JP2001071935A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JP2001071935A JP25474899A JP25474899A JP2001071935A JP 2001071935 A JP2001071935 A JP 2001071935A JP 25474899 A JP25474899 A JP 25474899A JP 25474899 A JP25474899 A JP 25474899A JP 2001071935 A JP2001071935 A JP 2001071935A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サスペンションマウントボルトの設置精度を
高めると共に、ダッシュパネルとそのレインフォース部
材との組付作業性の向上を図る。 【解決手段】 複数のサスペンションマウントボルト
7,8は鋳造成形したレインフォース部材4に集約して
鋳ぐるみ固定してあるため、一部品内でボルト間寸法が
凍結されて治具を用いてボルト間寸法の精度出しを行う
作業が不要となり、また、ロケートピン19とロケート
孔21との係合によってダッシュパネル1とレインフォ
ース部材4との位置決めを行えるため、専用の位置決め
治具が不要となってこれら両者の組付作業を向上するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の車体構造、
とりわけ、車室とフロントもしくはリヤコンパートメン
トとを隔成するダッシュパネル周りの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ダッシュパネル等の車体側部材にサスペ
ンションメンバ等を締結するピンを設置する際の位置決
めおよび仮組する構造として、特許第2852653号
公報に示されるものが知られている。
【0003】これは、ピンを支持するプレートに弾性ク
リップ部が設けられ、このクリップ部を予め車体側に切
り欠いた溝穴に嵌め込むことで、ピンの仮保持と位置決
めとを行うようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サスペンシ
ョンメンバと車体側部材との締結部は、一般的に複数の
ピン(前後左右の4個所)で構成されるが、前記従来の
構造ではピン一本につき一個所を仮保持するだけで、ピ
ン間の寸法精度を管理する機能を有していないため、複
数のピン間寸法の精度出しを行うための治具を必要と
し、設備費や治具セット工数の追加により労務費が嵩ん
でコスト的に不利となってしまう。
【0005】一方、近年、車体の軽量化と剛性の確保と
を両立させるため、車体をプレス成形品に替えてアルミ
合金等の軽量金属材料の押出成形品や鋳造品からなる車
体パネル材を用いて構成することが行われており、例え
ば、車室とフロントもしくはリヤコンパートメントとを
隔成するダッシュパネルを、前記軽量金属材料により
内,外壁を有する閉断面構造に車幅方向に押出成形する
ことによってダッシュ剛性を高め、更に、該ダッシュパ
ネルの下側に同様の軽量金属材料の鋳造品からなるレイ
ンフォース部材を結合して、該レインフォース部材によ
り補強・支持するようにした車体構造が開発されてい
る。
【0006】そこで、本発明はこの鋳造品からなるレイ
ンフォース部材にサスペンションメンバを連結支持する
ための複数個のサスペンションマウントボルトを鋳ぐる
み固定により植設することによって、治具を用いて複数
のサスペンションマウントボルト間寸法の精度出しを行
う作業を不要とすることができ、併せて、該サスペンシ
ョンマウントボルトに位置決め機能を付与することで治
具を用いることなくダッシュパネルとレインフォース部
材との組付時の位置決めを適正に行えて、労務費を大幅
に低減できてコスト的に有利に得ることができる自動車
の車体構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、車室とフロントもしくはリヤコンパートメントとを
隔成するダッシュパネルを軽量金属材料により内壁と外
壁とを有する閉断面構造に車幅方向に押出成形し、該ダ
ッシュパネルの下側に軽量金属材料の鋳物材からなるレ
インフォース部材を結合して、該レインフォース部材に
より補強・支持した自動車の車体構造であって、前記レ
インフォース部材にサスペンションマウントボルトを下
向きに突出して鋳ぐるみ固定すると共に、該サスペンシ
