JP2001105936A - シートスライド装置のレール体構造 - Google Patents

シートスライド装置のレール体構造

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JP2001105936A JP29128599A JP29128599A JP2001105936A JP 2001105936 A JP2001105936 A JP 2001105936A JP 29128599 A JP29128599 A JP 29128599A JP 29128599 A JP29128599 A JP 29128599A JP 2001105936 A JP2001105936 A JP 2001105936A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出し加工によりなるランナへのシート取付
ブラケットの取り付け、および固定を、不具合なく可能
とする。 【構成】 圧延方向に延びた貫通孔24をランナ12の一対
の側壁12bにそれぞれ設け、この貫通孔の設けられた部
分に切欠き部26を形成している。そして、シート取付ブ
ラケット22を、貫通孔24への挿通孔28の整列を伴って、
側壁の切欠き部26に挿入、配置し、ランナ端部から貫通
孔、挿通孔への固定ピン30の連続した圧入により、シー
ト取付ブラケットをランナ12に固定可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートを前後方
向にスライド可能に支持するシートスライド装置のレー
ル体構造、特に、特定素材の押出し加工により圧延成形
された一対のランナ、ガイドレールの組み合わせとして
なるシートスライド装置のレール体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、フロントシート後方に配設さ
れたセカンドシート、サードシート等の多列のリヤシー
トを前後方向にスライド可能なスライドシートとする構
成が、ミニバンや1BOX車等のRV車に代表されるような
多目的自動車において広く採用されている。
【0003】このような、リヤシートに装着されるシー
トスライド装置においても、たとえば、車床等に固定さ
れたガイドレール(ロアレールとも称する)に、シート
の載置、固定されるランナ(アッパレールとも称する)
を、合成樹脂製のスライダ等を介してスライド自在に組
み付ける一般的な構成が、通常採用されている。
【0004】そして、このようなリヤシートへの装着に
適したシートスライド装置として、ガイドレールを長尺
(ロングレール)とすることで長いスライド範囲を確保
可能とした、いわゆるロングレールタイプのものが提供
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、シートスライ
ド装置のレール体をなすガイドレール、およびランナ
は、鉄材等のプレス加工によって対応形状にそれぞれ成
形される。しかし、これらの素材として一般的に用いら
れる鉄材等の比重は重いため、特に、ガイドレールをロ
ングレールとする場合においては、レール体全体の重量
化が避けられない。
【0006】そこで、ロングレールタイプのレール体
(シートスライド装置)においては、ガイドレール、お
よびランナを、たとえば、比重の軽いアルミ材等から成
形することが、近年行われつつある。
【0007】ところで、アルミ材等から長尺物を成形す
る場合においては、いわゆる押出し加工による圧延成形
が有効と考えられ、断面形状のほぼ一定なガイドレール
には、この押出し加工が容易に適用可能となる。
【0008】しかし、ランナには、シートを載置、固定
するためのシート取付ブラケットを上方への突出部材と
して設ける必要があるため、ランナを押出し加工により
得る場合においては、別体のシート取付ブラケットをラ
ンナに固定することが要求される。
【0009】このような、ランナに対するシート取付ブ
ラケットの固定として、たとえば、溶接やねじ止め等に
よるものが一般的に考えられる。しかし、前者の溶接に
よる固定は、溶接歪みによる部材精度、および取付精度
の低下を招きやすく、また、双方の部材を同一素材とし
なければならないことから、シート取付ブラケットに対
