JP2001034796A - 車両用自動料金収受システム - Google Patents

車両用自動料金収受システム

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JP2001034796A
JP2001034796A JP21012399A JP21012399A JP2001034796A JP 2001034796 A JP2001034796 A JP 2001034796A JP 21012399 A JP21012399 A JP 21012399A JP 21012399 A JP21012399 A JP 21012399A JP 2001034796 A JP2001034796 A JP 2001034796A
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Japan
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toll collection
vehicle
roadside
cpu
automatic toll
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JP21012399A
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English (en)
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Shigeyuki Satomura
成行 里村
Tatsuaki Taniguchi
龍昭 谷口
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乗員に関するパラメータを入力する入力手段を
自動料金収受用の車載機または路側機に備え、上記路側
機が入力されたパラメータに応じて収受すべき料金を算
出し、算出された料金を自動収受すべく構成すること
で、パラメータに応じた自動料金収受ができて、自動料
金収受サービスを受けるサービスの幅の拡大を図ること
ができる車両用自動料金収受システムの提供を目的とす
る。 【解決手段】有料道路に設置された路側機器との間で送
受信を行なって料金収受を実行する車両用自動料金収受
システムであって、乗員に関するパラメータを入力する
入力手段F7が自動料金収受用の車載機もしくは上記路
側機器とは別の路側機に備えられ、上記路側機は入力さ
れたパラメータに応じて収受すべき料金を算出する料金
算出手段E11と、算出された料金を自動収受する収受
手段E13とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有料道路の入
口、出口またはこれらの手前に設置された路側機器との
間で情報の交信を行なって料金収受を実行するような車
両用自動料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路における料金所でのノン
ストップ化、渋滞緩和、キャッシュレス化、人的経費削
減を目的として自動料金収受システム(Electronic Toll
CollectionいわゆるETC)が開発されている。
【0003】すなわち、有料道路の入口、出口に設置さ
れた路側機器と、車両に搭載された車載機器と、車載機
器のカードリーダに着脱されるICカードとを備え、車
両が有料道路の入口を通過する時、車載機器と入口路側
機器との間で情報の送受信を行ない、車両が有料道路の
出口を通過する時、当該車両の有料道路利用料金を計算
して、ICカード所有者の口座から料金の徴収を可能と
成した自動料金収受システムである(特開平8−305
908号、特開平8−22594号、特開平8−305
914号、特開平10−222705号公報参照)。
【0004】しかし、上述の従来技術にあっては、パラ
メータ(parameter、処理目的のためにある値を与えられ
る変数)を入力し、入力されたパラメータに応じて自動
料金収受サービスを実行しようとする技術思想が全くな
く、自動料金収受サービスは有料道路の通行料金収受に
のみ限定される問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、乗員に関するパラメータを入力する入力手
段を自動料金収受用の車載機または路側機に備え、上記
路側機が入力されたパラメータに応じて収受すべき料金
を算出し、算出された料金を自動収受すべく構成するこ
とで、パラメータに応じた自動料金収受ができて、自動
料金収受サービスを受けるサービスの幅の拡大を図るこ
とができる車両用自動料金収受システムの提供を目的と
する。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、乗員に
より所定のパラメータを入力する入力手段を、自動料金
収受用の車載機または路側機に備え、上記路側機が入力
された所定のパラメータに応じて収受すべき料金を算出
し、算出された料金を自動収受すべく構成することで、
パラメータに応じた自動料金収受ができて、自動料金収
受サービスを受けるサービスの幅の拡大を図ることがで
きる車両用自動料金収受システムの提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の目的と併せて、上述のパラ
メータに応じた自動料金収受を、有料道路通行料金に関
する自動料金収受サービスとは異なる自動料金収受サー
ビス(例えばフェリーの利用料金やガソリンスタンドま
たはドライブスルーでの収受料金サービス参照)に設定
することで、自動料金収受システム(いわゆるETCシ
ステム)の有効利用が図れ、他の自動料金収受を実行す
ることができる車両用自動料金収受システムの提供を目
的とする。
【0008】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1または3記載の発明の目的と併せて、上述のパラ
メータに応じた自動料金収受をフェリーの利用料金収受
に設定し、乗員に関するパラメータが車両に着座してい
る乗員数であって、上述の入力手段が着座乗員数を自動
で検出または乗員の手動入力により乗員数を検出するこ
とで、フェリーの利用料金を自動収受することができ、
また着座乗員数を自動検出または手動入力検出すること
ができる車両用自動収受システムの提供を目的とする。
【0009】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の目的と併せて、上述の路側機に、車
内の乗員数を監視する監視手段と、入力手段で検出され
た乗員数と監視手段で監視した乗員数とが一致するか否
かを判定する判定手段とを設けることで、正しい人数の
フェリー利用料金自動収受を確実に行なうことができ、
不正防止を図ることができる車両用自動料金収受システ
ムの提供を目的とする。
【0010】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項3記載の発明の目的と併せて、上述のパラメータに
応じた自動料金収受を、ガソリンスタンドまたはドライ
ブスルーでの収受料金サービスに設定することで、自動
料金収受システム(いわゆるETCシステム)を有効利用
してガソリンスタンドでの料金やドライブスルーでの料
金を自動収受することができる車両用自動料金収受シス
テムの提供を目的とする。
【0011】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項1,2,3,4,5または6記載の発明の目的と併
せて、上述の入力手段を車載機(つまり車両側)に設け、
自動料金収受に先行して車載機が路側機にパラメータを
送信すべく構成することで、車内側からのパラメータ送
信ができ、乗員が窓を開けて路側のスイッチを操作する
等の乗員による操作(窓を開ける等の操作)量の低減を図
ることができる車両用自動料金収受システムの提供を目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、有料道路に設置された路側機器との間で送受
信を行なって料金収受を実行する車両用自動料金収受シ
ステムであって、乗員に関するパラメータを入力する入
力手段が自動料金収受用の車載機もしくは上記路側機器
とは別の路側機に備えられ、上記路側機は入力されたパ
ラメータに応じて収受すべき料金を算出する料金算出手
段と、算出された料金を自動収受する収受手段とを備え
た車両用自動料金収受システムであることを特徴とす
る。
【0013】この発明の請求項2記載の発明は、有料道
路に設置された路側機器との間で送受信を行なって料金
収受を実行する車両用自動料金収受システムであって、
乗員により所定のパラメータを入力する入力手段が自動
料金収受用の車載機もしくは上記路側機器とは別の路側
機に備えられ、上記路側機は入力された所定のパラメー
タに応じて収受すべき料金を算出する料金算出手段と、
算出された料金を自動収受する収受手段とを備えた車両
用自動料金収受システムであることを特徴とする。
【0014】この発明の請求項3記載の発明は、請求項
1または2記載の発明の構成と併せて、上記自動料金収
受システムは有料道路の通行料金を収受するものであっ
て、上記パラメータに応じた自動料金収受は上記有料道
路通行料金に関する自動料金収受サービスとは異なる自
動料金収受サービスに設定された車両用自動料金収受シ
ステムであることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1または3記載の発明の構成と併せて、上記パラメ
ータに応じた自動料金収受はフェリーの利用料金に関
し、上記乗員に関するパラメータは車両に着座している
乗員数であって、上記入力手段は着座乗員数を自動で検
出または乗員の手動入力により乗員数を検出する車両用
自動料金収受システムであることを特徴とする。
【0016】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の構成と併せて、上記路側機には車内
の乗員数を監視する監視手段と、上記入力手段で検出さ
れた乗員数と上記監視手段で監視した乗員数とが一致す
るか否かを判定する判定手段とを備えた車両用自動料金
収受システムであることを特徴とする。
【0017】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項3記載の発明の構成と併せて、上記パラメータに応
じた自動料金収受はガソリンスタンドまたはドライブス
