JP2001025837A - 金属細線の樹脂シートへの貼着方法および装置 - Google Patents

金属細線の樹脂シートへの貼着方法および装置

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JP2001025837A
JP2001025837A JP11202394A JP20239499A JP2001025837A JP 2001025837 A JP2001025837 A JP 2001025837A JP 11202394 A JP11202394 A JP 11202394A JP 20239499 A JP20239499 A JP 20239499A JP 2001025837 A JP2001025837 A JP 2001025837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属細線を樹脂シート上に貼着する方法とその
装置に関する。 【解決手段】加熱した金属細線を貼着ローラにより樹脂
シート上に押圧して樹脂シート上に金属細線を複数本略
平行に貼着させる装置において、該貼着ローラを一対と
し、該一対の貼着ローラは片側のみで金属細線を押圧し
て貼着し、折り返して反対側の貼着ローラで金属細線を
押圧し貼着するように傾動手段により支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属細線を樹脂シ
ート上に貼着する方法とその装置に関し、特に金属細線
入り合わせガラスの製造工程における、金属抵抗線を合
わせガラス用中間膜上に貼着する方法とその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両等の窓ガラスに設けるア
ンテナ線、防曇用加熱線、デアイサー等に用いられる導
電線としては、ガラス面に直接プリントすることも広く
行われているが、細い金属線を用いる場合には、合わせ
ガラスの中間膜等に貼着させ、2枚のガラス板間に挟む
方法や装置が知られている。
【0003】例えば、特開平4−362042号公報に
は、電気加熱可能な積層ガラス板の製造のため熱可塑性
支持フイルムに抵抗ワイヤを取り付け固定する装置であ
って、支持フイルム上を転動しかつ抵抗ワイヤを支持フ
イルムに埋め込む加熱押圧ローラとワイヤリールのため
の支持体と、ワイヤ案内装置とを具備する抵抗ワイヤの
取付け固定装置において、ワイヤリールのための支持体
と、加熱押圧ローラとの間に、相互に噛み合いかつ抵抗
ワイヤを変形させる一対の歯車が設けられ、該一対の歯
車の少なくとも一方の歯車が支持フイルム上を転動する
押圧ローラによって駆動されるようになっている抵抗ワ
イヤの取付け固定装置が開示されている。
【0004】また、特開平5−279089号公報に
は、ワイヤ供給リールを回動自在に取着するための取り
付け手段と、熱可塑性フイルムにワイヤを圧入するため
の加熱される押圧ローラと、供給リール及び押圧ローラ
の間のワイヤの案内装置、とを有する、積層ガラスの熱
可塑性フイルムの表面に直線状に薄い金属ワイヤを配設
するための装置において、ワイヤ供給リールに作用する
調整自在な制動トルクを有する電磁ブレーキを有するこ
とを特徴とする積層ガラスの熱可塑性フイルムの表面に
直線状に薄い金属ワイヤを配設するための装置が開示さ
れている。
【0005】あるいはまた、特開平9−169077号
公報には、熱可塑性フイルムを真空によって回転ドラム
の表面上に保持し、ドラムを回転させ、加熱クリンピン
グツール、ワイヤ付着装置、ワイヤ供給リール、および
ワイヤをワイヤ供給リールから加熱クリンピングツール
の下に移動させる手段を有するワイヤ付着装置を使用し
て、ドラムの軸に平行に配置されたガイド上でワイヤ付
着装置に直線進行運動が加わることによって、金属ワイ
ヤがフイルム上に連続的に付着する、積層グレイジング
の熱可塑性フイルムの表面上に細い金属ワイヤを付着お
