
コピーの操作を意味するものとされている。ステップS
3において、無料再生用コンテンツのコピーか否かが決
定される。無料再生用コンテンツとは、再生が課金され
ないコンテンツを意味する。付随情報中に含まれる識別
子を参照してステップS3の決定がなされる。無料再生
用コンテンツであれば、著作権保護のために、セキュア
デコーダ202からの暗号が復号化されたコピー出力が
禁止される(ステップS4)。
【0053】若し、無料再生用コンテンツのコピーでな
い、すなわち、課金再生用コンテンツのコピーであると
ステップS3で決定されると、課金再生用コンテンツの
コピーがセキュアデコーダ202から出力される(ステ
ップS5)。課金再生用コンテンツのコピーは、自由に
なされる。但し、このコピー出力は、付随情報と暗号
化、圧縮符号化がされたデータである。
【0054】ステップS2において、再生動作が指示さ
れたものと決定されると、ステップS6において、課金
処理を受け入れるか否かが問われる。例えばプレーヤ2
01のディスプレイ23にメッセージが表示され、ユー
ザが操作部22の操作によって回答するようになされ
る。ユーザが課金処理を受け入れない場合には、無料再
生ができない(ステップS7)。但し、再生条件ラベル
によって指示される部分的無料再生例えば曲の先頭部分
またはハイライト部分の再生を無料で行うことが許され
る場合もある。課金処理を受け入れる場合には、ステッ
プS8において、ディスプレイ23上に、現に再生しよ
うとするコンテンツに関する再生課金条件が提示され
る。付随情報中の再生条件ラベルの情報に基づいて課金
条件の提示がなされる。
【0055】ステップS9では、課金タイプが買取型か
どうかが決定される。買取型であれば、買取用の課金が
なされる(ステップS10)。そして、ステップS11
において、セキュアデコーダ202の復号器11では、
鍵を使用して暗号を復号化し、ステップS12におい
て、無料再生を行う。この場合、無料再生するコンテン
ツのコピーが禁止される。但し、ムーブ、すなわち、コ
ピーと異なり元のデータが残らない処理は、可能であ
る。
【0056】ステップS9において、買取型でないと決
定されると、ステップS13においてグロス型例えば月
極型かどうかが決定される。月極契約が存在していると
きには、ステップS14において、契約された楽曲か否
かが決定される。そうであれば、ステップS15におい
て、無料再生がなされる。課金再生用コンテンツのコピ
ーは自由に行うことができる。
【0057】ステップS13において、月極型でないと
決定されると、そのコンテンツは、度数型で課金される
ものと決定される。そして、ステップS17において、
暗号の復号化がなされ、ステップS18において、課金
再生がなされる。課金再生では、上述したように、再生
の度数、再生時間等に応じて課金される。また、課金再
生用コンテンツのコピーは、自由にできる。さらに、ス
テップS14において、月極契約の範囲内でないと決定
された場合も、課金再生の処理(ステップS17、ステ
ップS18)がなされる。
【0058】図5は、プリペイドデータチャージャ20
4の一例の構成を示す。チャージャ204は、例えば持
ち運び可能な可搬型の構成とされている。301がチャ
ージャ全体を制御するCPUを示し、302が暗号化・
復号化モジュールを示し、303がディスプレイ(例え
ば液晶ディスプレイ)を示し、304がユーザによって
操作されるキー・ボタンを示す。ディスプレイ303に
は、チャージャの動作に関連するメニュー、課金処理条
件等が表示される。暗号化・復号化モジュール302
は、送信時の暗号化の処理と、受信時の暗号の復号化の
処理とを行う。305は、データチャージャ個別IDを
示す。データチャージャ個別ID305は、例えば再生
ログと共に決裁センターへ送信され、データチャージャ
と再生ログの対応関係が分かるようになされる。
【0059】また、決裁センター(図2中のプリペイド
データ管理会社205)との通信のために、モデム30
6およびUSB(Universal Serial Bus)通信モジュール
307が設けられている。モデム306によって、電話
回線を介して決裁センターとの通信が行われ、決裁セン
ターからプリペイドデータを受け取り、また、決裁セン
ターに対して再生ログを送信することができる。USB
通信モジュール307を使用し、パーソナルコンピュー
タおよびインターネットによって同様に決裁センターと
の通信が可能である。
【0060】決裁センターからデータチャージャ204
が受信したプリペイドデータがプリペイドデータメモリ
308に格納される。また、プレーヤ201のセキュア
デコーダ202から受け取った再生ログが使用状況メモ
リ309に格納される。必要に応じてチャージャ204
のログが再生ログに付加されたログデータが決裁センタ
ーへ送信される。メモリ308および309は、電源オ
フとされても、その記憶内容が保持される不揮発性メモ
リである。
【0061】また、非接触通信モジュール310および
アンテナ311は、非接触でプレーヤ201との間で通
信を行うためのものである。この通信は、認証がされる
ことを条件として、暗号化されたプロトコルを使用して
なされる。データのみならず、セキュアデコーダ202
が動作するのに必要な電力をプレーヤに送信可能とされ
ている。したがって、プレーヤ202のメインの電源が
オフであっても、プリペイドデータおよび再生ログの授
受が可能とされている。アンテナ311以外にライン接
続用の端子も備えられている。なお、非接触通信モジュ
ール310およびアンテナ311またはラインを使用し
