JP2001122288A - 生分解性袋 - Google Patents

生分解性袋

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JP2001122288A
JP2001122288A JP30380099A JP30380099A JP2001122288A JP 2001122288 A JP2001122288 A JP 2001122288A JP 30380099 A JP30380099 A JP 30380099A JP 30380099 A JP30380099 A JP 30380099A JP 2001122288 A JP2001122288 A JP 2001122288A
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滋憲 寺田
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して十分なヒートシール性を示す、自然
環境中で分解性をもつアルミニウム積層体から製造され
る袋を提供することを目的とする。 【解決手段】 所定の構造を有する脂肪族ポリエステル
とポリ乳酸系重合体とを主成分とするフィルムに、アル
ミニウム層を積層した積層体をヒートシールし、上記フ
ィルム中の脂肪族ポリエステルとポリ乳酸系重合体との
割合を、重量比で100:0〜70:30とし、上記ヒ
ートシール部分の引張強度を0.5kgf/15mm以
上とする共に、上記ヒートシール部分の引張伸びを50
%以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生分解性袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプラスチック製品の多く、特にプ
ラスチック包装材は、使用後すぐに棄却されることが多
く、その処理問題が指摘されている。一般包装用プラス
チックとして代表的なものとしては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)
等が挙げられるが、これら材料は燃焼時の発熱量が多
く、燃焼処理中に燃焼炉を傷める恐れがある。さらに現
在でも使用量の多いポリ塩化ビニルは、その自己消化性
のため燃焼することができない。また、このような焼却
できない材料も含めプラスチック製品は埋め立て処理さ
れることが多いが、その化学的、生物的安定性のため、
ほとんど分解せず残留し、埋立地の寿命を短くする等の
問題を起こしている。
【0003】また、プラスチック包装材の中には、プラ
スチックフィルムにアルミニウム層を積層したアルミニ
ウム積層体が知られている。この積層体は、ガスバリア
性が高く、プレススルーパック、容器本体の蓋、インナ
ーシール材或いは容器本体素材等の包装材として、広く
使用されている。
【0004】これらのアルミニウム積層体に使用される
プラスチックフィルムも上記の材質が使用されており、
上記と同様の処理問題を有している。
【0005】これらに対し、燃焼熱量が低く、土壌中で
分解し、かつ安全であるものが望まれ、多くの研究がな
されている。
【0006】その一例として、ポリ乳酸がある。ポリ乳
酸は、燃焼熱量はポリエチレンの半分以下、土中・水中
で自然に加水分解が進行し、次いで微生物により無害な
分解物となる。現在、ポリ乳酸を用いて成型物、具体的
にはフィルム・シートやボトルなどの容器等を得る研究
がなされている。
【0007】ポリ乳酸をアルミニウム積層体を構成する
プラスチックフィルムとして使用することは、特開平8
−290526号公報や特開平11−35058号公報
に開示されている。特開平8−290526号公報にお
いては、ポリ乳酸を使用したアルミニウム積層体の生分
解性の良好さが開示されている。また、特開平11−3
5058号公報においては、ポリ乳酸を用いてもヒート
シール性が良好であることが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
2つの公報に記載のアルミニウム積層体を用いた場合、
十分なヒートシール性を示さないことがある。
【0009】そこで、この発明は、安定して十分なヒー
