JP2001018821A - 車両の自動操舵装置 - Google Patents

車両の自動操舵装置

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JP2001018821A
JP2001018821A JP11189607A JP18960799A JP2001018821A JP 2001018821 A JP2001018821 A JP 2001018821A JP 11189607 A JP11189607 A JP 11189607A JP 18960799 A JP18960799 A JP 18960799A JP 2001018821 A JP2001018821 A JP 2001018821A
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parking
steering
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start position
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Katsuhiro Sakai
克博 酒井
Yasuo Shimizu
康夫 清水
Kenichi Takishita
謙一 瀧下
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Honda Motor Co Ltd
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動操舵制御を開始するスタート位置のずれ
や駐車位置の周囲の状況に関わらず、常に適切な駐車位
置に駐車できるようにする。 【解決手段】 自動駐車制御のバック駐車/左モードの
移動軌跡は、最適スタート位置P1 ′から最適シフトチ
ェンジ位置Ps′までの前進走行部分と、最適シフトチ
ェンジ位置Ps′から最適駐車位置P2 ′までの後進走
行部分とから構成される。実際のスタート位置P1 が最
適スタート位置P1 ′からΔaだけ図中右側にずれてい
ると、駐車位置P2 も最適駐車位置P2 ′に対してΔa
だけ図中右側にずれてしまう。このずれを補償するため
に、スタート位置P1 直後の車両の前進直進部aの長さ
をΔaだけ延長し、駐車位置P2 を最適駐車位置P2
に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライバーのステ
アリング操作によらずに車両を車庫入れするための車両
の自動操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる車両の自動操舵装置は特開平3−
74256号公報、特開平4−55168号公報により
既に知られている。これらの車両の自動操舵装置は、従
来周知の電動パワーステアリング装置のアクチュエータ
を利用し、予め記憶した車両の移動距離と転舵角との関
係に基づいて前記アクチュエータを制御することによ
り、バック駐車や縦列駐車を自動で行うようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、車両が予め記憶された移動軌跡を通ってスター
ト位置から駐車位置まで移動するため、スタート位置が
ずれると駐車位置もずれてしまう問題がある。また駐車
位置の周囲の状況(例えば、左右両側に駐車されている
他車両の位置等)を考慮していないので、最終的な駐車
位置が周囲の状況に応じて決まる適切な駐車位置からず
れてしまう場合がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、自動操舵制御を開始するスタート位置のずれや駐車
位置の周囲の状況に関わらず、常に適切な駐車位置に駐
車できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、第1の位置か
ら第2の位置までの車両の移動軌跡を記憶または算出す
る移動軌跡設定手段と、車輪を転舵するステアリングア
クチュエータと、車両周辺の物体の有無を検出する物体
検出手段と、移動軌跡設定手段により設定された車両の
移動軌跡および物体検出手段の検出結果に基づいてステ
アリングアクチュエータの駆動を制御するアクチュエー
タ制御手段とを備えた車両の自動操舵装置において、前
記アクチュエータ制御手段は、転舵角に基づいて車両の
移動軌跡を複数の領域に分割するとともに、物体検出手
段の検出結果に基づいて前記複数の領域の少なくとも一
つの領域の移動軌跡を修正することを特徴とする車両の
自動操舵装置が提案される。
【0006】上記構成によれば、車両の移動軌跡を転舵
角に基づいて複数の領域に分割し、前記複数の領域の少
なくとも一つの領域の移動軌跡を物体検出手段の検出結
果に基づいて修正することにより、第1の位置における
車両の位置ずれや角度ずれの影響、あるいは周囲の障害
物の影響を補償して車両を第2の位置に正しく誘導する
ことができる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記移動軌跡は、車両の移動
距離に対する転舵角の関係として設定されることを特徴
とする車両の自動操舵装置が提案される。
【0008】上記構成によれば、移動軌跡が車両の移動
距離に対する転舵角の関係として設定されるので、自動
操舵制御中に車速が変化しても車両を第2の位置に正し
く誘導することができる。
【0009】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1または2の構成に加えて、前記複数の領域は、
転舵角が0に保持される直進部、転舵角が0以外の所定
値に保持される保舵部および転舵角が変化する転舵部の
何れかであることを特徴とする車両の自動操舵装置が提
案される。
【0010】上記構成によれば、移動軌跡の複数の領域
が、転舵角が0に保持される直進部、転舵角が0以外の
所定値に保持される保舵部および転舵角が変化する転舵
部の何れかであるので、移動軌跡の修正が単純化されて
制御が容易になる。