よび固定する方法において、ワイヤ付着装置を直線進行
させるドライブが、ワイヤの所望の曲線形状に従って確
立されたタイムトラベルプログラムに従って制御される
方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、特開平4−3
62042号公報に記載のものは、固定された取付け装
置の下側の可動支持体上に吸引され移動する樹脂フイル
ム上に、波形に加工したワイヤを押圧させ貼着させるも
のであり、押圧ローラによるワイヤの押圧方向は一方向
に限られる。このため、通常は樹脂フイルムをループ状
のエンドレスの可動支持体または回転するドラム上にセ
ットし、樹脂フイルムを搬送させ、金属線を一定間隔づ
つ横に移動させて貼付させるか、あるいは、一旦フイル
ムの端部まで金属線を貼着後金属線をカットし、反対側
の端部まで貼着ヘッドを戻し、所定のピッチ間隔を設け
て貼着していく方法が考えられる。
【0007】前記ループ状のエンドレスの可動支持体上
の樹脂フイルム上に、一方向のみ金属線を貼着しようと
する場合には、エンドレスの可動支持体上の樹脂フイル
ムが無いドラム等の露出部分においても、金属線を貼着
しなければならず非常に無駄が発生する。あるいは、樹
脂フイルムの長さに合わせた可動支持体やドラムに交換
したとしても、樹脂フイルムの長さが変化する度に、可
動支持体やドラムを取り替えなければならない煩わしさ
があり、仮に取り替えなければ前記したような無駄が発
生する。
【0008】また、ドラム又はエンドレスの可動支持体
を用いる場合、該ドラムやエンドレスの可動支持体上に
セットできるフイルム枚数しか連続的に貼着できないた
め、樹脂フイルムの着脱交換中は貼着装置を停止させな
ければならないという問題点があった。
【0009】また、特開平5−279089号公報に記
載のものは、大径の円筒ドラム上に樹脂シートを吸着さ
せて支持させ、該ドラムを回転させてワイヤを樹脂フイ
ルムに貼着させるものであるが、この場合のワイヤは直
線状のものであり、波形のワイヤを貼着するには適して
いない。
【0010】さらにまた、特開平9−169077号公
報に記載のものは、ランダム曲線形状に従って熱可塑性
フイルム上に金属ワイヤを付着できる方法であるが、回
転ドラム上の所定位置への熱可塑性樹脂シートの脱着が
容易ではなく、位置精度を良く取り付けるのに手間がか
かるため作業効率も悪く、また自動化も困難であるとい
う問題点もあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわち簡易な構成にして樹脂シート上に
金属細線を連続的に貼着でき、貼着完了後貼着装置を停
止させることなく連続的に次の樹脂シート上に貼着する
ことが可能であり、金属細線の緩みもなく、複数本の金
属細線同士が自動的に所定の間隔で貼着できることを目
的として、加熱した金属細線を貼着ローラにより樹脂シ
ート上に押圧して樹脂シート上に金属細線を複数本略平
行に貼着させる装置において、該貼着ローラを一対と
し、該一対の貼着ローラは片側のみで金属細線を押圧し
て貼着し、折り返して反対側の貼着ローラで金属細線を
押圧し貼着するように傾動手段により支持されているこ
とを特徴とする金属細線の貼着装置、あるいは、連続し
た金属細線を巻装したボビンと、ボビンから供給される
金属細線を一対の噛み合わせギヤ間を通過させて波形に
加工する波形加工手段と、波形加工した金属細線を加熱
する加熱手段とを備えた貼着ヘッドに該傾動手段を設け
た上述の金属細線の貼着装置、あるいはまた、該貼着ヘ
ッドを旋回させる角度調整手段を有することを特徴とす
る上述の金属細線の貼着装置、あるいはさらに、前記一
対の噛み合わせギヤと貼着ローラ間に、金属細線の位置
を規制する位置規制手段を設けた上述の金属細線の貼着
装置、あるいはさらに、前記ボビンと波形加工ギヤとの
間に金属細線の緩みを防止させる緩み防止手段を設けた
上述の金属細線の貼着装置の提供と、前記貼着装置を用
