JP2001072330A - 輪転印刷機の折り装置および該折り装置の刷り本案内胴 - Google Patents

輪転印刷機の折り装置および該折り装置の刷り本案内胴

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JP2001072330A
JP2001072330A JP2000234424A JP2000234424A JP2001072330A JP 2001072330 A JP2001072330 A JP 2001072330A JP 2000234424 A JP2000234424 A JP 2000234424A JP 2000234424 A JP2000234424 A JP 2000234424A JP 2001072330 A JP2001072330 A JP 2001072330A
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guide cylinder
cylinder
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Frank Chagnon
シャニョン フランク
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/16Rotary folders
    • B65H45/162Rotary folders with folding jaw cylinders
    • B65H45/168Rotary folders with folding jaw cylinders having changeable mode of operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
    • B65H2511/10Size; Dimensions

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転される折りモードに相応して調節可能
な、刷り本もしくは折り丁を案内する折り胴において、
この折り胴の胴形状を保持すると共に折り胴の周面で案
内される刷り本の周速度が一定であるようにする。 【解決手段】 案内エレメント30によって案内される
可動な周面部分29が、折りモード切換時に刷り本案内
胴9の周面12へ進出するかまたは刷り本案内胴9の定
置のセグメント10と可動なセグメント11との間へ進
入するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の折りモード
で運転可能であり、輪転印刷機に後置されている折り装
置の刷り本案内胴に関する。
【0002】
【従来の技術】公知先行技術(ドイツ連邦共和国特許第
4426987号明細書)に基づき、判式切換装置を備
えた折り装置が公知となっている。この折り装置には、
裁断胴に後置された少なくとも2つの折り胴が装備され
ている。これらの折り胴のうちの少なくとも一方の折り
胴は、少なくとも2つの胴体を有している。これらの折
り胴は、1つの軸に配置されていてかつ互いに内外に嵌
め合わされ、しかも停止中または運転中に遊星歯車伝動
装置を用いて互いに相対的に調節可能な少なくとも2つ
の胴体を有している。第1の胴体は裁断胴と協働するの
に対して、第2の胴体は、第2の折り胴の少なくとも1
つの胴体と協働する。この場合、第2の胴体は、第2の
折り胴の少なくとも1つの胴体と協働して共に調節可能
である。
【0003】第1の折り胴の第1の胴体と第2の胴体と
は、第1の遊星歯車伝動装置と第2の遊星歯車伝動装置
とを介して互いに結合されている。この場合、両遊星歯
車伝動装置は1つの軸を共有している。第1の遊星歯車
伝動装置の遊星歯車は、第1の胴体を駆動する駆動歯車
に回転可能に配置されている。遊星歯車は、両遊星歯車
伝動装置に共通の太陽歯車を駆動する。太陽歯車は、第
2の遊星歯車伝動装置の遊星歯車を介して第2の胴体を
駆動する。この場合、両遊星歯車伝動装置は、互いに結
合されて1:1の歯車比(ギア比)を有している。
【0004】提案された解決手段は、機械的に高い費用
が必要となる。
【0005】フランス国特許出願公開第2697205
号明細書は、中断された胴周面で、印刷済みの材料ウェ
ブを処理するための折り装置に関する。
【0006】上記フランス国特許出願公開第26972
05号明細書に記載の折り装置には、裁断装置が装備さ
れている。この裁断装置は、所定の軸線を中心として駆
動されている渡し胴と協働する。この渡し胴はくわえ胴
と協働するようになっている。このくわえ胴はその周面
にくわえを有しているのに対して、渡し胴には、中断さ
れた周面と、針セットと、折りブレードとが装備されて