する素材の限定を強いることが避けられない。
【0010】これに対し、後者のねじ止めによれば、溶
接歪みや素材の限定を招くことはない。しかし、ねじ止
めでの固定は、いわゆる点での固定にすぎないため、そ
の強度的な不利は避けられず、また、その作業性の低下
も否定できない。
【0011】従って、アルミ材等の押出し加工によりな
るランナを、同様に得たガイドレールに組み合わせて使
用する場合においては、上述した問題点の解決が必要不
可欠となっている。
【0012】また、アルミ材等の押出し加工によりなる
ランナは、緊急時等の過大な負荷に抗するだけの十分な
剛性を持つため、ガイドレールへの過大な負荷の直接的
な作用が避けられず、過大な負荷に対する対応性という
点、加えていえば、構成の複雑化等を伴うことなく対応
可能とする点も、アルミ材等の押出し加工によりなるラ
ンナを使用する場合においての課題と考えられる。
【0013】この発明は、押出し加工によりなるランナ
へのシート取付ブラケットの取り付け、および固定を、
不具合なく可能としたシートスライド装置のレール体構
造の提供を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、圧延方向に延びた貫通孔をラン
ナの一対の側壁にそれぞれ設け、この貫通孔の設けられ
た部分に、所定範囲の切欠き部を形成している。そし
て、貫通孔に整列可能な挿通孔を有したシート取付ブラ
ケットを、貫通孔への挿通孔の整列を伴って、側壁の切
欠き部に挿入、配置し、ランナ端部から貫通孔、挿通孔
への固定ピンの連続した圧入により、シート取付ブラケ
ットをランナに固定可能としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0016】図1、図2に示すように、この発明に係る
シートスライド装置のレール体構造においては、レール
体10をなすランナ12、およびガイドレール14が、一定の
断面形状を有する長尺体として、比重の軽い特定素材、
たとえばアルミ材の押出し加工によりそれぞれ圧延成形
されている。
【0017】図1に加えて図3を見るとわかるように、
ランナ(アッパレールともいう)12は、たとえば、底壁
12aの各側辺に側壁12bを平行に立設させた断面略コ字形
状に成形される。そして、中空断面形状に成形されたガ
イドレール(ロアレールともいう)14の内部に、ランナ
12を、所定のスライダ16を介してスライド自在に内挿す
ることによって、レール体10が形成されるとともに、図
4に示すように、このレール体を、車両のインナ側(中
央寄り)、アウタ側(外方寄り)に離間並置することに
よって、シート18を前後方向にスライド可能に支持する
シートスライド装置20は構成されている。
【0018】なお、図1、および図3に示すように、ス
ライダ16は、略棒状体として形成されて、ランナの側壁
12bの線状突起12cに嵌着され、ガイドレールの側壁14b
に形成された断面略コ字形状のガイド凹溝21への内挿の
もとで配置、つまりはランナ12、ガイドレール14間に介
在される
【0019】ところで、図1ないし図4を見るとわかる
ように、このシートスライド装置20をなすレール体10に
おいては、ランナ12と一体的に設けられたシート取付ブ
ラケット22が、ガイドレール14の上面の開口部14aを介
してその上方に突出され、このシート取付ブラケットへ
の載置、固定のもとで、シート18はランナ、ひいてはレ
ール体に取り付けられる。
【0020】なお、図1、図2に示すように、この発明
の実施の形態においては、シート取付ブラケット22が、
一対の脚部22aを有する略コ字形状体として折曲成形さ
れ、この上端の基部22bに、シート18が載置、固定可能
となっている。また、このシート取付ブラケット22は、
通常、ランナ12の前後の離間位置、つまりは各端部位置
にそれぞれ設けられている。
【0021】ここで、この発明においては、ランナ12の
圧延方向、つまり図1、図2の左右方向に延びた貫通孔
24が、一対の側壁12bの、たとえば上端にそれぞれ設け
られるとともに、この貫通孔の設けられた部分に、所定
範囲、つまりシート取付ブラケットの脚部22aの挿入、
配置の可能な長さの切欠き部26がそれぞれ形成されてい
