JP2002143749A - 回転塗布装置 - Google Patents

回転塗布装置

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JP2002143749A
JP2002143749A JP2000340288A JP2000340288A JP2002143749A JP 2002143749 A JP2002143749 A JP 2002143749A JP 2000340288 A JP2000340288 A JP 2000340288A JP 2000340288 A JP2000340288 A JP 2000340288A JP 2002143749 A JP2002143749 A JP 2002143749A
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Yasuhito Kawahito
康仁 川人
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄液の使用量を低減しながらスピンカップ
内壁面を均等に洗浄することができるとともに、装置構
成を複雑化することなく、また、生産性を低下させるこ
となくスピンカップの洗浄を可能とする回転塗布装置を
提供すること。 【解決手段】 スピンカップ24の内壁面24bへ向け
て洗浄液を噴霧するスプレーノズル34,34と、スピ
ンカップ24をスプレーノズル34,34に対して回転
させるカップ回転機構とを設け、カップ内壁面24bへ
洗浄液を広範囲かつ均等に吹き付けて洗浄することによ
り、洗浄液の使用量を抑え、かつ簡素な装置構成で効率
的な洗浄を可能とし、更に洗浄時間の短縮を図って生産
性低下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウェ
ーハ等の被処理基板上にフォトレジストや現像液等の塗
布液をスピンコートするための回転塗布装置に関し、更
に詳しくは、被処理基板から飛散する塗布液で汚染され
たスピンカップ内壁面を洗浄するカップ洗浄機能を有す
る回転塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウェーハ等の被処理基板
(以下、単に基板という。)に対してフォトレジストや
現像液等の塗布液を塗布する工程では、スピンコータあ
るいはスピンナと呼ばれる回転塗布装置が用いられてい
る。これは公知のように、鉛直方向に配置される回転軸
の上端にスピンチャックを設けた回転保持手段で基板を
水平に保持、回転させることによって、基板上に均等な
膜厚の塗布膜を形成する装置である。
【0003】一般に上記回転塗布装置には、基板の周囲
を囲むように円筒状のスピンカップが付設されており、
基板周囲から飛散する塗布液の飛沫を上記スピンカップ
内壁面に付着させることによって、装置周辺の汚染を防
止している。
【0004】ところが、例えばフォトレジスト等、乾燥
して固化する塗布液の場合は、スピンカップ内壁面に塗
布液が付着した状態で基板の処理を続けると、基板の回
転により発生する装置の振動や、飛散する塗布液の飛沫
との衝突により、乾燥固化した塗布液がスピンカップ内
壁面から剥離して基板上へ飛来し、結果的に不良品を生
じさせることがある。
【0005】このような問題を解消するために、スピン
カップ内壁面に付着した塗布液を洗浄除去できる機能を
備えた回転塗布装置が種々提案されている。
【0006】例えば実公平6−28223号公報には、
図4に示すように回転保持手段1上の基板2の周囲に設
けられるスピンカップ3の外面上部に対し、洗浄液4が
貯留される環状の洗浄導管5および洗浄液4の複数の吐
出孔6を形成することによって、スピンカップ3の内周
面に沿って洗浄液4を流下させて、付着した塗布液を洗
浄除去する構成が開示されている。なお、基板2とスピ
ンカップ3との間の空気の流れをガイドする円錐台形状
の整流板7の外面に付着した塗布液を洗浄除去するべ
く、整流板7の内面上部に対し、洗浄液4が貯留される
環状の洗浄導管8および洗浄液4の複数の吐出孔9を形
成することによって、吐出孔9から洗浄液4を整流板7
の外面に沿って流下させる構成も開示されている。
【0007】一方、特許第2814184号公報には、
図5に示すように回転保持手段11上に洗浄用治具12
を固定し、これを回転させることによってスピンカップ