てプリペイドデータ販売機206との通信を行うように
なされる。
【0062】図6は、セキュアデコーダ202のより詳
細な構成、すなわち、課金処理に関する機能的構成を示
す。図3に示される構成要素と対応する部分には、同一
符号を付して示す。媒体1からの暗号化され、且つ圧縮
符号化されたコンテンツデータと付随データとからなる
再生データが復号器11に供給される。復号器11に
は、媒体1を一意に識別可能とするためのメディア個別
IDも供給される。復号器11によって暗号の復号がな
される。
【0063】復号器11の出力データが再生条件ラベル
検出部401に供給され、付随データ中の再生条件ラベ
ルが検出される。検出された再生条件ラベルがセキュア
デコーダ202の処理に使用される。伸長器12では、
圧縮符号化の復号がなされる。伸長器12の出力データ
がウォーターマーク検出部402に供給される。ウォー
ターマーク検出部402は、アナログ出力時に付加した
ウォーターマークを検出し、検出されたウォーターマー
クと再生条件ラベルとに基づいて、再生条件ラベルが改
ざんされたか否かをチェックする。
【0064】403は、聴取権カウンタを示す。聴取権
カウンタ403においては、後でより詳細に説明する
が、再生データを復号する度に、聴取権データに対して
変更を加える。例えばメモリ部16に格納されているプ
リペイドデータ例えば度数データを減算する処理を行
う。メモリ部16に格納されるプリペイドデータは、ア
ンテナ18(またはライン)と通信モジュール17とに
よって、上述したプリペイドデータチャージャ204か
ら送信されたものである。通信モジュール17内には、
暗号化・復号化のモジュールが設けられている。なお、
ここでは、楽曲データを取り扱うために、聴取権の用語
を使用しいてるが、映像データを含めて考えた時には、
聴取権の代わりに視聴権の用語が使用される。
【0065】聴取権カウンタ404において、聴取権に
関する処理がされると、ウォーターマーク付加部404
において、出力されるデータに対してウォーターマーク
が付加される。ウォーターマークは、楽曲データに存在
する冗長な部分例えば出力されるオーディオデータの下
位のビットを利用することでウォーターマークを付加で
きる。付加されたウォーターマークは、アナログ信号に
変換しても残り、且つウォーターマークを除去すること
が不可能か、非常に困難なものである。付加されるウォ
ーターマークは、再生条件ラベルの全体または一部のデ
ータと、デコーダ個別ID405の情報を含むものであ
る。ウォーターマークが付加されたデータがD/A変換
器13によってアナログ出力に変換され、セキュアデコ
ーダ202の外部へ出力される。上述したウォーターマ
ーク検出部402は、このように付加されたウォーター
マークを検出するものである。
【0066】セキュアデコーダ202がICカードのイ
ンターフェースを持ち、また、プリペイドデータチャー
ジャ204が決裁センターまたは金融会社から電子マネ
ーを受け取り、受け取った電子マネーをセキュアデコー
ダ202が備えているインターフェースを介してICカ
ードに記録するようにしても良い。すなわち、プリペイ
ドデータの書き込みに対して、オプショナルなものとし
て電子マネーの記録装置としての機能を持たせることが
できる。
【0067】図7は、聴取権カウンタ403の部分をよ
り詳細に示す。ここでは、課金処理が度数型で行われる
場合に適用される例について説明する。すなわち、予め
設定された度数から楽曲データの再生処理の度に、度数
を減算したり、楽曲データの再生処理の度に、度数が加
算されたり、楽曲データの再生時間に応じて、度数が加
算または減算される。
【0068】再生データ例えば楽曲データから再生条件
ラベル抜き出し部411が再生条件ラベルを抜き出す。
再生条件ラベルには、課金条件が含まれている。また、
基本クロック抜き出し部412によって、楽曲データか
ら課金の基本クロックが抜き出される。基本クロック
は、楽曲データが伸長器12から出力されている期間の
み発生する。基本クロックの周期は、楽曲データごとに
は固定であり、2分、1分、30秒等の周期で発生す
る。基本クロックの複数個をこれらの周期に対応させて
も良い。そして、周期が課金の単位として扱われる。す
なわち、1周期が一つの度数に対応され、また、時間の
単位に対応される。
【0069】抜き出された基本クロックと再生条件ラベ
ルに基づいて、プリペイドデータのカウント制御部41
3がカウントを制御する。すなわち、再生条件ラベルを
参照して、プリペイドデータのメモリ414(メモリ部
16の一部)に格納されているプリペイドデータに対し
て減算または加算処理を行い、プリペイドデータを書き
換える。また、再生時間または再生期間を再生条件とし
ている場合には、タイマー/カレンダーに対して、再生
時間の累積処理または現在日時と再生可能期限との照合
処理がなされる。
【0070】プリペイドデータカウント制御部413
は、さらに、再生可能かどうかを判断する。例えば再生
した度数を減算して、残りが0となると、再生不可能と
判断する。また、累積度数が設定された度数に到達した
り、再生時間の累積が設定された時間に到達したり、現
在の日時が再生期限を越えたりすると、同様に、再生不
可能と判断する。判断結果に基づいて、楽曲データのゲ
ート部416が制御される。再生可能な場合には、楽曲
データがゲート部416を通過して出力され、一方、再
生不可能な場合には、楽曲データの出力がゲート部41
6によって禁止される。
【0071】図6に示すセキュアデコーダ202におけ
るウォーターマーク検出部402の処理について、図8
