JP2001017811A - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JP2001017811A
JP2001017811A JP11193401A JP19340199A JP2001017811A JP 2001017811 A JP2001017811 A JP 2001017811A JP 11193401 A JP11193401 A JP 11193401A JP 19340199 A JP19340199 A JP 19340199A JP 2001017811 A JP2001017811 A JP 2001017811A
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Masatake Ose
正武 小瀬
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AIHO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い塵埃等集塵能力を有する集塵装置を提供
する。 【解決手段】 塵埃等を含むエアーは、送風機4の吸気
口から第1集塵部10に流入して塵埃等は多孔性のバッ
フル部材11によって一部補集される。第1集塵部10
を通過した塵埃等は矢印41方向に移動して第2集塵部
20の金網板21及びフィルター板24によって集塵さ
れる。第2集塵部20を通過した塵埃等はさらに、第3
集塵部30のフィルター部材31で集塵された後、クリ
ーンエアーとして排気口8から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵埃等を集塵する
集塵装置に係り、特にダイオキシン類等の有害な粉塵を
吸気して集塵するのに好適に用いられる集塵装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境対策への積極的な取り組みが
進み、ごみ焼却設備で発生するダイオキシン類等の有害
な粉塵が問題視されはじめている。中でも、ごみ焼却設
備の焼却炉の清掃、補修等を行う場合に、焼却炉内に残
留するダイオキシン類等の粉塵が作業者の作業環境を悪
化させることが懸念されている。従来、ごみ焼却設備を
停止して焼却炉内で作業する場合には、ごみ焼却設備に
予め設置されている補修時用換気設備等を用いて焼却炉
内を換気しながら作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の補修時用換
気設備は、主として焼却炉を含むごみ焼却設備の広い範
囲を換気する場合には極めて有効である。しかしなが
ら、例えば焼却炉内の局所を集中的に集塵する場合には
限界があった。
【0004】そこで、本発明は、高い塵埃等集塵能力を
有する集塵装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の集塵装置は、請求項1に記載の通りに構成
されている。ここで、請求項1、また他の請求項及び発
明の詳細な説明に記載した用語については以下のように
解釈する。 (1)「塵埃等」には、塵埃自体はもちろん、各種の粉
塵や煤塵、花粉、ウイルス等の病原体、たばこの粒子等
も含む。 (2)「段状」には、階段状以外に、例えば複数の板状
片を平行な状態でスライドさせ、一つの板状片に対して
他の板状片が突出して配置されるような形態等も含む。 (3)「傾斜」には、直線的な勾配以外に曲線的な勾配
等も含む。
【0006】請求項1に記載の集塵装置によれば、多孔
性のバッフル部材は塵埃等を含むエアーの流れを順次遮
るように配置されており、塵埃等を含むエアーは集塵部
に流入した後多孔性のバッフル部材に順次接触すること
になる。そして、塵埃等を含むエアーがバッフル部材に
接触する度にバッフル部材の孔によって塵埃等は篩い分
けられて補集される。従って、集塵する塵埃等に対応し
た径の孔を備えたバッフル部材を設けることによって、
塵埃等の高い集塵効果を得ることができる。また、バッ
フル部材を段状に配置しているため、エアーの流れに整
流作用を与えることができる。
【0007】また、本発明の集塵装置は、請求項2に記
載の通りに構成されている。請求項2に記載の集塵装置
によれば、集塵部のフィルター部材は傾斜して配置され
ており、所定の設置領域内にフィルター部材を効率的に
設置することができる。従って、塵埃等を含むエアーが
フィルター部材と接触する接触面積を増加させることが
