JP2001250010A - ディジタルデータ処理方法および処理装置 - Google Patents

ディジタルデータ処理方法および処理装置

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JP2001250010A
JP2001250010A JP2000395134A JP2000395134A JP2001250010A JP 2001250010 A JP2001250010 A JP 2001250010A JP 2000395134 A JP2000395134 A JP 2000395134A JP 2000395134 A JP2000395134 A JP 2000395134A JP 2001250010 A JP2001250010 A JP 2001250010A
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Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
Tatsuya Inoguchi
達也 猪口
Kaoru Kijima
薫 木島
Junichi Kudo
淳一 工藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復号または再生時に課金されるコンテンツ
を、誤って復号、再生または入手することを防止する。 【解決手段】 再生しようとするコンテンツが課金され
るものであることを表示するために、表示部64を全体
として明るく(ライトアップ)する。また、課金される
コンテンツを再生している間、発光する課金ランプ65
が設けられる。課金ランプ65によって、課金状態を確
実に知ることができる。さらに、イヤレシーバ62を介
してブザー音を発生してコンテンツが課金されるもので
あることが知らされる。課金ロックスイッチ66が押さ
れると、課金と無料との何れかを判定することなく、コ
ンテンツの復号または再生が可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば音楽配信
に適用されるディジタルデータ処理方法および処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(Compact Disc;C
D) 、DVD(Digital Versatile Discまたは Digita
l Video Disc)等において、著作権保護のために、違法
なコピーを防止するためのコピー防止技術が種々提案さ
れ、また、実用化されている。例えばSCMS(Serial
Copy Management System) は、CDからMD(Mini Dis
c:登録商標)への1世代目のコピーを許可しても、M
Dから他の媒体へのコピー、CDからみて2世代目のコ
ピーを禁止するものである。親となる信号源から音楽等
のデータを何世代目のコピーを作成できるかを制限する
コピー世代制限の方式も知られている。
【0003】一方、最近では、インターネットを始めと
する急速なネットワークの発展の下で、ネットワークを
介して音楽コンテンツが流通するようになってきてい
る。このような状況において、インターネット、衛星放
送等のネットワークを利用したEMD(Electronic Musi
c Distribution) が開始され、EMDにおける著作権管
理の方法が提案されている。EMDにおいては、対価を
支払うことによって、即ち課金によってユーザが音楽コ
ンテンツを入手することができる。このEMDにおいて
も、違法コピーを防止するために上述したようなSCM
S、コピー世代制限等の技術が使用されようとしてい
る。
【0004】上述したように、従来の著作権保護の方法
は、コピー防止技術を用いてコピーを制限し、著作権者
の権利を保護するものであったために、音楽コンテンツ
を広く、且つ短時間に流通させる上では、障害となって
いた。例えば従来の著作権保護のシステムの一つとし
て、賦課金制度がある。これは、DAT(Digital Audio
Taperecorder)、MDで実施されているもので、ディジ
タル録音機器の利用者が製品価格に上乗せされた補償金
を支払うものである。ネットワークが発展している今日
では、ネットワークを介して配信されたコンテンツをパ
ソコン(パーソナルコンピュータ)により受信し、再生
することが行われるように、ハードウエア(プレーヤ、
メディア)とコンテンツが1対1に対応しないことが多
く、かかる賦課金制度は、著作権の保護のシステムとし
て、適しているとは言えない。
【0005】メディア例えばCDに複数の曲が記録され
ている場合に、ユーザは、その内の特定の1曲または数
曲のみを聞きたい場合があり、ユーザと12は、メディ
ア全体、この場合にはCD1枚を購入したくはない場合
もある。さらに、コピー防止技術のために、音楽コンテ
ンツの宣伝・流通が阻害されることになる。むしろ、無
料で音楽コンテンツを配信する方がその音楽コンテンツ
の宣伝・流通を短時間に行うことが可能となり、宣伝・
流通のための費用を削減することも可能となる。そこ
で、コンテンツの流通が容易且つ迅速に行われ、また、
著作権者が正当な対価を得ることを可能とするために、
配付自体は、無料で行われるが、復号、再生または入手
する時に課金処理がなされるシステムが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、上述したシステ
ムにおいて、課金の対象のコンテンツのみが配付される
とは限らず、同じデータ記録媒体上または通信媒体上に
課金されるコンテンツと、課金されないコンテンツが混
在することが生じる。課金されないコンテンツとして
は、元々無料であることを前提とするコンテンツと、デ
ータ記録媒体を購入する時、または通信媒体を介して購
入する時に、既に料金を支払っているものとが含まれて
いる。また、取得したコンテンツを再生する機器も、課
金されるコンテンツと、そうでないコンテンツとに対し
て共通であるのが一般的である。したがって、ユーザが
無意識のうちに、課金されるコンテンツを再生してしま
う問題が発生するおそれがある。また、通信媒体を介し
てコンテンツを自分のパソコンにダウンロードする場合
には、再生したくないコンテンツをダウンロードするこ
とによって、メモリの容量が減ってしまう問題が生じ
る。
【0007】したがって、この発明の目的は、再生しよ
うとするコンテンツが課金されるものか、無料のものか
を知らせることによって、意図に反して課金されるコン
テンツを再生することを防止することが可能なディジタ
ルデータ処理方法および処理装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、その復号または再生が有料
とされた第1のディジタルデータと、その復号または再
生が無料とされた第2のディジタルデータとが混在する
媒体またはネットワークに対して使用されるディジタル
データ処理方法であって、配付されたディジタルデータ
を復号、再生または入手する時に、配付されたディジタ
ルデータが第1および第2のディジタルデータの何れで
あるかを判別し、配付されたディジタルデータが第1の
ディジタルデータであると判別される場合に、復号また
は再生が有料であることを表示または告知することを特
徴とするディジタルデータ処理方法である。
【0009】請求項8の発明は、その信号または再生が
有料とされた第1のディジタルデータと、その復号また
は再生が無料とされた第2のディジタルデータとが混在
する媒体またはネットワークに対して使用されるディジ
タルデータ処理方法であって、配付されたディジタルデ
ータを復号、再生または入手する時に、配付されたディ