のフローチャートを参照して説明する。ウォーターマー
クの検出処理S21が開始されると、ステップS22に
おいて、ウォーターマークの抜き出し処理がなされる。
そして、ステップS23では、ウォーターマークが正し
く抜き出せたか否かが決定される。
【0072】ウォーターマークが正しく抜き出せないと
決定されると、ウォーターマークが付加されていないも
のとして、楽曲再生データを出力する(ステップS2
4)。ウォーターマークが正しく抜き出せたときには、
ステップS25において、ウォーターマークに再生条件
ラベルのデータが入っているか否かが決定される。再生
条件ラベルが入っていないと決定されると、楽曲再生デ
ータを出力する(ステップS24)。
【0073】ステップS25において、ウォーターマー
クに再生条件ラベルのデータが入っているものと決定さ
れると、ステップS26において、ウォーターマーク中
の再生条件ラベルと、再生条件ラベル検出部401にお
いて検出した付随情報中の再生条件ラベルとの照合処理
がなされる。ステップS27では、これらの再生条件ラ
ベルが同一か否かが決定される。同一であるならば、楽
曲再生データの出力(ステップS24)がなされる。若
し、同一でないときには、再生条件ラベルが改ざんされ
た可能性があると判断し、楽曲再生データを出力しない
(ステップS28)。
【0074】図9は、セキュアデコーダ202のウォー
ターマーク付加部404が行うウォーターマーク付加処
理を示すフローチャートである。ウォーターマークの付
加処理S31が開始されると、ステップS32におい
て、ウォーターマーク検出部402がウォーターマーク
を正しく抜き出せたか否かが決定される。正しく抜き出
せたならば、ウォーターマークを付加しないで再生デー
タを出力する(ステップS33)。すなわち、再生デー
タに埋め込まれていたウォーターマークが変更されな
い。
【0075】若し、ステップS32の結果が否定であれ
ば、ステップS34およびS35によってウォーターマ
ークに入れるデータが生成される。ステップS34は、
再生条件ラベルからウォーターマークに入れるデータを
生成する処理である。再生条件ラベルの一部または全て
をウォーターマークとして入れる。ウォーターマークと
して埋め込むデータは、再生条件ラベルのデータそのも
のに限らず、ハッシュ値等の演算処理されたものでも良
い。また、ステップS35は、セキュアデコーダの個別
IDからウォーターマークに入れるデータを生成する処
理である。セキュアデコーダ個別IDの一部または全部
のデータがウォーターマークに入れられる。個別IDを
入れることによって、ウォーターマークを付加したセキ
ュアデコーダを特定することができる。
【0076】そして、ステップS36において、上述し
たように生成したデータからなるウォーターマークが楽
曲データに対して埋め込まれる。上述したように、楽曲
データの冗長な部分を利用してウォーターマークが埋め
込まれる。ウォーターマークは、ディジタル的に付加さ
れるが、アナログ信号に変換されても残り、また、ウォ
ーターマークを除去することは、不可能か、非常に困難
である。ステップS37では、ウォーターマークを付加
して再生データが出力される。
【0077】なお、上述した実施形態では、主としてオ
ーディオコンテンツについて説明したが、オーディオ以
外のビデオデータ、静止画像データ、文字データ、コン
ピュータグラフィックデータ、ゲームソフトウェア、お
よびコンピュータプログラム等のコンテンツに対して
も、上述したのと同様にこの発明を適用することができ
る。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、種々の課金処理条件に対応して課金処理を
行うことができる。また、この発明は、視聴権データを
安全にユーザに対して渡すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のシステム全体の概略を
示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるプリペイドデー
タに関する説明のためのブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態におけるプレーヤの一例
のブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態における課金処理の一例
を説明するためのフローチャートである。
【図5】この発明の一実施形態におけるプリペイドデー
タチャージャの一例のブロック図である。
【図6】この発明の一実施形態におけるセキュアデコー
ダのより詳細なブロック図である。
【図7】セキュアデコーダの課金処理に関連する部分の
構成を示すブロック図である。
【図8】セキュアデコーダにおけるウォーターマークの
検出の処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】セキュアデコーダにおけるウォーターマークの
付加の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・コンテンツの格納された媒体、11・・・暗号
化の復号器、12・・・圧縮符号化の伸長器、21・・
・システムコントローラ、101・・・コンテンツ供給
事業者、103・・・著作権管理機構、104・・・ユ
ーザ機器、109・・・プリペイドデータ、201・・
・プレーヤ、202・・・セキュアデコーダ、204・
