JP2001087696A - フォトレジスト現像用のノズル座 - Google Patents

フォトレジスト現像用のノズル座

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JP2001087696A
JP2001087696A JP30353299A JP30353299A JP2001087696A JP 2001087696 A JP2001087696 A JP 2001087696A JP 30353299 A JP30353299 A JP 30353299A JP 30353299 A JP30353299 A JP 30353299A JP 2001087696 A JP2001087696 A JP 2001087696A
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JP
Japan
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nozzle
nozzle seat
photoresist
developing
seat
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Application number
JP30353299A
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English (en)
Inventor
Eiyu Chin
永裕 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOSER VITELIC Inc
Siemens AG
Promos Technologies Inc
Original Assignee
MOSER VITELIC Inc
Siemens AG
Promos Technologies Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミーウェーハを使用せず、短時間で充分に
ノズル本体を洗浄できるような、新規なフォトレジスト
現像用のノズル座を提供すること。 【解決手段】 フォトレジスト塗布現像機に適用され、
現像用のノズル本体を静置するために使用されるフォト
レジスト現像用のノズル座であって、フォトレジスト塗
布現像機に取り付けられ、前記ノズル本体10を静置す
るためのノズル座本体81と、一端が前記ノズル座本体
81に連結し、且つ他端が水源に連結してノズル座本体
81洗浄用の水をノズル座本体81へ導入するための導
管82と、一端がノズル座本体81に連結し、ノズル座
本体81内の液体を排出するための溢流管83と、ノズ
ル本体10を静置するためのノズル座本体81の表面上
に設置されたO型リング84と、を備えてなるような、
新規なフォトレジスト現像用ノズル座80を新たに見出
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトレジスト現
像用のノズル座(nozzle base)に関するもので、特
に、ノズル本体(E square nozzle)上の現像液を、ノ
ズル座上で直接除去できるような、フォトレジスト現像
用のノズル座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォトレジストをコーティングされたウ
ェーハを露光すると、ポジ型レジストは酸(カルボン
酸)になる。現像液はアルカリ溶液であるため、この現
像液を露光後のフォトレジストに吐出すると、酸がアル
カリに中和され、アルカリ溶液の現像液に溶解する。こ
のように、中和反応を利用して余分なフォトレジストを
除去し、パターンを露出させる工程を、現像と呼ぶ。
【0003】図1は、フォトレジスト現像用ノズルの概
略図である。図中示されるように、ノズル本体10は細
長い形状を呈しており、縦方向に沿って複数個の噴孔1
00が設けられている。前記ノズル本体10の一端は、
現像液源(未図示)に連結しており、現像液を前記ノズ
ル本体10に導入して現像を行うのに使用される(図2
a、2b、2cを参照)。
【0004】図2a、2b、2cに示されるように、ウ
ェーハ3にコートされたフォトレジスト30を現像する
にあたり、先ず、前記ノズル本体10を前記ウェーハ3
の上方へ移動させ、前記ノズル本体10の噴孔100を
有した面が前記フォトレジスト30と対面するように
し、同時にまた、前記ウェーハ3を図2a、2b、2c
において矢印で記された方向に回転させる。次に、前記
ノズル本体10の噴孔100から、現像液20を前記フ
ォトレジスト30上に吐出させる。この時、図2a、2
b、2cに示されるように、前記ウェーハ3は図中の矢
印の方向に回転するため、前記現像液を前記フォトレジ
スト30全体にコートすることが可能となる。
【0005】図3は、公知のフォトレジスト塗布現像機
の構造図であり、該現像機は、ノズル本体10と、ノズ
ル座40と、移動アーム座50と、移動アーム60と、
現像機本体70とを備えてなる。前記移動アーム60
は、一端が前記ノズル本体10と連結し、もう一方の一
端が前記移動アーム座50上に設置され、且つ駆動装置
(未図示)とつながっている。前記移動アーム60は、
駆動装置で駆動され、前記移動アーム座50上を移動で
きるようになる。そして前記移動アーム60の移動によ
り、前記ノズル本体10を、前記ノズル座40と前記現