ジタルデータが第1および第2のディジタルデータの何
れであるかを判断し、配付されたディジタルデータが第
1のディジタルデータであると判別される場合に、第1
のディジタルデータの復号、再生または入手を禁止する
ことを特徴とするディジタルデータ処理方法である。
【0010】請求項15の発明は、その復号または再生
が有料とされた第1のディジタルデータと、その復号ま
たは再生が無料とされた第2のディジタルデータとが混
在する媒体またはネットワークに対して使用されるディ
ジタルデータ処理方法であって、配付されたディジタル
データを復号、再生または入手する時に、配付されたデ
ィジタルデータが第1および第2のディジタルデータの
何れであるかを判別し、配付されたディジタルデータが
第1のディジタルデータであると判別される場合に、復
号または再生が有料であることを表示または告知すると
共に、第1のディジタルデータの復号、再生または入手
を禁止することを特徴とするディジタルデータ処理方法
である。
【0011】請求項22の発明は、その復号または再生
が有料とされた第1のディジタルデータと、その配付が
有料とされ、且つその復号または再生が無料とされた第
2のディジタルデータとが混在する媒体またはネットワ
ークに対して使用されるディジタルデータ処理装置であ
って、配付されたディジタルデータを復号、再生または
入手する時に、配付されたディジタルデータが第1およ
び第2のディジタルデータの何れであるかを判断する手
段と、配付されたディジタルデータが第1のディジタル
データであると判別される場合に、復号または再生が有
料であることを表示または告知する手段とを有すること
を特徴とするディジタルデータ処理装置である。
【0012】請求項23の発明は、その復号または再生
が有料とされた第1のディジタルデータと、その復号ま
たは再生が無料とされた第2のディジタルデータとが混
在する媒体またはネットワークに対して使用されるディ
ジタルデータ処理装置であって、配付されたディジタル
データを復号、再生または入手する時に、配付されたデ
ィジタルデータが第1および第2のディジタルデータの
何れであるかを判別する手段と、配付されたディジタル
データが第1のディジタルデータであると判別される場
合に、第1のディジタルデータの復号、再生または入手
を禁止する手段とを有することを特徴とするディジタル
データ処理装置である。
【0013】請求項26の発明は、その復号または再生
が有料とされた第1のディジタルデータと、その復号ま
たは再生が無料とされた第2のディジタルデータとが混
在する媒体またはネットワークに対して使用されるディ
ジタルデータ処理装置であって、配付されたディジタル
データを復号、再生または入手する時に、配付されたデ
ィジタルデータが第1および第2のディジタルデータの
何れであるかを判別する手段と、配付されたディジタル
データが第1のディジタルデータであると判別される場
合に、復号または再生が有料であることを表示または告
知すると共に、第1のディジタルデータの復号、再生ま
たは入手を禁止する手段とを有することを特徴とするデ
ィジタルデータ処理装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を音楽配信システ
ムEMD(Electronic Music Distribution)に適用した
一実施形態について説明する。最初に図1を参照して音
楽配信システムの概略について説明する。図1におい
て、指示符号101が音楽コンテンツ供給事業者例えば
レコード会社を示し、指示符号102がコンテンツサー
バを示す。レコード会社101が音楽コンテンツの制作
およびその配給を行う。音楽コンテンツに関しての圧縮
符号化、暗号化、ウォーターマークの埋め込みもレコー
ド会社101が行う。コンテンツサーバ102には、レ
コード会社101が制作したコンテンツが蓄積される。
【0015】指示符号103は、著作権管理機構を示
す。例えばJASRAC(日本音楽著作権協会)は、著
作権管理機構102の具体例である。レコード会社10
1は、著作権管理機構103から複製等の許諾を受け、
著作権管理機構103に著作権料を支払う。
【0016】指示符号は104が配信された音楽コンテ
ンツの再生機能を有するユーザデバイスを示す。ユーザ
デバイス104は、配信された音楽コンテンツを受信
し、受信したコンテンツを再生すると共に、再生課金の
処理を行う機能を有する。すなわち、ユーザデバイス1
04は受信した音楽コンテンツのデータに施されている
暗号化を復号し、また、データに施されている圧縮符号
化を復号することによって、配信されてきた音楽コンテ
ンツを再生することができ、コンテンツデータの復号に
対して課金処理が行われる。コンテンツサーバ102と
ユーザデバイス104との間には、必要に応じてコンテ
ンツ配信事業者が介在し、ユーザに対してコンテンツサ
ーバ102内のコンテンツのうちユーザ側から要求のあ
ったコンテンツを配信する。配信事業者が使用する配信
手段としては、幾つかのものがある。その一つは、販売
店105である。例えば販売店10で販売される雑誌の
付録として、コンテンツが記録されたメディアがユーザ
に配付される。別な手段としてインターネット、CAT
V(cable television)のような有線ネットワーク106
がコンテンツの配信手段として使用される。さらに、携
帯電話網107、衛星放送、衛星通信等の衛星ネットワ
ーク108もコンテンツの配信手段として使用される。
【0017】本発明では、上述したコンテンツ配信手段
として、有料で配信されるコンテンツの配信手段を利用
することを妨げるものではない。例えば媒体としてのC
D(Compact Disc;CD、登録商標) の場合には、記録さ
れている楽曲に対しての著作権料がCDの価格に含まれ
ている。配付を無料とし、復号(再生)に課金されるコ
ンテンツをCD上の有料コンテンツが記録された領域と
は別の領域に記録するようにしても良い。
【0018】図1中では、販売店105が販売すること
によってユーザに配付される媒体の一つとしての拡張C
D121が示されている。拡張CD121の内周側の領
域122は、既存のCDと同一のフォーマットで、配付
が有料で、再生が無料とされた楽曲データ、即ち非圧縮
のリニアPCM信号が記録された領域である。拡張CD
121の外周側の領域123は、配付が無料で、再生が
有料のコンテンツデータが記録された領域である。コン
テンツデータは、圧縮符号化されているので、領域12
3が少なくても必要な長さの音楽データ、例えば伸張さ
れた状態で領域122に記録されている楽曲データと同
等の時間のデータを記録することができる。
【0019】CD以外にMD、メモリカード等の媒体の
場合にも、互いに区別できる領域として、配付が有料
で、且つ再生が無料のコンテンツデータが記憶される領
域と、配付が無料で、且つ再生が有料のコンテンツデー
タが記憶される領域を設け、上述した拡張CD121と
同様に記録することができる。衛星テレビジョン放送を
利用して音楽コンテンツを配信するサービスをとして配
付が無料で、再生が有料のコンテンツを配信しても良
い。
【0020】ユーザデバイス104は、配信されてきた
コンテンツデータを無料で受け取ることができる。ユー
ザデバイス104からはユーザの意志によって受け取っ
たコンテンツデータの再配付も自由に行うことができ
る。ここで、「無料」というのは、通信費、電気代等の
実費を含まず、著作権料に関して無料という意味であ
る。ユーザデバイス104が受け取ったコンテンツデー
タを再生、より具体的には、コンテンツデータに施され
ている暗号化を復号する時に課金処理が行なわれる。課
金処理のために、聴取権データ109が使用される。聴
取権データ109は、ICカード、セキュアデコーダ内
