JP2001072352A - エレベータ昇降路内に配置された駆動ユニットを有するエレベータ装置 - Google Patents
エレベータ昇降路内に配置された駆動ユニットを有するエレベータ装置Info
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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- B66B11/04—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
- B66B11/043—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals actuated by rotating motor; Details, e.g. ventilation
- B66B11/0438—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals actuated by rotating motor; Details, e.g. ventilation with a gearless driving, e.g. integrated sheave, drum or winch in the stator or rotor of the cage motor
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- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/0087—Devices facilitating maintenance, repair or inspection tasks
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、エレベータ昇降路の横断面を最適
に利用できるエレベータ装置を提供する。 【解決手段】 駆動ユニット４は、第１の壁のくぼみ
１．２１内に部分的に配置されるとともに、支持体１．
２２上に部分的に配置されている。駆動ユニット４の駆
動綱車４．１はエレベータ昇降路１内に突出している。
エレベータカー２は吊りロープによってカウンターウエ
イト３に接続されており、吊りロープは、駆動綱車４．
１と偏向綱車とに掛け渡されて案内される。第１の壁の
くぼみ１．２１内に配置された駆動ユニット４の上側に
は、コントローラキャビネット６が配置されている。駆
動ユニット４とコントローラキャビネット６には、ラン
ディングフロア５からメンテナンスドア１．２３を介し
て接近することができる。
に利用できるエレベータ装置を提供する。 【解決手段】 駆動ユニット４は、第１の壁のくぼみ
１．２１内に部分的に配置されるとともに、支持体１．
２２上に部分的に配置されている。駆動ユニット４の駆
動綱車４．１はエレベータ昇降路１内に突出している。
エレベータカー２は吊りロープによってカウンターウエ
イト３に接続されており、吊りロープは、駆動綱車４．
１と偏向綱車とに掛け渡されて案内される。第１の壁の
くぼみ１．２１内に配置された駆動ユニット４の上側に
は、コントローラキャビネット６が配置されている。駆
動ユニット４とコントローラキャビネット６には、ラン
ディングフロア５からメンテナンスドア１．２３を介し
て接近することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ昇降路
内に配置され、且つ吊りロープによってエレベータカー
とカウンターウエイトとを駆動する駆動ユニットを有す
る、エレベータ装置に関する。
内に配置され、且つ吊りロープによってエレベータカー
とカウンターウエイトとを駆動する駆動ユニットを有す
る、エレベータ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】駆動ユニットが、エレベータカーの移動
通路とカウンターウエイトの移動通路とに隣接するエレ
ベータ昇降路内に配置されたエレベータ装置は、特許出
願 ＤＥ １９７ ５２ ２３２から知られている。駆
動ユニットのためのコンクリートベースは、エレベータ
カーおよびカウンターウエイトがコンクリートベースを
通り過ぎることができるようにエレベータカーおよびカ
ウンターウエイトのためのスペースを許容するランディ
ングフロアと同じ高さでエレベータ昇降路内に突出する
とともに、ランディングフロアと一体に形成されてい
る。駆動ユニットは、エレベータ昇降路の隣接する壁に
対して直角以外の角度で、コンクリートベース上に配置
されている。この隣接する壁には、制御装置の点検口が
設けられている。
通路とカウンターウエイトの移動通路とに隣接するエレ
ベータ昇降路内に配置されたエレベータ装置は、特許出
願 ＤＥ １９７ ５２ ２３２から知られている。駆
動ユニットのためのコンクリートベースは、エレベータ
カーおよびカウンターウエイトがコンクリートベースを