いる。この折りブレードは、材料ウェブから分断された
刷り本を横方向でくわえ内へ突き込むために規定されて
いる。さらに、渡し胴には、針と折りブレードとの間の
相対調節を行うことができる装置が設けられている。渡
し胴の周面では、折りブレードの両側に閉鎖プレートが
取り付けられておりかつ針セットの両側にも同様に閉鎖
プレートが取り付けられている。両閉鎖プレートは、連
結リンク式に互いに相対的に運動することができる。こ
の場合、両閉鎖プレートは、周面に設けられた折りブレ
ードと針セットとのそれぞれ互いの角度位置にもかかわ
らず、胴の、実際に中断された連続する外周面を成して
いる。
【0007】この解決手段は、閉鎖プレートの湾曲を形
成することが困難であると同時に、僅かにでも段を有す
る胴周面によって、閉鎖プレートが、互いに連結リンク
式に強制案内されるという欠点を有している。これによ
って、刷り本の、互いに異なる周速度が、このような形
式で提供された胴周面において生ぜしめられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】公知先行技術に基づく
解決手段から出発して、本発明の課題は、運転される折
りモードに相応して調節可能な、刷り本もしくは折り丁
を案内する折り胴において、この折り胴の胴形状を保持
すると共に折り胴の周面で案内される刷り本の周速度が
一定であるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、案内エレメントによって案内され
る可動な周面部分が、折りモード切換時に刷り本案内胴
の周面へ進出するかまたは刷り本案内胴の定置のセグメ
ントと可動なセグメントとの間へ進入するようにした。
【0010】
【発明の効果】本発明で実現された解決手段は多数の利
点を有している。一方では、周面部分の進入と進出と
が、周面部分の強制案内によって折りモードの切換時に
自動的に行われる。
【0011】他方では、刷り本案内胴の周面の、正確に
獲得可能な胴形状が、周面部分の、刷り本案内胴の両セ
グメントのうちの一方の支承部によって保証されてい
る。折りモード切換時に強制案内されて進入または進出
する周面部分は、胴周面の湾曲に適合されているので、
本発明による刷り本案内胴の周面で案内される刷り本
は、互いに異なる速度を生ぜしめない。
【0012】本発明の根底にある思想の有利な変化形で
は、周面部分が、刷り本案内胴の両セグメントのうちの
一方の軸を中心として旋回可能である。可動な周面部分
が、定置のセグメントに支承されていると有利である。
これに対して、折りモードの選択に相応して周面部分を
案内する案内エレメントが、刷り本案内胴の可動なセグ
メントに取り付けられていると有利である。
【0013】周面部分がその支承部を中心として、でき
るだけ遊びのない旋回運動を行うことができるように、
周面部分の支承部には、ねじりモーメントが加えられた
プレロード手段(Vorspannmittel)が設
けられている。周面部分自体には、追従エレメントが設
けられている。この追従エレメントは案内エレメントな
いで案内されていて、折りモードの切換に応じて、周面
部分の進入運動または進出運動を生ぜしめる。追従エレ
メントは、走行ローラまたは走行リングとして周面部分
に回転可能に形成することができる。できるだけ耐用年
数が長く、しかも正確に作動する構造を獲得するため
に、案内エレメントには、追従エレメントを取り囲むケ
ージが形成されている。このケージは、2つのカム走行
面によって仕切られている。これらのカム走行面はその
上側の端部もしくは下側の端部で、案内エレメントに設
けられた上側の切欠きもしくは下側の切欠きにそれぞれ
移行している。案内エレメントの上側に切欠きもしくは
下側の切欠き内では、追従エレメントが周方向で移動可
能であり、折重ね部の適合操作時にすでに、周面部分が
刷り本案内胴の両セグメント間へ進入することなしに、
折りたい刷り本における折重ね部の適合を1〜5mmの
間で調整できるようになっている。
【0014】周面部分が屈曲レバーシステムによって支
持されていると有利である。屈曲レバーシステムの両レ
バーのうちの一方は、刷り本案内胴の定置のセグメント
に回動可能に支承されている。屈曲レバーシステムはそ
の屈曲ヒンジ部(上側のレバーと下側のレバーとの間の
結合箇所)でプレロードエレメントによって負荷されて
いる。このプレロードエレメントは遊びを回避してい
て、したがって、屈曲レバーシステムの機械的な構成部
分を正確に案内している。有利には、屈曲レバーシステ
ムの両レバーのうちの一方にストッパが形成され得る。
このストッパは、周面部分の進出位置を正確に規定し、
したがって、周面部分が進出している場合に、刷り本案