・・プリペイドデータチャージャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 1/00 H04M 15/00 Z 5K025 H04M 11/08 G06F 15/00 330Z 5K101 15/00 G09C 1/00 660B // G06F 15/00 330 G06F 15/21 330 G09C 1/00 660 G10L 9/00 E Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC05 CC08 CC31 CC36 CC39 DD01 DD04 EE03 EE28 EE59 FF03 FF04 FF06 FF08 GG04 GG07 GG10 5B085 AC04 AC05 AC14 AE12 AE23 AE29 BE07 BG07 CE08 5C064 BA01 BB01 BC04 BC17 BC22 BC25 BD04 BD07 5D044 AB05 BC01 BC02 CC04 CC08 DE47 DE50 DE52 EF05 FG18 GK08 GK12 GK17 HL08 5J104 AA14 NA35 PA07 PA11 5K025 AA01 BB07 BB10 5K101 KK18 MM07 NN06 NN07 NN21 NN48 PP03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化または暗号化されたディジタルデ
    ータを復号する復号装置において、 符号化または暗号化されたディジタルデータを復号する
    復号手段と、 視聴権データを記憶するための記憶手段と、 上記符号化または暗号化されたデータを復号する際に、
    上記ディジタルデータに付随されている再生条件情報の
    指示に従って上記記憶手段内の上記視聴権データに変更
    を加えることにより課金処理を行う課金制御手段とを備
    えたことを特徴とするデータ復号装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 復号したディジタルデータの識別子および/または復号
    の条件を記憶するための記憶手段を有し、 上記ディジタルデータの復号時に上記記憶手段にログを
    残すことを特徴とするデータ復号装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 データを暗号化することによって、外部の特定の機器と
    の間で安全にデータ交換できるインターフェースを有
    し、上記インターフェースを介して上記記憶手段に視聴
    権データを格納できることを特徴とするデータ復号装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 データを暗号化することによって、外部の特定の機器と
    の間で安全にデータ交換できるインターフェースを有
    し、上記インターフェースを介して上記記憶手段内のロ
    グデータを出力または入力または変更できることを特徴
    とするデータ復号装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 上記インターフェースが非接触通信手段を備えているこ
    とを特徴とするデータ復号装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記インターフェースが電力受信手段を備えており、 本体の電源が供給されていない状況においても上記イン
    ターフェースを介して上記記憶手段内のデータにアクセ
    スできることを特徴とするデータ復号装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 データを復号した際に、上記再生条件情報の一部または
    全部、または上記再生条件情報のデータにある演算を施
    した結果を、復号が可能なウォーターマークとして出力
    データに埋め込むことを特徴とするデータ復号装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 データを復号した際に、ウォーターマークが付加されて
    いる場合は、上記ウォーターマークに埋め込まれたデー
    タを復号し、再生条件情報から得られる正規の値と等し
    い場合のみ復号データを出力することを特徴とするデー
    タ復号装置。
  9. 【請求項9】 符号化または暗号化されたディジタルデ
    ータを復号する復号方法において、 符号化または暗号化されたディジタルデータを復号する
    ステップと、 上記符号化または暗号化されたデータを復号する際に、
    上記ディジタルデータに付随されている再生条件情報の
    指示に従って記憶されている視聴権データに変更を加え
    ることにより課金処理を行うステップとを備えたことを
    特徴とするデータ復号方法。
  10. 【請求項10】 決裁センターとデータ復号装置との間
    で、視聴権データを中継するための課金情報処理装置に
    おいて、 複数のデータ復号装置の間で共用可能なように、可搬型
    とされたことを特徴とする課金情報処理装置。
  11. 【請求項11】 決裁センターとデータ復号装置との間
    で、視聴権データを中継するための課金情報処理装置に
    おいて、 有線または無線通信手段を介して決裁センターに直接ま
    たは他の機器を中継して接続できる通信手段と、 上記決裁センターから安全に視聴権データを得るための
    手段と、 上記視聴権データを記憶する記憶手段と、 外部の機器との間で安全に視聴権データの一部または全