ルーでの収受料金サービスに設定された車両用自動料金
収受システムであることを特徴とする。
【0018】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項1,2,3,4,5または6記載の発明の構成と併
せて、上記入力手段は車載機に設けられ、上記自動料金
収受に先行して上記車載機が上記路側機に上記パラメー
タを送信するパラメータ送信手段を備えた車両用自動料
金収受システムであることを特徴とする。
【0019】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、自動料金収受用の車載機またはETCシステ
ムの路側機器とは別の路側機に設けられた入力手段で乗
員に関するパラメータを入力すると、上述の路側機の料
金算出手段は入力されたパラメータ(つまり乗員に関す
るパラメータ)に応じて収受すべき料金を算出し、収受
手段は算出された料金を自動収受する。このように、パ
ラメータに応じた自動料金収受ができて、自動料金収受
サービスを受けるサービスの幅の拡大を図ることができ
る効果がある。
【0020】この発明の請求項2記載の発明によれば、
自動料金収受用の車載機またはETCシステムの路側機
器とは別の路側機に設けられた入力手段を用いて乗員が
所定のパラメータを入力すると、上述の路側機の料金算
出手段は入力された所定のパラメータに応じて収受すべ
き料金を算出し、収受手段は算出された料金を自動収受
する。このように、パラメータに応じた自動料金収受が
できて、自動料金収受サービスを受けるサービスの幅の
拡大を図ることができる効果がある。
【0021】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1または2記載の発明の効果と併せて、上述
のパラメータに応じた自動料金収受を有料道路通行料金
に関する自動料金収受サービスとは異なる他の自動料金
収受サービスに設定したので、自動料金収受システム
(いわゆるETCシステム)の有効利用を図りつつ、他の
自動料金収受を実行することができる効果がある。
【0022】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1または3記載の発明の効果と併せて、上述
のパラメータ(乗員に関するパラメータ)に応じた自動料
金収受をフェリーの利用料金収受に設定し、乗員に関す
るパラメータを車両に着座している乗員数に設定し、上
述の入力手段が着座乗員数を自動で検出または乗員の手
動入力により乗員数を検出する。このため、フェリーの
利用料金を自動収受することができ、また、着座乗員数
を自動検出または手動入力検出することができる効果が
ある。
【0023】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上記請求項4記載の発明の効果と併せて、上述の路側機
に設けられた監視手段は車内の乗員数を監視し、上述の
判定手段は入力手段で検出された乗員数と監視手段で監
視した乗員数とが一致するか否かを判定する。この結
果、正しい人数のフェリー利用料金収受を確実に行なう
ことができると共に、不正防止を図ることができる効果
がある。
【0024】この発明の請求項6記載の発明によれば、
上記請求項3記載の発明の効果と併せて、上述のパラメ
ータに応じた自動料金収受を、ガソリンスタンドまたは
ドライブスルーでの収受料金サービスに設定したので、
自動料金収受システム(いわゆるETCシステム)を有効
利用して、ガソリンスタンドでの料金やドライブスルー
での料金を自動収受することができる効果がある。
【0025】この発明の請求項7記載の発明によれば、
上記請求項1,2,3,4,5または6記載の発明の効
果と併せて、上述の入力手段を車載機(つまり車両側)に
設け、自動料金収受に先行して車載機が路側機に対して
パラメータ(乗員に関するパラメータまたは所定のパラ
メータ)を送信すべく構成したので、車内側からの入力
によりパラメータの送信ができ、例えば乗員が窓を開け
て路側のスイッチを操作する等の乗員による操作量の低
減を図ることができ、使い勝手の向上を達成することが
できる効果がある。
【0026】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両用自動料金収受システム用を示す
が、まず図1を参照して自動料金収受システム(Electro
nic Toll Collectionのことで、以下単にETCシステ
ムと略記する)における路側機器の配置例について説明
する。
【0027】図1は路側機器の配置例を平面的に示すも
ので、有料道路1の入口2には通行券を発券する通常ゲ
ート3と、ETCシステムによる入口アンテナ4とを設
置し、通常ゲート3に対応して通行券レーン(いわゆる
通常レーン)5が設けられ、入口アンテナ4に対応して
自動料金収受システム専用レーン(以下単にETCレー
ンと略記する)6が設けられている。
【0028】また有料道路入口2の手前側には入口予告
信号(所定信号)を送信する入口手前アンテナ7が設けら
れている。この実施例では入口手前側乃至入口2が共に
6車線の場合を例示しているが、この車線数に限定され
るものではない。
【0029】また有料道路出口8の手前側には出口予告
信号(所定信号)を送信する出口手前アンテナ13が設け
られている。さらに有料道路1の出口8には利用料金と
しての現金を徴収する従前の通常ゲート9と、ETCシ
ステムによる出口アンテナ10とを設置し、通常ゲート
9に対応して通行券レーン(いわゆる通常レーン)11が
設けられ、出口アンテナ10に対応してETCレーン1
2が設けられている。この実施例では出口手前側が5車
線、出口8側が6車線の場合を例示しているが、この車
線数に限定されるものではない。
【0030】ここで、上述のETCシステムは有料道路
1の入口2、出口8またはこれらの手前に設置されたア
ンテナ4,7,10,13と、車両に搭載された車載機
器と、車載機器のカードリーダに着脱されるクレジット
カードその他のICカードとを備え、車両が有料道路1
の入口2を通過する時、車載機器と入口アンテナ4との
間で情報の送受信を行ない、車両が有料道路1の出口8
をETCレーン12を介して通過する時、当該車両の有
料道路利用料金を計算して、ICカード所有者の口座か
ら料金の徴収を可能と成したシステムで、ノンストップ
化、渋滞緩和、キャッシュレス化、人的経費削減を図る
ものである。
【0031】図2は車両用自動料金収受システムの制御
回路を示し、ETC路側機器14と、車載機としてのE
TCユニット15とを備えている。上述のETC路側機
器14は顧客データベースが記憶されている記憶手段と
してのROM16と、路側CPU20と、送受信アンテ
ナ17(但し、このアンテナ17は図1で示した各アン
テナ4,7,10,13を図示の便宜上、1つにまとめ
て示したものである)とを有する。
【0032】一方、車載機としてのETCユニット15
は、ETC路側機器14の送受信アンテナ17との間で
情報の送受信を行なう送受信アンテナ18と、車両に着
座している着座乗員数を自動検出する乗員検知センサ1
9と、乗員の手動入力により乗員数を入力または所定の
パラメータを入力する入力スイッチ21と、カード22
の着脱を許容して該カード22の情報を読取るカードリ
ーダ23と、有料道路1の利用料金または他の利用料金
等を可視表示する表示部24と、必要情報を乗員に報知
するブザー(電子ブザーを含む)や音声報知手段の如き報
知部25とを備えている。
【0033】またCPU30(制御手段)は送受信アンテ
ナ18、乗員検知センサ19、テンキーなどの入力スイ
ッチ21、カードリーダ23からの入力に基づいて、R
OM26に格納されたプログラムに従って、表示部2
4、報知部25、送受信アンテナ18、カードリーダ2
3を駆動制御し、またRAM27は必要なデータやマッ
プを記憶する。
【0034】ここで、上述の乗員検知センサ19と入力
スイッチ21とは、これらの一方を択一的に用いる。ま
た乗員検知センサ19としてはエアバック等の乗員保護
装置の乗員検出手段を有効利用することができる。
【0035】さらに上述のカード22としては予めクレ
ジットID(個人認識情報)が記録されたクレジットカー
ド、プリペイドカード、電子マネーカード、ICカード
などを用いることができる。
【0036】図3はETC路側機器14とは異なるフェ
リー用の路側機器を示すブロック図で、このフェリー用
路側機器28は、顧客データベースが記憶された記憶手
段としてのROM29と、フェリーを利用する車両の内
部の乗員数を監視する乗員数監視センサ31と、ETC
ユニット15の送受信アンテナ18との間で情報の送受
信を行なう送受信アンテナ32と、乗員または係員によ
りパラメータ(乗員数)の入力を行なうテンキーなどの入
力スイッチ33と、制御手段としての路側CPU40と
を備えている。ここで、フェリー用路側機器28の入力
スイッチ33と図2で示した各要素19,21とは、こ
れらの一方を択一的に用いるものである。
【0037】ここで、上述の路側CPU40は、入力さ
れたパラメータ(乗員に関するパラメータ)に応じて収受
すべき料金を算出する料金算出手段(図5に示すフロー
チャートの第17ステップC17参照)と、算出された
料金を自動収受する収受手段(図5に示すフローチャー
トの第19ステップC19参照)と、車内の乗員数を監
視する監視手段(図5に示すフローチャートの第15ス
テップC15参照)と、入力手段(図3の入力スイッチ3
3と、図2の各要素19,21の何れか一方)で検出さ
れた乗員数と上述の監視手段で監視した乗員数とが一致
するか否かを判定する判定手段(図5に示すフローチャ
ートの第16ステップC16参照)と、を兼ねる。
【0038】このように構成した車両用自動料金収受シ
ステムの作用を、図4および図5に示すフローチャート
を参照して、以下に詳述する。まず図4に示すフローチ
ャートを参照して有料道路1の利用料金を自動収受する
作用(いわゆるETCシステムにおける自動料金収受処
理)について説明する。
【0039】なお図4の左側のフローチャートは路側C
PU20による制御フローを示し、右側のフローチャー
トはETCユニット15側のCPU30による制御フロ
ーを示す。第1ステップA1で、路側CPU20は予告
ゲート(出口手前アンテナ13参照)でのETC予告信号
を車両に対して送信(常時送信)する。
【0040】次に第2ステップA2で、路側CPU20
は出口アンテナ10を駆動して、ETCリクエスト信号