【0011】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1〜3の何れかの構成に加えて、前記アクチュエ
ータ制御手段は、第1の位置および第2の位置間の所定
位置と、物体検出手段で検出した物体とが所定の関係と
なるように移動軌跡を修正することを特徴とする車両の
自動操舵装置が提案される。
【0012】上記構成によれば、第1の位置および第2
の位置間の所定位置と、物体検出手段で検出した物体と
が所定の関係となるように移動軌跡を修正するので、第
1の位置から所定位置までの移動軌跡を修正するだけ
で、所定位置から第2の位置までの移動軌跡を修正する
ことなく、車両を第2の位置に正しく誘導することがで
きる。しかも移動軌跡の修正により所定位置を変化させ
て物体との干渉を回避することができる。
【0013】尚、実施例の制御部22は本発明のアクチ
ュエータ制御手段に対応し、実施例の記憶部23は本発
明の移動軌跡設定手段に対応し、実施例の前輪Wfは本
発明の車輪に対応する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】図1〜図32は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は操舵制御装置を備えた車両の全体構成
図、図2は移動軌跡Xに対する規範転舵角θrefの関
係を示す図、図3はモード選択スイッチおよび自動駐車
スタートスイッチを示す図、図4はバック駐車/左モー
ドの移動軌跡を示す図、図5はバック駐車/左モードの
最適駐車位置の設定手法を示す図、図6は理想的なバッ
ク駐車/左モードの作用説明図、図7および図8はバッ
ク駐車/左モードでスタート位置が後側にずれたときの
作用説明図、図9〜図11はバック駐車/左モードで車
両がスタート位置で左に傾いたときの作用説明図、図1
2および図13はバック駐車/左モードでスタート位置
が右側にずれたときの作用説明図、図14〜図18はバ
ック駐車/左モードでスタート位置が右側にずれ、かつ
右側に障害物が存在するときの作用説明図、図19〜図
23はバック駐車/左モードで前側に障害物が存在する
ときの作用説明図、図24は理想的な縦列駐車/左モー
ドの説明図、図25は縦列駐車/左モードの最適駐車位
置の設定手法を示す図、図26および図27は縦列駐車
/左モードでスタート位置が後側にずれたときの作用説
明図、図28〜図30は縦列駐車/左モードでスタート
位置が右側にずれたときの作用説明図、図31および図
32は縦列駐車/左モードで車両がスタート位置で右に
傾いたときの作用説明図である。
【0016】図1に示すように、車両Vは一対の前輪W
f,Wfおよび一対の後輪Wr,Wrを備える。ステア
リングホイール1と操舵輪である前輪Wf,Wfとが、
ステアリングホイール1と一体に回転するステアリング
シャフト2と、ステアリングシャフト2の下端に設けた
ピニオン3と、ピニオン3に噛み合うラック4と、ラッ
ク4の両端に設けた左右のタイロッド5,5と、タイロ
ッド5,5に連結された左右のナックル6,6とによっ
て接続される。ドライバーによるステアリングホイール
1の操作をアシストすべく、あるいは後述する車庫入れ
のための自動操舵を行うべく、電気モータよりなるステ
アリングアクチュエータ7がウオームギヤ機構8を介し
てステアリングシャフト2に接続される。
【0017】操舵制御装置21は制御部22と記憶部2
3とから構成されており、制御部22には、ステアリン
グホイール1の回転角である転舵角θを検出する転舵角
検出手段S1 と、ステアリングホイール1の操舵トルク
Tを検出する操舵トルク検出手段S2 と、左右の前輪W
f,Wfの回転角を検出する前輪回転角検出手段S3
3 と、ブレーキペダル9の操作量を検出するブレーキ
操作量検出手段S4 と、セレクトレバー10により選択
されたシフトレンジ(「D」レンジ、「R」レンジ、
「N」レンジ、「P」レンジ等)を検出するシフトレン
ジ検出手段S5 と、車両Vの前部、中央部および後部に
設けられた合計8個の物体検出手段S8 …とからの信号
が入力される。物体検出手段S8 …は公知のソナー、レ
ーダー、テレビカメラ等から構成される。尚、8個の物
体検出手段S8 …と制御部22とを接続するラインは、
図面の煩雑化を防ぐために省略してある。
【0018】図3を併せて参照すると明らかなように、
ドライバーにより操作されるモード選択スイッチS6
よび自動駐車スタートスイッチS7 が制御部22に接続
される。モード選択スイッチS6 は、後述する4種類の
駐車モード、即ちバック駐車/右モード、バック駐車/
左モード、縦列駐車/右モードおよび縦列駐車/左モー
ドの何れかを選択する際に操作される4個のボタンを備
える。自動駐車スタートスイッチS7 は、モード選択ス
イッチS6 で選択した何れかのモードによる自動駐車を
開始する際に操作される。
【0019】記憶部23には、前記4種類の駐車モード
のデータ、即ち車両Vの移動距離Xに対する規範転舵角
θrefの関係が、予めテーブルとして記憶されてい
る。車両Vの移動距離Xは、既知である前輪Wfの周長
に前輪回転角検出手段S3 ,S 3 で検出した前輪Wfの
回転角を乗算することにより求められる。尚、前記移動
距離Xの算出には、左右一対の前輪回転角検出手段
3 ,S3 の出力のハイセレクト値、ローセレクト値、
あるいは平均値が使用される。
【0020】制御部22は、前記各検出手段S1
5 ,S8 …およびスイッチS6 ,S7からの信号と、
記憶部23に記憶された駐車モードのデータとに基づい
て、前記ステアリングアクチュエータ7の作動と、液晶
モニター、スピーカ、ランプ、チャイム、ブザー等を含
む操作段階教示装置11の作動とを制御する。
【0021】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0022】自動駐車を行わない通常時(前記モード選
択スイッチS6 が操作されていないとき)には、操舵制
御装置21は一般的なパワーステアリング制御装置とし
て機能する。具体的には、ドライバーが車両Vを旋回さ
せるべくステアリングホイール1を操作すると、操舵ト
ルク検出手段S2 がステアリングホイール1に入力され