いて樹脂シート上に金属細線を貼着させる方法におい
て、前記一対の貼着ローラを、正逆の走行方向毎に傾動
手段によって交互に樹脂シートに当接させ、金属細線を
加熱して樹脂シートに押圧して接着させ、折返し時点で
前記貼着ヘッドを所望のピッチづつ横行させることによ
り、金属細線を樹脂シートの所望する区域に貼着させる
ようにした金属細線の貼着方法、あるいは、前記貼着ロ
ーラと樹脂シートとの当接位置が、折り返し時に前記傾
動手段によって傾動する他方の貼着ローラに切替え後も
同一位置となるようにした上述の金属細線の貼着方法、
あるいはまた、樹脂シートの上辺とブスバーとの間、お
よび下辺とブスバーとの間に金属細線を貼着する前に予
め粘着テープ等を貼着しておき、金属細線の貼着完了
後、粘着テープを剥がして持ち上げ、ブスバーからはみ
出した金属細線を切断除去するようにした上述の金属細
線の貼着方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の装置1は、図1、図2に
示すように、金属細線2を巻装したボビン11と、ボビ
ン11から供給される金属細線2を波形に加工する波形
加工手段20と、波形加工した金属細線2を加熱する加
熱手段45と、加熱した金属細線2を樹脂シート3上に
押圧接着させる一対の貼着ローラからなる貼着手段40
と、該一対の貼着ローラ41、41’の対向近接部の上
方部を傾動軸として傾動させ、貼着方向によって貼着ロ
ーラ41の片側のみを樹脂シートに当接させる傾動手段
50とからなある。以上の各手段を備えたヘッド6は、
樹脂シート3の搬出入方向(X軸方向)に走行自在な走
行手段60と、該走行手段60を樹脂シートの幅方向
(Y軸方向)に横行させる横行手段70と、該ヘッド6
の向きを走行方向と角度θだけ旋回させる角度調整手段
80と、該ヘッド6を昇降自在とする昇降手段90によ
り自在に動くようにされている。
【0013】好ましくは、前記ボビン11と波形加工ギ
ヤ21との間に金属細線2の緩みを防止させる緩み防止
手段15を設け、さらに好ましくは、前記一対の波形加
工ギヤ21と貼着ローラ41間に、波形に折曲げ加工済
みの金属細線の位置を規制する一対の位置規制部材3
1、31からなる位置規制手段を設ける。まず、前記走
行手段60は、図4に示されるように、樹脂シート3を
搬出入する図示しない搬送コンベアの上部かつ両側部よ
り立設した柱部とその上端間を連結した縦フレーム62
と横フレーム63からなる架台64の縦フレーム62上
に搬送方向に設けた図示しない一対のレールと、そのレ
ール上を搬送コンベアを横切る方向に設けた走行フレー
ム61とからなり、図示しないモーター等によって前進
後退の両方向に走行自在である。続いて、前記横行手段
70としては、図1、図4に示されるように、前記走行
手段60の走行フレーム61の側面に複数台取り付けら
れており、それぞれの横行手段70は、該走行フレーム
61の幅方向に取付板77を介して横行レール72、7
2とラックギア74が取り付けられている。該ラックギ
ア74に噛み合うようにピニオンギヤ75が設けられ、
ピニオンギヤ75は横行モーター71の回転軸に連結さ
れている。
【0014】一方、横行レール72、72に噛み合って
いる横行ガイド73、73に横行プレート76を固定
し、横行プレート76を横行自在とさせ、該横行プレー
ト76の端部に、前記横行モーター71自体を取付ブラ
ケットを介して固定した。
【0015】これにより、横行プレート76は横行モー
ター71の回転によってピニオンギヤ75がラックギヤ
74と噛み合っているので、横行モーター71は幅方向
に移動し、横行モーター71が固定されている横行プレ
ートも、横行レール72、72に摺動自在に噛み合って
いる横行ガイド73、73によって、幅方向に滑らかに
横行自在である。
【0016】また、前記昇降手段90は、前記横行手段
70の横行プレート76の側面に取り付けられている。
