JP2001135598A - ウエハのダイシング方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 - Google Patents

ウエハのダイシング方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器

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JP2001135598A
JP2001135598A JP2000239580A JP2000239580A JP2001135598A JP 2001135598 A JP2001135598 A JP 2001135598A JP 2000239580 A JP2000239580 A JP 2000239580A JP 2000239580 A JP2000239580 A JP 2000239580A JP 2001135598 A JP2001135598 A JP 2001135598A
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semiconductor device
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Nobuaki Hashimoto
伸晃 橋元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い半導体チップを形成することができるウ
エハのダイシング方法、半導体装置及びその製造方法、
回路基板並びに電子機器を提供することにある。 【解決手段】 ウエハ10にサポート部材20を貼り付
けてウエハ10を補強し、ウエハ10を切断する。ウエ
ハ10の裏面18を研削した後に、ウエハ10の能動面
14にサポート部材20を貼り付ける。サポート部材2
0をチップ26から剥離した後に、チップ26を基板3
0に実装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハのダイシン
グ方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに
電子機器に関する。
【0002】
【発明の背景】半導体装置の小型化・薄型化に伴い、薄
い半導体チップを形成する方法が開発されている。例え
ば、ウエハの能動面をハーフカットし、ウエハの裏面を
研削することによってウエハを個々の薄い半導体チップ
に分割する方法が知られている。
【0003】しかし、ハーフカット後のウエハは割れや
すいので、研削する工程に移すにはウエハの取り扱いが
難しい。また、ハーフカットを確実に行うためには、ウ
エハにある程度の厚みが必要となり、元々薄いウエハの
場合にはハーフカットが難しかった。
【0004】本発明はこの問題点を解決するものであ
り、その目的は、薄い半導体チップを形成することがで
きるウエハのダイシング方法、半導体装置及びその製造
方法、回路基板並びに電子機器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係るウエ
ハのダイシング方法は、ウエハにサポート部材を貼り付
けて前記ウエハを補強し、前記サポート部材とともに前
記ウエハを切断することを含む。
【0006】本発明によれば、ウエハを補強した状態で
切断することができ、ウエハの強度不足による破損を防
止することができる。なお、サポート部材は、ウエハを
補強できる硬さを有するものであれば良い。
【0007】(2)このウエハのダイシング方法におい
て、前記ウエハの一方の面を研削した後に、前記ウエハ
を切断してもよい。
【0008】これによれば、ウエハは研削によって薄く
なるが、サポート部材によって補強することができる。
従って、高い歩留まりでダイシングを行うことができ
る。
【0009】(3)このウエハのダイシング方法におい
て、前記ウエハの第1の面を研削した後に、前記ウエハ
の前記第1の面に前記サポート部材を貼り付けてもよ
い。
【0010】例えば、ウエハにおける集積回路が形成さ
れた面とは反対側の面(第1の面)を研削し、この研削
された面(第1の面)にサポート部材を貼り付ける。
【0011】(4)このウエハのダイシング方法におい
て、前記ウエハの第1の面を研削した後に、前記ウエハ
の前記第1の面とは反対側の第2の面に前記サポート部
材を貼り付けてもよい。
【0012】例えば、ウエハにおける集積回路が形成さ
れた面とは反対側の面(第1の面)を研削し、集積回路
が形成された面(第2の面)にサポート部材を貼り付け
る。
【0013】(5)このウエハのダイシング方法におい
て、前記ウエハの第1の面に前記サポート部材を貼り付
けた後に、前記ウエハの前記第1の面とは反対側の第2
の面を研削してもよい。
【0014】例えば、ウエハにおける集積回路が形成さ
れた面(第1の面)にサポート部材を貼り付け、集積回