た操舵トルクTを検出し、制御部22は前記操舵トルク
Tに基づいてステアリングアクチュエータ7の駆動を制
御する。その結果、ステアリングアクチュエータ7の駆
動力によって左右の前輪Wf,Wfが転舵され、ドライ
バーのステアリング操作がアシストされる。
【0023】次に、バック駐車/左モード(車両Vの左
側にある駐車位置にバックしながら駐車するモード)を
例にとって、自動操舵制御の内容を説明する。尚、本実
施例ではスタート位置P1 を第1の位置とし、駐車位置
2 を第2の位置としている。
【0024】先ず、図4に実線で示すように、ドライバ
ー自身のステアリング操作により車両Vを駐車しようと
する車庫の近傍に移動させ、車体の左側面を車庫入口線
にできるだけ近づけた状態で、予め決められた基準(例
えば、ドアの内側に設けられたマークやサイドミラー)
が車庫の中心線に一致する最適スタート位置P1 ′に車
両Vを停止させる。そして、モード選択スイッチS6
操作してバック駐車/左モードを選択するとともに自動
駐車スタートスイッチS7 をONすると、自動操舵制御
が開始される。自動操舵制御が行われている間、操作段
階教示装置11には自車の現在位置、周囲の障害物、最
適シフトチェンジ位置Ps′、最適駐車位置P2 ′、ス
タート位置P1 からシフトチェンジ位置Psを経て駐車
位置P2までの自車の予想移動軌跡等が表示され、併せ
てスピーカからの音声でドライバーに前記シフトチェン
ジ位置Psにおけるセレクトレバー10の操作等の各種
の指示や警報が行われる。
【0025】自動操舵制御により、ドライバーがブレー
キペダル9を緩めて車両Vをクリープ走行させるだけで
ステアリングホイール1を操作しなくても、モード選択
スイッチS6 により選択されたバック駐車/左モードの
データに基づいて前輪Wf,Wfが自動操舵される。即
ち、スタート位置P1 らシフトチェンジ位置Psまで車
両Vが前進する間は前輪Wf,Wfは右に自動操舵さ
れ、シフトチェンジ位置Psから駐車位置P2 まで車両
Vが後進する間は前輪Wf,Wfは左に自動操舵され
る。
【0026】図2から明らかなように、自動操舵が行わ
れている間、制御部22は記憶部23から読み出したバ
ック駐車/左モードの規範転舵角θrefと、転舵角検
出手段S1 から入力された転舵角θとに基づいて偏差E
(=θref−θ)を算出し、その偏差Eが0になるよ
うにステアリングアクチュエータ7の作動を制御する。
このとき、規範転舵角θrefのデータは車両Vの移動
距離Xに対応して設定されているため、クリープ走行の
車速に多少の変動があっても車両Vは常に前記移動軌跡
上を移動することになる。
【0027】上記自動操舵制御はドライバーがブレーキ
ペダル9を踏んで車両Vがクリープ走行する間に実行さ
れるため、ドライバーが障害物を発見したときに速やか
にブレーキペダル9を踏み込んで車両Vを停止させるこ
とができる。
【0028】上述した自動操舵制御は、ドライバーがモ
ード選択スイッチS6 をOFFした場合に中止される
が、それ以外にもドライバーがブレーキペダル9から足
を離した場合、ドライバーがステアリングホイール1を
操作した場合に中止され、通常のパワーステアリング制
御に復帰する。
【0029】ところで、自動操舵制御を開始すべく車両
Vをスタート位置に停止させる際に、実際に車両Vが停
止するスタート位置P1 が最適スタート位置P1 ′から
ずれる場合がある。このような場合、自動操舵制御によ
り図4に実線で示す移動軌跡を通って最適駐車位置
2 ′に達するはずの車両Vが、ずれたスタート位置P
1によって図4に破線で示す移動軌跡を通り、誤った駐
車位置P2 に導かれてしまう。また駐車位置の周囲の状
況(左右両側に他車両が駐車しているか、左右片側に他
車両が駐車しているか、あるいは左右両側に他車両が駐
車していないか)によって、最適駐車位置P2 ′が異な
ってくる。そこで、本実施例では車両Vがスタート位置
1 に停止したときに、物体検出手段S8 …で検出した
周囲の状況(物体検出手段S8 …がソナーやレーダーで
ある場合には主として他車両や壁等、物体検出手段S8
…がテレビカメラである場合には主として白線等)に基
づいて、最適駐車位置P2 ′を求める。
【0030】図5は、バック駐車/左モードにおける最
適駐車位置P2 ′を求める手法を説明するものである。
図5(A)は駐車位置の左右両側に障害物となる他車両
がある場合を示すもので、この場合には最適駐車位置P
2 ′を左右の他車両の間隔Lの中央に、即ち車体中心線
が左右の他車両からそれぞれα(=L/2)の距離にな
るように設定する。尚、前記間隔Lが自車が駐車可能な
間隔よりも狭い場合には自車の移動経路上に障害物が有
ると判定し、操作段階教示装置11により画像および音
声でドライバーに報知する。
【0031】図5(B)は駐車位置の右側に他車両があ
る場合を示すもので、この場合には駐車した自車が右ド
アを開けるスペースを確保するために、自車の右側面と
他車両の左側面との間にドア開閉のための距離Aを確保
し得る位置に最適駐車位置P 2 ′を設定する。従って、
車幅をBとすると、自車が最適駐車位置P2 ′にあると
き、車体中心線と他車両との距離αがα=A+B/2と
なるように設定する。
【0032】また駐車位置の左側に他車両がある場合に
は、他車両が右ドアを開けるスペースを確保するため
に、自車の左側面と他車両の右側面との間に距離Aを確
保すべく、車体中心線と他車両との距離αがα=A+B
/2となる位置に最適駐車位置P2 ′を設定する。更
に、駐車位置の左右両側に障害物が無い場合には、最適
駐車位置P2 ′の設定は行わず、スタート位置から推定
される駐車位置をそのまま最適駐車位置P2 ′として採
用する。
【0033】尚、図5(A),(B)の最適駐車位置P
2 ′の設定は物体検出手段S6 …がソナーやレーダーの
場合であり、物体検出手段S6 …がテレビカメラの場合
には、駐車位置の左右の白線の中央に最適駐車位置
2 ′を設定する。また左右の白線が検出できない場合
には最適駐車位置P2 ′の設定は行わず、スタート位置
から推定される駐車位置を最適駐車位置P2 ′として採
用する。
【0034】図6には、最適スタート位置P1 ′から最