13の内壁面に付着した塗布液を洗浄除去する構成が開
示されている。すなわち、洗浄用治具12には、その下
方に配置された洗浄液供給ノズル14から供給される洗
浄液15を貯える環状の貯留部16を有し、この貯留部
16の側周部に形成された複数の孔17から、洗浄用治
具12の回転による遠心力を利用してスピンカップ13
の内壁面へ向けて洗浄液15を噴出させるようにしてい
る。
【0008】また、特許第3015207号公報、特許
第2893149号公報には、回転保持手段に洗浄液の
吐出孔を設け、この回転保持手段の回転による遠心力を
利用してスピンカップ内壁面へ向けて洗浄液を噴出させ
る構成が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平6−28223号公報に記載のようにスピンカップ
内壁面に沿って洗浄液を流下させて洗浄する構成では、
洗浄液4は一度流れた経路を流れ易いことから、洗浄液
4は吐出孔6から一定の経路を通ってスピンカップ3の
内壁面を流れることとなり、スピンカップ3の内面を均
等に洗浄することができないという問題がある。また、
多量の洗浄液を必要とする点で難がある。
【0010】一方、上記特許第2814184号公報に
記載の構成では、回転保持手段11に対して基板の代わ
りに洗浄用治具12を載せて作業を行う必要がある関係
上、スピンカップ13の洗浄プロセスに多大な時間を要
し、生産性を大きく損なうこととなる。また、この構成
では、洗浄用治具12の回転による遠心力を利用して洗
浄液15を噴出させるようにしているために洗浄用治具
12の回転速度を比較的大きくする必要があるが、これ
ではスピンカップ13の内壁面に対して常に一定の位置
にだけしか洗浄液15を供給することができない。した
がって、スピンカップ13の内壁面に対して均等に洗浄
液15を供給することが不可能であるため、洗浄にムラ
が生じて効率的な洗浄作用が得られなくなる。
【0011】さらに、上記特許第3015207号公
報、特許第2893149号公報に記載の構成では、回
転保持手段の構成が複雑となるだけでなく、装置のメン
テナンス性を悪化させて、メンテナンス時間の長大化を
招き、結果的に生産性の低下を引き起こすという問題が
ある。また、回転保持手段の回転による遠心力を利用し
て洗浄液をスピンカップ内壁面へ向けて噴出させるよう
にしているため、上述と同様な問題を含んでいることと
なる。
【0012】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、洗浄
液の使用量を低減しながらスピンカップ内壁面を均等に
洗浄することができるとともに、装置構成を複雑化する
ことなく、また、生産性を低下させることなくスピンカ
ップの洗浄を可能とする回転塗布装置を提供することを
課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するに
当たり、本発明の回転塗布装置は、スピンカップの内壁
面へ向けて洗浄液を噴霧するスプレーノズルと、スピン
カップを上記スプレーノズルに対して回転させるカップ
回転機構とを備えたことを特徴としている。
【0014】本発明では、スプレーノズルの採用によ
り、スピンカップ内壁面の広い範囲に対して均一に洗浄
液を供給することを可能とし、かつ、カップ回転機構の
駆動によりスピンカップをスプレーノズルに対して回転
させることによって、スピンカップ内壁面全周にわたっ
て均一に洗浄液を供給することを可能とする。これによ
り、従来よりも少量の洗浄液でスピンカップ全周を広範
囲に洗浄することができるので、効率的な洗浄作用が得
られる。
【0015】本発明の回転塗布装置は、スピンカップ内
部を複雑化することなく構成することができるので、装
置のメンテナンス性が損なわれることはない。また、上
記スプレーノズルを複数設ければ、スピンカップ内壁面
全周への洗浄液供給時間が少なくて済み、結果的に洗浄
時間の短縮が図られ、生産性の低下防止を図ることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。本実施の形態では、半導
体ウェーハ(以下、単に基板という。)に対してフォト
レジストをスピンコート処理する回転塗布装置に適用し
た場合について説明する。
【0017】図1および図2は、本発明の第1の実施の
形態による回転塗布装置を示している。本実施の形態の
回転塗布装置20は、基板Wを水平に保持して回転させ