でき、フィルター部材によって塵埃等を効果的に集塵す
ることができる。また、フィルター部材を効率的に配置
したことによって、集塵部をコンパクトに設計すること
ができる。
【0008】また、本発明の集塵装置は、請求項3に記
載の通りに構成されている。請求項3に記載の集塵装置
によれば、第1集塵部では、塵埃等を含むエアーがバッ
フル部材に接触する度にバッフル部材の孔によって塵埃
等は篩い分けられて補集される。また、第2集塵部で
は、所定の設置領域内にフィルター部材を効率的に設置
することによって塵埃等を含むエアーがフィルター部材
と接触する接触面積を増加させ、フィルター部材によっ
て塵埃等を効果的に集塵することができる。そして、第
1集塵部と第2集塵部とを組み合わせたため、第1集塵
部のバッフル部材で補集されなかった塵埃等は第2集塵
部に流入してフィルター部材によって集塵される。従っ
て、塵埃等の高い集塵効果を得ることができる。
【0009】また、本発明の集塵装置は、請求項4に記
載の通りに構成されている。請求項4に記載の集塵装置
によれば、自在に移動を可能とする自走手段を備えてい
るため必要に応じて集塵装置を移動させることができ
る。従って、種々の設備において必要になった時には比
較的容易に移動して使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態の
集塵装置の構成を図面を用いて説明する。図1は本実施
の形態の集塵装置の正面図である。また、図2は図1の
集塵装置の側面図を示し、図3は図1の集塵装置の背面
図を示している。なお、本実施の形態では、焼却炉にお
いてダイオキシン類等の有害な粉塵を含有するエアーを
集塵装置で吸気して集塵した後、クリーンエアーとして
焼却炉内へ排気する場合について記載する。
【0011】図1〜図3に示すように、集塵装置1は箱
型状に形成され、本体2の底面の四箇所にはキャスター
3が取り付けられている。また、本体2の背面側には移
動用のハンドル7が取り付けられている。従って、作業
者は、ハンドル7を操作することによって集塵装置1を
容易に移動させることができる。なお、キャスター3は
本発明の自走手段に対応している。
【0012】また、本体2は、(図中の)下方から上方
に向かって、第1集塵部10、第2集塵部20、第3集
塵部30の順に縦三段に構成されている。本体2の正面
側には、第1集塵部10、第2集塵部20、第3集塵部
30のそれぞれに対応した位置に点検扉16,26,3
6(それぞれ、取っ手16a,26a,36aを備えて
いる)が設けられており、点検扉16,26,36を開
放して集塵部10〜30内を点検することができる。ま
た、第1集塵部10の(図中の)下面には、清掃用の集
塵箱(図示しない)が設置されている。
【0013】本体2の背面側下方位置(第1集塵部1
0)には、ファン式の送風機(吸気口)4が設けられ、
本体2の上面(第3集塵部30)には排気口8が設けら
れている。従って、エアーは送風機4の吸気口から図2
中の矢印40方向に吸気され、排気口8から図中の矢印
46方向に排気される。なお、本体2の背面側上部の取
付板9を取外すことにより、排気口を本体2の背面側に
確保することもできる。また、本体2の背面側には、第
2集塵部20の圧力損失(差圧)を表示する差圧計5、
送風機4のオン−オフ用スイッチ6が設置されている。
【0014】次に、第1集塵部10、第2集塵部20、
第3集塵部30内の構成について、図1〜図5を用いて
詳細に説明する。なお、図4は第1集塵部10のバッフ
ル部材の斜視図であり、図5は第2集塵部20の構成を
示す斜視図である。
【0015】まず、第1集塵部10には、図4に示すよ
うなバッフル部材11が4片設けられている。バッフル
部材11は板状片により形成され、垂直部12及び傾斜
部13,14を備えている。傾斜部13,14は、垂直
部12と直交する面に対して角度θだけ傾斜して形成さ
れている。また、バッフル部材11の全面にわたって孔
15(例えば、内径4mmの円形状)が所定の間隔で複
数形成されている。バッフル部材11はいずれも、各垂
直部12が送風機4の吸気口から吸気されたエアーの流
れに対して直交するように互いに平行に配置され、各バ
ッフル部材11の間には所定の隙間が形成されている。
なお、このようにバッフル部材11を配置した状態が本
発明の「エアーの流れを順次遮る」に対応している。
【0016】また、図2に示すように、送風機4の吸気
口から離れた位置のバッフル部材11ほど、(図中の)