を車両に対して送信する。次に第3ステップA3で、路
側CPU20は車両通過判定を実行し、次の第4ステッ
プA4で、路側CPU20は車両通過か否かを判定し、
NO判定時には第1ステップA1にリターンする一方、
YES判定時には次の第5ステップA5に移行する。
【0041】この第5ステップA5で、路側CPU20
は送受信アンテナ17を受信態様に切換えて、ETCユ
ニット15の送受信アンテナ18から送信されるクレジ
ットID、車種データの受信検出を実行する。
【0042】次に第6ステップA6で、路側CPU20
は受信か否かを判定し、NO判定時には第15ステップ
A15に移行する一方、YES判定時には次の第7ステ
ップA7に移行する。
【0043】上述の第7ステップA7で、路側CPU2
0は受信したデータが適切か否かを判定し、NO判定時
には第15ステップA15に移行する一方、YES判定
時には次の第8ステップA8に移行する。
【0044】上述の第8ステップA8で、路側CPU2
0は車両の外観から大型、普通車、軽自動車の車種判定
を実行する。この車種判定にはレーザ車形センサ等の車
種判定センサを用いることができる。
【0045】次に第9ステップA9で、路側CPU20
は車種判定が可能か否かを判定し、NO判定時には第1
5ステップA15に移行する一方、YES判定時には次
の第10ステップA10に移行する。
【0046】上述の第10ステップA10で、路側CP
U20は第5ステップA5で予め受信検出した車種デー
タと第8ステップA8で車種判定したデータとが一致す
るか否かを判定し、NO判定時には第15ステップA1
5に移行する一方、YES判定時には次の第11ステッ
プA11に移行する。
【0047】上述の第11ステップA11で、路側CP
U20は当該クレジットIDの車両が通過した入口イン
ターチェンジ名、出口インターチェンジ名、車種データ
等から有料道路1の通行料金を演算する。
【0048】次に第12ステップA12で、路側CPU
20は送受信アンテナ17を送信態様に切換えて、通行
料金等の信号を当該車両に送信する。次に第13ステッ
プA13で、路側CPU20は通行料金課金を実行す
る。つまりカード22の所有者の口座から料金を徴収す
る。
【0049】次に第14ステップA14で、路側CPU
20は当該車両が通過するまでの間、ETCレーン12
の出口部に設けられたゲート(図示せず)を開放制御す
る。一方、前述の第15ステップA15では、路側CP
U20は各ステップA6,A7,A9,A10でのNO
判定に対応して上述のゲートを閉成すると共に、ワーニ
ング報知(警告)処理を実行する。
【0050】以上が路側CPU20による制御フローチ
ャートであるが、車載機としてのETCユニット15側
の制御は次のように実行される。
【0051】すなわち、第1ステップB1で、CPU3
0は送受信アンテナ18を受信態様に切換えて、ETC
予告信号の受信検出を実行する。
【0052】次に第2ステップB2で、CPU30は予
告信号を受信したか否かを判定し、YES判定時には次
の第3ステップB3に移行する一方、NO判定時には別
の第8ステップB8にスキップする。なお、NO判定時
に第8ステップB8に移行する構成に代えて、第1ステ
ップB1にリターンする構成と成してもよい。
【0053】上述の第3ステップB3で、CPU30は
カードリーダ23からの信号に基づいてカード22がカ
ードリーダ23に装着されており、ETC料金の収受が
可能か不可かを検出する。
【0054】次に第4ステップB4で、CPU30はE
TCシステムによる料金収受が可能か否かを判定し、Y
ES判定時には第7ステップB7に移行する一方、NO
判定時には別の第5ステップB5に移行する。
【0055】上述の第5ステップB5で、CPU30は
表示部24、報知部25を駆動して、カード22がカー
ドリーダ23に装着されていない旨のワーニングを実行
すると共に、車両を通行券レーン11へ誘導し、かつカ
ード22の差込み指示を実行する。
【0056】次に第6ステップB6で、CPU30はカ
ード22が差込まれたか否かを判定し、NO判定時には
一連の処理を終了して、第1ステップB1にリターンす
る一方、YES判定時には第7ステップB7に移行す
る。
【0057】上述の第7ステップB7で、CPU30は
表示部24、報知部25を駆動して、車両をETCレー
ン12に誘導する。次に第8ステップB8で、CPU3
0は送受信アンテナ18を介してETCリクエスト信号
の受信検出を実行する。
【0058】次に第9ステップB9で、CPU30はリ
クエスト信号の受信か否かを判定し、NO判定時には第
1ステップB1にリターンする一方、YES判定時には
次の第10ステップB10に移行する。
【0059】この第10ステップB10で、CPU30
は送受信アンテナ18を送信態様に切換えて、クレジッ
トID、車種データをETC路側機器14へ送信する。
次に第11ステップB11で、CPU30は送受信アン
テナ18を受信態様に切換えて、ETC路側機器14か
らの通行料金等の信号受信を検出する。
【0060】次に第12ステップB12で、CPU30
は通行料金等の信号受信があるか否かを判定し、NO判
定時には受信有りまで待機する一方、YES判定時には
次の第13ステップB13に移行する。
【0061】この第13ステップB13で、CPU30
は表示部24を駆動して、受信した通行料金等を可視表
示する。このようにして、ETCユニット15は有料道
路1に設置されたETC路側機器14との間で送受信を
行ない、ETCシステムは有料道路1の通行料金を自動
収受する。
【0062】次に図5に示すフローチャートを参照し
て、ETCシステムを有効利用してフェリーの利用料金
を自動収受する作用について説明する。なお、図5に示
す左側のフローチャートはフェリー用路側機器28の路
側CPU40による制御フローを示し、右側のフローチ
ャートはETCユニット15側のCPU30による制御
フローを示す。
【0063】第1ステップC1で、路側CPU40は手
前側に設けられた予告ゲート(送受信アンテナ32参照)
からフェリー予告信号を送信する。次に第2ステップC
2で、路側CPU40は上船位置近傍に設けられた本ゲ
ート部分(送受信アンテナ32参照)からフェリー・リク
エスト信号を送信する。
【0064】次に第3ステップC3で、路側CPU40
は車両通過判定を実行し、次の第4ステップC4で、路
側CPU40は車両通過か否かを判定して、NO判定時
には第1ステップC1にリターンする一方、YES判定
時には次の第5ステップC5に移行する。
【0065】この第5ステップC5で、路側CPU40
はETCユニット15からのクレジットID、車種デー
タの受信検出を実行する。次の第6ステップC6で、路
側CPU40はデータ受信か否かを判定し、NO判定時
には第21ステップC21に移行する一方、YES判定
時には次の第7ステップC7に移行する。
【0066】この第7ステップC7で、路側CPU40
は受信したデータが適切か否かを判定し、NO判定時に
は第21ステップC21に移行する一方、YES判定時
には次の第8ステップC8に移行する。
【0067】この第8ステップC8で、路側CPU40
は大型、普通車、軽自動車等の車種判定を実行する。こ
の車種判定にはレーザ車形センサ等の車種判定センサを
用い、車両の外観から車種判定を実行する。
【0068】次に第9ステップC9で、路側CPU40
は車種判定可能か否かを判定し、NO判定時には第21
ステップC21に移行する一方、YES判定時には次の
第10ステップC10に移行する。
【0069】この第10ステップC10で、路側CPU
40は第8ステップC8で判定した車種データと第5ス
テップC5で受信した車種データとが一致するか否かを
判定し、NO判定時には第21ステップC21に移行す
る一方、YES判定時には次の第11ステップC11に
移行する。
【0070】この第11ステップC11で、路側CPU
40は入力スイッチ33による入力の指示を実行する。
この入力指示に基づいて乗員または係員が入力スイッチ
33を操作して、乗員に関するパラメータとして車両に
着座している乗員数を入力することができる。
【0071】次に第12ステップC12で、路側CPU
40はパラメータ(乗員数)の入力があるか否かを判定
し、NO判定時には第13ステップC13に移行する一
方、YES判定時には別の第14ステップC14に移行
する。
【0072】上述の第13ステップC13で、路側CP
U40は入力なしに対応して乗員数=1人と判定する。
一方、上述の第14ステップC14で、路側CPU40
は乗員数を入力された数に判定する。
【0073】次に第15ステップC15で、路側CPU
40は乗員数監視センサ31を駆動して、人数データの
適切判定を実行する。つまり上記センサ31により上船
しようとする車両内の人数を監視する。
【0074】次に第16ステップC16で、路側CPU
40は乗員数監視センサ31で監視した乗員数と、入力
スイッチ33を用いて入力された人数データとが一致す
るか否かを判定し、NO判定時には第21ステップC2
1に移行する一方、YES判定時には次の第17ステッ
プC17に移行する。
【0075】この第17ステップC17で、路側CPU
40は乗員数に基づいてフェリーの利用料金を演算す
る。なお、入力スイッチ33による入力時に大人の乗員
数と小人の乗員数とを区別して入力し、この第17ステ
ップC17で大人の利用料金と小人の利用料金とを乗員
数に応じて演算すべく構成してもよい。
【0076】次に第18ステップC18で、路側CPU
40は送受信アンテナ32を送信態様と成して、演算し
たフェリー利用料金信号を当該車両に対して送信する。
次に第19ステップC19で、路側CPU40はフェリ
ーの利用料金課金を実行する。つまりカード22の所有
者の口座からフェリーの利用料金を徴収する。
【0077】次に第20ステップC20で、路側CPU
40は当該車両が通過するまで上船ポジションのゲート
を(図示せず)を開放する。一方、上述の第21ステップ
C21で、路側CPU40は各ステップC6,C7,C
9,C10,C16でのNO判定に対応して、上船ポジ
ションのゲートを閉成すると共に、ワーニング報知(つ
まり警告)を発する。
【0078】以上が路側CPU40による制御フローチ
ャートであるが、車載機としてのETCユニット15側
の制御は次の用に実行される。
【0079】すなわち、第1ステップD1で、CPU3
0は送受信アンテナ18を受信態様に切換えて、フェリ
ー予告信号の受信検出を実行する。次に第2ステップD