路が形成された面とは反対側の面(第2の面)を研削す
る。
【0015】(6)このウエハのダイシング方法におい
て、前記サポート部材を、粘着剤を介して前記ウエハに
貼り付け、前記サポート部材は、前記ウエハよりも前記
粘着剤との粘着力が大きくてもよい。
【0016】これによれば、後の工程で、ウエハをダイ
シングして得られたチップからサポート部材を剥離する
ときに、粘着剤がチップに残らないようにすることがで
きる。
【0017】(7)このウエハのダイシング方法におい
て、前記サポート部材を前記ウエハに貼り付ける前に、
前記サポート部材の前記粘着剤との粘着力が、前記ウエ
ハの前記粘着剤との粘着力よりも大きくなるように前記
サポート部材の表面改質加工を施してもよい。
【0018】これによれば、表面において粘着剤との粘
着力が低い材料であっても、表面改質加工を施すことで
サポート部材として使用することができる。
【0019】(8)このウエハのダイシング方法におい
て、前記粘着剤は、水剥離性、熱剥離性及び電磁波硬化
剥離性のいずれかの材料であってもよい。
【0020】これによれば、水、熱及び電磁波のいずれ
かを粘着剤に与えることで、粘着剤を剥離しやすくする
ことができる。
【0021】(9)本発明に係る半導体装置の製造方法
は、上記ウエハのダイシング方法によって前記ウエハを
切断して得られたチップを基板に実装することを含む。
【0022】(10)この半導体装置の製造方法におい
て、前記サポート部材を前記チップから剥離した後に、
前記チップを前記基板に実装してもよい。
【0023】(11)この半導体装置の製造方法におい
て、前記チップを前記基板に実装した後に、前記サポー
ト部材を前記チップから剥離してもよい。
【0024】これによれば、チップには、基板に実装さ
れたときにサポート部材が接着されているので、サポー
ト部材はチップの保護部材にもなる。また、サポート部
材は、チップが基板に実装されてから剥離されるので、
剥離しやすい。
【0025】(12)本発明に係る半導体装置の製造方
法は、ウエハの第1の面を研削する工程と、前記第1の
面にサポート部材を貼り付ける工程と、前記ウエハを、
前記サポート部材とともに切断する工程と、前記ウエハ
を切断して得られたチップを、フェースダウン構造を形
成するように基板に実装する工程と、前記チップから前
記サポート部材を剥離する工程と、を有する。
【0026】本発明によれば、ウエハを補強した状態で
切断することができ、ウエハの強度不足による破損を防
止することができる。なお、サポート部材は、ウエハを
補強できる硬さを有するものであれば良い。
【0027】(13)本発明に係る半導体装置の製造方
法は、ウエハの第1の面を研削する工程と、前記第1の
面を研削する工程の後に、前記ウエハの前記第1の面と
は反対側の第2の面にサポート部材を貼り付ける工程
と、前記ウエハを、前記サポート部材とともに切断する
工程と、前記ウエハを切断して得られたチップを、フェ
ースアップ構造を形成するように基板に実装する工程
と、前記チップから前記サポート部材を剥離する工程
と、を有する。
【0028】本発明によれば、ウエハを補強した状態で
切断することができ、ウエハの強度不足による破損を防
止することができる。なお、サポート部材は、ウエハを
補強できる硬さを有するものであれば良い。
【0029】(14)本発明に係る半導体装置の製造方
法は、ウエハの第1の面にサポート部材を貼り付ける工
程と、前記サポート部材を貼り付ける工程の後、前記ウ
エハの前記第1の面とは反対側の第2の面を研削する工
程と、前記ウエハを、前記サポート部材とともに切断す
る工程と、前記ウエハを切断して得られたチップを、フ
ェースアップ構造を形成するように基板に実装する工程
と、前記チップから前記サポート部材を剥離する工程
と、を有する。
【0030】本発明によれば、ウエハを補強した状態で
切断することができ、ウエハの強度不足による破損を防
止することができる。なお、サポート部材は、ウエハを
補強できる硬さを有するものであれば良い。
【0031】(15)本発明に係る半導体装置は、上記
方法で製造されてなる。
【0032】(16)本発明に係る回路基板は、上記半
導体装置が実装されてなる。
【0033】(17)本発明に係る電子機器は、上記半
導体装置を有する。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して詳細に説明する。本発明は、ウエハを研削してか
らこれにサポート部材を貼り付ける場合(第1、2、4
及び5の実施の形態)と、ウエハにサポート部材を貼り
付けてからウエハを研削する場合(第3及び6の実施の
形態)と、を含む。
【0035】本発明は、サポート部材をウエハの裏面に
貼り付ける場合(第1及び2の実施の形態)と、サポー
ト部材をウエハの能動面に貼り付ける場合(第3〜6の
実施の形態)と、を含む。
【0036】本発明は、サポート部材をチップから剥離
