JP2000207340A - コンテンツ再生方法及び装置及びコンテンツ再生プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ再生方法及び装置及びコンテンツ再生プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000207340A
JP2000207340A JP974699A JP974699A JP2000207340A JP 2000207340 A JP2000207340 A JP 2000207340A JP 974699 A JP974699 A JP 974699A JP 974699 A JP974699 A JP 974699A JP 2000207340 A JP2000207340 A JP 2000207340A
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Jun Sekine
純 関根
Takashi Fujimura
考 藤村
Susumu Nomura
進 野村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権を守り、コンテンツの利用者間での直
接配布が自由にでき、料金の回収を確実に可能とし、か
つ、購入した事実をコンテンツ再生装置とは独立に持ち
回って複数のコンテンツ再生装置で再生可能とするコン
テンツ再生方法及び装置及びコンテンツ再生プログラム
を格納した記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、料金額を増額する料金増額オ
ーダをコマンドとして受け付けると、認証情報を用い
て、該料金増額オーダが正当であることを確認し、正当
であれば、予め蓄積されている料金に料金額を増額し、
指定されたコンテンツを再生するための再生権購入コマ
ンドを受け付けると、再生権の存在を確認し、認証情報
を用いてコンテンツの正当性を確認し、正当性が確認さ
れた場合に、蓄積された料金額から減額し、コンテンツ
を再生する再生権を生成して蓄積し、コンテンツを生成
するコマンドを受け付けると、再生権の存在及び該再生
権の正当性が確認できた場合、かつ、コンテンツが正当
であれば、該コンテンツを読み出し、コンテンツ本体を
復号化して再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ再生方
法及び装置及びコンテンツ再生プログラムを格納した記
憶媒体に係り、特に、利用者が購入した図形、画像、音
楽、本等のディジタル化されたコンテンツを蓄積し、再
生を行うコンテンツ再生方法及び装置及びコンテンツ再
生プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等を経由してコン
テンツを購入し、利用者端末において再生可能とするサ
ービスが見られるようになっている。これを実現するた
めには、コンテンツに対して料金を支払って購入し、そ
の後、当該コンテンツを再生できるようにする必要があ
る。これを実現するために、以下のようなものが提案さ
れている。
【0003】従来の第1の方法として、コンテンツの支
払を済ませたらコンテンツを利用者端末にダウンロード
する方法がある。この方法は、ダウンロード以後、その
コンテンツは自由に再生できるようになる。従来の第2
の方法として、予めコンテンツの集合をCD−ROM等
に暗号化して無料または、安い値段で配布しておく方法
がある。特定のコンテンツの支払を済ませると、そのコ
ンテンツの復号化のための鍵が配布され、以後、そのコ
ンテンツは鍵を持っている利用者端末で自由に再生でき
るようになる。この方法は、「曽根岡、他、情報流通プ
ラットホーム Infoket, NTT技術ジャーナル、199
7年5月号、52頁〜55頁、1997」に示されてい
る。
【0004】従来の第3の方法として、予め、コンテン
ツを暗号化して配布しておく方法がある。配布は無料で
あり、利用者間で自由にできる。コンテンツを再生する
時には、専用ソフトあるいはハードを用い、その際、誰
がどのコンテンツを利用したかの利用情報が取得され
る。この利用情報がネットワークを経由して回収され、
後で利用者は課金される。また、著作権料は、この利用
情報に基づき、著作権者に配分される。この方法は、
「森 他、超流通:知的財産権処理のための電子技術、
情報処理、Vol,37,No.2,155頁〜161頁、199
6」に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、以下のような問題がある。まず、上記
の第1の情報では、ダウンロード後、コンテンツを自由
にコピーできるため、著作権の侵害の問題が発生すると
いう問題がある。また、上記の第2の方法では、著作権
は守れるが、著作権者からのコンテンツ毎に直接鍵を購
入し持ってことが再生の条件であるためコンテンツの利
用者間での直接的な配布ができず、コンテンツの普及に
時間がかかるという問題がある。
【0006】一方、上記の第3の方法では、著作権は守
れ、また、コンテンツの利用者間での直接配布も自由で
あるが、利用者に支払能力がないことが利用情報を回収
して課金する段階になってわかるため、料金の未回収の
恐れがある。また、利用者がコンテンツを買った事実が
購入時に利用者が用いていたコンテンツ再生装置に固定
的に蓄積されるため、別のコンテンツ再生装置で購入済
のコンテンツを再生することはできないという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、著作権を守り、コンテンツの利用者間での直接配布
が自由にでき、料金の回収を確実に可能とし、かつ、購
入した事実をコンテンツ再生装置とは独立に持ち回って
複数のコンテンツ再生装置で再生可能とするコンテンツ
再生方法及び装置及びコンテンツ再生プログラムを格納
した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明(請求項1)は、ディ
ジタル化されたコンテンツを料金を支払って購入し、該
コンテンツを再生するコンテンツ再生方法において、料
金額を増額する料金増額オーダを利用者から受け取ると
(ステップ1)、認証情報を用いて、該料金増額オーダ
が正当であるかを確認し(ステップ2)、正当である場
合には(ステップ3)、予め格納されている料金に料金