トシール性を示す、自然環境中で分解性をもつアルミニ
ウム積層体から製造される袋を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、下記化学式(1)の構造を有する脂肪
族ポリエステルとポリ乳酸系重合体とを主成分とするフ
ィルムに、アルミニウム層を積層した積層体をヒートシ
ールしてなり、上記フィルム中の脂肪族ポリエステルと
ポリ乳酸系重合体との割合が、重量比で100:0〜7
0:30であり、上記ヒートシール部分の引張強度が
0.5kgf/15mm以上であると共に、上記ヒート
シール部分の引張伸びが50%以上としたのである。
【0011】
【化3】
【0012】(式中、R1 およびR2 は、炭素数2〜1
0のアルキレン基又はシクロアルキレン基である。n
は、重量平均分子量が2万〜30万となるのに必要な重
合度である。n個のR1 又はR2 は、それぞれ同一でも
異なっていてもよい。また、式中には、エステル結合残
基に代えて、ウレタン結合残基及び/又はカーボネート
結合残基を重量平均分子量の5%まで含有することがで
きる。)本発明の好ましい実施態様としては、アルミ層
の、脂肪族ポリエステルとポリ乳酸系重合体とを主成分
とするフィルムが積層されていない側に、ポリ乳酸系重
合体を主成分とする2軸延伸フィルムが積層されている
ことを特徴とする上記の生分解性袋、前記脂肪族ポリエ
ステルのガラス転移点が0℃以下であることを特徴とす
る上記の生分解性袋、前記脂肪族ポリエステルの重量平
均分子量が2万〜30万であることを特徴とする上記の
生分解性袋、前記脂肪族ポリエステルが、1,4−ブタ
ンジオール、コハク酸、アジピン酸を主成分とする共重
合体であることを特徴とする上記の生分解性袋、前記ポ
リ乳酸系重合体の重量平均分子量が6万〜70万である
ことを特徴とする上記の生分解性袋が挙げられる。
【0013】所定の脂肪族ポリエステルとポリ乳酸系重
合体とを所定割合有するフィルムを用いたので、良好な
ヒートシール性を有する積層体を得ることができる。こ
の積層体は、アルミニウム層を有する積層体であり、ガ
スバリア性を有する。このため、この積層体の一部を熱
融着することにより袋を製造すると、ガスバリア性の高
い袋を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を説明
する。
【0015】この発明にかかる生分解性袋は、所定の脂
肪族(脂環族も含む。以下同じ。)ポリエステルを主成
分とするフィルムに、アルミニウム層を積層した積層体
をヒートシールして形成される。
【0016】上記所定の脂肪族ポリエステルは、下記化
学式(1)の構造を有する脂肪族ジカルボン酸単位と脂
肪族ジオール単位を主成分とする重合体である。
【0017】
【化4】
【0018】式中、R1 およびR2 は、炭素数2〜10
のアルキレン基又はシクロアルキレン基である。nは、
重量平均分子量が2万〜30万となるのに必要な重合度
である。n個のR1 又はR2 は、それぞれ同一でも異な
っていてもよい。
【0019】また、上記化学式(1)中には、エステル
結合残基に代えて、ウレタン結合残基及び/又はカーボ
ネート結合残基を重量平均分子量の5%まで含有するこ
とができる。このウレタン結合残基やカーボネート結合
残基は、鎖延長剤による残基である。
【0020】さらに、脂肪族ジカルボン酸単位と脂肪族
ジオール単位以外に、少量共重合体モノマーとして、乳
酸/及び/又は乳酸以外のヒドロキシカンルボン酸単
位、非脂肪族ジカルボン酸単位及び/又は非脂肪族ジオ
ール単位等を含んでもよい。
【0021】上記脂肪族カルボン酸成分としては、コハ
ク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデカン
二酸等の脂肪族ジカルボン酸、またはこれらの無水物や
誘導体が挙げられる。一方、脂肪族アルコール成分とし
ては、エチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、オクタンジオール、シクロペンタンジオー
ル、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノ
ール等の脂肪族ジオール、またはこれらの誘導体が挙げ
られる。いずれも、炭素数2〜10のアルキレン基また
はシクロアルキレン基を持つ、2官能性化合物を主成分
とするものが好ましい。もちろん、これらカルボン酸成
分あるいはアルコール成分のいずれにおいても、2種類
以上用いても構わない。
【0022】また、溶融粘度の向上のためポリマー中に
分岐を設ける目的で、3官能以上のカルボン酸、アルコ
ールあるいはヒドロキシカルボン酸を用いることができ
る。具体的には、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、トリメ
リット酸、ピロメリット酸あるいはペンタエリスリット
やトリメチロールプロパン等の多官能性成分を用いるこ
とができる。これらの成分は多量に用いると、得られる
ポリマーが架橋構造を持ち、熱可塑性でなくなったり、
熱可塑性であっても部分的に高度に架橋構造を持ったミ
クロゲルが生じ、フィルムにしたときフィッシュアイと
なる恐れがある。従って、これら多官能性成分が、ポリ
マー中に含まれる割合は、ごくわずかで、ポリマーの化
学的性質、物理的性質を大きく左右しない程度に制限さ
れる。
【0023】上記所定の脂肪族ポリエステルの重量平均
分子量は、2万〜30万がよく、10万〜25万が好ま
しい。2万より小さいとポリマーとしての性質が劣り、
特にヒートシール性の向上につながらないばかりか、経
時的にフィルム表面にブリードするなどの不具合を生じ
させる場合がある。また、30万より大きいと溶融粘度
が高くなりすぎて、後述するポリ乳酸系重合体との混合
性の低下や、フィルムにするときの押出成形性の低下を
招く。このような観点から、上記脂肪族ポリエステルの
重量平均分子量は、特に15万〜25万が好ましい。
【0024】また、上記所定の脂肪族ポリエステルは、
耐衝撃性の改良効果、耐寒性の点から、ガラス転移点
(Tg)が0℃以下であることが好ましい。
【0025】特に好適な脂肪族ポリエステルとしては、
例えばポリエチレンスベレート、ポリエチレンセバケー
ト、ポリエチレンデカンジカルボキシレート、ポリブチ
レンサクシネート、ポリブチレンアジペート、ポリブチ
レンセバケートやこれらの共重合体、例えば、1,4−
ブタンジオールと、コハク酸及びアジピン酸を主成分と
する共重合体等があげられる。
【0026】上記所定の脂肪族ポリエステルを調整する
には、直接法、間接法等公知の方法を採用することがで
きる。例えば、直接法は、脂肪族カルボン酸成分と脂肪
族アルコール成分とを、これらの成分中に含まれる、あ
るいは重合中に発生する水分を除去しながら直接重合し
て高分子量物を得る方法である。間接法は、オリゴマー
程度に重合した後、上記ポリ乳酸系重合体の場合と同
様、少量の鎖延長剤を使用して高分子量化する間接的な
製造方法である。
【0027】この発明で使用される所定の脂肪族ポリエ
ステルとしては、上述した所定の脂肪族ポリエステル
(以下、「第1脂肪族ポリエステル」と称する。)以外
に、第1脂肪族ポリエステルと後述するポリ乳酸系重合
体とのブロック共重合体(その一部エステル交換生成
物、少量の鎖延長剤残基を含んだ生成物も含む)を含
む。
【0028】このブロック共重合体は、任意の方法で調
整することができる。例えば、第1脂肪族ポリエステル
またはポリ乳酸系重合体のいずれか一方を別途重合体と
して準備しておき、この重合体の存在下に他方の構成モ
ノマーを重合させる。通常は、予め準備した第1脂肪族
ポリエステルの存在下でラクチドの重合を行うことによ
り、ポリ乳酸系重合体と第1脂肪族ポリエステルのブロ
ック共重合体を得ることができる。基本的には、第1脂
肪族ポリエステルを共存させる点が相違するだけで、ラ
クチド法でポリ乳酸系重合体を調整する場合と同様に重
合を行うことができる。この時、ラクチドの重合が進行
すると同時に、ポリ乳酸系重合体と第1脂肪族ポリエス
テルの間で適度なエステル交換反応が起こり、比較的ラ
ンダム性が高い共重合体が得られる。出発物質として、
ウレタン結合を有する脂肪族ポリエステルウレタンを用
いた場合には、エステル−アミド交換も生成する。
【0029】また、諸物性を調整する目的で、熱安定
剤、光安定剤、光吸収剤、滑剤、可塑剤、無機充填材、
着色剤、顔料等を添加することもできる。