横行プレート76の側面に垂直方向に昇降レール91が
取り付けられ、該昇降レール91に摺動自在な昇降ガイ
ド94を噛み合わせた。
【0017】また、横行プレート76の上端に取り付け
たブラケットを介して昇降シリンダを92を取付固定し
た。該昇降シリンダ92のロッド93の先端を前記昇降
ガイド94に固定し、昇降シリンダ92の作動により昇
降ガイド94が昇降自在となる。
【0018】さらに、前記角度調整手段80は、前記昇
降手段90の昇降ガイド94に取付部材82を介して角
度調整モーター81を取り付け、該モーター81の回転
軸に固定した部材56を介してヘッド6を取り付け、該
角度調整モーター81によりヘッド6の向きを走行方向
より所望の角度θだけ正逆方向に旋回させることができ
る。
【0019】前記ヘッド6は、傾動手段50、金属細線
供給手段10、波形加工手段20、貼着手段40、加熱
手段45等の各手段からなる。
【0020】前記傾動手段50は、前記角度調整手段8
0の図示しない軸部に部材56と取付部材57を取り付
け、該取付部材57を介して傾動シリンダ51を取り付
け、該傾動シリンダ51のシリンダロッド52の先端に
アーム54を軸着し、該アーム54の先端に傾動部材5
5を取り付けた。
【0021】該傾動部材55は部材56に固定された傾
動軸53を軸として、傾動部材55を振り子状に傾動す
ることができ、樹脂シート3上に金属細線2を貼着させ
る時に、傾動部材55に連結された一対の貼着ローラ4
1、41’の片側のみを樹脂シート3に当接させ、他方
側を樹脂シート3から離れるように傾動させる。
【0022】また、前記金属細線供給手段10は、前記
傾動部材55に取り付けられた保持部材12に取り付け
られ、該保持部材12の先端寄りに連続した金属細線2
を巻装した該ボビン11を回転自在に支持する保持部材
12と、ボビン11から繰り出された金属細線2が緩ま
ないようにテンションを与えるダンサーアーム16から
なる緩み防止手段15を備えている。
【0023】該緩み防止手段15は、ダンサーアーム1
6が板バネの復元力を利用したもので、金属細線2が供
給される途中部分に回転自在な案内ロール13、13を
設け、ダンサーアーム16の先端のテンション付与部材
17を該案内ロール13、13間の金属細線2に当接さ
せて、金属細線2に張力を与えて緩まないようにさせた
ものである。
【0024】ボビン11より引き出された金属細線2
は、案内ロール13、13を経由して波形加工手段20
の一対の波形加工ギヤ21、21間へと供給させる。
【0025】さらに、前記波形加工手段20は、一対の
歯車21、21を噛み合わせ、ボビン11から供給され
る金属細線2を該歯車21、21の噛み合わせ間に挿入
し、金属細線2を歯車21、21の歯の形状である波形
に加工する。該一対の歯車21、21の駆動は、貼着ロ
ーラ41が樹脂シート3上で転動する時に、貼着ローラ
41の回転に同期して回転する伝達ギア22を介して回
転するようにすればよい。
【0026】さらにまた、前記貼着手段40は、前進用
と後退用の一対の貼着ローラ41、41’からなり、波
形加工手段20によって波形に加工された金属細線2を
回転軸42,42’を軸として回転する該貼着ローラ4
1により樹脂シート3上に押圧させ接着させるものであ
る。
【0027】前記加熱手段45は、前記貼着手段40の
一対の貼着ローラ41、41’の各軸部分に電気加熱ヒ
ーター46、46が設けられており、前記貼着ローラ4
1、41’の片方の貼着ローラ41の外周に金属細線2
を当接させて加熱し、樹脂シート3に金属細線2を押圧
して接着させるものである。
【0028】前記位置規制手段は、図6に示されるよう
に、前記一対の波形加工ギヤ21、21と貼着ローラ4
1、41’間に設けられ、一対の波形加工ギヤ21、2
1間より繰り出された波形に折曲げ加工済みの金属細線
2が緩んで位置ズレを起こさないようにするものであ
り、開閉自在な一対のスリット状の位置規制部材31、