像機本体70の上方の間で移動させることができる。
【0006】前記ノズル座40は、未使用状態の前記ノ
ズル本体10を静置するのに使用され、且つ又、前記ノ
ズル本体10が前記ノズル座40上に静置されている時
(以下ではこの状態をスタート位置と呼ぶ)、前記ノズ
ル本体10がダミー分配(dummy dispensing)を行える
ようにするためのものである。したがって、前記ノズル
本体10は、ウェーハ上での現像液の分配を終えた後、
前記スタート位置に戻り、前記ノズル座40の上で前記
ダミー分配を行う。しかしながら、現像液が前記ノズル
本体10と前記ノズル座40との間に残留する恐れがあ
り、ひいては前記ノズル本体10上に付着してしまう可
能性もある。すると、次に現像液の分配を行うさいに、
残留した現像液が新しい現像液とともにウェーハ上に分
配され、ウェーハの汚染や瑕疵、及び歩留りの低下や生
産量の打撃などを生じる原因となる。
【0007】上述した理由からわかるように、前記ノズ
ル本体10及び前記ノズル座40を定期的に洗浄し、前
記ノズル本体10及び前記ノズル座40上に残留した現
像液を、完全に除去する必要がある。
【0008】公知の洗浄方法は、前記現像機本体70に
ダミーウェーハを送りこみ、前記ノズル本体10を前記
ダミーウェーハ中央の上方(この時、前記ノズル本体と
前記ダミーウェーハとの距離は約1.0mm±0.2m
m)に移動させた後、前記ダミーウェーハを回転させる
(回転速度は約30〜50rpm)と同時にその上に洗
浄水を吹きかける、というものである。
【0009】一般に、1組のノズル本体が上述した洗浄
工程を終了するのに10〜15分が必要であり、1台の
フォトレジスト塗布現像機はノズル本体を3組備えてい
る。したがって、一度の洗浄に45分以上が必要とな
り、これは非常に非効率的である。
【0010】以上からわかるように、生産量の向上及び
作動時間の短縮を図り、且つ瑕疵の発生率の引き下げ、
歩留りの向上、及びコストの削減を実現するためには、
ノズル本体の洗浄方法を改良する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
上述した問題点を解決するため、ノズル本体の洗浄方法
を改良するのに使用できるような、新規なフォトレジス
ト現像用のノズル座を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する前記新
規なノズル座は、フォトレジスト塗布現像機に適用さ
れ、現像用のノズル本体を静置するために使用されるフ
ォトレジスト現像用のノズル座であって、前記フォトレ
ジスト塗布現像機に取り付けられ、前記ノズル本体を静
置するためのノズル座本体と、一端が前記ノズル座本体
に連結し、且つ他端が水源に連結して前記ノズル本体洗
浄用の水を前記ノズル座本体へ導入するための導管と、
一端が前記ノズル座本体に連結し、前記ノズル座本体内
の液体を排出するための溢流管と、前記ノズル本体を静
置するための前記ノズル座本体の表面上に設置されたO
型リングとを備えてなる。また、本発明が提供する前記
新規なノズル座は、前記溢流管の他端に連結した排出槽
と、一端が前記排出槽に連結した排出管と、前記排出管
に設置されたスイッチとをさらに備えてなる。また、本
発明が提供する前記新規なノズル座において、前記水源
には脱イオン水源を用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の上述及びその他の目的、
特徴、及び長所をいっそう明瞭にするため、以下に好ま
しい実施の形態を挙げ、図を参照しつつさらに詳しく説
明する。
【0014】図4は、本発明による新規なフォトレジス
ト現像用のノズル座の概略図である。図中示されるよう
に、この新規なノズル座は、ノズル座本体81と、導管
82と、溢流管83と、O型リング84と、排出槽85
と、排出管86と、スイッチ87とを備えてなる。この
うち、前記ノズル座本体81及び前記排出槽85は、公
知のノズル座に基本的な構成であり、前記ノズル座本体
81はノズル本体を静置するために、前記排出槽85は
前記ノズル座本体81から流出する液体を集めるため
に、それぞれ使用される。
【0015】前記導管82は、一端が前記ノズル座本体
81に、他端が未図示の水源にそれぞれ連結しており、
洗浄用の水を前記ノズル座本体に供給するのに使用され
る。前記溢流管83は、一端が前記ノズル座本体81
に、他端が前記排出槽85にそれぞれ連結しており、前
記ノズル座本体81内の液体を排出するのに使用され
る。前記O型リング84は、前記ノズル座本体81のノ
ズル本体を静置するための表面上に設置され、耐アルカ
リ材料で製作されており、前記ノズル座本体81内の液
体が、前記ノズル座本体81とノズル本体との隙間から
流出するのを防ぐために使用される。前記排出管86
は、一端が前記排出槽85に連結しており、前記排出槽
85内に流入した液体を排出するのに使用される。前記
スイッチ87は、前記排出管86上に設置されており、
前記排出槽85から排出される液体流量を制御すること
ができる。また、前記洗浄用の水源には、脱イオン水の
水源を用いることができる。
【0016】図5は、本発明による新規なフォトレジス
ト現像用のノズル座を応用したフォトレジスト塗布現像
機の構造図である。図中示されるように、前記ノズル座
80以外のその他の部位は、いずれも図3の装置と同様
であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0017】次に、本発明による新規なノズル座を使用
し、ノズル本体を洗浄する方法を説明する。先ず、ノズ
ル本体10がノズル座80上に静置されている時、前記
導管82を使用し、洗浄用の水を前記ノズル座本体81
に導入する。このように、ノズル本体を直接洗浄水に漬
けることにより、ノズル本体に付着した現像液を洗い流
すことができる。
【0018】以上に好ましい実施の形態を開示したが、
これらは決して本発明の範囲を限定するものではなく、
当該技術に熟知した者ならば誰でも、本発明の精神と領
域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えられるべ
きであって、従って本発明の保護範囲は特許請求の範囲
で指定した内容を基準とする。
【0019】
【発明の効果】以上からわかるように、本発明によるノ
ズル座を利用してノズル本体を洗浄すると、ダミーウェ
ーハが不要なうえ、洗浄時間を節約することもでき、ひ
いては現像機の作動時間を増やし、コストの大幅な削減
を図ることができる。また、上述した洗浄方法では、前
記スイッチ87を使用して液体の流速を制御することに
より、ノズル本体を充分に洗浄することができる。この
他、超音波振動洗浄システムを新たに組み込み、超音波
を利用してノズル本体を洗浄することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノズル本体のうち、噴孔を有した部分の平面図
である。
【図2】現像液をフォトレジスト上に吐出させ現像を行
う際の、各段階における概略図である。
【図3】公知のフォトレジスト塗布現像機の構造図であ
る。
【図4】本発明による新規なフォトレジスト現像用のノ
ズル座の概略図である。
【図5】本発明による新規なフォトレジスト現像用のノ
ズル座を応用したフォトレジスト塗布現像機の構造図で
ある。
【符号の説明】
3 ウェーハ 10 ノズル本体 20 現像液 30 フォトレジスト 40 ノズル座 50 移動アーム座 60 移動アーム 70 現像機本体 80 ノズル座 81 ノズル座本体 82 導管 83 溢流管 84 O型リング 85 排出槽 86 排出管 87 スイッチ 100 噴孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599002397 モーゼル バイテリック インコーポレイ テッド 台湾、シンチュウ、サイエンス−ベースド インダストリアルパーク、リシンロード ナンバー 19 (71)出願人 599002401 ジーメンス・アー・ゲー ドイツ連邦共和国、D−80333、ミュンヘ ン、ヴィッテルスバッハープラッツ 2 (72)発明者 陳 永裕 台湾新竹縣寶山郷雙溪村9鄰三峰路53号8 樓 Fターム(参考) 2H096 AA25 AA27 GA31 HA30 4D073 AA09 CA20 CB03 CB16 CC05 4F041 AA06 BA13 BA60 5F046 LA19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォトレジスト塗布現像機に適用され、現
    像用のノズル本体を静置するために使用されるフォトレ
    ジスト現像用のノズル座であって、 前記フォトレジスト塗布現像機に取り付けられ、前記ノ
    ズル本体を静置するためのノズル座本体と、 一端が前記ノズル座本体に連結し、且つ他端が水源に連
    結して前記ノズル本体洗浄用の水を前記ノズル座本体へ
    導入するための導管と、 一端が前記ノズル座本体に連結し、前記ノズル座本体内
    の液体を排出するための溢流管と、 前記ノズル本体を静置するための前記ノズル座本体の表
    面上に設置されたO型リングと、を備えてなることを特
    徴とする、フォトレジスト現像用のノズル座。
  2. 【請求項2】前記溢流管の他端に連結した排出槽と、 一端が前記排出槽に連結した排出管と、 前記排出管に設置されたスイッチと、をさらに備えてな
    ることを特徴とする、請求項1に記載のフォトレジスト
    現像用のノズル座。
JP30353299A 1999-09-22 1999-10-26 フォトレジスト現像用のノズル座 Pending JP2001087696A (ja)

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TW88116252 1999-09-22
TW88116252 1999-09-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450127B1 (ko) * 2001-12-22 2004-09-30 동부전자 주식회사 포토 레지스트 노즐용 홈 배스
JP2012134512A (ja) * 2004-06-21 2012-07-12 Nikon Corp 露光装置、及びその部材の洗浄方法、露光装置のメンテナンス方法、メンテナンス機器、並びにデバイス製造方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450127B1 (ko) * 2001-12-22 2004-09-30 동부전자 주식회사 포토 레지스트 노즐용 홈 배스
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Effective date: 20020717