JP2001037894A - マスク - Google Patents

マスク

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JP2001037894A
JP2001037894A JP11249122A JP24912299A JP2001037894A JP 2001037894 A JP2001037894 A JP 2001037894A JP 11249122 A JP11249122 A JP 11249122A JP 24912299 A JP24912299 A JP 24912299A JP 2001037894 A JP2001037894 A JP 2001037894A
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JP
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inner skin
skin
mask
gauze
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JP11249122A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Naganuma
信行 長沼
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IWATA GAZE KK
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IWATA GAZE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガーゼなどの布地よりなる表皮と内皮の間
に、所定の略球面形状に加圧成型せられた通気性を有す
る柔軟な不織布を位置させた構造のマスクを提供しよう
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に風邪ひき時や花粉
症などの際に使用するマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、適宜メッシュの平板状ガーゼ
を適宜枚数重ねて外周部を縫着せしめると共に、この左
右両端部に適宜の耳掛け用紐を取り付けた構造のマスク
が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、風邪ひき
時や花粉症などの際には平板状ガーゼ部を口及び鼻部に
当接せしめて、両端の耳掛け用紐を耳に掛けて着用する
事ができるものであるが、平板状ガーゼが口と鼻に直接
接している為、息苦しさを覚え、特に長時間着用しての
作業などには適さないものであるとともに、単なる平板
状ガーゼであるので鼻の周辺部から花粉などが侵入しや
すく、十分なマスクの効果が得られにくく、外観上も美
麗なものとは言い難いものであった。また、網状の合成
樹脂成型品の表面にガーゼを被着せしめたものを平板状
マスクの内側に当てて使用するものもあるが、顔面に堅
い合成樹脂成型品が当たって使用感が悪く使用している
途中でずれやすく、使用し辛いものであった。
【0004】このため、着用時に口や鼻との間に適宜の
空間を設けることができて、十分なマスク本来の機能を
備えたものであって、装着時に外観も美麗なマスクの出
現が強く望まれている。
【0005】そこで、本件発明者は日夜思考錯誤を繰り
返した結果、マスクの内皮と表皮の間に所定形状を有す
る不織布を挟持させることにより従来の要望を満足させ
ることができるマスクの発明に至ったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明は、適宜の合成樹脂繊維を主原料とする不織
布を略球面状に加圧形成せしめてなる芯材と、適宜枚数
のガーゼなどよりなる内皮を、前記芯材の凹所適所にて
適宜巾だけ縫着せしめると共に、前記芯材を挟持する如
く前記内皮と対向せしめて、適宜枚数のガーゼなどより
なるより表皮を設けてなり、前記内皮と表皮の外周部を
適宜の化粧布を介して縫着すると共に、両端部に適宜の
耳掛け用紐を取着した構造を有するマスクとなしたもの
である。
【0007】
【作用】したがって、本発明品のマスクは従来のマスク
と同様に使用することができ、其の際に、口と鼻先とは
いずれもマスクの内皮と適宜の空間を介して位置するも
のとなり、なおかつマスクの外周部は口と鼻の外周部の
顔面適所に柔らかく密着してマスク本来の機能を十二分
に果たすことができるものとなる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。
【0009】図1は本発明の構造斜視図、図2は正面
図、図3は背面図、図4は平面図、図5は右側面図、図
6は端部の断面図、図7はガーゼの裁断方法を示す平面
図、図8及び図9は芯材の成型方法の一例を示す断面
図、図10は成型せられた芯材の断面図、図11及び図
12は本発明マスクの製造過程を示す斜視図であって、
たとえばポリプロピレン等の適宜の合成樹脂繊維を主原
料とする不織布のシート4Aを図8の用に加熱手段50
によって加熱軟化せしめて上型30および下型40の間
に入れて図9のように加圧して、その後外周を適宜の形
状に裁断して図10の様な略球面状の凹所9を有する芯
材4を形成する。尚、芯材4は真空成型にて成型しても
良いものである。また図7に示す如く、本実施例では、
使用時に体裁が良いと共に、加工時に球面形状の芯材4
になじみやすいようになす為、ガーゼシート20の織り
目と傾斜して、いわゆる織り目に対してバイアス角を設
けて裁断して、表皮2及び内皮3を得、次に図11の様
にミシン等にて適宜枚数の内皮3,3と略球面形状の凹