適シフトチェンジ位置Ps′を経て最適駐車位置P2
に車両Vを導くバック駐車/左モードの適正な移動軌跡
が示される。適正な移動軌跡は、最適スタート位置
1 ′に続く前進直進部aと、前進直進部aに続く右転
舵部と、この右転舵部に続く右保舵部bと、右保舵部b
に続く左転舵部と、この左転舵部に続いて最適シフトチ
ェンジ位置Ps′に達する前進直進部cと、前進直進部
cに続く左転舵部と、この左転舵部に続く左保舵部d
と、左保舵部dに続く右転舵部と、この右転舵部に続い
て最適駐車位置P2 ′に達する後進直進部eとから成っ
ている。尚、この移動軌跡は、車両Vの横方向の移動距
離Bを平均的な駐車場の通路幅程度に設定したときに、
車両Vの前後方向の移動距離Tが最小になるように設定
されている。また移動軌跡を転舵角θrefに応じて複
数の領域に分割することにより、各領域での車両Vの運
動が規則的になるため、移動軌跡の修正が単純化されて
制御が容易になる。
【0035】次に、誤ったスタート位置P1 から最適駐
車位置P2 ′に車両Vを導くために移動軌跡の修正手法
を、バック駐車/左モードで駐車位置の両側に障害物が
ある場合を例にとって説明する。尚、以下の図7〜図3
2において、特に断りのない限り、破線は修正の必要が
ない最適スタート位置P1 ′、最適シフトチェンジ位置
Ps′および最適駐車位置P2 ′と、それらを結ぶ車両
Vの移動軌跡とを示しており、また実線は修正前のある
いは修正後のスタート位置P1 、シフトチェンジ位置P
sおよび駐車位置P2 と、それらを結ぶ車両Vの移動軌
跡とを示している。
【0036】図7および図8は、スタート位置P1 が最
適スタート位置P1 ′よりもΔaだけ後側(図中右側)
にずれた例を示している。図7に実線で示すように、ス
タート位置P1 が最適スタート位置P1 ′よりもΔaだ
け図中右側にずれると、シフトチェンジ位置Psおよび
駐車位置P2 もΔaだけ図中右側にずれてしまう。そこ
で、図8に示すように、スタート位置P1 直後の前進直
進部aをΔaだけ延長することにより、シフトチェンジ
位置Psおよび駐車位置P2 を、最適シフトチェンジ位
置Ps′および最適駐車位置P2 ′に一致させることが
できる。
【0037】逆に、スタート位置P1 が最適スタート位
置P1 ′よりもΔaだけ図中左側にずれた場合には、ス
タート位置P1 直後の前進直進部aをΔaだけ短縮する
ことにより、シフトチェンジ位置Psおよび駐車位置P
2 を、最適シフトチェンジ位置Ps′および最適駐車位
置P2 ′に一致させることができる。但し、Δaが前進
直進部aよりも長い場合には上記手法では修正不能であ
るため、スタート位置P1 を後側(図中右側)にずらす
ように、操作段階教示装置11により画像および音声で
ドライバーに報知する。スタート位置P1 が最適スター
ト位置P1 ′よりもΔaだけ図中右側にずれた場合に
も、Δaが予め設定した閾値を越えた場合に限り、スタ
ート位置P1 を前側(図中左側)にずらすようにドライ
バーに報知しても良い。
【0038】図9および図10は、スタート位置P1
最適スタート位置P1 ′に一致しているが、車両Vが左
向きに角度βだけ傾いた例を示している。図9に実線で
示すように、スタート位置P1 において車両Vが角度β
だけ左向きに傾いていると、シフトチェンジ位置Psに
おいて車両Vが角度βだけ左向きに傾くとともに図中下
側にずれてしまい、かつ駐車位置P2 において車両Vが
角度βだけ左向きに傾くとともに図中右側にずれてしま
う。
【0039】この場合には、2種類の修正手法が考えら
れる。第1の手法は、図10に示すように、スタート位
置P1 からシフトチェンジ位置Psまでの自動操舵制御
の過程で右保舵部bをΔbだけ延長することである。こ
れにより、車両Vの右旋回量が角度βだけ増加するとと
もに、車両Vの図中上側への移動量が増加するため、車
両Vの角度を含むシフトチェンジ位置Psを最適シフト
チェンジ位置Ps′に一致させることができる。従っ
て、最適シフトチェンジ位置Ps′から最適駐車位置P
2 ′まで予め記憶された移動軌跡に基づいて自動操舵制
御を行うだけで、車両Vを最適駐車位置P2 ′に正しく
導くことができる。
【0040】第2の手法は、図11に示すように、予め
記憶された移動軌跡に基づいてスタート位置P1 からシ
フトチェンジ位置Psまでの自動操舵制御を行った後
に、シフトチェンジ位置Ps以降の自動操舵制御の過程
で左保舵部dをΔdだけ延長することである。これによ
り、車両Vの左旋回量が角度βだけ増加するため、車両
Vの傾斜角度を含む駐車位置P2 を最適駐車位置P2
に一致させることができる。
【0041】逆に、スタート位置P1 で車両Vが右向き
に角度βだけ傾いた場合には、前述とは逆に、スタート
位置P1 からシフトチェンジ位置Psまでの自動操舵制
御の過程で右保舵部bをΔbだけ短縮するか、あるいは
シフトチェンジ位置Ps以降の自動操舵制御の過程で左
保舵部dをΔdだけ短縮すれば良い。但し、Δbが右保
舵部bよりも長い場合、あるいはΔdが左保舵部dより
も長い場合には上記手法では修正不能であるため、スタ
ート位置P1 での車両Vの角度を真っ直ぐに修正するよ
うに、操作段階教示装置11により画像および音声でド
ライバーに報知する。スタート位置P1 で車両Vが左向
きに角度βだけ傾いた場合にも、角度βが予め設定した
閾値を越えた場合に限り、車両Vの角度を真っ直ぐに修
正するようにドライバーに報知しても良い。
【0042】図12および図13は、スタート位置P1
が最適スタート位置P1 ′よりもΔeだけ右側(図中上
側)にずれた例を示している。図12に実線で示すよう
に、スタート位置P1 が最適スタート位置P1 ′よりも
Δeだけ図中上側にずれると、シフトチェンジ位置Ps
および駐車位置P2 もΔeだけ図中上側にずれてしま
う。そこで、図13に示すように、駐車位置P2 直前の
後進直進部eをΔeだけ延長することにより、駐車位置
2 を最適駐車位置P2 ′に一致させることができる。
【0043】逆に、スタート位置P1 が最適スタート位
置P1 ′よりもΔeだけ図中下側にずれた場合には、駐
車位置P2 直前の後進直進部eをΔeだけ短縮すること