る。そして、貫通孔24と同径、同ピッチの挿通孔28をそ
の下端に有して形成されたシート取付ブラケットの脚部
22aを、ランナ12の圧延方向に並べるように配置し、ラ
ンナの圧延方向に分離して形成された側壁の切欠き部26
に、貫通孔への挿通孔の整列を伴ってこの脚部をそれぞ
れ挿入、配置するとともに、ランナ端部から貫通孔、挿
通孔への固定ピン30の連続した圧入により、シート取付
ブラケット22をランナ12に固定可能としている。
【0022】この構成によれば、押出し加工により圧延
成形されたランナの側壁12bに、部分的な切欠き部26を
設ければ足りるため、シート取付ブラケット22の取付自
体が、ランナ12の圧延成形の障害となることはない。そ
して、この切欠き部26への脚部22aの挿入、配置後、ラ
ンナ端部から固定ピン30を圧入すれば足りるため、ラン
ナ12へのシート取付ブラケット22の取付作業が煩雑化す
ることが、また、構成の複雑化を伴うこともない。
【0023】また、この発明によれば、その圧延方向に
延びたランナの貫通孔24に固定ピン30を圧入するととも
に、シート取付ブラケット22の肉厚分の範囲において、
このシート取付ブラケットの脚部22aは固定ピンに接触
される。つまり、固定ピン30は、ランナの側壁12bに十
分な強度を持って固定されるとともに、適度の範囲にわ
たる固定ピンとの係合のもとで、シート取付ブラケット
22はランナ12に固定されるため、その固定強度は十分に
確保できる。
【0024】更に、シート取付ブラケット22は、固定ピ
ン30の圧入のもとでランナ12に固定されるにすぎないた
め、シート取付ブラケットの素材はその限定を受けるこ
とはない。つまり、シート取付ブラケット22の素材は、
ランナ12等と同様のアルミ材に限定されないため、たと
えば鉄材等、種々の素材からシート取付ブラケットを成
形することが可能となる。
【0025】なお、上述したように、このシート取付ブ
ラケット22の取り付けには溶接を必要としないため、こ
の発明によれば、溶接において発生する溶接歪み等の不
具合とも無関係になることはいうまでもない。
【0026】ここで、この発明の実施の形態において
は、シート取付ブラケット22を、一対の脚部22aを有す
る略コ字形状体として具体化しているが、シート18を載
置、固定可能であれば足りるため、たとえば略ブロック
状体にシート取付ブラケットを形成し、このブロック状
体に対応した長さに、ランナの側壁12bの切欠き部26を
形成してもよい。また、ここでは、略コ字形状体として
なるシート取付ブラケット22を、ランナ12の圧延方向へ
の脚部12aの配置のもとで取り付けているが、これに限
定されず、たとえば、ランナの圧延方向に沿わせて、一
対の脚部をそれぞれの側壁の切欠き部26に挿入、配置す
る構成としてもよい。
【0027】ところで、シート18に装着されるシートベ
ルトのためのベルトアンカー(図示しない)は、通常、
シートフレームの側部等に固定されることから、シート
ベルトからの負荷は、ベルトアンカーから、ランナ12を
前部上方に引き上げようとする力として作用する(図2
の矢印参照)。しかし、鉄材からなる従来のレール体と
異なり、アルミ材からなるレール体は、鉄材に比較して
その変形性に劣るため、緊急時等における過大な負荷が
ランナ12に作用すると、この過大な負荷がガイドレール
14に直接的に作用する虞れがある。
【0028】しかしながら、ランナ12が、その圧延方向
をスライドの前後方向としてガイドレール14に内挿され
る構成であるため、この発明の実施の形態のように、シ
ート取付ブラケット22を略コ字形状体とし、図1、図2
に示すように、脚部22aをランナの圧延方向、つまりは
図中左右方向に並べて配置すれば、この脚部の傾倒可能
な方向がスライドに前後方向に一致することになる。つ
まり、この構成によれば、緊急時等における過大な負荷
がランナ12に作用したときに、シート取付ブラケット22
が、図2に二点鎖線で示すように、一対の脚部22aの傾
倒のもとで変形できるため、この変形のもとで、過大な
負荷の吸収が可能となる。
【0029】従って、ガイドレール14への過大な負荷の
直接的な入力が十分に抑制でき、これにより、ガイドレ
ールの安全性は確保される。
【0030】なお、この構成においては、シート取付ブ