増額オーダに含まれる料金を増額し(ステップ4)、増
額された料金を格納する(ステップ5)。
【0009】本発明(請求項2)は、利用者から指定さ
れたコンテンツを再生するためのコマンドを受け取る
と、該コンテンツに対する再生権の正当性を確認し、正
当である場合には、格納されている料金額から減額し、
指定されたコンテンツを再生するための再生権を生成
し、該再生権を保持する。
【0010】本発明(請求項3)は、利用者から指定さ
れたコンテンツを再生するコマンドを受け取ると、再生
権が存在するか否かの判断、及び、該再生権の認証を行
い、指定されたコンテンツの認証を行い、再生権及びコ
ンテンツが正当である場合には、コンテンツ本体を復号
化し、再生する。
【0011】本発明(請求項4)は、ディジタル化され
たコンテンツを料金を支払って購入し、該コンテンツを
再生するコンテンツ再生方法において、料金額を増額す
る料金増額オーダを受け付けると、認証情報を用いて、
該料金増額オーダが正当であることを確認し、正当であ
れば、予め蓄積されている料金に料金額を増額し、コン
テンツを再生するための再生権購入要求を受け付ける
と、再生権の存在を確認し、認証情報を用いてコンテン
ツの正当性を確認し、正当性が確認された場合に、蓄積
された料金額から減額し、該コンテンツを再生する再生
権を生成して蓄積し、コンテンツの再生要求を受け付け
ると、再生権の存在及び該再生権の正当性が確認できた
場合、かつ、コンテンツが正当であれば、該コンテンツ
を読み出し、コンテンツ本体を復号化して再生する。
【0012】本発明(請求項5)は、料金額を増額する
ための料金増額オーダを利用者から受け取ると、該料金
増額オーダが正当であるかを確認し、正当である場合に
は、予め格納されている料金に該料金増額オーダに含ま
れる料金を増額し、増額された料金を格納し、利用者か
ら指定されたコンテンツを再生するためのコマンドを受
け取ると、該コンテンツに対する再生権の正当性を確認
し、正当である場合には、格納されている料金額から減
額し、指定された該コンテンツを再生するための再生権
を生成し、該再生権を保持し、利用者から指定されたコ
ンテンツを再生するコマンドを受け取ると、再生権が存
在するか否かの判断、及び、該再生権の認証を行い、指
定された該コンテンツの認証を行い、該再生権及び該コ
ンテンツが正当である場合には、コンテンツ本体を復号
化し、再生する。
【0013】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項6)は、料金を支払って購入したディジタル
化されたコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であ
って、認証情報を格納する認証情報管理手段10と、料
金額を増額する料金増額オーダを利用者から受け取る
と、認証情報管理手段10の認証情報を用いて、該料金
増額オーダが正当であるかを確認する増額オーダチェッ
ク手段11と、増額オーダチェック手段11において正
当である場合には、予め格納されている料金に料金増額
オーダに含まれる料金を増額し、増額された料金を格納
する料金情報管理手段12とを有する。
【0014】本発明(請求項7)は、利用者から指定さ
れたコンテンツを再生するための再生権を購入するため
のコマンドを受け取ると、該コンテンツに対する再生権
の正当性を認証情報管理手段の認証情報を用いて確認す
る第1の再生権チェック手段と、再生権チェック手段で
正当である場合には、格納されている料金額から減額し
て格納する料金情報管理手段と、指定されたコンテンツ
を再生するための再生権を生成する再生権生成手段と、
生成された再生権を保持する再生権管理手段とを有す
る。
【0015】本発明(請求項8)は、コンテンツを格納
・管理するコンテンツ管理手段と、利用者から指定され
たコンテンツを再生するコマンドを受け取ると、認証情
報管理手段の認証情報を用いて、再生権が存在するこ
と、及び該再生権の正当性を確認する第2の再生権チェ
ック手段と、認証情報管理手段の認証情報を用いて指定
されたコンテンツの正当性を確認するコンテンツチェッ
ク手段と、コンテンツ管理手段からコンテンツを読み出
し、コンテンツ本体を復号化し、再生するコンテンツ再
生手段とを有する。
【0016】本発明(請求項9)は、料金を支払って購
入したディジタル化されたコンテンツを再生するコンテ
ンツ再生装置であって、コンテンツ及び再生権のチェッ
クに必要な認証情報を管理する認証情報管理手段と、コ
マンドを処理するコマンド処理手段と、料金額の増額オ
ーダをチェックする増額オーダチェック手段と、コンテ
ンツの再生権を購入するために必要な料金額を格納する
料金情報管理手段と、再生権の偽造や改竄の有無をチェ
ックする再生権チェック手段と、コンテンツの偽造や改
竄の有無をチェックするコンテンツチェック手段と、再
生権を生成する再生権生成手段と、特定のコンテンツを
購入したことを表す再生権を管理する再生権管理手段
と、暗号化されたコンテンツを管理するコンテンツ管理
手段と、コンテンツを復号化し、再生するコンテンツ再
生手段とから構成され、コマンド処理手段において、料
金額を増額する料金増額オーダをコマンドとして受け付
けると、増額オーダチェック手段において、認証情報管
理手段に蓄積された認証情報を用いて、該料金増額オー
ダが正当であることを確認し、正当であれば、料金情報
管理手段に蓄積された料金額を増額し、コマンド処理手
段において、指定されたコンテンツを再生するための再
生権購入コマンドを受け付けると、再生権チェック手段
において、再生権の存在を確認し、コンテンツチェック
手段において、認証情報管理手段に蓄積された認証情報
を用いてコンテンツの正当性を確認し、正当であれば、
料金情報管理手段に蓄積された料金額から減額し、再生
権生成手段において、指定されたコンテンツを再生する
再生権を生成し、再生権管理手段に蓄積し、コマンド処
理手段において、指定されたコンテンツを再生するコマ
ンドを受け付けると、再生権チェック手段は、認証情報
管理手段に蓄積されている認証情報を用いて、再生権が
存在すること、及び該再生権の正当性を確認し、コンテ
ンツチェック手段は、認証情報管理手段に蓄積された認
証情報を用いて、コンテンツの正当性を確認し、正当で
あれば、コンテンツ再生手段において、コンテンツ管理
手段から該コンテンツを読み出し、コンテンツ本体を復
