JP2001037323A - コンバインの伸縮式穀粒移送装置 - Google Patents

コンバインの伸縮式穀粒移送装置

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JP2001037323A
JP2001037323A JP11213676A JP21367699A JP2001037323A JP 2001037323 A JP2001037323 A JP 2001037323A JP 11213676 A JP11213676 A JP 11213676A JP 21367699 A JP21367699 A JP 21367699A JP 2001037323 A JP2001037323 A JP 2001037323A
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Koji Suzuki
弘二 鈴木
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固定移送螺旋から移動用移送螺旋への穀粒の引
継ぎを良好にしようとするものである。 【解決手段】固定穀粒移送装置42から穀粒を受けて固
定用内移送筒51に内装した外筒移送螺旋52で移送
し、更に伸縮自在な移動用外移送筒56に内装した内筒
移送螺旋58で引継ぎ移送して機外へ穀粒を排出する
が、伸縮装置45の作動により、該移動用外移送筒56
は該固定用内移送筒51の外周部を伸縮移動し、又、該
内筒移送螺旋58は該外筒移送螺旋52の内周部を伸縮
移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定穀粒移送装
置から穀粒を受けて固定用内移送筒に内装した外筒移送
螺旋で移送し、更に伸縮自在な移動用外移送筒に内装し
た内筒移送螺旋で引継ぎ移送して機外へ穀粒を排出する
が、伸縮装置の作動により、伸縮自在な該移動用外移送
筒は該固定用内移送筒の外周部を伸縮移動し、又、該内
筒移送螺旋は該外筒移送螺旋の内周部を伸縮移動する技
術であり、コンバインの伸縮式穀粒移送装置として利用
できる。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンバインで収穫作業のとき
は、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取り穀稈
は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済み
の穀粒は、穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留され
る。この貯留した穀粒を機外へ排出するときは、伸縮式
穀粒移送装置の固定穀粒移送装置の固定穀粒移送筒に内
装した固定移送螺旋から、伸縮自在な後移動移送筒に内
装した後移動用移送螺旋、及び前移動移送筒に内装した
前移動用移送螺旋を経て機外へ排出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】固定移送螺旋から後移
動用移送螺旋を経て前移動用移送螺旋へと移送される
が、これら各螺旋の接合部間には、所定の螺旋の切れ目
が発生し、この切れ目部分で穀粒の停止が発生し、穀粒
の詰りや、又は損傷の原因となったり、又、収縮によっ
て重量がアンバランスになることが発生して、振動の原
因になっていたが、この発明により、これの問題点を解
決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、穀粒移送始端側の固定穀粒移送装置42から穀粒の
供給を受けて移送する外筒移送螺旋52を内装した固定
用内移送筒51と、伸縮装置45によって伸縮自在で穀
粒を移送する内筒移送螺旋58を内装した移動用外移送
筒56と、該外筒移送螺旋52と該内筒移送螺旋58と
を受ける移動用軸61とを設けたコンバインにおいて、
該伸縮装置45の作動によって該移動用外移送筒56は
該固定用内移送筒51の外周部を伸縮移動及び該移動用
軸61は該固定穀粒移送装置42内へ伸縮移動すると共
に、該内筒移送螺旋58は該外筒移送螺旋52の内周部