ラケット22の変形が必要となるため、シート取付ブラケ
ットを、変形性のある鉄材等から成形することが好まし
い。
【0031】また、この種のレール体10は、通常、車両
の床面に埋設されることから、図3に示すように、ガイ
ドレール上面の開口部14aからの異物の侵入を阻止し、
なおかつ外観品質の向上をはかる一対の弾性リップ34
が、開口部上面を被装可能に、開口部の各側で、ガイド
レール14の圧延方向に沿ってそれぞれ配設されている
(図5参照)。
【0032】ここで、図3に示すように、シート取付ブ
ラケット22は、ガイドレールの開口部14a、ひいては弾
性リップ34の上方に突出されるため、ランナ12は、シー
ト取付ブラケットの移動前後端面、つまり脚部22aの外
端面での弾性リップの捲り上げを伴いながら、前後の対
応方向にスライドすることになる。そこで、図5に示す
ように、シート取付ブラケット22の脚部外端面(移動前
後端面)に、中央部の突出したガイド突起36を設けるこ
とが好ましい。
【0033】なお、このガイド突起36は、少なくとも弾
性リップ34との整列位置を含む上下方向での所定範囲に
形成される(第2図の一点鎖線参照)。
【0034】このような構成によれば、ランナ12に伴っ
て移動するシート取付ブラケット22の全体に先行して、
ガイド突起36が弾性リップ34に接触し、この弾性リップ
をガイド面に沿って捲り上げるため、弾性リップの円滑
な捲り上げが容易に確保できる。そして、ガイド突起36
が弾性リップ34に接触するため、弾性リップを破損、損
傷することがなく、弾性リップの安全性が容易に確保可
能となる。
【0035】なお、ガイド突起36は、弾性リップ34の円
滑な捲り上げを可能とする横断面形状を有していれば足
りるため、図5に示すような外形略く字形状に限定され
ず、たとえば外形半円形状等に、ガイド突起を形成して
もよい。
【0036】ここで、この発明の実施の形態において
は、ランナ12、ガイドレール14の素材として、アルミ材
を例示している。しかし、その比重の比較的軽い素材、
および押出し加工の可能な素材であれば足りるため、ア
ルミ材に限定されず、たとえばステンレス材等から、ラ
ンナ12、ガイドレール14を成形してもよい。
【0037】また、この発明のシートスライド装置のレ
ール体構造は、ロングレールとしてなるリヤシート用の
シートスライド装置への適用に有効であるとはいえ、こ
れに限定されず、フロントシート用のシートスライド装
置に、この発明を応用してもよいことはいうまでもな
い。
【0038】更に、自動車等のシートに限定されず、た
とえば、電車、飛行機、船舶等のシートに装着されるシ
ートスライド装置に、この発明を応用してもよい。
【0039】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るシートス
ライド装置のレール体構造によれば、押出し加工により
圧延成形されたランナの側壁に部分的な切欠き部を設
け、この切欠き部へのシート取付ブラケットの挿入、配
置後、ランナ端部から固定ピンを連続して圧入すれば足
りるため、押出し加工によりなるランナへのシート取付
ブラケットの取付作業が円滑、容易に可能となり、構成
の複雑化、および作業の煩雑化等を招くこともない。
【0041】そして、その圧延方向に延びたランナの貫
通孔に固定ピンを圧入するとともに、シート取付ブラケ
ットの肉厚分の範囲において、このシート取付ブラケッ
トは固定ピンに接触されるため、その固定強度は十分に
確保される。
【0042】更に、シート取付ブラケットは、固定ピン
の圧入のもとでランナに固定されるにすぎないため、シ
ート取付ブラケットの素材はその限定を受けることな
く、種々の素材から選択できる。
【0043】そして、シート取付ブラケットを略コ字形
状体とし、脚部をランナの圧延方向に並べて配置すれ
ば、この脚部の傾倒可能な方向がランナのスライド方向
に一致するため、緊急時等における過大な負荷による一
対の脚部の傾倒により、シート取付ブラケットの変形が
得られる。つまり、過大な負荷の吸収が可能となり、ガ
イドレールへの過大な負荷の直接的な入力が十分に抑制
されて、ガイドレールの安全性は確保される。
【0044】また、ランナの圧延方向側に位置するシー
ト取付ブラケットの移動前後端面を、中央部の突出した