【0030】この発明にかかる生分解性袋は、上記の化
学式(1)の構造を有する所定の脂肪族ポリエステルを
主成分とするフィルム以外に、上記の化学式(1)の構
造を有する所定の脂肪族ポリエステルと、ポリ乳酸系重
合体とを主成分とするフィルムに、アルミニウム層を積
層した積層体をヒートシールして形成したものでもよ
い。上記の化学式(1)の構造を有する所定の脂肪族ポ
リエステルとしては、上記と同様のものを使用すること
ができる。
【0031】上記ポリ乳酸系重合体は、L−、D−また
はDL−乳酸単位を主成分とする重合体であって、少量
共重合成分として他のヒドロキシカルボン酸単位を含ん
でもよく、また少量の鎖延長剤残基を含んでもよい。上
記所定の脂肪族ポリエステルにこのポリ乳酸系重合体を
混合することにより、得られるフィルムの強度、および
弾性率の向上を図ることができる。また、安定的なヒー
トシール性を得ることができる。
【0032】重合法としては、縮重合法、開環重合法等
公知の方法を採用することができる。例えば、縮重合法
では、L−乳酸またはD−乳酸あるいはこれらの混合物
を直接脱水縮重合して、任意の組成を持ったポリ乳酸を
得ることができる。
【0033】また、開環重合法(ラクチド法)では、乳
酸の環状2量体であるラクチドを、必要に応じて重合調
節剤等を用いながら、選ばれた触媒を使用してポリ乳酸
を得ることができる。
【0034】ポリ乳酸に共重合されるモノマーとして
は、乳酸の光学異性体(L−乳酸に対しては、D−乳酸
が、D−乳酸に対しては、L−乳酸)、グリコール酸、
3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、2−ヒドロ
キシ−n−酪酸、2−ヒドロキシ−3,3−ジメチル酪
酸、2−ヒドロキシ−3−メチル酪酸、2−メチル乳
酸、2−ヒドロキシカプロン酸等の2官能脂肪族ヒドロ
キシカルボン酸やカプロラクトン、ブチロラクトン、バ
レロラクトン等のラクトン類が挙げられる。
【0035】本発明において使用されるポリ乳酸系重合
体の重量平均分子量の好ましい範囲としては6万〜70
万であり、より好ましくは8万〜40万、特に好ましく
は10万〜30万である。分子量が小さすぎると機械物
性や耐熱性等の実用物性がほとんど発現されず、大きす
ぎると溶融粘度が高すぎ成形加工性に劣る。
【0036】上記の化学式(1)の構造を有する所定の
脂肪族ポリエステルとポリ乳酸系重合体とを主成分とす
るフィルム中の脂肪族ポリエステルの含有量は、脂肪族
ポリエステルとポリ乳酸系重合体との合計量に対して、
70重量%以上がよい。ポリ乳酸系重合体が多すぎる
と、フィルムのヒートシール強さ試験での伸びが失わ
れ、袋の実用性を低下させる。
【0037】上記の化学式(1)の構造を有する所定の
脂肪族ポリエステルを主成分とするフィルム、又は、上
記の化学式(1)の構造を有する所定の脂肪族ポリエス
テルと、ポリ乳酸系重合体とを主成分とするフィルム
(以下、これらを併せて「生分解性フィルム」と称す
る。)の製造、特にキャスティングフィルムの製造は、
同一の押出機にそれぞれの原料を投入して行う。そのま
ま金口より押出して直接フィルムを作製する方法、ある
いはストランド形状に押し出してペレットを作製し、再
度押出機にてフィルムを製造する方法がある。いずれ
も、分解による分子量の低下を考慮しなければならない
が、均一に混合させるには後者を選択する方がよい。原
料の上記所定の脂肪族ポリエステル及びポリ乳酸系重合
体は、充分に乾燥し、水分を除去した後押出機で溶融す
る。上記ポリ乳酸系重合体がL−乳酸構造とD−乳酸構
造の組成比によって融点が変化することや、上記所定の
脂肪族ポリエステルの融点、及び両者の混合の割合を考
慮して、適宜溶融押出温度を選択する。通常、100〜
250℃の温度範囲が選ばれる。
【0038】本発明における積層体は、上記生分解性フ
ィルムの層とアルミニウム層からなる。さらに、デッド
ホールド性アップの観点から、上記生分解性フィルムが
積層されていない上記アルミニウム層の面に、上記のポ
リ乳酸系重合体を主成分とする2軸延伸フィルムを積層
することが好ましい。
【0039】上記のデッドホールド性とは、フィルムあ
るいは積層フィルムを折り込んだ場合、折り込んだ部分