2で、CPU30はフェリー予告信号を受信したか否か
を判定し、YES判定時には次の第3ステップD3に移
行する一方、NO判定時には第7ステップD7にスキッ
プする。なお、NO判定時に第7ステップD7にスキッ
プする構成に代えて、第1ステップD1にリターンする
構成と成してもよい。
【0080】上述の第3ステップD3で、CPU30は
カードリーダ23からの信号に基づいてカード22がカ
ードリーダ23に装着されており、料金収受が可能な状
態か、またはカード非装着により料金収受が不可能な状
態かを検出する。
【0081】次に第4ステップD4で、CPU30は料
金収受が可能か否かを判定し、YES判定時には第7ス
テップD7に移行する一方、NO判定時には別の第5ス
テップD5に移行する。
【0082】上述の第5ステップD5で、CPU30は
表示部24、報知部25を駆動して、カード22が差込
まれていない旨のワーニング(警告)を実行すると共に、
カード22の差込みを指示する。
【0083】次に第6ステップD6で、CPU30はカ
ード22が差込まれた否かを判定し、NO判定時には一
連の処理を終了して、第1ステップD1にリターンする
一方、YES判定時には第7ステップD7に移行する。
【0084】この第7ステップD7で、CPU30は送
受信アンテナ18を受信態様と成して、フェリー用路側
機器28からのフェリー・リクエスト信号の受信検出を
実行する。
【0085】次に第8ステップD8で、CPU30はフ
ェリー・リクエスト信号を受信したか否かを判定し、N
O判定時には第1ステップD1にリターンする一方、Y
ES判定時には次の第9ステップD9に移行する。
【0086】この第9ステップD9で、CPU30は送
受信アンテナ18を送信態様に切換えて、ETCユニッ
ト15からフェリー用路側機器28にクレジットID、
車種データ、人数データを送信する。
【0087】次に第10ステップD10で、CPU30
は送受信アンテナ18を送受信態様に切換えて、フェリ
ー利用料金信号の受信検出を実行する。次に第11ステ
ップD11で、CPU30はフェリー利用料金信号の受
信があったか否かを判定し、NO判定時には受信ありま
で待機する一方、YES判定時には次の第12ステップ
D12に移行する。
【0088】この第12ステップD12で、CPU30
は表示部24を駆動して、受信したフェリー利用料金を
可視表示する。このようにETCシステムを有効利用し
て、フェリーの利用料金を自動徴収することができる。
【0089】以上要するに図1〜図5で示した実施例
(請求項1,3,4,5に相当する実施例)によれば、E
TCシステムの路側機器14とは別の路側機器28に設
けられた入力手段(入力スイッチ33参照)で乗員に関す
るパラメータ(乗員数)を入力すると、上述の路側機器2
8の料金算出手段(第17ステップC17参照)は入力さ
れたパラメータ(つまり乗員に関するパラメータ)に応じ
て収受すべき料金を算出し、収受手段(第19ステップ
C19参照)は算出された料金を自動収受する。このよ
うに、パラメータ(乗員数)に応じた自動料金収受ができ
て、自動料金収受サービスを受けるサービスの幅の拡大
を図ることができる効果がある。
【0090】しかも、上述のパラメータ(乗員数)に応じ
た自動料金収受を有料道路通行料金に関する自動料金収
受サービスとは異なる他の自動料金収受サービスに設定
したので、ETCシステムの有効利用を図りつつ、他の
自動料金収受を実行することができる効果がある。
【0091】また、上述のパラメータ(乗員に関するパ
ラメータ)に応じた自動料金収受をフェリーの利用料金
収受に設定し、乗員に関するパラメータを車両に着座し
ている乗員数に設定し、上述の入力手段(入力スイッチ
33参照)が乗員または係員の手動入力により乗員数を
検出する。このため、フェリーの利用料金を自動収受す
ることができ、また、着座乗員数を手動入力検出するこ
とができる効果がある。
【0092】さらに、上述の路側機器28に設けられた
監視手段(第15ステップC15参照)は車内の乗員数を
監視し、上述の判定手段(第16ステップC16参照)は
入力手段(入力スイッチ33参照)で検出された乗員数と
監視手段で監視した乗員数とが一致するか否かを判定す
る。この結果、正しい人数のフェリー利用料金収受を確
実に行なうことができると共に、不正防止を図ることが
できる効果がある。
【0093】なお、実施例で示したように予告ゲートを
設け、この予告ゲートから予め予告信号を車両側へ送信
するので、パラメータ入力に要する時間をかせぐことが
できる。
【0094】図6はETCシステムを有効利用して、フ
ェリーの利用料金を自動収受する車両用自動料金収受シ
ステムの他の実施例を示すフローチャートであり、この
実施例においても図1〜図3の回路装置を用いる。但
し、この場合、路側CPU40(図3参照)は、入力され
たパラメータ(乗員に関するパラメータ)に応じて収受す
べき料金(フェリーの利用料金)を算出する料金算出手段
(図6に示すフローチャートの第11ステップE11参
照)と、算出された料金を自動収受する収受手段(図6に
示すフローチャートの第13ステップE13参照)と、
を兼ねる。
【0095】またパラメータとしての乗員数を入力する
入力手段(乗員検知センサ19と入力スイッチ21との
何れか一方)はETCユニット15側に設けられ、CP
U30は自動料金収受に先行してETCユニット15が
フェリー用路側機器28にパラメータを送信するパラメ
ータ先行送信手段(図6に示すフローチャートの第11
ステップF11参照)を兼ねるものである。このように
構成した車両用自動料金収受システムの作用を、図6に
示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。
【0096】なお、図6に示す左側のフローチャートは
フェリー用路側機器28の路側CPU40による制御フ
ローを示し、右側のフローチャートはETCユニット1
5側のCPU30による制御フローを示す。
【0097】第1ステップE1で、路側CPU40は手
前側に設けられた予告ゲート(送受信アンテナ32参照)
からフェリー予告信号を送信する。次に第2ステップE
2で、路側CPU40は上船位置近傍に設けられた本ゲ
ート部分(送受信アンテナ32参照)からフェリー・リク
エスト信号を送受信する。
【0098】次に第3ステップE3で、路側CPU40
は車両通過判定を実行し、次の第4ステップE4で、路
側CPU40は車両通過か否かを判定して、NO判定時
には第1ステップE1にリターンする一方、YES判定
時には次の第5ステップE5に移行する。
【0099】この第5ステップE5で、路側CPU40
はETCユニット15からのクレジットID、車種デー
タの受信検出を実行する。次の第6ステップE6で、路
側CPU40はデータ受信か否かを判定し、NO判定時
には第15ステップE15に移行する一方、YES判定
時には次の第7ステップE7に移行する。
【0100】この第7ステップE7で、路側CPU40
は受信したデータが適切か否かを判定し、NO判定時に
は第15ステップE15に移行する一方、YES判定時
には次の第8ステップE8に移行する。
【0101】この第8ステップE8で、路側CPU40
は大型、普通車、軽自動車等の車種判定を実行する。こ
の車種判定にはレーザ車形センサ等の車種判定センサを
用い、車両の外観から車種判定を実行する。
【0102】次に第9ステップE9で、路側CPU40
は車種判定可能か否かを判定し、NO判定時には第15
ステップE15に移行する一方、YES判定時には次の
第10ステップE10に移行する。
【0103】この第10ステップE10で、路側CPU
40は第8ステップE8で判定した車種データと第5ス
テップE5で受信した車種データとが一致するか否かを
判定し、NO判定時には第15ステップE15に移行す
る一方、YES判定時には次の第11ステップE11に
移行する。この第11ステップE11で、路側CPU4
0は乗員数に基づいてフェリーの利用料金を演算する。
【0104】次に第12ステップE12で、路側CPU
40は送受信アンテナ32を送信態様と成して、演算し
たフェリー利用料金信号を当該車両に対して送信する。
次に第13ステップE13で、路側CPU40はフェリ
ーの利用料金課金を実行する。つまりカード22の所有
者の口座からフェリーの利用料金を徴収する。
【0105】次に第14ステップE14で、路側CPU
40は当該車両が通過するまで上船ポジションのゲート
を(図示せず)を開放する。一方、上述の第15ステップ
E15で、路側CPU40は各ステップE6,E7,E
9,E10でのNO判定に対応して、上船ポジションの
ゲートを閉成すると共に、ワーニング報知(つまり警告)
を発する。
【0106】以上が路側CPU40による制御フローチ
ャートであるが、車載機としてのETCユニット15側
の制御は次の用に実行される。
【0107】すなわち、第1ステップF1で、CPU3
0は送受信アンテナ18を受信態様に切換えて、フェリ
ー予告信号の受信検出を実行する。次に第2ステップF
2で、CPU30はフェリー予告信号を受信したか否か
を判定し、YES判定時には次の第3ステップF3に移
行する一方、NO判定時には第9ステップF9にスキッ
プする。なお、NO判定時に第9ステップF9にスキッ
プする構成に代えて、第1ステップF1にリターンする
構成と成してもよい。
【0108】上述の第3ステップF3で、CPU30は
カードリーダ23からの信号に基づいてカード22がカ
ードリーダ23に装着されており、料金収受が可能な状
態か、またはカード非装着により料金収受が不可能な状
態かを検出する。
【0109】次に第4ステップF4で、CPU30は料
金収受が可能か否かを判定し、YES判定時には第7ス
テップF7に移行する一方、NO判定時には別の第5ス
テップF5に移行する。
【0110】上述の第5ステップF5で、CPU30は
表示部24、報知部25を駆動して、カード22が差込
まれていない旨のワーニング(警告)を実行すると共に、
カード22の差込みを指示する。
【0111】次に第6ステップF6で、CPU30はカ
ード22が差込まれた否かを判定し、NO判定時には一
連の処理を終了して、第1ステップF1にリターンする
一方、YES判定時には第7ステップF7に移行する。
【0112】上述の第7ステップF7で、CPU30は
表示部24、報知部25を駆動して、入力スイッチ21
を用いて乗員数を入力するように指示、または乗員検知
センサ19を駆動して、乗員数を自動検出する。
【0113】次に第8ステップF8で、CPU30は入