ョンマウントボルトと同軸心上にロケートピンを上向き
に突設する一方、前記ダッシュパネルにロケート孔を設
け、これらロケートピンとロケート孔とを係合してダッ
シュパネルとレインフォース部材の相互の位置決めを行
えるようにしたことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のロケートピンはロケート孔に挿入係合した際にダッ
シュパネルの内壁から上方に突出するねじ部を備え、該
ねじ部にリテーナプレートを介してナットを螺合・締結
して、ロケートピンをダッシュパネルの外壁と内壁とに
跨って結合したことを特徴としている。
【0009】請求項3の発明にあっては、請求項2に記
載のダッシュパネルの閉断面内に、リテーナプレートの
投影面範囲でロケートピンの前後に近接して、外壁と内
壁とを連結するリブ壁を設けたことを特徴としている。
【0010】請求項4の発明にあっては、請求項2,3
に記載のロケートピンは上端側が小径となるテーパ状に
形成してある一方、ロケート孔をダッシュパネルの外壁
に設けて内壁にはロケート孔の上方に開口を設け、か
つ、リテーナプレートを該開口を閉塞するリッド状に形
成して、該リテーナプレートにロケートピンの上端に嵌
合するテーパ状の嵌合凹部を形成したことを特徴として
いる。
【0011】請求項5の発明にあっては、請求項2〜4
に記載のダッシュパネルが車室とフロントコンパートメ
ントとを隔成するフロント側のダッシュパネルであり、
かつ、該ダッシュパネルの下側に結合配設されたレイン
フォース部材の前後左右の4点にサスペンションマウン
トボルトが設けられていて、ロケートピンは後側左右の
サスペンションマウントボルトの鋳ぐるみ固定部に設け
て、該ロケートピンをダッシュパネルの傾斜したトーボ
ード部に、ロケートピンに入力する所定値以上の下向き
軸力に対してトーボード部から離脱可能に結合したこと
を特徴としている。
【0012】請求項6の発明にあっては、請求項5に記
載のロケートピンのねじ部に螺合したナットを、ロケー
トピンに入力する所定値以上の下向き軸力に対して破断
し得る強度に設定して、該ナットにより離脱可能とした
ことを特徴としている。
【0013】請求項7の発明にあっては、請求項5,6
に記載のロケートピンの近傍位置に、レインフォース部
材とダッシュパネルの外壁とを接合して該ロケートピン
に入力する所定値以上の下向き軸力に対して剥離可能な
溶接部を設けたことを特徴としている。
【0014】請求項8の発明にあっては、請求項7に記
載の溶接部を、レインフォース部材の下面側に所要の深
さと角度でV字溝を形成して、該V字溝内でレインフォ
ース部材の下面側から一方向溶接して形成したことを特
徴としている。
【0015】請求項9の発明にあっては、請求項2〜4
に記載のダッシュパネルが車室とリヤコンパートメント
とを隔成するリヤ側のダッシュパネルであって、ロケー
トピンのねじ部に螺合されるナットを高強度材料で形成
したことを特徴としている。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、軽量金
属材料で鋳造成形したレインフォース部材にサスペンシ
ョンマウントボルトを鋳ぐるみ固定してあって、該レイ
ンフォース部材の下面にサスペンションメンバを連結・
支持する複数のサスペンションマウントボルトの全てを
このレインフォース部材に集約して、一部品内でサスペ
ンションマウントボルト間の寸法が凍結されるから、位
置決め治具を用いて複数のサスペンションマウントボル
ト間寸法の精度出しを行う作業を不要とすることができ
る。
【0017】また、サスペンションマウントボルトの同
軸心上にロケートピンを設けて、該ロケートピンをダッ
シュパネルに設けたロケート孔に挿入係合することによ
って、該ダッシュパネルとレインフォース部材とを精度
よく位置決めできると共に、ダッシュパネルに対するサ
スペンションマウントボルト配設位置の精度出しを同時
に行えて、ダッシュパネルの適正位置にサスペンション
メンバを連結・支持することができる。
【0018】従って、前記サスペンションマウントボル
トを配設するための位置決め治具や、ダッシュパネルと
レインフォース部材とを組付けるための位置決め治具、
治具セット工数、および位置決め作業を全く不要とする
ことができて、大幅なコストダウンを実現することがで
きる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ロケートピンのねじ部にリテー