してからチップを基板に実装する場合(第1、5及び6
の実施の形態)と、チップを基板に実装してからサポー
ト部材をチップから剥離する場合(第2、3及び4の実
施の形態)と、を含む。サポート部材のチップからの剥
離が先であれば、チップの実装にはフェースアップ構造
及びフェースダウン構造のいずれでも適用することが可
能である(第1、5及び第6の実施の形態)。サポート
部材が貼り付けられたままチップを基板に実装するとき
には、サポート部材がチップの能動面に貼り付けられて
おりフェースアップ構造を形成する場合(第3及び4の
実施の形態)と、サポート部材がチップの裏面に貼り付
けられておりフェースダウン構造を形成する場合(第2
の実施の形態)と、を含む。
【0037】(第1の実施の形態)図1(A)〜図1
(E)は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る半
導体装置の製造方法を説明する図である。本実施の形態
では、ウエハを切断するときに、本発明に係るウエハの
ダイシング方法を適用する。ウエハのダイシング方法
は、チップの製造方法でもある。
【0038】図1(A)に示すウエハ10は、シリコン
などの半導体からなる半導体ウエハであり、一方の面に
複数の集積回路(LSI回路パターン等)や複数のパッ
ドが形成されている。ウエハ10は、各集積回路ごとに
切断されてチップ(ベアチップ)が得られる。
【0039】本実施の形態では、ウエハ10の研削(裏
面研削)工程を行う。図1(A)には、研削工程として
ラッピングの例を示す。ラッピング台(研磨盤)12の
上にウエハ10を配置する。ウエハ10の能動面(集積
回路が形成された面)14は、予め保護フィルム(保護
テープ)等によって保護されていてもよい。
【0040】ラッピング台12とウエハ10との間に、
研磨剤16を介在させる。研磨剤16は、ウエハ10の
裏面(集積回路が形成された面とは反対側の面)18に
接触する。研削工程において、ウエハ10の厚みが所定
の厚さとなるよう、ウエハ10の裏面18を研磨剤16
により研磨する。例えば、ウエハ10の厚みが約50μ
m程度となるまで研磨を行うが、その薄さは特に限定さ
れない。研削工程は、ラッピングの他に、グラインディ
ングや化学的エッチングによって行ってもよい。
【0041】そして、ウエハ10の研磨を行った後に、
図1(B)に示すようにサポート部材20をウエハ10
に貼り付ける。サポート部材20は、少なくとも一定形
状を維持する硬さを有する。ウエハ10にサポート部材
20を貼り付けることにより、薄型化したウエハ10を
補強することができる。サポート部材20として、ウエ
ハ10と同質の材料を用いることで、サポート部材20
がウエハ10と同程度の強度を有してもよい。例えば、
ウエハ10の材料がシリコンである場合には、サポート
部材20には、シリコンやガラスを用いてもよい。ま
た、サポート部材20の材料としてはこれに限られるも
のではなく、セラミックや、ガラスエポキシ、ポリイミ
ド樹脂等の有機材料でも良い。
【0042】本実施の形態においては、薄型化したウエ
ハ10にサポート部材20を貼り付けることにより、ウ
エハ10の厚みを擬似的に増加させているということも
できる。例えば、約50μmの薄さのウエハ10が、約
200〜300μm以上の厚みのウエハと同程度の強度
を有することになる。なお、サポート部材20をウエハ
10に貼り付けた状態において、ウエハ10が切断可能
な強度を確保できるのであれば、ウエハ10及びサポー
ト部材20の合計の厚さは限定されない。
【0043】ウエハ10とサポート部材20とは、粘着
剤22を介して貼り付けてもよい。例えば、ウエハ10
の研削された面(裏面18)に、粘着剤22を介してサ
ポート部材20を貼り付ける。粘着剤22として、シー
ト状のものを用いても良いし、ペースト状のものを用い
ても良い。
【0044】粘着剤22は、後の工程で、少なくともウ
エハ10から剥離できる材料であることが好ましい。剥
離が可能であれば、粘着剤22は、硬化する材料すなわ
ち接着剤(接着材料)であってもよい。接着剤は、接着
時には接着力を保つとともに一定処理により容易に剥離
可能な性質を有することが好ましい。接着剤として、水
剥離性接着部材、熱剥離性接着部材、電磁波硬化剥離性
接着部材(紫外線剥離性接着部材、光硬化剥離性接着部
材、電子線硬化剥離性部材等)などを使用してもよい。
水剥離性の接着部材としては、水溶性の部材、例えばア
ムレコプロダクツ社の仮付け接着剤を使用することがで
きる。熱剥離性接着部材としては、熱を与えると接着表
面から発泡して剥離する性質を有するものを用いること
ができる。熱剥離性接着剤としては、日東電工(株)の
リバアルファ(登録商標)シリーズを使用することがで
きる。電磁波硬化剥離性接着部材としては、紫外線、
光、電子線などを照射することにより樹脂硬化が進み、
粘着力が低下するものなどがある。