内胴の周面の正確な胴形状の保持を保証している。
【0015】刷り本案内胴の両セグメント間には、案内
エレメント内に設けられた上側の切欠きもしくは下側の
切欠きと協働して、二重平行折りの折りモードだけでな
くデルタ折りの折りモードにおいても折重ね部の適合を
可能にする間隔が設けられている。
【0016】刷り本案内胴は、針セットを備えた折り装
置だけでなく、針なし作動式の折り装置でも有利に使用
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0018】図1には、折り装置の構成が示してある。
この構成では、折り装置は、デルタ折り(Deltaf
alz)の折りモードで運転され得る。
【0019】印刷済みの多層状の材料ウェブおよび場合
によっては第1の縦折りが付与された材料ウェブは、こ
の材料ウェブのウェブ経路1に沿って上方から到来して
折り装置内へ進入する。材料ウェブは第1の引込みロー
ラ対2を通過して、互いに協働する折り目付け・ミシン
目入れ胴3の間に存在するミシン目入れギャップに到達
する。材料ウェブのミシン目入れと折り目付けとが行わ
れた後、裁断胴4と溝形刃受け胴5との間の裁断ギャッ
プ内で、刷り本が材料ウェブから分断される。この分断
された刷り本は、裁断ギャップの下方に位置する加速搬
送ベルト列6へ到達し、この加速搬送ベルト列6によっ
て刷り本案内胴9の周面12に搬入される。互いに協働
する加速搬送ベルト列6は変向ローラ7を介して変向さ
れ、たとえば比較的長い運転時間の後のベルトの交換時
にまたはベルトが不都合にも伸びてしまった場合に緊張
・弛緩装置8を用いて緊張または弛緩される。
【0020】刷り本案内胴9は、定置のセグメント10
と、この定置のセグメント10に対して相対的に可動な
セグメント11とを有している。ここでは、たとえば定
置のセグメント10にはグリッパ13が取り付けられて
いるのに対して、可動なセグメント11には、第1の横
折りを行うための折りブレード14が取り付けられて
る。折りたい刷り本に付与されるこの第1の横折りは、
デルタ折りまたは二重平行折りにおいてそれぞれ異なる
ので、第1の横折りのための折りブレード14の、選択
された折りモードに応じた適合が、折りたい刷り本に対
して必要となる。刷り本案内胴9は回転方向15で回転
する。この場合、針なし式折り装置において刷り本案内
胴9の周面12で刷り本を案内するために必要となる加
速搬送ベルト列6はくわえ胴17へのギャップにまで延
びている。
【0021】符号16では刷り本長さが示してある。こ
の刷り本長さ16は、デルタ折りの折りモードでは、グ
リッパ13によって把持された刷り本の前縁部と、第1
の横折りのための折りブレード14の位置との間で刷り
本に対して相対的に延びている。二重平行折りの折りモ
ードでは、この長さはより大きくなっている(図2参
照)。刷り本案内胴9と協働するくわえ胴17は同様
に、ここでは詳しい説明を省略した定置のセグメント
と、この定置のセグメントに対して相対的に可動なセグ
メントとから成っている。両セグメントは、それぞれ1
セットのくわえ19を収容していて、図示のように回転
方向18で回転する。
【0022】定置のセグメントもしくは可動なセグメン
トのくわえ19の間には、それぞれ1/4の刷り本長さ
26が存在しており、このことは第2の横折り胴20に
とっても同様に当てはまる。この第2の横折り胴20
は、図示の実施例では、くわえ胴17の上側で支承され
ている。第2の横折り胴20の周面には、グリッパ28
の他に、刷り本に第2の横折りを付与するための折りブ
レード23が取り付けられている。この場合、グリッパ
28と折りブレード23とは、第2の横折り胴20の周
面で、やはり約1/4の刷り本長さ27だけ互いに離さ
れて位置している。第2の横折り胴20の周面は、別の
ベルト列21によって取り囲まれている。このベルト列
21には緊張装置22が対応配置されており、この緊張
装置22を用いて、くわえ胴17のくわえ19内に折り
背で把持された刷り本が、くわえ胴17の周面に押圧さ
れる。
【0023】図2には、二重平行折りの折りモードで運
転される折り装置の構成が示してある。
【0024】図1に示した構成とは異なり、刷り本案内
胴9の定置のセグメント10と可動なセグメント11と
は、互いにさらに離されて調節されているので、グリッ
パ13と、第1の横折りのための折りブレード14との
間には1/2の刷り本長さが存在している。この1/2
の刷り本長さは、図2では符号25で示してあり、7
5.65゜の円周角a2に相当している。図1と同様
に、刷り本は刷り本案内胴9の周面12に搬入され、そ
こで刷り本グリッパ13によって把持され、第1の横折
りのための折りブレード14によって1/2の刷り本長