のメモリに格納されている。聴取権データ109は、電
子マネー又は電子利用権として聴取権データ管理会社の
管理下で、ユーザが所有する課金チャージャまたは最寄
りの販売店に設置された販売端末によって書き換えるこ
とができる。聴取権データ109は、例えば再生可能な
度数であり、ユーザデバイス104が課金の対象のコン
テンツを再生する度に、例えば度数が減算される。
【0021】以下の説明では、聴取権データ109を例
にあげて説明するが、所謂電子マネーをコンテンツの再
生の支払いに当てることもできる。さらに、電子マネ
ー、聴取権データ等を一括して扱うことができる多目的
ICカードを上述した聴取権データとして使用すること
もできる。
【0022】レコード会社101、著作権管理機構10
3、ユーザデバイス104と関係して代金決済のため
に、決済センター110が存在している。決済センター
110は、認証/課金サーバ111を備えている。決済
センター110は、銀行、クレジットカード会社208
との間で、代金の決済を行う。
【0023】ユーザデバイス104が受け取ったコンテ
ンツの再生のために聴取権データを要求すると、認証/
課金サーバ111に対してユーザデバイス104の認証
を要求する(A1の経路で示す)。認証/課金サーバ1
11は、ユーザデバイス104が正規のものであり、ユ
ーザデバイス104の認証が成立すると、認証/課金サ
ーバ111は、ユーザデバイス104に対して課金の要
求を行う(経路A2)。また、ユーザデバイス104
は、決済センター110との間で、課金の要求に対応す
る代金決済を行う(経路A3)。
【0024】決済センター110は、認証/課金サーバ
111に対して、経路A4で示すように、ユーザによ
る、又はユーザデバイス104による課金がされたこと
または課金が可能であることを伝達すると共に、コンテ
ンツサーバ102に対してコンテンツの鍵データ情報を
要求する(経路A5)。コンテンツサーバ102が認証
/課金サーバ111に暗号化を復号するためのマスター
となる鍵データを渡す(経路A6)。認証/課金サーバ
111がユーザデバイス104に対して、聴取権データ
とともに鍵データを渡す(経路A7)。ユーザデバイス
104は、この鍵データによって、コンテンツデータに
施されている暗号を復号化し、コンテンツデータを再生
することができる。コンテンツデータが復号化されるこ
とをもって、そのコンテンツの再生がされたものと判断
され、聴取権データ109の度数が例えば「−1」とさ
れる。聴取権データ109の度数が「0」に達すると、
ユーザデバイス109がコンテンツデータの復号化がで
きなくなる。図1ではマスターとなる鍵データを聴取権
データとともに伝達する場合について示したが、この
他、あらかじめユーザデバイスの製造時に固定の鍵デー
タを記憶させておく方法や、解読が困難な符号化でコン
テンツに鍵データを埋め込みコンテンツと共に鍵データ
を伝達する方法、また、これらを組み合わせた方法を用
いても良い。
【0025】図2は、聴取権データ109に関するシス
テムの一例を示し、音楽コンテンツの配付、コンテンツ
の暗号化の復号化のためのデータの授受については、省
略されている。ユーザデバイス104に対応するものと
して、プレーヤ201が示されている。プレーヤ201
は、セキュアデコーダ202を内蔵している。プレーヤ
201は、例えば携帯形オーディオ機器である。図2に
おいて、破線で示すように、プレーヤ201が再生する
媒体(光ディスク、メモリカード等)には、音楽コンテ
ンツのコンテンツデータが記録、記憶されている。音楽
コンテンツの配信の方法は、図1に示したように、種々
のものが使用できる。
【0026】指示符号204は、ユーザ端末としての聴
取権データチャージャを示す。データチャージャ204
は、プレーヤ201のセキュアデコーダ202と決済セ
ンター110またはレコード店、コンビニエンスストア
等に設置されているデータ販売端末206との間に存在
して聴取権データの中継器として機能する。
【0027】図3は、データチャージャ204の機能を
概略的に示すものである。図3において、家庭内に設置
される可能性のあるプレーヤ201の具体例が示されて
いる。指示符号51がアンプとスピーカとが別体とされ
たオーディオ再生システムであり、指示符号52がチュ
ーナ、CDプレーヤ(またはMD(Mini Disc,登録商
標)レコーダ)が一体化された再生機器であり、指示符
号53が携帯型CDプレーヤであり、指示符号54が携
帯型MDプレーヤであり、指示符号55がパーソナルコ
ンピュータである。これらのプレーヤには、IC構成の
セキュアデコーダ51a、52a、53a、54a、5
5aが装備されている。これらのプレーヤに対して、デ
ータチャージャ204が共用され、専用接続線あるいは
非接触無線通信、またはUSB(Universal Serial Bus)
あるいはIEEE(Institute of Electrical and Elect
ronics Engineers) 1394によって、聴取権データ1
09のユーザデバイスとしてのプレーヤへの送信と、プ
レーヤ側からの再生履歴情報の吸い上げを行うことがで
きる。データチャージャ204は、携帯可能な構成とさ
れている。
【0028】プレーヤ201内のセキュアデコーダ20
2とデータチャージャ204とが有線または無線の通信
路を介して通信を行い、聴取権データ109がデータチ
ャージャ204からセキュアデコーダ202内のメモリ
に対して転送される。聴取権データ109は、例えばプ
レーヤ201の再生可能回数情報、例えば、上述した度
数または再生可能時間に対応している。
【0029】プレーヤ201からデータチャージャ20
4に対して、有線または無線の通信路205を介してプ
レーヤ201の再生履歴情報(再生ログ)が伝送され
る。再生ログは、プレーヤ201で復号したコンテンツ
データとしてのディジタルデータの識別子および/また
は復号の条件を含む。具体的には、再生ログは聴取した
音楽コンテンツの種類、再生回数、再生時間等の情報を
含んでいる。再生ログには、ユーザデバイスとしてのプ
レーヤの所有者、ユーザデバイスとしてのプレーヤの識
別子等の課金対象者を特定するための識別子が含まれて
いる。セキュアデコーダ202とデータチャージャ20
4とは、必要に応じて認証を行い、認証が成立すると、
セキュアデコーダ202とデータチャージャ204との
間で暗号化された聴取権データおよび再生ログの伝送が
なされる。
【0030】聴取権データ109は、決済センター11
0から通信路207例えば電話回線を介してデータチャ
ージャ204に渡される。または、決済センター110
から通信路209を介して販売端末206に渡された聴
取権データ109が通信路205を介してデータチャー
ジャ204に渡される。この場合にも、セキュリティの
確保のために、認証と暗号化とがなされる。
【0031】プレーヤ201からデータチャージャ20
4に吸い上げられた再生ログは、通信路207を介して
決済センター110に送られる。または、再生ログは通
信路205を介して販売端末206に渡される。販売端
末206は、通信路209を介して決済センター110
から聴取権データ109を受け取ると共に、データチャ
ージャ204から送信されてきた再生ログを決済センタ
ー110へ送る。販売端末206は入手した聴取権デー
タの代金を決済センター110に支払う。通信路209
は、例えば電話回線、インターネット等である。
【0032】決済センター110とデータチャージャ2
04との間では、通信路207を介して聴取権データ1
09および再生ログの送受信がなされる。この場合に
も、セキュリティの確保のために、決済センター110
とデータチャージャ204との間では認証とデータの暗