    部を転送するための手段を有するインターフェースとか
    らなることを特徴とする課金情報処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11において、 上記通信手段は、電話線或いはインターネットに直接ま
    たは他の機器を中継して接続可能であることを特徴とす
    る課金情報処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項10または11において、 使用状況を記録したログを記憶するための記憶手段を有
    し、 上記インターフェースを介して上記記憶手段から外部の
    機器に対して視聴権データを転送する際に、上記外部の
    機器から使用状況を記録したログを上記記憶手段に転送
    することを特徴とする課金情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項10または11において、 上記決裁センターと接続した際に、決裁センターで決裁
    済みの視聴権データを上記記憶手段に転送すると同時
    に、上記記憶手段に蓄積されている使用状況を記録した
    ログを上記決裁センターに転送することを特徴とする課
    金情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項10または11において、 上記インターフェースが非接触通信手段を備えているこ
    とを特徴とする課金情報処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項10または11において、 上記インターフェースを通じて課金情報処理装置間で視
    聴権データの一部または全部を移動・合算・分割可能と
    されたことを特徴とする課金情報処理装置。
  17. 【請求項17】 決裁センターとデータ復号装置との間
    で、視聴権データを中継するための課金情報処理装置に
    おいて、 外部の機器との間で安全に視聴権データの一部または全
    部を転送するための手段を有するインターフェースと、 上記視聴権データを記憶する記憶手段とを備え、 上記インターフェースは、ICカードとの間で上記視聴
    権データの転送が可能なことを特徴とする課金情報処理
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 使用状況を記録したログを記憶するための記憶手段を有
    し、 上記インターフェースを介して上記記憶手段から外部の
    機器に対して視聴権データを転送する際に、上記外部の
    機器から使用状況を記録したログを上記記憶手段に転送
    することを特徴とする課金情報処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項17において、 ICカードから視聴権データを上記記憶手段に転送する
    と同時に、上記記憶手段に蓄積されている使用状況を記
    録したログをICカードに転送することを特徴とする課
    金情報処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項17において、 上記インターフェースが非接触通信手段を備えているこ
    とを特徴とする課金情報処理装置。
  21. 【請求項21】 決裁センターとデータ復号装置との間
    で、視聴権データを中継するための課金情報処理方法に
    おいて、 有線または無線通信手段を介して決裁センターに直接ま
    たは他の機器を中継して接続するステップと、 上記決裁センターから安全に視聴権データを得るステッ
    プと、 上記視聴権データを記憶するステップと、 外部の機器との間で安全に視聴権データの一部または全
    部を転送するステップとからなることを特徴とする課金
    情報処理方法。
  22. 【請求項22】 圧縮符号化および/または暗号化され
    たディジタルデータを再生するデータ再生装置におい
    て、 上記ディジタルデータを復号する復号装置を備え、 上記復号装置は、 符号化または暗号化されたディジタルデータを復号する
    復号手段と、 視聴権データを記憶するための記憶手段と、 上記符号化または暗号化されたデータを復号する際に、
    上記ディジタルデータに付随されている再生条件情報の
    指示に従って上記記憶手段内の上記視聴権データに変更
    を加えることにより課金処理を行う課金制御手段とを備
    えたことを特徴とするデータ再生装置。
  23. 【請求項23】 圧縮符号化および/または暗号化され
    たディジタルデータを再生するデータ再生方法におい
    て、 符号化または暗号化されたディジタルデータを復号する
    ステップと、 上記符号化または暗号化されたデータを復号する際に、
    上記ディジタルデータに付随されている再生条件情報の
    指示に従って記憶されている視聴権データに変更を加え
    ることにより課金処理を行うステップとを備えたことを
    特徴とするデータ再生方法。
JP31488099A 1999-11-05 1999-11-05 データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法 Pending JP2001136505A (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31488099A JP2001136505A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法