さ25に位置決めされ、刷り本案内胴9と、この刷り本
案内胴9に向かい合って位置するくわえ胴17との間の
ギャップ内で、くわえ胴17の、相応に位置決めされた
くわえ19内に突き込まれる。これによって、くわえ胴
17で第1の横折り(図1に示したように、1/3の刷
り本長さ16へのデルタ折りまたは図2に示したように
第1の平行折り)が行われている。第2の横折りのため
の、第2の横折り胴20に取り付けられた折りブレード
23によって、刷り本に第2の平行折り、つまり二重平
行折りが完成されてもよいし、デルタ折りが行われても
よい。
【0025】図3には、デルタ折りの折りモードでの、
本発明による刷り本案内胴9が示してある。
【0026】この構成では、周面部分29が定置のセグ
メント10に支承されていて、進出した位置で図示して
ある。これに対して、別の周面部分29′は、刷り本案
内胴9の内部へ進入している。したがって、デルタ折り
の折りモードでは、グリッパ13に対応配置されている
可動な周面部分29は周面12へ進出しているのに対し
て、折りブレード14に対応配置されている周面部分2
9′は、周面12内へ進入したままである。進出した周
面部分29は、定置のセグメント10の軸Aに取り付け
られている。この軸Aには、周面部分29にねじりモー
メントを形成するプレロードエレメント(Vorspa
nnelement)35が設けられている。周面部分
29には、走行ローラまたは走行リングの形をした追従
エレメント34が支承されている。この追従エレメント
34は、刷り本案内胴9の可動なセグメント11に支承
されている案内エレメント30に係合している。ここで
図示した案内エレメント30は、追従エレメント34の
ためのケージを有している。このケージは2つの走行面
31によって仕切られ、案内エレメント30の上側の切
欠き32もしくは下側の切欠き33に移行している。
【0027】周面部分29,29′が、完全に進入した
状態にあるかまたは完全に進出した状態にある場合、案
内エレメント30に設けられた切欠き32,33によっ
て、定置のセグメント10と可動なセグメント11とは
互いに相対運動を行うことができる。刷り本に形成した
い折重ね部が適合されなければならない場合にこの相対
運動は必要となる。定置のセグメント10と可動なセグ
メント11との間の間隔43によって、周方向で1〜1
0mmの運動が可能となるので、折重ね長さを変化させ
ることができる。
【0028】周面部分29は、上側のレバー40と下側
のレバー41とを有する屈曲レバーシステム39によっ
て支持される。上側のレバー40は、軸Eを中心として
回転する追従エレメント34もしくは走行ローラを収容
している。これに対して、下側のレバー41は、刷り本
案内胴9のハブ領域で軸Dを中心として回動可能に支承
されている。屈曲ヒンジ部、つまり軸Bにはプレロード
エレメント(Vorspannelement)37が
枢着されている。このプレロードエレメント37は、屈
曲レバーシステム39によって形成される遊びを回避し
ていて、周面部分29をその湾曲に相応の、周面12の
胴形状を維持する正確な位置へ押圧する。プレロードエ
レメント37自体は、軸Cにおいて軸受けブラケット3
6に回動可能に取り付けられている。この軸受けブラケ
ット36は、刷り本案内胴9のハブに結合されていてよ
い。
【0029】周面部分29は進出した位置で図示してあ
るのに対して、周面部分29′は進入した位置で図示し
てある。この周面部分29′は、第1の横折りのための
折りブレード14に後置されていて、鎖線で図示した輪
郭に相応して、刷り本案内胴9の内部に突入している。
周面部分29′の追従エレメント34は、案内エレメン
ト30の下側の切欠き33内に位置している。屈曲レバ
ーシステム39は、折り曲げられた位置で図示してあ
る。ここでは不要な周面部分29′は、作動しない位置
へ移動させられている。作動しない周面部分29′の表
面と、この周面部分29′の手前に位置する定置のセグ
メント10の周面12との間には、上ですでに説明した
ように、刷り本における折重ね部の調整を可能にする間
隔43が図示してある。第1の横折りのための折りブレ
ード14の支承装置の中心と、刷り本グリッパ13の支
承装置の中心との間には、1/3の刷り本長さ16が延
びている。この刷り本長さ16は、刷り本案内胴9の5
6.44゜の円周角α1に相当している。
【0030】図4には、二重平行折りの折りモードにお
ける、本発明による刷り本案内胴の構成部分の位置が示
してある。
【0031】この折りモードでは、図3でまだ刷り本案
内胴9の周面12へ進出して示してあった周面部分29
が、作動しない位置29′を占めている。これに対し
て、図3で刷り本案内胴9の内部へ進入して示してあっ