ナプレートを介してナットを螺合・締結することによっ
て、ダッシュパネルとレインフォース部材とを仮保持す
ることができ、これら両者を仮保持するための専用のク
ランプ治具を不要とすることができて更にコストダウン
を図ることができる。
【0020】また、サスペンションマウントボルトはそ
の同軸心上に設けた前記ロケートピンを介して、ダッシ
ュパネルの外壁と内壁とに所要のスパンをおいて締結さ
れて、これら外,内壁に両持ち支持されることになり、
従って、サスペンションマウントボルトの支持剛性およ
び曲げモーメントに対する剛性が高められ、以て、サス
ペンションメンバの支持剛性を高めることができる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明の効果に加えて、ダッシュパネルの内壁面上でロ
ケートピンのねじ部にリテーナプレートを介してナット
を螺合・締結した際に、内壁および外壁の面方向の座屈
をロケートピンの前後近傍に配置したリブ壁で抑制でき
るため、サスペンションマウントボルトの支持剛性を更
に高められると共に、ナットの緩みを防止することがで
きる。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項
2,3の発明の効果に加えて、ロケートピンとリテーナ
プレートの嵌合凹部とがテーパ嵌合しているため、ダッ
シュパネルの内壁に対するロケートピンの結合面積が拡
大され、しかも、車両走行時にサスペンションメンバか
らサスペンションマウントボルトを介してロケートピン
に作用するサスペンション入力を、前記テーパ嵌合部分
でロケートピンの軸方向以外に径方向にも受けてリテー
ナプレートを経由して剛性の高いダッシュパネルに確実
に伝達負担させることができ、従って、サスペンション
マウントボルトの支持剛性をより一層高めることができ
る。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、請求項2
〜4の発明の効果に加えて、車両の前面衝突時にロケー
トピンに所定値以上の下向き軸力が入力すると、該ロケ
ートピンがダッシュパネルのトーボード部から離脱する
ため、レインフォース部材の後側部をトーボード部の傾
斜に沿って斜め下側に後退移動させてサスペンションメ
ンバを確実に後傾させて車室の下側に潜り込ませること
ができ、この結果、フロントコンパートメントの前後方
向の潰れストロークが増大して衝突エネルギー吸収量を
増大することができる。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
の発明の効果に加えて、ロケートピンのねじ部に螺合す
るナットの強度を調整することによって、ロケートピン
のトーボード部からの離脱を可能とすることができて、
大掛かりな機構や専用部品の増設を伴わないためコスト
的に非常に有利に得ることができる。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、請求項
5,6の発明の効果に加えて、ロケートピンの近傍位置
にレインフォース部材とダッシュパネルの外壁とを接合
した溶接部を設けてあり、しかも、該溶接部はロケート
ピンに所定値以上の下向き軸力が入力すると剥離可能と
してあるから、車両の前面衝突時におけるロケートピン
の離脱作用に些かも支障を来すことなくロケートピンの
結合剛性、即ち、サスペンションマウントボルトの支持
剛性を更に高めることができる。
【0026】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
の発明の効果に加えて、レインフォース部材の下面側に
設けたV字溝内で該レインフォース部材の下面側から一
方向溶接して溶接部を構成するため、剥離強度の調整を
容易に行えると共に、溶接作業を容易に行うことができ
る。
【0027】請求項9に記載の発明によれば、請求項2
〜4の発明の効果に加えて、ロケートピンはそのねじ部
に高強度材料からなるナットを螺合して、リヤ側のダッ
シュパネルにしっかりと締結固定してあるため、車両の
衝突時等にサスペンションマウントボルトを経由してロ
ケートピンに下向き軸力が入力しても、ダッシュパネル
からの離脱を確実に防止できて、リヤコンパートメント
内の搭載部品を保護することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0029】図1,2において、1は車室Rの前方に図
外のエンジン等のパワーユニットを搭載するフロントコ