31間の隙間を通過させることによって波形に折り曲げ
加工済みの金属細線2が弛まないように位置を規制す
る。
【0029】特に、樹脂シート3上を貼着ローラ41、
41’を前進させて金属細線2を貼着し、折り返し点で
一対の貼着ローラ41、41’の一方側より他方側に切
り替える時に、金属細線の弛みが発生し易くなるのを防
ぐことができる。
【0030】また、図7に示されるように、前記ボビン
11と貼着ローラ41、41’との間を絶縁し、例え
ば、前記貼着ローラ41、41’を支持している部材4
4と傾動部材55間に絶縁層45を設けて、前記ボビン
11と貼着ローラ41、41’とを電極として電圧をか
け、ボビン11と貼着ローラ41、41’間の金属細線
2に通電させ、通電の有無によりボビン11から供給さ
れる金属細線2の断線の有無を検出する断線検出手段を
設けた。
【0031】次に、本装置の使用方法、及び作用につい
て説明する。
【0032】図5で示すような略台形形状または扇形形
状の上辺7と下辺8に沿って、薄い金属製のシートをブ
スバー4、4’として貼着済みの樹脂シート3を、図4
に示すようなテーブル9上の所定位置に搬入停止させ
た。図4に示すように、縦フレーム62、62上のレー
ル上を走行フレーム61は走行自在であり、該走行フレ
ーム61上に複数台の貼着ヘッド6、6、・・が一列に
等間隔に並設され、横行自在である。
【0033】今、走行フレーム61は、前記樹脂シート
3の略台形形状または扇形形状の上辺7寄りにあって、
貼着ヘッド6、6、・・は上辺7とブスバー4間に位置
している。
【0034】該位置より貼着をスタートし、上辺7と下
辺8間、つまりブスバー4とブスバー4’間を貼着ヘッ
ド6、6、・・を往復動しながら金属細線2、2、・・
を樹脂シート3に加熱しながら貼着ローラ41で貼着さ
せ、ブスバー4、4’を通過した位置で折り返し、折り
返し点毎に数ミリピッチづつ貼着ヘッド6、6、・・を
横行移動させ、金属細線2、2、・・を樹脂シート3上
の所定の範囲内全域に貼着させる。
【0035】横行手段70は、走行フレーム61の側面
に取付板77を介して取り付けたラックギヤ74に、横
行モーター71の回転軸に取り付けたピニオンギヤ75
が噛み合うため、横行モーター71の回転運動がラック
ギヤ74により直線運動に変換される。
【0036】横行手段70の複数の横行プレート76、
76、・・は前記取付板77に固定した横行レール72
と横行プレート76、76、・・に固定した横行ガイド
73、73、・・との摺動により横行レール72上を幅
方向に摺動自在であり、横行モーター71、71、・・
の作動により横行停止自在である。
【0037】各横行手段70の横行ピッチは、樹脂シー
ト3の上辺7と下辺8の長さが異なるので、上辺7から
下辺8に向かうときは上辺7と下辺8の長さの比に応じ
て、楔形状に僅かづつ金属細線2の間隔が広くなるよう
に幅方向も制御される。
【0038】このため、走行手段60の走行方向に対す
る金属細線2の貼着方向が角度θだけ異なる方向の場合
には、角度調整手段80の角度調整モーター81を角度
θだけ回転させて、貼着ヘッド6の向きを金属細線2の
貼着方向に一致させ、走行と共に横行により二次元的に
移動させればよい。
【0039】前記貼着ローラ41、41’を前進、また
は後退させる場合には、該傾動手段50は傾動シリンダ
51の作動によりシリンダロッド52を伸縮させて、シ
リンダロッド52の先端に軸着のアーム54を傾動軸5
3を軸として昇降させ、該アーム54に係止した傾動部
材55が前記傾動軸53を軸として傾動し、貼着ローラ
41を傾動させることができる。
【0040】このようにして、樹脂シート3の上辺7か
ら下辺8に向かって貼着ローラ41を走行させる場合
は、図3(ロ)のように一対の貼着ローラ41、41’
を傾動手段50によって傾動させて、走行方向側の貼着
ローラ41’を樹脂シート3から離し、走行する後方方
向の貼着ローラ41を樹脂シート3に押しつけながら、