力スイッチ21を用いて入力された乗員数または乗員検
知センサ19で自動検出された検知内容(つまり乗員数)
をRAM27の所定エリアに読出し可能に保持(記憶)す
る。
【0114】次に第9ステップF9で、CPU30は送
受信アンテナ18を受信態様と成して、フェリー用路側
機器28からのフェリー・リクエスト信号の受信検出を
実行する。
【0115】次に第10ステップF10で、CPU30
はフェリー・リクエスト信号を受信したか否かを判定
し、NO判定時には第1ステップF1にリターンする一
方、YES判定時には次の第11ステップF11に移行
する。
【0116】この第11ステップF11で、CPU30
は送受信アンテナ18を送信態様に切換えて、ETCユ
ニット15からフェリー用路側機器28にクレジットI
D、車種データ、人数データを送信する。
【0117】次に第12ステップF12で、CPU30
は送受信アンテナ18を送受信態様に切換えて、フェリ
ー利用料金信号の受信検出を実行する。次に第13ステ
ップF13で、CPU30はフェリー利用料金信号の受
信があったか否かを判定し、NO判定時には受信ありま
で待機する一方、YES判定時には次の第14ステップ
F14に移行する。
【0118】この第14ステップF14で、CPU30
は表示部24を駆動して、受信したフェリー利用料金を
可視表示する。このようにETCシステムを有効利用し
て、フェリーの利用料金を自動徴収することができる。
【0119】以上要するに図6に示す実施例(請求項
1,3,4,7項に相当する実施例)によれば、ETC
システム15に設けられた入力手段(入力スイッチ21
または乗員検知センサ19参照)で乗員に関するパラメ
ータ(乗員数)を入力すると、上述の路側機器28の料金
算出手段(第11ステップE11参照)は入力されたパラ
メータ(つまり乗員に関するパラメータ)に応じて収受す
べき料金を算出し、収受手段(第13ステップE13参
照)は算出された料金を自動収受する。このように、パ
ラメータ(乗員数)に応じた自動料金収受ができて、自動
料金収受サービスを受けるサービスの幅の拡大を図るこ
とができる効果がある。
【0120】しかも、上述のパラメータ(乗員数)に応じ
た自動料金収受を有料道路通行料金に関する自動料金収
受サービスとは異なる他の自動料金収受サービスに設定
したので、ETCシステムの有効利用を図りつつ、他の
自動料金収受を実行することができる効果がある。
【0121】また、上述のパラメータ(乗員に関するパ
ラメータ)に応じた自動料金収受をフェリーの利用料金
収受に設定し、乗員に関するパラメータを車両に着座し
ている乗員数に設定し、上述の入力手段(乗員検知セン
サ19または入力スイッチ21参照)が乗員または係員
の手動入力により乗員数を検出する。このため、フェリ
ーの利用料金を自動収受することができ、また、着座乗
員数を自動検出または手動入力検出することができる効
果がある。
【0122】さらに、上述の入力手段(乗員検知センサ
19または入力スイッチ21参照)をETCユニット1
5(つまり車両側)に設け、自動料金収受に先行してパラ
メータ先行送信手段(第11ステップF11参照)が路側
機器14に対してパラメータ(乗員に関するパラメータ)
を送信すべく構成したので、車内側からの入力によりパ
ラメータの送信ができ、例えば乗員が窓を開けて路側の
スイッチを操作する等の乗員による操作量の低減を図る
ことができ、使い勝手の向上を達成することができる効
果がある。
【0123】図7、図8は車両用自動料金収受システム
のさらに他の実施例を示し、この実施例ではETCシス
テムを有効利用して、ドライブスルー用の料金を自動収
受すべく構成している。
【0124】図7はETC路側機器14とは異なるドラ
イブスルー用路側機器34を示し、この路側機器34は
顧客データベースが記憶された記憶手段としてのROM
35と、ETCユニット15の送受信アンテナ18との
間で情報の送受信を行なう送受信アンテナ36と、乗員
により所定のパラメータを入力する入力手段としての入
力スイッチ37と、制御手段としての路側CPU50と
を備えている。
【0125】なお、この実施例においても図2で示した
ETCユニット15を用いるが、この場合には乗員検知
センサ19は不要となる。またETCユニット15側の
入力スイッチ21は乗員により所定のパラメータを入力
する入力手段として用い、各入力スイッチ21,37は
これらの一方を択一的に用いる。
【0126】しかも、図7に示す路側CPU50は、入
力された所定のパラメータに応じて収受すべき料金を算
出する料金算出手段(図8に示すフローチャートの第1
1ステップG11参照)と、算出された料金を自動収受
する収受手段(図8に示すフローチャートの第13ステ
ップG13参照)と、を兼ねる。
【0127】このように構成した車両用自動料金収受シ
ステムの作用を、図8に示すフローチャートを参照し
て、以下に詳述する。なお、図8に示す左側のフローチ
ャートはドライブスルー用路側機器34の路側CPU5
0による制御フローを示し、右側のフローチャートはE
TCユニット15側のCPU30による制御フローを示
す。
【0128】第1ステップG1で、路側CPU50は手
前側に設けられた予告ゲート(送受信アンテナ36参照)
からドライブスルー予告信号を送信する。第2ステップ
G2で、路側CPU50は本ゲート部分(送受信アンテ
ナ36参照)からドライブスルー・リクエスト信号を送
信する。
【0129】次に第3ステップG3で、路側CPU50
は車両通過判定を実行し、次の第4ステップG4で、路
側CPU50は車両通過か否かを判定して、NO判定時
には第1ステップG1にリターンする一方、YES判定
時には次の第5ステップG5に移行する。この第5ステ
ップG5で、路側CPU50はETCユニット15から
のクレジットIDの受信検出を実行する。
【0130】次に第6ステップG6で、路側CPU50
はデータ受信か否かを判定し、NO判定時には第15ス
テップG15に移行する一方、YES判定時には次の第
7ステップG7に移行する。
【0131】この第7ステップG7で、路側CPU50
は受信したデータが適切か否かを判定し、NO判定時に
は第15ステップG15に移行する一方、YES判定時
には第8ステップG8に移行する。
【0132】この第8ステップG8で、路側CPU50
は図示しない表示部または報知部を駆動して、入力スイ
ッチ37による注文入力の指示を行なう。乗員はこの入
力指示により入力スイッチ37を用いて希望する商品の
種別、個数データを入力することができる。
【0133】次に第9ステップG9で、路側CPU50
は入力スイッチ37により所定のパラメータ入力が成さ
れたか否かを判定し、YES判定時にのみ次の第10ス
テップG10に移行する。
【0134】この第10ステップG10で、路側CPU
50は注文データの確定を実行する。次に第11ステッ
プG11で、路側CPU50は注文データに基づいて料
金を演算する。
【0135】次に第12ステップG12で、路側CPU
50は送受信アンテナ36を送信態様と成して、演算し
た料金情報を当該車両に対して送信する。次に第13ス
テップG13で、路側CPU50はドライブスルーでの
購入料金の課金を実行する。つまりカード22の所有者
の口座から料金を徴収する。
【0136】次に第14ステップG14で、路側CPU
50は当該車両が通過するまで出口部に設けられたゲー
ト(図示せず)を開放する。一方、上述の第15ステップ
G15で、路側CPU50は各ステップG6,G7での
NO判定に対応して、ゲートを閉成すると共に、ワーニ
ング報知(つまり警告)を行なう。
【0137】以上が路側CPU50による制御フローチ
ャートであるが、車載機としてのETCユニット15側
の制御は次のように実行される。すなわち、第1ステッ
プH1で、CPU30は送受信アンテナ18を受信態様
切換えて、ドライブスルー予告信号の受信検出を実行す
る。
【0138】次に第2ステップH2で、CPU30はド
ライブスルー予告信号を受信したか否かを判定し、YE
S判定時には次の第3ステップH3に移行する一方、N
O判定時には第7ステップH7にスキップする。なお、
NO判定時に第7ステップH7にスキップする構成に代
えて、第1ステップH1にリターンする構成と成しても
よい。
【0139】上述の第3ステップH3で、CPU30は
カードリーダ23からの信号に基づいてカード22がカ
ードリーダ23に装着されており、料金収受が可能な状
態か、またはカード非装着により料金収受が不可能な状
態かを検出する。
【0140】次に第4ステップH4で、CPU30は料
金収受が可能か否かを判定し、YES判定時には第7ス
テップH7に移行する一方、NO判定時には別の第5ス
テップH5に移行する。
【0141】この第5ステップH5で、CPU30は表
示部24、報知部25を駆動して、カード22が差込ま
れていない旨のワーニング(警告)を実行すると共に、カ
ード22の差込みを指示する。
【0142】次に第6ステップH6で、CPU30はカ
ード22が差込まれたか否かを判定し、NO判定時には
一連の処理を終了して、第1ステップH1にリターンす
る一方、YES判定時には第7ステップH7に移行す
る。
【0143】上述の第7ステップH7で、CPU30は
送受信アンテナ18を受信態様と成して、ドライブスル
ー・リクエスト信号の受信検出を実行する。次に第8ス
テップH8で、CPU30はドライブスルー・リクエス
ト信号を受信したか否かを判定し、NO判定時には第1
ステップH1にリターンする一方、YES判定時には次
の第9ステップH9に移行する。
【0144】この第9ステップH9で、CPU30は送
受信アンテナ18を送信態様に切換えて、ETCユニッ
ト15からドライブスルー用路側機器34にクレジット
IDを送信する。次に第10ステップH10で、CPU
30は送受信アンテナ18を受信態様に切換えてドライ
ブスルーでの料金情報の受信検出を実行する。
【0145】次に第11ステップH11で、CPU30
は料金の受信があったか否かを判定し、NO判定時には
受信ありまで待機する一方、YES判定時には次の第1
2ステップH12に移行する。
【0146】この第12ステップH12で、CPU30
は表示部24を駆動して、受信したドライブスルーでの
料金を可視表示する。このようにETCシステムを有効
利用して、ドライブスルーでの購入料金を自動徴収する
ことができる。
【0147】以上要するに図7、図8に示す実施例(請
求項2,3,6項に相当する実施例)によれば、ETC
システムの路側機器14とは別の路側機器34に設けら