号化による送受信がなされる。聴取権データ109の決
済に関して、銀行、クレジットカード会社208が存在
している。銀行、クレジットカード会社208は、予め
登録してあるユーザの銀行口座から決済センター110
の依頼に基づいて、データチャージャ204に書き込ん
だ聴取権データ109に相当する金額を引き落とす。こ
のように、決済センター110がチャージャ204およ
び販売端末206との間で、聴取権データの販売を行
い、また、再生ログを収拾し、それによって代金の決済
を行う機能を有する。
【0033】決済センター110は、レコード会社10
1から聴取権データ109に関するサービスの管理の委
託を受ける。決済センター110は、レコード会社10
1に対して聴取権データ109に関する技術の提供を行
い、さらに、楽曲聴取料を支払う。レコード会社101
は、図1を参照して説明したように、著作権管理機構1
03に対して著作権の使用に応じて著作権料を支払う。
【0034】図2では省略しているが、データチャージ
ャ204は、他のデータチャージャとの間で、通信装置
例えば非接触通信装置を通じて、聴取権データの一部ま
たは全部を移動・合算・分割可能とされている。データ
チャージャ204は、プレーヤ201のセキュアデコー
ダ202以外に課金処理のためのICカードの構成のプ
リペイドカードに対して聴取権データ109を転送可能
とされている。
【0035】図4は、セキュアデコーダ202を有する
ユーザ端末210としてのプレーヤ201の信号処理部
の構成を示す。セキュアデコーダ201は、破線で示す
ように、1チップのICとして構成されたものである。
セキュアデコーダ201は、所謂タンパーレジスタント
(tamper resistant)の構成とされている。すなわち、セ
キュアデータ202は外部からは、デコーダ202の内
容が分からないような構成とされ、デコーダ202の内
容を改ざんできない構成としている。
【0036】媒体1には、圧縮符号化され、また、暗号
化されたデータ、例えば音楽データが記録されている。
さらに、再生課金処理に必要なデータが圧縮符号化、暗
号化されたデータに付随している。圧縮符号化、暗号化
されたデータをコンテンツデータと称し、再生課金処理
のためのデータを付随データと称する。但し、この発明
では、圧縮符号化と暗号化との両方が施されていること
は、必ずしも必要ではない。コンテンツデータに施され
るのは圧縮符号化のみでも、その復号方法が非公開であ
れば、著作権保護の目的を果たすことが可能である。
【0037】媒体1としては、メモリカード、記録可能
な光ディスク、読み出し専用の光ディスク等を使用でき
る。記録可能な媒体には、上述したように、衛星ネット
ワーク、携帯電話ネットワーク、インターネット等のネ
ットワークを介して配信されたデータをダウンロード、
即ち記録、記憶することができる。媒体1から読み出さ
れたコンテンツデータおよび付随データがインターフェ
ース2を介してセキュアデコーダ202に供給される。
セキュアデコーダ202からは、媒体1から読み出され
たコンテンツデータに基づくアナログオーディオ信号が
出力される。セキュアデコーダ202から出力されたア
ナログオーディオ信号は、図示しないアンプ等を介し
て、図示しないスピーカ、ヘッドフォン等によって再生
される。
【0038】セキュアデコーダ202は、暗号を解く復
号器11と、圧縮符号化の復号を行う伸張器12と、D
/A変換器13とを有している。コンテンツデータに施
されている暗号化としては、DES(Data Encryption S
tandard)を使用できる。DESは、平文をブロック化
し、ブロック毎に暗号変換を行うブロック暗号の一つで
ある。DESは、64ビットの入力に対して64ビット
(56ビットの鍵と8ビットのパリティ)のキーを用い
てデータの暗号変換を行い、64ビットの暗号化された
データを出力する。DES以外の暗号化を使用しても良
い。例えばDESは、暗号化と復号化に同一の鍵データ
を使う共通鍵方式であるが、暗号化と復号化に異なる鍵
データを使う公開鍵暗号の一例であるRSA暗号を採用
しても良い。鍵データは、上述したように、認証が成立
したサーバ111からユーザデバイス104、即ちここ
ではプレーヤ201に対して渡される。
【0039】セキュアデコーダ202には、CPUを含
む制御部14と、制御部14と外部のCPUとの通信を
行うためのCPUインターフェース15と、メモリ部1
6と、聴取権データ109をデータチャージャ204か
ら受信し、再生ログをデータチャージャ204に伝送す
るための通信部17およびアンテナ18とが設けられて
いる。制御部14は、復号器11における復号の前段で
媒体1から読み出されたデータから分離された付随デー
タを受け取り、付随データの復号化、伸張化の処理を行
うための制御を行う。
【0040】通信部17およびアンテナ18は、非接触
で聴取権データチャージャ204との間で通信を行うた
めのものである。この通信は、プレーヤ201、即ちセ
キュアデコーダ202とチャージャ204との間で相互
に認証がされることを条件として、暗号化されたプロト
コルを使用してなされる。プレーヤ201はデータのみ
ならず、電力をチャージャ204から通信部17とアン
テナ18を介して受信可能とされているので、プレーヤ
201全体の電源がオフであっても、チャージャ204
からの聴取権データ109の受信と、チャージャ204
への再生ログの送信とを行うことができる。チャージャ
204から受け取った聴取権データ109は、メモリ部
16に格納される。さらに、プレーヤ201で行われる
コンテンツの再生にともなって生じる再生ログもメモリ
部16に記憶される。メモリ部16は、プレーヤ201
の電源がオフとされても、その記憶内容が保持される不
揮発性メモリである。
【0041】セキュアデコーダ202からはコピー出力
が復号器11からセキュアデコーダ202の外部に出力
することが可能とされている。セキュアデコーダ202
からコピー出力を出力するか否かは、制御部14により
制御される。セキュアデコーダ202から出力されるコ
ピー出力は、付随データとコンテンツデータである。復
号器11および伸張器12は、制御部14の指示に基づ
いて、復号処理および伸長処理をそれぞれ省略する機能
を有している。それによって、元々暗号化および圧縮符
号化がされていないオーディオデータ、例えばリニアP
CM信号を再生することが可能とされている。
【0042】プレーヤ201の全体の動作を制御するた
めに、指示符号21で示すシステムコントローラが備え
られている。システムコントローラ21は、CPUで構
成され、セキュアデコーダ202内の制御部14と通信
を行うことによって、セキュアデコーダ202の動作を
制御する。システムコントローラ21とバスを介して操
作部22、ディスプレイ23、メモリ部24、モデム2
5が接続されている。さらに、システムコントローラ2
1が媒体1の再生動作、並びに媒体インターフェース2
の動作を制御する。
【0043】操作部22は、ユーザが操作する複数のス
イッチ、キー等から構成されており、ユーザによって操
作されたスイッチ、キーに基づいてプレーヤ201の動
作を制御する命令信号を発生する。ディスプレイ23
は、例えば液晶表示素子からなるもので、プレーヤ20
1の動作を制御するためのメニューを表示したり、プレ
ーヤ201の動作状態を表示するために使用される。メ
モリ部24は、システムコントローラ21内のメモリの
容量が少ないために設けられた外部メモリである。モデ
ム25は、公衆回線と接続され、外部の機器とのデータ
の通信に使用される。例えば、セキュアデコーダ202
のメモリ部16内の再生ログをメモリ部24に転送する
ことによって、システムコントローラ21が残りの再生