を伸縮移動することを特徴とするコンバインの伸縮式穀
粒移送装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用】コンバインで収穫作業のときには、この
コンバインの刈取機で刈取りした刈取り穀稈は、脱穀機
へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、
穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。この貯
留した穀粒を機外へ排出するときは、伸縮式穀粒移送装
置の固定穀粒移送装置42の固定穀粒移送筒に内装した
固定移送螺旋から外筒移送螺旋52を内装した固定用内
移送筒51へ供給され、この外筒移送螺旋52で移送さ
れて、伸縮自在で内筒移送螺旋58を内装した移動用外
移送筒56内へ供給され、この内筒移送螺旋58で移送
されて機外へ排出する。
【0006】伸縮自在な前記内筒移送螺旋58と、この
内筒移送螺旋58を内装した移動用外移送筒56との伸
縮移動は、伸縮装置45の作動により、該移動用移送筒
56は固定用内移送筒51の外周部を伸縮移動すると共
に、該内筒移送螺旋58は外筒移送螺旋52の内周部を
伸縮移動する。又、該内筒移送螺旋58と該外筒移送螺
旋52とを受ける移動用軸61は、固定穀粒移送装置4
2内を伸縮移動する。
【0007】
【発明の効果】伸縮装置45の作動により、移動用外移
送筒56は固定用内移送筒51の外周部を伸縮移動する
と共に、内筒移送螺旋58は外筒移送螺旋52の内周部
を伸縮移動することにより、該内筒移送螺旋58と該外
筒移送螺旋52との接合部間には、これら螺旋58,5
2の切れ目がなくなり、このために、穀粒の停滞が発生
することがなくなり、穀粒の詰りや、又は損傷がなくな
る。又、伸縮による重量のアンバランスがなくなり、振
動が発生することがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1に載置した脱穀機2に
装着した穀粒貯留タンク3内に貯留した穀粒を排出する
この穀粒貯留タンク3の上部に設けた伸縮式穀粒移送装
置4を図示して説明する。
【0009】前記コンバイン1の車台5の下部には、土
壌面を走行する左右一対の走行クロ−ラ6aを張設した
走行装置6を配設し、該車台5上部には、フィ−ドチエ
ン7と挾持杆7aとで挾持されて移送される刈取り穀稈
を脱穀し、脱穀済み穀粒を選別回収して一時貯留する穀
粒貯留タンク3を横側に装着した脱穀機2を載置した構
成である。
【0010】前記脱穀機2の前部には、前端位置から立
毛穀稈を分離する分草体8と、この分離された穀稈を引
き起す引起装置9と、引き起された穀稈を刈取る刈刃装
置10と、刈取られた穀稈を移送して、フィ−ドチエン
7と挾持杆7aとへ受渡しする穀稈掻込搬送装置11等
を設けてなる刈取機12は、油圧駆動による伸縮シリン
ダ13により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構
成としている。
【0011】前記脱穀機2側には、コンバイン1の操作
制御を行う操作装置14と、作業者が搭乗する操縦席1
5とを設け、この操縦席15の下部には、エンジン16
を載置すると共に、後方には、穀粒貯留タンク3を設置
する。これら走行装置6、脱穀機2、刈取機12、及び
エンジン16等によって、該コンバイン1の機体17を
構成している。
【0012】前記刈取機12の穀稈掻込搬送装置11に
よって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送
される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈
供給の有無を検出する穀稈センサ18を設けた構成であ
る。車台5の前端部に装架された走行用ミッション19
の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を
検出する車速センサ19aを設けた構成である。
【0013】前記脱穀機2は、図3で示す如く上部側に
は、脱穀室20と、排塵処理室21と、二番処理室22
とを設け、下部側には、選別室23を各々配置した構成