【0045】粘着剤22は、ウエハ10から剥離しやす
いが、サポート部材20から剥離しにくいことが好まし
い。このような粘着剤22によれば、ウエハ10からサ
ポート部材20を剥離したときに、粘着剤22がサポー
ト部材20に付着してウエハ10に残らない。ウエハ1
0とサポート部材20とが異なる性質を有する場合に
は、このような特性を有する粘着剤22を選択すればよ
い。
【0046】あるいは、サポート部材20における粘着
剤22との粘着力(接着力)を強化するために、サポー
ト部材20に表面改質加工を施してもよい。詳しくは、
サポート部材20における粘着剤22が設けられる面
(ウエハ10に貼り付けられる面)に表面改質加工を施
す。表面改質加工の一つとして、サポート部材20の表
面の粗化処理がある。粗化処理は、表面を研磨するとい
った物理的処理によって行っても良いし、表面を酸化さ
せたり、表面を親水化処理(シランカップリング処理や
プライマー処理等)するといった化学的処理により行っ
ても良い。
【0047】粗化処理により、サポート部材20の粘着
剤22との粘着力(接着力)を、ウエハ10に比して強
化する。こうすることで、サポート部材20をチップ2
6から分離する際に、粘着剤22を、サポート部材20
とともにチップ26から剥離させることができる。
【0048】次に、図1(C)に示すように、ウエハ1
0を切断する(ダイシング工程)。すなわち、サポート
部材20に接着されたウエハ10を、ダイシングソー2
4などにより切断する。上述したように本実施の形態に
おいては、薄型化したウエハ10をサポート部材20と
接着したことにより補強している。このため、ダイシン
グ工程におけるウエハ10の強度不足によるウエハの破
損(ヒビ、欠け、割れ等)を防止することができる。な
お、ダイシング時にウエハ10を固定するために、ウエ
ハ10にウエハシートが貼り付けられているとしても、
ウエハシートは、ウエハ10を補強する強度を有してお
らず、一定の形状を維持しない材料からなるので、サポ
ート部材20ではない。
【0049】そして、ウエハ10を複数(図1(D)に
は1つのみを示す)のチップ(ベアチップ)26に切断
する。チップ(例えば半導体チップ)26の平面形状は
一般的には矩形である。チップ26の一方の面に、複数
のパッドが形成されている。パッドは、チップ26の面
の少なくとも1辺(多くの場合、2辺又は4辺)に沿っ
て並んでいる。パッドは、アルミニウムなどで薄く平ら
に形成されている。パッドの少なくとも一部を避けてチ
ップ26には、パッシベーション膜(図示しない)が形
成されている。パッシベーション膜は、例えば、SiO
2、SiN、ポリイミド樹脂などで形成することができ
る。
【0050】なお、ウエハ10に形成されたパッドにバ
ンプを形成してから、ウエハ10を切断してもよい。こ
れにより得られるチップ26を、フリップチップとして
使用することができる。
【0051】チップ26からサポート部材20を分離
(剥離)する。粘着剤22が水剥離性接着部材である場
合には、水を粘着剤22に与えることで、サポート部材
20とチップ26とを分離させることができる。この場
合、水を与えるまではサポート部材20とチップ26と
の接続状態は持続するため、チップの取り扱い(製造の
操作)が容易である。
【0052】粘着剤22が熱剥離性接着部材である場合
には、ダイシング工程後においてチップを加熱処理する
ときの熱を利用してもよい。そして、熱剥離性接着部材
を発泡させることにより、熱剥離性接着部材の接着面積
を減少させてチップ26とサポート部材20との分離を
行うことができる。これによれば、チップ26とサポー
ト部材20との分離に、特別な工程を設けることなく処
理できるため、処理の効率化を図ることができる。
【0053】粘着剤22が電磁波硬化剥離性接着部材で
ある場合には、サポート部材20として、ガラス等の電
磁波を透過させる性質を有するものを使用し、サポート
部材20を通して電磁波を粘着剤22に照射してもよ
い。紫外線剥離、光や電子線などによる剥離は低コスト
で行えるというメリットがある。
【0054】本実施の形態においては、サポート部材2
0の表面(ウエハ10との接着面)を粗化処理してある
ため、サポート部材20に対する粘着剤22の粘着力
(接着力)が、ウエハ10に対する粘着剤22の粘着力
(接着力)に比して強化されている。このため、サポー
ト部材20をチップ26から分離させる際に、粘着剤2
2をサポート部材20と一体的にチップ26から剥離さ
せることができ、チップ26に粘着剤22が残存するこ
とを防止できる。
【0055】そして、図1(E)に示すように、チップ
26の実装を行う。本実施の形態では、フェースアップ
構造及びフェースダウン構造のいずれを形成してもよ
い。フェースアップ構造を形成するときには、チップ2
6の能動素子が形成された面を上方(基板30とは反対
方向)に向けて、基板30にチップ26を搭載する。基