可能回数または再生可能時間をディスプレイ23に表示
したり、再生ログをモデム25を介して外部、例えば決
済センター110へ送信することが可能とされている。
さらに、聴取権データ109をモデム25を介して決済
センター110から受信することも可能である。このよ
うに、プレーヤ自体がデータチャージャの機能をあわせ
持っていても良い。
【0044】ユーザが操作部22を操作することによっ
て、媒体1に記録、記憶されている所望のコンテンツの
再生を指示する。再生せんとしているコンテンツが再生
に関して無料のものであれば、セキュアデコーダ202
によって信号処理されてアナログ信号として出力されて
も、メモリ部16に格納されている聴取権データ109
は変更されない。若し、再生したコンテンツが再生課金
の対象である場合には、メモリ部16内の聴取権データ
109が変更される。
【0045】再生せんとしている又は再生したコンテン
ツが再生課金の対象である場合に行なわれる課金処理と
しては、種々のタイプが可能である。課金処理のタイプ
としては、大きく分けて、買取型と、グロスに視聴料金
をとるタイプと、セキュアデコーダで暗号の復号化を行
うごとに視聴料金を課する度数タイプとがある。買取型
の場合は、一旦コンテンツを買い取った後では、コンテ
ンツの再生処理に対して課金されない、課金処理が発生
しないタイプである。グロスに視聴料金をとるタイプ
は、視聴料金をまとめて支払う月極めタイプ、視聴期
間、視聴時間を限定するタイプ等である。
【0046】セキュアデコーダで暗号の復号化を行うご
とに視聴料金を課す度数タイプとして、幾つかの形態が
可能である。第1の形態は、予め設定された金額(プリ
ペイドカード、電子マネー)または度数からコンテンツ
の再生処理の度に、金額または度数を減算するものであ
る。残高または残り度数が不足する場合には、再生がで
きなくなる。第2の形態は、コンテンツの再生処理の度
に、金額または度数が加算されるものである。予め設定
した金額または度数に累積金額または累積度数が達する
と、決済をしないと再生ができなくなる。第3の形態
は、コンテンツの再生時間に応じて、度数または金額が
加算または減算されるものである。
【0047】金額または度数は、一定のものであっても
良く、また、コンテンツに応じて重み付けされたもので
も良い。また、課金処理は、コンテンツの1タイトル
(音楽の例では、1曲)またはコンテンツの複数タイト
ル(音楽の例では、アルバム)と対応して行われる。
【0048】また、コンテンツの再生処理の定義の方法
としては、コンテンツ全体を再生した場合に、再生を行
ったものとしても良いし、また、コンテンツの再生時間
が所定時間以上の場合を再生を行ったものとしても良
い。さらに、普及・流通を促進するためのプロモーショ
ン用のコンテンツの再生に対しては課金されない。ま
た、課金の対象となるコンテンツであっても、例えばコ
ンテンツの先頭部分例えば先頭から10秒間の再生を無
料としたり、コンテンツのハイライト部分のみの再生を
無料としても良い。このように、再生処理に対して課金
されるコンテンツと、再生処理が無料のコンテンツとが
混在する場合に、付随情報によって課金/無料が識別さ
れる。
【0049】図5に示すように、課金ID131と課金
条件情報132とからなる付随データがコンテンツデー
タ(圧縮符号化および暗号化されたコンテンツ例えばオ
ーディオデータ)133の前に付加される。付随データ
は、必要に応じて暗号化される。記録可能な媒体には、
付随データコンテンツデータの前に付加されるのに限ら
ず、媒体1のデータ管理用領域に記録される。読み出し
専用の媒体の場合には、データ管理領域に付随データが
記録される。媒体が光ディスクの場合では、一般的にデ
ィスクの最内周側の領域にデータ管理領域としての管理
領域が設けられ、この管理領域に付随データが記録され
る。メモリカードの場合には、例えば音楽データの1曲
を1ファイルとして扱うようにしたファイル管理データ
が規定される。
【0050】課金ID131は、再生にあたって課金処
理が必要とされるコンテンツか、再生にあたって無料の
コンテンツかを示す課金識別子である。課金条件情報1
32は、上述したような買取型、グロス型、度数型等の
課金タイプを区別し、各課金タイプにおける課金条件を
指示する再生条件ラベルが含まれる。再生条件ラベルの
一例として、買取型の場合では、コンテンツの買取価格
のデータが再生条件ラベルに記述され、グロス型のコン
テンツの再生回数を制限する場合では、コンテンツの再
生回数のデータが再生条件ラベルに記述され、グロス型
のコンテンツの再生期間を制限する場合では、コンテン
ツの再生期間のデータ(1日、1週間、1ヵ月等)が再
生条件ラベルとして記述され、度数型の場合では、度数
のデータ(1円/2分、1円/1分、1円/30秒、・
・・)が再生条件ラベルとして記述される。さらに、再
生にあたって課金を前提としているコンテンツであって
も、無料でコンテンツを視聴できる場合の条件を再生条
件ラベルに記述することもできる。
【0051】付随データ中に、コンテンツデータの圧縮
符号化の種類を示すための情報、暗号の種類および暗号
のパラメータを示すための情報、チャンネル数の情報、
ビットレートの情報等を記録しても良い。
【0052】さらに、付随情報中として、CD、MD、
記録可能な光ディスク、不揮発性メモリを含むメモリカ
ード等の媒体を一意に識別可能とするためのメディアI
D例えばシリアル番号を含めても良い。さらに、付随情
報中には、デコーダIDを配置しても良い。デコーダI
Dは、ユーザの端末、ユーザのプレーヤ等に内蔵されて
いるセキュアデコーダを一意に識別可能とするためのI
D例えばシリアル番号である。
【0053】次に、図6のフローチャートを参照してプ
レーヤ201においてなされる処理の一例について説明
する。この処理は、セキュアデコーダ202内の制御部
14およびシステムコントローラ21によってなされる
ものである。最初のステップS1は、コンテンツを再生
する指示が発生した場合である。例えば媒体1に再生し
ようとするコンテンツ(即ちユーザによって選択され
た)が存在し、ユーザが操作部22の再生ボタンを押す
ことによって再生指示をした場合である。
【0054】ステップS2では、付随データ中の課金I
D131のチェックがなされ、課金ID131のチェッ
クの結果に基づいてステップS3において、再生しよう
としているコンテンツが再生にあたって課金されるもの
か否かが判定される。ステップS3において再生せんと
しているコンテンツが再生にあたって無料のコンテンツ
であるならば、ステップS4において、進んでユーザに
よって選択されたコンテンツが再生される。ステップS
3で再生せんとしているコンテンツが若し、再生にあた
って課金されるコンテンツであれば、ステップS5に進
み、ディスプレイ23にコンテンツの再生にあたってユ
ーザに課金されることの表示または告知がなされる。こ
の表示または告知の具体例については後述する。
【0055】ステップS5の後に、コンテンツの再生を
停止するか否かがステップS6で判定される。ユーザ
は、ステップS5における表示/告知によって、ユーザ
は再生しようとするコンテンツが再生にあたって課金が
必要とされるものと分かり、その上で、ユーザはコンテ
ンツを再生するかどうかを決定する。ステップS6でユ
ーザによって操作部22が操作され再生処理を停止する
場合には、ステップS7でコンテンツの再生処理が中止
する。ステップS6でコンテンツの再生処理を断続する
場合には、ステップS8において、課金対象のコンテン
ツが再生される。すなわち、セキュアデコーダ202の
復号器11によってコンテンツデータに施されている暗
号が復号され、また、伸張器12によって暗号の解かれ