号化して再生する。
【0017】本発明(請求項10)は、ディジタル化さ
れたコンテンツを料金を支払って購入し、該コンテンツ
を再生するコンテンツ再生プログラムを格納した記憶媒
体であって、料金額を増額する料金増額オーダを利用者
から受け取ると、認証情報を用いて、該料金増額オーダ
が正当であるかを確認する増額オーダチェックプロセス
と、増額オーダチェックプロセスにおいて正当である場
合には、予め格納されている料金に料金増額オーダに含
まれる料金を増額し、増額された料金を記憶手段に格納
する料金情報管理プロセスとを有する。
【0018】本発明(請求項11)は、利用者から指定
されたコンテンツを再生するための再生権を購入するた
めのコマンドを受け取ると、該コンテンツに対する再生
権の正当性を認証情報を用いて確認する第1の再生権チ
ェックプロセスと、第1の再生権チェックプロセスで正
当である場合には、格納されている料金額から減額して
記憶手段に格納する料金情報管理プロセスと、指定され
たコンテンツを再生するための再生権を生成する再生権
生成プロセスと、再生権を記憶手段に格納する再生権管
理プロセスとを有する。
【0019】本発明(請求項12)は、利用者から指定
されたコンテンツを再生するコマンドを受け取ると、認
証情報を用いて、再生権が存在すること、及び該再生権
の正当性を確認する第2の再生権チェックプロセスと、
認証情報を用いて指定されたコンテンツの正当性を確認
するコンテンツチェックプロセスと、コンテンツを読み
出し、コンテンツ本体を復号化し、再生するコンテンツ
再生プロセスとを有する。
【0020】本発明(請求項13)は、ディジタル化さ
れたコンテンツを料金を支払って購入し、該コンテンツ
を再生するコンテンツ再生プログラムを格納した記憶媒
体であって、料金額を増額する料金増額オーダをコマン
ドとして受け付けると、認証情報を用いて、該料金増額
オーダが正当であることを確認し、正当であれば、予め
記憶手段に蓄積されている料金に料金額を増額する増額
オーダチェックプロセスと、指定されたコンテンツを再
生するための再生権購入コマンドを受け付けると、再生
権の存在を確認する再生権チェックプロセスと、認証情
報を用いてコンテンツの正当性を確認し、正当性が確認
された場合に、記憶手段に蓄積された料金額から減額す
るコンテンツチェックプロセスと、指定されたコンテン
ツを再生する再生権を生成して蓄積する再生権生成プロ
セスと、指定されたコンテンツを再生するコマンドを受
け付けると、再生権チェックプロセスにおいて、再生権
の存在及び該再生権の正当性が確認できた場合、かつ、
コンテンツチェックプロセスにおいてコンテンツが正当
であれば、該コンテンツを読み出し、コンテンツ本体を
復号化して再生するコンテンツ再生プロセスを有する。
【0021】上記のように、本発明では、料金の支払時
には、料金が利用者からコンテンツ提供者に支払われた
後、その料金額が増額オーダとして提示され、増額オー
ダの偽造、改竄がなされていないことを確認した後、記
憶手段に蓄積された料金額が増額される。あるコンテン
ツを購入する時には、購入するコンテンツが提示される
と、コンテンツの偽造、改竄がなされていないことを確
認し、次に、そのコンテンツに記載された料金額を記憶
手段に蓄積された料金額から減額した後、当該利用者が
コンテンツを購入したことを記録した再生権を記憶手段
に蓄積する。
【0022】コンテンツ再生する時には、再生するコン
テンツが提示されると、再生権が存在し、かつ偽造、改
竄がなされていないことを確認し、次に、コンテンツの
偽造、改竄がなされていないことを確認した後、コンテ
ンツを復号化し、再生する。
【0023】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のコンテンツ再生
装置の構成を示す。同図に示すコンテンツ再生装置1
は、コマンドを処理するコマンド処理部2、コンテンツ
の偽造や改竄の有無をチェックするコンテンツチェック
部3、暗号化されたコンテンツを管理するコンテンツ管
理部4、コンテンツを転送するコンテンツ転送部5、コ
ンテンツを復号化し、再生するコンテンツ再生部6、再
生権を生成する再生権生成部7、再生権の偽造や改竄の
有無をチェックする再生権チェック部8、特定のコンテ
ンツを購入したことを表す再生権を管理する再生権管理
部9、コンテンツ及び再生権のチェックに必要な認証情
報を管理する認証情報管理部10、料金額の増額オーダ
をチェックする増額オーダチェック部11、コンテンツ
の再生権を購入するために必要な料金額を格納する料金
情報管理部12から構成される。
【0024】コンテンツ再生装置1は、当該コンテンツ
再生装置1に対して増額オーダを転送する決済装置1
3、コンテンツ(コンテンツ転送コマンド)をコンテン
ツ再生装置1に対して送信するコンテンツ転送装置1
4、及び利用者からの指示をコマンド(コンテンツ購入
コマンド、コンテンツ再生コマンド)としてコンテンツ
再生装置1に送る利用者入力装置15に接続される。
【0025】上記の構成のコンテンツ再生装置の動作と
して、最初に料金増額時の場合の処理を説明する。図4
は、本発明のコンテンツ再生装置における料金増額時の
動作を示すフローチャートである。 ステップ101) 利用者は、まず、決済装置13を用
いて、コンテンツ提供者に料金の支払を行い、その結果
として、決済装置13を介して、コンテンツ提供者から
増額オーダがコンテンツ再生装置1に転送される。
【0026】ステップ102) 転送された増額オーダ
がコンテンツ再生装置1のコマンド処理部2に提示され
ると、増額オーダチェック部11は、その増額オーダが
正当か否かの確認を行う。ステップ103) 増額オー
ダに問題がないことが確認できたならば、料金情報管理
部12に蓄積された料金額を増額オーダに記された課金
額だけ増額する。
【0027】ステップ104) 最後に、増額オーダに
記された情報を蓄積する。次に、コンテンツ転送時の動
作を説明する。図5は、本発明のコンテンツ再生装置に
おけるコンテンツ転送時の動作を示すフローチャートで
ある。 ステップ201) まず、利用者は、コンテンツ再生装
置1に送り込みたいコンテンツをコンテンツ転送装置1
4において指定すると、コンテンツ転送装置14は、指
定されたコンテンツのコンテンツIDをデータとしてコ
ンテンツ転送コマンドをコマンド処理部2に提示する。