のもどりが少ない、しっかりと折り込めるという性質を
いう。特にポリエチレンやポリプロピレンといった比較
的弾性率の低いプラスチックフィルムでつくられた袋、
なかでもガゼット型にして内容物の形態に即した袋につ
いては、内容物を入れた後では全体に膨れ気味であった
り、たるみ・しわが発生して見栄えの悪いものになる。
アルミ箔を積層することでデッドホールド性は向上する
が、アルミ箔が薄い場合、あるいは/また上記フィルム
が厚い場合ではこの効果が小さい。
【0040】一方、上記のポリ乳酸系2軸延伸フィルム
は透明で、弾性率が高く、デッドホールド性に優れてい
る。よって、上記ポリ乳酸系2軸延伸フィルムをアルミ
ニウム層の一方の側に積層することで全体としてデッド
ホールド性を向上するばかりでなく、上記ポリ乳酸系2
軸延伸フィルムに印刷し、その印刷面をアルミニウム層
側と接着することで、印刷部分の保護が可能となる。
【0041】上記ポリ乳酸系2軸延伸フィルムの製造方
法としては、Tダイ、Iダイ、丸ダイ等から押し出しし
たシート状物または円筒状物を冷却キャストロールや
水、圧空等により急冷し非結晶に近い状態で固化させた
後、ロール法、テンター法、チューブラー法等により2
軸に延伸する方法が挙げられる。
【0042】延伸条件としては、延伸温度55〜90
℃、好ましくは65〜80℃、縦延伸倍率1.5〜5
倍、好ましくは2〜4倍、横延伸倍率1.5〜5倍、好
ましくは2〜4倍、延伸速度10〜100000%/
分、好ましくは100〜10000%/ 分である。しか
しながら、これらの適正範囲は重合体の組成や、未延伸
シートの熱履歴によって異なってくるので、フィルムの
面内配向指数、面配向指数を見ながら適時決めるのがよ
い。
【0043】上記積層体の製造方法、すなわち、アルミ
ニウム層と、上記生分解性フィルム及びポリ乳酸系2軸
延伸フィルムとの積層方法としては、アルミ箔を接着剤
を用いて上記生分解性フィルム及び2軸延伸フィルムに
積層してもよいし、アルミニウムを蒸着により上記生分
解性フィルム又は2軸延伸フィルムに積層してもよい。
【0044】上記接着剤としては、既存の合成接着剤が
使用でき、ビニル系、アクリル系、ポリアミド系、ポリ
エステル系、ポリエーテル系やそれらのウレタン系接着
剤を用いることができる。また、生分解性という点で
は、デンプンなどの炭水化物類、膠、ゼラチン、カゼイ
ンなどのタンパク質類、未加硫天然ゴムなどがあげられ
る。また、使用するアルミ箔の接着面にはあらかじめ火
炎処理やAC剤などが塗工されているなどの易接着処理
されていてもかまわない。
【0045】積層後のアルミニウム層の厚みは100Å
以上がよく、500Å以上100μm以下が好ましい。
これ未満では、得られる積層体のガスバリア性、非透湿
性の点で好ましくない。また、100μmの厚みを越え
るアルミニウム層では、袋自体の重みと腰が高くなりす
ぎ、実用的でない。
【0046】上記生分解性フィルム単独では、ガスバリ
ア性、防湿性に劣る不具合を有する。したがって、アル
ミ箔を始め他の金属箔あるいはプラスチックフィルム類
を積層又は蒸着してこの短所を補うことができる。さら
にアルミニウム層を設けることで遮光性、断熱性につい
ても優れたものになる。ここで上記生分解性フィルムの
特徴はヒートシーラント材としての機能を有することで
ある。ヒートシーラント材に求められる機能はヒートシ
ール性であり、このヒートシール性とは、比較的低温で
シールが可能であり、シール部分が容易に剥離せず、す
なわち強度に優れていることである。ヒートシールと
は、特に製袋工程ではフィルム同士を重ね合わせ、加熱
された金属バーを押し付けてシーラント材を一旦溶融
し、次いで加熱バーを剥がし、冷却固化してシールする
ものである。低温でシールできるならば加熱バーの接触
時間を短くすることができ、連続して生産する時には単
位時間内での作業数が向上する。
【0047】また、シール強度が高いと包装する内容物
の荷重によるシール部分の剥離は起り難くなる。このと
き重要な要素は単に強度だけでなくシール部分の伸びに
ついても注目する必要がある。アルミ箔等と積層した場
合の上記生分解性フィルムのヒートシール部分の強さ試
験を行うと、アルミ箔自体の伸びはおよそ2〜8%程度