上方側にずれて配置されている。なお、このようにバッ
フル部材11を配置した状態が本発明の「段状」に対応
している。バッフル部材11に傾斜部13,14を設
け、さらにバッフル部材11を段状に配置したため、第
1集塵部10を通過するエアーの流れを整えて第2集塵
部20へ円滑に流入させることができる。
【0017】図5に示すように、第2集塵部20には、
ほぼ同じ大きさに形成された平板状の金網板21及びフ
ィルター板24が設置されている。金網板21の枠22
には金網23aが取付けられ、フィルター板24の枠2
5にはろ材23bが取付けられている。そして、金網板
21とフィルター板24とを2枚重ね合わせて1組のフ
ィルター部材28が形成され、計8組のフィルター部材
28が設置されている。
【0018】また、各フィルター部材28に対応したガ
イドレール27が設けられており、金網板21及びフィ
ルター板24は、個々にガイドレール27に沿ってスラ
イド可能に構成されている。例えば、金網板21やフィ
ルター板24を図5中の矢印50方向にスライドさせ
て、容易に取外すことができる。このように金網板21
及びフィルター板24を取外し自在に構成したため、金
網板21及びフィルター板24を清掃する場合に容易に
対応することができる。
【0019】また、フィルター部材28は、いずれも粉
塵を含むエアーの流れ(図2中の矢印41方向)に対し
て直線的に傾斜して配置され、さらにフィルター部材2
8の傾斜が切れ目なく連続するような形態(エアーの流
れに対して隙間が形成されないような形態)に配置され
ている。フィルター部材28を傾斜して配置したため、
第2集塵部20の断面内にフィルター部材28を効率的
に設置することができる。従って、粉塵を含むエアーが
フィルター部材28と接触する接触面積を拡大すること
ができる。また、フィルター部材28を傾斜状に形成し
たため、スイッチ6をオフ側に切換えて集塵を停止した
場合に、集塵したダイオキシン類等の粉塵が第1集塵部
10側に容易に落下する。従って、フィルター部材28
の清掃が容易である。
【0020】さらに、フィルター部材28の傾斜が連続
するように配置したため、フィルター部材28をエアー
と均一に接触させることができるうえに、例えば、フィ
ルター部材28エアーの流れに対して積み重ねて形成し
た場合に比べて圧力損失(差圧)が低くなり、第2集塵
部20を通過するエアーの通過流量をアップすることが
できる。
【0021】また、金網板21はフィルター部材28の
下面側(第1集塵部10側)に設けられ、第1集塵部1
0を通過したエアーはフィルター板24よりも先に金網
板21に接触するように配置されている。また、金網板
21の金網23aと、フィルター板24のろ材23bと
の間には、所定の間隔tが形成されている。フィルター
部材28の金網板21及びフィルター板24をこのよう
に配置したため、金網23aとろ材23bとの間にダイ
オキシン類等の粉塵を集塵することができる。なお、金
網23aとろ材23bとの間の間隔tを変えることによ
って、フィルター部材28に粉塵が集塵される集塵量が
変化する。
【0022】さらに、各フィルター部材28は、その水
平面が、第1集塵部10に設置されたバッフル部材11
の垂直部12の水平面に対してほぼ平行かつ直交するよ
うに配置されている。フィルター部材28をこのように
配置することによって、バッフル部材11を通過したエ
アー中の粉塵は、フィルター部材28と均一に接触す
る。従って、フィルター部材28を配置する位置によっ
て塵埃等の目詰まりが偏るのを防止することができ、フ
ィルター28部材を効率的に使用した集塵を行うことが
できる。
【0023】次に、第3集塵部30には、フィルター部
材31が設置されている。フィルター部材31は、その
集塵面31aが粉塵を含むエアーの流れ(図2中の矢印
45)に対して直交するように配置されている。
【0024】次に、集塵装置1の動作並びに集塵装置1
内のエアーの流れについて図2及び図6,7を用いて詳
細に説明する。なお、図6はバッフル部材の配置を示す
説明図であり、図7はフィルター部材の配置を示す説明
図である。なお、説明上図6では4片のバッフル部材1
1のうち2片のみについて記載ており、孔15について
数を省略している。
【0025】まず、送風機4の吸気口及び排気口8に所
定のホースを接続して、いずれのホースも焼却炉内に挿
入する。そして、スイッチ6をオン側に切換えて送風機
4を起動する。これによって、第1集塵部10には図2
中の矢印40方向のエアーの流れが形成される。そし