により、駐車位置P2 を最適駐車位置P2 ′に一致させ
ることができる。但し、Δeが後進直進部eよりも長い
場合には上記手法では修正不能であるため、スタート位
置P1 を右側(図中上側)にずらすように、操作段階教
示装置11により画像および音声でドライバーに報知す
る。スタート位置P1 が最適スタート位置P1′よりも
Δeだけ図中上側にずれた場合にも、Δeが予め設定し
た閾値を越えた場合に限り、スタート位置P1 を左側
(図中下側)にずらすようにドライバーに報知しても良
い。
【0044】図14〜図18は、スタート位置P1 が最
適スタート位置P1 ′よりもΔeだけ右側(図中上側)
にずれており、かつスタート位置P1 の右側に障害物が
存在するためにシフトチェンジ位置Psで車両Vが障害
物と干渉する例を示している。この場合、図14に示す
ように、スタート位置P1 およびシフトチェンジ位置P
s間の横方向移動距離Bを小さくしないと、シフトチェ
ンジ位置Psで車両Vが障害物と干渉してしまう。その
ために、図15に示すように、スタート位置P 1 および
シフトチェンジ位置Ps間の右保舵部bをΔbだけ短縮
してb′にすることにより、シフトチェンジ位置Psを
左側(図中下側)に移動させて障害物と干渉しないよう
にする。
【0045】しかしながら、右保舵部をbからb′に短
縮すると車両Vの右方向への旋回量が減少するため、図
15に示すように、シフトチェンジ位置Psにおける車
両Vの向きが本来の向きよりも角度βだけ左向きになっ
てしまう。従って、シフトチェンジ位置Psから駐車位
置P2 まで車両Vを後進させると、駐車位置P2 におい
て車両Vの向きが角度βだけ左向きになってしまう。そ
こで、図16に示すように、シフトチェンジ位置Psお
よび駐車位置P2 間の左保舵部dをΔdだけ延長し、車
両Vの旋回量を角度βだけ増加させて駐車位置P2 での
車両Vの向きを車庫と平行にする。
【0046】しかしながら、シフトチェンジ位置Psが
最適シフトチェンジ位置Ps′よりも距離Δaだけ図中
右側にずれているため、駐車位置P2 が最適駐車位置P
2 ′よりも距離Δaだけ図中右側にずれてしまう(図1
6参照)。そこで、図17に示すように、スタート位置
1 直後の前進直進部aをΔaだけ延長することによ
り、駐車位置P2 を車庫の中心線上に位置させることが
できる。上記修正を行っても、最初のスタート位置P1
が最適スタート位置P1 ′よりも右側(図中上側)にず
れていることから、図17の駐車位置P2 も前側(図中
上側)に距離Δeだけずれてしまう。そこで、図18に
示すように、駐車位置P2 直前の後進直進部eをΔeだ
け延長することにより、最終的な駐車位置P2 を最適駐
車位置P2′に一致させることができる。而して、シフ
トチェンジ位置Psを障害物の状況に応じて設定するの
で、シフトチェンジ位置Psで車両Vが障害物と干渉す
るのを防止することができる。
【0047】尚、移動軌跡を如何に修正しても車両Vを
最適駐車位置P2 ′に導くことができない場合には、を
操作段階教示装置11により画像および音声でドライバ
ーに報知する。
【0048】図19〜図23は、スタート位置P1 の前
側に障害物が存在するためにシフトチェンジ位置Psで
車両Vが障害物と干渉する例を示している。この場合、
図19に示すように、スタート位置P1 およびシフトチ
ェンジ位置Ps間の前後方向移動距離Tを小さくしない
と、シフトチェンジ位置Psで車両Vが障害物と干渉し
てしまう。そのために、図20に示すように、スタート
位置P1 およびシフトチェンジ位置Ps間の右保舵部b
をΔbだけ延長してb+Δbにすることにより、シフト
チェンジ位置Psを右側(図中上側)に移動させて障害
物と干渉しないようにする。
【0049】しかしながら、右保舵部bをΔbだけ延長
すると車両Vの右方向への旋回量が増加するため、図2
0に示すように、シフトチェンジ位置Psにおける車両
Vの向きが本来の向きよりも角度βだけ右向きになって
しまう。従って、シフトチェンジ位置Psから駐車位置
2 まで車両Vを後進させると、駐車位置P2 において
車両Vの向きが角度βだけ右向きになってしまう。そこ
で、図21に示すように、シフトチェンジ位置Psおよ
び駐車位置P2 間の左保舵部dをΔdだけ短縮してd′
にし、車両Vの旋回量を角度βだけ減少させて駐車位置
2 での車両Vの向きを車庫と平行にする。
【0050】しかしながら、上記修正によって駐車位置
2 は最適駐車位置P2 ′よりも図中左側にΔaだけず
れ、かつ図中上側にΔeだけずれてしまう(図21参
照)。そこで、図22に示すように、スタート位置P1
直後の前進直進部aをΔaだけ短縮してa′にすること
により、駐車位置P2 を車庫の中心線上に位置させるこ
とができる。更に、図23に示すように、駐車位置P2
直前の後進直進部eをΔeだけ延長することにより、最
終的な駐車位置P2 を最適駐車位置P2 ′に一致させる
ことができる。而して、シフトチェンジ位置Psを障害
物の状況に応じて設定するので、シフトチェンジ位置P
sで車両Vが障害物と干渉するのを防止することができ
る。
【0051】尚、移動軌跡を如何に修正しても車両Vを
最適駐車位置P2 ′に導くことができない場合には、操
作段階教示装置11により画像および音声でドライバー
に報知する。
【0052】以上、バック駐車/左モードを例にとって
移動軌跡の修正手法を説明したが、スタート位置P1
ずれや障害物の存在が複数同時に発生した場合には、そ
れぞれの修正手法を組み合わせることにより対処する。
またスタート位置P1 を第1の位置とし、シフトチェン
ジ位置Psを第2の位置として移動軌跡の修正を行った
後、新たにシフトチェンジ位置Psを第1の位置とし、
駐車位置P2 を第2の位置として移動軌跡の修正を行え
ば精度を一層高めることができる。
【0053】以下、縦列駐車/左モードにおける移動軌
跡の修正手法について説明する。
【0054】先ず、図24に基づいて理想的な縦列駐車
/左モードの作用を説明する。最適スタート位置P1
から最適シフトチェンジ位置Ps′までの前進経路は前
進直進部aから構成され、最適シフトチェンジ位置P
s′から最適駐車位置P2 ′までの後進経路は、左転舵