ンパートメントF・Cを隔成するダッシュパネルを示
し、傾斜したトーボード部1Aと該トーボード部1Aか
ら略垂直に立上がる縦壁部1Bとで構成されている。
【0030】トーボード部1Aの車幅方向中央にはトン
ネル嵌合部2を切欠形成してあり、フロアパネル3のト
ンネル部3Aを該トンネル嵌合部2に嵌合すると共に該
フロアパネル3の前端部をトーボード部1Aの後端部に
重合した状態で、これらダッシュパネル1とフロアパネ
ル3とを溶接により接合固定してある。
【0031】ダッシュパネル1の下側にはトーボード部
1Aから縦壁部1Bに廻り込んでレインフォース部材4
を結合してあり、このレインフォース部材4の左右両側
部に前方に向けて延設したアーム部5にフロントサイド
メンバ6の後端部とメンバブレース6Aとを嵌合して溶
接により接合し、ダッシュパネル1の車幅方向両側部に
該レインフォース部材4を介してフロントサイドメンバ
6を結合してある。
【0032】ダッシュパネル1はアルミ合金等の軽量金
属材料により内壁11と外壁12とを有する閉断面構造
に車幅方向に押出成形してあり、これら内,外壁11,
12間には車幅方向に延びる複数のリブ壁13を介在さ
せて剛性を高めてある。
【0033】この実施形態ではフロアパネル3も同様の
軽量金属材料により内壁14と外壁15およびリブ壁1
6を有する閉断面構造に前後方向に押出成形してあり、
フロア両側部にはサイドシル3Bを一体に成形してあ
る。
【0034】一方、レインフォース部材4は前記軽量金
属材料をもって鋳造して成形してあり、左右の前方に突
出したアーム部5の前端部分と、該レインフォース部材
4の前後方向略後半部の左右両側部とにサスペンション
マウントボルト7,8を下向きに突出させて鋳ぐるみ固
定してあり、これらサスペンションマウントボルト7,
8に跨って図3,4に示すようにサスペンションメンバ
9をそれぞれナット7a,8aにより締結固定して、該
サスペンションメンバ9に図外のフロントサスペンショ
ンを連結・支持するようにしてある。
【0035】このレインフォース部材4は、基本的には
前記アーム部5,5間の前縁フランジ4aをトーボード
部1Aに重合して溶接により接合してダッシュパネル1
に結合されるが、前記後側のサスペンションマウントボ
ルト8,8の植設部分でも後述するように該ダッシュパ
ネル1に締結固定される。
【0036】レインフォース部材4のサスペンションマ
ウントボルト8,8を鋳ぐるみ固定した部分の上面は適
宜の面積で略水平な座面17を形成してある一方、トー
ボード部1Aの外壁の前記座面17に対応する部分には
略水平な平坦面部18を車幅方向に帯状に形成してあ
る。
【0037】そして、前記レインフォース部材4の座面
17上には、サスペンションマウントボルト8の鋳ぐる
み固定部分に該サスペンションマウントボルト8と同軸
心上にロケートピン19を上向きに突設してある一方、
トーボード部1Aにロケート孔21を設けてあり、これ
らロケートピン19とロケート孔21とを係合してダッ
シュパネル1とレインフォース部材4とを相互に位置決
めできるようにしてある。
【0038】本実施形態では前記ロケートピン19を上
端側が小径となるテーパ状に形成してあると共に、上端
面にはトーボード部1Aの内壁11から上方に突出する
ねじ部20を突設してある。
【0039】ロケート孔21は前記トーボード部1Aの
外壁12に設けた平坦面部18に形成してあり、内壁1
1には該ロケート孔21の上方部分に例えば方形の開口
22を形成してある。
【0040】開口22はリッド状のリテーナプレート2
3で閉塞され、該リテーナプレート23に前記ロケート
ピン19のねじ部20を貫通させ、該ねじ部20にナッ
ト25を螺合して締結固定することにより、ダッシュパ
ネル1とレインフォース部材4とを仮保持するようにし
ている。
【0041】リテーナプレート23は開口14の形状に
合わせて方形に形成して、周縁フランジ23aに囲まれ
た中央部分に略水平な座部23bを形成してあって、周
縁フランジ23aを開口22の周縁部に溶接W1 により
接合して有り、座部23bに設けた取付孔23cに前記
ねじ部13を挿通するようにしてある。
【0042】また、この座部15bの下面側には前記ロ
ケートピン12の上端が嵌合するテーパ状の嵌合凹部2
4を形成してある。
【0043】ここで、前記ダッシュパネル1の内,外壁
11,12を連結する複数のリブ壁13のうち、ロケー
トピン19廻りの前,後のリブ壁13a,13bは、前