CNA2005100893093A CN1737847A (zh) 1999-11-05 2000-11-02 信息处理的装置和方法
DE10083674T DE10083674T1 (de) 1999-11-05 2000-11-02 Gerät und Verfahren zur Datendekodierung, Gerät und Verfahren zur Verarbeitung von Belastungsinformationen, Gerät und Verfahren zur Datenwiedergabe, elektronisches Geld, elektronisches Nutzungsrecht und Endgerät
KR1020057019036A KR20050109620A (ko) 1999-11-05 2000-11-02 데이터복호장치 및 방법, 부과금정보처리장치 및 방법,데이터재생장치 및 방법, 전자화폐, 전자이용권과,단말장치
PCT/JP2000/007728 WO2001035388A1 (fr) 1999-11-05 2000-11-02 Dispositif et procede de decodage de donnees, dispositif et procede de traitement d'avis de taxation, dispositif et procede de reproduction de donnees, argent electronique, droit electronique d'utilisation et terminal
KR1020017008513A KR20020003359A (ko) 1999-11-05 2000-11-02 데이터복호장치 및 방법, 부과금정보처리장치 및 방법,데이터재생장치 및 방법, 전자화폐, 전자이용권과, 단말장치
CN00803577A CN1340185A (zh) 1999-11-05 2000-11-02 分别用于数据解码、收费信息处理、数据再现的装置和方法以及电子货币、电子使用权限以及终端装置
KR1020077020161A KR20070094988A (ko) 1999-11-05 2000-11-02 데이터복호장치 및 방법, 부과금정보처리장치 및 방법,데이터재생장치 및 방법, 전자화폐, 전자이용권과,단말장치
US11/185,254 US20050254390A1 (en) 1999-11-05 2005-07-20 Data decoding apparatus and method, charge information processing apparatus and method, data reproducing apparatus and method, electronic money, electronic use right, and terminal apparatus
US11/974,598 US20080052540A1 (en) 1999-11-05 2007-10-15 Data decoding apparatus and method, charge information processing apparatus and method, data reproducing apparatus and method, electronic money, electronic use right, and terminal apparatus
US11/974,599 US20080046746A1 (en) 1999-11-05 2007-10-15 Data decoding apparatus and method, charge information processing apparatus and method, data reproducing apparatus and method, electronic money, electronic use right, and terminal apparatus
US11/974,567 US20080046370A1 (en) 1999-11-05 2007-10-15 Data decoding apparatus and method, charge information processing apparatus and method, data reproducing apparatus and method, electronic money, electronic use right, and terminal apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31488099A JP2001136505A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001136505A true JP2001136505A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18058744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31488099A Pending JP2001136505A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2001136505A (ja)