通り過ぎることができるようにエレベータカーおよびカ
ウンターウエイトのためのスペースを許容するランディ
ングフロアと同じ高さでエレベータ昇降路内に突出する
とともに、ランディングフロアと一体に形成されてい
る。駆動ユニットは、エレベータ昇降路の隣接する壁に
対して直角以外の角度で、コンクリートベース上に配置
されている。この隣接する壁には、制御装置の点検口が
設けられている。
【０００３】この知られている装置の不都合な点は、隣
接する壁に駆動ユニットを配置したことにより、エレベ
ータカーのためのフリーな横断面が小さくなってしまう
ことである。横断面が正方形の昇降路において、エレベ
ータカーのために残された使用可能な水平領域は、狭い
矩形領域だけである。
接する壁に駆動ユニットを配置したことにより、エレベ
ータカーのためのフリーな横断面が小さくなってしまう
ことである。横断面が正方形の昇降路において、エレベ
ータカーのために残された使用可能な水平領域は、狭い
矩形領域だけである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この点こそが、本発明
が改良を加えようとする点である。請求項１に特徴付け
られるように、本発明の目的は、知られている装置の欠
点を解消するとともに、昇降路の横断面を最適に利用す
る昇降路の設備の配置を提案することである。
が改良を加えようとする点である。請求項１に特徴付け
られるように、本発明の目的は、知られている装置の欠
点を解消するとともに、昇降路の横断面を最適に利用す
る昇降路の設備の配置を提案することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によって得られる
利点は、本質的に、昇降路の横断面内における駆動ユニ
ットの配置によって、スペースが節約されるという点で
ある。昇降路の横断面内において駆動ユニットにより必
要とされる唯一のスペースは、駆動綱車のためのスペー
スである。カウンタウエイトの配置により、エレベータ
カーによって使用され得ない側には、フリーな空間が形
成され、このフリーな空間内に駆動ユニットが配置され
る。本発明に係る駆動ユニットの配置は、駆動綱車とエ
レベータカーおよびカウンターウエイトとの間で、それ
ぞれロープを都合の良い角度で案内することにより、駆
動綱車に掛け渡されて案内される吊りロープに、過度の
張力が横方向で生じることも回避できる。更なる利点
は、駆動ユニットのメンテナンス作業、および避難のた
めのエレベータカーの手動操作を、ランディングフロア
から行なうことができる点である。
利点は、本質的に、昇降路の横断面内における駆動ユニ
ットの配置によって、スペースが節約されるという点で
ある。昇降路の横断面内において駆動ユニットにより必
要とされる唯一のスペースは、駆動綱車のためのスペー
スである。カウンタウエイトの配置により、エレベータ
カーによって使用され得ない側には、フリーな空間が形
成され、このフリーな空間内に駆動ユニットが配置され
る。本発明に係る駆動ユニットの配置は、駆動綱車とエ
レベータカーおよびカウンターウエイトとの間で、それ
ぞれロープを都合の良い角度で案内することにより、駆
動綱車に掛け渡されて案内される吊りロープに、過度の
張力が横方向で生じることも回避できる。更なる利点
は、駆動ユニットのメンテナンス作業、および避難のた
めのエレベータカーの手動操作を、ランディングフロア
から行なうことができる点である。
【０００６】以下、２つの実施形態を示す図面を参照し
ながら、本発明について詳細に説明する。
ながら、本発明について詳細に説明する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は、エレベータ昇降路１の水
平断面図を示している。エレベータ昇降路１内には、操
作パネル２．５を有するエレベータカー２と、カウンタ
ーウエイト３と、隣接する昇降路壁に対して斜めに立設
された駆動ユニット４とが、配置されている。エレベー
タ昇降路１は、左側壁１．１と、後壁１．２と、右側壁
１．３と、前壁１．４と、昇降路ピット１．５と、図示
しない昇降路の上部空間とによって形成されており、各
フロア５の前壁１．４にはドア開口１．４１が設けられ
ている。ドア開口１．４１は、ドアアーキトレーブ１．
４２と昇降路ドア１．４３とによって閉じられる。中央
が開口する昇降路ドア１．４３は、中央が開口するカー
ドア２．４によって操作されることができる。昇降路に
は、昇降路ピット１．５内に潜り込むための昇降路ピッ
トはしご１．５１と、昇降路照明１．６と、建物に固定
されるとともに、第１のブラケット１．８および第２の
ブラケット１．９に取り付けられたアンカーレール１．
７とが設けられている。第１のブラケット１．８は、カ
ウンターウエイトガイドレール３．１を支持しており、
カウンターウエイトガイドレール３．１上で、カウンタ
ウエイト３が昇降路の高さに沿って案内される。第２の