記リテーナプレート23aの投影面範囲でロケートピン
19の前後に近接する位置、具体的には前後部の周縁フ
ランジ23aのそれぞれ下側となる位置に設けてある。
【0044】また、前記ロケートピン19のねじ部20
に螺合したナット25は、例えば樹脂材等により形成し
て車両の前面衝突時にロケートピン19に入力する所定
値以上の下向き軸力に対して破断し得る強度に設定し
て、該下向き軸力の入力に対してロケートピン19がト
ーボード部1Aから離脱し得るように締結固定してあ
る。
【0045】更に、このロケートピン19の近傍位置に
は、レインフォース部材4の座面17と、トーボード部
1Aの外壁12に設けた平坦面部18とを接合して、該
ロケートピン19に入力する前記所定値以上の下向き軸
力に対して剥離可能な溶接部W2 を設けてある。
【0046】この溶接部W2 は前記座面17の下面側に
V字溝17aを形成して、該V字溝17a内で座面17
の下面側から一方向溶接して構成してあり、前記V字溝
17aは例えば座面17の板厚の約1/2程度の深さ
で、かつ、30度以上の開き角度で形成してある。
【0047】また、本実施形態では前述のようにロケー
トピン19とロケート孔21とを係合すると共に、ねじ
部20にリテーナプレート23を介してナット25を螺
合締結することによって、ダッシュパネル1とレインフ
ォース部材4との位置決めと仮保持とを行えるようにし
ているが、この他、図1に示すようにレインフォース部
材4の車幅方向両端部に、ダッシュパネル1を上方より
落とし込んだ際にその車幅方向両端部が係合する位置決
め棚部26と、該棚部26に部分的に設けられてダッシ
ュパネル1の外壁12の端縁に係着するクリップ部27
とを構成して、これらダッシュパネル1とレインフォー
ス部材4との位置決めと仮保持とをより確実に行えるよ
うにしている。
【0048】以上のようにこの実施形態の構造によれ
ば、軽量金属材料で鋳造成形したレインフォース部材4
にサスペンションマウントボルト7,8を鋳ぐるみ固定
してあって、該レインフォース部材4の下面にサスペン
ションメンバ9を連結・支持するこれら複数のサスペン
ションマウントボルト7,8の全てをこのレインフォー
ス部材4に集約して、一部品内でサスペンションマウン
トボルト7,7間、7,8間、および8,8間の寸法が
凍結されるから、位置決め治具を用いてこれらサスペン
ションマウントボルト7,8間寸法の精度出しを行う作
業を不要とすることができる。
【0049】また、後側左右のサスペンションマウント
ボルト8の同軸心上にロケートピン19を設けて、該ロ
ケートピン19をダッシュパネル1のトーボード部1A
に設けたロケート孔21に挿入係合することによって、
該ダッシュパネル1とレインフォース部材4とを精度よ
く位置決めできると共に、ダッシュパネル1に対するサ
スペンションマウントボルト8の配設位置の精度出しを
同時に行えるから、ダッシュパネル1の適正位置にサス
ペンションメンバ9を連結・支持することができる。
【0050】従って、前記サスペンションマウントボル
ト7,8を配設するための位置決め治具や、ダッシュパ
ネル1とレインフォース部材4とを組付けるための位置
決め治具、治具セット工数、および位置決め作業を全く
不要とすることができて、大幅なコストダウンを実現す
ることができる。
【0051】また、本実施形態では前述のロケートピン
19にねじ部20を設けて、該ねじ部20にリテーナプ
レート23を介してナット25を螺合・締結することに
よって、ダッシュパネル1とレインフォース部材4とを
仮保持することができるようにしてあるから、これら両
者を仮保持するための専用のクランプ治具も不要とな
り、従って、より一層コストダウンを図ることができ
る。
【0052】一方、サスペンションマウントボルト8は
その同軸心上に設けたロケートピン19を介して、トー
ボード部1Aの外壁12と内壁11とに所要のスパンを
おいて締結されて、これら外,内壁12,11に両持ち
支持されることになり、従って、サスペンションマウン
トボルト8の支持剛性、および曲げモーメントに対する
剛性が高められ、以て、サスペンションメンバ9の支持
剛性を高めることができる。
【0053】とりわけ、本実施形態ではロケートピン1
9の前,後近傍位置にはリテーナプレート23の投影面
範囲で、前記外壁12と内壁11とを連結するリブ壁1
3a,13bを設けてあるため、ロケートピン19のね
じ部20にリテーナプレート23を介してナット25を
螺合・締結した際に、内,外壁11,12の面方向の座