板30とチップ26とは、図示しない接着剤によって接
着してもよい。
【0056】本実施の形態では、チップ26の電極(パ
ッド)と、基板30に形成された配線パターン38と
を、ワイヤ32で電気的に接続する(ワイヤボンディン
グ)。変形例として、チップ26のパッドにバンプを設
け、リード(インナーリード)をバンプに接合してもよ
い。その場合、ギャングボンディング及びシングルポイ
ントボンディング、フェイスダウンボンディングのいず
れを適用してもよい。
【0057】また、チップ26の周囲を、樹脂などの封
止材34にて封止する。封止材34は、チップ26の表
面や、パッド又は配線パターン38とワイヤ32との電
気的な接続部などを保護する。基板30には、例えばチ
ップ26の搭載面の反対側の面に、外部端子(例えば半
田ボール)36を設けてもよい。
【0058】こうして得られた半導体装置は、薄型(例
えば厚み50μm)のチップ26を有する。チップ26
は、擬似厚みを保持させていたサポート部材20から分
離されている。このため、チップ26を用いる電子機器
の厚さを薄くでき、厚さ方向に重ねるスペースができる
ので、実装密度を高くすることができる。従って、高性
能な半導体装置や電子機器を製造することが可能とな
る。
【0059】以上説明したように、本実施の形態では、
薄型化(例えば50μm程度)されたウエハ10にサポ
ート部材20を接着することにより、ウエハ10の厚み
を擬似的に増加させることができ、ウエハ10の厚み方
向強度を補強させることができる。そして、ダイシング
工程において、ウエハ10を補強して切断することがで
きるので、強度不足によるウエハ10の破損を防止させ
ることができ、薄型のチップ26を高い歩留まりで製造
することができる。
【0060】(第2の実施の形態)図2(A)及び図2
(B)は、本発明を適用した第2の実施の形態に係る半
導体装置の製造方法を説明する図である。本実施の形態
では、第1の実施の形態の図1(A)〜図1(C)まで
の工程を行って、サポート部材20が貼り付けられたチ
ップ26を得る。ただし、本実施の形態では、チップ2
6がフリップチップ(パンプが設けられたチップ)であ
ることが好ましい。したがって、ウエハ10にバンプ2
8を形成してからこれをダイシングするか、ウエハ10
をダイシングしてからチップ26にバンプ28を設け
る。
【0061】そして、図2(A)に示すように、フェー
スダウン構造を形成するように、チップ26を基板30
に実装する。すなわち、チップ26の表面(バンプ28
が設けられた面)を基板30に向けて、基板30にチッ
プ26を搭載する。
【0062】基板30とチップ26とは、接着剤40に
よって接着する。接着剤40は、液状又はゲル状の接着
剤であってもよいし、シート状の接着シートであっても
よい。接着剤40は、エポキシ樹脂を主な材料とするも
のであってもよい。接着剤40は、絶縁性のものであっ
てもよい。このような接着剤40は、他の実施の形態で
も使用することができる。
【0063】本実施の形態では、接着剤40中に、被接
続体同士の電気的な接続性能を向上させるために、導電
性物質を含んでいてもよい。導電性物質は、例えば、ロ
ウ材、ハンダ等の粒子で構成され、それらが接着材料中
に分散している。こうすることで、被接続体同士の接合
時に、その粒子が接合のロウとして働き、接合性をさら
に著しく向上することができる。
【0064】接着剤40は、導電粒子が分散された異方
性導電接着剤(ACA)、例えば異方性導電膜(AC
F)や異方性導電ペースト(ACP)であってもよい。
異方性導電接着剤は、バインダに導電粒子(フィラー)
が分散されたもので、分散剤が添加される場合もある。
異方性導電接着剤のバインダとして、熱硬化性の接着剤
が使用されることが多い。その場合には、配線パターン
38とバンプ28との間に、導電粒子が介在して両者間
の電気的な接続が図られる。
【0065】絶縁性の接着剤40の収縮力を利用して、
配線パターン38とバンプ28とを直接的に接合すると
ともに、接着剤40にて基板30とチップ26とを接着
してもよい。配線パターン38に導電性突起(バンプ)
が形成されていれば、電気的な接続の信頼性を向上する
ことができる。
【0066】配線パターン38とバンプ28との電気的
な接続には、Au−Au、Au−Sn、ハンダなどによ
る金属接合を適用してもよい。金属接合は、配線パター
ン38とバンプ28との接触した部分に形成される。例
えば、配線パターン38及びバンプ28の接触する部分
に、熱のみ、超音波振動のみ、あるいは超音波振動及び
熱などを印加して両者を接合する。接合されると、振動
や熱によって配線パターン38及びバンプ28を構成す
る材料が拡散して金属接合が形成される。
【0067】以上の説明では、チップ26にバンプ28
を設けたが、チップ26にバンプ28を設けずに、配線
パターン38にバンプを設けてもよい。
【0068】実装工程で、チップ26に貼り付けられて