である。該脱穀室20内には、各種類の多数の抜歯24
aを植設した扱胴24を前後方向に軸支内装して設け、
刈取り穀稈を脱穀する構成である。前記脱穀室20の平
面視右側に位置させた二番処理室22内には、還元され
る未脱穀処理物(二番物)を前方へ移送しながら再処理
し、選別室23へ排出する多数の処理歯25a、及び二
番排出羽根25b等を装着した二番処理胴25と、後部
側に位置させた排塵処理室21内には、該脱穀室20か
ら供給される一部の未脱穀処理物を後方へ移送しながら
再処理する多数の移送羽根26a、処理歯26b、及び
排塵排出羽根26c等を装着した排塵処理胴26とを同
軸で軸支内装して設けた構成である。
【0014】前記脱穀室20の平面視左側の扱ぎ口27
に沿って、刈取り穀稈を挾持するフィ−ドチエン7と、
挾持杆7aとを配設すると共に、扱歯24aの外周縁下
部から扱胴カバ−27aまでの間を包囲する扱網27b
を配設した構成である。二番処理胴25の処理歯25a
の外周縁下部側を包囲する二番受板28を配設し、この
二番受板28の移送終端部には、一部の処理物を排出す
る二番排出口28aを設けた構成である。排塵処理胴2
6の処理歯26bの外周縁下部側を包囲する漏下具29
を配設し、この漏下具29の移送終端部には、藁屑、及
び稈切等を排出する排塵排出口29aを設けた構成であ
る。
【0015】前記選別室23内には、扱網27bから漏
下した脱穀物と、漏下具29から漏下し処理物と、二番
排出口28aから排出される処理物と、排塵排出口29
aから排出される排塵物との供給を受けて、移送しなが
ら揺動選別する揺動選別装置30を、扱胴24の軸方に
沿わせて設けている。前記揺動選別装置30は前部よ
り、順次移送棚31aと、チャフシ−ブ31bと、スト
ロ−ラック31cとを設けると共に、該チャフシ−ブ3
1bの下部には、グレンシ−ブ31dを設けた構成であ
る。
【0016】前記揺動選別装置30の移送方向始端部側
(上手側)の下部には、送風羽根32aを回転自在に内
装した送風機32を設け、この送風機32で起風した選
別風を送風して穀粒と塵埃とに風選別する構成である。
前記送風機32の下手側の先端部は、一番選別棚33か
ら流下選別される穀粒を収容して一番螺旋34aによ
り、横送りする一番受樋34の上手側と接続し、その下
手側は該一番選別棚33の下端部と接続させ、この一番
選別棚33の上端部近傍下側には、二番選別棚35から
流下選別される未脱穀物(二番物)を収容して、二番螺
旋36aにより、横送りする二番受樋36の上手側上端
部を適宜の間隔を設け、重接状態に位置させ、この二番
選別棚35の上端部は、機外へ開放させた構成である。
【0017】前記一番螺旋34aで横送りされた穀粒
は、揚穀装置(図示せず)等で引継ぎして、穀粒貯留タ
ンク3内へ揚送して一時貯留する構成である。前記二番
螺旋36aで横送りされた未脱穀処理物(二番物)を引
継ぎして、二番処理室22内へ揚送する揚送螺旋37a
を内装した二番還元筒37を脱穀機2の平面視右側に斜
設した構成である。
【0018】前記揺動選別装置30の移送終端部上方側
には、送風機32の選別風と、該揺動選別装置30の揺
動選別とによる選別塵埃を共に、機外へ排出する排塵フ
アン38を設けた構成である。前記穀粒貯留タンク3内
の底部には、貯留した穀粒を後方へ移送する横移送螺旋
3aを前後方向に設けると共に、移送された穀粒を引継
ぎして、継手ケ−ス39を介して方向変換する縦移送螺
旋40aを内装した縦排出支持筒40を略垂直姿勢で回
動可能に、該継手ケ−ス39の上側で該穀粒タンク3の
後側に支持して設けている。この縦排出支持筒40の上
端部に設けた上継手ケ−ス41を支点として、その全長
がコンバイン1の前後長に亘り前後へ伸縮移動、及び上
下移動して、機外へ穀粒を排出する伸縮式穀粒移送装置
4を設けた構成である。
【0019】前記伸縮式穀粒移送装置4は、図1、及び
図2で示す如く縦排出支持筒40上側の上継手ケ−ス4
1に接合する移送始端部の固定穀粒移送装置42と、中
間部の中間固定穀粒移送部43と、移送終端部の伸縮穀
粒移送部44と、伸縮装置45等よりなる構成である。
前記固定穀粒移送装置42は、図1で示す如く固定穀粒
移送筒46の移送始端は、上継手ケ−ス41に接続させ