【0028】ステップ202) コンテンツ転送部5
は、指定されたコンテンツをコンテンツ転送装置14か
ら受け取り、コンテンツ再生装置1に取り込む。 ステップ203) コンテンツチェック部3は、コンテ
ンツのヘッダが改竄されていないことを確認する。 ステップ204) コンテンツチェック部3は、コンテ
ンツ本体が改竄されていないことを確認する。
【0029】これらの確認の結果、コンテンツが改竄さ
れていないことをが確認できたならば、コンテンツをコ
ンテンツ管理部4に蓄積する。次に、再生権購入時の動
作を説明する。図6は、本発明のコンテンツ再生装置に
おけるコンテンツ再生権購入の動作を示すフローチャー
トである。
【0030】ステップ301) 利用者は購入したいコ
ンテンツを利用者入力装置15を用いて指定すると、利
用者入力装置は、購入したいコンテンツのIDをデータ
として再生権購入コマンドをコマンド処理部2に提示す
る。 ステップ302) 再生権チェック部8は、指定された
コンテンツの再生権が既にあるかどうかを再生権管理部
9を調べて確認する。
【0031】ステップ303) 次に指定されたコンテ
ンツ20に対して、コンテンツチェック部3は、コンテ
ンツのヘッダが改竄されていないことを確認する。 ステップ304) コンテンツチェック部3は、コンテ
ンツが改竄されていないことを確認する。 ステップ305) 料金情報蓄積部12に蓄積された料
金額が足りているかを確認する。
【0032】ステップ306) コンテンツの価格を料
金情報管理部12に蓄積されてる料金額から減額する。 ステップ307) 再生権生成部7は、再生権を生成す
る。 ステップ308) 最後に生成した再生権を再生権管理
部9に蓄積する。最後に、コンテンツの再生時の動作を
説明する。
【0033】図7は、本発明のコンテンツ再生装置にお
ける再生権購入時の動作を示すのフローチャートであ
る。 ステップ401) 利用者は、再生したいコンテンツを
利用者入力装置15を用いて指定すると、利用者入力装
置15は、再生したいコンテンツのIDをデータとして
コンテンツ再生コマンドをコマンド処理部2に提示す
る。
【0034】ステップ402) コマンド処理部2は、
まず、指定したコンテンツIDに対応する再生権がある
ことを確認する。 ステップ403) 再生権がある場合には、その再生権
が正当であることを確認する。 ステップ404) 指定されたコンテンツに対して、コ
ンテンツチェック部3は、コンテンツのヘッダが改竄さ
れていないかを確認する。
【0035】ステップ405) コンテンツチェック部
3は、コンテンツ本体が改竄されていないことを確認す
ると共に、コンテンツヘッダと再生権の整合がとれてい
るかを判定する。 ステップ406) 再生権生成部7において、再生権に
有効回数が設定されている場合には、再生権の生成を行
い、再生権管理部9に蓄積する。また、再生権の有効回
数が0の場合には当該再生権を削除する。
【0036】ステップ407) 指定されたコンテンツ
をコンテンツ再生部6において復号化した後、再生す
る。
【0037】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。 [第1の実施例]図8は、本発明の第1の実施例のコン
テンツの情報構造を示す。同図に示すコンテンツ20
は、コンテンツの内容を記述するヘッダ21、コンテン
ツヘッダ21が改竄されていないことを証明するめのコ
ンテンツ提供者によってなされた署名27、及び暗号化
されたコンテンツ本体28から構成される。また、コン
テンツのヘッダ21は、コンテンツを識別するコンテン
ツID22、コンテンツの価格23、コンテンツの有効
期間24、コンテンツの再生が可能な回数を表す有効回
数25、及び、コンテンツ本体が改竄、偽造されていな
いことを証明するためのコンテンツ提供者によってなさ
れたコンテンツ本体署名27から構成される。本実施例
では、有効期間24に値が設定されていない場合には、
有効期限は無限、有効回数25に値が設定されていなけ
れば、有効回数は無制限と解釈する。
【0038】図9は、本発明の第1の実施例の再生権の
情報を示す。再生権30は、再生可能なコンテンツ20
のコンテンツID31、再生が可能な利用者を識別する
利用者ID32、再生権の有効期限33、再生権により
再生できる回数を表す有効回数32、及び再生権が改竄
されていないことを証明するため再生権を購入した利用
者のコンテンツ再生装置1によりなされた署名35から
構成される。
【0039】図10は、本発明の第1の実施例の認証情
報の情報構造を示す。認証情報40は、利用者を識別す
るコンテンツ再生装置による署名に用いる利用者秘密鍵
42、その署名を検証するための利用者公開鍵43、利
用者公開鍵の正当性を証明する認証機関によって署名さ
れた利用者公開鍵証明書44、コンテンツ提供者の鍵の
正当性を証明する認証機関によって署名されたコンテン
ツ提供者公開鍵証明書45、及び利用者公開鍵認証証明
書及びコンテンツ提供者公開鍵証明書の署名に用いられ
た認証機関の公開鍵46から構成される。
【0040】図11は、本発明の第1の実施例の増額オ
ーダの情報構造を示す。増額オーダ50は、増額オーダ
を識別する増額オーダID51、どの利用者に対して作
成された増額オーダであるかを示す利用者ID52、増
額する料金額を表す課金額53、増額オーダの発行日時
54、及び増額オーダが改竄されていないことを証明す
るためにコンテンツ提供者によってなされた署名55か
ら構成される。
【0041】図12は、本発明の第1の実施例の料金情
報の情報構造を示す。料金情報60は、再生権30の購
入に利用できる料金額61、最後に処理した増額オーダ
50を識別する最新増額オーダID62、及びその増額
オーダの発行日時を表す最新増額オーダ発行日時63か
ら構成される。但し、コンテンツのヘッダ21の情報構
造は、これに限定されるものではなく、利用条件を規定
する任意の情報項目を追加することが可能である。ま
た、同様に、再生権の情報構造もこれに限定されるもの
ではなく、再生の条件を規定する任意の情報項目を追加
することが可能である。
【0042】次に、図3におけるコンテンツ再生装置の
動作を説明する。まず、前述の図4に料金増額時の詳細
な動作を説明する。利用者は、まず、決済装置13を用
いて、コンテンツ提供者に料金の支払を行い、その結果
として、決済装置13を介して、コンテンツ提供者から