部と、この左転舵部に続く左保舵部bと、左保舵部bに
続く右転舵部と、この右転舵部に続く後進直進部cと、
後進直進部cに続く右転舵部と、この右転舵部に続く右
保舵部d、右保舵部dに続く左転舵部と、この左転舵部
に続く後進直進部eとから構成される。上記自動操舵制
御により、車両Vは最適スタート位置P1 ′から左側に
横方向移動距離Yだけずれた最適駐車位置P2 ′に導か
れる。
【0055】図25(A)は、前後に障害物が存在する
場合の最適駐車位置P2 ′を示している。この場合の最
適駐車位置P2 ′は、前後の障害物のうち道路の中央側
に張り出した障害物(図において自車の後側の障害物)
の右側面に自車の右側面が一致し、かつ自車の前側の障
害物との間に自車が脱出できるだけの距離Cが確保され
る位置に設定される。図25(B)は、自車の後側だけ
に障害物が存在する場合の最適駐車位置P2 ′を示して
いる。この場合の最適駐車位置P2 ′は、後側の障害物
の右側面に自車の右側面が一致し、かつ後側の障害物が
車両である場合を考慮して、該車両が自車と干渉せずに
脱出できるだけの距離Cが確保される位置に設定され
る。上記何れの場合も、最適駐車位置P2 ′が車幅Bの
中心線上に設定されるのは勿論である。
【0056】図26および図27は、スタート位置P1
が最適スタート位置P1 ′に対して後側(図中下側)に
Δaだけずれている例を示している。この場合、移動軌
跡の修正を行わないと、図26に示すように、駐車位置
2 も最適駐車位置P2 ′に対して後側(図中下側)に
Δaだけずれてしまう。そこで、図27に示すように、
スタート位置P1 直後の前進直進部aをΔaだけ延長す
ることにより、シフトチェンジ位置Psを最適シフトチ
ェンジ位置Ps′に一致させて駐車位置P2 を最適駐車
位置P2 ′に一致させることができる。
【0057】またスタート位置P1 が最適スタート位置
1 ′に対して前側(図中上側)にΔaだけずれている
場合には、逆にスタート位置P1 直後の前進直進部aを
Δaだけ短縮することにより、駐車位置P2 を最適駐車
位置P2 ′に一致させることができる。但し、Δaが前
進直進部aよりも長い場合には上記手法では修正不能で
あるため、スタート位置P1 を後側(図中下側)にずら
すように、操作段階教示装置11により画像および音声
でドライバーに報知する。スタート位置P1 が最適スタ
ート位置P1 ′よりもΔaだけ後側(図中下側)にずれ
た場合にも、Δaが予め設定した閾値を越えた場合に限
り、スタート位置P1 を前側(図中下側)にずらすよう
にドライバーに報知しても良い。
【0058】図28〜図30は、スタート位置P1 が最
適スタート位置P1 ′に対して右側(図中右側)にΔY
だけずれている例を示している。この場合、移動軌跡の
修正を行わないと、図28に示すように、駐車位置P2
も最適駐車位置P2 ′に対して右側(図中右側)にΔY
だけずれてしまう。そこで、図29に示すように、シフ
トチェンジ位置Psから駐車位置P2 に後進走行する過
程の後進直進部cをΔcだけ延長する。前記Δcは、そ
の左右方向成分が最初の左右方向のずれ量であるΔYに
一致するように設定されており、従って駐車位置P2
おいて車両Vの左右方向位置は最適駐車位置P2 ′の左
右方向位置に一致する。
【0059】しかしながら、上記修正の過程で前記Δc
の前後方向成分であるΔaのずれが発生するため、駐車
位置P2 が最適駐車位置P2 ′に対してΔaだけ後側
(図中下側)にずれてしまう(図29参照)。そこで、
図30に示すように、スタート位置P1 直後の前進直進
部aをΔaだけ延長することにより、駐車位置P2 を前
側(図中上側)にΔaだけ移動させて最適駐車位置
2 ′に一致させることができる。
【0060】逆に、スタート位置P1 が最適スタート位
置P1 ′に対して左側(図中左側)にΔYだけずれてい
る場合には、後進直進部cをΔcだけ短縮するととも
に、前進直進部aをΔaだけ短縮することにより、駐車
位置P2 を最適駐車位置P2 ′に一致させることができ
る。但し、Δcが後進直進部cよりも長い場合、あるい
はΔaが前進直進部aよりも長い場合には上記手法では
修正不能であるため、スタート位置P1 を右側(図中右
側)にずらすように、操作段階教示装置11により画像
および音声でドライバーに報知する。スタート位置P1
が最適スタート位置P1 ′よりもΔaだけ右側(図中右
側)にずれた場合にも、ΔcあるいはΔaが予め設定し
た閾値を越えた場合に限り、スタート位置P1 を左側
(図中左側)にずらすようにドライバーに報知しても良
い。
【0061】図31および図32は、スタート位置P1
が最適スタート位置P1 ′に一致しているが、スタート
位置P1 での車両Vの向きが角度βだけ右側にずれてい
る例を示している。この場合、移動軌跡の修正を行わな
いと、図31に示すように、駐車位置P2 が最適駐車位
置P2 ′に対して前側(図中上側)にずれてしまい、し
かも駐車位置P2 での車両Vの向きが角度βだけ右側に
ずれてしまう。そこで、図32に示すように、シフトチ
ェンジ位置Psから駐車位置P2 に後進走行する過程の
右保舵部dをΔdだけ延長する。これにより、延長され
た右保舵部d+Δdでの車両Vの右旋回量が増加すると
ともに車両Vの後進距離が増加し、車両Vは左右に傾く
ことなく最適駐車位置P2 ′に正しく導びかれる。
【0062】逆に、スタート位置P1 での車両Vの向き
が角度βだけ左側にずれている場合には、シフトチェン
ジ位置Psから駐車位置P2 に後進走行する過程の右保
舵部dをΔdだけ短縮することにより、車両Vは左右に
傾くことなく、かつ左右に位置ずれすることなく最適駐
車位置P2 ′に導びかれる。但し、Δdが右保舵部dよ
りも長い場合には上記手法では修正不能であるため、ス
タート位置P1 での車両Vの傾きを修正するように、操
作段階教示装置11により画像および音声でドライバー
に報知する。スタート位置P1 が最適スタート位置
1 ′で角度βだけ右側にずれている場合にも、Δdが
予め設定した閾値を越えた場合に限り、車両Vの角度β
を修正するようにドライバーに報知しても良い。