金属細線2を樹脂シートに貼着させる。
【0041】同様に、樹脂シート3の下辺8から上辺7
に向かって貼着ローラ41’を走行させる場合は、図3
(イ)のように一対の貼着ローラ41、41’を傾動手
段50によって反対側に傾動させて、走行方向側の貼着
ローラ41を樹脂シート3から離し、走行する後方方向
の貼着ローラ41’を樹脂シート3に押しつけながら、
金属細線2を樹脂シート3に貼着させる。
【0042】さらに、前記貼着ヘッド6により、樹脂シ
ート3上に金属細線2、2、・・を貼着させる場合に、
前記貼着ローラ41(41’)を樹脂シート3に押圧す
ると同時に電気加熱等による加熱手段により金属細線2
を加熱させて樹脂シートに接着させ、折返し時点で前記
貼着ヘッド6を所望のピッチづつ横行させることによ
り、金属細線2を樹脂シート3の所望する全区域に貼着
させることができる。
【0043】また、前記貼着ローラ41は、折り返し時
点において、昇降手段90の昇降シリンダ92の作動に
より上昇させる。同時に傾動手段50を作動させて貼着
ローラ41を樹脂シートから離れる方向に移動させると
共に、貼着ローラ41’を樹脂シート3に接近させる。
続いて、昇降手段90の昇降シリンダ92を下降させ
て、貼着ローラ41’と樹脂シート3との当接位置が、
前記傾動手段によって切替える前の貼着ローラ41の当
接位置47と切り替えた後の貼着ローラ41’の当接位
置47’とが同一位置となるように傾動手段50の傾動
角度は設定されている。(図3参照)また、金属細線2
を巻装した各ボビン11は、保持部材12に着脱自在に
取り付けられ、各ボビン11より引き出された金属細線
2は案内ロール13、13を通って一対の波形加工ギヤ
21、21間を通過させ、波形加工ギヤ21、21の歯
車の形状に合わせて折り曲げる。
【0044】波形加工ギア21、21を通過した金属細
線2は一対の位置規制部材31、31によるスリット状
の隙間を通過させて、いずれか片方の貼着ローラ41
(41’)の外周に当接させながら貼着ローラ41(4
1’)の内部に設けた加熱ヒーター46(46’)によ
って加熱され、ポリビニールブチラール(PVB)等の
樹脂シート3上に貼着する。
【0045】ここで、波形加工ギヤ21、21によって
波形に折り曲げ加工された金属細線2は、位置規制手段
を通過時点において、貼着ローラ41(41’)の進行
方向に直交する方向に波形に折り曲げ加工されている
が、貼着ローラ41(41’)の外周に当接しはじめた
時点で金属細線2が貼着ローラ41(41’)に密着す
るように、貼着ローラ41(41’)の回転により僅か
に張力が付与され、自然に波形形状の方向が90度変化
する。
【0046】前記貼着ローラ41(41’)が樹脂シー
ト3上を転動することにより、貼着ローラ41(4
1’)の回転力を伝達ギヤ22を介して波形加工ギヤに
伝え、波形加工ギヤの回転速度よりも貼着ローラ41
(41’)の回転速度の方がやや早く設定し、金属細線
2の緩みを防止するようにしている。
【0047】また、前記案内ロール13、13間にはダ
ンサーアーム16の先端に設けたテンション付与部材1
7の先端を押しつけて、金属細線2の緩みを防止させ
た。
【0048】また、前記樹脂シート3と該樹脂シート3
を載置するテーブル9間に図示しない弾性シートを設け
れば、貼着ローラ41(41’)により金属細線2を樹
脂シート3へ押圧させた時に、該弾性シートの圧縮変形
によって樹脂シート3と金属細線との貼着を確実にせし
めることができる。
【0049】また、前記ボビン11と貼着ローラ41、
41’との間を絶縁し、前記ボビン11と貼着ローラ4
1、41’とを電極として電圧をかけ、ボビン11と貼
着ローラ41、41’間の金属細線2に通電させ、通電
の有無によりボビン11から供給される金属細線2の断
線の有無を検出するようにした断線検出手段を設けたの
で、金属細線が断線しても、即座に警報等を出力でき、
自動化した場合、対応がスムーズとなりトラブルによる