た周面部分29′は、刷り本案内胴9の周面12へ進出
している。案内エレメント30の両走行面31の間に収
容される追従エレメント34は、案内エレメント30の
下側の切欠き33内に位置している。案内エレメント3
0の上側の切欠き32内には何も存在していない。屈曲
レバーシステム39の両レバー40,41は、プレロー
ドエレメント37によるプレロードもしくは予荷重(V
orspannung)に抗して、両レバー40,41
の伸ばされた位置(図3参照)から折り曲げられた位置
へ移行されている。したがって、調節ロッド38は部分
的にプレロードエレメント37内へ進入している。この
プレロードエレメント37自体は、刷り本案内胴9のハ
ブ領域に設けられた軸受けブラケット36に回動可能に
取り付けられている。図4から分かるように、周面部分
29,29′の追従エレメント34は、折重ね部におけ
る調整を可能にするために、上側の切欠き32内だけで
なく下側の切欠き33内でも、周方向でさらに±1〜1
0mmだけ移動することができる。それぞれの切欠き3
2,33は、周方向で2゜までの角度変化を許容してお
り、これによって、刷り本には±1〜10mmの折重ね
部のずれが許容されている。
【0032】上で説明した本発明による刷り本案内胴9
の使用は、針なし作動式の折り装置のような従来の折り
装置でも、新聞印刷でも可能であり、また端物印刷にも
適用することができる。集合胴(重ね胴)またはくわえ
胴またはグリッパおよび搬送胴のような折り装置内の別
の刷り本案内胴は、同様に折りモードに関連して調節可
能であると同時に運転可能である。
【0033】最後に、念のために付言しておくと、「平
行折り」とは刷り本を常に真ん中で折って、たとえば2
つの等しい大きさの半部を形成するような折りを意味す
る。「二重平行折り」とは、すでに一回の平行折りを施
された折り丁をもう一度横折りする、つまり、すでに半
分の長さに折られた折り丁をもう一度半分に折るような
折りを意味する。これに対して、「デルタ折り」とは、
刷り本が半分に折られるのではなく、3つのセクション
が形成されるように折られることを意味する。この場
合、たとえば刷り本はその長さの1/3にまで折り畳ま
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デルタ折りの折りモードで運転される折り装置
の構成を示す図である。
【図2】二重平行折りの折りモードで運転される折り装
置の構成を示す図である。
【図3】デルタ折りの折りモードにおける刷り本案内胴
を示す図である。
【図4】二重平行折りの折りモードにおける刷り本案内
胴を示す図である。
【符号の説明】
1 ウェブ経路、 2 引込みローラ対、 3 折り目
付け・ミシン目入れ胴、 4 裁断胴、 5 溝形刃受
け胴、 6 加速搬送ベルト列、 7 変向ローラ、
8 緊張・弛緩装置、 9 刷り本案内胴、 10 定
置のセグメント、 11 可動なセグメント、 12
周面、 13 グリッパ、 14 折りブレード、 1
5 回転方向、 16 1/3の刷り本長さ、 17
くわえ胴、 18 回転方向、 19 くわえ、 20
横折り胴、 21 ベルト列、22 緊張装置、 2
3 折りブレード、 25 1/2の刷り本長さ、 2
6,27 1/4の刷り本長さ、 28 グリッパ、
29,29′ 周面部分、 30 案内エレメント、
31 走行面、 32,33 切欠き、 34追従エレ
メント、 35 プレロードエレメント、 36 軸受
けブラケット、37 プレロードエレメント、 38
調節ロッド、 39 屈曲レバーシステム、 40,4
1 レバー、 42 ストッパ、 43 間隔、 A,
A′,B,C,D,E 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の折りモードで運転可能である、輪
    転印刷機の折り装置であって、刷り本案内胴(9)が設
    けられており、刷り本が、裁断胴対(4,5)で材料ウ
    ェブから分断され、周面(12)を備えた刷り本案内胴
    (9)に供給可能であり、前記周面(12)に、把持エ
    レメント(13)と横折りエレメント(14)とが取り
    付けられており、前記周面(12)が、互いに相対的に
    位置決め可能なセグメント(10,11)を有している
    形式のものにおいて、案内エレメント(30)によって
    案内される可動な周面部分(29)が、折りモード切換
    時に刷り本案内胴(9)の周面(12)へ進出するかま
    たは刷り本案内胴(9)の定置のセグメント(10)と
    可動なセグメント(11)との間へ進入することを特徴
    とする、折り装置。
  2. 【請求項2】 周面部分(29)が、刷り本案内胴
    (9)の両セグメント(10,11)のうちの一方のセ