て、図6に示すように、第1集塵部10ではバッフル部
材11の吸気口側の面にダイオキシン類等の粉塵を含む
エアーが衝突する。そして、孔15を通過できなかった
粉塵は(図中の)下方に落下して集塵箱(図示しない)
に補集される。また、例えば垂直部の孔15を通過した
粉塵は、図中の矢印42方向に落下するもの、次のバッ
フル部材11の孔15を通過する(矢印43方向)も
の、そして段状に配置され傾斜部13,14を有するバ
ッフル部材11の効果によって矢印41方向のエアーの
流れとともに上昇するものとに別れる。粉塵をこのよう
に別けることができるのは、バッフル部材11の構成で
説明したように、各バッフル部材11の間に所定の隙間
が形成されているからである。そして、最終的には、4
片のバッフル部材11の効果によって、集塵箱に補集さ
れるものと、第2集塵部20に流入するものとに別れ
る。
【0026】なお、本実施の形態の集塵装置1において
は、送風機4の吸気口から離れた位置のバッフル部材1
1ほど、(図6中の)上方側にずれて配置したが、バッ
フル部材11が段状に配置されていればその配置形状は
限定されない。例えば、送風機4の吸気口から離れた位
置のバッフル部材11ほど、(図6中の)下方側にずれ
て配置してもよい。これは、図2に示す第1集塵部10
の形状から判るように、矢印40方向に吸気されたエア
ーは、バッフル部材11の配置等に関わらず圧力の低い
方向(第2集塵部20側)に流出するからである。
【0027】次に、第2集塵部20に流入したエアー
は、図7中の矢印41方向に移動し、フィルター部材2
8に衝突する。そして、ダイオキシン類等の粉塵は、金
網板21の金網23aとフィルター板24のろ材23b
との間(間隔t)に集塵される。フィルター板24のろ
材23bを通過した粉塵は、矢印44a,44b方向の
エアーの流れとともに第3集塵部30に流入する。な
お、差圧計5の指示値が適宜決められた値以上になった
場合には、スイッチ6をオフ側に切換えて送風機4を停
止した後、点検扉26を開放して金網板21及びフィル
ター板24の清掃を行う。
【0028】次に、第2集塵部20を通過した粉塵を含
むエアーは、図2中の矢印45方向に移動して第3集塵
部30のフィルター部材31に衝突する。そして、第2
集塵部20のフィルター部材28によって集塵できなか
った粉塵はフィルター部材31によって集塵され、クリ
ーンエアーとして排気口8から矢印46方向(焼却炉
内)に排気される。
【0029】以上のように構成した集塵装置1によれ
ば、ダイオキシン類等の粉塵に対応した径の孔を有する
バッフル部材11を設けることにより、粉塵の高い集塵
効果を得ることができる。また、4片のバッフル部材1
1を設けたため、例えば1片のバッフル部材を設けた場
合よりも粉塵のさらに高い集塵効果を得ることができ
る。
【0030】また、フィルター部材28は、いずれも粉
塵を含むエアーの流れに対して直線的に傾斜して配置さ
れ、さらにフィルター部材28の傾斜が切れ目なく連続
するような形態に配置されているため、粉塵を含むエア
ーがフィルター部材28と接触する接触面積を拡大する
ことができるうえに、フィルター部材28を粉塵を含む
エアーと均一に接触させることができ、さらに、第2集
塵部20を通過するエアーの通過流量をアップすること
ができる。
【0031】また、集塵装置1を第1集塵部10、第2
集塵部20、第3集塵部30の順に三段式に構成したた
め、粉塵の高い集塵効果を得ることができる。また、第
1集塵部10にバッフル部材11を設けたため、粉塵の
粗い粒子はバッフル部材11で除去(補集)され、第2
集塵部20のフィルター部材28の目詰まりを防止する
ことができる。従って、集塵装置1を効率的に使用する
ことができる。
【0032】また、本体2の底面にキャスター3を取付
けたため、集塵装置1を比較的容易に移動して使用する
ことができる。
【0033】なお、本発明は上記の実施の形態のみに限
定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられ
る。以上の実施の形態では、集塵装置1を、第1集塵部
10、第2集塵部20、第3集塵部30の順に組み合わ
せて構成したが、例えば第1集塵部10あるいは第2集
塵部20のみで構成することもできる。また、集塵装置
1を、第1集塵部10、第2集塵部20、第3集塵部3
0の順に縦三段に配置したが、例えば各集塵部10〜3
0を横方向に配置することもできる。
【0034】また、焼却炉においてエアー中のダイオキ