ロスタイムを最小限とすることができる。
【0050】尚、図5に示すように、樹脂シート3の上
辺7とブスバー4との間、および下辺8とブスバー4’
との間に金属細線2を貼着する前に予め粘着テープ5、
5’等を貼着しておけば、金属細線2の貼着完了後、次
工程でブスバー4、4’からはみ出した美観上好ましく
ない金属細線2を切断し、取り除くときに、作業が容易
となる。
【0051】本発明は、金属細線入り合わせガラスを製
造する工程において、金属細線を巻装したボビンから供
給される金属細線を一対の噛み合わせギヤ間を通過させ
て波形に加工後、フラットなテーブル9上に搬入され静
止状態の樹脂シート上の搬入方向の前端から後端間を往
復動する2個の貼着ローラの片側で加熱押圧して樹脂シ
ートに埋め込んで貼着させ、樹脂シートの端部での折り
返し毎に所定のピッチ分だけ幅方向に移動させて金属細
線を樹脂シートの所望の位置に貼着させる方法とその装
置として好適である。
【0052】このようにして、波形形状の金属細線を貼
着したポリビニールブチラール膜(PVB膜)は、2枚
のガラス板に挟まれ、合わせガラスとして整形すれば、
金属抵抗線入り合わせガラス等の防曇ガラス、ワイパー
部の融氷ガラス、アンテナ線入り合わせ窓ガラスとし
て、使用される。
【0053】以上、好適な実施例について述べたが、本
発明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考え
られる。
【0054】本発明で使用した各種シリンダーに代えて
モーターとしても良い。
【0055】また、本発明で使用したヘッドをX軸、Y
軸、Z軸、及び各軸においてθ軸を有する多関節ロボッ
トのハンドに取り付けて移動させ、樹脂シートの自動搬
出入も併せて一連の作業を行うようにすれば、自動化装
置として省力化も可能である。
【0056】
【発明の効果】金属細線を樹脂シート上へ貼着させる貼
着ローラを往復動別々に設けたので、樹脂シート面内で
金属細線を往復貼着が自動的に連続的にできる。
【0057】また、樹脂シート上への金属細線の貼着の
折り返し点で、一対の貼着ローラの樹脂シートに押圧さ
せている一方側の貼着ローラから他方側の貼着ローラへ
の切替、選択を傾動手段による傾動シリンダによって、
瞬時に切り替えができる。
【0058】さらに、ボビンと貼着ローラ間を絶縁状態
にして電圧をかけ、ボビンから貼着ローラ間に供給され
る金属細線の導通チェックを行うことで金属細線の断線
検出ができるので、断線等が発生したときに警報等を出
力でき、迅速に対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貼着装置の側面図。
【図2】本発明の貼着装置の正面図。
【図3】(イ)、(ロ)は、本発明の貼着装置によって
樹脂シート上へ金属細線を往復走行させて貼着させる状
況を説明する側面図。
【図4】本発明の貼着装置の平面図。
【図5】本発明の貼着装置によって金属細線を貼着した
樹脂シートの平面図。
【図6】本発明の貼着装置の位置規制手段を説明する概
念図。
【図7】本発明の貼着装置の断線検出手段を説明する概
念図。
【符号の説明】
1 貼着装置 2 金属細線 3 樹脂シート 4、4’ ブスバー 5、5’ テープ 6 貼着ヘッド 9 テーブル 10 金属細線供給手段 11 ボビン 12 保持部材 13 案内ロール 15 緩み防止手段 16 ダンサーアーム 17 テンション付与部材 20 波形加工手段 21 波形加工ギヤ 22 伝達ギヤ 31 位置規制部材 40 貼着手段 41、41’ 貼着ローラ 42、42’ 回転軸 45 加熱手段 46 ヒーター 50 傾動手段 51 傾動シリンダ 52 シリンダロッド 53 傾動軸 54 アーム 55 傾動部材 60 走行手段 61 走行フレーム 70 横行手段 71 横行モーター 72 横行レール 73 横行ガイド 74 ラックギア 75 ピニオンギア 76 