しかなく、実質アルミ箔は伸びない。この試験中にはア
ルミ箔は破断を起こすが、フィルムに伸びが十分ある場
合は、生分解性フィルムは容易に破断しない。上記生分
解性フィルムとアルミ箔が十分に融着しているときに
は、まず上記生分解性フィルムが伸びきり、次いで伸び
きった上記生分解性フィルムの抗長力に耐え切れず剥離
が始まるか、もしくは上記生分解性フィルム自体が破断
する。したがって、強度とともに伸びも観察することは
シール部分の強さを求めていることでもあり、より実用
性能の高い袋を製造することとなる。
【0048】ヒートシール強さはJIS Z1711
「ポリエチレンフィルム製袋」に記載されている方法で
測定するのが一般的で、また、要求されるシール強さも
フィルムの厚みによって異なるが、このJIS Z17
11に記載されている要求では少なくとも0.32kg
/15mm以上である。上記積層体のヒートシール部分
においては、0.5kg/15mm以上であることが好
ましい。これ未満では本フィルムの性能を十分に引き出
してヒートシールしているとは言えない。また、上記積
層体のヒートシール部分の伸びについては、少なくとも
50%以上、好ましくは100%以上、さらにこのまし
くは200%以上である。これを下回ると、本積層体の
性能を十分に引き出して使用していないばかりか、シー
ル部分が剥離あるいは引裂かれてしまう。
【0049】上記積層体は、自然界に還元される。すな
わち、アルミニウム層は自然界あるいはコンポスト中で
酸化され、フィルム部分は分解性を有する。このため、
自然界中に放置しても、環境に悪影響を及ぼすことはな
い。
【0050】この発明にかかる生分解性袋は、化粧品、
菓子類等の食品、ネガフィルム等の防湿包装用袋、プレ
ススルーパック、容器本体の蓋材として使用することが
できる。
【0051】
【実施例】以下に実施例を示すが、これらにより本発明
は何ら制限を受けるものではない。
【0052】(実施例1)フィルム原料樹脂として、ポ
リブチレンサクシネート(昭和高分子社製;ビオノーレ
#1001)を用いて生分解性袋を製造した。まず、上
記フィルム原料樹脂を十分乾燥した後、40mmΦの単
軸押出機にて溶融させ、リップの幅が300mmあるT
ダイより押出し、温水循環器にて温度30℃に設定した
キャスティングロールに接触させて急冷し巻取り、厚さ
30μmのフィルムを作製した。
【0053】得られたフィルムの片面に50W/m2
minの強度でコロナ処理し、表面のぬれ張力を向上さ
せた。
【0054】A4サイズに切り出した5μm厚みのアル
ミ箔の表面に脂肪族ポリエステル系ドライラミネート用
接着剤タケラックA−315/タケネートA−50(割
合15/1)(武田薬品工業(株)製)をメイヤーバー
で厚さ約3μmに塗工し、直ちにコロナ処理面を接着面
として、A4サイズに切り出したフィルムを貼り合わせ
た。このラミネートフィルムを40℃で2日間エージン
グした。このフィルムを下記の方法で製袋し、下記の評
価の評価結果を表1に示す。
【0055】製袋・シール方法 130mm×170mmに切り出したフィルムを用意
し、これをヒートシーラント材となる脂肪族ポリエステ
ル面同士が接触するように重ね合わせ、図1に示すよう
にガゼット型の袋1を作製した。シール部分は、合わせ
目2と開口部3の合計3か所である。
【0056】シール条件は120〜150℃の間で適宜
設定した加熱バーでおよそ3秒間押し当てた後、放冷し
た。加熱バーの幅は10mm、圧力1.5kgf/cm
2 である。
【0057】シール強度および伸び ヒートシール強さはJIS Z1711「ポリエチレン
フィルム製袋」に記載されている方法で15mm幅にお
ける強度、ならびにシール部分の剥離もしくはフィルム
の破断時の伸びを求めた。伸びは、試験開始のチャック
間距離を40mmとし、下記式で求めた。伸び(%)=
〔(剥離あるいは破断時のチャック間距離)−(開始チ
ャック間距離)〕/(開始チャック間距離)×100
【0058】デッドホールド性 上記の袋1中に、角を丸めた縦80mm×横52mm×
高さ22mmで重さ約90gの石鹸を入れ、密封した。
この包装物を平らな面に置き、開口部3にあたる部分が
垂れ下がり平面に接触し、折れ目がはっきりしないもの