シン類等の粉塵を集塵する集塵装置1について記載した
が、各種の設備おいて種々の塵埃等を集塵する集塵装置
に適用することもできる。その場合には、第1集塵部1
0のバッフル部材11の孔15の形状、内径、数等や、
第2集塵部20のフィルター部材28及び第3集塵部3
0のフィルター部材31の種類や、各種の構成部材の材
質等を必要に応じて適宜変更することにより対応するこ
とができる。
【0035】また、第1集塵部10に4片のバッフル部
材11を設けたが、バッフル部材の数は必要に応じて種
々変更可能である。また、バッフル部材11の孔15の
形状や内径、数等は適宜変更することができる。さら
に、傾斜部13,14の傾斜角度θや、各バッフル部材
11のずれ具合等は種々変更可能である。また、1片の
部材によって段状のバッフル部材を形成することもでき
る。
【0036】また、第2集塵部20に8組のフィルター
部材28を設けたが、フィルター部材28の数や大きさ
等は必要に応じて種々変更可能である。また、金網23
aとろ材23bとの間隔tは適宜変更することができ
る。さらに、フィルター部材28,31の種類等は限定
されず、必要に応じて種々変更可能である。
【0037】また、金網板21とフィルター板24はい
ずれも平板状に形成し、従ってフィルター部材28は直
線的に傾斜して配置したが、曲線的に傾斜させてもよ
い。また、フィルター部材28の傾斜角度は適宜変更可
能である。
【0038】また、金網板21とフィルター板24はガ
イドレール27上をスライドさせて取外し可能に構成し
たが、金網板21とフィルター板24の設置形態は限定
されず、必要に応じて種々変更することができる。
【0039】また、第1集塵部10にはエアーを吸気す
るためにファン式の送風機4を設けたが、エアーを吸気
する手段は必要に応じて種々変更可能である。例えば、
電気集塵式であってもよい。また、送風機4は、第3集
塵部30の排気口8側に設置してもよい。
【0040】また、本体2の底面にキャスター3を取付
けて集塵装置1を自在に移動可能に構成したが、集塵装
置1を移動する手段は限定されない。例えば、駆動装置
を搭載した車輪等であってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高い塵埃等集塵能力を有する集塵装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の集塵装置の正面図であ
る。
【図2】図1の集塵装置の側面図である。
【図3】図1の集塵装置の背面図である。
【図4】第1集塵部のバッフル部材の斜視図である。
【図5】第2集塵部の構成を示す斜視図である。
【図6】バッフル部材の配置を示す説明図である。
【図7】フィルター部材の配置を示す説明図である。
【符号の説明】
1…集塵装置 3…キャスター 10…第1集塵部 11…バッフル部材 12…垂直部 13,14…傾斜部 15…孔 20…第2集塵部 21…金網板 23a…金網 23b…ろ材 24…フィルター板 27…ガイドレール 28,31…フィルター部材 30…第3集塵部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃等を集塵する集塵装置であって、 塵埃等を含むエアーが流入する集塵部を備え、該集塵部
    には前記エアーの流れを順次遮るように多孔性のバッフ
    ル部材が複数個、段状に配置されていることを特徴とす
    る集塵装置。
  2. 【請求項2】 塵埃等を集塵する集塵装置であって、 塵埃等を含むエアーが流入する集塵部を備え、該集塵部
    には複数のフィルター部材がエアーの流れに対して傾斜
    して配置されていることを特徴とする集塵装置。
  3. 【請求項3】 塵埃等を集塵する集塵装置であって、 塵埃等を含むエアーが順に流入する第1集塵部及び第2
    集塵部を備え、前記第1集塵部には前記エアーの流れを
    順次遮るように多孔性のバッフル部材が複数個、段状に
    配置され、前記第2集塵部には複数のフィルター部材が
    エアーの流れに対して傾斜して配置されていることを特
    徴とする集塵装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の集塵装
    置であって、 自在に移動を可能とする自走手段を備えていることを特
    徴とする集塵装置。
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