CN (1) CN1737847A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8060901B2 (en) 2001-11-29 2011-11-15 Sony Corporation Information providing method and information providing system

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101345944B (zh) * 2008-07-22 2012-07-04 中国联合网络通信集团有限公司 用户的业务使用权限下载方法和***
CN102567892A (zh) * 2010-12-17 2012-07-11 阿奇八八科技股份有限公司 依权限定价格的电子书销售***
CN106097046A (zh) * 2016-06-03 2016-11-09 上海二三四五网络科技有限公司 基于互联网出具个人信用报告的***和方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8060901B2 (en) 2001-11-29 2011-11-15 Sony Corporation Information providing method and information providing system

Also Published As

Publication number Publication date
CN1737847A (zh) 2006-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7020636B2 (en) Storage-medium rental system
US7310731B2 (en) Contents processing system
US7346582B2 (en) Electronic money, electronic use right, charging system, information processing apparatus, and reproducing method and reproduction control method of contents data
US20080046746A1 (en) Data decoding apparatus and method, charge information processing apparatus and method, data reproducing apparatus and method, electronic money, electronic use right, and terminal apparatus
WO2001037479A1 (fr) Systeme de distribution de donnees et support d'enregistrement utilise pour ce systeme
US20070156597A1 (en) Digital data processing apparatus and method, data reproducing terminal apparatus, data processing terminal apparatus, and terminal apparatus
KR20020003541A (ko) 디지털 데이터 전송방법과 장치, 디지털 데이터재생방법과 장치, 디지털 데이터 복사방법과 장치, 데이터기록매체와, 디지털 데이터의 저장 및 재생방법
JP2000195159A (ja) 情報信号の複製制御システム
JP4131071B2 (ja) 情報信号の記録装置、記録システム、記録媒体および記録方法
JP2001136505A (ja) データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法
JP2002032668A (ja) 課金情報処理方法及び課金情報処理装置
JP4585736B2 (ja) サーバ装置
JP2001243355A (ja) 課金処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法
JP2001147970A (ja) 課金情報処理装置および方法
JP2001250011A (ja) ディジタルデータ処理装置および端末装置
US20070156610A1 (en) Digital data processing apparatus and method, data reproducing terminal apparatus, data processing terminal apparatus, and terminal apparatus
JP2001250010A (ja) ディジタルデータ処理方法および処理装置
KR20060096114A (ko) 데이터의 가공방법 및 데이터의 리드 방법
JP2001175748A (ja) 電子マネー、電子利用権、並びにシステム
JP4022217B2 (ja) デジタルコンテンツの不正使用防止システム
JP2000207340A (ja) コンテンツ再生方法及び装置及びコンテンツ再生プログラムを格納した記憶媒体
JP4029082B2 (ja) デジタルコンテンツの不正使用防止システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090825