には×、垂れ下がりがなくフィルムの折れ目がはっきり
し、全体に整っているものを○、やや垂れ下がり気味
で、折れ目もはっきりしないものについては△と表記し
た。
【0059】落下試験 デッドホールド性で試験した石鹸の包装物を、どちらか
の開口部3にあたる部分を下向きにして高さ2mの位置
から平らなコンクリート面に向かって真っ直ぐ自由落下
させた。そのときのシール部分の開放具合を観察した。
シール部分が開いているものを×、そうでないものを○
と表記した。
【0060】ガスバリア性 JIS K7126「プラスチックフィルム及びシート
の気体透過度試験方法」において、酸素の透過性をフィ
ルムあるいは積層体について調べた。測定はA法( 差圧
法) を用い、25℃/50%RH雰囲気下で行った。測
定値が10cm 3 /m2 ・24hr−atm以下の場合
を○、それを越える場合は×と表記した。
【0061】ちなみにオレフィン類は、厚さ25μmで
2000〜8000の数値を示し、PVDCコートOP
Pでは16以下、表面をオレフィン等で積層した防湿ナ
イロンでは20〜50の数値を示す。PVDCコートナ
イロンでは約10である。
【0062】防湿性 JIS K7129「プラスチックフィルム及びシート
の水蒸気透過度試験方法」でフィルムあるいは積層体に
ついて調べた。試験条件はA法( 感湿センサー法)で、
40℃/90%RH雰囲気下で行った。透湿度が50を
下回るものは防湿性が高く○と表記し、50を越えるも
のには×と表記した。
【0063】ちなみにオレフィン類は、厚さ25μmで
20〜50の数値を示し、PVDCコートOPPでは約
5、無延伸ナイロンでは200〜400、PVDCコー
トナイロンでは約5、またPVCでも約5の数値を示
す。
【0064】(比較例1)実施例1で製造した所定の脂
肪族ポリエステルからなるキャスティングフィルムを上
記の方法で製袋し、上記の評価の評価結果を表1に示
す。
【0065】(実施例2)実施例1で製造した積層体の
アルミ箔側にさらに2軸延伸ポリ乳酸フィルム(25μ
m)をラミネートした。接着条件は実施例1における脂
肪族ポリエステルとアルミ箔との接着方法と同様にし
た。この積層体を上記の方法で製袋し、上記の評価の評
価結果を表1に示す。
【0066】(実施例3)フィルム原料樹脂として、ポ
リブチレンサクシネート(昭和高分子社製;ビオノーレ
#3003)を用いた以外は、実施例2と同様にして積
層体を製造した。この積層体を上記の方法で製袋し、上
記の評価の評価結果を表1に示す。
【0067】(実施例4)フィルム原料樹脂として、実
施例3で使用したポリブチレンサクシネート、及びポリ
乳酸(島津製作所社製;EcoPLA4040D)を表
1に記載の割合で混合したものを用いたこと以外は、実
施例1と同様にして積層体を製造した。この積層体を上
記の方法で製袋し、上記の評価の評価結果を表1に示
す。
【0068】(比較例2)フィルム原料樹脂として、実
施例3で使用したポリブチレンサクシネート、及び実施
例4で使用したポリ乳酸を表1に記載の割合で混合した
ものを用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層体
を製造した。この積層体を上記の方法で製袋し、上記の
評価の評価結果を表1に示す。
【0069】(比較例3)フィルム原料樹脂として、実
施例4で使用したポリ乳酸を用いた以外は、実施例1と
同様にして積層体を製造した。この積層体を上記の方法
で製袋し、上記の評価の評価結果を表1に示す。
【0070】(比較例4)フィルム原料樹脂として、I
CI社製;バイオポールD300Gを用いた以外は、実
施例1と同様にして積層体を製造した。この積層体を上
記の方法で製袋し、上記の評価の評価結果を表1に示
す。
【0071】
【表1】
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、所定の脂肪族ポリエ
ステルとポリ乳酸系重合体とを所定割合有するフィルム
を用いたので、良好なヒートシール性を有する積層体を
得ることができる。この積層体は、アルミニウム層を有
する積層体であり、ガスバリア性を有する。このため、
この積層体の一部を熱融着することにより袋を製造する