    グメントの軸(A,A′)を中心として旋回可能であ
    る、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 周面部分(29)が、刷り本案内胴
    (9)の定置のセグメント(10)の軸(A,A′)を
    中心として旋回可能である、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 周面部分(29)の案内エレメント(3
    0)が、刷り本案内胴(9)の両セグメント(10,1
    1)のうちの一方のセグメントに結合されている、請求
    項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 案内エレメント(30)が、刷り本案内
    胴(9)の可動なセグメント(11)に取り付けられて
    いる、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 周面部分(29)が、該周面部分(2
    9)の支承点(A,A′)でプレロードユニット(3
    5)によって捻り負荷されている、請求項1記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 周面部分(29)に追従エレメント(3
    4)が設けられており、該追従エレメント(34)が案
    内エレメント(30)内で案内されている、請求項1記
    載の装置。
  8. 【請求項8】 追従エレメント(34)が走行ローラと
    して形成されている、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 案内エレメント(30)が、2つの走行
    面(31)によって仕切られたスペーサを有している、
    請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】 走行面(31)が、案内エレメント
    (30)に設けられた上側の切欠き(32)と下側の切
    欠き(33)とに移行している、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 可動な周面部分(29)が、屈曲レバ
    ーシステム(39)を用いて支持されている、請求項1
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 屈曲レバーシステム(39)のレバー
    (41)が、定置のセグメント(10)内で回動可能に
    支承されている、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 上側のレバー(40)と下側のレバー
    (41)との間の屈曲部(B)の領域に、ストッパ(4
    2)が形成されている、請求項11記載の装置。
  14. 【請求項14】 屈曲レバーシステム(39)が、プレ
    ロードエレメント(37)によって負荷されている、請
    求項11記載の装置。
  15. 【請求項15】 刷り本案内胴(9)の両セグメント
    (10,11)の間に、折重ね部の修正を可能にする間
    隔(43)が形成されている、請求項1記載の装置。
  16. 【請求項16】 折り装置が、針なし式折り装置であ
    る、請求項1から15までのいずれか1項記載の装置。
  17. 【請求項17】 種々の折りモードで運転可能なであ
    る、輪転印刷機の折り装置内に設けられた刷り本案内胴
    であって、折り装置内で、刷り本案内胴を介して案内さ
    れた刷り本が、裁断胴対(4,5)で材料ウェブから分
    断され、刷り本の供給が、刷り本案内胴の周面(12)
    を介して行われ、刷り本案内胴に、把持エレメントと横
    折りエレメントとが取り付けられており、刷り本案内胴
    が、互いに相対的に位置決め可能なセグメント(10,
    11)を有している形式のものにおいて、案内エレメン
    ト(30)によって案内される可動な周面部分(29)
    が、折りモード切換時に刷り本案内胴(9)の周面(1
    2)へ進出するかまたは刷り本案内胴(9)の定置のセ
    グメント(10)と可動なセグメント(11)との間へ
    進入することを特徴とする、折り装置の刷り本案内胴。
JP2000234424A 1999-08-05 2000-08-02 輪転印刷機の折り装置および該折り装置の刷り本案内胴 Pending JP2001072330A (ja)

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