ると共に、移送終端部は支持メタル47の外ボス47a
の一方側の内周面へ接続させた構成である。この固定穀
粒移送筒46には、固定移送螺旋48を内装して設け、
この固定移送螺旋48は固定用移送パイプ48aの外周
部に固定用移送螺旋プレ−ト48bを固着して設けた構
成である。
【0020】前記固定移送螺旋48の固定用移送パイプ
48aの移送始端部は、上継手ケ−ス41に内装して設
けた支持メタル41aで支持すると共に、移送終端部の
外周部には、円形状で突出部49aを有する受輪49を
固着して設け、この受輪49のこの突出部49aは、該
支持メタル47の内ボス47bの外周面へ挿入させた構
成である。又、該固定用移送パイプ48aの移送終端部
の内周部には、略中央部に角孔50aを設けた所定長さ
の受メタル50を固着した構成である。
【0021】前記中間穀粒移送部43は、図1で示す如
く固定用内移送筒51の移送始端部は、支持メタル47
の外ボス47aの他方側の内周面へ接続させた構成であ
る。この固定用内移送筒51には、外筒移送螺旋52を
内装して設け、この外筒移送螺旋52は外筒52aの外
周部に、螺旋プレ−ト52bを固着した構成である。前
記外筒移送螺旋52の外筒52aの移送始端部の内周部
には、略中央部に角孔53aを設けた支持メタル53を
設け、この支持メタル53の小径部53b部を支持メタ
ル47の内径部47cへ嵌入して支持した構成である。
又、該外筒52aの内周部の前後方向所定位置には、略
中央部に角孔54aを設けた円形状の受メタル54を設
けた構成である。該外筒52aの移送終端部の外周部に
は、例えば、ゴム材、又は樹脂材等よりなる受材55を
設けた構成である。
【0022】前記伸縮穀粒移送部44は、図1で示す如
く移動用外移送筒56は、固定用内移送筒51の外周部
に伸縮自在に挿入した構成である。この移動用外移送筒
56の移送終端部は、下方へ向けて突出する突出部56
aを設け、この突出部56aの下端部には、穀粒排出口
56bを設けた構成である。又、該移動用外移送筒56
の移送始端部の内周部には、ゴム材、及び樹脂材等より
なる受材57を設けた構成であり、この移送始端部は最
伸張したときであっても、固定用内移送筒51に所定長
さは重合させた構成である。
【0023】前記移動用外移送筒56には、内筒移送螺
旋58を内装して設け、この内筒移送螺旋58は、内筒
58aの外周部に、螺旋プレ−ト58bを固着した構成
である。この内筒58aの移送始・終端部の内周部に
は、略中央部に角孔59aを設けた受メタル59,59
を設けると共に、移送始端部の外周部には、円形状の受
板60を設け、この受板60の外周部は外筒移送螺旋5
2の外筒52aの内周部を移動可能な構成である。これ
により、この外筒52a内に混入する穀粒を防止できる
し、又、混入した穀粒は伸縮穀粒移送部44を伸張させ
ると排出できる。更に該外筒移送螺旋52の振れを防止
できる。
【0024】前記移動用外移送筒56の移送終端部の側
壁板56cには、支持メタル61aを設け、この支持メ
タル61aと受メタル59,59,54,50,及び支
持メタル53の各角孔59a,59a,54a,50
a,53aとで角形状(六角形状、又は四角形いずれの
形状でも可)の移動用軸61を軸支した構成である。こ
の移動用軸61の移送終端部の近傍には、内筒移送螺旋
58とこの内筒移送螺旋58の移送終端部側の該受メタ
ル59とをボルト59b、及びナット59cで装着した
構成であり、該移動用外移送筒56と内筒移動螺旋58
と、この移動用軸61とは、一体で伸縮装置45の作動
により、伸縮移動する構成である。この伸縮移動の範囲
は、略1m程度とした構成である。
【0025】前記内筒移送螺旋58の螺旋プレ−ト58
bの移送終端部の一ピッチ分の外径(D1)は、図5で
示す如く外筒移送螺旋52の螺旋プレ−ト52bの外径
(D2)と略同じ径に形成した構成とするもよい。これ
により、前記伸縮穀粒移送部44を伸張させたときに、
穀粒移送終端部での螺旋プレ−ト58bと移動用外移送
筒56の内周部との隙間が狭くなり、穀粒の移送効率が
向上する。
【0026】前記内筒移送螺旋58の螺旋プレ−ト58
bの移送終端部の一ピッチ分の外径を径大にした構成に
おいては、図5で示す如く(B)寸法、(C)寸法、