たコンテンツデータの圧縮符号化が復号される。このと
き、付随データ中の課金条件情報132に基づいてメモ
リ部16内の聴取権データ109が変更、例えば度数が
「1」だけ減算される。
【0056】図6の処理は、コンテンツの再生について
説明しているが、ネットワークを介してコンテンツをパ
ソコン等にダウンロードする場合も、上述したのと同様
に、ダウンロードするコンテンツが再生にあたって課金
が必要とされるコンテンツであるのか無料のコンテンツ
であるのかの判別と、その結果に基づく表示/告知がデ
ィスプレイ等を用いてユーザになされる。
【0057】復号、再生または入手しようとするコンテ
ンツが再生にあたって課金されるものであることを表示
/ユーザに告知するには、視覚上、聴覚上、振動によっ
て分かる方法が使用される。図7は、携帯型オーディオ
プレーヤ(またはレコーダ)における表示/告知の方法
を説明するものである。指示符号61がCD、MD、メ
モリカード等の媒体を使用するプレーヤを全体として示
す。プレーヤ61に対して、ヘッドホンやイヤレシーバ
62が接続され、操作スイッチ63が設けられ、さら
に、動作モード、時間、曲名等を表示するための表示部
64が設けられている。
【0058】このようなプレーヤ61においては、再生
しようとするコンテンツが課金されるものであることを
表示するために、表示部64を全体として明るく(ライ
トアップ)する。課金されるコンテンツを再生している
間、発光する課金ランプ65が設けられる。課金ランプ
65によって、ユーザは課金状態を確実に知ることがで
きる。イヤレシーバ62を介してブザー音を発生するこ
とによって、コンテンツが課金されるものであることを
例えばコンテンツの再生開始前にユーザに知らせても良
い。
【0059】図7において、指示符号66は、課金ロッ
クスイッチを示す。ユーザによって課金ロックスイッチ
66が押されると、課金されるコンテンツの再生は禁止
され、解除されると、再生せんとしているコンテンツ
が、課金と無料との何れであるかを判定することなく、
コンテンツの復号または再生が可能とされる。課金タイ
プが月極めのような場合には、課金ロックスイッチ66
を操作しないでも、ユーザは無料再生が許可された月、
期間では、常にコンテンツの復号または再生を可能とす
るようにしても良い。例えば、スイッチ66が押されて
いるときは再生せんとしているコンテンツデータが、付
随データの課金ID131によって課金の必要なコンテ
ンツであるとプレーヤ61の制御部が判定すると、その
コンテンツの再生は禁止される。
【0060】上述した携帯型プレーヤ61における表示
/告知の制御は、図4のプレーヤ201であれば、シス
テムコントローラ21によってなされる。すなわち、セ
キュアデコーダ202から課金ID131および課金条
件情報132をシステムコントローラ21が受け取っ
て、受け取った課金ID131、課金条件情報132に
基づいて、システムコントローラ21がディスプレイ部
23を制御することで、上述した表示の制御を行うこと
ができる。図4に示したプレーヤ201の操作部22に
は、上述した、課金ロックスイッチ66が設けられる。
これによってプレーヤ201もプレーヤ61と同様に再
生にあたって課金されるコンテンツの再生を禁止するこ
とができる。
【0061】図8は、通信媒体例えばインターネットを
介してコンテンツをパソコンにダウンロードする場合の
表示例を示す。図8において、表示部67の画面に表示
される、ホームページには、ダウンロード可能な曲名の
リストが表示されている。表示部67のリスト中で、枠
で囲まれた曲名が再生にあたって課金されるコンテンツ
としての楽曲であることを示す。表示部67のリストを
見ることによって、ユーザは、所望の楽曲をタウンロー
ドすることができ、復号または再生することが有料であ
るか、無料であるかを意識して例えば図7に示したプレ
ーヤ61にダウンロードを行うことができる。この場合
ダウンロードされたコンテンツとしての楽曲を一旦パー
ソナルコンピュータのハードディスクに蓄え、その後プ
レーヤ61等の端末にムーブ処理等によってダウンロー
ドした楽曲を移動する。
【0062】図9は、指示符号68は、携帯電話を示
し、指示符号69は、その表示部を示す。例えば図1、
図2に示す音楽配信システムが構築されている状況で
は、携帯電話68に内蔵の半導体メモリ、メモリカード
等に配信されてきた音楽データをダウンロードすること
ができる。その場合に、表示部69に対して、図9で拡
大して示すようなダウンロード可能な曲名リストが表示
される。このリスト中で、復号または再生時に課金され
る楽曲名に対しては、四角形等のマーク70が付加され
る。それによって、ユーザが再生時に課金される曲かど
うかを容易に知ることができる。また、携帯電話68が
有している振動機能を利用して、再生にあたって課金さ
れる楽曲をダウンロードすることを選択した時に、振動
を発生してユーザに知らしめるようにしても良い。上述
した場合と同様に付随データ中の課金ID131に基づ
いて携帯電話68のコントローラが判別し、その結果に
基づいて再生時に課金の必要とされる楽曲の場合に振動
する。
【0063】さらに、携帯電話68に対してモード切り
換えボタン71が設けられている。モード切り換えボタ
ン71は、ダウンロードする楽曲の選択基準を切り換え
る。一例として、ボタン71で切換えられる選択基準と
して課金ロックモード、課金Aモード、課金Bモードと
が用意される。課金ロックモードは、無料のコンテンツ
のみのダウンロードが可能なモード(言い換えれば、再
生にあたって課金されるコンテンツを拒否するモード)
である。課金Aモードと課金Bモードとは、再生にあた
って課金される料金の高低に応じてダウンロード可能な
曲を選択するものである。例えば課金Aモードは、再生
にあたって課金される料金が比較的料金の安いコンテン
ツのみをダウンロード可能とするモードであり、課金B
モードは、再生にあたって課金が必要、無料を問わず、
全てのコンテンツのダウンロードを可能とするモードで
ある。再生にあたって課金される料金は、図5に示すデ
ータ構成中の課金条件情報132中に含まれている。例
えば、ボタン71によって課金ロックモードのときは、
携帯電話68の制御部はコンテンツデータの付随データ
中の課金ID131を判別して再生にあたって無料とさ
れるコンテンツデータのみをダウンロードしてメモリ等
に書き込み、課金Aモード又は課金Bモードが設定され
ているときには、課金ID131の再生が有料であり、
課金条件情報132を解析してユーザによって設定され
た課金条件を満足するコンテンツデータをダウンロード
する。
【0064】なお、上述した実施形態では、主としてオ
ーディオコンテンツについて説明したが、オーディオ以
外のビデオデータ、静止画像データ、文字データ、コン
ピュータグラフィックデータ、ゲームソフトウェア、お
よびコンピュータプログラム等のコンテンツに対して
も、上述したのと同様にこの発明を適用することができ
る。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、復号または再生時に課金されるコンテンツ
と、これが無料のコンテンツとが混在しても、課金され
るコンテンツを誤って復号、再生または入手することを
防止することができる。また、この発明によれば、必要
に応じて課金されるコンテンツを全て復号、再生または
入手すること、または、その逆に課金されるコンテンツ
は、全て拒否することが可能となる。このことは、ユー
ザが利用しやすい課金システムを実現するうえで、有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のシステム全体の概略を