る回転保持部23と、基板Wの周囲を囲むように配置さ
れる断面略円錐台形状の筒状のスピンカップ24とを備
えている。
【0018】回転保持部23は、鉛直方向に配置される
回転軸22aを有する回転駆動部22と、回転軸22a
の上端部に固定され基板Wを水平に保持する真空吸着式
のスピンチャック21とからなる。
【0019】図示しない搬送アームを介して、基板Wが
処理面を上向きにして回転保持部23のスピンチャック
21上に吸着保持されると、塗布液ノズル36から基板
W上へフォトレジストが所定量供給され、そして、回転
駆動部22を駆動させて基板Wを所定の回転数で回転さ
せることにより、供給されたフォトレジストが径外方へ
広がり、基板Wの上面に均一な膜厚のレジスト膜が形成
される。このとき、基板Wの周縁から外方へ飛散する余
剰のフォトレジストは、スピンカップ24の内壁面24
bに付着し、装置20周辺の汚染が防止される。
【0020】次に、本発明に係るカップ回転機構につい
て説明する。
【0021】本実施の形態では、スピンカップ24は、
回転保持部23が貫通するカップ支持板25の上にベア
リング部材26を介して載置される構造を有している。
カップ支持板25には、図示しない真空ポンプ等の排気
手段に連絡する排気管26と、塗布液ノズル36から吐
出された塗布液(フォトレジスト)の余剰液等を装置2
0外部へ排出するための廃液管27とが接続されてい
る。ベアリング部材26は、上記構成のカップ支持板2
5の周縁部25a全周にわたって設けられている。一
方、スピンカップ24の周壁外周部には、上記ベアリン
グ部材26の上面部に取り付けられる環状のフランジ部
24aが形成されており、これによりスピンカップ24
がカップ支持板25に対して相対的に回転可能とされ
る。
【0022】スピンカップ24の回転駆動は、スピンカ
ップ24の近傍に配置された駆動モータ32の駆動によ
り行われる。すなわち、スピンカップ24のフランジ部
24a外周には、駆動モータ32の駆動軸32aに連結
されるギヤ31に噛合する歯部29が全周にわたって設
けられており、これにより、駆動モータ32の駆動力が
スピンカップ24へ伝達され、カップ支持板25に対し
てスピンカップ24が回転する。以上のようにして、本
発明に係るカップ回転機構が構成される。なお、歯部2
9の下端には、スピンカップ24の適正な回転移動をガ
イドするガイド部30が付設されている。
【0023】カップ支持板25には、基板Wの下方位置
において、スピンカップ24の内壁面24bへ向けて洗
浄液を噴霧する2本のスプレーノズル34,34を固定
するための固定台33が取り付けられている。スプレー
ノズル34,34は供給管34a,34aを介して供給
される洗浄液をスピンカップ24の内壁面24bの所定
範囲に向けて霧状に吹き付ける公知のスプレーガンで構
成されており、本実施の形態では、スピンカップ24の
中心部に関して対称な位置(すなわち180度間隔)で
互いに反対方向へ洗浄液を噴霧するように配置される。
【0024】また、スプレーノズル34,34の配置位
置よりも径内方側には、基板Wの裏面に向けて洗浄液を
吐出する3本のバックリンスノズル35,35,35が
120度間隔で固定台33の上面から突出配置されてお
り、基板Wの裏面に付着したフォトレジストを洗浄除去
するように構成されている。更に、固定台33の外周部
には、スピンカップ24の内部における空気の流れをガ
イドするための整流板33aが一体的に形成されてい
る。
【0025】本実施の形態の回転塗布装置20は以上の
ように構成され、次にこの作用、特に、スピンカップ2
4の内壁面の洗浄作用について説明する。
【0026】上記のような態様で基板Wのスピンコート
処理を行う回転塗布装置20のスピンカップ24の内壁
面24bには、基板Wの周囲から飛散したフォトレジス
トの飛沫が付着しており、これが乾燥固化するとダスト
の原因になるので、当該内壁面24bを定期的に洗浄す
る必要がある。本実施の形態では、基板Wを所定枚数処
理する毎に、以下のような作用でスピンカップ24の内
壁面24bを洗浄する。
【0027】スピンカップ24の内壁面24bの洗浄
は、当該内壁面24bへ向けて2本のスプレーノズル3
4,34から洗浄液を吹き付けながら、駆動モータ32
を駆動させてスピンカップ24をカップ支持台25に対
して比較的低速で回転させることにより行われる。スプ