(D)寸法を略同じ長さにした構成である。これによ
り、限られた長さの中で効果的に最大限の伸張が可能と
なる。前記伸縮装置45は、図1で示す如く固定穀粒移
送装置42の固定穀粒移送筒46には、正逆回転する伸
縮用モ−タ62、及びギヤ−ケ−ス63を設け、この伸
縮用モ−タ62の軸端部には、ギヤ−62aを設け、該
ギヤ−ケ−ス63には、回転軸63aを軸支して設け、
この回転軸63aにはギヤ−63bを軸支して設けると
共に、ピニオンギヤ−64を軸支して設けた構成であ
る。該ギヤ−62aと該ギヤ−63bとは、噛合する構
成である。
【0027】前記移動用外移送筒56の移送終端部に
は、支持板65を設け、この支持板65には、ラックギ
ヤ−66aを設けた長方形状のラック棒66を装着する
と共に、このラック棒66は前後方向へ移動自在に支持
メタル47で軸支した構成である。前記ピニオンギヤ−
64とラック棒66のラックギヤ−66aとは、噛合す
る構成であり、操作装置14に設けた操作レバ−14a
の操作方向により、伸縮用モ−タ62は、正回転、又は
逆回転始動する構成であり、この始動に連動して、各ギ
ヤ−62a,63bが回転駆動されて、ピニオンギヤ−
64が回転駆動され、ラックギヤ−66aを介してラッ
ク棒66が前方、又は後方へ移動され、伸縮穀粒移送部
44が前方、又は後方へ移動され、この伸縮穀粒移送部
44の移動用外移送筒56、内筒移送螺旋58、及び移
動用軸61等が伸縮する構成である。
【0028】前記ラック棒66を支持メタル47で軸支
したことにより、移動用外移送筒56の振れ止め、及び
廻り止めの機能を持たすことができる。前記外筒移送螺
旋52と内筒移送螺旋58とは、図6で示す如く前記の
説明とは、逆な該内筒移送螺旋58が該外筒移送螺旋5
2の外周部を伸縮移動する構成であり、この内筒移送螺
旋58の内筒58aを径大とすると共に、螺旋プレ−ト
58bの外周部も径大とした構成である。
【0029】これにより、この径大となった内筒移送螺
旋58の螺旋プレ−ト58bの外周部と移動用外移送筒
56の内周部との隙間が小さくなり、この移動用外移送
筒56内の残留穀粒を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸縮式穀粒移送装置部の拡大側断面図
【図2】図1のA−A拡大断面図
【図3】脱穀機の拡大側断面図
【図4】コンバインの全体側面図
【図5】他の実施例を示す図で、伸縮式穀粒移送装置部
の拡大側断面図
【図6】他の実施例を示す図で、伸縮式穀粒移送装置部
の拡大側断面図
【符号の説明】
42 固定穀粒移送装置 45 伸縮装置 51 固定用内移送筒 52 外筒移送螺旋 56 移動用外移送筒 58 内筒移送螺旋 61 移動用軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒移送始端側の固定穀粒移送装置42
    から穀粒の供給を受けて移送する外筒移送螺旋52を内
    装した固定用内移送筒51と、伸縮装置45によって伸
    縮自在で穀粒を移送する内筒移送螺旋58を内装した移
    動用外移送筒56と、該外筒移送螺旋52と該内筒移送
    螺旋58とを受ける移動用軸61とを設けたコンバイン
    において、該伸縮装置45の作動によって該移動用外移
    送筒56は該固定用内移送筒51の外周部を伸縮移動及
    び該移動用軸61は該固定穀粒移送装置42内へ伸縮移
    動すると共に、該内筒移送螺旋58は該外筒移送螺旋5
    2の内周部を伸縮移動することを特徴とするコンバイン
    の伸縮式穀粒移送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107697618A (zh) * 2017-09-25 2018-02-16 济南大学 一种可抽拉伸缩旋转式谷物输送装置

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CN107697618A (zh) * 2017-09-25 2018-02-16 济南大学 一种可抽拉伸缩旋转式谷物输送装置

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