れた入力手段(入力スイッチ37参照)を用いて乗員が所
定のパラメータを入力すると、上述の路側機器34の料
金算出手段(第11ステップG11参照)は入力された所
定のパラメータに応じて収受すべき料金を算出し、収受
手段(第13ステップG13参照)は算出された料金を自
動収受する。このように、パラメータに応じた自動料金
収受ができて、自動料金収受サービスを受けるサービス
の幅の拡大を図ることができる効果がある。
【0148】しかも、上述のパラメータに応じた自動料
金収受を有料道路通行料金に関する自動料金収受サービ
スとは異なる他の自動料金収受サービス(ドライブスル
ーでの収受サービス)に設定したので、ETCシステム
の有効利用を図りつつ、他の自動料金収受を実行するこ
とができる効果がある。
【0149】また、上述のパラメータに応じた自動料金
収受を、ドライブスルーでの収受料金サービスに設定し
たので、ETCシステムを有効利用して、ドライブスル
ーでの料金を自動収受することができる効果がある。
【0150】図9はETCシステムを有効利用して、ド
ライブスルーでの料金を自動収受する車両用自動料金収
受システムの他の実施例を示すフローチャートであり、
この実施例においても図2、図7の回路装置を用いる。
【0151】但し、この場合、路側CPU50(図7参
照)は入力された所定のパラメータに応じて収受すべき
料金を算出する料金算出手段(図9に示すフローチャー
トの第8ステップJ8参照)と、算出された料金を自動
収受する収受手段(図9に示すフローチャートの第10
ステップJ10参照)と、を兼ねる。
【0152】またのパラメータを入力する入力手段(入
力スイッチ21参照)はETCユニット15側に設けら
れ、CPU30は自動料金収受に先行してETCユニッ
ト15がドライブスルー用路側機器34にパラメータを
送信するパラメータ先行送信手段(図9に示すフローチ
ャートの第11ステップK11参照)を兼ねるものであ
る。
【0153】このように構成した車両用自動料金収受シ
ステムの作用を、図9に示すフローチャートを参照し
て、以下に詳述する。なお、図9に示す左側のフローチ
ャートはドライブスルー用路側機器34の路側CPU5
0による制御フローを示し、右側のフローチャートはE
TCユニット15側のCPU30による制御フローを示
す。
【0154】第1ステップJ1で、路側CPU50は手
前側に設けられた予告ゲート(送受信アンテナ36参照)
からドライブスルー予告信号を送信する。第2ステップ
J2で、路側CPU50は本ゲート部分(送受信アンテ
ナ36参照)からドライブスルー・リクエスト信号を送
信する。
【0155】次に第3ステップJ3で、路側CPU50
は車両通過判定を実行し、次の第4ステップJ4で、路
側CPU50は車両通過か否かを判定して、NO判定時
には第1ステップJ1にリターンする一方、YES判定
時には次の第5ステップJ5に移行する。この第5ステ
ップJ5で、路側CPU50はETCユニット15から
のクレジットID、注文データの受信検出を実行する。
【0156】次に第6ステップJ6で、路側CPU50
はデータ受信か否かを判定し、NO判定時には第12ス
テップJ12に移行する一方、YES判定時には次の第
7ステップJ7に移行する。
【0157】この第7ステップJ7で、路側CPU50
は受信したデータが適切か否かを判定し、NO判定時に
は第12ステップJ12に移行する一方、YES判定時
には第8ステップJ8に移行する。
【0158】次に第8ステップJ8で、路側CPU50
は注文データに基づいて料金を演算する。
【0159】次に第9ステップJ9で、路側CPU50
は送受信アンテナ36を送信態様と成して、演算した料
金情報を当該車両に対して送信する。次に第10ステッ
プJ10で、路側CPU50はドライブスルーでの購入
料金の課金を実行する。つまりカード22の所有者の口
座から料金を徴収する。
【0160】次に第11ステップJ11で、路側CPU
50は当該車両が通過するまで出口部に設けられたゲー
ト(図示せず)を開放する。一方、上述の第12ステップ
J12で、路側CPU50は各ステップJ6,J7での
NO判定に対応して、ゲートを閉成すると共に、ワーニ
ング報知(つまり警告)を行なう。
【0161】以上が路側CPU50による制御フローチ
ャートであるが、車載機としてのETCユニット15側
の制御は次のように実行される。すなわち、第1ステッ
プK1で、CPU30は送受信アンテナ18を受信態様
切換えて、ドライブスルー予告信号の受信検出を実行す
る。
【0162】次に第2ステップK2で、CPU30はド
ライブスルー予告信号を受信したか否かを判定し、YE
S判定時には次の第3ステップK3に移行する一方、N
O判定時には第9ステップK9にスキップする。なお、
NO判定時に第9ステップK9にスキップする構成に代
えて、第1ステップK1にリターンする構成と成しても
よい。
【0163】上述の第3ステップK3で、CPU30は
カードリーダ23からの信号に基づいてカード22がカ
ードリーダ23に装着されており、料金収受が可能な状
態か、またはカード非装着により料金収受が不可能な状
態かを検出する。
【0164】次に第4ステップK4で、CPU30は料
金収受が可能か否かを判定し、YES判定時には第7ス
テップK7に移行する一方、NO判定時には別の第5ス
テップK5に移行する。
【0165】この第5ステップK5で、CPU30は表
示部24、報知部25を駆動して、カード22が差込ま
れていない旨のワーニング(警告)を実行すると共に、カ
ード22の差込みを指示する。
【0166】次に第6ステップK6で、CPU30はカ
ード22が差込まれたか否かを判定し、NO判定時には
一連の処理を終了して、第1ステップK1にリターンす
る一方、YES判定時には第7ステップK7に移行す
る。
【0167】この第7ステップK7で、CPU30は表
示部24、報知部25を駆動して、入力スイッチ21に
よる注文入力を指示する。乗員はテンキー等から成る入
力スイッチ21を操作して希望する商品の種類、数量を
入力することができる。次に第8ステップK8で、CP
U30は入力スイッチ21操作による入力内容をRAM
27の所定エリアに保持(記憶)する。
【0168】次に第9ステップK9で、CPU30は送
受信アンテナ18を受信態様と成して、ドライブスルー
・リクエスト信号の受信検出を実行する。次に第10ス
テップK10で、CPU30はドライブスルー・リクエ
スト信号を受信したか否かを判定し、NO判定時には第
1ステップK1にリターンする一方、YES判定時には
次の第11ステップK11に移行する。
【0169】この第11ステップK11で、CPU30
は送受信アンテナ18を送信態様に切換えて、ETCユ
ニット15からドライブスルー用路側機器34にクレジ
ットIDおよび注文データを送信する。次に第12ステ
ップK12で、CPU30は送受信アンテナ18を受信
態様に切換えてドライブスルーでの料金情報の受信検出
を実行する。
【0170】次に第13ステップK13で、CPU30
は料金情報の受信があったか否かを判定し、NO判定時
には受信ありまで待機する一方、YES判定時には次の
第14ステップK14に移行する。
【0171】この第14ステップK14で、CPU30
は表示部24を駆動して、受信したドライブスルーでの
料金を可視表示する。このようにETCシステムを有効
利用して、ドライブスルーでの購入料金を自動徴収する
ことができる。
【0172】以上要するに図9に示す実施例(請求項
2,3,6,7項に相当する実施例)によれば、自動料
金収受用の車載機(ETCユニット15参照)に設けられ
た入力手段(入力スイッチ21参照)を用いて乗員が所定
のパラメータを入力すると、上述の路側機器34の料金
算出手段(第8ステップJ8参照)は入力された所定のパ
ラメータに応じて収受すべき料金を算出し、収受手段
(第10ステップJ10参照)は算出された料金を自動収
受する。このように、パラメータに応じた自動料金収受
ができて、自動料金収受サービスを受けるサービスの幅
の拡大を図ることができる効果がある。
【0173】しかも、上述のパラメータに応じた自動料
金収受を有料道路通行料金に関する自動料金収受サービ
スとは異なる他の自動料金収受サービス(ドライブスル
ーでの収受サービス)に設定したので、ETCシステム
の有効利用を図りつつ、他の自動料金収受を実行するこ
とができる効果がある。
【0174】また、上述のパラメータに応じた自動料金
収受を、ドライブスルーでの収受料金サービスに設定し
たので、ETCシステムを有効利用して、ドライブスル
ーでの料金を自動収受することができる効果がある。
【0175】さらに、上述の入力手段(入力スイッチ2
1参照)をETCユニット15(つまり車両側)に設け、
自動料金収受に先行してパラメータ先行送信手段(第1
1ステップK11参照)が路側機器34に対してパラメ
ータ(所定のパラメータ)を送信すべく構成したので、車
内側からの入力によりパラメータの送信ができ、例えば
乗員が窓を開けて路側のスイッチを操作する等の乗員に
よる操作量の低減を図ることができ、使い勝手の向上を
達成することができる効果がある。
【0176】図10、図11は車両用自動料金収受シス
テムのさらに他の実施例を示し、この実施例ではETC
システムを有効利用して、ガソリンスタンド用の料金を
自動収受すべく構成している。
【0177】図10はETC路側機器14とは異なるガ
ソリンスタンド用路側機器38を示し、この路側機器3
8は顧客データベースが記憶された記憶手段としてのR
OM39と、ETCユニット15の送受信アンテナ18
との間で情報の送受信を行なう送受信アンテナ41と、
乗員により所定のパラメータを入力する入力手段として
の入力スイッチ42と、制御手段としての路側CPU6
0とを備えている。
【0178】なお、この実施例においても図2で示した
ETCユニット15を用いるが、この場合には乗員検知
センサ19は不要となる。またETCユニット15側の
入力スイッチ21は乗員により所定のパラメータを入力
する入力手段として用い、各入力スイッチ21,42は
これらの一方を択一的に用いる。
【0179】しかも、図10に示す路側CPU60は、
入力された所定のパラメータに応じて収受すべき料金を
算出する料金算出手段(図11に示すフローチャートの
第11ステップL11参照)と、算出された料金を自動
収受する収受手段(図11に示すフローチャートの第1
3ステップL13参照)と、を兼ねる。
【0180】このように構成した車両用自動料金収受シ