増額オーダ50がコンテンツ再生装置1に転送される
(ステップ101)。この増額オーダがコマンド処理部
2に提示されると、増額オーダチェック部11は、その
増額オーダが正当か否かの確認を行う(ステップ10
2)。
【0043】具体的には、まず、増額オーダが改竄され
ていないことを増額オーダの署名55で確認すると共
に、署名に使われたコンテンツ提供者の鍵が正当である
ことを認証情報管理部10に含まれるコンテンツ提供公
開鍵証明書45により確認し、さらに、コンテンツ提供
者公開鍵証明書45が正しいことを認証機関公開鍵46
により確認する。また、増額オーダが正しい利用者に対
して発行されていることを確認するため増額オーダ50
の利用者ID52と認証情報40の利用者ID41が一
致しているかどうかを調べる。さらに、同一の増額オー
ダが2度以上使われていないことを確認する。この確認
は、最後に処理した増額オーダの増額オーダID51及
び発行日時54を料金情報管理部12に蓄積し、その値
と比べて増額オーダに記された増額オーダID51及び
発行日時54が新しいことを確認することにより行う。
【0044】次に、増額オーダに問題ないことが確認で
きたならば、料金情報管理部12に蓄積された料金額6
1を増額オーダに記された課金額53だけ増額する(ス
テップ103)。最後に、増額オーダに記された増額オ
ーダID51及び発行日時54を料金情報管理部12の
最新増額オーダID62及び最新増額オーダ発行日時6
3にそれぞれ蓄積する(ステップ104)。
【0045】次に、本実施例におけるコンテンツ転送時
の動作を前述の図5を用いて説明する。まず、利用者は
コンテンツ再生装置1に送り弧みたいコンテンツをコン
テンツ転送装置14において指定すると、コンテンツ転
送装置14は、指定されたコンテンツのコンテンツID
をデータとしてコンテンツ転送コマンドをコマンド処理
部2に提示する(ステップ201)。
【0046】コンテンツ転送部5は、指定されたコンテ
ンツ20をコンテンツ転送装置14から受け取り、コン
テンツ再生装置1に取り込む(ステップ202)。次
に、コンテンツチェック部3は、コンテンツのヘッダ2
1が改竄されていないことをコンテンツヘッダ署名27
とコンテンツ提供者公開鍵証明書45により確認すると
共に、コンテンツ提供者公開鍵証明書45が正当である
ことを認証機関公開鍵46により確認する(ステップ2
03)。
【0047】次に、コンテンツチェック部3は、コンテ
ンツ本体28が改竄されていないことをコンテンツ本体
署名26とコンテンツ提供者公開鍵証明書45により確
認する(ステップ204)。これらの確認の結果、コン
テンツが改竄されていないことが確認できたなら、コン
テンツをコンテンツ管理部4に蓄積する。
【0048】次に、再生権購入時の動作を前述の図6を
用いて説明する。利用者は購入したいコンテンツを利用
者入力装置15を用いて指定すると、利用者入力装置1
5は、購入したいコンテンツIDをデータとして再生権
購入コマンドをコマンド処理部2に提示する(ステップ
301)。再生権チェック部8は、指定されたコンテン
ツの再生権30が既にあるかどうかを再生権管理部9を
調べて確認する(ステップ302)。
【0049】次に、指定されたコンテンツ20に対し
て、コンテンツチェック部3は、コンテンツのヘッダ2
1が改竄されていないことをコンテンツヘッダ署名27
とコンテンツ提供者公開鍵証明書45により確認すると
共に、コンテンツ提供者公開鍵証明書45が正当である
ことを認証機関公開鍵46により確認する(ステップ3
03)。
【0050】次に、コンテンツチェック部3は、コンテ
ンツ本体28が改竄されていないことをコンテンツ本体
署名26とコンテンツ提供者公開鍵証明書45により確
認する(ステップ304)。次に、料金情報管理部12
に蓄積された料金額61はコンテンツの価格23以上で
あることを確認する(ステップ305)。
【0051】次に、コンテンツの価格23を料金情報管
理部12に蓄積された料金額61から減算する(ステッ
プ306)。次に、再生権生成部7は、再生権30を生
成する。ここで、再生権のコンテンツID31は、コマ
ンドで指定したコンテンツIDの値を、利用者ID32
は認証情報中の利用者ID41の値を、有効期限33は
有効期間24の値に現在の日時を足した値を、有効回数
34は、有効回数25の値を設定する。利用者署名35
は、認証情報に含まれる利用者秘密鍵42を用いて生成
する(ステップ307)。
【0052】最後に、生成した再生権を再生権管理部9
に蓄積する(ステップ308)。次いで、コンテンツの
再生時の動作を前述の図7を用いて説明する。利用者は
再生したいコンテンツを利用者入力装置15を用いて指
定すると、利用者入力装置15は、再生したいコンテン
ツのIDをデータとしてコンテンツ再生コマンドをコマ
ンド処理部2に提示する(ステップ401)。
【0053】コマンド処理部2は、まず、指定したコン
テンツIDに対応する再生権30があることを確認する
(ステップ402)。次に、再生権がある場合には、そ
の再生権が正当であることを確認する(ステップ40
3)。これは、再生権に対して付与された利用者署名3
5と利用者公開鍵43により確認すると共に、利用者公
開鍵証明書44が正当であることを認証機関公開鍵46
により確認することにより行う。
【0054】次に、指定されたコンテンツに対して、コ
ンテンツチェック部3は、コンテンツのヘッダ21が改
竄されていないことを、コンテンツヘッダ署名27とコ
ンテンツ提供者公開鍵証明書45により確認すると共
に、コンテンツ提供者公開鍵証明書45が正当であるこ
とを認証機関公開鍵46により確認する(ステップ40
4)。ここで、再生権に有効期限33の値が設定されて
いた場合には、現時点が有効期限の範囲内であることも
確認する。
【0055】次に、コンテンツチェック部3は、コンテ
ンツ本体28が改竄されていないことをコンテンツ本体
署名26とコンテンツ提供者公開鍵証明書45により確
認する(ステップ405)。ここで、もし、再生権に有
効回数34の値が設定されていた場合には、有効回数を
1減算した新しい再生権を再生権生成部7が作成し、再
生権管理部9に格納する。但し、有効回数が減算の結果
0となった場合には、再生権を削除する(ステップ40
6)。
【0056】最後に指定されたコンテンツをコンテンツ
再生部6が復号化した後、再生する(ステップ40