【0063】以上、縦列駐車/左モードを例にとって移
動軌跡の修正手法を説明したが、スタート位置P1 のず
れが複数同時に発生した場合には、それぞれの修正手法
を組み合わせることにより対処する。またスタート位置
1 を第1の位置とし、シフトチェンジ位置Psを第2
の位置として移動軌跡の修正を行った後、シフトチェン
ジ位置Psを第1の位置とし、駐車位置P2 を第2の位
置として移動軌跡の修正を行えば精度を一層高めること
ができる。
【0064】次に、図33〜図35に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。この第2実施例では、スタート
位置P1 が第1の位置を構成し、シフトチェンジ位置P
sが第2の位置を構成する。
【0065】図33(A)において、車両Vがスタート
位置P1 に停止すると、障害物検出手段S8 …により検
出した車庫の周囲の物体に基づいて第1実施例と同様に
最適駐車位置P2 ′を決定する。続いて、最適駐車位置
2 ′に車両Vを導くための最適シフトチェンジ位置P
s′を、車庫の周囲の物体Zからの距離Lと、最適駐車
位置P2 ′からの距離Tと、最適シフトチェンジ位置P
s′での車両Vの傾斜角度β0 により設定する。この最
適シフトチェンジ位置Ps′は、図2の規範転舵角θr
efの後半の後進部分をそのまま実行することにより、
車両Vを最適駐車位置P2 ′に導くことができる位置で
ある。従って、スタート位置P1 がずれていても、規範
転舵角θrefの前半の前進部分を修正して車両Vをス
タート位置P1 から最適シフトチェンジ位置Ps′に導
びけば、それ以後の修正を必要とせずに車両Vを最適駐
車位置P2 ′に導くことができる。
【0066】尚、最適シフトチェンジ位置Ps′を物体
Zからの距離Lを基準として設定する代わりに、図33
(B)に示すように、車庫の反対側の物体Yからの距離
L′を基準として設定することもできる。
【0067】次に、移動軌跡の修正の具体的手法につい
て説明する。
【0068】図34は最適スタート位置P1 ′から最適
シフトチェンジ位置Ps′までの規範転舵角θrefを
示すもので、最適スタート位置P1 ′直後の前進直進部
aと、前進直進部aに続く右転舵部と、この右転舵部に
続く右保舵部bと、右保舵部bに続く左転舵部と、この
左転舵部に続いて最適シフトチェンジ位置Ps′に連な
る前進直進部cとから構成される。
【0069】図35(A)に示すように、スタート位置
1 に対して最適シフトチェンジ位置Ps′が、前後方
向に距離X離れており、左右方向に距離Y離れていると
する。先ず、図35(B)に示すように、車両Vがスタ
ート位置P1 から直接右旋回すると仮定して、右保舵部
bと、その前後の転舵部とにおける車両Vの右旋回量の
総和が角度β0 に一致するように前記右保舵部bの長さ
を決定する。続いて、図35(C)に示すように、車両
Vの右旋回に伴う左右方向の移動距離Y1 と、前進直進
部cによる左右方向の移動距離Y2 との和が左右方向の
距離Yに一致するように、前記前進直進部cの長さを決
定する。続いて、図35(D)に示すように、車両Vの
右旋回に伴う前後方向の移動距離X1 と、前進直進部c
による前後方向の移動距離X2 と、前進直進部aによる
前後方向の移動距離X3 との和が前後方向の距離Xに一
致するように、前記前進直進部aの長さを決定する。
【0070】以上のようにしてスタート位置P1 から最
適シフトチェンジ位置Ps′までの規範転舵角θref
を設定すれば、その規範転舵角θrefに基づいて自動
操舵制御を行うことにより、スタート位置P1 のばらつ
きに拘わらずに車両Vを最適シフトチェンジ位置Ps′
に正しい角度β0 で導くことができる。従って、最適シ
フトチェンジ位置Ps′から後は図2の規範転舵角θr
efの後半の後進部分をそのまま実行するだけで、車両
Vを確実に最適駐車位置P2 ′に導くことができる。
【0071】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0072】例えば、実施例では目標位置までの車両V
の移動軌跡が予め記憶部23に記憶されているが、車両
Vの現在位置および目標位置から前記移動軌跡を算出す
ることも可能である。
【0073】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、車両の移動軌跡を転舵角に基づいて複数の領
域に分割し、前記複数の領域の少なくとも一つの領域の
移動軌跡を物体検出手段の検出結果に基づいて修正する
ことにより、第1の位置における車両の位置ずれや角度
ずれの影響、あるいは周囲の障害物の影響を補償して車
両を第2の位置に正しく誘導することができる。
【0074】また請求項2に記載された発明によれば、
移動軌跡が車両の移動距離に対する転舵角の関係として
設定されるので、自動操舵制御中に車速が変化しても車
両を第2の位置に正しく誘導することができる。
【0075】また請求項3に記載された発明によれば、
移動軌跡の複数の領域が、転舵角が0に保持される直進
部、転舵角が0以外の所定値に保持される保舵部および
転舵角が変化する転舵部の何れかであるので、移動軌跡
の修正が単純化されて制御が容易になる。
【0076】また請求項4に記載された発明によれば、
第1の位置および第2の位置間の所定位置と、物体検出
手段で検出した物体とが所定の関係となるように移動軌
跡を修正するので、第1の位置から所定位置までの移動
軌跡を修正するだけで、所定位置から第2の位置までの
移動軌跡を修正することなく、車両を第2の位置に正し
く誘導することができる。しかも移動軌跡の修正により
所定位置を変化させて物体との干渉を回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操舵制御装置を備えた車両の全体構成図
【図2】移動軌跡Xに対する規範転舵角θrefの関係
を示す図
【図3】モード選択スイッチおよび自動駐車スタートス
イッチを示す図
【図4】バック駐車/左モードの移動軌跡を示す図
【図5】バック駐車/左モードの最適駐車位置の設定手
法を示す図
【図6】理想的なバック駐車/左モードの作用説明図
