JP2861293B2 - 脱穀機の2番処理装置 - Google Patents

脱穀機の2番処理装置

Info

Publication number
JP2861293B2
JP2861293B2 JP16515690A JP16515690A JP2861293B2 JP 2861293 B2 JP2861293 B2 JP 2861293B2 JP 16515690 A JP16515690 A JP 16515690A JP 16515690 A JP16515690 A JP 16515690A JP 2861293 B2 JP2861293 B2 JP 2861293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
discharge
threshing machine
feed spiral
sorting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16515690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0458823A (ja
Inventor
隆夫 秋山
憲夫 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP16515690A priority Critical patent/JP2861293B2/ja
Publication of JPH0458823A publication Critical patent/JPH0458823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2861293B2 publication Critical patent/JP2861293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンバイン等に用いられる脱穀機の2番処
理装置に関する。
〔従来技術〕
従来、2番受樋内に落下収容される2番物中には多量
のわら屑が混在するため、2番処理作用に負担がかか
り、選別性能の低下を招いていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、2番物の横送り時に混在するわら屑を浮上
させて、速やかに排出処理できるようにすることによっ
て、問題解決を図らんとするものである。そのため、次
のような技術的手段を講じた。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明にかかる技術的手段は、2番受樋17
内に横断流フアン18を軸架し、この横断流フアンを構成
する羽根板19の外周部には2番物を軸方向に移送する送
り螺旋20を巻回して設けてあることを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
2番受樋17内に落下収容される2番物は、2番送り螺
旋20によって横方向一側へ搬送されるが、このとき、横
断流フアン18から起生される風によって2番物中に混入
する軽いわら屑が浮上され、圧風フアン9及び吸引排塵
フアン13による選別風によって機外に排出される。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、2番受樋内に落下さ
れる2番物は、ここに架設された横断流フアンによって
荒選別され、2番物中に混入する軽いわら屑は浮上され
て機外に排出されることになるので、2番処理作用に負
担が軽減され、選別性能の向上を図ることができるに至
った。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。
Aはコンバイン用脱穀機を示し、扱歯を植設して脱穀
する扱胴1を内装した扱室2を設け、この扱胴1の軸を
支承する該扱室2の前壁と後壁とには、穀稈をこの扱室
2へ供給する供給口3及び脱穀された穀稈を排出する排
出口を各々設け、又この扱室2の扱胴軸方向に沿った一
側には、穀稈の株元を挟持して移送する移送装置4を設
ける。該扱室2下部の該扱胴1外周に沿って張設された
受網5の下側には、この受網5から落下する脱穀物を受
けて選別する選別装置6を内装した選別室7を設けてい
る。前記選別装置6は、揺動選別装置8とこの揺動選別
装置8に選別風を送る圧風フアン9とからなる。前記揺
動選別装置8は、揺動駆動自在な枠体にグレンパン10と
グレンシーブ11とを前後一連の状態に設けるとともに、
グレンシーブ11の上方から後方にわたってチャフシーブ
12を設けている。そして、前記受網5から漏下してきた
脱穀物をグレンパン10によって受け入れ、比重差選別し
ながら後方のグレンシーブ11へ揺動移送した後、グレン
シーブ11でふるい選別しながら後方へ揺動移送し、後端
から落下放出する。一方、扱室2の排塵口2aから排出さ
れる排塵処理物をチャフシーブ12上に受け入れ、ふるい
選別しながら後方へ揺動移送して排出すべきわら屑のみ
その後端から機外へ排出する。
なお、13はわら屑を選別風とともに機外へ排出するた
めの吸引排塵フアン、14は処理胴を示すものである。
前記選別室7の底部には、前記扱胴軸方向に直交して
選別された殻粒を横方向一側へ搬送する1番送り螺旋15
及び1番受樋16と、2番受樋17を設ける。2番受樋17内
に収容された2番物は2番還元筒17aを介して揺動選別
装置8上に還元して処理するように構成している。
前記2番受樋17内には横断流フアン18を架設し、この
横断流フアン18を構成する羽根板19の外周部には2番物
を軸方向に移送する送り螺旋20を巻回して設けてある。
〔別実施例〕
第3図はコンバインを示し、機体上に搭載された脱穀
機A前方の刈取部21、該脱穀機Aからの殻粒を貯留する
グレンタンク22、グレンタンク22底部に設けられた横送
りコンベアによって送られてきた殻粒を揚上搬送する揚
上オーガ23、該揚上オーガ23の上端に油圧シリンダー等
によって横軸芯周りに上下揺動自在並びに横軸芯周りに
左右旋回揺動自在に連通接続した排出オーガ24を装備し
てコンバインを構成している。
排出オーガ24は、排出筒25内に内装された送り螺旋26