屈をこれらリブ壁13a,13bで抑制することができ
て、サスペンションマウントボルト8の支持剛性、即
ち、サスペンションメンバ9の支持剛性を更に高められ
ると共に、ナット25の緩みを防止することができる。
【0054】また、ロケートピン19の上端はリテーナ
プレート23の下面に設けた嵌合凹部と相互にテーパ嵌
合しているため、結果的にダッシュパネル1の内壁11
に対するロケートピン19の結合面積が拡大され、しか
も、車両走行時にサスペンションメンバ9からサスペン
ションマウントボルト8を介してロケートピン19に作
用するサスペンション入力を、前記テーパ嵌合部分でロ
ケートピン19の軸方向以外に径方向にも受けてリテー
ナプレート23を経由して剛性の高いダッシュパネル1
に確実に伝達負担させることができ、従って、サスペン
ションマウントボルト8の支持剛性をより一層高めるこ
とができる。
【0055】更に、前述のナット25は車両の前面衝突
時にロケートピン19に入力する所定値以上の下向き軸
力に対して破断し得る強度に設定して、該下向き軸力の
入力に対してロケートピン19がトーボード部1Aから
離脱し得るようにしてあるから、この車両前面衝突時に
はロケートピン19のトーボード部1Aからの離脱作用
により、レインフォース部材4の後側部をトーボード部
1Aの傾斜に沿って斜め下側に後退移動させて、サスペ
ンションメンバ9を図5の仮想線で示すように確実に後
傾させて車室Rの下側に潜り込ませることができ、この
結果、剛性の高いサスペンションメンバ9がフロントコ
ンパートメントF・Cの前後方向の潰れ変形に対して突
張り材として存在することがなく、該フロントコンパー
トメントF・Cの前後方向の潰れストロークが増大して
衝突エネルギー吸収量を拡大することができる。
【0056】特に、このようにナット25の強度を調整
することによって、車両前面衝突時の入力に対してロケ
ートピン19のトーボード部1Aからの離脱を可能とす
ることができて、大掛かりな機構や専用部品の増設を伴
わないためコスト的に非常に有利に得ることができる。
【0057】また、前記ロケートピン19の近傍位置に
はレインフォース部材4とトーボード部1Aの外壁12
とを接合した溶接部W2 を設けてあって、この溶接部W
2 は前記車両の前面衝突時にロケートピン19に入力す
る所定値以上の下向き軸力に対して剥離可能な接合強度
としてあるから、車両の前面衝突時におけるロケートピ
ン19の前記離脱作用に些かも支障を来すことなく該ロ
ケートピン19の結合剛性、即ち、サスペンションマウ
ントボルト8の支持剛性を更に高めることができる。
【0058】しかも、前記溶接部W2 はレインフォース
部材4の下面側にV字溝17aを設けて、該V字溝17
a内でレインフォース部材4の下面側から一方向溶接し
て構成してあるから、剥離強度(接合強度)の調整を容
易に行えると共に、溶接作業を容易に行うことができ
る。
【0059】前記実施形態ではフロントコンパートメン
トF・C部分に本発明を適用した例を示したが、図外の
リヤコンパートメント部分に適用することもでき、従っ
て、本願明細書におけるダッシュパネルとは、車体リヤ
コンパートメント部と車室とを隔成する隔壁を含むもの
で、この場合には、前記実施形態におけるロケートピン
19のねじ部20に螺合・締結するナット25としては
高強度材料により形成したものが用いられる。
【0060】従って、この場合、ロケートピン19は高
強度材料からなるナット25によりダッシュパネル1に
しっかりと締結固定されるため、車両の衝突時にサスペ
ンションマウントボルト8を経由してロケートピン19
に下向き軸力が入力しても、ダッシュパネル1からの離
脱を確実に防止できて、リヤコンパートメント内の搭載
部品を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるダッシュパネルと
そのレインフォース部材とを示す分解斜視図。
【図2】図1の実施形態の組付状態を示す斜視図。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図。
【図4】図3のロケートピン配設部周りを示す拡大図。
【図5】ロケートピンの離脱作用を説明する図3と同様
の断面図。
【符号の説明】
1 ダッシュパネル 1A トーボード部 4 レインフォース部材 7,8 サスペンションマウントボルト 9 サスペンションメンバ 11 ダッシュパネルの内壁 12 ダッシュパネルの外壁 13a,13b リブ壁 17a V字溝 19 ロケートピン 20 ねじ部 21 ロケート孔 22 開口 23 リテーナプレート 24 嵌合凹部 25 ナット W2 溶接部 R 車室 F・C フロントコンパートメント