ステムの作用を、図11に示すフローチャートを参照し
て、以下に詳述する。なお、図11に示す左側のフロー
チャートはガソリンスタンド用路側機器38の路側CP
U60による制御フローを示し、右側のフローチャート
はETCユニット15側のCPU30による制御フロー
を示す。
【0181】第1ステップL1で、路側CPU60は手
前側に設けられた予告ゲート(送受信アンテナ41参照)
からガソリンスタンド予告信号を送信する。第2ステッ
プL2で、路側CPU60は本ゲート部分(送受信アン
テナ41参照)からガソリンスタンド・リクエスト信号
を送信する。
【0182】次に第3ステップL3で、路側CPU60
は車両通過判定を実行し、次の第4ステップL4で、路
側CPU60は車両通過か否かを判定して、NO判定時
には第1ステップL1にリターンする一方、YES判定
時には次の第5ステップL5に移行する。この第5ステ
ップL5で、路側CPU60はETCユニット15から
のクレジットIDの受信検出を実行する。
【0183】次に第6ステップL6で、路側CPU60
はデータ受信か否かを判定し、NO判定時には第15ス
テップL15に移行する一方、YES判定時には次の第
7ステップL7に移行する。
【0184】この第7ステップL7で、路側CPU60
は受信したデータが適切か否かを判定し、NO判定時に
は第15ステップL15に移行する一方、YES判定時
には第8ステップL8に移行する。
【0185】この第8ステップL8で、路側CPU60
は図示しない表示部または報知部を駆動して、入力スイ
ッチ42による注文入力の指示を行なう。乗員はこの入
力指示により入力スイッチ42を用いてガソリン注入、
オイル交換等の注文データを入力することができる。
【0186】次に第9ステップL9で、路側CPU60
は入力スイッチ42により所定のパラメータ入力が成さ
れたか否かを判定し、YES判定時にのみ次の第10ス
テップL10に移行する。
【0187】この第10ステップL10で、路側CPU
60は注文データの確定を実行する。次に第11ステッ
プL11で、路側CPU60は注文データに基づいて料
金を演算する。
【0188】次に第12ステップL12で、路側CPU
60は送受信アンテナ41を送信態様と成して、演算し
た料金情報を当該車両に対して送信する。次に第13ス
テップL13で、路側CPU60はガソリンスタンドで
の利用料金の課金を実行する。つまりカード22の所有
者の口座から料金を徴収する。
【0189】次に第14ステップL14で、路側CPU
60は当該車両が通過するまで出口部に設けられたゲー
ト(図示せず)を開放する。一方、上述の第15ステップ
L15で、路側CPU60は各ステップL6,L7での
NO判定に対応して、ゲートを閉成すると共に、ワーニ
ング報知(つまり警告)を行なう。
【0190】以上が路側CPU60による制御フローチ
ャートであるが、車載機としてのETCユニット15側
の制御は次のように実行される。すなわち、第1ステッ
プM1で、CPU30は送受信アンテナ18を受信態様
切換えて、ガソリンスタンド予告信号の受信検出を実行
する。
【0191】次に第2ステップM2で、CPU30はガ
ソリンスタンド予告信号を受信したか否かを判定し、Y
ES判定時には次の第3ステップM3に移行する一方、
NO判定時には第7ステップM7にスキップする。な
お、NO判定時に第7ステップM7にスキップする構成
に代えて、第1ステップM1にリターンする構成と成し
てもよい。
【0192】上述の第3ステップM3で、CPU30は
カードリーダ23からの信号に基づいてカード22がカ
ードリーダ23に装着されており、料金収受が可能な状
態か、またはカード非装着により料金収受が不可能な状
態かを検出する。
【0193】次に第4ステップM4で、CPU30は料
金収受が可能か否かを判定し、YES判定時には第7ス
テップM7に移行する一方、NO判定時には別の第5ス
テップM5に移行する。
【0194】この第5ステップM5で、CPU30は表
示部24、報知部25を駆動して、カード22が差込ま
れていない旨のワーニング(警告)を実行すると共に、カ
ード22の差込みを指示する。
【0195】次に第6ステップM6で、CPU30はカ
ード22が差込まれたか否かを判定し、NO判定時には
一連の処理を終了して、第1ステップM1にリターンす
る一方、YES判定時には第7ステップM7に移行す
る。
【0196】上述の第7ステップM7で、CPU30は
送受信アンテナ18を受信態様と成して、ガソリンスタ
ンド・リクエスト信号の受信検出を実行する。次に第8
ステップM8で、CPU30はガソリンスタンド・リク
エスト信号を受信したか否かを判定し、NO判定時には
第1ステップM1にリターンする一方、YES判定時に
は次の第9ステップM9に移行する。
【0197】この第9ステップM9で、CPU30は送
受信アンテナ18を送信態様に切換えて、ETCユニッ
ト15からガソリンスタンド用路側機器38にクレジッ
トIDを送信する。次に第10ステップM10で、CP
U30は送受信アンテナ18を受信態様に切換えてガソ
リンスタンドでの料金情報の受信検出を実行する。
【0198】次に第11ステップM11で、CPU30
は料金情報の受信があったか否かを判定し、NO判定時
には受信ありまで待機する一方、YES判定時には次の
第12ステップM12に移行する。
【0199】この第12ステップM12で、CPU30
は表示部24を駆動して、受信したガソリンスタンドで
の料金を可視表示する。このようにETCシステムを有
効利用して、ガソリンスタンドでの購入料金を自動徴収
することができる。
【0200】以上要するに図10、図11に示す実施例
(請求項2,3,6項に相当する実施例)によれば、ET
Cシステムの路側機器14とは別の路側機器38に設け
られた入力手段(入力スイッチ42参照)を用いて乗員が
所定のパラメータを入力すると、上述の路側機器38の
料金算出手段(第11ステップL11参照)は入力された
所定のパラメータに応じて収受すべき料金を算出し、収
受手段(第13ステップL13参照)は算出された料金を
自動収受する。このように、パラメータに応じた自動料
金収受ができて、自動料金収受サービスを受けるサービ
スの幅の拡大を図ることができる効果がある。
【0201】しかも、上述のパラメータに応じた自動料
金収受を有料道路通行料金に関する自動料金収受サービ
スとは異なる他の自動料金収受サービス(ガソリンスタ
ンドでの収受サービス)に設定したので、ETCシステ
ムの有効利用を図りつつ、他の自動料金収受を実行する
ことができる効果がある。
【0202】また、上述のパラメータに応じた自動料金
収受を、ガソリンスタンドでの収受料金サービスに設定
したので、ETCシステムを有効利用して、ガソリンス
タンドでの料金を自動収受することができる効果があ
る。
【0203】図12はETCシステムを有効利用して、
ガソリンスタンドでの料金を自動収受する車両用自動料
金収受システムの他の実施例を示すフローチャートであ
り、この実施例においても図2、図10の回路装置を用
いる。
【0204】但し、この場合、路側CPU60(図10
参照)は入力された所定のパラメータに応じて収受すべ
き料金を算出する料金算出手段(図12に示すフローチ
ャートの第8ステップN8参照)と、算出された料金を
自動収受する収受手段(図12に示すフローチャートの
第10ステップN10参照)と、を兼ねる。
【0205】またのパラメータを入力する入力手段(入
力スイッチ21参照)はETCユニット15側に設けら
れ、CPU30は自動料金収受に先行してETCユニッ
ト15がガソリンスタンド用路側機器38にパラメータ
を送信するパラメータ先行送信手段(図12に示すフロ
ーチャートの第11ステップP11参照)を兼ねるもの
である。
【0206】このように構成した車両用自動料金収受シ
ステムの作用を、図12に示すフローチャートを参照し
て以下に詳述する。なお、図12に示す左側のフローチ
ャートはガソリンスタンド用路側機器38の路側CPU
60による制御フローを示し、右側のフローチャートは
ETCユニット15側のCPU30による制御フローを
示す。
【0207】第1ステップN1で、路側CPU60は手
前側に設けられた予告ゲート(送受信アンテナ41参照)
からガソリンスタンド予告信号を送信する。第2ステッ
プN2で、路側CPU60は本ゲート部分(送受信アン
テナ41参照)からガソリンスタンド・リクエスト信号
を送信する。
【0208】次に第3ステップN3で、路側CPU60
は車両通過判定を実行し、次の第4ステップN4で、路
側CPU60は車両通過か否かを判定して、NO判定時
には第1ステップN1にリターンする一方、YES判定
時には次の第5ステップN5に移行する。この第5ステ
ップN5で、路側CPU60はETCユニット15から
のクレジットID、注文データの受信検出を実行する。
【0209】次に第6ステップN6で、路側CPU60
はデータ受信か否かを判定し、NO判定時には第12ス
テップN12に移行する一方、YES判定時には次の第
7ステップN7に移行する。
【0210】この第7ステップN7で、路側CPU60
は受信したデータが適切か否かを判定し、NO判定時に
は第12ステップN12に移行する一方、YES判定時
には第8ステップN8に移行する。
【0211】次に第8ステップN8で、路側CPU60
は注文データに基づいて料金を演算する。
【0212】次に第9ステップN9で、路側CPU60
は送受信アンテナ41を送信態様と成して、演算した料
金情報を当該車両に対して送信する。次に第10ステッ
プN10で、路側CPU60はガソリンスタンドでの利
用料金の課金を実行する。つまりカード22の所有者の
口座から料金を徴収する。
【0213】次に第11ステップN11で、路側CPU
60は当該車両が通過するまで出口部に設けられたゲー
ト(図示せず)を開放する。一方、上述の第12ステップ
N12で、路側CPU60は各ステップN6,N7での
NO判定に対応して、ゲートを閉成すると共に、ワーニ
ング報知(つまり警告)を行なう。
【0214】以上が路側CPU60による制御フローチ
ャートであるが、車載機としてのETCユニット15側
の制御は次のように実行される。すなわち、第1ステッ
プP1で、CPU30は送受信アンテナ18を受信態様
切換えて、ガソリンスタンド予告信号の受信検出を実行
する。
【0215】次に第2ステップP2で、CPU30はガ
ソリンスタンド予告信号を受信したか否かを判定し、Y
ES判定時には次の第3ステップP3に移行する一方、
NO判定時には第9ステップP9にスキップする。な