による送出力により殻粒を横送り搬出するものである
が、その先端側には、固定側の排出筒25aと移動側の排
出筒25bとが組み合わされてなり、排出口27をもつ移動
側の排出筒25bが固定側の排出筒25aに外嵌されてオーバ
ラップ可能な状態とされ、そして、両排出筒25a,25bの
外周面同志がシリンダー28を介して連結され、もって、
そのシリンダー28のロッド28aの進退移動に伴って排出
筒25bの伸縮が行われるようになっている。
そして、固定側排出筒25a内の送り螺旋26にはこれよ
り小径の補助送り螺旋29が設けられ、一方、移動側排出
筒25bには移動側送り螺旋30が設けられ、伸縮時にはこ
の移動側送り螺旋30が固定側の送り螺旋26と補助送り螺
旋29間の溝内を自転しながら滑り込んで重合するように
構成されている。
殻物の搬出作業を行う場合は、排出オーガ24を所定の
搬出位置まで移動させ、例えば、トラック等の荷台上へ
排出オーガ24を位置させる。そして、所定の装置を駆動
することにより、グレンタンク22から揚送されてきた殻
粒は、排出筒25a内を送り螺旋26にて横送り搬出され、
そして、その先端側の排出筒25b内に搬出されてきた殻
粒は、移動側送り螺旋30にて送り出されると共に、排出
口27から排出される。
排出筒25aに対する排出筒25bを伸縮する場合は、例え
ば、シリンダー28を伸長すると、回転自在となっている
移動側送り螺旋30が固定側の送り螺旋26と補助送り螺旋
29間の螺旋溝に沿ってつれ回しながら移動側排出筒25b
と共に前方に伸長されて全体の長さが長くなり、又、逆
に、シリンダー28を短縮すると、排出筒25bは後方に縮
小し全体の長さは短くなる。
従って、トラックがいずれの位置にあっても、排出口
27を荷台上の適切な位置に的確に配置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の1実施例を示すもので、第1図は脱穀機
の要部の側断面図、第2図はその要部の破断正面図、第
3図は別実施例のコンバインの正面図、第4図は排出オ
ーガの側断面図、第5図は第4図のS−S線断面図であ
る。 図中、符号Aは脱穀機、1は扱胴、2は扱室、5は受
網、7は選別室、8は揺動選別装置、9は圧風フアン、
13は吸引排塵フアン、15は1番送り螺旋、16は1番受
樋、17は2番受樋、18は横断流フアン、19は羽根板、20
は送り螺旋を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2番受樋内に横断流フアンを軸架し、この
    横断流フアンを構成する羽根板の外周部には2番物を軸
    方向に移送する送り螺旋を巻回して設けてあることを特
    徴とする脱穀機の2番処理装置。
JP16515690A 1990-06-22 1990-06-22 脱穀機の2番処理装置 Expired - Lifetime JP2861293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16515690A JP2861293B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 脱穀機の2番処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16515690A JP2861293B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 脱穀機の2番処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0458823A JPH0458823A (ja) 1992-02-25
JP2861293B2 true JP2861293B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=15806939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16515690A Expired - Lifetime JP2861293B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 脱穀機の2番処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2861293B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0458823A (ja) 1992-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005304427A (ja) 全稈投入型脱穀機
JPH0127688B2 (ja)
JP2861293B2 (ja) 脱穀機の2番処理装置
JPS6359813A (ja) トラクタ装着型コンバイン
JP2017046608A (ja) コンバイン
JP4643080B2 (ja) コンバイン
JPH0144044Y2 (ja)
JP4116417B2 (ja) コンバインなどの脱穀選別装置における選別部構造
JP5209414B2 (ja) 自走式脱穀装置
JPS63269931A (ja) 普通型コンバインの脱穀装置
JPH0425942Y2 (ja)
JPH0246663Y2 (ja)
JP2005304426A (ja) 全稈投入型コンバインの脱穀機駆動装置
JP3097098B2 (ja) 穀粒排出装置
JPH0239207B2 (ja) Datsukokukinosokubanhokyokozo
JPH0214359Y2 (ja)
JP2881991B2 (ja) 脱穀機の排塵選別制御装置
JPS5825793Y2 (ja) コンバインにおける穀稈搬送装置
JPH0328743Y2 (ja)
JPH0618447Y2 (ja) 脱穀機における再選別装置
JP2020099221A (ja) 脱穀装置
JPH05336832A (ja) コンバイン用脱穀装置の選別部
JP2001037323A (ja) コンバインの伸縮式穀粒移送装置
JP2006288235A (ja) 軸流型脱穀装置
JPH03139212A (ja) コンバイン