横行プレート 80 角度調整手段 81 角度調整モーター 82 取付部材 90 昇降手段 91 昇降レール 92 昇降シリンダ 93 ロッド 94 昇降ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:22 Fターム(参考) 4E070 AB00 AC03 BA03 BA11 EA00 4F211 AC03 AD03 AD05 AD15 AH17 TA01 TC23 TD05 TH01 TH06 TH18 TJ15 TJ29 TQ03 TW23 TW40 4G061 AA13 AA18 BA02 CB05 CB14 CB16 CD02 CD18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱した金属細線を貼着ローラにより樹脂
    シート上に押圧して樹脂シート上に金属細線を複数本略
    平行に貼着させる装置において、該貼着ローラを一対と
    し、該一対の貼着ローラは片側のみで金属細線を押圧し
    て貼着し、折り返して反対側の貼着ローラで金属細線を
    押圧し貼着するように傾動手段により支持されているこ
    とを特徴とする金属細線の貼着装置。
  2. 【請求項2】連続した金属細線を巻装したボビンと、ボ
    ビンから供給される金属細線を一対の噛み合わせギヤ間
    を通過させて波形に加工する波形加工手段と、波形加工
    した金属細線を加熱する加熱手段とを備えた貼着ヘッド
    に該傾動手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    金属細線の貼着装置。
  3. 【請求項3】該貼着ヘッドを旋回させる角度調整手段を
    有することを特徴とする請求項2記載の金属細線の貼着
    装置。
  4. 【請求項4】前記一対の噛み合わせギヤと貼着ローラ間
    に、金属細線の位置を規制する位置規制手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項2乃至3記載の金属細線の貼着装
    置。
  5. 【請求項5】前記ボビンと波形加工ギヤとの間に金属細
    線の緩みを防止させる緩み防止手段を設けたことを特徴
    とする請求項2乃至4記載の金属細線の貼着装置。
  6. 【請求項6】前記貼着装置を用いて樹脂シート上に金属
    細線を貼着させる方法において、前記一対の貼着ローラ
    を、正逆の走行方向毎に傾動手段によって交互に樹脂シ
    ートに当接させ、金属細線を加熱して樹脂シートに押圧
    して接着させ、折返し時点で前記貼着ヘッドを所望のピ
    ッチづつ横行させることにより、金属細線を樹脂シート
    の所望する区域に貼着させるようにしたことを特徴とす
    る金属細線の貼着方法。
  7. 【請求項7】前記貼着ローラと樹脂シートとの当接位置
    が、折り返し時に前記傾動手段によって傾動する他方の
    貼着ローラに切替え後も同一位置となるようにしたこと
    を特徴とする請求項6記載の金属細線の貼着方法。
  8. 【請求項8】樹脂シートの上辺とブスバーとの間、およ
    び下辺とブスバーとの間に金属細線を貼着する前に予め
    粘着テープ等を貼着しておき、金属細線の貼着完了後、
    粘着テープを剥がして持ち上げ、ブスバーからはみ出し
    た金属細線を切断除去するようにしたことを特徴とする
    請求項6乃至7記載の金属細線の貼着方法。
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CN114919789A (zh) * 2022-06-13 2022-08-19 河南中烟工业有限责任公司 一种用于卷烟包装机条盒拉线的检测装置

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