示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態における聴取権データに
関する説明のためのブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態における聴取権データチ
ャージャに関する説明のためのブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態におけるプレーヤの構成
の一例のブロック図である。
【図5】この発明の一実施形態におけるデータ構成を示
す略線図である。
【図6】この発明の一実施形態における処理の一例を説
明するためのフローチャートである。
【図7】この発明を携帯型プレーヤに対して適用した例
を説明するための略線図である。
【図8】曲を選択的にダウンロードする場合に対してこ
の発明を適用した例を説明するための略線図である。
【図9】この発明を携帯電話に対して適用した例を説明
するための略線図である。
【符号の説明】
1・・・コンテンツの格納された媒体、11・・・暗号
化の復号器、12・・・圧縮符号化の伸長器、21・・
・システムコントローラ、61・・・携帯型プレーヤ、
65・・・課金ランプ、66・・・課金ロックスイッ
チ、67・・・ホームページの画面、68・・・携帯電
話、69・・・表示部、71・・・モード切り換えボタ
ン、101・・・レコード会社、103・・・著作権管
理機構、104・・・ユーザデバイス、109・・・聴
取権データ、110・・・決済センター、131・・・
課金ID、132・・・課金条件情報、133・・・コ
ンテンツデータ、201・・・プレーヤ、202・・・
セキュアデコーダ、204・・・聴取権データチャージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10K 15/02 G10K 15/02 (72)発明者 木島 薫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 工藤 淳一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その復号または再生が有料とされた第1
    のディジタルデータと、その復号または再生が無料とさ
    れた第2のディジタルデータとが混在する媒体またはネ
    ットワークに対して使用されるディジタルデータ処理方
    法であって、 配付されたディジタルデータを復号、再生または入手す
    る時に、上記配付されたディジタルデータが第1および
    第2のディジタルデータの何れであるかを判別し、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータであると判別される場合に、上記復号または再
    生が有料であることを表示または告知することを特徴と
    するディジタルデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 上記判別が上記第1のディジタルデータ
    に付加された識別子に基づいてなされる請求項1記載の
    ディジタルデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 上記判別が復号、再生または入手の前、
    同時、または後に行われる請求項1記載のディジタルデ
    ータ処理方法。
  4. 【請求項4】 上記第1のディジタルデータに対して、
    課金の有無を示す識別子と、料金の情報とが付加されて
    おり、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータの場合に、上記料金に対して、上記表示または
    告知をするか否かの閾値を設定可能とした請求項1記載
    のディジタルデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 上記表示または告知は、資格上、聴覚
    上、または振動の有無によって行われる請求項4記載の
    ディジタルデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 上記第1および第2のディジタルデータ
    は、オーディオデータ、ビデオデータ、静止画像デー
    タ、文字データ、コンピュータグラフィックデータ、ゲ
    ームソフトウェア、およびコンピュータプログラムの内
    の少なくとも1つである請求項1記載のディジタルデー
    タ処理方法。
  7. 【請求項7】 上記第1および第2のディジタルデータ
    は、衛星放送、地上波放送、インターネット、有線テレ
    ビジョン放送、携帯電話、PHS、およびパッケージメ
    ディアの内の少なくとも1つを使用して配付されたもの
    である請求項1記載のディジタルデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 その信号または再生が有料とされた第1
    のディジタルデータと、その復号または再生が無料とさ
    れた第2のディジタルデータとが混在する媒体またはネ
    ットワークに対して使用されるディジタルデータ処理方
    法であって、 配付されたディジタルデータを復号、再生または入手す
    る時に、上記配付されたディジタルデータが第1および
    第2のディジタルデータの何れであるかを判断し、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータであると判別される場合に、上記第1のディジ
    タルデータの復号、再生または入手を禁止することを特
    徴とするディジタルデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 上記判別が上記第1のディジタルデータ
    に付加された識別子に基づいてなされる請求項8記載の
    ディジタルデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 上記判別が復号、再生または入手の
    前、同時、または後に行われる請求項8記載のディジタ
    ルデータ処理方法。
  11. 【請求項11】 上記第1のディジタルデータに対し
    て、課金の有無を示す識別子と、料金の情報とが付加さ
    れており、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータの場合に、上記料金に対して、上記表示または
    告知をするか否かの閾値を設定可能とした請求項8記載
    のディジタルデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 上記表示または告知は、視覚上、聴覚
    上、または振動の有無によって行われる請求項8記載の
    ディジタルデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 上記第1および第2のディジタルデー
    タは、オーディオデータ、ビデオデータ、静止画像デー
    タ、文字データ、コンピュータグラフィックデータ、ゲ
    ームソフトウェア、およびコンピュータプログラムの内
    の少なくとも1つである請求項8記載のディジタルデー
    タ処理方法。
  14. 【請求項14】 上記第1および第2のディジタルデー
    タは、衛星放送、地上波放送、インターネット、有線テ
    レビジョン放送、携帯電話、PHS、およびパッケージ
    メディアの内の少なくとも1つを使用して配付されたも
    のである請求項8記載のディジタルデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 その復号または再生が有料とされた第