【図7】バック駐車/左モードでスタート位置が後側に
ずれたときの作用説明図(その1)
【図8】バック駐車/左モードでスタート位置が後側に
ずれたときの作用説明図(その2)
【図9】バック駐車/左モードで車両がスタート位置で
左に傾いたときの作用説明図(その1)
【図10】バック駐車/左モードで車両がスタート位置
で左に傾いたときの作用説明図(その2)
【図11】バック駐車/左モードで車両がスタート位置
で左に傾いたときの作用説明図(その3)
【図12】バック駐車/左モードでスタート位置が右側
にずれたときの作用説明図(その1)
【図13】バック駐車/左モードでスタート位置が右側
にずれたときの作用説明図(その2)
【図14】バック駐車/左モードでスタート位置が右側
にずれ、かつ右側に障害物が存在するときの作用説明図
(その1)
【図15】バック駐車/左モードでスタート位置が右側
にずれ、かつ右側に障害物が存在するときの作用説明図
(その2)
【図16】バック駐車/左モードでスタート位置が右側
にずれ、かつ右側に障害物が存在するときの作用説明図
(その3)
【図17】バック駐車/左モードでスタート位置が右側
にずれ、かつ右側に障害物が存在するときの作用説明図
(その4)
【図18】バック駐車/左モードでスタート位置が右側
にずれ、かつ右側に障害物が存在するときの作用説明図
(その5)
【図19】バック駐車/左モードで前側に障害物が存在
するときの作用説明図(その1)
【図20】バック駐車/左モードで前側に障害物が存在
するときの作用説明図(その2)
【図21】バック駐車/左モードで前側に障害物が存在
するときの作用説明図(その3)
【図22】バック駐車/左モードで前側に障害物が存在
するときの作用説明図(その4)
【図23】バック駐車/左モードで前側に障害物が存在
するときの作用説明図(その5)
【図24】理想的な縦列駐車/左モードの説明図
【図25】縦列駐車/左モードの最適駐車位置の設定手
法を示す図
【図26】縦列駐車/左モードでスタート位置が後側に
ずれたときの作用説明図(その1)
【図27】縦列駐車/左モードでスタート位置が後側に
ずれたときの作用説明図(その2)
【図28】縦列駐車/左モードでスタート位置が右側に
ずれたときの作用説明図(その1)
【図29】縦列駐車/左モードでスタート位置が右側に
ずれたときの作用説明図(その2)
【図30】縦列駐車/左モードでスタート位置が右側に
ずれたときの作用説明図(その3)
【図31】縦列駐車/左モードで車両がスタート位置で
右に傾いたときの作用説明図(その1)
【図32】縦列駐車/左モードで車両がスタート位置で
右に傾いたときの作用説明図(その2)
【図33】本発明の第2実施例に係る最適シフトチェン
ジ位置の設定手法の説明図
【図34】スタート位置からシフトチェンジ位置までの
規範転舵角を示す図
【図35】スタート位置からシフトチェンジ位置までの
規範転舵角の修正手法の説明図
【符号の説明】
7 ステアリングアクチュエータ 22 制御部(アクチュエータ制御手段) 23 記憶部(移動軌跡設定手段) S8 物体検出手段 V 車両 Wf 前輪(車輪) X 車両の移動距離 θ 転舵角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 119:00 B60R 21/00 628Z (72)発明者 瀧下 謙一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D032 CC20 DA03 DA15 DA22 DA24 DA76 DA88 DA91 DA93 DA95 DB03 DB07 DC04 DC33 EA01 EB04 EB11 EC22 GG01 3D033 CA03 CA11 CA13 CA16 CA17 CA21 CA33 5H301 AA01 BB20 CC03 CC06 DD02 GG09 GG10 GG12 GG14 GG28 GG29 HH02 HH04 HH18 JJ02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の位置から第2の位置までの車両
    (V)の移動軌跡を記憶または算出する移動軌跡設定手
    段(23)と、 車輪(Wf)を転舵するステアリングアクチュエータ
    (7)と、 車両(V)周辺の物体の有無を検出する物体検出手段
    (S8 )と、 移動軌跡設定手段(23)により設定された車両(V)
    の移動軌跡および物体検出手段(S8 )の検出結果に基
    づいてステアリングアクチュエータ(7)の駆動を制御
    するアクチュエータ制御手段(22)と、を備えた車両
    の自動操舵装置において、 前記アクチュエータ制御手段(22)は、転舵角(θ)
    に基づいて車両(V)の移動軌跡を複数の領域に分割す
    るとともに、物体検出手段(S8 )の検出結果に基づい
    て前記複数の領域の少なくとも一つの領域の移動軌跡を
    修正することを特徴とする車両の自動操舵装置。
  2. 【請求項2】 前記移動軌跡は、車両(V)の移動距離
    (X)に対する転舵角(θ)の関係として設定されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の車両の自動操舵装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の領域は、転舵角(θ)が0に
    保持される直進部、転舵角(θ)が0以外の所定値に保
    持される保舵部および転舵角(θ)が変化する転舵部の
    何れかであることを特徴とする、請求項1または2に記
    載の車両の自動操舵装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータ制御手段(22)
    は、第1の位置および第2の位置間の所定位置と、物体
    検出手段で検出した物体とが所定の関係となるように移
    動軌跡を修正することを特徴とする、請求項1〜3の何
    れかに記載の車両の自動操舵装置。
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