ブラケット１．９は、カーガイドレール２．１を支持し
ており、カーガイドレール２．１上で、エレベータカー
２が昇降路の高さにわたって案内される。また、カーの
位置をモニタするための昇降路情報送信機１．９１と、
カーの速度をモニタするための過速度調速機１．９２と
が、第２のブラケット１．９に固定されている。エレベ
ータ昇降路１の昇降路情報伝送機１．９１は、エレベー
タカー２の昇降路情報伝送機２．３と共に働く。
平断面図を示している。エレベータ昇降路１内には、操
作パネル２．５を有するエレベータカー２と、カウンタ
ーウエイト３と、隣接する昇降路壁に対して斜めに立設
された駆動ユニット４とが、配置されている。エレベー
タ昇降路１は、左側壁１．１と、後壁１．２と、右側壁
１．３と、前壁１．４と、昇降路ピット１．５と、図示
しない昇降路の上部空間とによって形成されており、各
フロア５の前壁１．４にはドア開口１．４１が設けられ
ている。ドア開口１．４１は、ドアアーキトレーブ１．
４２と昇降路ドア１．４３とによって閉じられる。中央
が開口する昇降路ドア１．４３は、中央が開口するカー
ドア２．４によって操作されることができる。昇降路に
は、昇降路ピット１．５内に潜り込むための昇降路ピッ
トはしご１．５１と、昇降路照明１．６と、建物に固定
されるとともに、第１のブラケット１．８および第２の
ブラケット１．９に取り付けられたアンカーレール１．
７とが設けられている。第１のブラケット１．８は、カ
ウンターウエイトガイドレール３．１を支持しており、
カウンターウエイトガイドレール３．１上で、カウンタ
ウエイト３が昇降路の高さに沿って案内される。第２の
ブラケット１．９は、カーガイドレール２．１を支持し
ており、カーガイドレール２．１上で、エレベータカー
２が昇降路の高さにわたって案内される。また、カーの
位置をモニタするための昇降路情報送信機１．９１と、
カーの速度をモニタするための過速度調速機１．９２と
が、第２のブラケット１．９に固定されている。エレベ
ータ昇降路１の昇降路情報伝送機１．９１は、エレベー
タカー２の昇降路情報伝送機２．３と共に働く。
【０００８】図１は、側方で吊られるエレベータカー２
を有する、リュックサック原理に基づくエレベータ装置
の一例を示している。エレベータカー２は、カースリン
グ２．２によって支持されており、カースリング２．２
は、カーガイドレール２．１上で案内されるとともに、
図示しない吊りロープによって吊り下げられている。カ
ーフレーム２．２のガイドシューおよび／またはガイド
ローラは図示されていない。また、本発明は、中央で吊
られるエレベータカーを有するエレベータ装置にも適用
可能である。
を有する、リュックサック原理に基づくエレベータ装置
の一例を示している。エレベータカー２は、カースリン
グ２．２によって支持されており、カースリング２．２
は、カーガイドレール２．１上で案内されるとともに、
図示しない吊りロープによって吊り下げられている。カ
ーフレーム２．２のガイドシューおよび／またはガイド
ローラは図示されていない。また、本発明は、中央で吊
られるエレベータカーを有するエレベータ装置にも適用
可能である。
【０００９】駆動ユニット４は、第１の壁のくぼみ１．
２１内に部分的に配置されるとともに、支持体１．２２
上に部分的に配置されている。駆動ユニット４の駆動綱
車４．１はエレベータ昇降路１内に突出している。駆動
ユニット４は、その幾何学的な形態により、壁のくぼみ
１．２１内に完全に固定することもできる。支持体１．
２２は、機械的な力や構造的に生じたノイズを、昇降路
ピット１．５のピットフロアに伝える。エレベータカー
２は、吊りロープによってカウンターウエイト３に接続
されており、吊りロープは、駆動綱車４．１に掛け渡し
て案内されるとともに、昇降路の上部空間内に配置され
た偏向綱車に掛け渡して案内されている。この例では、
エレベータカー２のための偏向綱車２．８、２．９が示
されている。吊りロープは、駆動綱車４．１から上方に
向かって延びて、カウンターウエイトおよびエレベータ
カー２のための別個の偏向綱車に掛け渡され、そこから
再び下方に延びて、その端部がカウンターウエイトおよ
びエレベータカー２に固定されている。支持ベースの代
わりに、後壁にブラケットや角部があっても良い。第１
の壁のくぼみ１．２１内の駆動ユニット４の上側には、
コントローラキャビネット６が配置されている。駆動ユ
ニット４とコントローラキャビネット６には、ランディ
ングフロア５からメンテナンスドア１．２３を介して接
近することができる。
２１内に部分的に配置されるとともに、支持体１．２２
上に部分的に配置されている。駆動ユニット４の駆動綱
車４．１はエレベータ昇降路１内に突出している。駆動
ユニット４は、その幾何学的な形態により、壁のくぼみ
１．２１内に完全に固定することもできる。支持体１．
２２は、機械的な力や構造的に生じたノイズを、昇降路
ピット１．５のピットフロアに伝える。エレベータカー
２は、吊りロープによってカウンターウエイト３に接続