    1のディジタルデータと、その復号または再生が無料と
    された第2のディジタルデータとが混在する媒体または
    ネットワークに対して使用されるディジタルデータ処理
    方法であって、 配付されたディジタルデータを復号、再生または入手す
    る時に、上記配付されたディジタルデータが第1および
    第2のディジタルデータの何れであるかを判別し、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータであると判別される場合に、上記復号または再
    生が有料であることを表示または告知すると共に、上記
    第1のディジタルデータの復号、再生または入手を禁止
    することを特徴とするディジタルデータ処理方法。
  16. 【請求項16】 上記判別が上記第1のディジタルデー
    タに付加された識別子に基づいてなされる請求項15記
    載のディジタルデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 上記判別が復号、再生または入手の
    前、同時、または後に行われる請求項15記載のディジ
    タルデータ処理方法。
  18. 【請求項18】 上記第1のディジタルデータに対し
    て、課金の有無を示す識別子と、料金の情報とが付加さ
    れており、 上記付加されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータの場合に、上記料金に対して、上記表示または
    告知をするか否かの閾値を設定可能とした請求項15記
    載のディジタルデータ処理方法。
  19. 【請求項19】 上記表示または告知は、視覚上、聴覚
    上、または振動の有無によって行われる請求項15記載
    のディジタルデータ処理方法。
  20. 【請求項20】 上記第1および第2のディジタルデー
    タは、オーディオデータ、ビデオデータ、静止画像デー
    タ、文字データ、コンピュータグラフィックデータ、ゲ
    ームソフトウェア、およびコンピュータプログラムの内
    の少なくとも1つである請求項15記載のディジタルデ
    ータ処理方法。
  21. 【請求項21】 上記第1および第2のディジタルデー
    タは、衛星放送、地上波放送、インターネット、有線テ
    レビジョン放送、携帯電話、PHS、およびパッケージ
    メディアの内の少なくとも1つを使用して配付されたも
    のである請求項15記載のディジタルデータ処理方法。
  22. 【請求項22】 その復号または再生が有料とされた第
    1のディジタルデータと、その配付が有料とされ、且つ
    その復号または再生が無料とされた第2のディジタルデ
    ータとが混在する媒体またはネットワークに対して使用
    されるディジタルデータ処理装置であって、 配付されたディジタルデータを復号、再生または入手す
    る時に、上記配付されたディジタルデータが第1および
    第2のディジタルデータの何れであるかを判断する手段
    と、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータであると判別される場合に、上記復号または再
    生が有料であることを表示または告知する手段とを有す
    ることを特徴とするディジタルデータ処理装置。
  23. 【請求項23】 その復号または再生が有料とされた第
    1のディジタルデータと、その復号または再生が無料と
    された第2のディジタルデータとが混在する媒体または
    ネットワークに対して使用されるディジタルデータ処理
    装置であって、 配付されたディジタルデータを復号、再生または入手す
    る時に、上記配付されたディジタルデータが第1および
    第2のディジタルデータの何れであるかを判別する手段
    と、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータであると判別される場合に、上記第1のディジ
    タルデータの復号、再生または入手を禁止する手段とを
    有することを特徴とするディジタルデータ処理装置。
  24. 【請求項24】 上記第1のディジタルデータに対し
    て、課金の有無を示す識別子と、料金の情報とが付加さ
    れており、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータの場合に、上記料金に対する閾値を設定可能と
    し、上記料金が所定以上の場合に上記第1のディジタル
    データの復号、再生または入手を禁止する請求項23記
    載のディジタルデータ処理装置。
  25. 【請求項25】 上記装置は、更に上記第1のディジタ
    ルデータの復号、再生または入手を禁止する機能の有効
    または上記機能の無効を選択する手段を備えている請求
    項23記載のディジタルデータ処理装置。
  26. 【請求項26】 その復号または再生が有料とされた第
    1のディジタルデータと、その復号または再生が無料と
    された第2のディジタルデータとが混在する媒体または
    ネットワークに対して使用されるディジタルデータ処理
    装置であって、 配付されたディジタルデータを復号、再生または入手す
    る時に、上記配付されたディジタルデータが第1および
    第2のディジタルデータの何れであるかを判別する手段
    と、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータであると判別される場合に、上記復号または再
    生が有料であることを表示または告知すると共に、上記
    第1のディジタルデータの復号、再生または入手を禁止
    する手段とを有することを特徴とするディジタルデータ
    処理装置。
  27. 【請求項27】 上記第1のディジタルデータに対し
    て、課金の有無を示す識別子と、料金の情報とが付加さ
    れており、 上記配付されたディジタルデータが上記第1のディジタ
    ルデータの場合に、上記料金に対する閾値を設定可能と
    し、上記料金が所定以上の場合に上記第1のディジタル
    データの復号、再生または入手を禁止する請求項26記
    載のディジタルデータ処理装置。
  28. 【請求項28】 上記装置は、上記第1のディジタルデ
    ータの復号、再生または入手を禁止する機能の有効また
    は上記機能の無効を選択する手段を備えている請求項2
    6記載のディジタルデータ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7418433B2 (en) 2002-02-15 2008-08-26 Sony Corporation Content providing system, content providing method, content processing apparatus, and program therefor
JP2009087065A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp 情報処理装置、およびコンテンツリスト表示方法
JP2013011891A (ja) * 2004-03-23 2013-01-17 Nokia Corp 移動通信装置における音楽同期用システム及び方法

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