お、NO判定時に第9ステップP9にスキップする構成
に代えて、第1ステップP1にリターンする構成と成し
てもよい。
【0216】上述の第3ステップP3で、CPU30は
カードリーダ23からの信号に基づいてカード22がカ
ードリーダ23に装着されており、料金収受が可能な状
態か、またはカード非装着により料金収受が不可能な状
態かを検出する。
【0217】次に第4ステップP4で、CPU30は料
金収受が可能か否かを判定し、YES判定時には第7ス
テップP7に移行する一方、NO判定時には別の第5ス
テップP5に移行する。
【0218】この第5ステップP5で、CPU30は表
示部24、報知部25を駆動して、カード22が差込ま
れていない旨のワーニング(警告)を実行すると共に、カ
ード22の差込みを指示する。
【0219】次に第6ステップP6で、CPU30はカ
ード22が差込まれたか否かを判定し、NO判定時には
一連の処理を終了して、第1ステップP1にリターンす
る一方、YES判定時には第7ステップP7に移行す
る。
【0220】この第7ステップP7で、CPU30は表
示部24、報知部25を駆動して、入力スイッチ21に
よる注文入力を指示する。乗員はテンキー等から成る入
力スイッチ21を操作して希望する注入ガソリンの種
別、注入量、オイル交換などの注文データを入力するこ
とができる。次に第8ステップP8で、CPU30は入
力スイッチ21操作による入力内容をRAM27の所定
エリアに保持(記憶)する。
【0221】次に第9ステップP9で、CPU30は送
受信アンテナ18を受信態様と成して、ガソリンスタン
ド・リクエスト信号の受信検出を実行する。次に第10
ステップP10で、CPU30はガソリンスタンド・リ
クエスト信号を受信したか否かを判定し、NO判定時に
は第1ステップP1にリターンする一方、YES判定時
には次の第11ステップP11に移行する。
【0222】この第11ステップP11で、CPU30
は送受信アンテナ18を送信態様に切換えて、ETCユ
ニット15からガソリンスタンド用路側機器38にクレ
ジットIDおよび注文データを送信する。次に第12ス
テップP12で、CPU30は送受信アンテナ18を受
信態様に切換えてガソリンスタンドでの料金情報の受信
検出を実行する。
【0223】次に第13ステップP13で、CPU30
は料金情報の受信があったか否かを判定し、NO判定時
には受信ありまで待機する一方、YES判定時には次の
第14ステップP14に移行する。
【0224】この第14ステップP14で、CPU30
は表示部24を駆動して、受信したガソリンスタンドで
の料金を可視表示する。このようにETCシステムを有
効利用して、ガソリンスタンドでの利用料金を自動徴収
することができる。
【0225】以上要するに図12に示す実施例(請求項
2,3,6,7項に相当する実施例)によれば、自動料
金収受用の車載機(ETCユニット15参照)に設けられ
た入力手段(入力スイッチ21参照)を用いて乗員が所定
のパラメータを入力すると、上述の路側機器38の料金
算出手段(第8ステップN8参照)は入力された所定のパ
ラメータに応じて収受すべき料金を算出し、収受手段
(第10ステップN10参照)は算出された料金を自動収
受する。このように、パラメータに応じた自動料金収受
ができて、自動料金収受サービスを受けるサービスの幅
の拡大を図ることができる効果がある。
【0226】しかも、上述のパラメータに応じた自動料
金収受を有料道路通行料金に関する自動料金収受サービ
スとは異なる他の自動料金収受サービス(ガソリンスタ
ンドでの収受サービス)に設定したので、ETCシステ
ムの有効利用を図りつつ、他の自動料金収受を実行する
ことができる効果がある。
【0227】また、上述のパラメータに応じた自動料金
収受を、ガソリンスタンドでの収受料金サービスに設定
したので、ETCシステムを有効利用して、ガソリンス
タンドでの料金を自動収受することができる効果があ
る。
【0228】さらに、上述の入力手段(入力スイッチ2
1参照)をETCユニット15(つまり車両側)に設け、
自動料金収受に先行してパラメータ先行送信手段(第1
1ステップP11参照)が路側機器38に対してパラメ
ータ(所定のパラメータ)を送信すべく構成したので、車
内側からの入力によりパラメータの送信ができ、例えば
乗員が窓を開けて路側のスイッチを操作する等の乗員に
よる操作量の低減を図ることができ、使い勝手の向上を
達成することができる効果がある。
【0229】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の有料道路に設置された路側機器
は、実施例のETC路側機器14に対応し、以下同様
に、別の路側機は、各路側危機28,34,38に対応
し、車載機は、ETCユニット15に対応し、車載機側
の入力手段は、乗員検知センサ19または入力スイッチ
21に対応し、路側機側の入力手段は、入力スイッチ3
3,37,42に対応し、料金算出手段は、CPU制御
によるステップC17,E11,G11,J8,L1
1,N8に対応し、収受手段は、CPU制御によるステ
ップC19,E13,G13,J10,L13,N10
に対応し、監視手段は、図5のステップC15に対応
し、判定手段は、図5のステップC16に対応し、パラ
メータ送信手段は、パラメータ先行送信手段としての各
ステップF11,K11,P11に対応するも、この発
明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 路側機器の配置例を示す有料道路の平面図。
【図2】 本発明の車両用自動料金収受システムを示す
ブロック図。
【図3】 フェリー用路側機器のブロック図。
【図4】 ETCの自動料金収受処理を示すフローチャ
ート。
【図5】 フェリー利用料金の自動収受処理を示すフロ
ーチャート。
【図6】 フェリー利用料金の自動収受処理の他の実施
例を示すフローチャート。
【図7】 ドライブスルー用路側機器のブロック図。
【図8】 ドライブスルーでの購入料金の自動収受処理
を示すフローチャート。
【図9】 ドライブスルーでの購入料金の自動収受処理
の他の実施例を示すフローチャート。
【図10】 ガソリンスタンド用路側機器のブロック
図。
【図11】 ガソリンスタンド利用料金の自動収受処理
を示すフローチャート。
【図12】 ガソリンスタンド利用料金の自動収受処理
の他の実施例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…有料道路 14…ETC路側機器 15…ETCユニット(車載機) 19…乗員検知センサ(入力手段) 21…入力スイッチ(入力手段) 28,34,38…路側機器 33,37,42…入力スイッチ(入力手段) C15…監視手段 C16…判定手段 C17,E11,G11,J8,L11,N8…料金算
出手段 C19,E13,G13,J10,L13,N10…収
受手段 F11,K11,P11…パラメータ先行送信手段(パ
ラメータ送信手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有料道路に設置された路側機器との間で送
    受信を行なって料金収受を実行する車両用自動料金収受
    システムであって、乗員に関するパラメータを入力する
    入力手段が自動料金収受用の車載機もしくは上記路側機
    器とは別の路側機に備えられ、上記路側機は入力された
    パラメータに応じて収受すべき料金を算出する料金算出
    手段と、算出された料金を自動収受する収受手段とを備
    えた車両用自動料金収受システム。
  2. 【請求項2】有料道路に設置された路側機器との間で送
    受信を行なって料金収受を実行する車両用自動料金収受
    システムであって、乗員により所定のパラメータを入力
    する入力手段が自動料金収受用の車載機もしくは上記路
    側機器とは別の路側機に備えられ、上記路側機は入力さ
    れた所定のパラメータに応じて収受すべき料金を算出す
    る料金算出手段と、算出された料金を自動収受する収受
    手段とを備えた車両用自動料金収受システム。
  3. 【請求項3】上記自動料金収受システムは有料道路の通
    行料金を収受するものであって、上記パラメータに応じ
    た自動料金収受は上記有料道路通行料金に関する自動料
    金収受サービスとは異なる自動料金収受サービスに設定
    された請求項1または2記載の車両用自動料金収受シス
    テム。
  4. 【請求項4】上記パラメータに応じた自動料金収受はフ
    ェリーの利用料金に関し、上記乗員に関するパラメータ
    は車両に着座している乗員数であって、上記入力手段は
    着座乗員数を自動で検出または乗員の手動入力により乗
    員数を検出する請求項1または3記載の車両用自動料金
    収受システム。
  5. 【請求項5】上記路側機には車内の乗員数を監視する監
    視手段と、上記入力手段で検出された乗員数と上記監視
    手段で監視した乗員数とが一致するか否かを判定する判
    定手段とを備えた請求項4記載の車両用自動料金収受シ
    ステム。
  6. 【請求項6】上記パラメータに応じた自動料金収受はガ
    ソリンスタンドまたはドライブスルーでの収受料金サー
    ビスに設定された請求項3記載の車両用自動料金収受シ
    ステム。
  7. 【請求項7】上記入力手段は車載機に設けられ、上記自
    動料金収受に先行して上記車載機が上記路側機に上記パ
    ラメータを送信するパラメータ送信手段を備えた請求項
    1,2,3,4,5または6記載の車両用自動料金収受
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002366992A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Oki Electric Ind Co Ltd ゲート管理システム及び車戴端末
US7818204B2 (en) 2001-03-07 2010-10-19 P.E.M.A. Preserving The Environment Matters Association Traffic control system with road tariff depending on the congestion level

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