されており、吊りロープは、駆動綱車４．１に掛け渡し
て案内されるとともに、昇降路の上部空間内に配置され
た偏向綱車に掛け渡して案内されている。この例では、
エレベータカー２のための偏向綱車２．８、２．９が示
されている。吊りロープは、駆動綱車４．１から上方に
向かって延びて、カウンターウエイトおよびエレベータ
カー２のための別個の偏向綱車に掛け渡され、そこから
再び下方に延びて、その端部がカウンターウエイトおよ
びエレベータカー２に固定されている。支持ベースの代
わりに、後壁にブラケットや角部があっても良い。第１
の壁のくぼみ１．２１内の駆動ユニット４の上側には、
コントローラキャビネット６が配置されている。駆動ユ
ニット４とコントローラキャビネット６には、ランディ
ングフロア５からメンテナンスドア１．２３を介して接
近することができる。
【００１０】図示の好適な実施形態において、駆動ユニ
ット４とコントローラキャビネット６は、ボトムフロア
５上に斜めに配置されている。エレベータ装置の他のフ
ロア上に、エレベータユニットのコントローラキャビネ
ット６および駆動ユニット４を配置することも考えられ
る。
ット４とコントローラキャビネット６は、ボトムフロア
５上に斜めに配置されている。エレベータ装置の他のフ
ロア上に、エレベータユニットのコントローラキャビネ
ット６および駆動ユニット４を配置することも考えられ
る。
【００１１】本発明に係る配置において、エレベータカ
ー２内に閉じ込められたエレベータ使用者の手動による
避難は、ランディングフロア５から可能である。メンテ
ナンスドア１．２３を開放すれば、エレベータ昇降路１
の隅の角部に配置された駆動ユニット４のブレーキ４．
２、および装着可能なハンドホイール４．３を操作する
ことができ、積載量に応じて、エレベータカー２を隣の
フロア６に向けて上下動することができる。
ー２内に閉じ込められたエレベータ使用者の手動による
避難は、ランディングフロア５から可能である。メンテ
ナンスドア１．２３を開放すれば、エレベータ昇降路１
の隅の角部に配置された駆動ユニット４のブレーキ４．
２、および装着可能なハンドホイール４．３を操作する
ことができ、積載量に応じて、エレベータカー２を隣の
フロア６に向けて上下動することができる。
【００１２】図２は、駆動ユニット４がフロア５上に斜
めに配置された、図１のＡ−Ａ線に沿う断面図を示して
いる。コンパクトに構成された駆動ユニット４は、ギア
と噛み合っていてもいなくても良い。ハンドホイール
４．３は、ホルダ内にあるが、必要な時にはホルダから
取り外されて、駆動ユニット４に装着される。
めに配置された、図１のＡ−Ａ線に沿う断面図を示して
いる。コンパクトに構成された駆動ユニット４は、ギア
と噛み合っていてもいなくても良い。ハンドホイール
４．３は、ホルダ内にあるが、必要な時にはホルダから
取り外されて、駆動ユニット４に装着される。
【００１３】図３は、他の変形実施形態を示している。
この実施形態において、駆動ユニット４は、ボトムフロ
ア５上に斜めに配置されており、第１の壁のくぼみ１．
２１内に部分的に配置されるとともに、右側壁１．３の
第２の壁のくぼみ１．２４内に部分的に配置されてい
る。この変形例によれば、奥行きが広いエレベータカー
２を有するエレベータ装置を実現できる。また、駆動綱
車とエレベータカーおよびカウンターウエイトとの間で
それぞれ、ロープを都合の良い角度で案内することがで
きるため、駆動綱車に掛け渡されて案内される吊りロー
プに、張力が横方向で生じることは殆どない。
この実施形態において、駆動ユニット４は、ボトムフロ
ア５上に斜めに配置されており、第１の壁のくぼみ１．
２１内に部分的に配置されるとともに、右側壁１．３の
第２の壁のくぼみ１．２４内に部分的に配置されてい
る。この変形例によれば、奥行きが広いエレベータカー
２を有するエレベータ装置を実現できる。また、駆動綱
車とエレベータカーおよびカウンターウエイトとの間で
それぞれ、ロープを都合の良い角度で案内することがで
きるため、駆動綱車に掛け渡されて案内される吊りロー
プに、張力が横方向で生じることは殆どない。
【００１４】図４は、エレベータカー２のための偏向綱
車２．１０、２．１１の位置と、カウンターウエイト３
のための偏向綱車３．１０、３．１１の位置とを示して
いる。偏向綱車２．１０、２．１１の長手方向軸と、偏
向綱車３．１０、３．１１の長手方向軸とは、鋭角を形
成しており、これにより、駆動綱車および偏向綱車２．
１０、２．１１、３．１０、３．１１に掛け渡されて案
内される吊りロープの過度のフリートアングルを回避で
きる。
車２．１０、２．１１の位置と、カウンターウエイト３
のための偏向綱車３．１０、３．１１の位置とを示して
いる。偏向綱車２．１０、２．１１の長手方向軸と、偏
向綱車３．１０、３．１１の長手方向軸とは、鋭角を形
成しており、これにより、駆動綱車および偏向綱車２．
１０、２．１１、３．１０、３．１１に掛け渡されて案
内される吊りロープの過度のフリートアングルを回避で
きる。