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室とフロントもしくはリヤコンパート
    メントとを隔成するダッシュパネルを軽量金属材料によ
    り内壁と外壁とを有する閉断面構造に車幅方向に押出成
    形し、該ダッシュパネルの下側に軽量金属材料の鋳物材
    からなるレインフォース部材を結合して、該レインフォ
    ース部材により補強・支持した自動車の車体構造であっ
    て、前記レインフォース部材にサスペンションマウント
    ボルトを下向きに突出して鋳ぐるみ固定すると共に、該
    サスペンションマウントボルトと同軸心上にロケートピ
    ンを上向きに突設する一方、前記ダッシュパネルにロケ
    ート孔を設け、これらロケートピンとロケート孔とを係
    合してダッシュパネルとレインフォース部材の相互の位
    置決めを行えるようにしたことを特徴とする自動車の車
    体構造。
  2. 【請求項2】 ロケートピンはロケート孔に挿入係合し
    た際にダッシュパネルの内壁から上方に突出するねじ部
    を備え、該ねじ部にリテーナプレートを介してナットを
    螺合・締結して、ロケートピンをダッシュパネルの外壁
    と内壁とに跨って結合したことを特徴とする請求項1に
    記載の自動車の車体構造。
  3. 【請求項3】 ダッシュパネルの閉断面内に、リテーナ
    プレートの投影面範囲でロケートピンの前後に近接し
    て、外壁と内壁とを連結するリブ壁を設けたことを特徴
    とする請求項2に記載の自動車の車体構造。
  4. 【請求項4】 ロケートピンは上端側が小径となるテー
    パ状に形成してある一方、ロケート孔をダッシュパネル
    の外壁に設けて内壁にはロケート孔の上方に開口を設
    け、かつ、リテーナプレートを該開口を閉塞するリッド
    状に形成して、該リテーナプレートにロケートピンの上
    端に嵌合するテーパ状の嵌合凹部を形成したことを特徴
    とする請求項2,3に記載の自動車の車体構造。
  5. 【請求項5】 ダッシュパネルが車室とフロントコンパ
    ートメントとを隔成するフロント側のダッシュパネルで
    あり、かつ、該ダッシュパネルの下側に結合配設された
    レインフォース部材の前後左右の4点にサスペンション
    マウントボルトが設けられていて、ロケートピンは後側
    左右のサスペンションマウントボルトの鋳ぐるみ固定部
    に設けて、該ロケートピンをダッシュパネルの傾斜した
    トーボード部に、ロケートピンに入力する所定値以上の
    下向き軸力に対してトーボード部から離脱可能に結合し
    たことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の自動
    車の車体構造。
  6. 【請求項6】 ロケートピンのねじ部に螺合したナット
    を、ロケートピンに入力する所定値以上の下向き軸力に
    対して破断し得る強度に設定して、該ナットにより離脱
    可能としたことを特徴とする請求項5に記載の自動車の
    車体構造。
  7. 【請求項7】 ロケートピンの近傍位置に、レインフォ
    ース部材とダッシュパネルの外壁とを接合して該ロケー
    トピンに入力する所定値以上の下向き軸力に対して剥離
    可能な溶接部を設けたことを特徴とする請求項5,6に
    記載の自動車の車体構造。
  8. 【請求項8】 溶接部を、レインフォース部材の下面側
    に所要の深さと角度でV字溝を形成して、該V字溝内で
    レインフォース部材の下面側から一方向溶接して形成し
    たことを特徴とする請求項7に記載の自動車の車体構
    造。
  9. 【請求項9】 ダッシュパネルが車室とリヤコンパート
    メントとを隔成するリヤ側のダッシュパネルであって、
    ロケートピンのねじ部に螺合されるナットを高強度材料
    で形成したことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記
    載の自動車の車体構造。
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