7)。コンテンツの復号化のための鍵は事前にコンテン
ツ再生部6に配布し、盗まれないように守られているも
のとする。以上、料金の増額、コンテンツの転送、コン
テンツ再生権の購入、及びコンテンツの再生の動作を説
明した。
【0057】なお、料金情報60や認証情報40が改
竄、偽造されるとセキュリティ上の問題が生じるため、
料金情報管理部2及び、認証情報管理部10は、不正に
情報の参照、更新ができない耐タンパー装置に格納する
必要がある。また、増額オーダチェック部11、再生権
生成部7、再生権チェック部8、コンテンツチェック部
3、及びコンテンツ再生部6は、処理手順が変更される
と、料金情報60、認証情報40、再生権30及びコン
テンツ20の改竄、偽造につながり、セキュリティ上の
問題が生じるため、処理手順が変更できないよう既存の
技術を用いて守る必要がある。このような技術の例とし
て、ROM化する、プログラム認証を行う、ICカード
に記憶する等の手法がある。一方、再生権管理部9、及
びコンテンツ管理部4の内容は、利用する直前に改竄の
有無が必ずチェックされるため、耐タンパー装置に入れ
る必要は必ずしもない。
【0058】また、再生権管理部9、料金情報管理部1
2、増額オーダチェック部11、及び認証情報管理部1
0を取り外して、携帯可能な装置、例えば、ICカード
上で実現することにより、携帯性が高められ、また、自
分のコンテンツ再生装置以外でもICカードさえあれば
購入したコンテンツの再生が可能になる。 [第2の実施例]次に、本発明の第2の実施例として、
前述の第1の実施例で示した利用者ID41、及びそれ
に基づき、生成された再生権の利用者ID32と増額オ
ーダ要求の利用者ID51は、コンテンツ再生装置1に
対して付与する例を示す。この場合、認証情報40に含
まれる利用者秘密鍵42、利用者公開鍵43、及び利用
者公開鍵証明書44は、それぞれコンテンツ再生装置1
に対して生成された秘密鍵、公開鍵、及び公開鍵証明書
に変更される。
【0059】[第3の実施例]次に、本発明の第3の実
施例として、複数のコンテンツ提供者が存在する場合に
ついて説明する。前述の第1の実施例では、コンテンツ
提供者が一人である場合を前提として説明したが、本実
施例では、コンテンツ提供者が複数存在する場合には、
料金支払時に回数した料金をコンテンツ提供者側で配分
する必要がある。この方式については、既に従来の第3
の方法(「森 他、超流通:知的財産権処理のための電
子技術、情報処理、Vol,37,No.2,155頁〜161頁、
1996」)に示されているように、ネットワークを経
由して回収された利用者情報に基づいて、算出し、配分
することが可能である。また、最初にコンテンツ再生装
置にダウンロードされた回数から推定するなどの方式を
採ることも可能である。
【0060】また、上記の実施例は、図3の構成に基づ
いて説明したが、この例に限定されることなく、同図の
コンテンツ再生装置の構成要素をプログラムとして構築
し、コンテンツ再生装置として利用されるコンピュータ
に接続されるディスク装置や、フロッピーディスク、C
D−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を
実施する際にインストールすることにより、容易に本発
明を実現できる。
【0061】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0062】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、コンテ
ンツの利用ためには再生権を購入する必要があるため、
著作権を保護でき、暗号化されたコンテンツの配布は無
料で利用者間で直接行うことが可能となり、料金の支払
は事前に行ってその料金額に相当する値を本発明のコン
テンツ再生装置内に安全に蓄積するため、料金の未回収
の問題は生じない。
【0063】また、料金情報、認証情報、及び再生権は
携帯可能な装置、例えば、ICカードに入れることによ
り、コンテンツさえ事前に蓄積されていれば、どのコン
テンツ再生装置でも再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のコンテンツ再生装置の構成図である。
【図4】本発明のコンテンツ再生装置における料金増額
時の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明のコンテンツ再生装置におけるコンテン
ツ転送時の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明のコンテンツ再生装置におけるコンテン
ツ再生権購入の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明のコンテンツ再生装置における再生権購
入時の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施例のコンテンツの情報構造
を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例の再生権の情報構造を示
す図である。
【図10】本発明の第1の実施例の認証情報の情報構造
を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施例の増額オーダの情報構
造を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施例の料金情報の情報構造
を示す図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ再生装置 2 コマンド処理部 3 コンテンツチェック部 4 コンテンツ管理部 5 コンテンツ転送部 6 コンテンツ再生部 7 再生権生成部 8 再生権チェック部 9 再生権管理部 10 認証情報管理手段、認証情報管理部 11 増額オーダチェック手段、増額オーダチェック部 12 料金情報管理手段、料金情報管理部 13 決済装置 14 コンテンツ転送装置 15 利用者入力装置 20 コンテンツ 21 ヘッダ 22 コンテンツ 23 価格 24 有効期間 25 有効回数 26 コンテンツ本体署名 27 コンテンツヘッダ署名 28 コンテンツ本体 30 再生権 31 コンテンツID 32 利用者ID 33 有効期限 34 有効回数 35 利用者署名 40 認証情報 41 利用者ID 42 利用者秘密鍵 43 利用者公開鍵 44 利用者公開鍵証明書 45 コンテンツ提供者公開鍵証明書 46 認証機関公開鍵 50 増額オーダ 51 増額オーダID 52 利用者ID 53 課金額 54 発行日時 55 署名 60 料金情報 61 料金額 62 最新増額オーダID 63 最新増額オーダ発行日時