【００１５】エレベータカー２の中央吊りに関するロー
プ配置、あるいは、吊り下げ式のエレベータカー２に関
するロープ配置も可能である。
プ配置、あるいは、吊り下げ式のエレベータカー２に関
するロープ配置も可能である。
【図１】エレベータカーとカウンターウエイトと駆動ユ
ニットとを有するエレベータ昇降路の水平断面図であ
る。
ニットとを有するエレベータ昇降路の水平断面図であ
る。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】本発明に係る駆動ユニットの配置の他の変形実
施形態を示す図である。
施形態を示す図である。
【図４】図示の偏向綱車に関する他の変形実施形態を示
す図である。
す図である。
１ エレベータ昇降路 ２ エレベータカー ３ カウンターウエイト ４ 駆動ユニット ５ ボトムフロア ６ コントローラキャビネット １．２１、１．２４ 壁のくぼみ ４．１ 駆動綱車 １．２３ メンテナンスドア
Claims (4)
- 【請求項１】 エレベータ昇降路（１）内に配置され、
且つ吊りロープによってエレベータカー（２）とカウン
ターウエイト（３）とを駆動する駆動ユニット（４）を
有するエレベータ装置であって、 駆動ユニット（４）が、エレベータ昇降路（１）内に斜
めに配置されていることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項２】 駆動ユニット（４）が、壁のくぼみ
（１．２１、１．２４）内に部分的に配置され、駆動ユ
ニット（４）の駆動綱車（４．１）が、エレベータ昇降
路（１）内に突出していることを特徴とする請求項１に
記載のエレベータ装置。 - 【請求項３】 コントローラキャビネット（６）が、駆
動ユニット（４）の上方に配置され、コントローラキャ
ビネット（６）と駆動ユニット（４）へは、メンテナン
スドア（１．２３）を介して接近可能であることを特徴
とする請求項１または２に記載のエレベータ装置。 - 【請求項４】 コントローラキャビネット（６）と駆動
ユニット（４）とが、エレベータ装置のボトムフロア
（５）に配置されていることを特徴とする請求項１ない
し請求項３のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP99810745 | 1999-08-19 | ||
| EP99810745.2 | 1999-08-19 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001072352A true JP2001072352A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=8242983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000237914A Withdrawn JP2001072352A (ja) | 1999-08-19 | 2000-08-07 | エレベータ昇降路内に配置された駆動ユニットを有するエレベータ装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6397975B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001072352A (ja) |
| AT (1) | ATE306455T1 (ja) |
| CA (1) | CA2316478C (ja) |
| DE (1) | DE50011320D1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002022487A1 (en) * | 2000-09-14 | 2002-03-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator device |
| JP3489578B2 (ja) * | 1999-12-06 | 2004-01-19 | 三菱電機株式会社 | エレベーター装置 |
| KR20040019492A (ko) * | 2002-08-28 | 2004-03-06 | 현대엘리베이터주식회사 | 엘리베이터 권상기의 설치 구조 |
| JP2005511451A (ja) * | 2001-12-04 | 2005-04-28 | ヒルトン ファイナンス リミテッド | 機械室のない駆動滑車式エレベータ |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6848543B2 (en) * | 1998-10-30 | 2005-02-01 | Otis Elevator Company | Single wall interface traction elevator |
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