レーノズル34,34で噴霧される洗浄液Lは、スピン
カップ24の内壁面24bに対して広範囲かつ均等に吹
き付けられる。しかも、スピンカップ24はスプレーノ
ズル34,34に対して相対的に回転しているので、フ
ォトレジストの飛沫が付着している内壁面24b全周に
わたって洗浄液Lがムラなく吹き付けられる。
【0028】これにより、スピンカップ24の内壁面2
4bに付着したフォトレジストが洗浄、除去される。洗
い流されたフォトレジストは、廃液管28を介して装置
20外部へ排出されるか、あるいは、排気管27を介し
てスピンカップ24の内部の空気とともに装置20の外
部へ排気される。
【0029】したがって、本実施の形態によれば簡素な
構成でスピンカップ24の内壁面24bを効率良く洗浄
することができ、しかも洗浄液をスプレーノズル34,
34で噴霧する構成であるので、洗浄液の使用量を従来
よりも低減でき、洗浄コストの低下を図ることができ
る。
【0030】また、本実施の形態によればスプレーノズ
ル34,34の配置間隔に相当する回転角だけスピンカ
ップ24を回転させるだけで、スピンカップ24の内壁
面24b全周に対して均等に洗浄液を供給することがで
きるので、洗浄時間の短縮化を図ることができ、生産性
の低下を防ぐことができる。
【0031】一方、本実施の形態では、基板Wの裏面に
対して洗浄液を供給するバックリンスノズル35を複数
本等角度間隔で配置しているので、基板Wの裏面洗浄時
に、基板Wの裏面に当たって飛散する洗浄液でもって整
流板33aの上面全域を洗浄することが可能となる。こ
れにより、整流板33aの上面に付着したフォトレジス
トが乾燥固化してダストの原因となることを未然に防ぐ
ことが可能となる。
【0032】図3は、本発明の第2の実施の形態を示し
ている。なお、図において上述の第1の実施の形態と対
応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説
明は省略するものとする。
【0033】本実施の形態による回転塗布装置40は、
上述の第1の実施の形態における2本のスプレーノズル
34,34のうち一方を窒素ガス(N2)又はドライエ
アMを噴射するスプレーノズル41で構成した洗浄液乾
燥手段を設けている点で、第1の実施の形態と異なる。
なお、その他の構成については、第1の実施の形態と同
様とする。
【0034】この構成により、一方のスプレーノズル
(図3において左側)34によって、スピンカップ24
の内壁面24bに洗浄液Lを供給し、他方のスプレーノ
ズル(図3において右側)41によって、洗浄液Lが供
給された内壁面24bを窒素ガス又はドライエアMで即
座に乾かす作用を行う。
【0035】したがって、上記第1の実施の形態に比し
て、洗浄液の乾燥時間の短縮が図られ、生産性低下を更
に一層防止することが可能となる。
【0036】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、
本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
【0037】例えば以上の第1の実施の形態では、洗浄
液Lを噴霧するスプレーノズル34を2本配置するとと
もに、バックリンスノズル35を3本配置したが、勿
論、これに限ることなく、更にその本数の増減が可能で
ある。
【0038】また、以上の第2の実施の形態では、洗浄
液Lを噴霧するスプレーノズル34と窒素ガス又はドラ
イエアMを噴射するスプレーノズル41を各々別々に構
成したが、1本のスプレーノズルで洗浄液および窒素ガ
ス(ドライエア)の双方を順に噴射するように構成する
ようにしてもよい。
【0039】この場合、洗浄処理一回分の洗浄液を貯留
したタンクにスプレーノズルの供給管(図1において符
号34aに相当)を配置し、上記タンク内に圧送した窒
素ガス又はドライエアの加圧作用で洗浄液を噴霧するよ
うにすれば、洗浄液の残量に応じて、一本のスプレーノ
ズルから洗浄液、洗浄液と窒素ガス(ドライエア)との
混合気、窒素ガス(ドライエア)の順で連続的に噴射す
ることができる。
【0040】更に、以上の各実施の形態では、洗浄液L
を噴射するスプレーノズル34の噴射角度を固定とした
が、これを可変とすることによりスピンカップ24の内
壁面24bに対して更に広範囲に洗浄液を吹き付けるこ
とが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の回転塗布装