フロントページの続き (72)発明者 野村 進 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA05 BA07 BB10 CA07 CA08 CA09 CA14 CA16 5B049 AA01 AA02 AA05 BB11 CC10 CC36 DD05 FF03 FF06 GG06 GG10 5B089 GA23 GB02 JA33 JB15 KA13 KA15 KC58

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化されたコンテンツを料金を
    支払って購入し、該コンテンツを再生するコンテンツ再
    生方法において、 料金額を増額する料金増額オーダを前記利用者から受け
    取ると、認証情報を用いて、該料金増額オーダが正当で
    あるかを確認し、 正当である場合には、予め格納されている料金に前記料
    金増額オーダに含まれる料金を増額し、増額された料金
    を格納することを特徴とするコンテンツ再生方法。
  2. 【請求項2】 前記利用者から指定されたコンテンツを
    再生するためのコマンドを受け取ると、該コンテンツに
    対する再生権の正当性を確認し、 正当である場合には、格納されている料金額から減額
    し、 指定された前記コンテンツを再生するための再生権を生
    成し、該再生権を保持する請求項1記載のコンテンツ再
    生方法。
  3. 【請求項3】 前記利用者から指定されたコンテンツを
    再生するコマンドを受け取ると、再生権が存在するか否
    かの判断、及び、該再生権の認証を行い、指定された前
    記コンテンツの認証を行い、 前記再生権及び前記コンテンツが正当である場合には、
    コンテンツ本体を復号化し、再生する請求項1または2
    記載のコンテンツ再生方法。
  4. 【請求項4】 ディジタル化されたコンテンツを料金を
    支払って購入し、該コンテンツを再生するコンテンツ再
    生方法において、 料金額を増額する料金増額オーダを受け付けると、認証
    情報を用いて、該料金増額オーダが正当であることを確
    認し、正当であれば、予め蓄積されている料金に料金額
    を増額し、 コンテンツを再生するための再生権購入要求を受け付け
    ると、再生権の存在を確認し、認証情報を用いてコンテ
    ンツの正当性を確認し、正当性が確認された場合に、蓄
    積された料金額から減額し、該コンテンツを再生する再
    生権を生成して蓄積し、 コンテンツの再生要求を受け付けると、再生権の存在及
    び該再生権の正当性が確認できた場合、かつ、コンテン
    ツが正当であれば、該コンテンツを読み出し、コンテン
    ツ本体を復号化して再生することを特徴とするコンテン
    ツ再生方法。
  5. 【請求項5】 料金額を増額するための料金増額オーダ
    を利用者から受け取ると、該料金増額オーダが正当であ
    るかを確認し、正当である場合には、予め格納されてい
    る料金に該料金増額オーダに含まれる料金を増額し、増
    額された料金を格納し、 前記利用者から指定されたコンテンツを再生するための
    コマンドを受け取ると、該コンテンツに対する再生権の
    正当性を確認し、正当である場合には、格納されている
    料金額から減額し、指定された該コンテンツを再生する
    ための再生権を生成し、該再生権を保持し、 前記利用者から指定されたコンテンツを再生するコマン
    ドを受け取ると、再生権が存在するか否かの判断、及
    び、該再生権の認証を行い、指定された該コンテンツの
    認証を行い、該再生権及び該コンテンツが正当である場
    合には、コンテンツ本体を復号化し、再生する請求項4
    記載のコンテンツ再生方法。
  6. 【請求項6】 料金を支払って購入したディジタル化さ
    れたコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であっ
    て、 認証情報を格納する認証情報管理手段と、 料金額を増額する料金増額オーダを前記利用者から受け
    取ると、前記認証情報管理手段の前記認証情報を用い
    て、該料金増額オーダが正当であるかを確認する増額オ
    ーダチェック手段と、 前記増額オーダチェック手段において正当である場合に
    は、予め格納されている料金に前記料金増額オーダに含
    まれる料金を増額し、増額された料金を格納する料金情
    報管理手段とを有することを特徴とするコンテンツ再生
    装置。
  7. 【請求項7】 前記利用者から指定されたコンテンツを
    再生するための再生権を購入するためのコマンドを受け
    取ると、該コンテンツに対する再生権の正当性を前記認
    証情報管理手段の前記認証情報を用いて確認する第1の
    再生権チェック手段と、 前記再生権チェック手段で正当である場合には、格納さ
    れている料金額から減額して格納する料金情報管理手段
    と、 指定された前記コンテンツを再生するための再生権を生
    成する再生権生成手段と、 生成された前記再生権を保持する再生権管理手段とを有
    する請求項6記載のコンテンツ再生装置。
  8. 【請求項8】 コンテンツを格納・管理するコンテンツ
    管理手段と、 前記利用者から指定されたコンテンツを再生するコマン
    ドを受け取ると、前記認証情報管理手段の前記認証情報
    を用いて、再生権が存在すること、及び該再生権の正当
    性を確認する第2の再生権チェック手段と、 前記認証情報管理手段の前記認証情報を用いて指定され
    たコンテンツの正当性を確認するコンテンツチェック手
    段と、 前記コンテンツ管理手段からコンテンツを読み出し、コ
    ンテンツ本体を復号化し、再生するコンテンツ再生手段
    とを有する請求項6または7記載のコンテンツ再生装
    置。