所9を有する芯材4の凹所9部にて所定の巾だけ縫い合
わせて縫い目8を形成し、芯材4の凹所9に内皮3が密
着するようになし、次いで、芯材4を挟む様に前記内皮
3と対向させて、表皮2,2を位置させて、さらに木綿
布等を適宜の巾に折り返してなる化粧布7を介して図6
の様に縫い目10にて外周を縫着し、次いで図12の様
に左右両端を折り返して図2に示す縫い目11にて縫い
合わせ、耳掛け紐6の挿通孔5を形成する。此の際にた
とえばゴム紐などよりなる耳掛け紐6を結び目6Aが前
記挿通孔5の内部に位置するように取着して本発明品を
構成したものである。
【0010】したがって、図1の如く、人Pが従来の様
に耳掛け紐6,6を耳に掛けて内皮3が口と鼻との間に
適宜の空間が存する形態にて、外周部の化粧布7が顔面
の適所に柔らかく密着する状態で使用することができ、
息苦しさを感じることがなく、適度の通気性、保湿性を
有して、外部からの異物の侵入を完全に防ぐ事ができる
ものとなり、使用時に於いては、外観上の体裁も良く、
美麗なマスクとなり、芯材が柔らかいので外周部が顔面
に当たる部位も違和感がなく、芯材の加工も容易で輸送
などにも困難を伴わず、至便なマスクを安価に提供でき
るものとなる。
【0011】また、芯材として用いる不織布には、吸湿
性を有する和紙繊維を混ぜたりすることもできるもので
ある。
【0012】また、芯材となる不織布の繊維の中に活性
炭などの粒体を内置させて吸臭作用を有するものとした
りすることもできるし、芯材の表面に殺菌作用のある薬
品を塗布したりすることもできる。
【0013】また、芯材を成型する際に芯材の鼻両側と
接する部位に鼻の***形状と略密接するような凹凸を形
成することもできるものである。
【0014】また内皮や表皮として用いるガーゼのメッ
シュや枚数などは適宜に変更して目的に応じた所望の通
気性を有するものとすることもできる。
【0015】さらに耳掛け紐の長さや弾力性なども自由
に設定して提供することができるものとなっている。
【0016】また、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば、外観上美麗に適宜の色彩を有す
るものとしたり、表皮と内皮のメッシュを適宜に換えて
肌触りがよくて、所定の通気量を有するものとしたりも
できるものである等、要旨を逸脱しない範囲で変形して
実施できるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構造となした
ので、使用時にマスクの内皮が口や鼻に触れることがな
く、適宜の通気量を確保でき、意気苦し感がなく、作業
や会話に支障を来すことも無く、体裁良く装着できるマ
スクを提供することができるものである。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造斜視図である。
【図2】本発明の正面図である。
【図3】本発明の背面図である。
【図4】本発明の平面図である。
【図5】本発明の右側面図である。
【図6】本発明の端部の断面図である。
【図7】本発明のガーゼの裁断方法を示す平面図であ
る。
【図8】本発明は芯材の成型方法の一例を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の芯材の成型方法の一例を示す断面図で
ある。
【図10】本発明の芯材の断面図である。
【図11】本発明マスクの製造過程を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明マスクの製造過程を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:マスク 2:表皮 3:内皮 4:芯材 6:耳掛
け紐 8:縫い目
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月30日(1999.10.
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造斜視図である。
【図2】本発明の正面図である。
【図3】本発明の背面図である。
【図4】本発明の平面図である。
【図5】本発明の右側面図である。
【図6】本発明の端部の断面図である。
【図7】本発明のガーゼの裁断方法を示す平面図であ
る。
【図8】本発明は芯材の成型方法の一例を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の芯材の成型方法の一例を示す断面図で
ある。
【図10】本発明の芯材の断面図である。
【図11】本発明マスクの製造過程を示す斜視図であ
る。
【図12】本発明マスクの製造過程を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1:マスク 2:表皮 3:内皮 4:芯材 6:耳掛
け紐 8:縫い目 9:凹所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の合成樹脂繊維を主原料とする不織
    布を略球面状に加圧形成せしめてなる芯材と、適宜枚数
    のガーゼなどよりなる内皮を、前記芯材の凹所適所にて
    適宜巾だけ縫着せしめると共に、前記芯材を挟持するご
    とく、前記内皮と対向せしめて、適宜枚数のガーゼなど
    よりなるより表皮を設けてなり、前記内皮と表皮の外周
    部を適宜の化粧布を介して縫着すると共に、左右両端部
    に適宜の耳掛け用紐を取着した構造を有するマスク。
JP11249122A 1999-07-29 1999-07-29 マスク Pending JP2001037894A (ja)

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