と、ガスバリア性の高い袋を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガゼット型袋の例を示す斜視図
【符号の説明】
1 ガゼット袋 2 合わせ目 3 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 63/64 C08G 63/64 63/685 63/685 Fターム(参考) 3E064 AA09 BA17 BA54 BA60 BB03 BC07 BC08 BC18 BC20 EA30 GA01 HN05 4F100 AB10B AK41A AK42 AL01C AR00C BA02 BA03 BA07 CB00 EJ38C EJ55 GB90 JA06C JA13C JD02 JL12 JM02B YY00A YY00C 4J029 AA03 AA05 AB07 AC01 AC03 AD01 AE18 BA02 BA03 BA05 BD02 BD03A BD06A BD07A CA02 CA04 CA06 EA02 KB14 KE05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化学式(1)の構造を有する脂肪族
    ポリエステルを主成分とするフィルムに、アルミニウム
    層を積層した積層体をヒートシールしてなり、 上記ヒートシール部分の引張強度が0.5kgf/15
    mm以上であると共に、上記ヒートシール部分の引張伸
    びが50%以上である生分解性袋。 【化1】 (式中、R1 およびR2 は、炭素数2〜10のアルキレ
    ン基又はシクロアルキレン基である。nは、重量平均分
    子量が2万〜30万となるのに必要な重合度である。n
    個のR1 又はR2 は、それぞれ同一でも異なっていても
    よい。また、式中には、エステル結合残基に代えて、ウ
    レタン結合残基及び/又はカーボネート結合残基を重量
    平均分子量の5%まで含有することができる。)
  2. 【請求項2】 下記化学式(1)の構造を有する脂肪族
    ポリエステルとポリ乳酸系重合体とを主成分とするフィ
    ルムに、アルミニウム層を積層した積層体をヒートシー
    ルしてなり、 上記フィルム中の脂肪族ポリエステルの含有量は、脂肪
    族ポリエステルとポリ乳酸系重合体との合計量に対して
    70重量%以上であり、 上記ヒートシール部分の引張強度が0.5kgf/15
    mm以上であると共に、上記ヒートシール部分の引張伸
    びが50%以上である生分解性袋。 【化2】 (式中、R1 およびR2 は、炭素数2〜10のアルキレ
    ン基又はシクロアルキレン基である。nは、重量平均分
    子量が2万〜30万となるのに必要な重合度である。n
    個のR1 又はR2 は、それぞれ同一でも異なっていても
    よい。また、式中には、エステル結合残基に代えて、ウ
    レタン結合残基及び/又はカーボネート結合残基を重量
    平均分子量の5%まで含有することができる。)
  3. 【請求項3】 上記のフィルムが積層されていない上記
    アルミニウム層の面に、ポリ乳酸系重合体を主成分とす
    る2軸延伸フィルムを積層する請求項1又は2記載の生
    分解性袋。
  4. 【請求項4】 上記脂肪族ポリエステルのガラス転移点
    が0℃以下であることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の生分解性袋。
  5. 【請求項5】 上記脂肪族ポリエステルの重量平均分子
    量が2万〜30万である請求項1乃至4のいずれかに記
    載の生分解性袋。
  6. 【請求項6】 上記脂肪族ポリエステルが、1,4−ブ
    タンジオール、コハク酸及びアジピン酸を主成分とする
    共重合体である請求項1乃至5のいずれかに記載の生分
    解性袋。
  7. 【請求項7】 上記ポリ乳酸系重合体の重量平均分子量
    が6万〜70万である請求項1乃至6のいずれかに記載
    の生分解性袋。
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