  9. 【請求項9】 料金を支払って購入したディジタル化さ
    れたコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であっ
    て、 コンテンツ及び再生権のチェックに必要な認証情報を管
    理する認証情報管理手段と、 コマンドを処理するコマンド処理手段と、 料金額の増額オーダをチェックする増額オーダチェック
    手段と、 前記コンテンツの再生権を購入するために必要な料金額
    を格納する料金情報管理手段と、 再生権の偽造や改竄の有無をチェックする再生権チェッ
    ク手段と、 コンテンツの偽造や改竄の有無をチェックするコンテン
    ツチェック手段と、 再生権を生成する再生権生成手段と、 特定のコンテンツを購入したことを表す再生権を管理す
    る再生権管理手段と、 暗号化されたコンテンツを管理するコンテンツ管理手段
    と、 前記コンテンツを復号化し、再生するコンテンツ再生手
    段とから構成され、 前記コマンド処理手段において、料金額を増額する料金
    増額オーダをコマンドとして受け付けると、前記増額オ
    ーダチェック手段において、前記認証情報管理手段に蓄
    積された前記認証情報を用いて、該料金増額オーダが正
    当であることを確認し、正当であれば、前記料金情報管
    理手段に蓄積された料金額を増額し、 前記コマンド処理手段において、指定されたコンテンツ
    を再生するための再生権購入コマンドを受け付けると、
    再生権チェック手段において、再生権の存在を確認し、
    前記コンテンツチェック手段において、前記認証情報管
    理手段に蓄積された前記認証情報を用いてコンテンツの
    正当性を確認し、正当であれば、前記料金情報管理手段
    に蓄積された料金額から減額し、前記再生権生成手段に
    おいて、指定された前記コンテンツを再生する再生権を
    生成し、前記再生権管理手段に蓄積し、 前記コマンド処理手段において、指定されたコンテンツ
    を再生するコマンドを受け付けると、前記再生権チェッ
    ク手段は、前記認証情報管理手段に蓄積されている前記
    認証情報を用いて、前記再生権が存在すること、及び該
    再生権の正当性を確認し、前記コンテンツチェック手段
    は、前記認証情報管理手段に蓄積された前記認証情報を
    用いて、コンテンツの正当性を確認し、正当であれば、
    前記コンテンツ再生手段において、前記コンテンツ管理
    手段から該コンテンツを読み出し、コンテンツ本体を復
    号化して再生することを特徴とするコンテンツ再生装
    置。
  10. 【請求項10】 ディジタル化されたコンテンツを料金
    を支払って購入し、該コンテンツを再生するコンテンツ
    再生プログラムを格納した記憶媒体であって、 料金額を増額する料金増額オーダを前記利用者から受け
    取ると、認証情報を用いて、該料金増額オーダが正当で
    あるかを確認する増額オーダチェックプロセスと、 前記増額オーダチェックプロセスにおいて正当である場
    合には、予め格納されている料金に前記料金増額オーダ
    に含まれる料金を増額し、増額された料金を記憶手段に
    格納する料金情報管理プロセスとを有することを特徴と
    するコンテンツ再生プログラムを格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記利用者から指定されたコンテンツ
    を再生するための再生権を購入するためのコマンドを受
    け取ると、該コンテンツに対する再生権の正当性を認証
    情報を用いて確認する第1の再生権チェックプロセス
    と、 前記第1の再生権チェックプロセスで正当である場合に
    は、格納されている料金額から減額して記憶手段に格納
    する料金情報管理プロセスと、 指定された前記コンテンツを再生するための再生権を生
    成する再生権生成プロセスと、 前記再生権を記憶手段に格納する再生権管理プロセスと
    を有する請求項10記載のコンテンツ再生プログラムを
    格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記利用者から指定されたコンテンツ
    を再生するコマンドを受け取ると、認証情報を用いて、
    再生権が存在すること、及び該再生権の正当性を確認す
    る第2の再生権チェックプロセスと、 認証情報を用いて指定されたコンテンツの正当性を確認
    するコンテンツチェックプロセスと、 コンテンツを読み出し、コンテンツ本体を復号化し、再
    生するコンテンツ再生プロセスとを有する請求項10ま
    たは11記載のコンテンツ再生プログラムを格納した記
    憶媒体。
  13. 【請求項13】 ディジタル化されたコンテンツを料金
    を支払って購入し、該コンテンツを再生するコンテンツ
    再生プログラムを格納した記憶媒体であって、 料金額を増額する料金増額オーダをコマンドとして受け
    付けると、認証情報を用いて、該料金増額オーダが正当
    であることを確認し、正当であれば、予め記憶手段に蓄
    積されている料金に料金額を増額する増額オーダチェッ
    クプロセスと、 指定されたコンテンツを再生するための再生権購入コマ
    ンドを受け付けると、再生権の存在を確認する再生権チ
    ェックプロセスと、 認証情報を用いてコンテンツの正当性を確認し、正当性
    が確認された場合に、前記記憶手段に蓄積された料金額
    から減額するコンテンツチェックプロセスと、 指定された前記コンテンツを再生するための再生権を生
    成して蓄積する再生権生成プロセスと、 指定されたコンテンツを再生するコマンドを受け付ける
    と、前記再生権チェックプロセスにおいて再生権の存在
    及び該再生権の正当性が確認できた場合、かつ、前記コ
    ンテンツチェックプロセスにおいてコンテンツが正当で
    あれば、該コンテンツを読み出し、コンテンツ本体を復
    号化して再生するコンテンツ再生プロセスを有すること
    を特徴とするコンテンツ再生プログラムを格納した記憶
    媒体。
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