いるサポート部材20は、チップ26の実装面とは反対
側(外側)に配置されている。このため、実装工程でも
チップ26の強度を補強させることができる。また、チ
ップ26を基板30に対して押圧するときに、サポート
部材20が緩衝材又は保護材の役目を果たす。例えば、
サポート部材20を介してコレットがチップ26を押圧
するので、チップ26の破損を防止できる。
【0069】そして、上記実装工程を行った後に、図2
(B)に示すように、チップ26からサポート部材20
を分離(剥離)する工程を行う。すなわち、粘着剤22
をサポート部材20とともにチップ26から分離させ
る。詳しくは、第1の実施の形態で、図1(D)を参照
して説明した通りである。もしくは、上記の実装工程で
サポート部材20の分離性能が阻害されない程度の工程
を施し、サポート部材20を分離した後、実装を完結さ
せるようにしてもよい。例えば、実装工程で加熱が必要
であれば、チップ26を基板30に仮固定できるくらい
の加熱をしておき、サポート部材20を分離後、最終的
な加熱を行うようにしてもよい。さらに、フェイスダウ
ンボンディングに加熱が必要であれば、フェイスダウン
ボンディングの加熱と、加熱によるサポート部材20の
分離とを兼ねて行うようにしてもよい。
【0070】その後、必要であれば、基板30には、例
えばチップ26の搭載面の反対側の面に、外部端子(例
えば半田ボール)36を設けてもよい。こうして、図2
(B)に示すように、半導体装置が得られる。
【0071】以上説明したように、フェイスダウンボン
ディングを適用して半導体装置の製造を行う場合には、
チップ26の強さを補強した状態で実装処理を行うこと
ができる。このため、チップの薄型化で問題となってい
た強度不足による破損を実装工程においても防止させる
ことができ、半導体装置の製造歩留まりをより高くする
ことができる。
【0072】(第3の実施の形態)図3(A)〜図3
(E)は、本発明を適用した第3の実施の形態に係る半
導体装置の製造方法を説明する図である。
【0073】本実施の形態では、図3(A)に示すよう
に、ウエハ10にサポート部材20を貼り付けてから、
ウエハ10を研削する。詳しくは、ウエハ10における
集積回路等が形成された面(能動面14)にサポート部
材20を貼り付けて、その裏面18を研削する。こうす
ることで、能動面14を保護しながらウエハ10の研削
を行うことができる。また、サポート部材20が能動面
14を保護するので、保護テープが不要になる。上記点
を除き、本実施の形態にも、第1の実施の形態で説明し
た内容が該当する。
【0074】こうして、図3(B)に示すように、サポ
ート部材20が貼り付けられた薄型のウエハ10が得ら
れ、これを図3(C)に示すようにダイシングする。そ
の詳細については、第1の実施の形態で説明した通りで
ある。
【0075】次に、図3(D)に示すように、サポート
部材20が貼り付けられたチップ26を、フェースアッ
プ構造を形成するように基板30に搭載する。詳しく
は、チップ26におけるサポート部材20が貼り付けら
れた面とは反対側の面(研削された面)を、基板30に
向けて、チップ26を基板30に搭載する。その詳細に
ついては、サポート部材20が貼り付けられている点を
除き、第1の実施の形態で図1(E)を参照して説明し
た内容が該当する。
【0076】そして、サポート部材20をチップ26か
ら剥離する。その詳細については、チップ26が基板3
0に取り付けられている点を除き、第1の実施の形態で
図1(D)を参照して説明した内容が該当する。
【0077】その後、第1の実施の形態で図1(E)を
参照して説明したように、必要に応じて、ワイヤ32等
を使用した電気的な接続を行い、封止材34を設け、外
部端子36を設ける。
【0078】本実施の形態によれば、サポート部材20
をウエハ10に貼り付けて、このウエハ10を研削する
ので、研削工程においてもウエハ10を補強することが
できる。ダイシング工程における効果については、第1
の実施の形態で説明した通りであり、チップ26の実装
工程における効果については、第2の実施の形態で説明
した通りである。
【0079】(第4の実施の形態)図4は、本発明を適
用した第4の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
説明する図である。
【0080】本実施の形態では、図1(A)に示すよう
にウエハ10を研削した後に、図4に示すように、ウエ
ハ10にサポート部材20を貼り付ける。サポート部材
20は、第1の実施の形態(図1(B)参照)とは反対
側に貼り付ける。すなわち、サポート部材20を、ウエ
ハ10の能動面14に貼り付ける。その後の工程は、第
3の実施の形態(図3(C)〜図3(E)参照)で説明
した通りである。
【0081】本実施の形態でも、研削工程については第
1の実施の形態で説明した効果が得られ、実装工程につ
いては第3の実施の形態で説明した効果が得られる。