置によれば、簡素な構成で、スピンカップの内壁面を効
率良く洗浄することができ、しかも洗浄液をスプレーノ
ズルで噴霧する構成であるので、洗浄液の使用量を従来
よりも低減でき、洗浄コストの低下を図ることができ
る。また、洗浄時間の短縮化が図られ、生産性の低下を
防ぐことができる。
【0042】請求項2の発明によれば、装置構成の複雑
化を防ぎ、既存設備の一部改良で容易に実施することが
可能である。
【0043】請求項3の発明によれば、スピンカップの
洗浄時間を大幅に短縮することができ、生産性の向上を
図ることができる。
【0044】請求項4の発明によれば、簡単な構成で洗
浄液の乾燥処理を行うことができ、装置構成の複雑化を
防ぐことができる。
【0045】請求項5の発明によれば、整流板の上面に
付着したフォトレジストが乾燥固化してダストの原因と
なることを未然に防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による回転塗布装置
の側断面図である。
【図2】同平面図であり、図1において固定台33の図
示を省略した図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による回転塗布装置
の側断面図である。
【図4】従来の回転塗布装置を示す部分破断側面図であ
る。
【図5】他の従来の回転塗布装置を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
20、40…回転塗布装置、23…回転保持部、24…
スピンカップ、24b…スピンカップの内壁面、29…
歯部、31…ギヤ、32…駆動モータ、34,41…ス
プレーノズル、35…バックリンスノズル、W…基板
(被処理基板)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/30 502 G03F 7/30 502 H01L 21/027 H01L 21/30 564C 569F Fターム(参考) 2H025 AA00 AB16 EA05 FA14 2H096 AA00 AA25 CA14 GA29 GA31 GA32 4D075 AC64 AC79 BB20Z BB24Z BB65Z DA06 DC22 4F042 AA07 CC04 CC07 CC10 DC00 EB09 EB11 EB24 EB25 5F046 JA02 JA05 JA11 LA04 LA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を水平に保持して回転する回
    転保持手段と、前記被処理基板の周囲に配置されるスピ
    ンカップとを備えた回転塗布装置において、 前記スピンカップの内壁面へ向けて洗浄液を噴霧するス
    プレーノズルと、 前記スピンカップを前記スプレーノズルに対して回転さ
    せるカップ回転機構とを備えたことを特徴とする回転塗
    布装置。
  2. 【請求項2】 前記カップ回転機構が、前記スピンカッ
    プの外周部全周に形成される歯部と、前記歯部に噛合す
    るギヤと、前記ギヤを回転させる駆動モータとからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記スピンカップの内壁面に噴霧された
    洗浄液を乾燥させる洗浄液乾燥手段を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の回転塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄液乾燥手段が、エア又は窒素ガ
    スの噴射ノズルであることを特徴とする請求項3に記載
    の回転塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記スピンカップの内部における空気の
    流れをガイドする整流板と、前記被処理基板の裏面に対
    して裏面洗浄液を供給するバックリンスノズルとを有
    し、前記被処理基板の裏面から飛散する裏面洗浄液で前
    記整流板の上面を洗浄するべく、前記バックリンスノズ
    ルが等角度間隔で複数設けられることを特徴とする請求
    項1に記載の回転塗布装置。
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