ガイド突起の設けられた形状とすれば、ガイド突起が弾
性リップに接触してこれを捲り上げるため、弾性リップ
の円滑な捲り上げが容易に確保できるとともに、弾性リ
ップの破損、損傷が防止されることから、弾性リップの
安全性が容易に確保可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシートスライド装置のレール体
構造を示す、レール体の一部破断の概略分解斜視図であ
る。
【図2】シートスライド装置のレール体構造を示す、レ
ール体の一部破断の概略側面図である。
【図3】シートスライド装置のレール体構造を示す、レ
ール体の概略縦断面図である。
【図4】シートスライド装置の概略斜視図である。
【図5】シートスライド装置のレール体構造を示す、レ
ール体の一部破断の概略平面図である。
【符号の説明】
10 シートスライド装置のレール体 12 ランナ 14 ガイドレール 22 シート取付ブラケット 22a 脚部 24 貫通孔 26 切欠き部 28 挿通孔 30 固定ピン 36 ガイド突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口部を有した中空断面形状のガ
    イドレール、および一対の側壁を有する断面略コ字形状
    のランナが、特定素材の押出し加工によりそれぞれ圧延
    成形されるとともに、所定形状のシート取付ブラケット
    が、その固定のもとでランナ上部に突設され、ガイドレ
    ール上面開口からのシート取付ブラケットの突出を伴
    う、スライダを介したガイドレールへのランナの内挿に
    より、ランナを、ガイドレールに対してスライド自在に
    組み付けたシートスライド装置のレール体であり、 圧延方向に延びた貫通孔を上記ランナの一対の側壁にそ
    れぞれ設け、この貫通孔の設けられた部分に、所定範囲
    の切欠き部を形成し、 前記貫通孔に整列可能な挿通孔を有した上記シート取付
    ブラケットが、貫通孔への挿通孔の整列を伴って、側壁
    の前記切欠き部に挿入、配置され、ランナ端部から貫通
    孔、挿通孔への固定ピンの連続した圧入により、シート
    取付ブラケットをランナに固定可能としたシートスライ
    ド装置のレール体構造。
  2. 【請求項2】 シート取付ブラケットが、一対の脚部を
    有する略コ字形状体として成形され、ランナの圧延方向
    に分離して形成された側壁の切欠き部に、当該方向に並
    べた各脚部をそれぞれ挿入、配置し、ランナ端部からの
    貫通孔、挿通孔への固定ピンの連続した圧入により、シ
    ート取付ブラケットをランナに固定可能とした請求項1
    記載のシートスライド装置のレール体構造。
  3. 【請求項3】 一対の弾性リップが、ガイドレール上面
    の開口部を被装可能に、この開口部の各側で、ガイドレ
    ールの圧延方向に沿ってそれぞれ配設されるとともに、 ランナの圧延方向側に位置するシート取付ブラケットの
    移動前後端面が、中央部の突出したガイド突起を、少な
    くとも弾性リップとの整列位置に有して形成された請求
    項1または2記載のシートスライド装置のレール体構
    造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038045A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Yazaki Corp 直動装置及びこの直動装置を備えたスライド配索装置
JP2010173487A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置
JP2010173490A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シートスライド装置
JP4892055B2 (ja) * 2006-04-10 2012-03-07 フォルシア シエジュ ドトモビル 自動車の座席レール及びそこに固定するための本体を含むシステム、及びその製造方法

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