【0082】(第5の実施の形態)本実施の形態では、
ウエハを研削してからこれにサポート部材を貼り付けて
ダイシングし、チップからサポート部材を剥離してか
ら、チップを実装する。第4の実施の形態と異なるの
は、チップの実装前にサポート部材を剥離する点であ
る。
【0083】すなわち、図1(A)に示すようにウエハ
10の裏面18を研削し、図4に示すようにウエハ10
の能動面14にサポート部材20を貼り付け、図3
(C)に示すようにダイシングする。そして、図1
(D)に示すように、チップ26からサポート部材20
を剥離して、チップ26を基板30に実装する。なお、
チップ26は、フェースアップ構造及びフェースダウン
構造のいずれを形成するように実装されてもよい。
【0084】本実施の形態でも、第1の実施の形態で説
明した効果を達成することができる。
【0085】(第6の実施の形態)本実施の形態では、
ウエハの能動面にサポート部材を貼り付けてから、ウエ
ハを研削してダイシングし、サポート部材を剥離してか
らチップを基板に実装する。第3の実施の形態と異なる
のは、サポート部材を剥離してからチップを基板に実装
する点である。
【0086】すなわち、図3(A)に示すように、ウエ
ハ10の能動面14にサポート部材20を貼り付け、図
3(C)に示すようにダイシングする。そして、図1
(D)に示すように、チップ26からサポート部材20
を剥離して、チップ26を基板30に実装する。なお、
チップ26は、フェースアップ構造及びフェースダウン
構造のいずれを形成するように実装してもよい。
【0087】本実施の形態でも、第1及び第3の実施の
形態で説明した効果を達成することができる。
【0088】図5には、本発明の実施の形態に係る半導
体装置1を実装した回路基板1000が示されている。
半導体装置1は、上述した実施の形態で説明した方法で
得られたチップを含み、パッケージ化されていてもよい
し、チップにバンプが形成されたフリップチップであっ
てもよい。回路基板1000には、例えばガラスエポキ
シ基板等の有機系基板を用いることが一般的である。回
路基板1000には、例えば銅からなる配線パターンが
形成されている。配線パターンのボンディング部(例え
ばランド)と半導体装置1の外部電極とを機械的に接続
することでそれらの電気的導通が図られる。
【0089】なお、パッケージ化された半導体装置1
は、実装面積をベアチップ(フリップチップ)にて実装
する面積にまで小さくすることができる。この回路基板
1000を電子機器に用いれば電子機器自体の小型化が
図れる。また、同一面積内においては、より実装スペー
スを確保することができ、高機能化を図ることも可能で
ある。
【0090】半導体装置1又は回路基板1000を備え
る電子機器として、図6にノート型パーソナルコンピュ
ータ2000が示され、図7には携帯電話器3000が
示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜図1(E)は、本発明を適用した
第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を示す図
である。
【図2】図2(A)〜図2(B)は、本発明を適用した
第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を示す図
である。
【図3】図3(A)〜図3(E)は、本発明を適用した
第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を示す図
である。
【図4】図4は、本発明を適用した第4の実施の形態に
係る半導体装置の製造方法を示す図である。
【図5】図5は、本発明を適用した実施の形態に係る半
導体装置が実装された回路基板を示す図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態に係る電子機器を
示す図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に係る電子機器を
示す図である。
【符号の説明】
10 ウエハ 14 能動面 16 裏面 20 サポート部材 22 粘着剤 26 チップ 30 基板

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハにサポート部材を貼り付けて前記
    ウエハを補強し、前記サポート部材とともに前記ウエハ
    を切断することを含むウエハのダイシング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウエハのダイシング方法
    において、 前記ウエハの一方の面を研削した後に、前記ウエハを切
    断するウエハのダイシング方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のウエハのダイシング方法
    において、 前記ウエハの第1の面を研削した後に、前記ウエハの前
    記第1の面に前記サポート部材を貼り付けるウエハのダ
    イシング方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のウエハのダイシング方法
    において、 前記ウエハの第1の面を研削した後に、前記ウエハの前
    記第1の面とは反対側の第2の面に前記サポート部材を
    貼り付けるウエハのダイシング方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のウエハのダイシング方法
    において、 前記ウエハの第1の面に前記サポート部材を貼り付けた
    後に、前記ウエハの前記第1の面とは反対側の第2の面
    を研削するウエハのダイシング方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    のウエハのダイシング方法において、 前記サポート部材を、粘着剤を介して前記ウエハに貼り
    付け、 前記サポート部材は、前記ウエハよりも前記粘着剤との
    粘着力が大きいウエハのダイシング方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のウエハのダイシング方法
    において、 前記サポート部材を前記ウエハに貼り付ける前に、前記
    サポート部材の前記粘着剤との粘着力が、前記ウエハの
    前記粘着剤との粘着力よりも大きくなるように前記サポ
    ート部材の表面改質加工を施すウエハのダイシング方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載のウエハのダ
    イシング方法において、 前記粘着剤は、水剥離性、熱剥離性及び電磁波硬化剥離
    性のいずれかの材料であるウエハのダイシング方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    されたウエハのダイシング方法によって前記ウエハを切
    断して得られたチップを基板に実装することを含む半導
    体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記サポート部材を前記チップから剥離した後に、前記
    チップを前記基板に実装する半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記チップを前記基板に実装した後に、前記サポート部
    材を前記チップから剥離する半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 ウエハの第1の面を研削する工程と、 前記第1の面にサポート部材を貼り付ける工程と、 前記ウエハを、前記サポート部材とともに切断する工程
    と、 前記ウエハを切断して得られたチップを、フェースダウ
    ン構造を形成するように基板に実装する工程と、 前記チップから前記サポート部材を剥離する工程と、 を有する半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 ウエハの第1の面を研削する工程と、 前記第1の面を研削する工程の後に、前記ウエハの前記
    第1の面とは反対側の第2の面にサポート部材を貼り付
    ける工程と、 前記ウエハを、前記サポート部材とともに切断する工程
    と、 前記ウエハを切断して得られたチップを、フェースアッ
    プ構造を形成するように基板に実装する工程と、 前記チップから前記サポート部材を剥離する工程と、 を有する半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 ウエハの第1の面にサポート部材を貼
    り付ける工程と、 前記サポート部材を貼り付ける工程の後、前記ウエハの
    前記第1の面とは反対側の第2の面を研削する工程と、 前記ウエハを、前記サポート部材とともに切断する工程
    と、 前記ウエハを切断して得られたチップを、フェースアッ
    プ構造を形成するように基板に実装する工程と、 前記チップから前記サポート部材を剥離する工程と、 を有する半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項9から請求項14のいずれかに
    記載された方法で製造されてなる半導体装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の半導体装置が実装さ
    れてなる回路基板。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の半導体装置を有する
    電子機器。
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